【第14夜】
深海に詠う声

<PART−05>



ナン=マドールの守護者



GM >そして、準備が終わると・・・いよいよ出発だ。ちなみに普通ならカヌーを使うところだけど、ウィザードにはウィザードなりの方法もあるだろう(笑)
凪 >箒?
翔真 >でしょう(笑)
鋼地 >それじゃあ、次元潜行発動して『イシュマエル』で(笑)
アドノレ >でっかいのは置いたままなのか?
翔真 >小回りが効いた方が良いと思いますが・・・。
弓 >ばさっ(笑)次元潜行なし!(笑)
翔真 >待てーっ!(笑)
弓 >ないんだもん〜(笑)だから、高空からついていきますよ(笑)
翔真 >……後ろに乗って下さい(爆)
アドノレ >では俺様は忍者がするという水上歩方の奥義を(笑)
鋼地 >『ウォーク・オン・ザ・ウォーター』ですか(爆)
翔真 >そらりん……ステルスシェード緩めで掛けてもらわないと自分達も見えない(^^;
そら >そんな機能はありません・・・ごめんなさい。
凪 >普通に次元潜行(苦笑)

かくして、92もの人工島からなるミクロネシアきっての古代遺跡、ナン=マドールにおいて、
もっとも大規模な遺跡であるナン=トゥワスに、一同は降り立つ。

ドドガンバ >「・・・・・・・・ここが、ナン=トゥワス。あそこがコーンデレク・・・そしてあそこがダウ。」
凪 >「こりゃ・・・(周囲見回して)・・・すげーな・・・・」圧倒され
翔真 >「全部遺跡か……大した規模だ。」
ドドガンバ >「ナン・ムォルーセイは、『穢れた海域』から街を守るために造られたとも言われている」
鋼地 >「……(……気のせいかな……こういうところに来ると……いろんな『想い』を……感じる気がする……)」
弓 >「…実物見ると大きいわね…。」
アドノレ >「何か祭るなら中央部か?」
ドドガンバ >「ここが中心部だ・・・」
翔真 >「噂の幽霊が見られたって言うのはどの辺りだか解るか?」>ドドガンバ
ドドガンバ >「それは、この沖合いになる・・・何人かの観光客が、いくつもの船を見たと言っていた」
翔真 >「そうか、済まない(汗)」
弓 >「……………………(レイヴンロフトが絡んでる幽霊船ね…案外、ホントに『幽霊船』かもしれないわね。…50年前の、ハイアイアイ群島で消えた…)」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・・(周囲を目だけで見回し。いつものエミュレイター捜索のしぐさ)」
弓 >「…そら、何か感じる?」
鋼地 >「…………敵は……いますか?(小声)」
そら >「・・・・・・・・・・・この周辺にはいません・・・」
鋼地 >「……そうですか……それならOKです。(小声)」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・でも、ここは・・・」
鋼地 >「……?」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・ここは力が眠る場所・・・それは、この地の門を護るため・・・」
翔真 >「っ……!」そらの様子が目に入ったらそちらを向きます
凪 >「・・・・門、か」
アドノレ >「やはり居たか」祭壇なり依代なり力を宿す物を探す
ドドガンバ >「ここの王の霊の事を言っているのなら・・・普通、現れる事はない。彼らは必要になった時、姿を現す」
弓 >「………てことは、情報源としてはあまり役に立たない、か。」世界地図で座標確かめましたが、けっこーはなれてます(笑)
そら >「この門は・・・いくつもあって、同じ場所に繋がっています・・・この先にあるのは・・・そのひとつ・・・」
凪 >「同じ場所・・・?」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・(こくり)」
アドノレ >「その場所がどこなのかまで知ってそうだな」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・・あの場所を開こうとしているものは、います」
凪 >「・・・・・・・・連中の狙いは、その場所なのか・・・それとも」
弓 >「……門から出てくるモノを利用しようってところかしらね」
翔真 >「ジョシュアだとすれば、放っておく訳には行かないか。」
ドドガンバ >「いずれにせよ・・・この場所を護るのが、今の俺の使命だ。この島の人々は、俺と同じ苦しみには・・・あわせん」
鋼地 >「……頑張ってください。出来るだけ、お手伝いいたしますから。」>ドドガンバさん
アドノレ >「何かがこの地にあれば、呼んでくれ。力になれると思う」>ドドガンバ
ドドガンバ >「すまん…少し感傷的になったようだ」
翔真 >ドドガンバ何歳だ−!?気になって来たぞ(苦笑)
そら >「・・・・・・・・・・・(問題の海域を凝視)」
弓 >「……………どうする?…現場に行って見るのも手だけど?」
アドノレ >「幽霊船とどっちが先かだな。或いは幽霊船の目的がココならば話は早いが」
弓 >ううう、PLは座標まで知ってるのにっ(笑)≪データバンク≫を取るべきだったか!(笑)
アドノレ >「何時までも張り付いてるわけにはいかない。こちらに動きが見られぬ以上、海に行く事を推す」
翔真 >「………往復する事になると面倒だ、ここで出来るだけの事をしてから現場に言って見る方が良いと俺は思う。」
凪 >「ここで今出来る事・・・」
弓 >「でも、肝心の王様は寝てるし…見たところ、他に情報源になりそうなものも…(きょろきょろ)」
鋼地 >……『インテリジェンス・アイテム』行きます?(笑)
弓 >【注意】データバンクはGMに質問する特殊能力であり、PLが好き勝手喋る能力ではアリマセン(爆)
翔真 >「先に有る門と言うのが気になるのだが………せっかく買って来たんだ、供えるくらいはして行くさ(フッ)」
アドノレ >「モノは試しで呼んでみるか?」
翔真 >「……”護る者”であると言うならそうしてみたいのが正直な所だ……。」
ドドガンバ >「ところで・・・・・・・あの少女(そら)は何を言っているのだ?」
そら >少し、髪が碧色に明滅。
弓 >「…彼女には解るのよ。魔の気配みたいなものがね。」
アドノレ >「我等より世界の裏側に通じてるのだと思えばそれが近いな」
ドドガンバ >「・・・・・・・そうか。巫女のようなものなのだな・・・」
弓 >「…ああ、そうね、近いかも。」
ドドガンバ >「なるほど・・・(腕を組む。ハナアルキがその肩の上をちらちら)」
凪 >「巫女、かぁ・・・(確かに神社に住んでるが)」
鋼地 >「……(いろいろ考えている)」
アドノレ >遺跡の中央部と思われる場所に当たりをつけてその上にたちます

その時、アドノレ、弓、翔真の3人は・・・海風に乗って、
何らかの気配が集まっていくのを感じる。ドドガンバもこれに気づいたようであったが・・・

凪 >失敗・・・ハナアルキ気になってたのか(苦笑)
アドノレ >「む」
弓 >「フン…現れたわね…」
翔真 >「早速来たか……?」装備変更〜
GM >それが集まっているのは・・・他でもない、【そら】の周囲だ。
翔真 >「何っ!?そら……!」
鋼地 >「……え?」 気付いてないので(苦笑)
凪 >「・・・何か?」
弓 >「………そら!?」敵意は?
GM >敵意、というものはなさそうだが・・・集まり方からして、かなり急いでいるのかもしれないとは理解できる。それと共に・・・【そら】の髪が完全に碧色に変わり、周囲に光を投げかける。
鋼地 >「!?……そらさん?」
凪 >「何か感じるのか・・・?」>そら
ドドガンバ >「・・・・・・・・・・・・・・・・・一体何が起きようとしているのだ・・・?」
弓 >「…あら?……戻ってきたの?その剣(ふと)」>翔真
翔真 >「色々紆余曲折は有ったがな……それよりアレは……?」
弓 >「…良かったわね。…魔剣のない魔剣使いなんて、「使い」だものね(くすくす)…ああ…敵意は感じない。たぶん…例の王の意思じゃないかしら?」>翔真
翔真 >「『使い』だけではどうしようも無い事は前回痛感した(苦笑)」>弓ちゃん
凪 >「・・・・・(俺も銀あっての魔物使いだしなぁ)」内心苦笑しつつ
弓 >…そして今頃、柊がクシャミしていると思われ(笑)
鋼地 >……ヒイラギさん……(涙)
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・人々よ・・・」
凪 >「・・・・!!」
鋼地 >「…………あなたは……?」
翔真 >「(王の霊、か……?)」
そら >「・・・・・・・・・・我はこの地の王であったもの・・・この地を護るもの。この少女の身を借り、伝えたき事がある・・・」
アドノレ >「祭器がなくて依り代を借りたか」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・ルルイエの門を騒がすものがいる・・・騒ぎの声が大きくなれば、再び門が開き・・・おそるべき災厄が解き放たれる」
弓 >「…………………………………(やっぱり_| ̄|○)」
翔真 >「迷惑な話だ……(嘆息)」
鋼地 >「…………僕は、『蟻塚 鋼地』です。僕らに……何ができますか?」
そら >「・・・・・・これ、世界に散らばる門の異変に端を発し・・・人と魔の争いにより導き出され得ること。」
ドドガンバ >「門の異変・・・先の啓示はそういう事であったか・・・」
凪 >「門の異変って・・・やっぱり」武蔵野のアレなんだろうか(苦笑)
翔真 >「(遺跡の消失はそう言う事に繋がっていたかも知れないか……)」
鋼地 >「……つまりその騒ぎを何とかすれば……災厄は解き放たれずにすむんですね?」
そら >「・・・繰り返す。ルルイエの眠りを妨げてはならない・・・これを覚まさんと企む輩あれば、諌めよ・・・。」
GM >ドドガンバは、その声に黙ってひれ伏す・・・
翔真 >「心得た(礼)」
弓 >「尊き王よ、偉大なる先人よ…警告に感謝する。」
凪 >「・・・・・(頷く)」
鋼地 >「……分かりました。ご警告、感謝いたします(深々と一礼)」
アドノレ >「地を離れられぬ主に代わって騒乱を鎮めて見せよう。なれば我等にこの地の加護を」
弓 >「…人の不始末は人がつけなきゃ…ね。偉大なる先人が安らかに眠ってられるように。」
アドノレ >「礼を知るものには相応の礼を持って応えねば、魔王の部下の名折れだ」
そら >「・・・人であれ魔であれ・・・我、切に願わん・・・」
アドノレ >「俺様は人ではない。その点、ここの主はよく判っておるようだが」

【そら】を包んでいた光は消え・・・後には、きょとんとした顔の【そら】が残るだけ。

翔真 >「…………!」
鋼地 >「……大丈夫です?」>そらさん
そら >「問題ありません。今のは・・・この地の、守護の力・・・害ではありませんでしたから(にこ)」
弓 >「だいじょうぶみたいね、そらも(頬撫で)」
鋼地 >「……そうですね(笑顔)」
そら >「んっ・・・・・・(ふんわりと微笑む)」
アドノレ >「多少の疲労は出るかもしれぬがそれ以上の不都合は無い筈だ」>鋼地
鋼地 >「そうなんですか……? 僕は依代とかいう物は、あんまり分からないもので……」
弓 >「……………じゃ、行きましょうかね…ルルイエへ。」
凪 >「早いとこ、門を騒がす連中をどうにかしないといかんっすね・・・」
ドドガンバ >「80年前の恐怖を繰り返してはならんしな・・・それにこの事実、教会にも知らせねばならぬ」
鋼地 >「……ねえ、『イシュマエル』……ここの門を騒がす存在のいる場所……詳しくわかる?」
GM >【ポンペイ海底 >海の眷属。エミュレイター?】【マーシャル諸島 >レイヴン=ロフト、ベール=ゼファー配下】【ビキニ環礁 >???】
弓 >ビキニ環礁のあたりは、おそらく幽霊船かな。いきなり海底にいくか、マーシャル諸島か…
アドノレ >ベールゼファー配下が補足できて、それ以下が補足出来ないとは考えにくい・・・ビキニ環礁だな
翔真 >依頼内容的には幽霊船の方も確認しに行かないとなら無いけど(苦笑)
弓 >私は黙っておこう(笑)
鋼地 >「(データをまとめながら)あの……ルルイエが封印されている門は……どこら辺にあるのかわかりますか?」>ドドガンバさん
ドドガンバ「この沖合いだ・・・とはいえ、俺も開いたのを見た事はない・・・」
そら >「・・・・・・・・・・どこから、先に行きますか・・・?」
凪 >「海の眷属が現れたのが門が開きかけてるせいなら、それを開こうとしてる連中をなんとかするべきなんだろうか・・・」
翔真 >「そうすると、ベルの配下とレイヴン=ロフトが居る所だろうな……ロフトの生き残りの連中が居るなら救助の必要も有るだろう。」
アドノレ >「ロフトの連中が感謝するかどうかは微妙だぞ。余所者の増援は自分達の無能を証明するからな」
弓 >「…ついでにいえば、ウィザード嫌いじゃなかったっけ?」
翔真 >「死ぬほうがマシか、死ぬよりマシかを決めるのは向こうだからな。少なくとも依頼者の事を言えば情報ぐらいは取れるだろうさ、やるかどうかは状況次第だが(苦笑)」
そら >「生命を救うことは、私の存在理由にも合致します・・・・・・・・・・私には、感謝の有無は・・・関係ないですから(にこ)」
翔真 >「そう言うと思っていた(笑)」
凪 >「あの人らにだって、帰りを待ってる大事な人や家族がいると思う・・・」ねーちゃんや親父を思い出しつつ
アドノレ >「お人好しどもめ」
凪 >「今更(苦笑)」
翔真 >「誉め言葉と受け取っておく(ニヤリ)」
鋼地 >「僕個人としては……まずはマーシャル諸島に向かうのがいいかと想います。幽霊がいると推測されるビキニ環礁は、マーシャル諸島内ですから。」
弓 >「……とりあえず、そっちに向かうのでいいのね?」
翔真 >「俺はそのつもりだ、反対が過半数無ければな。」
弓 >「じゃ、行きましょ。」
凪 >「了解・・・」
鋼地 >「了解しました。」
ドドガンバ >「最悪の事態に備えて、教会のウィザードも出来る限りこの島に集めるよう頼んでみよう・・・」
凪 >「お願いしますわ」
アドノレ >「後始末やら眷属やらの事を考えればそれが良い」
翔真 >「ではこちらの方は頼む、俺のナンバーを教えておくので何か有ったら連絡してくれ。」>ドドガンバ
ドドガンバ >「うむ、手数をかける・・・」
翔真 >「ガイドもしてもらった、お互い様さ………それともうひとつ、こいつを供えて行こう。感謝の意も込めて(フッ)」
凪 >「そうっすね('-')」

かくして、ウィザード達はかつての水爆実験の地・ビキニ環礁へと向かう…
そこにいるというベール=ゼファー配下・ジョシュア、レイヴン=ロフト、
更にはこの海域に出没する「海の眷属」、そして謎の「幽霊艦隊」。
ルルイエの門をめぐる五つ巴の抗争が、今…始まろうとしていた。

翔真 >…………何所にも味方が居ない気がする(^^;
鋼地 >仲間なら、ここの島におりますよ。
凪 >いや、この先の話。レイヴンは微妙だし(苦笑)
アドノレ >俺様の凄さを見せてやる(笑)<レイヴン
弓 >蛸つ べし ノノノ波ノノノ [レイブン船]アレー
翔真 >危険だ(^^;
GM >まあ、レイヴンってイノセントばっかりだから(笑)
凪 >前にタコ背後に獅子(爆)


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