【第13夜】
7800万キロの虚空
<PART−16>
マルス=ベルセルク<1>
一同は、子供達の救出をまりなに任せ、どことなく葉脈を思わせる通路の中を、
まっすぐ上へ向かって進んでいく…そう、目標はそこにいるであろう、魔王…。
凛 >「いよいよか〜(どきどき&ふわふわ)」
ジョニー >随時警戒しながら前進〜
翔真 >「………(本来ジョナサンはまりな嬢と一緒に行動させるべきだろうが……)」
弓 >ちぃ、また死にぞこなったか(笑)
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」>弓さん
弓 >や、個人的に、救出っていう大事な作業をNPC任せにしたくなかっただけ(笑)
アドノレ >人質の場所さえわかれば増援も有りという前ふりがあったから(^^ゞ
翔真 >知らない千人より知っている一人の方が翔真的には大事だった(爆)
アドノレ >戦力分析しても、弓が先に倒れたら勝ち目少ないし(暴走してさんざんな戦果を出した為裏モードも計算するのだ)
翔真 >それは確かに(^^;
弓 >えー、累積ダメージ的には凛がいれば(笑)
そうこうするうちに、一同は・・・やけにあっさりと、最上部に到達する。
そこは、木の洞のような構造になっていて、中央には何か巨大な構造物が見える・・・
凛 >「はりゃ?・・・・・・・・到着?(きょとん)」
ジョニー >「・・・守備隊すら遭遇しないとは・・・?」
凛 >「罠・・・・・・・かな?それとも・・・・・廃棄されてる?(きょろきょろ)」
弓 >「向こうにラゴウが来たから、全員出動してるんじゃないかしら?」
アドノレ >「知覚したうえで素通しさせた可能性はどうだ?一度戦ったらしいが」>ジョナサン
GM >そして、一同が足を踏み入れた時・・・背後の通路が、壁に閉ざされる!
そら >「・・・・・・・・・・・・!」
ジョニー >「!?」
翔真 >「お出でなすったか……!」
弓 >「前者みたいね」
GM >中央の構造物に光が宿り、その存在が明らかになる・・・
弓 >螺旋じょ…(略
ジョニー >馬ドリルフィナルアタック(爆
「良くぞ来た・・・身の程を知らぬ愚か者達。」
GM >…それは、生きた大木のような存在。サイズを大幅に増したガレオンのボディ、頂上部にはラフレシアが花弁とその上半身を覗かせる。
凛 >「出たーーーー!」
鋼地 >「!?……『イシュマエル』!(警戒&戦闘態勢)」
GM >そして、中央部には・・・1人の人物が取り込まれている。
ジョニー >ま〜さ〜か〜!? しつも〜ん 取り込まれているのって・・・
GM >うむ。手足を完全に内部に拘束され、意識も奪われているけど・・・そこにいるのはまぎれもなく、せりあだ(爆)
弓 >うむ、予想通り(笑)
ジョニー > ぶばあああ!!
弓 >じょにたん、そこは確認する前に叫ぶですよ、名前を(えー・笑)
凛 >「うぁ!」
翔真 >「この後の相手も時間も押して居る………口上は要らんぞ、魔王。」
アドノレ >「遺言は短めに、寝言は無用の方向で頼みたい物だ」
「なに、手間は取らせん・・・貴様らを平らげ、
小煩いラゴウめを一蹴してこの星を・・・地球に直撃させる。
そして、人類の断末魔から大量のプラーナを獲得するのだ。
その上で、我ディングレイは宇宙に君臨する・・・誰にも邪魔はさせん。
ラゴウめにも、お前達人間どもにもだ」
凛 >「何勝手なこと言ってるかな〜女の子を人質に取るような悪者が、のさばってていいわけないだろ!」>ディングレイ
ジョニー >「ちょっと待て! 貴様! なぜその子を取り込んでいる!?」>ディングレイ
「・・・こやつは媒体。我がこの星をボディとするために、
プラーナをいただいているのだ・・・
そしてお前達も、その後を追うことになる」
ジョニー > ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
翔真 >ジョナサンの告白イベントか!?(違)
弓 >あとは、じょにたんが石破なんちゃらを撃つだけか(笑)
ジョニー > 「ふざけるのも大概にしやがれ!!!!!!!!」
「俺がどれだけその子の事を心配してたか・・・想っていたか!!
貴様に教えてやる!! そして滅びてしまえ!!」
弓 >「…………………(目ぱちくり)」ちょっとびっくりしてる(笑)>じょにぃ
凛 >「わぉ!」(笑)
鋼地 >「…………(笑顔)」>ジョニーさん
ジョニー >←羞恥心は吹っ飛んでます(笑)
鋼地 >ここで吹っ飛ばなかったら殴ってやる(笑)
アドノレ >「つまるところ寄生虫が居ないと何も出来んということだな」
弓 >「……そうね。悪いけど…後がつかえてるから、さっさと死んでもらうわ…。………所詮植物よね、考えることが吸血鬼や並のエミュレイター以下だわ…。」>ディングレイ
鋼地 >「貴方からすれば僕らは愚かでしょうね……でも……僕にも、ここにいる皆さんにも、かけがえのない『想い』がある。だから……僕は貴方に抗います。僕たちの、『想い』をかけて。」>ディングレイ
翔真 >「アステートとベール=ゼファーにも言ったが、お前達の様な寄生虫には負けん。」WBUと疾風のレイピア二刀流で構え(笑)
弓 >「………どっちも一度倒してるのよね…(溜息)……2度目は退屈だわ…ホント。…アナタの出番は終わってるのよ、三流魔王!(じゃきぃっ、と右腕を変形)」
凛 >「ボクの誇りたる尻尾にかけて、オマエをぶっ飛ばす!!!(キッ)」
「無駄骨無駄骨! ならば試してみるが良い・・・そして絶望せよ!」
鋼地 >「…………もう……何も言いませんよ……(『イシュマエル』構え直し)」
翔真 >「行くぞ!ガルバリオンが囚われのお姫様を助け出せる様道を斬り開く!」
鋼地 >「……了解です!」
凛 >「お〜!!!」
アドノレ >「さて、借りも貸しもあるが互いに守るべき物は奴の屍の上に成るからな」>ジョナサン
ジョニー >「了解だ!!」>アドノレ&翔真
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・OVERRAGE・・・」
凛 >「いっくぞ〜!!!!(耳尻尾ぴょこん)」
さぁ、戦いだ…相手はガレオンとラフレシアが合体した「魔王ディングレイ」…
その胸部には、せりあが囚われている。
一方、ウィザード達はアドノレと鋼地が後衛、残りは全員前衛という配置である。
凛 >ここはジョニの見せ場なので、ジョニ以外は後衛で援護?(笑)
ジョニー >勘弁してください(笑)
弓 >とりあえず、人質?何それ?…な空気読めないおバカ娘がここにいますので、正義の味方の方々は頑張ってくださいませ(笑)
先手を取ったのは、鋼地とジョニー…ジョニーが前衛に「ブレッシング」を展開する横で、
鋼地は魔王をアナライズ…その結果が、画面に表示される。
「魔王ディングレイ」 L25 |
HP >1000 3パートのボディを持ち同時行動 (物理/ガレオン、魔法/ラフレシア) 魔王絶対防御陣 対抗再生 <風><虚>魔法L5、射程1Sq、 完全属性防御<水><虚> フルファイア、イレイズL1、コンビネーション、 大いなる怒り、魔力拡大、オーバーロード、 魔力霧散、ドロウ・ルーン、超絶魔力 |
鋼地 >半分くらい訳わからん(爆) 皆さんに伝えます。
弓 >ぐおっ…いきなり役立たずだ、私っ(TへT
翔真 >……自分も(汗)
凛 >ぐはぁ〜死点封じられた
GM >ちなみに、「魔王絶対防御陣」は・・・魔王専用能力です。自らの防御・抗魔ジャッジに(魔王のGL×10)する・・・
ちなみに、第10夜のアステートがこれを使えなかったのは、ずばり能力の上から破砕されたからである。
ベール=ゼファーに関しては…持っていないという説が妥当であろう(爆)
ジョニー >エグ〜
鋼地 >『超ロングレンジ』でどっこいどっこいですがな(苦笑)
アドノレ >いつか手に入れてやる(笑)
弓 > それはつまり、先にせりあや他の人質を助け出せというサインですね?(笑)
アドノレ >人質奪回せんと勝負にならないらしい
ジョニー >つまりは・・・プラーナ供給を断てと(苦笑)
弓 >ここで弓がせりあごと刺し貫いたら、読者から非難轟々だろうなぁ(笑)
翔真 >『流石弓様!』と言うお便りの方が多いかもしr(惨殺)
凛 >そらがカバーで飛び込みそう
弓 >火星の遺跡で取り込まれてる女性といえば…ボソンジャン(略)
凛 >つまり・・・・・・・ジョニの愛が試される!?(笑)
GM >そして、ブレッシングをジョニーが唱えた瞬間・・・その脳裏に声が響く。
ジョニー >「!?!?」
『星よりの勇者よ・・・我が造物主が夢を託した世界よりのものよ・・・
我を手に取れ・・・我はすぐ近くにあり・・・我を手に取れ・・・』
ジョニー >「手に取れ? 近くに?」候補…そらりん、弓の右腕。どっちだ!?
凛 >凛の尻尾?(笑)
鋼地 >個人的にはもっと別なもののような気がします。
GM >声は・・・そらのいる方向から。そして・・・ジョニーには、そらが手にした武器がそう語りかけているように聞こえた!
翔真 >………レイセイバーってそう言えば全能力が明らかになった訳じゃ・…ってやはりそこかっ!?
GM >かつて登場したこの剣は、宇宙の冒険に憧れた人々が、その夢を託して造り上げたもの。そして・・・その夢が実現する時が来たのだ!!
鋼地 >……すっごいかっこいい。PLこういう展開も大好き(嬉)
ジョニー >キュピーン!(NT的表現)「そらちゃん! 君の武器を貸してくれ!!」
そら >「わたしの・・・武器? はい・・・」
結果、魔王に向かって最初に戦いを挑んだのは凛となった。
「いっくぞ〜!!!!風爪!!」
両腕を振りかぶり、10本の風の刃を走らせる…が、魔王は避けることもなく、ダメージすら受けていない。
「うぁ!・・・・・・全然通じないし・・・・・」思わず涙目の凛に、勝ち誇る魔王。
「・・・・・・これで、証明できたかな?」
ジョニー >「何という障壁だ・・・」
弓 >「…………ちっ…………」行動遅らせるー(笑)
鋼地 >「……これで終わるくらいなら……最初から来てません……まだまだですよね! 皆さん!!」
凛 >「当然!諦めるなんて言葉はボクの辞書にはないよ!」>蟻塚
アドノレ >「悪いが手数の多さと諦めの悪さには定評があるぞ」
そら >「相手は魔王・・・いつもの戦い方だけでは勝てませんが・・・」
翔真 >「なら手を変えて挑むだけだ、蟻塚の言う通りまだこの程度で終ってたまるか。」
弓 >「………全力でいけば、バリアは突破できる……属性防御も…なんとかなる……それで、あの媒体を殺せば…なんとかなるかしら………(ぼそ)」
アドノレ >「ジョナサンが何か動きを見せている。ちょいと待ってやれ」>弓
弓 >「…………………楽に倒せるなら、それでもいいわ」
鋼地は、前衛の味方全員に向かって「啓示」の力を解放する…
「『イシュマエル』……僕の想いを……皆に届けて……」
…だが、その直後。ディングレイはガレオンの棘を【そら】に向かって大量に放出!
「『イシュマエル』、対物理障壁展開! 目標……そらさん!!」「Evolution・・・!!」
防御も虚しく、次々と棘は【そら】の体を貫通していく。
凛 >ひぇ〜@@
鋼地 >+30しても通るのか(滝汗)
ジョニー >ぎゃああああ
更に、ラフレシアの口からディストーション=ブラストを発動させようとするが、
「この程度なら魔王同士でなくともかき消せるわ」
アドノレが眼帯をずらし、魔力を霧散させた。
そら >では、レイ=セイバーをジョニーさんに渡します。これで通常行動・・・
ジョニー >「すまない」レイセイバーを受け取って構えた
GM >すると、レイ=セイバーの刃が、まったき光の色に輝き・・・刀身が1.5倍に伸びる!
鋼地 >おや?
ジョニー >「こ、これは!?」
『星よりの勇者よ、今こそ我が真の力を見せる時が来た。我が刃を、魔王に向けて振り下ろすのだ』
その声に導かれ、星の世界から来た男は…魔王めがけて刃を振り下ろす!!
「・・・・・・・・・・・!!!! とりゃあああああ!!!!!!!!」
本能的に危険を察知したか、回避行動を取ろうとするディングレイだったが…
いかんせん3体合体の巨体では、避けられよう筈もなかった。
鋼地 >長さと威力は比例するようです(爆)
アドノレ >「メッキが剥がれるか」
凛 >「ジョニさん、いっけーーー!」
ジョニー >ついでだから(爆)光の刃+〜(爆)
GM >あ、光の刃? ただいま2倍→3倍となっております(爆)
ジョニー > ΣV[o¥o ]V
鋼地 >……長さと光の刃効果も比例するようです(核爆)
翔真 >光の刃を増幅する力まで備えているのかー(笑)
凛 >延びてる延びてる(笑)
アドノレ >剣が使い手を選ぶ時はえらい事になるの見本だな(笑)
声援を受けた光の刃は…たちまち巨大化!
無敵のはずの魔王絶対防御陣を、一瞬のうちに砕き去っていた!!
弓 >やっぱり、バリアなだけに、パリーンと割れるんだろうか(笑)
GM >うむ、よく解ってるじゃないか弓ちゃん(笑)
翔真 >「あれが………ガルバリオンの『勇者の力』、か……?」
鋼地 >「それはわかりません。ただ……あの力に、『想い』の力が加わっていることは……わかります。」
「う・・・ぬあっ!? 何だ・・・この力はっ!?」
ジョニー >「貴様はミスを犯した・・・一つは俺が勇者だという事・・・そして・・・」
「この光が俺たちの元にあることだ!!!」
弓 >えー、そこは「俺を怒らせたことだ!」って言わないと(笑)
鋼地 >オラオラですか?(違)
ジョニー >それはまんまなのであえて避けた〜(笑)
翔真 >「……『世界は必ず事象の解決手段を用意している。後はそこに生きる者達が使い切るかどうかのみ』……だったな(フッ)」
鋼地 >「……これが……僕らが持っている、『想い』の力ですよ……(小声)」
「・・・ほう。では、我をこの小娘ごと倒せるというのかな?」
せりあ >「うぁ・・・・あああ・・・っ!!(意識はなくとも、痛覚は伝わるらしい・・・)」
ジョニー >「ぬぬぬぬ!? 感覚を共有しているのか!?」
翔真 >「その台詞は、敗北宣言だな。」(笑)
弓 >「…………倒すわよ?私は。」←前科3犯(笑)
凛 >「むぅ〜どうすれば助けられるんだろ?(困)」
アドノレ >(世界の生み出せし理不尽。それがすなわち勇者。さて、この状況を如何にする)
GM >ちなみに鋼地・・・・さっきアナライズしたから教えてあげよう。実は、ディングレイを重傷値にまで追い込めば、3体分離してせりあを解放できる(笑)
鋼地 >がははははは!皆に伝えます(笑)
弓 >「………さて、と……………頼みのバリアは消えたみたいね(くす)」
「フン、多少の番狂わせ程度で図に乗るか・・・ならば思い知るが良い。
小細工を弄したところで、我には勝てぬとな」
凛 >「負け惜しみに聞こえるよ!(くすっ)」
鋼地 >「僕らは抗いますよ……たとえ、何が起ころうとも!」
ジョニー >「その”多少”という奴が全てを狂わす事を教えてやる・・・!!」
アドノレ >「徹底抗戦で構わぬのだな」>ジョナサン
ジョニー >「せりあを開放するためにも・・・まずはダメージを与えないとな(苦笑)」>アドノレ
翔真 >「…………(集中しろ。三つを斬り分かつ“点“を見出す……!)」
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