【特別編】
少女達の闘い!

<PART−04>



一難去ってまた一難 ぶっちゃけありえない
〜船内探索<3>〜


ともあれ、返す刀で男Dも沈黙。戦いは終わった…。

柊 >SE >ザシュ!(ぁ
杏音 >「……」(−人−)
GM >で、倒された敵の死体は・・・肌色の泡と共に蒸発。その後には魔石が残っている。
椎果 >「……魔石?」 アナライズしなかったしなぁ(笑)
杏音 >…こいつら人じゃねぇ?
GM >この戦いで、魔石U1が1個、U2が3個・・・ICカードのようなものが1枚。そして、スタングレネードと拳銃が3個ずつ手に入った。
柊 >とりあえず魔石は欲しいところだ。この時点で46点使ってる(汗)
杏音 >「……(ごめんなさいっと小さく黙祷してから)…華恋ちゃん!椎ちゃん大丈夫!!?」>二人とも
椎果 >「私は無傷。華恋ちゃん、大丈夫?」
華恋 >「ちょっとやられちゃいましたけど、まだ大丈夫ですよ(ニコ)」放すって聞いてないから、まだ柊の腕の中♪
杏音 >「…華恋ちゃん。ごめん……魔法さえ使えれば…」大丈夫っとのぞきこんで
華恋 >「あの…」さすがに腕の中で恥かしくなったらしい(ぁ>柊
柊 >「ん?・・・あああ!い、いや気付かなくて悪かったっ!(汗)」ぱっと離れるか(笑)
椎果 >「(きょろきょろ)」 とりあえず部屋の中で羽織れそうなものを探す〜(><)
GM >見てみれば、男たちの臭いが染み付いた制服(普通の服相当)が・・・とりあえず4着ぶん、ハンガーに掛かっている。
椎果 >「……普通の服でもないよりましかなぁ……(顔しかめつつ)」
華恋 >「魔石は柊さんが使ってください」
椎果 >「うん、どうせ私たちは意味がないしね」 減ってもいないけど(^^;)
柊 >「わりぃ・・・さすがにプラーナ使いすぎちまったからな」ICカードのようなものは何だろうな…?
GM >ああ、男Aの懐から落ちたものだ。ネーム欄には「E.V.McRoy」と刻まれている。<ICカードのようなもの
杏音 >「…これ…なんのカードだr…うわ!」がらがっしゃー(武器発見(笑)
椎果 >「……(^^;)」<こけた杏音ちゃん  「杏音ちゃん、そのカード見せてくれる?」
杏音 >「うん…いいよ」はいっと椎ちゃんにカード渡します
椎果 >ICカードは……アナライズですか?
GM >うん、今のままでは何のカードだかさっぱりだからね。
杏音 >「…うしょ…うしょ…と…とりあえず…銃とかみつけたけど…うしょうしょ…」適当な布にくるんでひきづってきた>ALL
椎果 >「華恋ちゃんに任せるべきかなぁ」っていうか撃っても当たらない(^^;)
華恋 >とりあえず、服は着て・・・銃も一丁受けとって弾倉を確認。「ないよりはましですね」
杏音 >うん…服は着て(ぶかぶか)銃は…重いんだよなたぶん(笑)
GM >その時・・・外から「おい、何かあったのか!?」と声が聞こえてくる。
杏音 >「……!!?」まずっ!って顔
柊 >@小声「やばいなこいつは・・・早いとここの場を離れねえと見つかっちまう」
椎果 >「少なくともこの状況で新手は拙いね」ってひょっとして部屋の目の前です?(汗)
GM >うん、扉の向こうから声が聞こえるわけで・・・さてどうする?やりすごすか、それともごまかすか・・・サクッとやるか!?
柊 >そ、それは拙い(汗)
外の声 >「どうした?何かあったのか・・・?」
杏音 >「どうしよぅ…」ご…ごまかす?
華恋 >誤魔化したいけど…柊、英語しゃべれるかな?(笑)
柊 >さ…さぁ?(爆)
杏音 >脳内自動変改されてるから…英語は聞けるけど…しゃべれるのかなぁ?(笑)
椎果 >声色を使うとか(笑)
杏音 >…女の子声だしなぁ…杏音声色使えるんだろうか…(笑)
柊 >声は何人くらいで聞こえるかな…?
GM >とりあえず1人のようだ・・・もちろん扉の向こうだから、相手が何者かは分からない。
椎果 >南条なら声でわかると思いますけど……まあ違うでしょうね(笑)
GM >うむ、南条ではないね。少なくとも言葉遣いが(笑)
椎果 >それともあれかなぁ……あえておびき寄せるって手もあるのか(^^;)
柊 >あえてやりすごすのも手だな・・・
椎果 >やり過ごしましょうか(^^;)
華恋 >柊にはプラーナ使ってもらって(^^;
柊 >だなぁ。この場合、見つからないことが重要だし(苦笑)
杏音 >ではがんばってやりすごしてみますか(笑)

声を潜めていた華恋・・・痛みが蘇ってきたが、
声を挙げそうなところで椎果が視界に入って、フォローを入れる・・・

華恋 >「・・・っ!」声押し殺し
GM >で・・・外で警報が鳴り響く。『緊急連絡。緊急連絡。積荷が逃亡した・・・全員警戒態勢に入れ』
柊 >バレたか。まぁ時間の問題だったろうから早いか遅いかの違い(汗)
椎果 >@内心「(積荷、ね)」
杏音 >「(…!?…積み荷って杏音たちのこと…だよねたぶん)」
外の声 >「ちっ、しゃあねぇなぁ・・・後でまた行くからなっ」足早に遠のく足音。その後もいくつか足音が過ぎ去り・・・再び静かになる。ただし、低い警報音を除いてだが。
柊 >@小声「ちっ。言ってくれるぜ・・・」
椎果 >「行ったみたい、急ごう…柊君、前お願い。杏音ちゃんは華恋ちゃんのサポートしてあげて? 一番後ろ、私が行くよ」
柊 >「ああ、そうだな。こうなったら後は時間との勝負か・・・」
杏音 >「うんわかった。おまかせ☆……華恋ちゃん、大丈夫?たてる?歩ける?」
華恋 >「ごめんなさい」肩を借りて立ち上がり
椎果 >「下に行けば行くほど逃げにくくなる……けど、逃げたと考えれば上の方から調査するだろうね。装備が下にあると信じよう」
華恋 >柊は、今のうちにいくつか魔石を使っておいた方が(^^;
柊 >急ぐこともあるから出る直前に1個くらいかな・・・U1使います。

柊がプラーナを回復すると共に、手早く部屋を出た一同は、
更に階段を下る…そこは、船の最下層のようだった。

華恋 >いっそ、船沈めるという案も(待
椎果 >実は考えてますけど(^^;)
GM >やってもいいけど、外は12月の海ですよん(笑)
椎果 >「こうなると少々物音立てても同じかな(苦笑)。手早く調べよう」
華恋 >「そうですね」周囲は警戒
椎果 >@内心「(このまま上に行っても逃げ切れる自信はない……私でも囮にでもなれば別だろうけど)」
GM >見るからに、機関部やら燃料タンクやらの区画が目立つ・・・それ以外と分かる部屋はひとつしかないようだ。
柊 >警戒しながら、先頭で扉に行きます
杏音 >うん警戒警戒(笑)
GM >・・・殺風景な金属の扉には、脇にスリットがあるだけで、他に取っ手や鍵穴はないようだ・・・
椎果 >「……スリット……あれ?」 さっきのカードを取り出して、磁気テープとかあるかどうか確認して見ます
GM >うん、裏面にはしっかり磁気テープ。
杏音 >「…それ使えるのかな?」
柊 >「使えりゃしめたもんなんだがな・・・」
杏音 >「…だね…コンピュータ関連だったら……もしかしたらなんとかできるかもだし…」(怒られるかもだけど)
椎果 >「ま、罠でも今より状況悪くなる事もないしね(苦笑)」 スリットに通してみまーす
柊 >「それはそれで複雑だな」
GM >ピンポン、と音が鳴って・・・扉が開く。
椎果 >「文字通り底だし……って、開いたみたいよ」
GM >そこには・・・船の中とは思えない光景が広がっていた。いや、むしろ研究所が近いか・・・
杏音 >「…うわ…何ここ?」きょろきょろあたりを見回して警戒(笑)
華恋 >「ここは・・・」見渡し
柊 >「なんだこいつは? なんだって船の中にこんな場所があるんだ?」
椎果 >「何よ、ここ……」
GM >左右にはカプセルがいくつも並んでいて・・・中央には端末と、それに向かって作業をしている白衣の人影。
柊 >1人?
GM >うん、1人。50代くらいの男性のようだ・・・
椎果 >人影は気が付いてます?
GM >いや、まだ気づいていない・・・このスペースは存外に広くて、端末はずっと奥だからね。
杏音 >「…誰かいるね…」
椎果 >「……華恋ちゃん、さっきの銃出しといて? みんな部屋の中に」
柊 >「わかった・・・まだ気付かれちゃいないみてえだな」
杏音 >「……うん…いちおう…蓮にぃちゃんが先頭かなぁ…あんまり…その…殺したりするのはダメだけど…」肩かしてるから銃は無し(笑)
椎果 >「警報とか鳴らされたくないから、できれば気絶とかさせたいね」
華恋 >「(コクリ)」この部屋、中から開けられるようになってますか?
GM >中からだったら自動ドアだ(笑)カプセルには小さい窓があって、中には液体が満たされているようだ・・・何か入ってるかもしれない。
椎果 >カプセルは気になるけど(^^;)、まずは黙らせないと……柊の敏捷度に期待、失敗したら銃で威嚇かな
杏音 >杏音は近づかないほうがいいのかなぁ(笑)
華恋 >扉の近くで援護要員です(笑)あ、扉は閉めておきますね
GM >ああ、扉は自動的に閉まるから(笑)

柊は、人物に気づかれる事なく背後まで近づいた。

GM >で、近づいている間に聞こえたのだが・・・彼はなにやらぶつぶつと言っていたようだ。
柊 >「(・・・・・?)」近づいている間に聞こえた内容
椎果 >「?」
GM >ちなみに、月衣の存在は感じられない・・・どうやらイノセントのようだね。気絶させるなら、ここで一発入れれば無条件に気絶する。
柊 >魔剣の柄尻で殴って気絶させます。ぶつぶつ言ってる内容は気になるけど気付かれたら元も子もない
GM >OK、ではこてんと気絶(笑)他に人影はないようだが…
椎果 >「……どうしたの?」 倒れたところで近づき〜
柊 >「いや・・・なんか呟いてたみたいなんだがよ」内容は聞こえてないんですよね?
GM >うむ。さすがにそこまでの余裕はなかったね。
椎果 >「ふぅん……」
杏音 >「…何だろねここ…とりあえず縛るものでもないかなぁ…?」
華恋 >「ここで一体何を・・・」実験してるなら確実にノートを取ってるでしょうからそれを探して斜め読み。名前がかいてあればラッキーかな(笑)
GM >ああ、ノートならコンソールの脇の書棚にいくつか。でもって、この白衣の男にはネームプレートがついている・・・
柊 >名前は確認しておきます
GM >名前を確認すると・・・「Dr.Kohichi Nanase」とあるね。
椎果 >七瀬!?
柊 >七瀬ですか!?
杏音 >なっ!!!(爆
GM >うん。七瀬孝一・・・この名前に見覚えがある人もいるかもしれない。書棚のノートを見れば、おのずと分かることだから書いておこう・・・

七瀬孝一・・・遺伝子工学者・プロフェッサー=コスの弟子。
かつて、彼の娘はとある重大な事件に関わった…そう、「ロックラン事件」である!

華恋 >やっぱりか><
杏音 >「…え?…七瀬?…ななせ…」
椎果 >カプセルの中にちょっと目をやってから近づいて……「七瀬!?」 慌てて抱き起こし(^^;)
華恋 >杏音、捕獲よーい(ぁ
杏音 >らじゃー!……って縛るもの無いなぁ……白衣でも脱がせて手だけでも縛るか?
柊 >「ど、どうした急に?知ってるのかこのおっさん?」
椎果 >「一応、知ってはいる。何でここにいるのか……ここで何をしていたかはわからないけどね」
華恋 >「七瀬というとまさか例の事件の・・・」位の認識でいいですかね?(^^;
GM >うん、華恋や柊は事件があったことくらいまでなら分かる。ちなみに華恋は、その際雪枝とか杏音が支払った代償についても知っててOK。
柊 >「例の事件?ああ・・・そういやそんな話を聞いたあったな・・・」
杏音 >「…例の…事件って……!?っ!」がばってカプセルの中のぞいてみたい(笑)
華恋 >「杏音ちゃん、落ち着いて」後ろからぎゅ
杏音 >「な!何!どしたの華恋ちゃん?」
GM >おおっと惜しい・・・抑えられたから、何が浮いているかまでは分からない(笑)
華恋 >あ、危なかった(^^;
椎果 >「すると、ここは……」 七瀬博士を床に横たえて、カプセルの中をのぞいて見ます

いくつも並ぶカプセルの中・・・よく見ると、そこには眠り続けていた。
露木椎果が。柊迫杏音が。杉崎華恋が…

GM >それも1人や2人ではない・・・ほとんどが構成中ながら、このカプセルの中には・・・3人とまったく同じ姿をした者たちが眠っていたのであった!
椎果 >「……………………やってくれるじゃない、プロフェッサー…………イシマールだけに飽き足らず、こんなところでまで性懲りもなやってるとはね」
GM >ちなみに・・・柊はいません(笑)
杏音 >柊力はいらんのね(ぁ
華恋 >だってイレギュラー(笑)
GM >それに・・・魔剣のない柊をクローンしたって、「使い」を量産するだけじゃないかっ!(笑)
椎果 >ごもっとも(^^;)
柊 >ひでえこと言われてるな(笑)
杏音 >「…?…何?ねぇ椎ちゃん…中身何があったの?」ちょっと焦り気味でえへへ(笑>椎ちゃん
椎果 >「…………最悪の相手はいないよ、華恋ちゃん、杏音ちゃん。何なら見てみる?」>華恋ちゃん&杏音ちゃん
華恋 >「・・・」杏音をそっと放して覗き込みます
杏音 >「…う?…う…うん…」華恋ちゃんが解放してくれるならおそるおそる見るけど……
GM >うん、クローン杏音を直視する事になる(爆)
杏音 >「…な…なんで杏音が…椎ちゃんも…華恋ちゃんも……これって…」…二歩くらいさがってぺたっと尻餅呆然(笑)
華恋 >大声上げそうなら抑えますので(^^;
杏音 >大声は上げない…とゆーかむしろ…どの感情爆発させていいかわかってないから(笑)
椎果 >「…………」 コンソールいじってどんな目的のクローンか確認してみましょう……どうせプログラム事態は大差ないでしょうし
華恋 >「椎果さん、そちらはお願いできますか?」そして、へたり込んだ杏音を抱きしめる
椎果 >「おっけ、まかせて……」 不自然に手馴れた様子でコンソール操作中……
柊 >と・・・なら俺は警戒しとくか。警報中だしな
華恋 >というか・・・博士起こしてて(^^;。何かあったときに誤魔化してくれるかもしれないから>柊
柊 >む、了解。では七瀬博士に軽く活入れて起こす
七瀬 >「・・・・む・・・ぅ・・・・?」
柊 >「・・・悪いが大きな声は上げんなよ」先に釘刺しておきます>七瀬博士
七瀬 >「君達は・・・・・・私をこれ以上苦しめようというのか、それとも・・・」
柊 >「おっと。先に言っとくけど勘違いすんなよ。俺らはアンタが思ってるようなモンじゃねえよ・・・ま、殴ったのは悪かったと思ってるがよ」
椎果 >「……始めまして、ですね、七瀬博士。希さんの友人、露木椎果と言います」 コンソールから視線をそらさず
七瀬 >「希・・・・・・・・ううっ・・・うわぁあああ・・・(号泣)」

このクローンたちは、すべて同一の「プログラム」がインプットされている・・・最低限の記憶と「反応」のみが。
だが・・・唯一、そうでない個体が存在する。それぞれ各1体ずつ作られたクローン、それは・・・
オリジナルの戦闘能力をアナライズし、その能力を極力まで再現した・・・文字通りの「身代わり」。

椎果 >「……『夜の目的には余計な記憶は無用のもの』……アルベール、あなたも絡んでるみたいね……」
華恋 >「椎果さん?」
椎果 >「身代わり、か……『無事に救出』される、わけね」
杏音 >「夜の目的…身代わり…七瀬…希おねーちゃん…」ぼーぜん
華恋 >「・・・・・・」落ち着けるように優しく抱きとめ、髪を撫でる
椎果 >「……また、これを……私や希さんだけでなく、華恋ちゃんや杏音ちゃんまで……!」
七瀬 >「悪かった・・・・・・・・・悪かった・・・!!頼む・・・もう充分だ!いっそこの私を殺して・・・楽にしてくれ!!」号泣しつつ
柊 >会話に入るべきではないな。警戒しつつ成り行きを見てるか・・・
杏音 >「……」とりあえず聞いて状況と思考を正常に戻そうと機動中(笑)
七瀬 >「すべては私の罪だ・・・コスのもとからデータを横領などしなければ・・・こんな事にはならなかった・・・!!」
華恋 >「・・・・・・・・・過去のことは・・・どんなに悔やんでも変わることはありません・・・」>七瀬
椎果 >「申し訳ないんですが、もう泣いてる暇はありません。このプログラム、止めさせていただきます」プログラムそのものは止めてしまいます……
GM >プログラムの停止と共に、コンピュータがブザー音を吐き出す。生成途中だったクローンたちは、分解を開始する・・・
椎果 >記録媒体を探して、プログラムのコピーをかけます〜
GM >OK、記録メディアはDVDだ・・・もちろん、多少時間は掛かるだろうね。
椎果 >「まさかプロフェッサーの研究室にいたことが役に立つとはね……泣きたくなるような皮肉だわ」<コピーOK
七瀬 >「娘を失い・・・妻まで失った。もう私に失うものはない・・・頼む、殺してくれ!」
椎果 >「まだです! まだ……奥様?」
七瀬 >「私がこの作業につくことを拒んだばかりに、妻は・・・殺されたんだ!」
椎果 >「……なら、敵討ちに力を貸します。プロフェッサーを放置しておけば……同じことを繰り返しますよ?」
七瀬 >「それに・・・もう時間はさほど残されていない。この船が到着したら・・・既に完成した特別仕様のクローンが解き放たれる」
椎果 >「特別仕様?」
柊 >「なんだそりゃ?」
七瀬 >「・・・・・・そうだ・・・スペシャルプログラム。君たちの身代わりを作るために・・・あの男が用意させたんだ」
華恋 >「私達の身代わり、ですか」
七瀬 >「奴らは君たちのクローンを陰から操って・・・日本を裏側から支配しようとしているんだ」
柊 >「マジかよ・・・なんつぅこと考えやがるんだ」
椎果 >「……まあ、杏音ちゃんや華恋ちゃんが近づいてくれば……大体の男は油断するか(苦笑)」
華恋 >「私に取って代われば…銀十字にも影響力を伸ばせますから」
杏音 >「…なん…で…また……そんなこと…を…」
七瀬 >「・・・・・・・・マンモン・・・あの男は、確かにそう言った」
GM >マンモン・・・華恋にははっきり覚えがある。すべてを取り込む混成魔王・・・その名はマンモン。
華恋 >「マンモン・・・また裏で動いてたんですね・・・」
椎果 >「…………マンモン…………ね」
杏音 >「…マンモン…それが黒幕…」
柊 >「・・・しっかし、ここまで大事が絡んでやがったとはな。これじゃアンゼロットが危惧したっておかしかねえな・・・(やり方はアレすぎなんだが)」
椎果 >「まぁね。プロフェッサーが理性の箍を外したのは確かみたいだし」
華恋 >「ですが・・・私達の記憶を完全にコピーできなければ、どこかで粗が出ると思うんですけど?」
椎果 >「もともと、N2が紅月を背負って出てくる時点で、まともなクローンじゃないでしょ?」
七瀬 >「これらのクローンは、最新の技術で造られた改良型だ・・・N2とは違う」
椎果 >「逆の事もはっきりしたけどね。華恋ちゃん本人でないとマンモンには意味がない。私のクローンが……役に立たなかったように」
GM >そう・・・3人のアイドルを取り込んでしまえば、既に挙げられた記憶の問題は問題ではなくなる・・・それは、クローンを背後で操れるマンモンの記憶になるのだから。
杏音 >「コピーできなくても…杏音の…杏音の中のあいつまでコピーされてたら…大変なことになる…」ぽそり
華恋 >「杏音ちゃん。それって・・・?」
杏音 >「わかんない…でも…時々制御できない力があるの…そのおかげで…あのとき……杏音は……杏音は…ファンのみんなを……ころs」ぎゅっ>華恋ちゃん
華恋 >「・・・・・・」(ぎゅっ)優しく抱きしめ、あやすように髪をすくう>杏音
椎果 >「多分、杏音ちゃんも……クローンにはコピーできない何かがあるんだろうな……」
GM >そう・・・3人のアイドルにそれぞれ秘められた力。そして、彼女たちが持つ社会的影響力。そのすべてが・・・混成魔王の狙いなのだろう。
柊 >「なんか段々ときな臭い話になってきちまってるな。お前らはいろいろ関係してるみたいだが・・・」
華恋 >「私は、以前にもマンモンに狙われたことがありますから。諦めてなかったようですね」
椎果 >「……大体予想付いてると思うけど、私は一時、プロフェッサー・コス……このクローンの張本人のところにいたことがあるの」

「通称『Dears事件』……って知ってる?」

柊 >「それってあれか? 噂程度には聞いたことはあるがよ」
椎果 >「そう。あれの裏側にいたのが南条であり、私をウィザードとして……育てた、というべきかしらね。ああいう事件を起こす力を身につけさせたのがコスであり、南条」
杏音 >「…椎ちゃん…」
華恋 >杏音が落ち着いたなら椎果のほうへ
椎果 >「……小学校に入る前に母親から引き離されて、プロフェッサーの研究室で『育てられた』ウィザード。それが私……『一条愛歌』」
柊 >「そうだったのか・・・」>露木
椎果 >「プロフェッサーがクローンを作ってることは知ってた。もっとも、私のクローンはろくすっぽ成功しないから……大したことはない技術だろうと思っていたんだけど」
柊 >「それがどっこい、ここまで出来るほどの技術になっちまった、と・・・」
椎果 >「どうも私のほうが特別だったみたいね……「……力を持たないクローンがどういう扱いをされてたか、聞きたい?」
柊 >「・・・なんとなくだが、いい扱いじゃねえのは俺でも察しがつくぜ。無理して言う必要もねえよ・・・つか無理すんな」
椎果 >「無理はしてないよ……この程度、無理ですらないもの……イシマールの頃の、10年間に比べればね」
柊 >重い重い〜(汗)・・・経歴の差激しい(苦笑)
華恋 >「無理をしてない、ということと何も感じてないことは違うでしょう。だから、ね(ぽんぽん)」>椎果
椎果 >「(苦笑)ありがと、華恋ちゃん」
杏音 >「うん。あんまり強がってばっかいると壊れるよ?たまにはさー…ぱーっと辛よぉーって泣いてもいーんじゃないかなー?…人のことあんましいえないけど」にししっ
椎果 >「ありがと(苦笑)。でも私は泣かないよ?」
杏音 >「…あは♪華恋ちゃんといー…椎ちゃんといー…杏音の周りってごうじょっぱりが多くて難儀だにゃ」(苦笑
椎果 >「一人の例外もなくね(苦笑)。強情さでは負けない杏音ちゃん♪」
華恋 >「(クス)」
七瀬 >「・・・・・・・・・・・・・・・・」おそらく、椎果の事はコスから聞かされていたのだろう。
椎果 >「ご存知でしたか?(くす)」 (←表情を隠す笑い)
七瀬 >「・・・・・・ああ、知っていたとも・・・なぜなら、ものになるように改良させられたのは、この私だからな・・・」
椎果 >「博士が、でしたか……」
七瀬 >「・・・・・・私とてただコスの後追いをしていたわけではない。それに・・・コスは別の研究をしていてな。結局、私がやらされる事になったんだ」
華恋 >「別の研究ですか・・・」
杏音 >「…あんまり…いい研究じゃなさそーだね。その様子じゃ」にしし…っと苦笑
椎果 >「別の研究? プロフェッサーが?」
七瀬 >「・・・コスはもう長くは生きられん・・・長年の研究で薬物に侵されてな・・・だから、ヤツは新しい身体に記憶を移す研究をしているんだ」
椎果 >「新しい体に記憶を……? 不老不死でもなるつもり?」
七瀬 >「おそらくな・・・ヤツはマイアミの研究所で、仕上げに掛かっているだろう」
椎果 >「マイアミの……まあ、非合法な研究でしょうから、表に出てる研究所ではないでしょうね……」
柊 >「それって・・・身体だけすげ替えるって事なのかよ。何様のつもりだそいつは・・・」
杏音 >「不老不死…不老不死なんて…ならない方がいいのに…」


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