【第17夜】
蒼き門 ふたたび

<PART−18>



サン=ルイ教会攻防戦<2>



リヒャルトが含み笑いをすると共に、その周囲に吸血鬼たちが現れる。

味方後衛 味方前衛 敵前衛 敵後衛
吸血鬼(3) リヒャルト鎧姿(2)

遥 >むぐΣ( ̄■ ̄;)
鋼地 >マヂデスカ…またしょっぱい所に(大汗)
翔真 >「芸の無いのは同じだが……よりにもよって鬱陶しい事この上無い(チッ)」
リヒャルト >「ここは我らが聖地・・・倒れし者も、我らが王のお力で蘇るのだ」
弓 >「………………これを見ても、同じ台詞が吐けるかしらね。」がしょ、とケースを抱えなおし
リヒャルト >「・・・・・・私をそこらの吸血鬼と一緒にしないで貰おう。そのような陳腐な道具ごとき・・・通用せぬ」
弓 >「………ふん…貴様らの眷属を滅ぼすために、脆弱な人間が脈々と研ぎ続けた牙…侮らないで欲しいわね。…」
リヒャルト >「では、そのささやかな抵抗が無意味であると教えてやろう・・・今こそ、永劫なる闇の時代」


「さぁあて……そいつはどうかなぁ〜・・・?」
背後の壁の破れ目から、紅の光をバックにそびえる漢のシルエットが、今!!

グィード >「グィード=ボルジア・・・推参(ニヤリ)」
遥 >ぐいーどΣ( ̄■ ̄;)
翔真 >凄い人来たー!?(汗)
鋼地 >脈絡もなくなんかキター!!(爆)
弓 >「…………援軍も、来たみたいだしね。」いやっほう(笑)こころづぇぇぇぇ
遥 >「・・・・凄いもみあげの方が来ましたわね・・・」見るところはそこか(爆
アドノレ >「ふっ。人の限界に挑みし者が来おったか」
グィード >「この月匣は我らが聖結界で覆った・・・外の雑魚どもは騎士団が掃討しよう。今こそ、なすべき事をなすが良い」
鋼地 >「……ありがとうございます。」
翔真 >「………柊の方の援護は良いのか?(フッ)」
グィード >「柊君を呼びたい気持ちもやまやまだったのだがぁー……残念ッ!今回私は、聖王庁の要請で来たのだ」

「…対岸の火事を消せ、とな(ニヤリ)」

その背後ではまさに、騎士団が無数のスラツィトや吸血鬼の群れと戦っていた。
まあ、カルタゴは地中海を挟んでイタリアの対岸ですが(笑)

遥 >文字通りΣ( ̄■ ̄;)
鋼地 >それでも十分とーい気が(爆)
翔真 >「了解した(苦笑)」
アドノレ >「ライバルの家に強盗が押し入った。ついでだから火を掛けて来いと言ったところか」
リヒャルト >「ふ・・・雑魚がいくら集まろうと同じこと。我らの王の封さえとければな・・・九条、何をしている。『蒼き門の継承者』を、我らの眷属とするのだ」
水希 >「はい・・・『ご主人様』・・・」
遥 >「ふん、王にごまをすり操り人形には大きな態度。 それでいて若い娘にご主人様と呼ばせる・・ほんとに良い趣味をお持ちの様ですわね、ここの神父様は」いちいち命令飛ばすさまが気に入らない様子(笑)
グィード >「さて、事情説明は後だ。ここは抑えておいてやろう・・・諸君の『友人』を通すためにな。それが良いのであろう?」
鋼地 >「……なるほど…………ありがとうございます……本当に…………」
翔真 >「………感謝する。」

かくして、戦いは新たな局面を見せつつ、第2ラウンドを迎える…。

いったん後退した翔真は、装備を天津大鋼からウィッチブレードUに変えた。
セーフティーを入れているのは、祐介をサポートするために他ならない…

更に前進したアドノレは、超射程アンホーリーフレイムをリヒャルトに仕掛けた…が、
リヒャルトは翼のひと扇ぎで、黒き炎を吹き消す!

「盗んだ闇で、この私とやりあうつもりかね…」

翔真 >硬ってぇ……(汗)
アドノレ >プラーナ動かす暇なかったし全力は見合わせ(^^ゞ
弓 >アンホーリー相性悪いね、アド(−−;
アドノレ >闘気込めて、プラーナ込めてやっと一人前魔術師クラスだから。弾かれるのは普通だと思わぬと
遥 >羽広げちゃえば私でも53あるしなぁ・・・
弓 >それもそっか><
翔真 >赤色の奇跡譲渡を真面目に考えよう(^^;

鋼地はその間に、「インテリジェンスアイテム」で、
リヒャルトのデータに対する不完全な部分を解明しに掛かる。

…それは、リヒャルト自身が「吸血魔王」ヴォルファーから
与えられたアイテムを装着する事で発動する「遺産」…
つまり、リヒャルトは何者かの転生者のようなのだが…

鋼地 >「・・・・・・・という訳です。皆さん、気をつけてください!」
GM >ちなみに、今その能力は発動しておりませぬ。
翔真 >転生者アイテムが起動するような物なのでしょうか。
弓 >そのアイテムは?
GM >発動していないという事は、現在装備されてはいない・・・何かに変形しているようだ。
アドノレ >転生者能力にアイテムの変形が有ったのぉ
遥 >防具系だったらお手上げだなぁ;
翔真 >『鎧姿』と合体するとかじゃなければ良いけど(苦笑)

迫る吸血鬼軍団…遥は鎧たちの前に割って入り、闇の「セブン」を一閃させる。
「雑兵は・・・相手にするまでもありませんわね。先にデク人形から叩かせてもらいますわっ!」

しかし、吸血鬼軍団と同様に、鎧姿たちからの手ごたえもまた鈍かった…!
更に、鋼地がその鎧姿にアナライズを仕掛けるものの、操作を誤ったため失敗に終わる。
「『イサーク』データリンク……ぁ、エラー…って……」

遥 >「く、やはり余り相性は良くないですわね・・・」ごいーん・・・やっぱエンフレないと駄目っすね(ノ∇≡。
弓 >あれ?てっきり擬似餌もってるかと思って警戒してたのに(笑)
アドノレ >まだ対抗魔法を見てないけど、無いという事もあるまい…

その間にも、弓とリヒャルトの応酬が続く…
ヴォイドアタック、そしてシュアショットのコンビネーションによる
物理・魔法同時攻撃を仕掛ける弓だったが…分厚い防御に阻まれ、ダメージが出ない。

「・・・・・・・・どうしたね。君の力はこんなものではあるまい・・・
大言壮語しただけのものは見せてくれんとな」

「ちっ・・・だんだん早くなる・・・!」

死の波動を秘めたリヒャルトの一撃を、わずかに翼へとプラーナを込め回避する弓。
七色の輝きが、その翼から漏れ出す。そして、互いに間合いを取り…再び、構えなおす。

「・・・敵対戦力、カテゴリAクラスヴァンパイアと確認。戦術レベルを修正・・・・・・・・・」

翔真 >「春日!余り時間を掛けて居られん、済まないが手を出させて貰うぞ………!」
祐介 >「・・・すまねぇ!」
翔真 >「目を覚ませ……フルブースト!」

水希は、翔真の一撃を受け…

GM >…げふは、戦闘不能(爆)
遥 >一撃Σ( ̄■ ̄;)
弓 >死ぬんじゃ(笑)
翔真 >大丈夫です。逆刃機構作動させているので(^^
GM >実はマジックシェル唱えてもぎりぎり重傷値突入だったのだよ(笑)
遥 >おぉー
弓 >ないすです(笑)
アドノレ >仕事人だな(笑)
翔真 >お褒めに預かり恐悦至極です(^^ゝ
水希 >「ぐっ……!」
祐介 >「みっ、水希・・・!?」
翔真 >「彼女を連れて後退しろ。後は任せるぞ、全力で彼女を護り抜け……。」
祐介 >「あ・・・・・お、おぅ!!」でも俺治療魔法無いんだよな(^^;

アドノレは、纏った闇(領域作成済み)を何か別な物に組替えているようだ…
それは確かに魔の所業だが、リヒャルトのそれとはまた異質な何かであった。

祐介はその間に、動けない水希を抱えて戦場からの離脱を試みた…
外ではなおも、戦いが続いてはいたが。

GM >グィードは外からの侵入を食い止めている・・・現状で対抗魔法くらいなら使えるけどね(^^;

しかし、翔真はこの時気付いた…水希の手が、なおもウィッチブレードを握っている事に。

翔真 >「春日!彼女の手に有るウィッチブレードを捨てろ!」
祐介 >「・・・なにっ!?」と外で(笑)
遥 >もしかしてそれが奴の遺産?
祐介 >「・・・って事は、まだ・・・!」
翔真 >「(頷く)気を付けろ。彼女の箒は北極海で発見、回収されている。それは彼女の物ではない。」
祐介 >「わかった・・・!」でも手元には蒼の剣しかない(ぁ
リヒャルト >「逃げても無駄だ・・・我々からは逃れられんぞ。【蒼き門の継承者】・・・!」
アドノレ >「他の連中は知らぬが、貴様からは逃げ切れよう。なぜなら貴様はこの地で滅びを迎えるからだ」

吸血鬼どもが進撃し、リヒャルトが仕掛けた…今度は、アドノレに。
「では、君が滅びたまえ」

その目から放たれた、必殺の光線は…
「『イシュマエル』、対物理障壁拡大展開!!」
鋼地の支えもあり、どうにか一撃死を免れたアドノレだったが、
その生命力はごっそり持っていかれていた。

「確かに誇るだけあって他の連中よりはやるようだな」
「まだまだ・・・こんなものではないとも?」
互いに、鼻で笑いあう。アドノレは、鎧姿の進撃をかわしながら。
この魔性のものたちには、立場こそ違え通じる何かがあるのだろうか…?

遥 >おや、するーされたっ
鋼地 >な、何か渋いなぁ(苦笑)
GM >鋼地は・・・既に手の内知れてるしね(笑)
鋼地 >一度共闘したもんねっ(待・笑)
遥 >じゃあ・・・後の吸血鬼掃除したほうがよいかな?
翔真 >そうして頂けるとこっちは助かります。でもアドノレ達の方が厳しいかも知れませんね(’’;

アドノレ >無傷で来てるからまだたいした事は無い…闘気を練り直したのだから敵の手番に回る前に全力を試すか(笑)
弓 >こっちは、リヒャたん殴るしかないなー
アドノレ >どうせこれで効かねば打つ手なしなので回復より先に(待
翔真 >ダークバリアで防がれる事も今のタイミングなら無いですしね(^^
遥 >了解ー「そちらは片付いた様ですわね、道を開けますわ。 魔力に余裕があれば付与をっ」
翔真 >「こっちは届かんっ……アドノレ、やれるか!?」
アドノレ >尻尾が鞭のようにしなり、空中を叩くと発火する
遥 >サンクスです(ノ∇≡。


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