【第18夜】
機・神・激・震

<PART−11>



ウィザード対帝国軍対【00】



さあ、戦いだ。一同の行く手には、再び開かれたゲートを前に立つジローと帝国軍…
そのラインアップは通常のクリーチャー帝国兵の他、フォモールらしき大型機動兵器がなんと4体。
この強敵を前に、翔真は己が魔剣の封を解く。

翔真 >「七つに充たされ一つと成らん………抜剣、『天津翔真鋼』」
アドノレ >ジロー相手で、最初の一発転けると後を引くからな(^^;
弓 >「……………………そら……」
アドノレ >ちらりと一瞥

そして、両者がにらみ合う向こうでは、共に巨大合体した【そら】と【00】が対峙していた。

弓 >「……………翔真、アド………陣内、蟻塚………ごめん。」
司 >「蒼魔さん?」
弓 >ばさっと、スカートと翼を翻して…ジローでもなく、帝国軍でもなく…00を見る!(笑)

「………私は………あの2人を止める。……」

弓の視界には…今【そら】に戦いを挑みかかる【00】の姿があった。
「インフィナイトに迷いなし・・・粉砕」「Evo・・・・・・っ!」
互いに初の巨大対決。不安定な立ち回りではあったが…初手は【00】が取った。

弓 >「………………………くっ…!」
アドノレ >躊躇った割に容赦なく痛い(TT
司 >早々に隣接しないとなぁ(^^;
翔真 >お互い本当は戦いたく無いのだと信じたい(笑)
弓 >「……マリキュレイターとの戦いで…死んだ…私……だから……00に…さやに…そらに…助けられた…私だから。………翔真、そいつら、任せていい!?」
翔真 >「あぁ、弓ちゃんから名指しでの頼みだ……任せてくれ(騎兵隊式敬礼)」
司 >「助けられたのは貴方だけではありません…。お手伝いさせていただきます」
弓 >「……(こくん)」
翔真 >「………雑魚は任せろ、気を付けてな(フッ)」
ジロー >「えぇー、俺様ちゃんは無視ぃ〜??('A`)」
翔真 >「ウツロナル、ホノミタマタバネルモノ。ワレ、ココニネガイタテマツル……」)『ブラストフレア』を発動します。
ジロー >「えぇー、実は俺様ちゃん狙い〜!?('A`)」

直後、突進した翔真が魔力を解放。大爆発が、ジローと帝国軍を直撃した!
ついで、ブレッシングを発動しながら司が、ついで弓が飛び込む…
行く手を阻まんとするジローたちの前には、翔真が飛び込み…一閃!!

GM >「ひゃうぅ・・・こわれひゃいまふぅ〜!!」ジローは倒れた(爆)が、周囲の機動兵器はなお健在だ…。
翔真 >「………お前相手に再生や変形の時間をやる訳には行かん。」
アドノレ >「うむ。無粋な奴が消えたから少しは遊べるかもしれんな」
弓 >あれ?でてきただけかあ(笑)
アドノレ >哀れな(^^ゞ
翔真 >予想通り硬い(苦笑)あとジローの憤怒を食らったら死ねるので真っ先に倒したかったとも言う(笑)
司 >「(お見事)舞い踊る風よ。うちに在りし者に祝福を」ということで、ブレッシングをそらりんの前のSqに先置き(笑)

機動兵器はゲートの周囲に展開、翔真と司を指先のランチャーで砲撃!

司 >さすがに痛いな…
翔真 >陣内さん、ご本人に回して下さっても〜(^^;
司 >後で自分ごとまとめて回復しますので大丈夫ですよ〜^^
翔真 >了解です、済みません(感謝)……実は重傷まで後1点になる所だったので助かります(^^;
アドノレ >そいつは厳しいな
司 >ブレッシングの効果は回避+8・・・敵に下がられたが、弓ならあまり問題なかろう(笑)
弓 >はっはっは…Fしてもあたらんぞ(笑)
アドノレ >「おのれ〜。独逸なら独逸で統一して奇想兵器で撃ってこぬか」ばっさばっさ
そら >「・・・皆を・・・支援しなくては」
00 >「お前の相手は・・・このわたし・・・」
弓 >「………00っ……そら!………そら、代わって…!そいつに話があるの!」
そら >「・・・・・・脱出経路を・・・作らなければ」
弓 >「………そらっ!」
00 >「退避は不可能・・・」
弓 >「………00っ!!!……何度言えばわかるの………!もう……さやは、こんなこと、望んでない!」
00 >「第三者による言質・・・実証不能」
弓 >「…ええ、そうよ……。…だって…………もう、彼女は…いないのよ…!…だから………私が貴女を止める………!」

その時、【そら】がひときわ大きく輝いた。

そら >「OVERRAGE!!…そして『欠片』たちよ、力の行使を許可します…MEGA=EVOLUTIONっ!」
アドノレ >「この期におよんでまだ人の心配か」
翔真 >「っ!?……こっちは何とかする、お前は………!」
司 >「今はご自分の身を守るのに専念を」
そら >「わたしは・・・そのための、存在・・・ですから」
弓 >「……そろいもそろって……自己犠牲と命令実行に凝り固まった……石頭を…。」
アドノレ >「皆好き勝手やっておる。俺様もお主もまたやりたい様にやるだけの事だ」
弓 >「…(アドにこっくりうなずいて)……貴女を殴り飛ばしてでも…さやの本当に望んでいることを……させる!してやる!」
00 >「第三者の発言は意味不明・・・ターゲット捕捉。Eng−Tool・・・!」

【00】の両腕が翠碧色の閃光に包まれる…輝く拳は、なおも【そら】を打ち据えた。

そら >「・・・・・・まだ、戦える・・・支障、な・・・し」
弓 >「………こっちは…支障大有りなのよ!」
翔真 >「待って居る暇は無い……推して参る!」

クリーチャー帝国兵の掃射をすべて一刀のもとに斬り返し、同時に魔力を奔らせたその刃で敵を斬る…
翔真の妙技が冴え渡り、クリーチャー兵は紅蓮の炎に消えた。
だがすぐに、翔真の攻撃を生き残った機動兵器群が、反撃を仕掛ける…。

翔真 >危ねー!?(滝汗)ギリギリで回避成功です(^^;
弓 >「…五月蝿いッ!今忙しいの!!!」ダイス振ったらん(微笑)
司 >直撃〜回避は最初から諦めてるさ〜「・・・くっ」
翔真 >「済まん、仕留め損なった……最低でも半数程は倒しておきたかったのだが……(苦渋)」
アドノレ >「何を焦っておる。ここに居る猛者は誰をとってもそれ程やわではない。自ら太刀筋を狂わせてどうする」
翔真 >「………そうだったな(苦笑)あぁ、信じて居る。迷いはしない。」
弓 >前に出て…00に、顔面ぱーんち!(笑)「………話を……聞きなさい………………………!!!!!!!」
00 >「・・・・・・・・・妨害要素、確認・・・」

弓の突進は、しかしながら…【00】の腕のひと振りであっけなく返された。
正確には、腕のひと振りで起きた乱気流が、彼女の軌道を狂わせたのだ。

翔真 >むむぅ、カッコ良いけど困るなぁ(^^;
弓 >「…きゃっ……!……こ、この……わからずやなところまで、そらにそっくり…!…いいえ、00がそらにそっくりなのか…」
翔真 >弓ちゃんも動揺しているらしい(笑)
司 >翔真さんはしばらくは大丈夫だろうと判断して自分を回復します・・・これでもつはず(^^;
翔真 >プラーナ使ってでも凌ぎまする〜(^^;
アドノレ >んではちびっと削ってみるか…げふっ

鋼地は前進し、司が回復に走っている間に、天空の住人となったアドノレが行動する…
魔力をもって無数に打ち出した「デコピン」…だが、その目測が狂い、まったく命中しない。

翔真 >開いて居るゲートまで全力で移動して撤収……が出来るかな?
アドノレ >現場から撤収だから全部壊すのはまずいわけだ
翔真 >そらが自力で穴を開けても、本人がそれで行動が終ってしまうと集中砲火を受けて危険過ぎますからねぇ(汗)
司 >砲撃してくる敵だけでも片付けないとまずいかも(^^;

さて、仕切り直しの第2ラウンド。
だがここで、ゲートの前に立ち上がるものがいた…倒されたはずのジローだ!

ジロー >「・・・・っの野郎ぉ・・・俺様ちゃんが俺様ちゃんじゃなかったら死んでたぜ、ほんとによぉ」
翔真 >しまった…これで全力移動でもそらが00と機動兵器2体を振り切れるかどうか(−−;
アドノレ >前に出て翔真にキュア…ファンブル(TT)その後も控えてるから割るべきか?(^^;
翔真 >大丈夫ですよ〜この後の脱出の時に残しておいて下さい(^^)「助かる、これで……!」

アドノレの毒水一歩手前のキュアウォーターで回復した翔真は、
魔力を込めて更なる一撃を食らわせ続ける…それは着実に、相手にダメージを与えていた。

アドノレ >「頭を冷やしたらもう手早く片付ける算段をせねばな」
翔真 >「………00、彼女さえ何とか出来れば、と思うが……。」
アドノレ >「無視して撤退なら全員が跳んだ後にゲートを強制的に塞ぐ手があるか」
鋼地 >「先にゲートを確保します・・・皆さんも適宜脱出を!!」
弓 >「…そら、そのまま先に脱出を。…」
そら >「・・・・・・・みんなと、いっしょです」
弓 >「……ばか。…フレースヴェルグがないと、困るでしょっ。いいから、みんなと合流する!(ぷいっと)」
そら >「・・・すみません・・・・・・ゲートにエミュレイター確認・・・排除、します・・・」
ジロー >「ええっ、それって俺様ちゃん!?でも今復活したばかりな…」
そら >「…エナージョン=マグナム」
ジロー >「…って言ってる間にまたヤら〜れちゃったぁ〜〜〜〜〜〜」一撃(爆)
弓 >「………こいつの相手は……私がする!」
00 >「・・・・・・・・・」

だが、弓が突進した先に…【00】の姿はなかった。
「…なっ………!」
そう。インパクトの瞬間、文字通り消失したのであった。

アドノレ >「ぬぁっ(戦場で敵の姿を見失うとは何たる不覚)」
00 >「・・・・・・・(出現しつつ)予測進路的中率、120%。問題なし」
司 >「手強い・・・」
翔真 >「………簡単には逃してくれん様だ……」
弓 >うっきゅー!さやむー、00がいぢめるよーう!(えーん
翔真 >「俺達の見た物、聞いた事を彼女に伝えられれば……とも思うが、現状では厳しい。」
アドノレ >「心を繋ぐ秘儀。無い事も無いが…恐れも敵意も素直に届けてしまうぞ」
翔真 >「……やはり今は無理か。進路確保を優先する。」
アドノレ >「いや、記憶を第三者に届ければ良いのか」(ぶつぶつぶつ)

機動兵器群は数を減らしながらも攻撃を続け、鋼地に攻撃をヒットさせる。

司 >「金剛よ、阻め!」アースシールドを。
そら >回避しつつ・・・「Evo−P!」鋼地さんに。
鋼地 >「すみません、おふたりとも…助かりました。」
弓 >さすがにもう狙ってはくれないか><
翔真 >SWのグララン並の扱いをされておりますな(苦笑)

【そら】は鋼地のいるゲートまで後退し、翔真は再び仕掛ける…
その一閃が、機動兵器1体を見事に寸断した。

翔真 >「これで……全力ならこちら側は振り切れるか?」MPがもう1点しか残ってないので(^^;
司 >ぐは・・・エアブレかければよかった(汗
アドノレ >エンフレは言われればMP有るぞ
弓 >「…こいつらは私が引き受ける!…」
アドノレ >そらと弓と00で繋いでみたら混乱するかな
弓 >おもしろそうではありますが、セッションが1本増えそうです(笑)
アドノレ >思考投射を双方向にして、嘘をついてないことを体感で理解させる。そんでさやの意思やそらの意思やらで説得は可能かと思うかね?
翔真 >むぅ………厳しいかな。自分で言い出しておいてなんですが、もう一手何か足り無い気がするです(−−;
アドノレ >説得を務める当人が「やる」と言わない限りは実行しないと事前に言っておこう
00 >「逃がさない・・・ブラスティング=ナックル」
そら >「・・・・・・・っ!」

輝きを帯びて飛ぶ【00】の拳を、どうにか回避する【そら】。

弓 >「くっ………こっち狙いなさいよ!」
00 >「インフィナイトは人間を攻撃しない・・・侵魔、そしてマリキュレイターを滅ぼすのみ」
アドノレ >「人間をか」(ちょっと首を捻る
翔真 >「止めろ”そら”ちゃん!沙弥嬢の努力を無駄にしないでくれ……!」>00
弓 >「マリキュレイターじゃないって言ってるのに!…みんな、先に出て!」こんどこそーーーーーーーー!ぽかぽかぱんちー!

弓の攻撃は、しかしながら、虚しく空を切る…

弓 >「…くそっ……早い……!」
00 >「・・・実際に戦ったこの私の記憶に、嘘偽りは何もない」
翔真 >「……だが、知らない事は有る。俺達は、君が知らない事を知って居る。」
弓 >「…実際に殺されそうになって!あなたに助けられて!それで、こっちのそらと友達になった!私の記憶にも偽りはない!!!!!」
アドノレ >「人は変わりつづけるように人の側に在るものも変わりつづける。いや変わらされていくと言うべきか」
司 >「マリキュレイターを滅ぼす…それは一体誰が望んだことなんですか?」
00 >「滅ぼさなければ、世界が滅ぶ。かつてのように・・・繰り返しては、ならない」

その間にも、アドノレが前進。ゲート前に残る機動兵器に対して
アンホーリーフレイムを仕掛けるが、これは弾かれる。

そら >「インフィナイト、LINK=OUT。モードシフト・・・フレースヴェルグ」
司 >「翔真さん、こちらへ」移動しつつ、翔真さんが移動してきたらブリスアウト発動で回復〜。
翔真 >「了解した。アドノレ、蟻塚、可能なら付与を頼む。」
アドノレ >「うむ」鼻血が出そうなほどの回復量だが、俺様はポーヂングしながら汗を出す事で回避する(笑)
鋼地 >「了解です。」

翔真のすれ違いざまの一撃に闇色の炎が宿り、その魔力が機動兵器を寸断し。
更に、飛び込んだ先で司のブリスアウトが翔真を迎える。
なお反撃する機動兵器群だが、唯一食らったアドノレもどうにかしのぎ切る…。

鋼地 >「『イシュマエル』、対物理障壁拡大展開!!」
そら >「Evo−P!・・・皆さん、脱出準備ができました」
00 >「マリキュレイターが逃げる・・・」

なおも光る拳を打ち込む【00】。
しかしそれらは、合体を解き甲板に出た【そら】によって弾き返された。

そら >「あなたとは・・・戦えない」
アドノレ >「お主は何だ。お主の目的は何だ。戦況は刻々と変化しそれに対応する為には理解する事が必要ではないのか」>00
弓 >「……………友達に……なりたいのに……(ぽそ)…」
アドノレ >「強敵と書いて『とも』と呼ぶか。」(笑)
00 >「わたしの友は【沙弥】だけ・・・」
弓 >「……そんなんだから………止まっちゃうんだよ!………………この力も……!…」
00 >「・・・・・・・・・・・・・・マリキュレイターの掃討は、すべての任務に優先する。その破壊を確認するまで・・・わたしもまた、倒れない」
翔真 >「………喪った者は還らない、最後の命令に拘り続けるのか。」
00 >「【沙弥】ですらないものの言葉では・・・わたしは、動かされない」
翔真 >「では以前”アブソリュート・コード“とやらでお前に『戦闘をやめるの』と言ったのは誰の声だった……!」
??? >「コラ待てい!俺様ちゃんをさんざんコケにしくさりおって、今更逃げるたぁいい度胸だろうがよぉお!!」

その時、ゲートの前に立ちふさがっていたのは…またしても、ジロー!
だがこの時…この空間の「壁」が、紅色の光を放ちつつ崩壊を始めた。
その破口から侵入する、大量の海水…!!

そら >「翔真さん・・・それは、後で・・・説明します・・・今は、脱出・・・を」
翔真 >「……解った、済まない。」
弓 >「……まだわからないの!…貴女が…いつまでもそんなだから……あの人は…いつまでも、逝けないんだよ!」
00 >「【沙弥】は生きている・・・だから、わたしの任務も継続される」
弓 >「…生きてるんじゃない…………死ねない…のよ…!………………この……わからずやっ!!!」

弓の一撃は、【00】に大打撃を与えたかに見えた。だが…
そこには、傷つきながらもなお立つ【00】の姿があった。

00 >「・・・ゆえに、私が救い出す」
そら >「・・・全員・・・脱出、を・・・」
アドノレ >流れ込んでくる水。全員飛べるとして、水没までにはどれくらいの猶予があるのかな?
GM >それは、次のラウンドのイニシアティブ次第だねぃ・・・
アドノレ >どうやら気張らんといかんらしいぞ>ALL
翔真 >了解。「弓ちゃんの退路を確保する、援護を頼む。そらは自身の防御を優先、可能ならジローへ追撃してくれ。」
弓 >「……私は、だいじょうぶ……」
司 >気張るにしてもわりときつかったり(笑)
翔真 >「弓ちゃん、今はそらの方が優先だ……これ以上は不味い(苦渋)」
アドノレ >「逃げ足の速さもまた優秀さの証。とっとっとずらかるぞ」
司 >「・・・今は行きましょう」弓の肩をつかんで船に連れて行きます
ジロー >「おーい…もしもーし…俺様ちゃんは無視ですかーい…?」
アドノレ >「…お主の見事な泳ぎを披露して貰おうか」(笑)
ジロー >「えぇ!? 俺様ちゃんにアガーイになれってか?!」
アドノレ >「どざ衛門」(ぼそっ)


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