【第14夜】
深海に詠う声

<PART−10>



ジョシュアとの賭け



ジョシュア >「さて・・・俺としては『消えろ』と言ってもいいが・・・ついでに、ダゴンとか言うのを見つける役にも立ってくれればありがたいところだ」
アドノレ >「我等がダゴンを倒せば、ダゴンは弱かった。我等が倒さされれば、少なくとも弱くは無い…と言って良いのかどうか」
ジョシュア >「高みの見物なぞ、つまらぬ」
アドノレ >「強者は必要なければ弱者を狩らん。それは強者自身の選択で弱者の意思とは無関係な事…とは違うか?」
ジョシュア >「・・・・・・ま、お前らに見つけられて倒されるようなら、ダゴンってのもその程度なのだろうが。」
アドノレ >「・・・もっともそのダゴンがどこに居るのか知らんのは同じだが」
凪 >「そうだ、居場所はとんと見当が付かないんだよな・・・」
翔真 >「…………」再度周囲警戒に移行。心は既に二人の事を考えるので飛んでいるのだが(爆)
ジョシュア「・・・・・・・・・・ふん、いい事を思いついたぞ・・・・・・どうせお前ら、ここから立ち去る気はないのだろう?」
アドノレ >「ん?」
凪 >「・・・・・・・で?」
ジョシュア >「・・・・・・俺とお前ら、どちらが先にダゴンを見つけ出せるか・・・・・・面白い賭けだと思わんか?」
凪 >「賭けっつっても・・・何を賭けろと?」
ジョシュア >「・・・・・・そうだな・・・何がいいと思う? 言うだけ言ってみれば、何か思いつくだろぅ?」
アドノレ >「対等の代価か。こちらの欲しい物。そちらの欲しい物・・・クラウスの息の根を止めろとか言っても面白いかもしれぬが
ジョシュア >「俺が欲しいのは単純だ・・・手下ってやつだな」
凪 >「つまり、あんたの元で働け、と」 ああ、2人ほど倒しちまったなぁ
ジョシュア >「そういう事・・・・・・・・・・・・」
アドノレ >「強い手下じゃないと意味が無いのであろう?」(苦笑)
鋼地 >「…………」
ジョシュア >「・・・・・・・・・・・・安心しろ、俺が使えるように鍛えてやる(ニヤリ)」
翔真 >「……師匠は間に合って居るのだがな……(苦笑)」
凪 >「・・・分かった。あんたが勝ったら・・・俺が”そっち”に行く・・・それでいいか?」
アドノレ >「勝てる見込みがあるのか」
凪 >「わからん。お互い手がかりが何もない以上は50%ってとこだな」
アドノレ >「やれやれ、それで返事をしてしまったか。この状況では全員一蓮托生だぞ」(苦笑)
凪 >「だが、いつもその50%を無理矢理100%にしてきたんだろ?」
ジョシュア「・・・・・・・・・・・そうだな、お前らが勝利したら・・・ずばり・・・フライの奴について教えるというのはどうだ?」
アドノレ >「俺様の感覚でいけば、契約は成された…てとこだが、おぬし等はどう見る?」>翔真・鋼地
翔真 >「ここで断って勝負になったら勝ち目は薄いだろう……(苦笑)」
鋼地 >「……僕もそう想います。そして、この契約に、『手下になる場合は僕も含まれる』となれば、異存はありません。」
凪 >「悪いが、それはやめとけ」一度言葉を切って「万が一の際に止められる奴が減るのは困るしな」
鋼地 >「……でも、それじゃあ…………それじゃあ…………(俯く)」
凪 >「・・・命がけで守りたい奴がいるなら尚更だ」
鋼地 >「!?…………すみません……こんな最低の方法しか……取れなくて……」
翔真 >「………負けられない内容になったな。」
アドノレ >「それから、こちらが勝利した時の条件もそれでよいのか?俺様としては一生手下と情報一回分ではちょいと難があるから、おまけでクラウスと縁を切ってもらえぬかと言いたい所だが」
翔真 >「借りが出来るとなるなら俺の方からはあまり言える事は無い、ジョシュアが言っている内容でも構わんしアドノレが言っている内容が加味されれば確かに文句は言えない内容だと思う。」
ジョシュア >「よかろう。さっきも言ったが、そろそろあいつの下で働くのが馬鹿馬鹿しくなって来たところだ…ただし、今更あのド腐れた連中とよりを戻すつもりはない。俺は俺の流儀でいかせてもらう、それだけだ」
凪 >「戻さんでいい(−−;)」即答(爆)
鋼地 >複雑な心境だ(笑) (←アンゼさんは育ての親 >笑)
アドノレ >「今から初めて、先にダゴンを見つけた方が勝ちだな。手下ではなく参加者自身が直視すること。同時だった場合はどうする?」
ジョシュア >「それはその時になったら考える。いちいち面倒だからな」
アドノレ >「面倒なら、勝負無効でよかろう?暇つぶしが終わって、失う物は無い」
翔真 >流石ひ魔神同盟筆頭(違
ジョシュア >「・・・・・・・・今のところはそれで構わん」
アドノレ >「条件が決まった。依存が無いなら始めるぞ」
凪 >「応」
翔真 >「了解だ。」
鋼地 >「了解しました。」
ジョシュア >「フフフ・・・こいつぁ面白い事になってきた・・・よぉし、ダゴンの野郎を探し出すぞッ!!」
アドノレ >「我が名に掛けて契約の履行を誓おう。いざ勝負!」
GM >「フハハハハハ・・・・・・・ハハハハハハ・・・・!!」ジョシュアの高笑いと共に、ブラック=ノアは高度を上げていく。
凪 >「・・・・・・・・・(これで、万が一の場合もさしたる問題はないな・・・後は・・・)」
翔真 >「(そらを先に発見されてもアウト……ダゴンも先に見付けないとアウト……先程のヘカトンケイルもどうなるやら……(汗)」
鋼地 >「……(本当はそらさんたちが気になって仕方ない……でも……探す方法がないんなら……今、僕が出来ることをやりながら待つしかない。あの二人を……信じて。)」
アドノレ >「さて、逃げられぬ上での選択だったが致し方あるまい。そらと弓の生存は信じて我等は探索に手を伸ばすぞ」
翔真 >「……あぁ、とにかく動かん事には何にしても始まらん………まずは目星だけでも付けんとな。」
凪 >「了解」
鋼地 >「了解です(ちょっとフラッとしながら捜索開始)」
弓(影) >ていうか、まず完治させれっ(笑)
凪 >「・・・それと、移動しながらでもいいから傷は治しといた方がいいぞー(苦笑)」自分も使えるし・・・治しときますかねぃ
鋼地 >羽ペンを月衣にしまって(非装備にして)簡易魔法乗せて回復魔法……かな?
アドノレ >ひさびさのレインコール行くか
鋼地 >申し訳ないです(感謝)
凪 >起動する時間くれれば増幅しますよー。グリッドランサー操作して簡易魔法起動・・・電子音声『スペルチャンバー >外装 >強化』

実は大ダメージを受けていた鋼地を筆頭に、ウィザードたちはダメージを回復させていく。

鋼地 >「ありがとうございます。大分楽になりました。」後はレインコールの間に魔石が使えればいいのですが……
凪 >「サンクス」
アドノレ >「流石に自由を賭けたので遊ぶ暇は無い」
凪 >「そうだな・・・」
アドノレ >「・・・とそのまえに、ジョシュアは余計なことせぬが、クラウスならジョシュアに監視をつけることも考えられる」
凪 >「だろうな・・・あの時みたいな例(月アタ100)もあるし・・・」

その時、アドノレは・・・水中からの、とある気配を察知した。

アドノレ ><ぼそっ>「水中の方から何かが窺ってるぞ」
凪 >「・・・・・・・・そりゃ、あれだけ派手にやれば向こうからも様子見に来るわな・・・」
アドノレ >「そらの言っていた大規模な気配、片方がジョシュアでもう片方がダゴンと仮定。海魔の親玉なら海底だろう」
翔真 >「環礁上空の反応はあのブラック=ノアの事だったのだろう、海上のがヘカトンケイルだとすれば残る海中がダゴンかルルイエかと言う事になるな。」
翔真 >「………無視はできんな、勝負を掛けて潜ってみたい所だが潜航する装備が……。」
アドノレ >宇宙に出れる以上密閉はしてあるだろ。後の手入れが頭痛いがブラックノアで何とかならんのか?
翔真 >やはりそれしか無いか〜駐機してある場所に取りに戻るしので時間が掛かるけど他に手段が無いし((−−;
凪 >「やっぱり潜らなきゃいかんすか・・・」
翔真 >「……ブラック=ノアで潜航する、1度戻るぞ。」
凪 >「了解・・・あまり長時間この状態ってのも銀がへばっちまうし・・・」
鋼地 >「了解です。」
GM >そーえばノアはポンペイ島近辺に隠したままだったような(笑)
鋼地 >遠い(汗)
凪 >・・・ですな('-';)
翔真 >取りに戻るのとここまで戻って来る時間が一番痛いのです〜(><;
凪 >風属性なのにテレポもスフィアもない(苦笑)
アドノレ >ここにくる前に連絡先を聞いてたと思うが一度連絡をいれて海底に潜る手段が無いか聞いてみるか(^^;
凪 >ですな('-';)というか、まだここ月匣内部だから通信が通じるだろうか
翔真 >移動しながら聞けば無駄も省けるか(苦笑)
凪 >そういえば、光の柱によって開けられた穴はもうふさがってます?
GM >ああ、まだ残っているね・・・さすがにあれだけの規模、塞ぎきれはしないようだ・・・
凪 >では、外部との通信ももしかしたら可能ということですか
GM >うむ、今なら通信が可能かも・・・
凪 >「・・・まだあの穴は塞がりきってないか・・・今なら通じるかもしれん」
翔真 >「……試してみる。」ではドドガンバに連絡をとって見ましょうか(笑)
GM >すると・・・ドドガンバと通信が出来る。「・・・・・・・・・・・・・・・・・・どうした」
翔真 >「済まない、急な申し出だが多人数潜水出来る装備かその手段を持つ者に心当たりは無いか?」通じたと他の面子には合図を示す
凪 >「・・・・(頷く)」
鋼地 >こちらは『イシュマエル』の応急プログラムを必死に組んでおります(笑)
アドノレ >「問題はそっからだ」
ドドガンバ >「・・・・・・お前らの箒は使えないのか・・・?」
翔真 >「俺達の大型箒は今居る場所からかなり遠い所に駐機してしまっている、出来るだけ早く潜りたい状況になっているんだ。」
ドドガンバ >「・・・俺にも箒の心得はある。場所を教えれば、そこまで持っていってもいい。」
翔真 >「有り難い………現在地はビキニ環礁なんだ。済まないが頼む。」
ドドガンバ >「・・・大型箒の置き場所は?」
翔真 >「ポンペイ島の……(位置告げ)」
ドドガンバ >「・・・・・・承知した。航行時間の分は見込んでいてくれ・・・・急ぐのだろう?」
翔真 >「あぁ、それから黒い同型の箒が近傍の空域を飛んで居る………味方では無いので気を付けてくれ。」
ドドガンバ >「・・・・・・・・・・承知」
翔真 >「では、後で……待っている。」
ドドガンバ >「・・・・・なるべく急ぐ」
翔真 >切れたのを確認したら0−Phoneを仕舞って「ノアを持って来てくれるそうだ、合流を早めるならこちらから向うのも有りだが……どうする?」
鋼地 >「すれ違ってしまう可能性もありますが……時間がおしいので、個人的にはこちらから向かうのに一票ですね。」
凪 >「少しでも早い方がいいっすね・・・来る途中でヤツと鉢合わせなんて可能性もあるし」
アドノレ >「待っててする事が無かろう。弓への手紙をこの辺に残すからその心配は無用だ」
翔真 >「良し、では移動する……警戒は怠らない様に。」
凪 >「承知・・・」
アドノレ >「もっぱらジョシュア以外の手の者をな」
鋼地 >「了解しました。……いくら信じていると想っていても……やっぱり不安になってしまって……」
アドノレ >「守り手として在らんと欲すれば、感情を伏せる事も必要だ。恐怖も不安も伝播する」
鋼地 >「……精一杯努力します。今は……それしか出来ませんから。」
アドノレ >「若人よ、精進せぇよ」
鋼地 >「……僕は……若者なんかじゃないですよ?(苦笑)」
アドノレ >近辺を捜索中の眷属を呼び戻して(戻せる?)
GM >ああ、眷属は戻ってくる・・・捜索の結果は不首尾だったけどね(^^;
アドノレ >簡単に事情をしたためた手紙を背負わせて。そらと弓がこの場に来た時に備える
翔真 >「治療と回復はそれぞれの判断で随時行なっておいてくれ、ノアと合流次第潜る。」
凪 >内心『そろそろ薬飲まないといかん時間だったな・・・手持ちがなくなる前にカタつけて日本帰らんと(苦笑)』
翔真 >「行くぞ……!」
凪 >月衣から箒出して乗る「んじゃ、行きますか・・・!」
アドノレ >「うむ」
鋼地 >「了解です!」


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