【第15夜】
第二次・大魔王作戦
<PART−02>
水面下の陰謀
一方、翔真は…大学部の講義が休講だったため、
例によってMonAmiコーヒーの勉強をしていた。
鋼地 >一般大学生の中にはまだ夏休みの人もいますね(爆)
翔真 >「………何時もながら、見事な手際ですね(笑)」
おやっさん >「褒めても何も出んぞ」と言いながら顔は笑ってる(笑)
翔真 >「こうして教えて下さるだけで十分ですよ(^^」自分も練習を(笑)
おやっさん >「翔真君も随分と腕を上げてきただろうからな…今度は私が楽しませてもらう番だな」
翔真 >「おやっさんの弟子となる以上……必ず楽しませて見せますよ(顔は笑って目は真剣に)」
おやっさん >「そいつは楽しみだ(笑)」
その時…店の扉が開く。
翔真 >「っと……御客様ですね、俺は邪魔にならない様に引っ込んでます。」>おやっさん
おやっさん >「構わんよ、ここにいても…(来客に)いらっしゃい」
翔真 >「(おやっさんに頷いてから)……いらっしゃいませ。」
翔真とおやっさんの前に現れたのは、黒髪に黒セーラー服の少女。
それも面識がない相手ではない…杉崎華恋その人であった。
GM >その少女…杉崎華恋は、2人の前で一礼する。「突然お邪魔して、申し訳ありません…」
翔真 >「俺は華恋嬢の様な美人は大歓迎だけどな……(フッ)」
華恋 >「……よかった、翔真さんはおいでですね…早速ですが、お力をお借りしなければならなくなりました」
翔真 >「俺の?……ちょっと待ってくれ。」>華恋嬢 >「済みません、ここで話を伺っても良いですか?」>おやっさん
おやっさん >「ああ、私は構わんよ」>翔真
翔真 >「済みません(礼)」>おやっさん 「悪い、待たせたな。話を聞かせてもらえるか?」>華恋嬢
華恋 >「まず先にお話しなければならないのは…これが、銀十字騎士修道会極東大司教としてのお知らせだということです。」
翔真 >「………解った、そのつもりで伺おう。(尤も俺にとっては組織がどうという事はあまり気にするつもりは無いんだが(内心で苦笑))」
華恋 >「(頷き)実はこの情報…オセアニアの支部からもたらされたものです」
翔真 >「随分と遠い所からだが………それで?」オセアニア……誰からだろう?(笑)
華恋 >「……実は現地のエージェントから、ベール=ゼファー陣営の情報が舞い込んできました」
翔真 >「ベール=ゼファー陣営………こっちに回って来たとなると今度もまた何かこちらで起こす気配でも有ったのか?」
華恋 >「ええ・・・ときに、翔真さんはご存知でしょうか、横須賀ベイタワーを?」
横須賀ベイタワー…港湾地区より北、船越に建築中の巨大なタワーである。
内部には無数のペナントが入る予定であり、完成すれば横須賀一のランドマークとして、
再生なった横須賀の象徴となる…はずである。
翔真 >「あぁ、一応人並程度だが。」多分ですが(^^;
華恋 >「…そのベイタワーに、もうすぐ敵の動きが見られるそうです。先日も、トリニティと一条家が精力的に動き回った形跡がありましたし・・・。」
翔真 >「トリニティと一条家か……両方供コネは無いが、誰かに頼んで裏が取れれば何か掴めるかも知れん。」
おやっさん >「うむ…先日もキナ臭い事件が起きたばかりだな」
希失踪事件の事である。
翔真 >「何か裏で繋がっているのかも知れませんね。」
おやっさん >「敵の要を見極め、これを捉えるのが肝要だ…心得もなしで闇雲に立ち向かっても労力の無駄というものだからね」
翔真 >「肝に銘じておきます(苦笑)」>おやっさん 「と……そうでは無かったな(苦笑)了解した、連絡感謝する(フッ)」>華恋嬢
華恋 >「……まだ話は終わっていませんよ(苦笑)実はもうひとつお話があって・・・今回は、敵のターゲットも判明しているのです。」
翔真 >「済まない(^^; それで、そのターゲットは?」
華恋 >「…ここからは、私個人のお願いもあるのですが…」
翔真 >「………心して伺おう。」
華恋 >「・・・・・・今判明している限りの話ですが、敵のターゲットは・・・・・・私の親友の一人、柊迫杏音です」
翔真 >「柊迫嬢が……?」
華恋 >「ええ。彼女の持つ力を…クラウス=フライが狙っています」
翔真 >「………よりにもよってクラウスか(苦)」
華恋 >「本当なら私が直接護ってあげたい…けれど、私も今周囲に厄介事を多く抱えているのです…」
翔真 >「差し支え無ければで構わない。柊迫嬢の持つ力と言うのはどう言うものの事なんだ……?」
華恋 >「……私とよく似た…純粋な力。悪用すれば世界を滅ぼすことも可能かもしれません」
翔真 >「…………大変な様だな(嘆息)」
華恋 >「それが私たち『おおいなるもの』の本質です…翔真さんも、ご存知のはず」
杏音 >皇子とかっ!?
アドノレ >俺様の頭脳を悪用すれば日本など恐怖のずんどこに(違
翔真 >「………解った、華恋嬢の分も努力して柊迫嬢を護ろう。」
華恋 >「お願いします…この世界には、彼女の明るい心と笑顔が必要なのですから…」
翔真 >「妹分を自分で護れないのはさぞかし歯痒いだろうし………何より俺は美人からの頼みはなるべく断らない事にしている(フッ)」
華恋 >「……ご面倒をおかけします…」
翔真 >「それに、柊迫嬢にはそらのメンテナンスの時に世話にもなった。その借りをまだ返していない……俺にとっても都合が良い話だ。だから気にしなくて良い(笑)」
華恋 >「……言われてみれば、そうでしたね(くす)」
おやっさん >「・・・そういえば、その杏音君だが・・・今日はライヴを開催するといっていたな・・・」
そう、おやっさんの言葉どおり。
柊迫杏音は、学校を休んで(爆)ライブの準備中であった!
杏音 >「…〜♪」衣装あわせ着替え中<学校はいつものことなので全然きにしない
GM >中学生と言う事で、そんな遅くになる訳でもなく…18時開演、20時閉演だね。
杏音 >ふむふむ…現在時間は…遅刻常習犯なのでなにかと時計を見るのが癖だったり(笑)
GM >時間帯は17時50分…開演まであと10分だ。
杏音 >「メイクもばっちり☆衣装もかわいい♪今日は遅刻もしてないし…うん☆杏音ちん今宵ちょーかんぺき、なにかいいことありそぅ」鏡の前でアイドルすまいる(笑)
葵 >「杏音…準備は大丈夫だな?」
杏音 >「うん♪完璧っ☆…今日は楽屋でゆっくり待てるよ〜wよかったね♪」にはは(爆
葵 >「…ならいいんだが…今日はどうにも、妙な予感がする。念のためだが気をつけておくんだ…」
杏音 >「へ?……う〜ん…わかりましたっ。葵兄ぃがそう言うならw」(^∀^)ゞ
杏音のマネージャー・葵は…杏音の言葉に安堵の表情を見せながらも、
なお引っかかるものがあるようで…会場の警備に入る。
杏音 >杏音めぇ…たまに普通に時間余裕もって会場入りしたら事件おこるのか…いつものことながr(爆
翔真 >それが世の常、人の常、ウィザードの常(爆)
杏音 >「にはは…もう、お兄ぃは心配性なんだから…」にはは(ぉぃぉぃ
GM >そうこうするうち、時計は18時…
杏音 >「………うにぁっ!?」(起 ォィコラ(笑)いそいそと楽屋脱出して舞台そでへ……やっぱりギリギリ小娘(爆
GM >客席には既に、凄まじい数のヲタさんたち。今日も絶対無敵のシチュエーションだな、これは(笑)
鋼地 >……鷹矢さんもいる?(待)
GM >無論鷹矢も「杏音たん萌え〜!!」(笑)
鋼地 >やっぱいる!!(笑) そんな貴方がPLは大好きだ!!(爆)
杏音 >「(にゃは〜…いつもながら圧倒されるよねぇ〜…うしっ!てんしょん上げて…)」深呼吸しながら出番呼ばれ待ち(笑
GM >ノリノリのBGMにあわせ、進行役のDJが高らかに…杏音の登場を宣言する!
「HEY! ファンの皆ァ待たせたNE〜!
今夜はここ横須賀ニュータウン公会堂に集まってくれてサンキューベリマッチョ!」
「早速、皆が待ってたアイドルの登場だZEY!!
ってOIOI早速メインイベントかい? まぁいいやぁ!」
「カモ〜ン! Today’s SUPERSTAR…柊迫杏音!!」
杏音 >「よしっ!」気合い十分、ぴこハンマイク片手に全力ダッシュ!(笑)
『いやっほ〜〜〜☆』
GM >杏音の登場と共に、大きなお友達の皆さんはもうハイテンションだ!!
『あ〜んねっちゃ〜〜〜〜ん!』
『萌え〜〜〜〜〜〜!!』
杏音 > 『わ〜。今日も大盛況〜☆みんな〜応援…あ・り・が・と〜〜〜!!』気力150、テンションゲージおーばーきる(笑)
『あ〜ん〜ねっ! あ〜ん〜ねっ!!』『萌え〜!! 萌え〜!!』
鋼地 >真性ヲタク魂全開(笑)
『それじゃ☆今日も元気にいっくよ〜☆いえーいっ!』
『イ゛ェ゛〜〜!!』
杏音 >濁音がっ…濁音が〜(笑)
鋼地 >大きいお友達を表現するすばらしい表現法です(笑)
杏音 >そして脳スラバカは歌い出す(笑 …見事におにーちゃんが気を付けろと言った言葉は…絶対忘れてる(爆
GM >そしてその歌に応えるファン&ヲタクたち…合いの手入れるわ一緒に歌うわ(爆)
杏音 >もちろんっ!歌だけじゃなく…短いスカートなのに激しく舞台を舞ってるのは仕様(爆
GM >それをカメラで追うヤツがいるのも仕様(ぁ
鋼地 >分かりやすいぞそのステージ!!(核爆)
杏音 >これが定番っ!(ぁ
GM >そして数曲で衣替えとか…(笑)
杏音 >紅白歌合戦並の早着替えが…(ぇ
同じ頃、0−Phoneで連絡を取っている弓は…
弓 >次は信頼度順に…アドかな
鋼地 >……守薙先輩に合流する前にアドノレさんに協力を要請したいのですが……
アドノレ >主役でもないのに交換所となりつつあるアドノレ。誰からの連絡が一番早い?(笑)
…結局、弓のほうが速かったようである(笑)
弓 >うみゅ(笑)では…ぴぽぱっ
アドノレ >「うむ。俺様だ」(笑)
弓 >「…こんばんわ、アド。少しいいかしら?」
アドノレ >「構わんぞ」
弓 >「この前ジョシュアからもらった情報を元に…クラウスの居場所を確認したわ。相手が動く前に襲撃をかけようと思うんだけど…(かくかくしかじか)」
アドノレ >「ストーカー退治の依頼を受けている。襲撃なぞ短時間で攻め落とせねば負けも同然だから時間帯次第だな…こちらも襲撃前に撃滅してる可能性があるが」(笑)
弓 >「とりあえず、参加ってことでいいかしら?…ダメなら別に構わないけど。」
アドノレ >「参加予定だが、そのまえに襲撃予定の目処も無いのか?」
弓 >「…だって貴方達全員の予定なんて知らないもの。…本当なら、私とそらだけで行こうと思ってたんだけど…?」
アドノレ >「イノセントの介入を減らす為に深夜とかその程度の事だ。まぁ良い。詳細が決まったらもう一度連絡をくれ」
弓 >「…あ…私……えと…蟻塚……だっけ?…彼の連絡先知らないから…聞いておいてくれる?」
アドノレ >「了解した」
弓 >「…早くて今夜、遅くても明日ね。…時間帯も、たぶんそんなところでしょう…。…じゃあ、私は翔真に連絡するわ。(通話終了)」
GM >そんな訳で鋼地・・・アドノレに電話をかけたものの、アドノレは通話中の様子。果たして、どうするか・・・?
鋼地 >通話中なら仕方がないので、アンゼさんの依頼内容をメールで送って守薙先輩を探します。
アドノレ >鋼地の連絡先と言われたから、そのまま鋼地に連絡を入れてみる
GM >では、通話を終わったアドノレのところに鋼地のメールが(笑)
アドノレ >おぉ、タイムリーな奴だな。確認後返信を入れよう…火急の用あり、連絡を求むとしておこう。
鋼地 >では、アドノレさんにリダイアルします〜。
アドノレ >「なんだか知らぬが事件ばかりだな」0−Phone取る前にぼそり
鋼地 >「……もしもし? アドノレさん?」
アドノレ > >「うむ。俺様だ。ちょいと仕事が持ち上がってるが今大丈夫か?」
鋼地 >「今ですか? 話を聞くくらいなら大丈夫です。」
アドノレ >弓の襲撃計画を伝える「眷属探しがどうなるか知らぬが、たぶん昼間だろ。学生なら徹夜くらい平気だな」(笑)
鋼地 >「……ま、まあ、一日程度なら何とかなると想いますけど(汗)」
アドノレ >「噂の奸物の面を拝むつもりが無いなら無理にとは言わぬ」
鋼地 >「で、あの、もしアドノレさんにお時間ありましたら、こちらの仕事も手伝っていただけないかと想いまして。」
アドノレ >「ストーカー退治を頼まれているのだ。発見すれば大して手間掛からんと思うがそれまでは支援という形になる」
鋼地 >「ストーカー退治……ですか? 了解です。支援していただけるだけでもありがたいです。まあ、必要ないと思いますが、何かありましたら、ご協力いたしますので。」
アドノレ >「それから弓が連絡先を知らぬと言ってたが教えて構わぬか?」
鋼地 >「あ、はい。僕はOKです。」
アドノレ >「では状況が変り次第また連絡する」
鋼地 >「了解です。それでは……」
◆ ◆ ◆
弓 >では、翔真くんにコール
翔真 >「ん?……ちょっと失礼する。」コール来たなら取りますね(笑)「相羽だ……何か?」
弓 >「…こんばんわ、翔真。今ちょっといいかしら?」
翔真 >「あぁ、構わないが。」
弓 >「…実はね…(かくかくしかじか)…」
翔真 >「………有る意味渡りに船な話しだが……こちらからもちょっと話したい事が有る。関連が無い訳では無いと思うので少し耳を貸して貰えるか?」
弓 >「……構わないけど……?」
翔真 >「済まない。それで……(以下かくしかで)」
弓 >「…ふーん…なら、今夜にでも襲撃をかけた方が良さそうね。…」
翔真 >「本人の護衛に当るのが普通だろうが、張本人の居場所が割れて居るならそちらの方が根本的解決になるかも知れん。」
弓 >「…とりあえず、他の3人にも連絡した方がいいわね。どこかに集合しましょうか?」
翔真 >「そうだな……その方が良いだろう。一応今俺はMon Amiに居るが……。」
弓 >「なら、そこでいいかしら?すぐに向かうわ。」
翔真 >「解った、待って居る。こちらから連絡した方が良い相手は居るか?」
弓 >「…そうね…手間が省けるし、アドにお願い。私はそらに話して、彼女をひろっていくわ。」
翔真 >「了解、ではまた後で。」
弓 >問題はアドとこーぢ君は既に別任務があることなんだよね><
翔真 >ですねぇ(苦笑)そして柊迫嬢本人とも連絡が今取れない(^^;
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