【第16夜】
異邦よりの戦い

<PART−11>



最悪の番人達



大爆発と共に、白い家は木っ端微塵に砕け散った。
それで、やっと邪悪な音波(少なくとも弓にはそう聞こえた)は止まる・・・

弓 >続けて第2射〜〜〜(ぇ
アドノレ >観測班から着弾修正(笑)
翔真 >対ショック、対閃光音響防御!(ぁ
鋼地 >波動砲なの!?(爆)
ミラ >「よ、容赦ないなぁ(^^;」
翔真 >「………そこまでするのは少々予想外だが……(汗)」
鋼地 >「……そこまで行くとイノセントウィングが……反応が弱くなったとかありませんよね?」
ミラ >「うん、それは大丈夫だと思う…ケド…(^^;;;;」

第2射は、白い家のあった地表をごっそりとえぐり、クレーターを作り出した。

弓 >「……………これで静かになったかな……」
アドノレ >「打ちかた止め。第3射準備のまま待機。観測するぞ」舞い上がるであろう砂埃に目を凝らす
翔真 >警戒待機です。
GM >すると、クレーターの中に渦巻く煙の向こうから・・・ふたつの人影が現れる。
鋼地 >「…………(警戒)」
翔真 >「…………居たか。」天津大鋼を構えます
アドノレ >「そう簡単に落ちるようなら砲撃も要らぬだろ」

それは・・・茶色い髪をした18歳くらいの細身の少年と、
それよりはひと回りマッシヴで、どこからどう見ても
改造メイド服にしか見えないものを纏った女(のようなもの)であった。

少年(それなりに美形) >「酷いじゃないか…君達は、いきなりやって来て僕達の平和な暮らしを壊そうというのかっ!?」
弓 >「………ノックしたけど、誰もでなかったから、ちょっと強めにノックしたのよ(しれっと)」
翔真 >「………この月匣にいきなり引きこまれた身としては、そう言われる筋合いは無いと思うぞ。」>少年
メイド? >「キーッ、あの言いよう! あんな失礼な奴らは、きっとおr・・・じゃないや!デヅ子の敵だニョ」
弓 >あーーー、なんか、その一言で・・・殺す気になってきた、うん。
少年 >「敵か・・・・・・・・敵はコロスコロスコロスコロス・・・(プッツン☆)」イイ笑顔に(ぁ
デヅ子? >「おうともさぁ! このデヅ子様のウルトラスーパーセクシィブリリアントな歌声で応援してくれるニョ」
アドノレ >「貴様、ウルトラスーパーセクシィを気安く語るな」(笑)
翔真 >「敵は殺す、か………ならこちらも遠慮は要らん様だ。」
アドノレ >「念のために聞くが見覚えは?」>ミラ
ミラ >「えぇーと・・・覚え ないや(^−^;」
鋼地 >「ミラさん……もしかして……あの二人の方からイノセントウィングの波動を感じたりとかしませんよね……?」
ミラ >「・・・・・・・・・どっちかが持ってると思う・・・!!」
鋼地 >「……なるほど……了解です。」
弓 >「………(フレースヴェルグから降りながら)…一応聞いておくけど……あんた達、誰?」
デヅ子? >「フフフフフ、知らなきゃ騙って聞かせるニョ。だぁがその前に・・・お色直しだぁニョ・・・」(バッとぼろぼろのメイド服を脱ぎ捨てる。その下は・・・)

スク水姿でねこみみまで付けた「それ」は…どこからどう見ても、ジローだった…

弓 >「…………………………………う…(気持ち悪そう)」
翔真 >「…………(−−#」(ピキッ
鋼地 >「やっぱてめぇかよ! って言うか気持ち悪ぃんだよマジで!!(間宮君ツッコミモード始動 >爆)」>ジロー
ジロ子 >「今日の俺様は現代日本を代表するカルチャー【Moe】に着眼し、その寸分に違わず忠実なるシミュレーションを行なっているのだニョ・・・」
弓 >「……………………貴方の基本形状が既に逸脱してるとは思わないわけね………」
鋼地 >「んなもんに目付けてんじゃねーよ! しかも全然シュミレーションできてねーじゃねーか!!」>ジロー
弓 >ああ、ネコミミの神様が背後に囁いてくださる…殺ってよし!・・・と(爆)
少年 >「僕は彼女の歌声に癒されていたんだ・・・その一時を邪魔した罪、命で償ってもらう!!」
弓 >「……………………………………………好みは人それぞれね……」
アドノレ >「馬鹿は死んでも治らぬようだな」
ミラ >「えーと、なんていうか・・・・・・・・・」
弓 >ところで少年は………可愛い?
GM >うむ、可愛いと言われれば可愛いかも。今は目が赤く光ってるけど(何)ただ、この少年をどこかで見たような気が、一瞬だけした…
弓 >おろ………どこだろう……「…?………ま…いいわ…………次は、キミのウタゴエを聞かせてもらうわ(ぺろりん)」
翔真 >見覚え有るのは弓ちゃんだけですか、一体誰だろう?(^^;
少年 >「うるさい、勝手にやってきたのはお前達だ! お前達こそ出て行け!!」じゃきんっ、と大型銃を取り出す・・・
ジロ子 >「・・・その通りだりゅんッ!!(少年に調子を合わせる)」
弓 >あああ、背後のヒトの殺意ゲージがどんどん上がる(笑)
ミラ >「とっ、とにかくこの変態達をやっつけちゃえばいいんだね!?」
翔真 >「ミラ嬢の物も取り返さなくてはいかんしな。」
アドノレ >「少年の方は殺さぬように。変態の方は容赦せんで良い」
鋼地 >「個人的な考えですが……あっちはおそらく倒しても大丈夫でしょうから(笑)」
ジロ子 >「キーッ!この【Moe】の極北を目指すパーフェクトヒロインを捕まえて、変態ですって!!」
鋼地 >「てめぇを変態とよばねえで誰を変態と呼ぶんだゴルァ!!」(爆)>ジロー
ジロ子 >「(ぷーくすくすと笑いながら憐れむような目つきで鋼地を指差す)」
鋼地 >「……………………ああ……そうですか………………もうそれで……………十分ですよ…………………………(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)」(爆)
ミラ >「な、なんかみんな殺気立ってる・・・(^−^;」
アドノレ >「いや、俺様としては殺気立つほどの事ではないが」
弓 >「………………これ以上アンタにつきあってると、頭がおかしくなりそうよ……」>ジロー
少年 >「じゃあ、壊れればいいよ・・・そうしたら僕が君を萌えヒロインにしてあげるから」
弓 >「…………お断りよ…」
ミラ >「・・・・・・・・・ふたり揃って変態・・・?(−−;」
アドノレ >「萌えヒロインはともかく奴のセンスでは台無しだぞ」
翔真 >「………ミラ嬢はイノセント=ウィングの捜索に専念しろ、お喋りはここまでだ………。」
ミラ >「わかった、でも・・・ここは手伝うべき、だよね?」
翔真 >「どちらかが持っていると言うなら確認次第奪いに行くか、落としたら即回収出来る様に備えていてくれ。援護は任せる。」
ミラ >「ううん、ワタシはここで・・・イノセント=ウィングを取り返す!」
鋼地 >「……何はともあれ……ひとまず止める……という所でしょうか……(鋼地君モード)」
弓 >「…蟻塚……横の子供の正体をアナライズしておいて。……よろしく。」
鋼地 >「? お、おう(急に振られたので思わず間宮君モード >笑)」
ジロ子 >「まあ、そういうワケで・・・俺達のラヴィなハウスを木っ端微塵にしてくれた事を公開させてやるニョ!」
少年 >「それを言うなら後悔だよ、ジロ子」
ジロ子 >「あっちょんぶりけ」
弓 >…………もういい…………………………死ネ
アドノレ >「相変わらずの愚か者め。弓を本気にさせおった」
鋼地 >「……………………(無言で戦闘配備)」
少年 >「僕は・・・お前達を倒して平和な(萌え)世界を取り戻すっ!!出ろ!!D=MC2!!」

すると背後の湖から・・・どこからどう見ても半分溶けた巨大物体が現れる!
その姿はさながらヘドロ怪獣ザ●ーンか、もしくはヘ●ラか!?

ミラ >「うわっ!? 後ろからも!!」
鋼地 >「……不意打ちじゃないなら……対処法はあります……」
アドノレ >「機体の性能で勝負が決まる訳では無い事を教えてやらねばな」
ミラ >「とにかく・・・あんな変態たちはやっつけちゃおう!!」
翔真 >「…………メイド服やスク水に特に傾倒しているというわけでは無いが、貴様らはやり過ぎた………故に」

「斬刑に、処す。」

弓 >Σ( ̄□ ̄; 斬刑キター
翔真 >こんなトコで言って良いのかちょっと悩んだけどー(爆)
鋼地 >ちなみに現状でフレースヴェルグにはそらさんだけですね〜。
ミラ >当然だけど、ワタシは乗ってないよ!(笑)
翔真 >ジロ子を斬刑に処したいが、後ろの化け物を放っておく訳にも行かない。自分か弓ちゃんか、どっちかが行かないと厳しいかな(^^;
弓 >むむ、フレスヴェルグ後衛なのか・・・じゃあ、バケモノに対処するために、そのまま〜〜〜。そらりんほっとくわけにもいかん><
翔真 >弓ちゃんが乗っておけば他の搭乗面子は大分楽になるかと。弓ちゃんは何時もよりかはちょっとキツくなるけど(苦笑)
鋼地 >では、いざって時用に私は外にいますね〜。DFは動いて何ぼですし(爆)
翔真 >FWは前に出てナンボです。描けゴール前の聖域サンクチュアリ(違)
弓 >フレースヴェルグは…イニシアティブ−7か。一番最後だなんて、久しぶりだ(笑)

D=MC2
少年

(フレースヴェルグ内)
敵(後背) 味方後衛 味方前衛 敵前衛

結果、このような変則的状態となった…。
先手を取ったのは、少年だった。アンダーブルームを構え、
「シュアショット」を込めて正確無比の射撃を敢行する。

翔真 >む(汗)これは厳しい。
弓 >「っと……!!!」操縦席に滑りこんで、操縦桿を引き倒す〜〜。そらりんがっくんがっくん(笑)ベルトはしてるけど
鋼地 >「『イシュマエル』、対物理障壁拡大展開!」……6ダメ頂きました(笑)
アドノレ >受けをしてみて防御に斥力ふってくか…止め

「『イサーク』データリンク! 『イシュマエル』……アナライズ!!」
戦場に鋼地の声が響いた…「イシュマエル」のモニターに、情報が表示されていく。

「ロストナンバー(0号)」武蔵
(L20魔剣/強化人間)
D=MC2
(L10クリーチャー)
幻想 クイックネス ニゲレイター
アンチマジック ガン・フー シュアショット
死点撃ち 動態視力 聖印 霧散
魔器所持 魔技 サトリ なぎ払い
重傷無効 属性無効<水>
再生A(白き角相当)
再生B(獣の生命相当)
体液砲(光の槍相当・水属性)

翔真 >ぐあ(汗)完全にこっちの強化人間入りアッパーバージョンだ(^^;
弓 >0号ってことわ……まだ見ぬまいぶらざー零号機?
鋼地 >…………この特殊能力並び&アンダーブルームとなると……DSの一人ですか(汗)
GM >はい、DS戦団です。ただしロストナンバー・・・弓の記憶の原因は、その顔が「1号・天駆」によく似てるという事(笑)でもって、正規メンバーにカウントされなかった理由は「強化されすぎて精神に異常をきたし登録前に廃棄された」ため(爆)
弓 >どっかで聞いたような(笑)
鋼地 >……それでジロ子に萌えちゃったのね(泣)
アドノレ >武蔵の方は対抗封じても回避が落ちる程度か…本文は消せないしな
翔真 >一方のD=MC2は再生しまくりかい(苦笑)
鋼地 >……渋いなぁ(汗)
翔真 >厳しいが挑まぬ訳には行かない。ジローに憤怒が有るから………上手くやらないと痛い目に逢う(汗)

「いやぁん、変身前に攻撃するなんて酷いニョ〜!」
遠間から、翔真に薙ぎ払いで直撃されたジローが、野太い声で悲鳴を上げる。
更に、アドノレが遠い間合いから、「遠撃」を仕込んだ「アンホーリーフレイム」を吐きかけるが、
その時ジローは「ニョ〜〜〜〜〜」と歌いだす…その音波が、黒い炎を弾き飛ばした!!

「ジロ子クリスタルレインボゥパゥワァー!メイィクアァァァップゥ!!」
その声と共に、ジローは黒い光に包まれ…
ねこみみスク水+黒いレザーの強化パーツという珍妙な姿へと変貌を遂げた!

ジロ子 >「ジロ子の歌声はぁぁ…世界一ィィィィニョ!」
アドノレ >「ますます面妖な」
鋼地 >じぇんじぇんジロ子の元ネタと関係ない気がする(爆)
弓 >とりあえず、秋葉原にあるものを適当に融合してるのでわ
GM >まったくもって そのとおり(爆)

「君も萌えキャラにしてあげるよ!猫耳つけて!!」
武蔵が、翔真に射撃を仕掛ける…あどけない少年の顔に、狂った笑みを貼り付けて。
「ふりふりリボンもつけてあげるよ!あぁ・・・萌えだ・・・!!」
「誰がなるか、この馬鹿。」
翔真が受け止めたところで、鋼地のアースシールドがその力を強化する。

「『イシュマエル』、対物理障壁展開! 目標……翔真さん!!」

武蔵の攻撃は「シュアショット」を絡めていたが、これで問題なく弾かれた。

ミラ >ここで銃の呪文使うのもなー、とか考えちゃう(笑)まあ、敵は接近してないから翔真さんには当たらないだろうケド・・・
鋼地 >呪文詠唱銃で通常射撃か……
翔真 >当らないのでは厳しいが…(^^;
弓 >誰も接敵してない今が、範囲魔法弾のつかいどころでわ?サファイアいわく、変態は容赦しなくてよろし!
ミラ >じゃあ、やっちゃうね!

ミラは呪文詠唱銃に、「ジャッジメント・レイ」の弾丸を装填した。
それは、第15夜において弓が杏音の呪文を込めてもらっていたものである。
そして、放たれた一撃は…ジローは無論のこと、虚を突かれた武蔵をも包み込んだ!

「くぅう・・・!!」「いやーん、気持ちイイニョ〜!!」

ミラ >「必殺・ブリーズ=キッス…アナザータイプ!なんちゃって(笑)」
翔真 >美味しいぞ(^^b
鋼地 >イノセントウィングがミラさんを導いてる……?(笑)
翔真 >それはカッコイイ演出だと思う(笑)
弓 >アンネリーゼのJRだもんなぁ(笑)では、180度旋回!バケモノに向けて、主砲斉射!

弓の操艦でフレースヴェルグが回頭し、
「砲呪文」を付与された主砲塔が、D=MC2に向かって火を噴いた。
巨大生物の表面が削り取られ、悲鳴を上げる…

弓 >ごっどふりーと、うてー(笑)
翔真 >奇しくもジャッジメント・レイと同じダメージ値に、属性違うけど(笑)


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