【第15夜】
第二次・大魔王作戦
<PART−07>
高層ホテルへ潜入せよ
かくしてクラウスの根城・ホテル=ユニバーサル横須賀へ踏み込む事になったウィザード達・・・
翔真 >夜間拠点強襲作戦(笑)
杏音 >寝起きドッキリッ!(違っ
アドノレ >クラウスはどうでも良いとして瑠那がいるホテルに夜討ちをかける(違
鋼地 >それは言葉の意味が変わります(笑)
夜のホテル=ユニバーサル横須賀…街のライトアップは、
不夜城のようにこの高層建築を照らし出している。
現在、突入予定時刻30分前。しかし問題は、どうやって突入するか…である。
鋼地 >隠密能力には全くといっていいほど自信がないです(苦笑)
杏音 >目立つことならおまかせっ(殴打
アドノレ >俺様が従業員入り口から堂々と頼み込んで(笑)おかしいな。カリスマはほんのおちゃめで取った筈なのに
杏音 >カリスマの無いアイドルなんて…_| ̄|○(ぁ
翔真 >……普通に考えれば、合流した時弓ちゃんから作戦内容の説明が有るかと思うけど。
アドノレ >「出撃前のミーティングといくぞ」
華恋 >「まずは、ホテルに入らなければなりませんが・・・何か作戦はございますか?」
弓 >「…そうね。………外からと中からの挟み撃ち…これがベストだと思う。」
アドノレ >「屋上と階下からか」
弓 >「正確には、窓からね………とりあえず、階下の部屋はあけさせてあるけど、さすがに全部屋貸切は無理だったわ。」
翔真 >「では、どう分ける?」
弓 >「……飛行状態でも戦闘能力が変わらない者が外、それ以外は中、ね」
そら >「わたしは察知されない・・・だいじょうぶ」
弓 >「私とそらは外ね。あと1人、こっちにサポートがいればこちらは問題ない。」
華恋 >「私や杏音ちゃんは、表の顔がありますから…内側から行くのがベターでしょうね。」
弓 >「目撃されない方がいいと思うわよ?…アイドルが一日に2回も“爆発事故”に巻き込まれるなんて、いいニュースじゃないわ。」
杏音 >「…にはは…シャレなんないよ」(苦笑
華恋 >「そこで、杏音ちゃんには変装していただきます・・・これで、問題はないでしょう」
杏音 >「変装?…うにっ…了解なのですっ」(▼(X)▼)すちゃっ(マテ
翔真 >「そうなると……弓ちゃん、そら、アドノレは外が確定か。華恋嬢と柊迫嬢は中となると、俺は中側に回るか。」
アドノレ >「トドメを刺すほどの火力が出せぬ。どちらの場合でも牽制する役だ」
弓 >「……そうね。中にも前衛がいたほうがいい…」
鋼地 >「では、僕も中ですね。」
弓 >「……最上階にたどり着くまでの手段は任せる。……突入は12 >00キッカリ…それまでにたどり着いて……優先順位は…ベル本人がいればベル、居なければクラウス…でいいかしら?」
アドノレ >「了解した」
翔真 >「……問題無い。」
華恋 >「異存はありません^^」
杏音 >「らじゃーっ」
鋼地 >「了解です。」
そら >「優先順位は受理されました…」
弓 >「…最悪、逃がさなきゃいいわ…。……できればこれで確実にクラウスをしとめたいけど…………」
華恋 >「後の事はその時考える、でしたね?(くす)」
翔真 >「……前みたいに月匣とゾーンジェネレーターを組み合わせたりさせなければなんとかなるさ(フッ)」
弓 >「……とにかく、拠点を1つ潰すことが重要よ。………あとは、まぁ……いつもどおり、臨機応変いきましょう(クス)」
杏音 >「うん。わかった〜。……にゅー、みゅー。気合いいれていくよ〜」頭の上の二匹なでなで
アドノレ >「ベルが以前に他所で出現したような話だったが、その時のデータはあるのか?」>鋼地
鋼地 >「そのときのデータですか? えっと……当てになるか分かりませんが……一応あります(データを開示)」
そら >「エジプトでの戦闘記録も、あわせて参照します」
アドノレと鋼地、【そら】がそれぞれの情報を交換した後、いよいよ!!
弓 >「………………じゃ……各自…散開。…幸運を祈るわ。」
杏音 >「……ぐっどらっくっ!…無事で会おうね」にへら
翔真 >「御互いにな。」ピッとこめかみを擦る様に敬礼(笑)
アドノレ >「俺様のは悪運だ」と出撃
鋼地 >「了解です。そちらの皆さんも……ご武運を。」
そら >「エナージョンウィング…ステルスシェード展開、隠密モード…」
【そら】は闇と同化するように、消えた。
華恋 >「では・・・杏音ちゃんは私の従妹という事で。翔真さんたちは・・・やはり、撮影スタッフでしょうか?(くす)」
翔真 >「その辺りの無難な所で頼む(苦笑)」
鋼地 >「お任せします。」
杏音 >「OKだよ〜。アシさんよろしく」(笑
華恋 >「撮影機材は・・・このデジカメがあれば充分ですね^^ では、参りましょうか(くす)」
鋼地 >「了解です。」
翔真 >「名演技を期待している(フッ)」
杏音 >「まかされよ〜…いくのですっ!」ぐっとマスク付けなおして(▼(X)▼)ノ
華恋はそのまま、平然とフロントへ向かう・・・月衣から出したのだろう、トランクを持って。
華恋 >「では・・・」と、フロントでチェックインします。打ち合わせどおりのフロアへ。
杏音 >サングラスかけて華恋ちゃんの横をちょこちょこ(笑 (▼(X)▼)
翔真 >バイザー掛けてお付きのつもりで(笑)
鋼地 >となると鋼地君は新人マネ?(笑)
杏音 >荷物持ち(ぁ
鋼地 >無駄に高い筋力もありますしね……は!? ということは鋼地君は新米AD!?(爆)
翔真 >スケッチブックのカンペを(違
鋼地 >「巻いて」とか「もっとボケて」とか書いてあるんですね?(蝶違)
華恋 >「・・・ではっと。適当に待機しつつ・・・居場所の策定を始めましょう。被害は最小限に、です^^」簡易魔法をセットしつつ。
翔真 >「心得た。」武器以外の装備を準備。
杏音 >「うんっ。OKっ…にゅー。みゅー。ラビっ…用意いい?」 簡易魔法セット(笑
鋼地 >「……了解です。」こちらも簡易魔法をセットします。
翔真 >「……クラウスの事だ、大量の罠を張っている可能性も有る。気を付けろ。」
周囲を探索する一同…華恋が、何事かを発見した。
華恋 >「・・・おやおや。ここはケーブルネットに対応しているようですよ(くす)」
鋼地 >「そうなんですか?……何か情報引き出せないでしょうか……」
華恋 >「私がやってもいいのですが、対外的な『仕事』を優先させませんと(くす)」
鋼地 >「……はあ……では、僕がやってみますね……」情報引き出せそうですか?
GM >ああ、ピグマリオンをケーブルネットに接続すればいいだけだからね(笑)問題はその後、どこまで情報を引き出せるかだけど・・・
杏音 >「…大丈夫?」後ろから覗き込み
鋼地 >「まあ……何とかなると想います。一応ロボ工研所属ですから。」
杏音 >覗き込むふりして首筋んとこにコソっとコードさしてる(ラビで隠しつつ)(ぁ
華恋 >「翔真さんは、そのデジカメで私を撮影してください…適当で構いませんよ^^」
翔真 >「……解った、警戒も兼ねておく。」本業じゃないので余り期待しない様に(苦笑)
かくて…探索を隠蔽するためだけに企画された、即興撮影が始まる。
鋼地 >……ふと思った……室内じゃ箒展開できないんじゃ……(汗)
GM >もちろん、まだ月匣じゃないし(笑)
弓 >だから、素で飛行能力があるのを外においたの
翔真 >だから自分も『武器以外』と言ったのですよ(苦笑)
杏音 >本日の獲物はひさしぶりにピコピコハンマーなのだ(笑)……マジカルコンパクトん中だけど(ぁ
アドノレ >何か首筋にちりちりと来たぞ(笑)
鋼地 >なるほど。鋼地君使えん(苦笑) 出してなくてよかった。
杏音 >にゅー&みゅーは箒だけど箒本体はまだ月衣の中だから機動してない(笑
弓 >突入と同時に出しておけば?
鋼地 >いや、本当に必要になった時以外は展開しない方向で。アナライズ能力が半減しますが(苦笑)
その頃、外では…眼下の幹線道路は夜もなお交通量が多く、
向かいの都市型スーパーの喧騒と相まって、ある意味ウィザードにとっては行動しづらい状況となっている。
そんな中、弓は着ていたゴスロリ服をばさり、と脱ぎ捨てる…
その下は、ぴっちりとした漆黒の特殊戦闘服に包まれた、しなやかな肢体。
弓 >「………………時計を確認するわ…………6……3……2……1……0…セット。」
そら >「インターナルクロック、チェック・・・調整の必要、なし」
弓 >ここはあれですね、そらのステルスシェードにあわせて…SACのOPのように、屋上から草薙少佐ぽく!!!
そら >「クラウス=フライは潜伏中・・・」
弓 >「…………そら、ナビゲートよろしく♪(ちゅ)」
そら >「んっ・・・(ちゅ・・・)・・・クラウスの気配は記録してありますから、その存在を表面化した段階でわたしが察知します」
弓 >「……あの階ってことは確かなんだけどね……………。………どの部屋かまで、特定できればいいんだけど……」
そら >「隠蔽結界、もしくはそれに相当するアイテムを使用して、クラウスは探知から逃れています…」
弓 >「……最悪、いないって可能性は?…」
そら >「その可能性も否定できませんが、その場合はどこに潜伏しているかが問題となります・・・」
アドノレ >照明のついてない部屋を除外しても範囲はそれほど限定されない?
GM >まあ、この場合照明そのものまで偽装している可能性もある・・・それに、屋外から完全防音の室内の気配を探るのがそもそも骨だけどね。
アドノレ >壁にピタリと張り付いて窓の死角を陣取る…と、完全防音のだったのか
弓 >「………じれったいわね…(唇を噛んで)……でも…仕方ない、か……中の人達に期待しましょう……。」
アドノレ >「ガラスをぶち抜くと下で騒ぐから俺様が溶かすか?」熱い手で大きく穴を開けようとするその姿は太極拳(笑)
弓 >「……………どうせ戦闘になったらバレそうだけどね。……ま…事後処理はナイトメアに期待しましょ…」
アドノレ >「やはり突入はらしくないと燃えぬか」(ニヤソ)簡易魔法をセットしながら
弓 >「…ま、奇襲効果も期待できるし。………」
その頃、内偵を続けていた鋼地と杏音は…最上階の一室に関して、
明らかにデータが改竄されている形跡を発見していた。
ちなみに、杏音はトリニティの販売している「ウィザーズ=ブレイン」をインプラントして、
鋼地の情報収集を支援していた…。
弓 >とゆうか、トリニティの商品、まじで入れてる人がいよーとは…
杏音 >脳スラをすこしでもマシにしたかったらしい(ぁ>ゆみさま
弓 >手術受けたあと、髪の毛どーしたんだ、アイドル(笑)
GM >実は… ヅ ラ
杏音 >ごめん……マジで奇跡つかったかもしらん(爆
アドノレ >優秀な毛生え薬と奇跡(笑)
鋼地 >部屋の特定は出来ます?
GM >その部屋は・・・一番奥の角に位置しているロイヤル=スイート「月の間」。一番最初にフロアを歩いた時、そこには明らかに誰かが宿泊している風だったのに、記録は何も残っていない…
鋼地 >ふむふむ……では、裏を取ろう(爆) トイレに入って『イシュマエル』を展開、『イシュマエル』にクラウス本体が現在どこにいるか(ホテル内ならどの部屋にいるか)聞きます。
『イシュマエル』にも、クラウスの居場所は突き止められない…が、
問題の部屋に、微弱な障壁の反応を発見する。
鋼地は、再び客間に戻る…その間にも、華恋と翔真はひととおり撮影をこなしていた。
ちなみにハプニング写真など…あるわきゃあない(笑)
翔真 >被写体が良いから気合入っている…が、微妙にクリティカルを外しているのが不味かったか(爆)
華恋 >「いかがです・・・割り出しの方は?」
鋼地 >「一部屋怪しい場所は見つかりました。」
杏音 >「…一番最上階だね〜」右目つむったまま
華恋 >「ここも最上階ですけどね(くす)・・・道理で全部屋予約が無理だったわけです」
鋼地 >「それと、微弱な障壁の反応もあるみたいです。」
華恋 >「・・・・・・なるほど。室内に障壁を張って、探知を阻んでいたわけですね^^・・・となると、あとは外に知らせる方法ですが・・・」
翔真 >「……時刻と同時に突入、外の面子が障壁に気付いて無ければ障壁を破りさえすればすぐに感付くだろうとは思うが……。」
鋼地 >一番安全な方法は……欠片通信(笑)
GM >華恋は外面子の連絡先は知らんのだ・・・そらりんは疎通に問題があろうて(笑)
弓 >あんねなら、声出さずに通信できるんだけどねぇ
杏音 >でも杏音もしらない〜…脳内電波飛ばせられないっ(笑
鋼地 >「僕がアドノレさんにメールしましょうか?」
翔真 >「……0−Phoneでの連絡は危険かも知れない。」
弓 >………………んー、あんね>ナイトメア>弓 という連絡手段なら、比較的安全かも…というレベルかなあ?
杏音 >ゆみさまが姉弟子ってしらない〜(苦笑
鋼地 >「僕が行きますか? 屋上なら……帰りは魔法でここに転移できそうですし。」
華恋 >「・・・あるいは、原始的方法を使いますか(くす)」
翔真 >「……?何か手があるのなら任せるが…」
杏音 >「原始的方法?…のろしでもあげるの?」>華恋ちゃん
華恋 >「まずは、外の皆さんの注意を引きます・・・・・・ときに、モールス信号はご存知です?(くす)」
杏音 >「あ、杏音はできないよ〜」(苦笑
翔真 >「………こっちが知っていても向こうが知っているとは限らないが?(苦笑)」
華恋 >「・・・・・・それはやってみてのお楽しみ、です(笑)」
杏音 >「……」なにかあるといけないから…華恋ちゃんにまかせてあたり警戒中
何を思ったか、華恋は部屋の明かりを消し…そして非常灯を取り出し、外に向けて照らし始める。
断続的に、そして一定周期で手を使い、光を隠す形で明滅させながら。
弓 >「…………………………?………あれは…合図かしら。」
アドノレ >「意図的に出してるようではある」ちょっと覗くか(警戒移動)
弓 >「…………………点滅………モールス?……古典的手段できたわね……」いざとなったら0−Phoneの翻訳機能を使おう
アドノレ >SOSは知っておいて損は無い・・・かも
かくして、外側メンバーが断続的な光の明滅に気づき、
内側メンバーのいる部屋の窓の前に飛来する。
華恋 >「・・・・・・・・・思った通り、です(くす)」モールス続行(笑)
鋼地 >「……モールス信号なんて……よくご存知ですね……(何故か小声)」(笑)
華恋 >「・・・かくし芸の一種です(くす&きっぱり)」
杏音 >「……♪」手ぽむっ
翔真 >「………なるほど。」ちょっと思い至った(笑)
鋼地 >「……かくし芸にしては随分と精巧な気が……(汗)」(笑)>華恋さん
華恋 >「気にしたら負けです・・・これなら、敵に察知されにくいでしょう?(くす)」
鋼地 >「……確かにその通りですね……僕も今後のために覚えておこうかな……(呟くように)」
華恋 >「・・・・・・・・・・・公式運用なら、もうされてませんよ(くす)だからこそ使ったのです・・・」
鋼地が驚くのも、無理はない。今回直接話してはいないが、華恋は元・楠ヶ浦学園の戦士…
それも最強の一角を担う『スクルド=オブ=ノルン』だったのだ。
それゆえ、過去の世界では常識であったモールス信号を、苦もなく使用できる…という訳である。
…しかし、それは弓にとっては理解しがたい、暗号のようなものであった。
…まあ、時代というやつである。
弓 >「……………………………………んー………えと……あ……き…?…む…?…なんだっけ……」
翔真 >弓ちゃんが微妙に可愛い(笑)
アドノレ >「場所の割り出しが出来たそうだ」
弓 >「……………………(−−;…あ、そう……」
そら >「クラウス=フライの現在位置・・・最上階、部屋番号2030『月の間』・・・3次元スキャンでは港湾側角にあたります」
弓 >「…OK……時間もないわ。……配置につくわよ…」
そら >「はい・・・兵装チェックはすませてあります」
アドノレ >「うむ」
メッセージを受け取ったか、外側メンバーは移動を開始した…
華恋 >「・・・では、こちらのショータイムはまた後々。もうひとつのショータイムに取り掛かりますか(くす)」
翔真 >「……では定刻と同時に割り出した場所へ強襲を掛ける。良いな?」
杏音 >「らじゃ〜…あっちも動きはないみたいだし…」こそっと廊下の気配さぐりつつ
鋼地 >「了解です。」
華恋 >「ええ、参りましょう^^」
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