【第17夜】
蒼き門 ふたたび

<PART−08>



春日祐介の事情



さて、残る問題は…依然気絶したままの祐介である。

弓 >「いいかげん、起きないかしらねー…(ぐりぐりぐり)」
鋼地 >「あぁ! 患者さんにそんなことしたらだめですよっ」(笑)
弓 >「別にいいじゃない…ウィザードなんだし、これで死ぬほどヤワじゃないでしょ。」
翔真 >「いや、報告や連絡が終るまで待っていたと言うのも有るだろうから(^^;」>弓ちゃん
アドノレ >「捻りが甘いな」>弓
遥 >まぁ、とりあえず今レオンに聞いたことをかくしかで皆に伝えませぅ
弓 >「………………あんなのがまだいるわけ!?」
遥 >「えぇ、しかも一つ二つじゃ済みそうもありませんわね」
翔真 >「かなり根の深い話なのだな……(嘆息)」
遥 >「ついでに歴史も深いですわね、二千年も昔の話ですもの」
弓 >「………2000年、ね………500年前のカズィクル=ベイも形無しの古さね……本格的に支給弾丸の申請間違えたわ。しかたない、高くつくけど…自腹切るしかないか…」
翔真 >「……一通り連絡も終った様だな。では件の問題児を起こすとするか?」
鋼地 >「そうですね……」ゆさゆさと揺り起こして見ます(笑)
アドノレ >さるにハリセンもたせて後ろに待機させる(笑)
翔真 >それで起きなければ崎守嬢の活入れが(笑)
祐介 >「ん・・・うーん・・・なんだよ、水希・・・」寝ぼけ(ぁ
翔真 >「………(嘆息)」
鋼地 >「…………寝ぼけてる……そろそろ起きないと痛い想いしますよ〜?(ゆさゆさ)」(待)
祐介 >「心配すんなー・・・俺はぜったい、大ウィザードになるんらからよぉ・・・ぐー」
弓 >ぐりっ♪
祐介 >「がわっ・・・がはっ!? ・・・なっなんだぁああぁあ!?」
アドノレ >「いきなり大技が出たな」
鋼地 >「……………………ほら言わんこっちゃない……(溜息)」
祐介 >あわてて周囲きょろきょろ「こ、ここはどこだぁ!? 俺はいったい・・・水希は、水希はどうなったんだ!?」
弓 >「…………お目覚めかしら?大ウィザードさん♪………?(ふみふみふみ)」
祐介 >「いだっ!いだだっ!!踏むな、踏むなってばよ!!」
鋼地 >「落ち着いてください! 今は焦ってる時じゃないでしょう!!」
遥 >「寝起きから騒がしい子ですわね(’’;」紅茶啜りつつ(笑)
翔真 >「全く………柊から何を教わったのだか……(−−;」
アドノレ >「まずは黙れ。そして深呼吸」(カリスマ)>祐介
弓 >「…(ぱっと足をどけて)……目はさめたみたいね(しれ)」
祐介 >「そうだ・・・水希が、水希が・・・あれは絶対、何かの間違いだ。ああ、絶対そうだ」
弓 >「…………はぁ………」
祐介 >「あいつが俺をウィザードに導いてくれたんだ。あいつが、エミュレイターなんぞに味方するはずがない!」
遥 >「操られている、と言う可能性も有りますわ。」落ちついて紅茶のみ
祐介 >「なら、俺がこの手で救ってみせる・・・それが、俺なりのあいつへの礼ってもんだ!」
GM >リミブレはもうないけどね!(笑)
弓 >あほの子めっっ!!><
遥 >「貴方一人でどうにかなるようには見えませんけれど?あの程度の剣の腕では、ね。」>祐介
弓 >「………(ぐり、ともう一度踏んで(ドコを!?(笑))……まずは、助けてもらったお礼は?…」
祐介 >「助け・・・誰が助けてくれって頼んだよ!つぅか踏むんじゃねぇ、こいつ!!」
アドノレ >やでやでという目で見てる
翔真 >どう言う目!?(ぁ
鋼地 >「…………(……こういうタイプの人って……上から押し付けるのは逆効果な気がする……)」(待)
翔真 >「あの後の状況はちゃんと説明してやる、だからお前もこちらの質問に応えて欲しい。」
祐介 >「・・・質問って、なんだよ?」
翔真 >「(こめかみに指をあてつつ)………聞きたい事は山ほど有るが……俺からはまず『蒼き門の継承者』に関わる昨年夏の一件に関する事の説明が欲しい。人物関連も含めてな。」
祐介 >「ああ、それは構わねえけどよぉ・・・その前に、こいつ(弓)をどうにかしてくれ!」
弓 >「………口の聞き方もしらないのね…(溜息ついて)……後任せるわ。…社に戻る。」
翔真 >「止むを得ん、了解した。一区切り付いたら連絡をくれると有り難い。」
弓 >とゆわけで、このあいだに社にもどって治療と、ぱわーあっぷをしよう(笑)
アドノレ >「餞別だもってけ」と後ろを向いた弓に首筋に指をつけキュアウォーター(笑)
弓 >「ひゃっ………!……だから、先にいいなさいよ!」わーい(笑)
アドノレ >「それでは面白みが無いではないか」(笑)
弓 >「…………ふんっ……(ぷい)」

弓が店を後にするのを見送ってから、翔真は祐介に向き直る。

翔真 >「礼を欠いているのはお前の方だ。大ウィザードとやらを目指す者は礼の一言も言えん心の狭い男なのか?」>春日
祐介 >「だからって、踏んでいいって事はねぇだろう!」
翔真 >「それにいい加減喚き散らすのを止めないと……」
おやっさん >「・・・・・・・・・・いちおう、店の中なのでね(苦笑)」
祐介 >「くっ・・・・・・わかったよ。で、えーと・・・去年の夏の事だよな?」
翔真 >「あぁ、まずはそこから頼む。」
遥 >「(言葉遣いのほうは分かってないようですわね)」とか(笑)
祐介 >「そもそもの始まりは、俺の周りで起きた・・・『空間が裂ける』って出来事からだった」
翔真 >「………」黙って聞いています。
祐介 >「そのうち、水希が転校してきて、ニナが現れて・・・いろいろあって、俺はウィザードかエミュレイター、どっちかに覚醒すると聞かされた」
鋼地 >「……………………」
祐介 >「水希もニナも、それにナイトメア達も・・・俺がウィザードに覚醒するのに、力を貸してくれた。だから、俺を利用しようとしたヤツらを、俺は倒すことが出来た」
翔真 >「………」黙って続きを促す
祐介 >「で、ウィザードになった俺は秋葉原でエミュレイターと戦ってたんだけどな、ここに来た理由はあんたに言ったとおり・・・噂に聞くマリキュレイターとかいうヤツを、俺は倒しに来たんだ。俺の・・・蒼の剣でな」
遥 >「ならばもう少し剣の腕を磨くことですわね、せめて雑兵くらい一太刀は浴びせてもらわないとお話になりませんわ」
祐介 >「でもちゃんと、あのでかいのを倒したろ?」
遥 >「ちゃんと、と言うのならまず気を失わないようにしてもらいたいものですわね。倒し切れなかったら後がありませんわよ?」
祐介 >「水希みたいな事を言うんだな・・・でも、ちゃんと倒しただろ?」
遥 >「それは結果論ですわ。弐の太刀要らずを信条にするのは良いけれどそれでいちいち命を落としてもいられないでしょう?」だから気を失ってたらちゃんとじゃないと!(笑)
アドノレ >「全てを己だけで解決しようとする愚か者は早死にするぞ。少しは賢く立ち回れ」>祐介
祐介 >「んな事言ったって、柊先輩や秋葉原の主だったウィザード達は皆忙しいし、水希もニナも帰っちまった・・・だから俺自身で何とかするしかなかったんだ」
アドノレ >「それから情報の真偽を見定める目も必要だな。怪しげな噂に踊らされおって」
鋼地 >「……マリキュレイターは……もう、居ませんよ。 18年前の『大戦』の時に、活動を停止したんですから……」
祐介 >「何だって?でも俺が聞いた限りじゃ、また復活してウィザード達の中に紛れ込んでるって・・・」
アドノレ >「誰が情報の発信者か確認できたのか?」
祐介 >「・・・エトワールでウィザード達が話してるのを聞いたんだ」
鋼地 >「完全なデマ情報……っというか、いわゆる『噂の暴走』ですよ(苦笑)」
祐介 >「・・・・・・・・・・・・んなのありかよっ・・・(だーっ!という感じで)」
鋼地 >「まぁ、何をもって強さとするのか、何をもって大ウィザードとするのか。それは人それぞれですが……情報収集はきちっとしておいた方が今後にも役に立ちますよ?(苦笑)」
祐介 >「・・・だから、情報収集はしてるんだって」
おやっさん >「・・・・・・・・・・・・(わかっておらんな、と言わんばかりに背を向ける)」
弓 >いなくてよかった…いたら…踏み潰してた…(笑)(だからナニを!?)
鋼地 >「裏を取るのも情報収集の一環です(きっぱり) 初期情報だけで突貫するのは『噂の暴走』と変わりないですよ(苦笑)」
アドノレ >「デマ情報の件はこれで終いだな。後は水希とやらの件だ」
翔真 >「……その”水希”や、それに”ニナ“とやらはどう言った者か、出来るだけ詳しく聞かせてくれ。」>春日
祐介 >「俺の大事な仲間だ・・・今はふたりとも、この日本にはいない、はずだ」

翔真 >「だが、先程お前が目を覚ました時の話振りから考えると“水希”とやらを見つけた様にも取れるが?」
祐介 >「ああ・・・あいつはここにはいない。いないはずなんだ・・・何度も言うようだが、あいつはエミュレイターに味方するようなやつじゃない・・・それは、一緒に戦った俺が一番よく知ってる」
翔真 >「言いたい事も解らんでも無いが……まずその者のフルネームから頼む。主観的意見の前に基本的な情報が欲しい。」
祐介 >「九条水希・・・吸血鬼で、トランシルヴァニアから来たって言ってた。」
翔真 >「了解だ、続けてくれ。」
祐介 >「あいつは、『蒼き門の継承者』がウィザードに覚醒するよう導く役目を持ってて・・・でも1000年前は、それがうまくいかなくて。それで、俺は・・・というか、俺の『前世』は殺された。それも、あいつの役目だったから」
鋼地 >「……(……『前世』は殺された……か……俺の中にある『大戦時の殺された記憶』……ある意味あれも、『前世』……そして『間宮 満照』も、ある意味『前世』なのかねぇ……)」
祐介 >「あいつは、その時吸血鬼にされたんだ。坂石兄妹のせいでな・・・その後のことは、もう話しただろ」
翔真 >「………」
アドノレ >「役目だから殺した。役目だから1000年待った。個人の思惑は入ってないかも知れぬぞ」
祐介 >「それは違う・・・前世の俺は、あいつとは・・・許婚だったんだ」
アドノレ >「長きに渡り一人で個を保ちつづけられる強さを持つ者は稀だ。それでもなお信じられるか?」
遥 >←(保てないから不貞寝した吸血鬼(何
祐介 >「そいつは、俺の『転生者』としての確かな記憶だ。見ず知らずのあんたに、偉そうに言われる筋合いはねえ」
アドノレ >「年長者からの生暖かい警告だ。己の意思は己で理解できる。だが他者の心は己の思うままに動いてない可能性も覚えておけ…転生者ならなおの事な」
祐介 >「あいつは、待っててくれた・・・それだけで、充分だ」
翔真 >「……そう言う事か。」
鋼地 >「……それなら……答えないといけませんね……その人に。」
翔真 >「もう一つ確認しておきたいのだが、最近でその日本に居る筈の無い水希と言う女を何所で見た?」自分は直接見てないし(苦笑)
祐介 >「・・・ついさっき、あの月匣で・・・あのでかいのと一緒にいるのを見た・・・」
翔真 >「なるほど……だから先程あれだけ騒いだと言う事か(フッ)」
祐介 >「ああ。だが、俺は信じない・・・あれは何かの間違いだ」
おやっさん >「さて。そろそろ本題に入ろうかね・・・要するに、これからどうするかだ」
アドノレ >「覚悟を固めたなら確かめに行くだけだろ」(ニヤリ)
翔真 >「俺も、アドノレの言う通りだと思う(笑)」
鋼地 >「僕に反対意見はないですね。」
遥 >「私としてはこのまま祐介さんを安全なところに置いておきたいけれど・・目を話した隙に何をされるか分かったものでは無いですしね」ため息(笑)
翔真 >「どちらにしろ任されたと言う事も有り、それに春日もこのまま放って置く訳にも行かん。一緒に連れて行くしか無いだろうよ……本人が嫌だと言ってもな(苦笑)」
おやっさん >「そうか…では、弓くんにも後から連絡しておく必要があろうな。」
翔真 >「……正直そらにも同行してもらいたい所だが、横須賀から離れさせるのは忍びない。俺が言うのも何だが残して行くのも少々心配でもある(苦笑)」
鋼地 >「ここには微さんたちもいるので残ってもらっても大丈夫だと個人的には……」
翔真 >「………そうだな。そらや神代嬢を信じよう。」
祐介 >「まずはトランシルヴァニアの『議長』とかいうのに聞いてみるのが一番だと思う。水希を保護してるのは、そいつだって話だから」
遥 >「その議長の話では、水希さんは行方不明ですわね」
祐介 >「行方不明?・・・そういえばあいつ、物凄い方向音痴だったっけな・・・」
アドノレ >「道中の危険は大概排除できる。行き先の予想はお主にかかってる。一応、敵側についての情報はあるがな」
遥 >「(吸血鬼と転生者の組み合わせは片方が方向音痴なものなのかしら・・・」とか(笑)
GM >不思議な符合(笑)
祐介 >「となると・・・ニナにも聞いてみるしかないか。もしかしたら、水希が行ってるかも知れないから(慌てて0−Phoneでニナをコールする)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・出ない」
翔真 >「去年の関係者二人とも連絡が付かないと言うのも……妙な話だな(フン)」
おやっさん >「・・・・・・ひとつ、確認しておこう。そのニナという人物、どこに住んでいるね?」
祐介 >「おかしいな・・・・・・・・えっ?確か、ロンドン・・・」
おやっさん >「・・・ロンドン、ね(苦笑)」
翔真 >「何か?」
祐介 >「? ・・・・・・・??(困惑)」(笑)
鋼地 >……時差?(待)
GM >あたり(笑)
翔真 >あ(笑)
遥 >寝てる?(笑)
GM >確かに今こちらは夜になったばかり・・・つまり、まだ起きてないんだろうな(笑)
鋼地 >わ〜い(爆)「……あ……今の時間だとイギリスは……(時計を取り出しつつ)」
翔真 >「っと……あぁ、なるほど(苦笑)」
遥 >「基本的なミスですわね」(ノ∇≡。
アドノレ >0フォンに留守録はなひ?(笑)
GM >ニナが留守録モードにしてなかったんだろう、きっと(笑)
弓 >にゃふ〜><
翔真 >「仕方有るまい、移動中に連絡も付けられるだろう。問題が無ければ弓ちゃんと連絡が着いた後カルタゴへ向かうと言う事で良いのか?」
祐介 >「移動って、ここから動くのか・・・確かに、その方が性に合ってるぜ」
鋼地 >「そうですね……」
弓 >かるたごかぁ…怜にお手紙かいておくとして…どーしやう…わざわざ鴨がネギしょって行くはめになりそーだなぁ…
翔真 >現状で他に指針が思いつきませんので、他の方に別の意見や弓ちゃんの方から何か別の情報が入らない限りは〜(^^;
弓 >どこにいても危険は危険だろうしなぁ…1人でうろうろされるよりはマシ、と割り切るしかないのかー
遥 >「わかりましたわ、学園のほうにも連絡しておかないと(’’」がくえんちょに会議からの依頼で少し遠くへ出かけると連絡しておこう
鋼地 >あ、私も色々連絡しておこう。新学年早々でサボりはまずい(爆)連絡ついでに友人に『マユリさんにさっきのこと聞いておいてもらえると助かる』とも連絡しておきます。
翔真 >俺も4回生なのに初っ端から自主休校(爆)……大丈夫かな(^^;
鋼地 >学校については……アンゼさんにお願いしよう(爆) 何時の間にか学年下がってたりしたりしそうですっごく怖いけどなっ(蝶待)
弓 >1年生2度目…になるのかな、弓は(笑)
翔真 >春日には後で彼が倒れてからの事を説明しておきましょう。
おやっさん >「・・・ともあれ、だ。諸君も万全の状態にしておいた方がいいだろう。」
アドノレ >「うむ。怪我してるなら今のうちだぞ。俺様が一度眠りにつけば、その眠りを覚ます者万死に値する」(笑)
GM >まあ、ともあれ・・・翌日、一同と祐介を乗せたフレースヴェルグが、北アフリカに向けて飛ぶ事になるって訳だ(笑)
鋼地 >早寝して早起きして離床準備しておきます(爆)
アドノレ >スワンボート置いてけぼり(笑)


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