【第19夜】
狂気が遺したもの
<PART−17>
二者択一
かくして、一同はふたたび合流する。
レオン >「うむ、よぉきたのぉ。で、どっちが『ツングースカの少女』じゃな?」>弓&そら
そら >「つんぐー・・・・・・だぁれ?(’’」
アドノレ >「専門家の推理という奴は無いのか」
尽 >「ま、情報が限られてるからな、仕方ねーだろ(ははっ)」
弓 >「正確にはどっちも違う…のか、な?…微妙…。 ま、私は確実に違うけどね。」
翔真 >「『内包している』と言うのが近いと表現するべきなのかも知れませんが………彼女です。」そらを促します
そら >「・・・・・・・・・・?(’’」
レオン >「ふむー・・・(そらを四方八方から凝視)・・・・・・・・・・何というか、これわ・・・」
弓 >「……………(私の作者は明かさないほうがよさそーね…)」
尽 >「もっと正確に言えば・・・一部足りない部分がある、と言う事になるのでしょうが。彼女はまた、彼女ですから・・・そのものとは違うでしょうね。」
レオン >「・・・・・・・・・・・・・・・・ふむぅ。なるほど、これは奇妙な感じがするわい」
尽 >「専門家から見て・・・何かわかりますか?」
レオン >「・・・この身体各部の挙動。まるで人間そのものじゃな・・・機械型人造人間には殆どの場合存在するパーティングラインが、どこにも見当たらん」
そら >「(うずうず)」
弓 >しっかりと袖握っておきます(笑)
レオン >「・・・そして、それにしては現実感がなさすぎる・・・まるで影を見ているかのようじゃな」
尽 >「現実感がない・・・ですか・・・」 曖昧な言い方だなー
レオン >「少なくとも、あんな人造人間は見たことがない・・・ロートワングが奇妙がるのも無理はないといったところかの」
翔真 >脚部や左腕は代替物だろうからでしょうかね。
GM >うむ、それもあるね・・・そのアンバランスさや、『ツングースカ』自身の得体の知れなさを、科学者の勘として感じ取っているんだろう。
尽 >「なるほど。」 尽の事は気付いていないのか?
GM >まあ、気づいててもこっちから言わないでしょう。話を振られでもしない限りは(笑)
尽 >じゃあ黙っときます(笑) そらちゃん優先だし。
弓 >おなじくだまっとく(笑)
司 >「ふむ・・・」ちょっと考え込み
そら >(弓ちゃんぎぅ♪)
レオン >「本来ならば解析を試みたいところじゃが・・・その時間がないのじゃろう?」
翔真 >「はい。」
レオン >「では、解析は後の楽しみに取っておくとしようかの・・・で、ワシはこの後どうすればいいのじゃな?」
翔真 >「先程も言ったとおり、サン=ジェルマン氏に繋ぎを取って頂きたく。」
そら >(弓ちゃんぎぅ〜弓ちゃんぎぅ♪弓ちゃんぎぅぎぅ弓ちゃんぎぅ♪)
弓 >「……………………………………(−−#)ぴきぴき」
そら >「・・・・・・・・・・・・・?(’’」
司 >「(ポンポン&なでこなでこ)」
そら >(しっぽぶんぶん(ぁ
レオン >「うむ、それはわかっとる・・・それから先の事を聞いておるのじゃ。ワシの力もほしいのじゃろう?」
翔真 >「移植が可能なのか、元となる組織を手に入れれば複製は可能なのか、その辺りをサン=ジェルマン氏にも訪ねた上でと言う事にもなりますが………俺達はその後ある人物に会いに行こうとしています。」
レオン >「ほぉほぉ。出来ればそのあたりも聞かせてくれんか?」
尽 >「俺は話しても構わないと思いますが・・・博士のリスクが高まるのは望むところではありません・・・」
アドノレ >出し惜しみして肝心の部分で失敗されても困るしな
レオン >「既にワシは『ツングースカの少女』らしきものを見たんじゃ。いまさらリスクもラスクもあるかい」
アドノレ >「ラスクはおやつ用に用意できるぞ」(笑)
尽 >「そういう問題でもない」 軽くツッコミ逆水平(笑)
翔真 >裏手じゃないのですか(笑)
尽 >うむ、尽は裏手ではなく逆水平が基本(笑)
レオン >「うむ、ラスクは好物じゃ。日本ではよく食ったものじゃて、久しぶりに食べに行くのも悪くあるまい(笑)」
そら >「ラスク・・・・・・(胸の間からぽとんと袋落とし)」
司 >「そういうことはしない(^^;」こつん
そら >(画面の隅っこで頭抑えてうずくまり)
弓 >「…………………………………………」
アドノレ >「小型ミサイルを隠せるようになれば世界が狙えるぞ」片手を首にやりながら(笑)
そら >「小型ミサイルはないけれど・・・どっかんと大きいのならあるよ^^」
アドノレ >「伝説のアレを既に修得してるのか…どうやらそらを見くびってたようだな」
翔真 >「(き、緊張感が……(−−;=;−−)」ぶんぶん
レオン >「・・・・・・愉快なヤツじゃな(そら見つつ)」
翔真 >「あー……はい(−−;」
レオン >「まあラスクはいただいておくとして(笑)で、どうなんじゃ?(ぼりぼり)」
翔真 >「と、とにかく………元となる組織を保有している可能性が有る人物に会いに行くつもりです。」
レオン >「・・・・・・なるほど。(ぼりぼり)・・・そういう事をしてそうなヤツといえば、1人しか思い当たらん」
翔真 >「……そう言う事です。」
レオン >「なるほどの・・・ヤツは既にいろいろな組織にマークされておる。出し抜くのは骨じゃぞ?」
翔真 >「骨の一本や二本、折るくらいで出し抜けるなら安いものですよ(フッ)」
尽 >「その位なら安いがなぁ(ははっ) 重要なのは情報を得て出し抜く事だな。」
アドノレ >「目的を果たして無事に逃げ切る事が重要なのだ」 急にシリアスに戻る
尽 >「この際聞いてみるか? 何か情報を御存知かも知れないし。」
翔真 >「そうだな………博士、マイアミの連邦遺伝子研究所付近で起きている事について何か情報が入って来ていませんか?」
司 >「すみませんが、彼の最近の研究内容がわかるなら、それも教えていただけませんか?」
レオン >「うむ。先年のロックラン事件はコスの研究にも影響を及ぼしてのぉ、特に公的な資金援助が削減されたそうじゃ」
尽 >「・・・(苦笑)」
弓 >「……………………」
レオン >「にも関わらず、ヤツめは研究規模を縮小もしておらん…おそらくどこかから裏金が出ておって、それで研究を続けておるんじゃろう」
翔真 >「正に先程の弓ちゃんの言う通りなのだな……(嘆息)」
レオン >「さっきのお前さんらの話にも繋がってくるところじゃが、ヤツの最近の研究課題は…クローンへの、元人格の再現じゃ」
尽 >「裏金・・・そしてクローンの記憶再現ですか・・・」”最近”の研究課題・・・と言う部分が気になる。こっちの行動と何か関連してるのか?
翔真 >「となると、コスは誰かの複製、もしくは再現を成そうとしていると……?」
レオン >「うむ。誰かという事なら、イシマール大や米軍などから手に入れてきた数多くのDNAサンプルが、ヤツの手元にはあるはずじゃ」
司 >「それを利用して・・・となるとどんな目的でやってるのであれ、うっとおしいですね」
翔真 >「一体誰なのか、もしくは一人ではないのか……まぁここで考えても答えが出ると言う訳ではないでしょうが。」
尽 >「となると・・・その対象は膨大ですね(苦笑) いったい誰をクローニングしようと・・・」 あ、裏金からすると・・・まさかなぁ・・・
司 >・・・クラウスが帰ってきたりして(ぁ
レオン >「うむ、そこまではワシも想像するより他にない。じゃが、ヤツの背後関係次第ではえらい事になるわい」
司 >「資金を引っ張りだしやすいのは軍事関係でしょうしね」
尽 >コスの裏金をマンモン由来と推測すると、マンモンの最も欲しがる身体=・・・ 最終的に嫌な想像になるな。
弓 >「……………そろそろ引導を渡してやるべきかしら」
翔真 >素直に組織を提供してくれたら楽に殺してあげるとか言いそうですな(爆)
尽 >脅迫ですらない(苦笑)
レオン >「うむ・・・まずはヤツが何をしようとしているのか突き止めねばならんぞ」
尽 >「という事は、背後関係はご存じないんですね・・・」
レオン >「ワシもツテで聞いただけじゃ。FAAのリーダー殿にじゃが」
尽 >「・・・マスターソン氏ですか(苦笑)」 繋がる繋がる(笑)
レオン >「うむ(笑)」
翔真 >「向こうの内情を伺うにしても、今の状況だと内部に繋がっているところに伝手が有るとは……。」
アドノレ >「器を作る事と他人の研究の妨害。無関係とは言わぬが、どちらを優先するのかハッキリさせておけ」
尽 >「マスターソン氏には、俺から改めて聞いてみよう。他はちょっと無理だな・・・」
翔真 >「先程名の出たイシマール大から何か聞けるかは難しいでしょうし、米軍となると益々難しい様な(−−;」
尽 >智律のイシマール大コネが生きていればなぁ・・・(苦笑)
弓 >社はいっかい対立しちゃってるんだよね?
司 >あれは、体のいい切捨てだった気が(笑)
絶滅社は一度乗せられた…ふりをして、社内の親マンモン勢力を厄介払いしている(笑)
これは、第2外伝最終回での事である。
弓 >まぁ、そうなんだけど、それはあくまでも社内情報なわけでー(笑)
司 >あ、ごめん。その情報、司も聞いてるわ(^^;
翔真 >ことごとく外伝面子に関わる内容になっている(^^
尽 >アメリカそしてマンモンとくれば当然でしょうねぇ(笑)
弓 >とりあえず、にゃいとめあ&めじゃー経由で、こっちの支社(本社?)に連絡していーか聞いてみよう。情報得られるかもな
ナイトメア@電話口 >「どりぃ〜む…リリスよ、何の情報が聞きたいのだ?」
弓 >「こっちの支部の話が聞きたいの。なんだか魔王級が胎動してるって話だし…」
GM >「承知した。連絡を取るのでしばし待て」という訳で、ナイトメアが絶滅社本部にかけあって情報を聞き出したところ・・・
『現在、社はプロフェッサー=コスを裏界帝国信奉者の疑いありとみてマーク中。
ただし、魔王アルヴァス=トゥールによる襲撃事件が発生しており、表向きはコスを護衛しつつ内情を探り、
コスの疑いが明確になった場合は、その証拠を取得するという形になっている。
ただし、対アルヴァス戦の頻度が増え、結果的に損害が増えているため人材は不足気味』
GM >なぜコスをマークしているかに関しては・・・彼がN2の開発に携わっているからに他ならない。そして、これはロックラン事件がおきなければ発生しなかった事象でもある。
翔真 >嫌疑は掛かっているので、証拠さえ掴めれば多少の事は目を瞑ると・・・・・・?(ぁ
GM >そゆこと、翔真(笑)絶滅社にしてみれば、お膝元の信奉者が減ればそれこそ好都合なのだ。
翔真 >一応自分達(本編面子)は対魔王戦用チームとして絶滅社から正式に依頼されているはず。一応補充人員として赴く口実にはなるのか(爆)
弓 >「…………ん?……………とゆことは、コスの居場所、わかってる?…というか、変わってないのか。」
GM >コスはずっとマイアミから動いてないです(笑)
弓 >「………ま、これで裏が取れたわね。ありがとう。……皆は?こっちに確認しておくことある?」
アドノレ >「聞きたい事か。コスに対して何らかのアクションを起こした場合、作戦段階での助力・事後処理・報酬はあるのか?」
GM >コスの護衛は継続任務、証拠の発見は成功報酬。コスが信奉者でなければそれでよし、信奉者ならば儲けもの、となるね。
司 >「あとは・・・コスが自分で用意してる手駒はどういうのがいるかわかりますか?」
GM >表向き援助を止められてるので、そんなもんは置けないでしょう(笑)
司 >いや、自分で作った物使ってたらやだなぁ、と思って(爆)
GM >それを調べているんだ(笑)表ざたにしてるんだったら絶滅社いらないし(笑)
弓 >「……………と、ゆことだけど?……成り行きで戦闘になるかもしれないしねー。…こっちの支部、怒るかしら?」
尽 >絶滅社に関係ないのは俺か・・・もしそうなったらねじ込んでもらおう(笑)
司 >自分も関係ないです〜。それどころか身元を調べられると問題が…(^^;
尽 >疑われるっていうか、どう見ても内偵(笑)
司 >・・・内調から絶滅社に掛け合ってもらって、本当に内偵するか(爆)
翔真 >……流石に現状のマイアミにパーティー分割で行くのは愚の骨頂かと(^^;
GM >まあ、翔真が言うように対魔王チームの大義名分はあるので、アルヴァス対策といって乗り込むならそれが安全パイでしょう(笑)
弓 >いちばんいーのは、アルヴァスが暴れてるところに援軍としてかけつける(笑)
尽 >両方消耗したところで叩くのがベストか(笑)
弓 >で、目配せしながら、護衛の連中に「皆さんはコス氏を護ってください!さあ中へ!(にやりんぐ)」ってな!(笑)
翔真 >それなら確かに色々とねじ込めそうですが(笑)その前に尽さんからのFAAの情報待ちか(^^;
尽 >あ、今さくっとやっておきます(笑)聞きたい事は、コスの背後組織、及び近年の研究、動向。
GM >OK、ならマイアミに着くかサン=ジェルマンに会うかの間に、情報はメールで送られてくるだろう。
翔真 >アルヴァスを警戒して先にマイアミに赴くか、サン=ジェルマン氏に先に会うか。まずここから選択でしょうか。
司 >自分はマイアミ行きに1票…。アルヴァス相手だと、時間置くとやばそう(^^;
尽 >サンジェルマンが先に一票
翔真 >自分もサン=ジェルマン氏ですかねぇ……
アドノレ >元々は、コスに頼らずに済めばそれに越した事は無いという話だった気がする…のでサンジェルマンか。後手に回れば事態が悪化の法則に照らせばコスが先になるかもしれんが、コスの妨害にはそれほど興味を覚えない(笑)
弓 >願わくば、この選択が未来へつながることを祈って…
結局一同は、レオンの仲介によりコスモガード本部でサン=ジェルマンと会見し、
しかる後にマイアミへ飛ぶ事にする。そして、その数日の間に状況は動く…
GM >という訳で、マイアミではまたアルヴァスの襲撃があったようだ。幸運にも撃退は出来たものの、戦力を割り込んでしまったので次はない…って感じだね。
司 >あ、弓。戦力補充で自分達がいけるよう掛け合ってくれないかな?
弓 >うい。それだけはメールででも申請はしておきましょうか
司 >よし、これでサンジェルマンとの話が終わったら即効で動ける
尽 >俺は待っている間に、横須賀の怜他協力者に連絡を。受け入れ準備も必要だしね・・・護衛の他にも滞在場所とか。
翔真 >レオン博士の出張準備でも手伝っておくか(^^;
GM >うむ。更に、マスターソンからもメールで返事が来るね。
『コスの背後にBMKがいるのはほぼ間違いない。彼はそのネットワークを使い、
世界中の武装勢力に戦力を提供する見返りに経済的支援を要請しているようだ。
また、彼が最近取り組んでいるのは…伝え聞かれる健康状態からして、
自らの延命にほぼ間違いないとみられる…』
弓 >「………………哀れね。」
尽 >「とすると・・・後は証拠か。」
GM >特にバビロニアなんて、いい顧客っぽいよね(爆)
尽 >って、バビロニアは米国と敵対してるじゃないか! 証拠出せれば一発だな(笑)
司 >今は経済的支援の変わりに武力支援を頼んでそうだなぁ…(^^;
翔真 >「取引の真っ最中に”さる”を紛れ込ませられればそれで終了とも……なんてな(苦笑)」
アドノレ >「さるの装甲は紙だぞ」
翔真 >「回収必須だな(笑)」
司 >「顧客とおぼしき相手なら、目星くらいはつけれるかも…」イライザにコスが取引をしてると思われる相手を問い合わせてみるかな
翔真 >周りから固めていければ確実性が増しますしね(^^
司 >と言うことで、イライザに連絡を取ります。コスが取引してると思われる相手に関して情報が無いかをききたいので…
GM >では、イライザ経由で司が掴んだ情報は…『コスは依然としてトリニティと強い関係を持っている。表向き米国内の援助は最低限に抑えられたものの、海外の複数組織を使って巧みな証拠隠しをしているらしい』…で、最終的に繋がるのは「中東に存在する、数多くのオイルダラー」となる訳だ。
司 >「バビロニアか・・・」
GM >オイルダラーが武装勢力にカネを出して自国の混乱を抑えてもらう。そのための戦力をトリニティに提供してもらうかわりに、武装勢力がトリニティにカネを差し出す、と(笑)
尽 >「で、コスの目的は延命か・・・ だとすると、警戒すべきは研究成果の流用の方だな。」 メール読み進め
『…ただし、コスが裏界帝国の信奉者である、という絶滅社の仮説が事実であった場合、
コスによるこの研究には、単にコス自身の延命以上の意味があるものと思われる。
そうした可能性を考慮するに、マンモンの宿主・メリッサ=カーライルが
研究所付近で目撃されたという情報は意味深長であろう』
尽 >その辺妙なんだよなぁ・・・裏界帝国の信奉者なら、何でアルヴァス=トゥールに狙われるんだろ?
GM >アルヴァスのプロフィールを見れば、それは明らかだね・・・さて、アルヴァスって誰の直属?
翔真 >ルイ=サイファーでしたね。
GM >翔真、正解。ルイ=サイファー直属って事は、それに張り合ってる魔王は当面妨害対象となるわけだ。
弓 >大方、ベルかパールに組したのかな…?
司 >やりすぎたんでしょう…。現世でマンモンは、かなり影響力を増してましたから…
GM >マンモンの力は、既に裏界大公中の誰もが無視できなくなっている。これ以上手が付けられなくなる前に・・・という事なのだろう、おそらくは。
尽 >なるほど・・・そう繋がるのか。敵の敵は味方・・・とは言わないが、内紛してくれるのは好都合(笑)
翔真 >………鈴音の組織を使ってベルの体を作ってたとか有ったらやだなぁ……(−−;
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