【第15夜】
第二次・大魔王作戦
<PART−26>
「ベイタワー」への突入
さぁ、戦いだ…ウィザード達は念のため杏音を温存し、彼女とアドノレを除く全員が前衛に立つ形となる。
先手を取ったのは…鋼地だった。
「『イサーク』データリンク! 『イシュマエル』……アナライズ!!」
蝶☆悶絶合体スズキダイジロー |
データ表示を見て、鋼地は面食らう…その戦闘力は存外に高い、と出たのだ。
現時点でアームドシェルを発動していないのが、せめてもの幸いというべきか。
鋼地 >強いー(汗) 皆さんに報告〜。
翔真 >………全部起動される前になんとかしないとエライ痛い目に逢うな(汗)
アドノレ >一発だけでかく決めるから後始末は頼むぞ
弓 >うーーーむ…悩んでも仕方ない。普通にVA+捨て身のコンボ!
「…とりあえず…様子見…」飛び込んだ弓は、飛び込みざまの「右腕」の一撃と…もう一撃のローキック。
そのコンボを受けてよろめいたところに、今度はアドノレが飛び込む。
「貴様は地獄で戯れておれ」「・・・いやぁん・・・まいっちんぐ☆」
アドノレが吐き出した黒い炎がダイジローをあっけなく包み込み、
ダイジローはあまりにもナニなその姿で、台詞で言った通りの伝説のポーズをとった。
鋼地 >「…………(溜息)……(集中再開)(笑)」
アドノレ >「涼しげなポーズだから火力を上げてやろう」
続いては翔真が、遠い間合いからの一閃。更にアドノレの吐き出した炎を浴びて、灼熱の大剣となっていた。
「燃え尽きろ……!」アドノレの炎に能力を封じられたダイジローがこれを避けられる道理はなく、直撃。
「おまんら・・・許さんぜよ!!」
怒り狂ったダイジローの体が、更に巨大化…豪腕がうなりを上げてウィザード達を襲う。
「『イシュマエル』、対物理障壁拡大展開!」
鋼地によって拡大展開されたアースシールドは、その攻撃の大半を…受け止めた。
ダイジロー >「お、俺のビッグバンパンチが・・・効かない!?」アンホーリー忘れて憤怒った気になってる奴(ぁ
弓 >「いや…だって…ねぇ…(==;)」
アドノレ >「鍛え方が足りぬ」(ぽーぢんぐ)
鋼地 >「……相変わらず……なんですね……」……魔石U1使用します(笑)
そら >「…粉・砕…」
翔真 >次はそらか…前に憤怒で食らった借りを返すのだ(笑)
【そら】は・…地上に立ちながらブースターを噴射して、疾った。
その右拳が基部から回転し、ダイジローと交差するやいなや、抉り取るように…インパクト!
「きっ・・・・・・・・きびし〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
哀れなり蝶(中略)ダイジロー…結合部分から打ち砕かれ、あっという間に木っ端微塵(爆)
そら >「・・・・・・・(余剰出力を両翼と拳の基部から放出)」
弓 >「………………排除、完了。」
アドノレ >「ほぉ。どこぞで特訓でもしてきたのか」
翔真 >「さほど時間を取られずに済んだな(苦笑)」
そら >「・・・・・・・・・遠隔操縦によるドロイドのレベルで、インフィナイトは止められない・・・」
鋼地 >「……(……インフィ……ナイト……か……)」 (記憶の片隅に響く物が >笑)
ダイジロー >「な、なんでこー・・・なるのっ」
鋼地 >キソチャン!?(核爆)
翔真 >随分と時代を感じるギャグを(笑)
アドノレ >「この様子も高みの見物されておるのだろうな」
翔真 >「相手の庭だからな、それは止むを得まい。」
鋼地 >「……先に、進みましょう(警戒開始)」
弓 >「そうね。前菜…まだ、メインディッシュが残ってるわ…」
一同はその場でいくらかのプライズを手に入れるが…「カイザーナックル」に「勝利の石」、
そして「素敵全身タイツ」&「どこからどう見ても(かぶりもの。だが自主規制)」…。
鋼地 >ステキな一張羅!?(核爆)
弓 >まぁ、確かに、ダイジローのあれは相当品OKだなぁ(笑)
翔真 >「………最初の以外、要らん物を見付けてしまったな……(汗)」
アドノレ >「これはこれで味があると思うのだが」(笑)
翔真 >「石は俺も持っているので欲しい者が持っておけば良い、後の二つは……売り払うか。買ってくれる者が居れば、だが(−−;」
弓 >「…………………その手のコレクターがいるといいわね。」
翔真 >「……………複雑な所だ(汗)」
鋼地 >「……まぁ……いろいろ当たってみますよ(汗)」
翔真 >「待たせた、進むとしよう。」
アドノレ >「んむ」
鋼地 >「了解です。」
そら >「・・・わかりました」
弓 >「……行きましょう………索敵開始……」
翔真 >「罠を警戒した方が良さそうだな……。」
ジローとの戦場の先はエントランス。そこは回転扉になっていた…
翔真 >「罠を警戒した方が良さそうだな……調べて見るか。」
が、一同が近づくや、回転扉は露骨に回転数を上げ始める!
弓 >「………………いや……見ればわかるし……あれ」
アドノレ >「早速起動したらしいな」
翔真 >「だな(苦笑)……長距離から壊せば良いのか?」
弓 >「………………反射してきたりして」
翔真 >「低威力の物で試して見て………やれそうならそのまま長距離から破壊と言う策を取ろう。出来なければ……気合で解除するか(−−;」
弓 >「そうしてみましょうか…どうせ、ジローが出てきた時点で、来てるのはバレてるしね。」
翔真 >「そう言う事だ(フッ)」
鋼地 >「『イサーク』データリンク! 『イシュマエル』……アナライズ!!」
その回転扉は、おそろしいレベルにまでカスタマイズされた攻性防壁だった!
だが最大の問題は…このトラップは「破壊不可能である」という事。
弓 >おーまいがっ(笑)
翔真 >ウェーイ!?(汗)
アドノレ >解除するしかないのか
弓 >どおすんべ><
そら >「止めてみますが・・・?」
翔真 >「いや、引っ掛かった上で何が起こるか解らない。正面から解除した方が逆に安全だろう………クラウスなら二重トラップなんてのはお得意の分野だろうからな(苦笑)」
鋼地 >……あ、ちなみに、回転扉の向こう側って見えます?
GM >うむ、回転扉の向こうはショッピングモールとエントランスフロアが、一体になったような形で・・・噴水が流れてるのが見える。
鋼地 >向こう側が見えるのか……危険だけど『ダーク・ブリング』で抜けられなくはないですね。私だけですが(汗)
弓 >いや、こう言う場合、絶対テレポート先に罠を仕掛ける。私がGMなら!(きっぱり)
鋼地 >まあ、私もかけますな(爆) 素直に解除しましょう(笑)
翔真 >「………止むを得ん、消耗は免れんが解除に専念するしか有るまい(嘆息)」
鋼地 >う〜ん……翔真さんか弓さんか……鋼地君の記憶にかけるか(爆)
翔真 >アドノレや蟻塚君だと少々厳しいか(むぅ)……そらか弓ちゃんか俺の3択の方が良さそうですね。
弓 >じゃあ、私かなー…そらりんはプラーナが生命力に直結してるし…
翔真 >「アナライズの結果では今の所他にトラップは無いとの事………俺がやって見る。念の為下がっていてくれ。」
弓 >「……………わかった。」翔真の1Sq後ろで、射撃モードで待機
アドノレ >「では頼むぞ」下がって様子を見る
鋼地 >「お願いします。」>翔真さん
弓 >くそー、トラップバスターとっちゃろうか…(笑)
翔真は、罠を起動させているセンサーを除去した…
ミキサーの刃のような回転扉は、ちょうど人1人が通れるくらいの間隔で停止している。
GM >ちなみに、この扉を無視して飛んでたら・・・ダメージパネルが連動するところでした。解除されたのでもう発動しないけど(笑)
アドノレ >やはりあったか
鋼地 >わ〜い(笑)
翔真 >「………何とかなったみたいか(嘆息)」
弓 >「…………お疲れ…。…先に行くわ。」
翔真 >「例の如く箒等で飛んで行った方が良いかも知れんな………空中限定で掛かるトラップより地上を歩いていて掛かる方が多いだろう。」
弓 >「そうね…ウィング、展開…」
アドノレ >ぶわっさぶわっさ
鋼地 >「……了解です。『イサーク』、お願いね。」
かくして、一同はエントランスホールに到達する・・・
噴水は青く輝く水を流しているが、それ以外は赤く染まったショッピングモール・・・
だが、ここがもちろん本物のベイタワーであるはずもなく、あくまで空洞に過ぎない。
翔真 >WBUに搭乗、周囲を警戒。
GM >上下が逆って事で、フロアは当然下にぶち抜けている。おおよそ5階分くらいだ・・・ちなみに噴水はこの場合、下から上に流れてることになる(笑)
鋼地 >個人的にはそれはそれで幻想的でいいかなって思ってしまった(笑)
翔真 >「く………っ」かなり地獄に近い、全面総鏡じゃないだけマシだけど………かなりキツイな(^^;
弓 >ドラキュラを思い出すのう
GM >ちなみに・・・ベイタワーは無駄に70階建て(笑)フロアが直接通じているのは、ここB1F〜4Fまでのようだ。その間には当然階段がある・・・
翔真 >「………準備は良いか?……降りるぞ、周囲に警戒しておいてくれ。」>ALL
アドノレ >「水に何かあるかもしれぬから距離をとっておけ」
翔真 >頷いておきます。
そら >「わたしは、だいじょうぶです(にっこり)」
GM >フロアの一部にはエレベーターもある。それも、4つほど。
アドノレ >どうせ飛べるのだから階段沿いを垂直に動いてみるか?
翔真 >飛んで居るなら吹き抜けの所はそのまま降りても良いかななんて思っている。エレベーターを使わざるを得ないのなら調べて見るしか無いかなぁ?
GM >下・・・そして当然横も移動できるね。その場合また地下街に出ることになるけど(笑)
弓 >「…………横と下……この場合、どっちにいると思う?」
翔真 >「個人的には、下だと思う。」
鋼地 >「……下……でしょうか……」
アドノレ >「悪の美学で計るなら下だ」
そら >「エミュレイターは・・・この下です」
弓 >「………………私も下。」
かくして一同は下に向かって降りていく…空洞のショッピングモールを。
その時、アドノレがおもむろにくしゃみをした。
「へ、へ、へ〜ちょ」
アドノレ >「何か妙な反応がするぞ」翔真の方を見て、視線が合ったら頷く
翔真 >「あぁ、団体さんがお待ちかねの様だな……。」同じく頷いて返す。
鋼地 >「……団体……ですか……」
弓 >「ふうん…」
そら >「・・・・・・どうしますか・・・?」
翔真 >「ただエレベーターで向おうとすれば即そいつ等の居る階で止められた上、狭い場所で攻撃に晒される……階段で行っても遭遇するのは確実、か。」
弓 >「…1…待ち伏せしているということは、その奥が本命である。…2…単純な罠で、メインは別の階にいる…」
翔真 >「俺は2の方だと思うがね(苦笑)」
アドノレ >「陽動が上手くいってれば敵側に強力な手勢はそう多く残ってない。1と見たいのは希望的観測か」
鋼地 >「……では……上の階から調べます? クラウスの場所が特定できない以上。」
弓 >「………そら、どうかしら…?…強いチカラ…どこからか、感じない?」
そら >「・・・・・・・・・・・・・ずっと下の方。この力は・・・私は、知っています・・・」
弓 >「…………………下…みたいね。」
アドノレ >「広範囲攻撃魔法でもあれば先制で叩き込んでやっても良いだろうが…て米の連中のように物資が余ってるわけでは無いからな」
弓 >「…………………用意してあるわよ、広範囲攻撃魔法。」
鋼地 >「威力は別として……一応僕も撃てます。」
翔真 >「どうせ遭遇する事は避けられまい………先制して切り崩せば楽にはなるだろうな……。」>弓&蟻塚
アドノレ >「一発ぶちかまして飛び出してくるようならシタッパという識別がある」
鋼地 >「……となると……僕と弓さんで先制して、突破でしょうか?」
そら >「一発打ち込む程度なら・・・わたしも、不可能ではありませんが・・・」
翔真 >「そらは念の為温存、弓ちゃんと蟻塚、柊迫嬢で先制して……と言う運びが良いか……。」
アドノレ >雑魚戦はそう何回も無いから一発ぐらいはよいか…敵の位置が大体判るなら3人で重ね。居るのは判るが位置までは不明なら一人が適当に。
翔真 >「今見た限りでも、4階から下に降りるにはエレベーターを使わなければならん様だ。今の敵の配置上、エレベーターを使うには吹き抜けの一番下のフロア、4階に居る奴等を屠らない限りは無理だろうと言う事だな。」
GM >おぉっと、重大な事・・・どう止まるかはまだ調べてなかったんじゃないかな?
鋼地 >ああ、あの階で止まるとは限らないのか……
翔真 >3階から乗ったとしても動き始めたら即ボタンを押せば止まるじゃ無いですか(苦笑)
弓 >そうですねー。あと、エレベーターをブラフで降ろすのはデフォとして…あとは、突入前にワイヤートラップとかがないか、罠チェックするくらいですかね。
アドノレ >直通エレベータを呼んで、動かないように破壊してから穴の中を飛ぶとか
GM >さて、そのエレベーター。4つあるうち両脇のふたつは、各階停止のものだ。真ん中のものは・・・ひとつは5階までのノンストップ、もうひとつは最上階までのノンストップ・・・となっている。
鋼地 >……何のために作ったんだろう(笑) 展望台まで直通って奴?(爆)
GM >ああ、最上階は展望台とレストランだから(笑)
鋼地 >……クラウスすきそう(爆)
翔真 >…………サンバノレカンの基地防衛トラップで『エレベーターがそのまま外に射出される』と言うのが有ったのを思い出した(笑)
アドノレ >エレベーターアクションごっこ(笑)
翔真 >確かに前には機密書類を持って帰ったな(笑)
鋼地 >一瞬頭をよぎったこと……エレベーターをハッキング(笑)
GM >でもって、問題のトラップは・・・その最上階行きのエレベーターにひとつ、各階停止のものは強制的に4階で止まるようになっていた(笑)
弓 >とゆことは、それ以外はセーフ?(笑)
鋼地 >5階止まりは何もないか……
GM >ちなみに、最上階行きエレベーターの罠は・・・ブラックホール(笑)
翔真 >ブラックホールが待っているとアドノレの案は使えませんねぇ(苦笑)
アドノレ >サンバノレカン式トラップだったか(笑)
GM >それから…表からは見えることのない移動手段として、非常階段なんてものもあるぞ(笑)
弓 >ぽむ…それかっ!?(笑)「………………………あそこに…階段もあるけど」
鋼地 >「……え?」
アドノレ >非常階段なら行けるか「確かに盲点だな」
翔真 >「非常階段………上手く行けば相手の退路側から攻められると言う事も有り得るか……?」
弓 >「…………こっちにも罠がないという保証はないけど…エレベーターよりはマシね。」
翔真 >「閉鎖空間に閉じ込められたまま移動するよりかは確かにな……。」
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