【第17夜】
蒼き門 ふたたび
<PART−23>
エピローグ(1)
〜それはひとつの大きな戦いの終わり〜
その瞬間。周囲が変容を始める。闇の世界が砕け…
あれほど大勢いた夜の眷属たちが、支配を取り戻した世界から、
別のどこかへと押し出され、消えていく…。
遥 >「この地に住まうものはそれほど脆弱ではない、それは貴方も身をもって知ったでしょう?」ちらりと相羽さん達の方を振りかえろう(笑)
翔真 >剣を肩に担ぎ、片目を瞑って返しましょう(笑)>崎守さん
弓 >「………………ふう………」ボロボロの翼が光の粒子になって四散、右腕は戻るけど、手首から先が複雑骨折(笑)
鋼地 >「……………………」
GM >遥の表情に、カナタの表情がオーバーラップして見える鋼地であった・・・
鋼地 >「…………カナタ姉さん…………」
アドノレ >「闇は祓われど失われしもの戻らず…」
遥 >「・・・さて、これはどうしたものかしらね(’’;」カナタさんのセブン掲げ見
祐介 >「やったぜ!奴らが消えた・・・ざまぁ見やがれっ!!」
グィード >「・・・・・・ぬ?いや待て!!」グローリアを祐介の足元にぶっ刺して制止。じゃっきーん!(笑)
GM >グィードが言った次の瞬間・・・柱のあった場所、今では元の祭壇に戻っている場所の物陰から、姿を現したものがいる。
翔真 >「む………(ベルか?)」構え直し
弓 >それはつまり………油断している私の背後(爆) 「………………………………え?」
翔真 >ぐはっ(汗)ま、間に合わせないと(’’;
アドノレ >「新手か」
ベル >「(拍手)・・・お見事、お見事」
遥 >ぢゃ、返しを見たんだか見てないんだかふぃっと視線戻したら目に入った感じでー(笑) 「・・・っ!?」
そら >「ベール=ゼファー確認、攻撃行動・・・停止。弓さんに当たる・・・」
弓 >「…ベル……っ!?…」
鋼地 >「……………………」
遥 >「・・・・・・。一応確認するけれど、女性のほうですわよね?」(オマエ
ベル >「・・・・・・あなた達のおかげで、ここに封じられてた力を楽に取り戻せたわ。まずは礼を言わせてね・・・ありがと」
アドノレ >「無断使用の力も縛を解かれれば主の元に戻るということか」
遥 >「取り戻せずとも世界は滅び、どちらにしても貴方に損はないのでしょうけれどね」
翔真 >「………お褒めに預かり恐悦至極……(苦笑)」
ベル >「今回の用事はそれだけ。そこのコ(弓)にはあのボンクラどもの分の借りがあるけど、これでチャラにしておいてあげる」
弓 >「…ふざけ………ぐ…(右腕を剣にしようとして、激痛に動きが止まる)」
GM >ナイトメアが弓のフォローに入る。「リリス・・・動くな。戦闘能力に限界が来ているぞ」
弓 >「……………くっ………」
GM >その間にも、無事な灯がベルを狙い撃つが、その軌道はベルをすり抜ける・・・「・・・ちっ」
ベル >「・・・それじゃ、またね。いずれどこかで会いましょ」
翔真 >「あぁ、楽しみにしている(フッ)」
鋼地 >「……ええ……いつかまた……会うことになるんでしょうね…………(独り言のように)」
ベール=ゼファーは去り、世界は再び元の平穏を取り戻した…
祐介 >「あれが、魔王・・・俺、一歩も動けなかった・・・」
水希 >「いや・・・そうでもないさ・・・キミはボクを助けてくれた。それだけで・・・充分だよ」>祐介
アドノレ >「恐怖を知ることは必要な事だ。ソレを乗り越える為に」>祐介
祐介 >「ああ、そうだな・・・・ありがとよ、おっさん」
翔真 >「侮って突っ込むより余程マシな反応だ。相手の力を推し量る事が出来るだけの目はしっかり育っている(^^」
ニナ >「そうにゃのだ。ニナがいるから、もう心配にゃいのだ!」
祐介 >「お前は何もしなかったろーがっ」>ニナ
ニナ >「最後に間に合ったから、いいにょだ!」きゃいきゃい(笑)
翔真 >「っと、回収しておかないとな……。」天津大鋼と戦闘装備をを月衣に仕舞う。
遥 >おおぅ、私も翼と剣しまっておこう
翔真 >「は、そう言えばそらは……?(汗)」
そら >「・・・インフィナイト、プラグアウト・・・フレースヴェルグ、オート=モードシフト・・・」
翔真 >って丁度戻るとこだったか(^^;
そら >「・・・帰還準備、できました^^」
翔真 >「助かる(^^」
弓 >「ありがとう、そら……………おつ…か……れ……さま…(ふらふら、ぽてん)」
そら >弓さんぎぅ♪「ん・・・おつかれさま、弓さん・・・^^」
翔真 >「っと……そら、弓ちゃんを頼む(^^;」
そら >「・・・わかりました^^」
弓 >「……………(はふ、と溜息ついて)…またしばらく、水槽入りかしらね……これは…」
アドノレ >「命拾いを素直に喜ぶがいい」(キュア)>弓
弓 >「…………………私よりも………あれは…どうにか、ならないの?」>こーぢの方を見て>アド
鋼地 >「…………(……ゆっくりとカナタ姉さんの羽を拾っていく……)」
アドノレ >ちらりと鋼地を見て「何かが残るとしたら、羽よりもこちらだろう」
鋼地 >「……………………え?」>アドノレさん
アドノレ >といって元遥の所に
遥 >も、元に戻れるんだろうか、遥・・・(笑)
GM >ああ、まさにその時…遥の身体が光の爆発と共に・・・元の姿と力を取り戻す。
遥 >「・・・く? あ、あら 元に・・・? お、おも・・・。」思わずカナタさんのセブン取り落としてみよう(笑)
鋼地 >それは拾えという振りですか?(待)
遥 >や、単に片手で持つもんじゃ無いから(笑)
鋼地 >「…………(カナタ姉さんの魔剣を手にとって)……重い……こんなに重いものを……カナタ姉さんは背負ってたんだね……」
アドノレ >値踏みするかのようにセブンを見る
GM >カナタの魔剣は、もはや言葉を発することはなく・・・冷たく反射光を放つのみ。
翔真 >「………(融合して、分離出来なくなったのだろうか?……そらと沙弥嬢の例も有る……一概に何とも言えんな)」
鋼地 >「……数少ない親族を……かけがえのない姉を…………失っちゃったよ…………(魔剣を少しずつ濡らしながら)」
遥 >「私から先のあの力が消えたと言うことはあの力の一部が他のどこかに存在していると言うことでしょう?そのうちひょっこり出てきますわ、きっと」犬猫じゃないんだから(ぁ
鋼地 >「…………その言葉に…………すがっても……いいですか……?(俯いたまま)」
遥 >「お好きになさいな。 そうですわね、あの話が正しいのであれば貴方にも何か感じるものがあるんじゃないんですの?貴方の片翼から作られたのでしょう、彼女の体は」
鋼地 >「…………そう……でしたね……(ふわりとカナタ姉さんの羽に『瞑想』で繋がってみる)」
グィード「我らは残ろう。サン=ルイ教会の件で事後調査が必要だからな…カナタ=セラフィールの件は、私が直接聖王に確めておく。何か分かる事があるはずだ」
鋼地 >「…………お願い……します…………」
アドノレ >「帰る前に一つ言ってやることがあった。この地で滅びた魂が言っておった。虚栄にて本来の意味を失った場所とな」>グィード
グィード >「ふむ。我らはこの地からの連絡が途絶えたので来てみたのだが・・・詳細はこれからの調査待ちといったところだな」
アドノレ >「神の敵と戦うために修練を積む者よ。喜ぶがいい。汝らの敵は常に汝の身の内に存在するぞ」(邪笑)
グィード >「すべては主の思し召しのままに」十字を切る。
アドノレ >「あっさりと闇が席巻するようでは楽しみようがない」そういうと闇の気配と似通う鬼気が収まっていく
ナイトメア >「ともあれ・・・ヴォルファーが倒された事で、当座の任務は完了した事になるな。あとは社の情報網に任せるとしよう」
弓 >「……………頼んだわ………」
灯 >「今回の報告は、こちらでする・・・蒼魔、経過の補完は後でよろしく・・・」
弓 >「……………(こくん)」
アドノレ >「はて、途中か記憶がすっぽり抜け落ちてるのだが…1人減っていっぱい増えとるな」
翔真 >「減ったと言うより………現在消息不明と言う所か(^^;」
アドノレ >「女性は何かと気難しいからな」(したり顔で)
翔真 >「あぁ。事情も色々と複雑な様だしな(苦笑)問題は一人深刻に落ち込んでいる者が居ると言う事なのだが………(−−;」
アドノレ >「よく判らぬがとりあえず飯喰っとけ。空腹だとろくな思考にならぬ」
翔真 >「そうだな、落ち付いたらゆっくり話をするとしよう(フッ)」
祐介 >「おぉ、そうだ!俺は今猛烈に腹が減ってるんだ!!」
ニナ >「ニナも、おにゃかがすいたのだ〜!!」
水希 >「……やれやれ」
ともあれ、ウィザード達は祐介、水希、そしてニナを伴い、日本への帰路に着く…
そして、戦いの終わったサン=ルイ教会の上空に、インフィナイト00が現れる。
「マリキュレイターの戦闘レベル…格段の向上を確認。
早急に対策を立てる必要を認む…演算、開始」
GM >さて・・・主を失った「七つの美徳」、さてどうしよう?というお話なのですが(笑)
翔真 >回収〜!×100(爆)
鋼地 >……できることなら持ってたいですね……
遥 >蟻塚さんが背負って帰るんでわ(笑)
翔真 >それは……とりあえず蟻塚君が持って帰りたいと言うならばその方向で構わないかと。
弓 >うに。あとはアンゼ様に頼んで、かなちゃんをどうにかしないと><
翔真 >華恋嬢やアンゼロット等にも相談して見て欲しいとは思いますが、まず現時点では……と言う事で。
アドノレ >うむ。そして瑠那へのお土産もお持ち帰りだし
GM >そんなこんなで、いきなりだが帰還して数日が経過する…エンディングだしね(笑)
アドノレ >あちこち忙しく動き回ってたのだな
GM >その通り(笑)という訳で、まずは、鋼地のシーンから…場所は、深淵の中を3日3晩落ち続けたその果てにあるという、ここアンゼロット城。
鋼地 >そうだったのか(笑)
弓 >いや、そーゆー道もあると、ロンギヌスにも書いてある(笑)
GM >なお過去の事例では・・・寝ている時にベッドごと召喚された(しかも妹のとばっちりで)という男の話も伝わっているらしい
鋼地 >ほっとけ!!(爆)
まあ、PL本人は同一人物だったりしますが(笑)
鋼地 >「……(……帰ってきたの……久しぶり……かな…………)」
スーティ(弓) >「おかえりなさいませ(ぺこり)」
鋼地 >「あ、お久しぶりです……(礼)」
GM >そんな訳で、帰還した鋼地から「七つの美徳」を手にしたアンゼロット、早速鋼地に確認してくる。「・・・はて、これだけでしたか?」
鋼地 >「…………他にって……?」
翔真 >………羽とか?
アンゼロット >「あなたがお持ちになっている、カナタ=セラフィール関連の品はこれだけでしたか?と聞いております」
鋼地 >「……あ……あとは……これかな……(羽を取り出す)」
アンゼロット >「・・・よろしい。これで、何とかなるかもしれません・・・」
鋼地 >「……………………え?」
アンゼロット >「既にご存知とは思いますが、カナタ=セラフィールの顕現に使われていたのは『七つの美徳』と、守護天使の羽根。その力が残っているならば、ここアンゼロット城で彼女を再生させる事は難しくはないでしょう」
鋼地 >「本当に!?……良かった…………(ぺたんと座り込む)」
スーティ >「…(微笑)…よかったですわね」
アンゼロット >「・・・ただし。それは、あくまでも物理的な問題・・・・・・これだけはお忘れなきように」
鋼地 >「…………完全じゃないんですか……?」
アンゼロット >「・・・再生された彼女は、カナタ=セラフィールであってカナタ=セラフィールでないもの・・・おそらく、彼女はすべての記憶を失って再生するでしょう」
遥 >んー・・器しか作れないのか(’’;
GM >もとよりNWでは「死者を蘇らせる手段」はないからねぇ(爆)
遥 >し、死亡扱い!?
GM >まあ、一時的に実体を失った上に・・・合体までやっちゃったからねぇ。昔から「最強合体は片方の記憶がリスク」ともいうし(爆)
アドノレ >滅びの理は強固なのだ
翔真 >死者が帰って来るなら喉が張り裂けても呼び続けるだろう。
鋼地 >「…………それでも……それでも良いよ……それでも……カナタ姉さんはカナタ姉さんだもん…………カナタ姉さんが生き返ってくれるなら……それくらい……我慢…………するよ…………(明らかに辛そうに)」
アンゼロット >「そう・・・かつて、彼女もそう言っていたものです・・・」
鋼地 >「……え? それって……何?」
アンゼロット >「・・・ともあれ、今日はもう休みなさい。私にはまだいくらか、やるべき事があります」
スーティ >「……………(ぽむ、と優しくこーぢPONを撫でて)…貴方がそんな顔をしていてはいけませんよ…。………記憶がもし…よみがえるとしたら……それは、貴方にしか…ね…(微笑して)」訳 >たった1枚のエースを引き当てる「奇跡」を起こせるのはこーぢPONだけ(笑)
鋼地 >「……そう……ですね……ありがとう…………」
スーティ >「すぐに、儀式の準備と人員を手配いたします。(一礼して下がる)」
アンゼロット >「ええ、お願いします。ロンギヌス技術班に・・・シェノンも呼んでおきましょう。ちょうど柊蓮司の一件が終わったくらいのはずですから」
スーティ >「御意。」
さて、その頃…神田・クドラク医院。
Dr.クドラクの前には翔真とアドノレの姿、
そしてツァルガドから持ち帰られた「吸血鬼の心臓」があった。
翔真 >「………」
アドノレ >「今回も難題を持ち込んだぞ」
クドラク >「なるほど・・・吸血鬼の心臓とはな。これはまた、珍しいものを持ってきたものだ」
翔真 >「これで助かるのなら良いのだが………済まないドクター、頼む。」
クドラク >「こうしたケースの場合、手術自体は難しくはない。問題はむしろ、事後の経過だ」
アドノレ >「呪的にも医的のもそうであろうな」
翔真 >「……今回はどうなると……?」
クドラク >「瑠那の状態を考えれば、安定化には相当な時間が掛かるだろう。もっとも、命脈が尽きるまでの時間に比べれば遥かに短いだろうがな」
アドノレ >「我等は待つ気になれば幾らでも待てるが…常人には待てぬような時間が必要なのか?」
クドラク >「・・・それが未知数だという話だよ。なにしろ事は不死者の心臓だ・・・その間に、本人由来そしてこの心臓に由来する問題を、ひとつひとつ取り除く。そちらの方が、実質上の問題となるだろう」
翔真 >「………それでも、完治する可能性が有るのならば……頼むしか無い。」
クドラク >「それに設備の問題もある・・・正直この場所では手狭でな。」
アドノレ >「と、いうと?」
クドラク >「手術は出来るが、その後の事は保障しかねる・・・だが幸い、ツテがない訳でもない」
翔真 >「そのツテとは?」
クドラク >「私による手術のようなレベルはまだまだ望めんが、アフターケア程度なら出来る男に心当たりがあってな。しかも、彼には吸血鬼の友人もいる。適任だ」
翔真 >「お願いする、必要ならばこちらからも出向いて頼みに行っても構わない。」
アドノレ >「予算についてはどうにかする。早速手筈を」この場合費用だな(笑)
翔真 >何処に領収書持って行く気だ(苦笑)
クドラク >「承知した。善は急げ・・・だな」
翔真 >「感謝する……(礼)」
アドノレ >「ウツロウ世界。持ち直したとしても全てが変わってるやも知れぬ。本人の承諾無しの延命…」
翔真 >「………不当契約の上でアフターケア無しだったのだろう?……せめて本人に選択の機会ぐらい設けてやらねばあまりにも不憫だ(苦笑)」
クドラク >「私は依頼された通りにするだけだ。あとは諸君で解決するがいい・・・」
アドノレ >「全てを引き受ける覚悟をしておかねばな」
かくして、瑠那はクドラクによる手術を受けた後、横須賀へと転院する事となる(笑)
遥 >あー・・予想ついたっつーかなんと言うか(笑)
翔真 >一体誰ー?(^^;
遥 >横須賀で医者で吸血鬼の知り合いといえば、1人しかいない(笑)
鋼地 >……リカちゃん?(笑)
翔真 >なるほど(笑)
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