【第18夜】
機・神・激・震

<PART−13>



勇士郎は語る



かくて、フレースヴェルグは戦いを避け、日本へと向かう…

弓 >「……とりあえず、交代で休みましょ……」
鋼地 >んでは、お買い物で幸福の宝石を補充〜。
司 >「日本につくまでは少し気を緩めて休もう…」わりと危険領域に入ってる(笑)
鋼地 >「了解です、お先にどうぞ。オートパイロットの設定しときますので。」
アドノレ >箒の上に鴉が群がり「ぎゃぁーす」と鳴く 吉兆である(。。)★\
弓 >「……………今度、フレースヴェルグにお風呂希望……」
司 >寝るんだったら、何か掛けてあげておこう<休息中の弓
アドノレ >背後を取ると起きた上に武器を突きつけられるので気をつけろ(笑)>司
鋼地 >ゴノレゴ!?(爆)
アドノレ >寝顔拝見。珍しくその場に居合わせる翔真であった(。。)★\
翔真 >心の中で感涙に咽ぶ(爆)
司 >司も傷を治した後、タオルで血のあとだけでも綺麗にしておかないと(笑)
アドノレ >ふぁいといっぱつアドビタンD 腰に手を当て上を向く ごっきゅごっきゅごっきゅ・・・「ぷはぁ〜」
そら >「広域サーチ継続中・・・異常、なし」
鋼地 >「ありがとな。引き続きよろしく頼む。」
アドノレ >「今回のブツに発信機等の妙なモノが付いてないかの確認は済んだか?」
鋼地 >「一通り罠は調べてみたんだが……気になるんならお前さんも調べてみてくれ。」
アドノレ >「うむ」ど〜れ〜
司 >「手当たり次第に持ってきましたしね」
翔真 >「念の為1通りチェックしておくか(嘆息)」

一同は、取得物の再検証に取り掛かる。そして早速ファンブルするアドノレ。

アドノレ >お守りがあったな…砕け散った。このツボはイイツボだ(笑)
鋼地 >マ様!?(核爆)
GM >様々な物品・・・そのうち金塊を入れたケースの中に、あやしげな物体を見つけたのは翔真だ。
翔真 >「ん?……これは?」
GM >それはPCカードのような物体で、金塊の間に挟まっている…。
翔真 >「……アドノレ、陣内。これが何だか解るか?」
アドノレ >「カードキーの類か?」
司 >「さて?とりあえず調べてみますね。紫苑、サポート頼む」
鋼地 >「……何かあったんか?」
翔真 >「あぁ。金塊の間に磁気カードらしき物が挟まって居るのだが……。」
鋼地 >「……磁気カードねぇ……とりあえずそっちで調べてみてくれ……万が一があるからな。」
GM >では・・・それは「パッシヴマーカー」だとわかった。通常は反応を返さないが、特殊な波長を持つスキャナーに掛けると信号を返してくるタイプね。
アドノレ >ようするに専門の機材が無いと歯が立たない?
GM >具体的には・・・第三帝国軍側のキャラクターが知覚力ジャッジをすると無条件で発見に成功してしまう、というシロモノだ。
アドノレ >「こいつはいかんな。第三帝国側の発信機みたいなものだ」
翔真 >指紋を残さない様にして速攻でポイだ(爆)
司 >小さかったら鳥の足にでもくくりつけておくのに(笑)
アドノレ >眷属に持たせて遠くに飛ばすか?
翔真 >「上手く使えば撹乱出来るだろうが………今はこちらの向かう先を気取られない様に速く放棄してしまうべきだと思う。」眷属に持たせる案は賛成です。
司 >「俺もそれに賛成です」自分も眷属案に1票
翔真 >いきなり方向を変えると発見したのを察知されるので、自分達の進路から少しずらした方向に向かわせる事を推しましょう(^^
アドノレ >だんだん高度を落して海にぽちゃん♪
司 >エベレストの山頂に引っ掛けておくというのにも惹かれる(笑)
GM >了解〜。では眷属でどこへなりとも持ってってしまってくれ(笑)
アドノレ >「それではゴミを捨てにいって来い」ばっさばっさと飛んでいった
鋼地 >「…………どうなった?」
アドノレ >「海に捨てる事になった」
鋼地 >「……了解。そういう代物だったんだな……」
翔真 >「政治的に手を出し辛い所の近くに持って行くと言う手も考えたのだが………やや危な気なので止めて置いた(苦笑)」
アドノレ >「追っ手側の速度と距離がネックになるしな」
鋼地 >「まぁ、最善の方法だろうなぁ……とにかく助かった。ありがとな。」

その間にも、フレースヴェルグは既にチベット上空へと達していた。

そら >「・・・・・・・・・・・・?(・・)」
アドノレ >「なんだ、欲しいならやるぞ」(笑)
そら >「・・・いえ、翔真さんがこちらを見ていますので・・・」
アドノレ >「視線に気づいたら、『頬を染めながらそっと視線を落とす』とか『見つめ返して微笑む』のが淑女の嗜みというものだ」(耳打ち)>そら
そら >「シュクジョノタシナミ、ですね。わかりました^^」
アドノレ >もっと色々あるがそれらは経験を積んでから(笑)
GM >さて・・・ここで、司の0−Phoneに着信だ。
司 >「おや?」とりますけど、誰からだろう?
GM >ディスプレイ表記によれば「流鏑馬 真魅」・・・
司 >「はい、もしもし。陣内ですが」
真魅 >「もしもし・・・単刀直入に本題だけ。勇ちゃんが、なんだか皆に話があるみたい」
司 >「勇士郎さんがですか?ちょっと待ってください」できるならフレースヴェルグの船内スピーカーに接続して皆に聞こえるように
翔真 >「…………………(片手で顔を覆う)」不覚OTL
鋼地 >一体何が(汗)
真魅 >「悪いわね…話は前後したけど、勇ちゃんは無事に退院したわ。はるみが医者に内緒で、こっそり回復掛けてたみたい(苦笑)」
司 >「それは何よりです。まあ、退院しても大変そうですが(くすくす)」姉妹を思い浮かべて(笑)
鋼地 >んではちょちょいのちょいっと接続(笑)
司 >では繋げてもらって「お待たせしました。一体どのようなことなんでしょうか?」
真魅 >「ああ、勇ちゃんに代わるわね・・・」
勇士郎 >「・・・急に呼び出してすまなかったね。まず確認しておきたい。そっちに歌流名、またはアンゼロットの関係者はいないね?」
アドノレ >「…」鋼地を見る
司 >「・・・」鋼地さんのほうを見ます
翔真 >「…………」蟻塚君の方を見る
勇士郎 >「もしいるなら・・・立ち去れとは言わない。ただ、これからする話に関して他言無用を約束して欲しい」
鋼地 >「…………(耳をふさぐ)」(笑) これで悟って(爆)
アドノレ >さるがてぺてぺ歩いていって、耳を押さえてあげやう
鋼地 >「…………(……俺は聞か猿か……?)」(笑)
司 >「…大丈夫です。話してください」
勇士郎 >「・・・すまない。話というのは、君達が今集めているものの事でね」
司 >「!!」
翔真 >「…………それで?(僅かに眼を細める)」
勇士郎 >「・・・・・・俺は、その正体を知っている」
アドノレ >何をどこまで知ってるのやら…といぶかしげな顔
翔真 >「ほぅ………それをタダで聞かせてくれると言う訳では無いのだろう?何が望みだ?」
勇士郎 >「・・・正確には、俺の過去生の記憶に残っている話だけど・・・『彼女』の、完全な姿での再生だ」
司 >「勇士郎さん・・・何故貴方はそれを望むんですか?」
勇士郎 >「・・・『彼女』は、本来完全な姿でなければならないものだからだ・・・この宇宙全体のために」
翔真 >「…………対象を正確に現して貰え無ければ迂闊に返事は出来ん、勘違いでも有ったら目も当てられん。『彼女』とは誰の事だ?誰を完全な姿で再生したいと?」
勇士郎 >「(ため息)・・・1908年、シベリアのツングースカに落ちた隕石の話は知っているね?」
翔真 >「(頷く)」
司 >「はい」
勇士郎 >「あれは・・・誤って落とされたものなんだ。そして、そこに『彼女』はいた」
翔真 >「(“落とされた“とはな………さて一体何所の誰がそんな凄まじい事をやってくれたのか……)」
GM >ツングースカ隕石の話は・・・コスモガードかアンゼロット関連にコネを持っていれば、一定の知識が分かっている。いわく「46番目の星の勇者によって迎撃された『小惑星ディングレイ』の欠片」・・・と。

公式リプレイ「星を継ぐ者」参照。

鋼地 >「……………………」さるが耳を塞いでくれてるので両手が開いた。内容は聞こえないけど聞きたいことはあるので紙にさらさらと『なんでアンゼロット側の人間に聞かれたくないのか聞いてみてもらえないか?』と書いてアドノレさんに見せる(笑)
アドノレ >おりおり>紙飛行機>てぃっと飛ばす>司
司 >キャッチ(笑)<紙飛行機 「どうして、この話をアンゼロット側に知られたくないんですか?」
勇士郎 >「・・・アンゼロットは、『彼女』を危険視している・・・当時の俺達に下された命令は『隕石とその内容物の完全破壊』だった」
司 >「(世界結界の安定、という意味ではそのような案もあるとは思うけど…性急すぎる気がする。アンゼロットは一体何を知っているんだ?)」
勇士郎 >「おそらくアンゼロットは、『彼女』がなお生きている事を知ったなら、エミュレイター以上の危険存在と見て全力で潰しに掛かってくるだろう。その前に、『彼女』を還してやらなくちゃいけないんだ」

アドノレ >(ほぉ。守薙が一番アンゼロットの意思に近い所にいたわけだ)
翔真 >「なるほど………それも有って俺達が再生を約束し無い限りその『彼女』の正体を教えられんと言う事か。」
勇士郎 >「実は、俺も『彼女』の本当の名前は知らない・・・『そこに在るが、そこに在らざるもの』彼女はそう言っていた」
司 >「謎かけのようですね(苦笑)」
翔真 >ちらりとそらの方を見てみる(笑)
そら >「・・・・・・・・・・・・・・(上目遣いににこり)」
翔真 >「(微かに苦笑)………まったく、どうしてそう言う事ばかりアッサリ覚えてくれるのだか(^^;」
アドノレ >「指導役がイィからに決まっておる」
勇士郎 >「それは・・・俺が知っている限り、『彼女』は無色透明。いかなる『色』にも染まる存在なんだ。ずっと昔もそうだった・・・不完全な姿の今でも、やはりそうなんだね」
翔真 >「………(“翠“も“銀“も、『彼女』本来の色では無い、と………)」
アドノレ >(虚と実の向こう。必要とされている偶然。大いなる無色)
勇士郎 >「今の『彼女』がどうかは知らないけど、なるべく・・・悪意あるものに近づけない方がいい。教訓として、これだけは言っておくよ」
司 >「心に留めておきます」悪意はないけど悪戯心は教えてしまった気がする(笑)
アドノレ >「正義を名乗る連中は悪を憎む。己の憎悪は負の感情だと認めずにな…裁く事だけではなく許す事も覚えさせるべく務めよう」
勇士郎 >「・・・・・・・・ところで、律儀に耳をふさがなくても良かったんだけどな」>鋼地
アドノレ >ぱちんと指を鳴らすとさるは耳から手をどけ口を塞ぐ
鋼地 >「…………信用してもらうにはこれくらいしないといけませんから……これでも一応、アンゼロットさんの義理の息子ですから(苦笑)」
アドノレ >下僕じゃなかったのか…と顔に書いてあるアドノレであった
勇士郎 >「・・・そうか。それなら言っておくけど・・・今後も『彼女』に関わるつもりなら、君はいずれ選ばなければならなくなると思う」
鋼地 >「……そんなの、昔から百も承知ですよ。」
勇士郎 >「・・・でも、答えはまだ出てないだろう?」
鋼地 >「……まぁ、ね……自分のことすら……よく分かってないですから……」
アドノレ >「迷え迷え若人。青春…と言うにはちととうが経ち過ぎか」
鋼地 >「わるかったな! どうせ俺はもうすぐ四捨五入したら中年だよ!!(思わず間宮君ツッコミ)」
勇士郎 >「今まではそれでよかったかもしれない。でも、『彼女』を本当に再生するつもりがあるなら…腹を決めておいた方がいい。」
鋼地 >「……なるほど…………それなら……僕の言えることは一つしかない……僕は、彼女が好きです。誰よりもずっと隣にいたい。これは僕の勝手な欲望かもしれない。でも、この想いは譲れない。彼女に拒絶されない限り。だから……僕はこの『想い』の元に行動します。そして……必ず答えを出します。例えそれが正解じゃなくても……必ず。」
勇士郎 >「・・・・・・・・・・・・・・同じ、か(口元に笑みが浮かぶ)」
鋼地 >「? 同じ?(きょとん)」
勇士郎 >「俺達・・・『100年前の星の勇者達』は、『彼女』への接し方を間違えた結果、滅ぼされたからね・・・だから念を入れたんだ。」
アドノレ >「鋼地が3桁を突破できたらよい茶飲み友達になれそうだな。何の根拠も無いが」
鋼地 >「いくら成長止まってるからってそこまでもつんでしょうか僕……?」(笑)
勇士郎 >「そして、その意味では歌流名がしている事もまた、間違っていない。これが難しいところだよ」
翔真 >「その歌流名とやらは、どういう手段を取ろうとしているんだ?アンゼロットと同じ様な事を考えて居るのか?」
勇士郎 >「歌流名はアンゼロットの下で動いている。それは単に、義務を果たしているに過ぎない・・・本当の問題は、そこじゃあないんだ」
翔真 >「では何が?」
勇士郎 >「・・・問題は、あの時『彼女』に影響を及ぼしたのが、そこにいたエミュレイターの尖兵だったって事だ」
司 >「!!それはほんとうですか?!」
勇士郎 >「『星の勇者達』のひとりに、裏切り者がいたんだ・・・『彼女』の力を使おうと目論んだ、真のディングレイの尖兵が」
翔真 >「………”アレ”の元、もしくはその元凶になった奴かも知れんのか……(苦渋)」
鋼地 >「ディングレイの尖兵……」
勇士郎 >「『彼女』の力を得て・・・そいつはそれまで以上の何かとなった。そして力を暴走させ・・・俺達を殺した」
アドノレ >「その影響は今でも有り続けるとそう信じてるわけか」
勇士郎 >「証拠は、その後のロシアの歴史だよ。名前を聞けばピンとくると思う」
アドノレ >「ふむ」
勇士郎 >「その裏切り者の名は、グリゴリ=エフォモビッチ=ラスプーチン・・・俺達も『星の勇者』も、実はヤツに踊らされていたんだ」
司 >「ふむ・・・」
翔真 >「………勇者を3人も殺してしまう力、暴走させた上で無事で居るとは思えんが………それ以後どうなったかが気になる所だ。」
勇士郎 >「・・・俺が記憶として覚えてるのは、そこまでなんだ。グリゴリがどうなったかは歴史書を見てもらうとして・・・『星の勇者』がどうなったかは分からないけど、アンゼロットなら知ってるはずだ」
鋼地 >「……(……この子(箱の中の子)の事を調べ終わったら……アンゼロットさんの所に行くべきかな……)」
司 >「ひとつ質問ですが…その時の星の巫女は一体どうなったんですか?」
勇士郎 >「赤羽家にいたよ・・・確かにその上に隕石は落ちなかったけど、伝え聞いたところでは、東京の大空襲で亡くなったらしい」
司 >「そうですか…(後でくれはさんに100年前の星の巫女について聞いてみるか)」
鋼地 >「勇士郎さん。現在アンゼロットさんは『彼女』の監視体制に入っています。人員は、守薙先輩、僕、そして……歌流名さんです。これだけ伝えておきます。」
勇士郎 >「・・・・・・・守薙・・・?」
鋼地 >「彼女をエミュレイターだといってある種暴走している世界魔術協会員です……」
勇士郎 >「・・・そうなのかい?・・・・・・俺が知っているのは、100年前の『星の勇者』の名前だけど・・・」
鋼地 >「え? 星の勇者の名前……?」
勇士郎 >「ああ。守薙 周一郎・・・それに俺と歌流名、裏切ったグリゴリ・・・これがかつての『星の勇者達』だよ」
鋼地 >「…………そうですか……(……名前まで似てる……)」
翔真 >「…………(勇者も転生に失敗すると言う事か……それとも転生後の教育が悪かったのか(−−;)」(ぁ
GM >いやいや、次の星の勇者はマサトでしょ(笑)
勇士郎 >「・・・それにしても、つくづく因果ってやつかな・・・こうも偶然が重なるなんて・・・」
鋼地 >「……何か運命みたいな物があるのかもしれませんね……」
アドノレ >「神は復天を許さぬが魔は堕天を許す。アンゼロットを袖にする以上お主も悪の同士だ」(笑)
鋼地 >「……僕の二つ名は……『堕ちたる純白の月』……もしかしたら、すでにこうなることがわかってたのかもしれませんね……」
アドノレ >「俺様の元で大いなる悪を目指し精進するが良い」(笑)
司 >「それで・・・今までの話を聞いた上でどうしますか?」全員を見渡して
翔真 >「他に今聞いておきたい事が無ければそろそろ結論を出さねばならん………しかし今更ここまで聞いて答えも無いとも思う(苦笑)」
アドノレ >「『彼女』が再生されたら今器に居る者がどうなるか。還ったらどうなるかを確認せんのか?」(ぼそっ)
翔真 >「これ以上長々と問答して居る訳にもいかんが……俺としては最後にもう1つだけ聞いておきたい。お前は”何故”『彼女』を再生し、還してやりたいんだ?」>勇士郎
勇士郎 >「『彼女』と、そう約束したからだ。あの時は、俺の力が足りなかったばかりに、かなわなかった約束だ・・・だから、今度こそそれを果たしたい」
鋼地 >「そうですか……僕の意見は……この子と彼女が共存できる道を捜す……ですね。」
翔真 >「俺としては、『彼女』を再生させる事に協力するのは構わない。ただ『還る』かどうかは本人の意思に任せる、それだけだ。」
司 >「協力はしますが、結局は状況次第になりますね。100年という時の中で何がおきてるか分かりませんので」
勇士郎 >「・・・わかった。また何かあったら連絡するよ・・・」
翔真 >「病み上がりで無理はするな、良い女を哀しませるのは男としてはやってはならん事だからな(フッ)」
司 >「(うんうん)あの子達、かなり心配してたようですので。ご自愛されないと駄目ですよ(くすっ)」
アドノレ >「先達からの声援だな」(うむうむ)
翔真 >「……まぁ、な(フッ)」
勇士郎 >「ああ・・・気をつけるよ」
アドノレ >「通話が切れる前に俺様も何かコメントするか・・・俺様は踊りが得意だぞ。掌から飛び出す程度にはな」(怪しい踊りを踊る)
勇士郎 >「・・・・・・・・な、なるほど(^^; それじゃあ、また・・・」

勇士郎との通話は終わった。発覚した数々の秘密を前に、ウィザード達は…

鋼地 >う〜ん…………まぁ、いっとくか。『インテリジェンス・アイテム(2回目)』で先代星の勇者・守薙 周一郎について守薙先輩関連も含めて聞きます。
GM >『46代目星の勇者』守薙 周一郎(1878〜1945) 元ウィザード(勇者)。日露戦争において、陸軍秘密部隊を率いて活躍するもその記録は残されていない。1908年ツングースカ事件の責任をとり引退。その後東京大空襲で死亡。
鋼地 >守薙先輩との関係はわかります?
GM >うむ、守薙 経一朗は周一郎の曾孫にあたるね。だからアンゼロットに見出されたとも(笑)
鋼地 >……地味に凄い人だったのね守薙一族(笑) って言うか南無(待)
司 >自分はくれはに連絡〜。100年前の星の巫女が赤羽家の人間であることを伝えて調べてもらいます。あと、守薙 周一郎という人物との関わりも
くれは >「ああー・・・それは私と同じ名前(紅葉と書く)のひいおばあちゃんだよ〜。守薙さんはね〜・・・(調べ調べ)昔、うちで執事をしてた人、かな?」
司 >「・・・守薙さんですけど、ひょっとして東京大空襲で亡くなられてないですか?」
くれは >「うん。うちの記録ではひいおばあちゃんも守薙さんも、東京大空襲で亡くなったってあったよ〜」

それでも赤羽家が途絶えなかったのは、
曾祖母と執事・守薙以外は疎開していたという事情にもよるのだった・・・。

司 >「そうですか・・・(何かを予感していたのかもしれないな…) お忙しいところ、ありがとうございました」
くれは >「ううん、いいよ〜。ところで、ひーらぎ見かけたら教えてね。また見当たらなくて・・・」
司 >「・・・鋼地さん、柊さんってまたアンゼロットにこき使われてたりしません?」(爆)
鋼地 >「…………可能性は特大でしょうね……聞けば教えてくれるかもしれませんが(苦笑)」
司 >「今連絡がつけられないので…わかりましたら連絡差し上げます(苦笑)」
くれは >「うん、よろしくねー(通話終了)」
司 >「…しかし、星の勇者が1945年まで存在していたとすると…ディングレイの眷属は生き延びてるのかも知れないな…」

そして、その間に…眠っていた弓は…夢の世界の中、どこか異なる空間に意識はあった。
上下左右の感覚も曖昧になる何も無い空間に浮いているような状態…
目の前に、どこかで見たような男のシルエットが腕組みしてこちらを見ているように思える。
だが、その気配はめまぐるしく入れ替わり、断定は出来ない…

「水に属するモノは好意を示しながらも保留を選んだ」
「火に属するモノは強く警戒を促すも保留を選んだ」

弓 >「…………………………………………夢か…(ぱたん、と横?になって、目を閉じる)」(笑)
アドノレ? >「地に属するモノはここに存在しないが、新たなる生命を認める事にもっとも寛容なモノだからな。風に属するモノが何を考えてるかは俺様には保証しかねるが…」
弓 >「……………(五月蝿いなぁ、と思いつつ、ぱたぱたとそこにあるはずのシーツをさがすように、手を)」
アドノレ? >「それ以外の『何か』は寄る辺無き魂の結び付きを祝福し、今もそれは変わらぬ」ポーヂングしてる・・・奴以外の何者でもないかも
弓 >「………………随分と五月蝿い夢ね。……で……………………何がいいたいの?この夢は。」
アドノレ >「何があろうと絆を断ち切られぬようにするのだぞ。さすればこのままそなた等と共に在ることが叶う」
弓 >「……………人の夢に出てきて、言いたい放題……(−−#)……」

言いたい事だけ言うと、シルエットは空間に溶け出すように消えていく…。

弓 >「………誰と誰のことよ…もう………(また、意識が溶けるように眠りに落ちて)」


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