【第13夜】
7800万キロの虚空
<PART−15>
激震の赤い大地
かくして、ウィザード達はやってきた・・・通常ならば、片道8ヶ月は掛かるといわれた火星へと。
赤い空に赤い大地を持つこの星は、今・・・地球へ向けて移動を開始していた。
鋼地 >「……火星……か……(周囲を警戒)」
弓 >マーズ!マーズ!MARS!よかろうあばずれめ!我らが神罰の味、噛み締めるがいい!(嘘)
凛 >「ふわぁ〜なんか不思議な感じだね〜ボク達、火星にいるんだよ〜(きょろきょろ)」>みんな
翔真 >「問題のベースに連れ去られた人達と…、火星を動かす原因となっている魔王が居るかどうか……。」
ジョニー >「2年ぶりだな・・・ここは・・・・」
凛 >「ほえ?ジョニさん、来たことあるの?(小首傾げ)」
ジョニー >「2年前・・・ここにガレオンの基地があってな・・・それを壊滅させたんだよ・・・」>凛
アドノレ >「単身赴任と出張と…お役所勤めの悲しさか」
鋼地 >「一度ここにいらしたということは……道などもある程度わかります?」>ジョニーさん
ジョニー >「内部構造が変わっていなければ、ある程度は出来ると思うが・・・」>道順
凛 >「ふむふむ〜なら、その昔に基地のあった場所に再建している可能性が高いかも!」
弓 >「だいたいの場所なら、そらが感知してくれてる………もう少し西ね。」
凛 >「了解!(ふわふわ〜)」
翔真 >まずは一刻も早く、火星の進行を止めないと…ベクタートラップで月までの空間を圧縮し、その潮汐力で引っ張って軌道を逸らしたい(違
ジョニー >ウーレンベックカタパルトを使えば短縮され(殴打
GM >という訳で、火星の薄い大気を抜ければ地上だ。時は夕暮れ時か・・・落日の輝きは、ここ火星では青白く見えるんだけど、星そのものが理を離れて移動しているせいか、風がやたら強い・・・
凛 >「飛ばされそう〜(翔君の腕に掴まり)」
翔真 >「………気を付けろ(苦笑)」
ジョニー >「シーリングしてあるとはいえ・・・整備が大変になるんだよなあ・・・」>砂埃
翔真 >「このままデータに基いて、基地の近場に降りようかと思う。迎撃の可能性が十分有り得るので各員注意する様に。」
凛 >「了解〜!(こくこく)」
鋼地 >「(風が……強い……)……了解です。」>翔真さん
アドノレ >帰る時は自爆装置のカウントダウン付きと相場が決まって(。。)★/
ジョニー >お約束だなあ〜(笑)
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・・エミュレイターの活動を確認・・・近いです・・・」
アドノレ >「出入り口の位置まで再利用なら手間が省けてよいのだが」
翔真 >「ここに来た事が有る者が居るなら、確かに楽になるな(苦笑)」
GM >ウィザード達が到達したのは、火星の赤道近く。荒れ果てた赤い荒野に3つの山…アルシア・パポニス・アスクレウス…が並び、更にその奥に、火星最大のオリンポスが聳え立つ。
翔真 >「時間が惜しい、行くぞ。」>ALL
弓 >「そうね、急ぎましょう」
アドノレ >「うむっ」遠慮なく翼を広げ
凛 >「うん!(こくこく)」
ジョニー >「了解だ」
そら >「エナージョンウィング、大気圧修正完了・・・エミュレイターの所在地まで進行します。」
弓 >「…私も出るわ…。……」そらと平行して、先を飛ぶかな。いちおう、周囲を警戒しつつ〜
アドノレ >何しろだだっ広いので気を張らんと色々見逃すからな
鋼地 >「了解です。行きます……『イシュマエル』。」こちらも周囲を警戒します〜。あ、簡易魔法も起動します。
翔真 >「………(二人に限ってそんなミスをするとは思わえんが、高度を取り過ぎて発見されは……)」
ジョニーの過去の知識によれば、かつて存在していたガレオンの本拠地は、
オリンポスの火口に存在していたのだという…。
翔真 >オリンポスキャノン……(苦笑)
ジョニー >では、基地が見える位置まで皆を案内します。砂煙が立たないように飛んで移動しよう・・・
翔真 >案内に従って移動開始、周囲に警戒を促しておきます。
アドノレ >誰も見てないところでこそっとお土産用火星の石を拾う(笑)
弓 >あ、それいいな(笑)あとでアドから買おう(笑)
凛 >「アドっち!負けた甲子園球児みたいなことしないの!(くすくす)」
アドノレ >「うぬぅっ。ばれてしまったか」>凛
凛 >「ん!あとで、ボクに提出するように!(くすっ)」
アドノレ >「お主も悪よのぉ」
凛 >「いあいあ、お代官様の方こそ(くすくす)」
ジョニー >「・・・・(苦笑」>アドノレ
翔真 >「魔王が二体も控えて居ると言うのに……呑気だな、お前は(苦笑)」>凛
凛 >「だからだよ〜そんな大物が2体もいるんだから、開き直らないとプレッシャーで押しつぶされちゃう!」>翔君
アドノレ >「ただでさえ少ない凹凸がピンチになるのだな」(笑)>凛
凛 >「何を言ってるのかな〜?ん〜?(髪の毛ひっぱり)」(笑)>アドノレ
アドノレ >「しっぽがもげる」
翔真 >「………大丈夫だ、俺達は魔王二人を同時に相手しても負けなかった。持てる全ての力を費やせ、必ず勝って帰るぞ。」
その頃、先行していた弓と【そら】は…
そら >「・・・・・・コンディションは、どうですか・・・?」>弓さん
弓 >「……8割がた、回復してる。…ジェネレーターも、概ね問題はないわ。」>そら
そら >「足りなければ、私が補充します・・・だから、だいじょうぶ(にこ)」
弓 >「…今のところは、問題ないわ………」
その時、弓は…行く手を遮るように存在する、巨大な何かを発見した。
弓 >「…………!…なに、あれは…?」
鋼地 >「?……あれは……?」
GM >それは、天地を貫くほどに巨大な…竜巻だ!
凛 >「うぁ!!!でっかい竜巻が(あわあわ)」
アドノレ >「だれぞ天気予報の心得は?」(大真面目)
翔真 >「少なくとも俺は無い(苦笑)竜巻の中に基地が隠されているとすれば………冬将軍の時と似た様な物か。」
ジョニー >「そうなると・・・突破するのが厄介だな(苦笑)」
凛 >「また、上空から突入する?」>翔君
翔真 >「他に手が無ければそうするが……そう簡単に行くとは正直思えん(苦笑)」>凛
凛 >「ん〜でも、正面突破は無謀だし・・・他に手はあるかな〜?(腕組んで小首傾げ)」
アドノレ >「動きを見て自然現象か障壁かを見極めてからだ」
鋼地 >竜巻のアナライズをしてみます。「『イサーク』データリンク! 『イシュマエル』……アナライズ!!」
《砂嵐》・・・自然現象に擬態したエミュレイター由来の防衛機構
前方・オリンポス山を中心に円形移動中
GM >ちなみに、範囲に入ると拡散魔導砲相当の攻撃が来ます・・・要するに竜巻に巻き込まれる(笑)
弓 >つまり、移動型拡散魔導砲台と考えればいいのかな?
GM >うむ、そう考えるとオッケー(笑)
鋼地 >では、アナライズ結果を皆さんにお伝えします〜。
ジョニー >「ビンゴか(苦笑)」・・・・・こっちに来ないでしょうね?(汗)
GM >問題の竜巻は、ゆっくりとオリンポス周辺を周回するコースを取っているね。
翔真 >「となると、長距離から防衛機構そのものを破壊するのが一番被害が少ない……?」
凛 >「基地まで被害及ぼさないかな〜?(眉根寄せ)」
翔真 >「移動をして居るとは言え、隙を作るような物では防衛機構の意味が無い。解除するか破壊するしか手は無いだろう。」
弓 >「………一瞬でもいいから、アレを吹き散らせばいいわけね(右腕を前に伸ばして、変形させつつ)」
ジョニー >「破壊の場合だと・・・最悪の場合は基地の連中に気付かれるかもしれないな」
凛 >「ん〜なら、力加減を間違えないようにだね!」
鋼地 >「それか超高高度からオリンポス山を偵察して上から突入……でしょうか……」
翔真 >「それならノアで直上から降りる方法が、有る意味一番早い………ガレオンの船を1隻拿捕して居れば侵入は難しくなかったのだが(苦笑)」
ジョニー >「戦闘部隊は殆ど出払っていると思うから・・・残っているのは守備隊だろう・・・」
凛 >「偵察に出てるかも!」
翔真 >「……上との戦闘から脱落して戻って来る船でも居ればな……。」
鋼地 >「……今ある戦力で、攻略を考えましょう……(思案顔)」
アドノレ >「どっちみちどこに制御ユニットを埋めてるか見破らない事には話しにならんだろ」
凛 >「魔法で解除はどだろう?」>みんな
鋼地 >「ちょっと僕には無理ですね……」
凛 >「そっか〜でも、鋼君に出来ないなら、誰も出来ないね〜(残念そうに)」
鋼地 >「いや、そうとも限らないと思いますが(汗)」
弓 >「………………………(いらいら)…吹き散らせば早いっていうのに……」
翔真 >「敵の警戒を煽りたく無いが……止むを得んか。」
凛 >「一瞬吹き飛ばしても、すぐに復活しそうかな?」
アドノレ >「直上は死角になっておらんか?施設の真上に竜巻を載せるわけにはいかんからな。もっとも別の対抗策までは考慮に入れてないが」
ジョニー >「なるほど。丁度目にもなっているから気流も安定しているだろう」
鋼地 >「では……一度、オリンポス真上にいって偵察、それから突入……でしょうか?」
翔真 >「直上に上がって、まだ何か有る様ならそこから突入を慣行。強襲降下に移ると言う運びか。」
凛 >「とりあえず、近寄って詳細を見てみよう!(ふわふわ〜)」>みんな
弓 >「…………………(溜息ついて)……まどろっこしいけど……わかったわ……」
アドノレ >さるを肩車してトーテムポール(偵察中)
一同は、オリンポス山の真上には砂嵐が存在しない事を確認。
相談の末、凛とジョニーのダブル・テレポートで砂嵐を避けて通る事にした。
その間に、一同は消費したアイテムを買い揃える事にする…。
凛 >「じゃ、ジョニさん〜タイミング合わせていこう!(ウィンク)」
ジョニー >「OK!」
鋼地 >それでは、おまかせします〜。MP欲しければ『瞑想』しますので〜。
ジョニー >了解! では、「二人でテレポート作戦」行きます(笑)
翔真 >………………そこはかとなく複雑な気持ちに(笑)
凛 >「『転移』詠唱開始!」
ウィザード達は、間一髪のタイミングでダブル・テレポートを成功させた。
ジョニーが一同を竜巻の進路上に転移させ、更に凛がオリンポスの上空へと転移させる。
そこで凛の魔法が完成し、一同が消失した後を、虚しく通過する竜巻・・・
ジョニー >凛ちゃんのテレポート・・・カウント20で発動・・・危な!!(笑)
凛 >「ふぃ〜ぎりぎりだた〜(@@」
翔真 >「……上手く行った様だな。」
アドノレ >「逃げ足の早さは財産だぞ」(なでなで)>凛
凛 >「むぅ〜なんか誉められてる気がしないぞ!」(笑)
GM >・・・さて。驚くべき事に、赤い荒野であるべきオリンポスの火口は・・・緑溢れる大地となっていた。
鋼地 >「!? ここは……火星のはず!(驚きつつ警戒)」
アドノレ >「魔王の領域で常識に拘ってもしょうがないという事だろう」
GM >火口の中心には、城か大木と見まがう構造物が聳え、その枝からはガレオンシップが、さやえんどうの様に垂れ下がっている。
弓 >「……なるほど……そういえば植物型だったわね」
鋼地 >「ここは……ガレオン……本部……間違いないみたいですね……(警戒強化)」
アドノレ >「茹でて喰ったら美味そうな…」
翔真 >「……連れ去られた人達を保護したら、根こそぎ焼き尽くしてやりたい所だな(フッ)」
ジョニー >自分にとっては”2年前の光景”か…ガノレファ皇帝いないよね?(爆)
鋼地 >誰か電池式のロボット二体連れてこ〜い(待)
GM >うむ。ただし、2年前と違うのは・・・その緑の大地から、これみよがしな瘴気が立ち上っているところだ。
ジョニー >「2年前と同じ光景だが・・・瘴気が濃い・・・」
弓 >「……魔王に汚染されてるってことかしらね。………」
翔真 >「確かに。これ以上汚染が進むとどうなるか解らんしな……」
GM >そして、ジョニーは知っている・・・ガレオンシップは待機状態であり、乗員を注入されなければ、これらシップが動くことはありえないと。
ジョニー >「この状態ということは・・・シップが動く事は無いぞ」
翔真 >「……下手な動きが起きる前にケリを付けに行くとしよう。」
そら >「相手の行動はみられませんが・・・どうしますか?」
翔真 >「人質の確保が優先だ、それが済んだら後はおもいっきりやって良いだろう、ただ魔王戦の余力は残して置く事が前提だが(笑)」>そら
弓 >「……………なんでもいいわ…。…そろそろ退屈してきたから、はやく行きましょう」
アドノレ >「中に入ってしまえば艦砲射撃は無い。手早くいくぞ」
凛 >「とりあえず、入り口探そう〜大丈夫かな〜?(きょろきょろ)」
かくして、ガレオンシティの入り口に到着した一同。
ゲートには、やはり罠が仕掛けられていた…「攻性防壁(L5)」である。
凛 >「おっと!罠だ〜あぶない!」
弓 >「(ねこみみがぴくんっ)…………防壁ね…。…」
GM >ちなみに、防壁の向こう側には制御用のターミナルユニットが見えるね。このターミナルユニットをどうにかすれば、防壁を停止させる事が出来るはず・・・
翔真 >「……真っ当に解除しなくてもターミナルを破壊すれば解除は出来るが、基地の警報に察知される可能性が高いか……。」
凛 >「ん〜また『転移』する?」
翔真 >「それが良いかも知れん……今更気が付いたのだが、抜けてターミナルを操作して解除しても、その事実はコントロールルームにも知れるような気がする(^^;」
弓 >「…………誰も行かないなら、私が行くけど?」
翔真 >「端末からの情報を管理網に流さないで解除出来るなら、任せたい所だが(苦笑)」
凛 >「ここは素通りが一番だと思うよ〜障壁に触らなければ、察知される心配ないし」
弓 >「………どっかの映画みたいに、地球産のOS使ってればできなくはないけど。……素通りできるなら、そうしましょ。」
凛 >「へぇ〜弓ちゃんも映画見るんだね〜(びっくり)」
弓 >「……別に……。………」たぶん、怜の家に遊びに行ったときに、TVがつけっぱなしだったんでしょう(笑)<映画>凛
凛 >「ふ〜ん・・・(くすくす)」
翔真 >二人で寝たまま見て居たのか(死滅)
アドノレ >「盲点だな」(笑)
翔真 >「………寒い話だ(苦笑)」
鋼地 >「……(苦笑)」
翔真 >「と言う訳で、任せた(笑)」>凛
凛 >「帰りには解除するのを忘れないようにだね〜と言うわけで『転移』!(詠唱開始))」
そして、首尾よくシティ内部に潜入するウィザード達。
ここには、火星の砂が入り込んでいない…
どうやら、上空をフィールドのようなもので覆っていたようであった。
凛 >「ん!到着〜♪」
翔真 >「ご苦労さん。」撫で撫で(笑)>凛
凛 >「えへへ〜(すりすり)」(笑)>翔君
そら >「・・・・・・・エミュレイターは、中央の構造物内部・・・魔王級の存在を確認・・・」
鋼地 >「ディングレイ……ですか……?」>そらさん
そら >「・・・・・・・・・・・複数の生命・・・存在はひとつ・・・」
翔真 >「………魔王に食われて居ると言う訳じゃ無いだろうな……?」
そら >「・・・・・・・・・・・」
翔真 >「…………………済まん。」
アドノレ >「さすがに魔王級とどつきあうには準備が必要だな」
翔真 >「魔王を屠ってから人質の探索が出来るなら良いが……。」
ジョニー >「子供達も捜索しないとな・・・」
弓 >「…………ついでだし、そこのターミナルから情報が得れないかしら?」>こーぢ
鋼地 >「……逆探されるかもしれないんですが……やってみます。」
弓 >いちおう、PCとしては最短ルートを検索してもらおうというつもりですが、PL的には「子供たちの居場所を検索するなら今よ」というあぴーる(笑)
凛 >「じゃ、ボクは見張りするね」
鋼地は、ピグマリオンを使って調査する…子供達の所在は、
中央に聳える構造物の地下、根にあたる部分のようであった。
そして、「敵」の所在は・・・構造物の頂上となっていた。
その間に、アドノレはハイパーMPヒーリングでMP回復を図ったが…あえなくファンブル。
先ほど買ったばかりの幸福の宝石を、虚しくも砕いてしまったのであった。
アドノレ >さるが首筋に針を打ち込むときに手がぶれた(さくっ♪)月匣に穴をあけて宝石を砕く(ぱきぃ〜ん♪)
鋼地 >「…………(ターミナルを操作中)」 逆探防止は綿密にしておきます〜。
アドノレ >「何か嫌な音が体内から聞こえたような」MP0になるとこだった…カイザーに並ぶ自爆と相成った(TT
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・あの構造物は、アンテナのようなもの・・・地球に、何かを放射しています・・・」
ジョニー >「放射?」
弓 >「……………例の洗脳波かしら?」
そら >「・・・・・・・・(こくり)ウィザードには効果がないですが・・・」
凛 >「じゃあ、それも壊さないと!」
ジョニー >「地下に救出に行くのがいいかそれとも・・・(悩)」
そら >「・・・生命の損失は、看過できません・・・」
アドノレ >「自爆装置を恐れるなら下が先だな」
弓 >「………………行けば?」
凛 >「二手に分かれるのは・・・・・危険だよね〜」
弓 >「…………いいじゃない…お互いが陽動になるわ。…私は魔王さえ殺せれば、後のことなんて知ったことじゃないもの」
アドノレ >「速攻に失敗して人質を取られると身動き出来ぬのも無視できぬ」
翔真 >「………前に、捉えて居るイノセントからプラーナを吸い上げながら戦うエミュレイターの話を聞いた事がある。わざわざ攫って来た事を考えると、今回もその手の奴である可能性も考え得るから、先に人質を解放する方が良いと思う。」
凛 >「ボクも子供達救出を先にしたいな!」
アドノレ >「外部との連絡が可能なら救助を下に向けられるではないか」
凛 >「でも・・・・・問題は助けた子供達を、どこに保護するかだよね〜?」
弓 >「(ばさり、と翼を広げて)…じゃ、ここまでね」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
弓 >「…………………………う…何…よ…」>そらりん
凛 >「ちょ、弓ちゃん!(あせあせ&腕にぎゅ〜)」
翔真 >「愚問だろうが……一人でも行くつもりなのか?」>弓
弓 >「………………聞こえなかった?………………中の戦力を引き付けるって言ってるのよ。」
翔真 >「…………それなら尚更一人では行かせられない。」
アドノレ >「成功率の低さはどこで補うつもりだ」
凛 >「そうだよ〜戦力は集中してこそ戦力って言うしね!」>弓
弓 >「………………時間がないんでしょ?…はやく行きなさいよ。」
凛 >「これで弓ちゃんが倒されちゃったら、各個撃破だよ?」
翔真 >「弾除けどころか足手纏いは要らないと言われればそれまでなんだが………それでも付き合せて貰う。」
弓 >「…………いちいち…説明しないとわからないのかしら……(イラっ)……もう勝手にしなさい。」
アドノレ >「こちらはこちらの予測で戦果と被害を秤に掛けてるだけだ」
弓 >「…理解してるなら、どうしてそういう結論が出せるのかしらね……………。…」
翔真 >「それこそ言わなくても解るものだと思うがな?」
弓 >「…………そうね。………バカだからね(きぱ(笑))…」>翔真
翔真 >「あぁ、美人に弱いバカだからな(フッ)」
鋼地 >「……人にはそれぞれ、誰にも負けないくらいの『想い』がある。ただ……それだけです……(小声)」<弓さんたちの会話を受けて誰にも聞こえないように
GM >で、ジョニーにBB着信・・・まりなからだ。
ジョニー >「ああ、どうした?」>まりな
まりな@通話 >「ジョニー、やばい事になってきた・・・今、シャーク艦隊に馬鹿でかい龍が加勢してる・・・ガレオン艦隊、どこまでもつか解らないぞ。」
ジョニー >「なに? ラゴウ自身が艦隊戦に!?」
まりな@通話 >「ああ、とりあえず直接対決は避けるけど・・・必要ならそっちに向かうよ」
アドノレ >「救出自体をまりなに頼めるか?」>ジョナサン
ジョニー >「ちょっと待ってくれ・・・まりな、子供たちを保護して安全な場所まではこんでくれないか?」
まりな@通話 >「・・・場所教えてくれれば、こっちでやってもいいけど・・・貸しにしとくよ、ジョニー(笑)」
ジョニー >「うぐ・・・あ、ああ・・・恩に着る」
凛 >「ん?どしたの〜?」>ジョニ
ジョニー >「ラゴウがついに動き出した・・・。時間が無い。まりなが子供たちを運んでくれるそうだから、急ごう」
鋼地 >「……では、ジョニーさんの0−Phone経由でデータを転送させて頂いていいですか?」>ジョニーさん
ジョニー >「OK」>蟻塚くん では、まりなにデータを転送します
GM >OK〜。まあ、相手がまりなだけに、そう時間は掛からないはずだ(笑)
アドノレ >「障害は排除されたな。上に向かうぞ」
凛 >「ん!了解〜じゃあ、突貫〜!!!(ふわふわふわ〜)」
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