【第16夜】
異邦よりの戦い
<PART−19>
ファイザッハを倒せ!
<後編>
疾風と共に、荒れ狂う炎。なんとファイザッハは、
ミラの放った必殺奥義を…完全に、受け止めきっていた!
ファイザッハ >「勇者の剣・イノセントウィングとて…使い手がいまだ未熟では、恐るるに足らず」
ミラ > 「くっ! ワタシだって、強くなったのに… まだ、まだ届かないの!?」
翔真 >「あれだけの攻撃を凌ぐか………。」
弓 >「……………ち……お嬢ちゃんには………荷が重いわね…。」
ミラ >うぅ… T=Sってば、こっちの世界でもこの扱いなのね(しくしく)
そら >「繰り返します…最大攻撃を認可しますか?」
翔真 >「………止むを得ん。ミラ嬢が下がる時間を稼いでくれ……俺も奥の手を使う。」
そら >「……最大攻撃が認可されました。武装選択『最終決戦兵葬』」
言うや否や、【そら】の全身に異変が起こる。
広げられた翼は歯車のような音を立てて複合変形し、
その先端のブースターが前方に倒れ、展開…
【そら】の背後に、周囲の粒子を集めつつ光輪が形成される。
「メタルハート同調…スーパーチャージャー起動。急速臨界突破…」
放電する両腕と両脚を、中空でいっぱいに開く。
鳩尾の部分に白と黒の輝きが渦巻き、空間に五芒の星を穿つ…そして!
「おぉおおおおおおおお・・・ッ!
・・・ケイオティック=シュトロォォォムッ!!」
機神の咆哮と共に解放された閃光は、渦を巻きながらファイザッハを直撃する…だが!!
ファイザッハは、辛うじて耐えていた。とはいえ装備は部分部分で融解しており、白煙を上げている。
それは、尋常ならざるダメージである事の証明であった。
「…ふふ、見事…戦いとは…こうでなければならぬ。」
「されど、いまだ我が力健在なり…。」
弓 >1人ぷりきゅあまーぶるすくりゅー(ボソッ
アドノレ >「アレを耐え切るか…」
そら >「SYSTEM…DOWN」光輪が砕け、落下します。
鋼地 >「そらさん!!」気合と根性とPLUSで下にまわりこんで落ちる前に自分でキャッチします(笑)
GM >これでファイザッハ、魔物使い能力が失われました(爆)「マグニデスよ、大儀であった。しばし休むが良い」
ミラ >マグニデス、文字通り右腕だったのね(^^;
鋼地 > 「……ぜってぇ死なねぇ……ぜってぇ死なせねぇ! 『イサーク』、『イシュマエル』!! てめぇら俺の気合に便乗しやがれえぇぇぇぇぇぇぇ!!(地面の溶岩に落下する寸前で二本の箒がユナイト。再び戦闘機動の推進力を得る)」
翔真 >「そらを頼む………後は、俺達の仕事だ。」
弓 >「………がんばったね、そら……」
アドノレ >魔物使い消えた分今度こそアンホーリー掛かるか…?
アドノレが、珍しくまともな構えを見せ気を練り始める…
凝縮された気は少しずつ変容し、炎の形をとる!
「愚か者め。最も恐るべきは未完成が示す未知」
ファイザッハは防がんとするもかなわず、黒い炎はその周囲を包む。
そう、マグニデスの防御力を失ったことで、その戦闘力は聊か低下していたのであった。
アドノレ >「ミラとイノセントウイングが闘気を失わぬ限り貴様はそれを警戒すべきなのだ…すぐにそれを思い知るだろうて」
ファイザッハ >「…なれば、その前に消し去るまで。すぐに終わらせてくれよう…」
「暗黒剣技・タイラント=レイヴ」
炎の剣風は翔真、弓、そしてミラを襲う…
弓 >「……確かに、早いけど……!……………残念、私はもっと速いのよ。」
翔真 >「あぁ………この次で終わらせる。」
GM >あーんど。どこかから謎の声がミラに聞こえる。「だいじょうぶ・・・」(何)
鋼地 >ぶ(爆)
ミラ >「この声は…? 誰?」
弓 >つ「熱血介入」 ボソ
そら >「道は今・・・ひらかれる・・・」
鋼地 >「!?……そう……なら……ミラさんはもう……大丈夫……かな……?(微笑)」
直撃を受けたはずのミラであったが…その全身は今、
溢れんばかりのプラーナの輝きに満ち溢れていた。
「終わらないよ… まだ終わってない!」
GM ><覚醒>発動・・・(笑)
鋼地 >そして勇者ぱわ〜リミットブレイク(笑)
ミラ > SP戦闘演出発動!!(違)
翔真 >(天津大鋼を正眼に構えて)「御望み通り見せてやる………未知の力の一欠片。『限界を超える』と言うものを……!」
弓 >「……≪神刺し貫く死棘の小枝≫………起動…!」
「………久しぶりの生身……楽しませてもらうわ………!」
弓が上空へ舞い上がり、翔真が、構える…その周囲にはただならぬ気が漲り始めていた!
『
『”
『”
『”
『”そら”より賜るその力、新たな高みへ望み給う。』
『
『故に我等は
『その
『
弓 >カッコイーー!!! っ[熱血カード]
ミラ > あぁぁ! 先にやられたぁ(TT)
鋼地 >こんなの思いつくなんて羨ましいです(笑)
アドノレ >さっきから異界の知識が流れっぱなし(笑)しっかし愛あふれた一撃よのぉ(笑)
弓 >まったくだニョ
GM >更に、謎の声が…「この一撃に、すべてを・・・!」
鋼地 >……先生、私の中ではもう謎じゃないです(爆)
そら >「・・・・・・・・(心臓部、発光)」
鋼地 >「…………(そらさんを支えるように二人の体を皆の方へ向ける)」
その間、弓はファイザッハに肉薄…まずは、魔力を込めた一撃!
「…………術式選択……≪剣呪文≫…四重詠唱!…」
続けて間合いを更に近付け…ほぼ密着した状態で、捨て身の一撃!
「…………さらに術式選択……≪剣呪文≫弐連四重詠唱ッ!擬似意識展開…!………」
右腕のシリンダーが唸りを上げ…すさまじい熱量と共にバックブラストを放つ!
「………貫け………!…≪神刺し貫く死棘の小枝≫!!!」
鉄壁の防御をも突き抜けるその一撃…装甲が更に剥離し、鮮血を噴き出すが…
あろう事か、ファイザッハはすさまじい勢いで再生を始めていた。
だが、それと同時に…地上からは翔真の斬撃が!!
「ぐぅ・・・我に・・・真の怒りをもたらすかぁぁあ!!」
岩盤に叩きつけられたファイザッハは、それでも悪鬼のごとき気と共に、なお立ち上がる…
翔真 >やはりここまでとっておいたのですな(笑)……凄まじい破壊力だ(^^
弓 >もう何も出ません(爆)
鋼地 >はなっから出ない私はどーすれば(核爆)
アドノレ >ハッタリをかます(笑)
ミラ >こっちもだし惜しみなしでいくよ!!<光の刃>!!
「悠久の時より、流れを司る風の王… 理は違うけど…人の『想い』は代わらない。だから…」
「だから、今こそ貸して!! 貴方の力を!!」
その時、イノセントウィングは輝いた・・・その刀身が光を纏い、大きく伸びる!!
「全ての枷を解き放ち、駆け抜けろ! 希望の光!」
そして…今一度、ミラは疾る。風…いや、光よりも速く。
かくして変ずるは、風の色を纏った巨大な、余りにも巨大な…光り輝く竜巻。
そう、これぞ…極限の!!
「エターナルシルフィード・
マキシマム…ブレイィィィィィィズッ!!!」
「これも・・・世界の真理・・・」
その一瞬を最後に・・・「焔魔」ファイザッハは、地上から消滅。
巻き起こった大爆発は岩盤を、見えざる床を砕き…下で渦巻くマグマを溢れさせた!
ミラ >「……終わった、のかな?」
アドノレ >「異界の魔は消え去ったか」
翔真 >「無事脱出するまでは終わりじゃない………救助者を確保したら脱出だ。」
ミラ >「…勝ったんだ、ワタシ達…って、わゎっ!?」
崩壊は、ファイザッハのいた場所を中心に広がり始めていた。
弓 >「………わ………きゃっ!!…………(慌てて空中で姿勢制御)」
そら >「(ばしゅっと飛び上がって)主を失った月匣が崩壊します…」
翔真 >「くっ……退避を……!」
鋼地 >今のうちに……アナザーアイでPS連中とその間にいる謎の人をアナライズしたいです。
GM >アナライズ?PS連中なら今のでたまげて逃げ出すわな(笑)そして、残されていたのは…
「は、はうぅ…(おたおたきょろきょろ)」
アドノレ >っとふと視線がその一点に止まる
弓 >「…ちっ…!…動ける?とっととここから出るわよ!」
愛美 >「こ、こ、こしがぬけましたぁあ・・・(あわあわ)」
アドノレ >急いで飛んでく「このような所で何をして居るのだ」
愛美 >「せっせんぱいっ!? よかった・・・ぶじだったんですねぇ・・・(ほろり)」
アドノレ >だからなぜに御主がそこに居る…それとも弓の予言にしたがって「そんな馬鹿な」と呟かねばならぬか(笑)
翔真 >「話は後だ。全員脱出、急げ………!」
弓 >しょーがない、抱きかかえてあげよう。チェーンで(くすくす)
翔真 >俺の箒のストリングは手枷状なんだが(苦笑)
ミラ >誰でもいいから、早く助けてあげないと〜!
アドノレ >愛美は俺様が拾っていくのがお約束だろうな
弓 >そうしないと、弓が拾うといろいろ背徳的なコトになりますよ?(笑)
アドノレ >お姫様だっことは実は密談に向いた体勢だったりする(笑)
鋼地 >「……ミラさん! こっちに乗ってください! 箒の機動力の方が上のはずです!!」
ミラ >「うん!」
そら >「脱出します…コード送信開始。ロケットブースター出力、最大」
弓 >「道は作る……術式選択…≪加速≫…ウィング展開…!」とりあえず、ゲッター飛行しながら、瓦礫を破壊しつつ〜
アドノレ >「こぼれ落ちぬようにじっとしておれ」(飛行しまま抱き上げる)>愛美
愛美 >「はうっ・・・・・・・んっ・・・せんぱい・・・(///)」ぎぅ〜
ミラ >こっちは… やっぱり、コウジさんにしがみつくのかな? ソラさん、ゴメンナサイ(笑)
鋼地 >ミラさんが前なので、こちらが抱える感じでしょうか(笑)
PREVIOUS CHAPTER | NEXT CHAPTER |