【第20夜】
横須賀の最も長い夜

<PART−06>



ウィザード連合vs2人の魔王
〜第1ラウンド〜



ウィザード達の行く手には、確かに「希望の園」が見える…が、
その庭で実はただならぬ事態は起きていた。
そこにいたのは、クリーチャーの群れに囲まれた皇子とソルト。
その包囲網の向こうにはイコ=スーと、大柄で筋肉質な男が立っている。

鋼地 >「……囲まれています。」
リネット >「名称不明魔王の特定、完了。《輝ける筋肉》ケイン=アルローウです」
弓 >「・・・・・・・・・・・・・・・うわ」
アドノレ >「むぅ。その名は捨て置けん・・・などと言ってる場合ではないな」
GM >全身筋肉、脳味噌筋肉の筋肉大魔王だ。グラーシャ=ロウロスと同様、バトルマニアで頭はかなり悪い(笑)
弓 >どうしたもんか(笑)
アドノレ >さぁ、兄貴としては勝負を挑まねばならぬところ(笑)
鋼地 >兄貴能力はまだ低いっす(笑)
翔真 >蟻塚君と兄貴対決……もとい、勇者の力で封滅してもらわねば(ぁ
鋼地 >……こっちはやっぱり「みなぎる男気?」(ぉ
翔真 >男気漲るならその勢いでしっかり沙弥嬢を救出するのだ〜(笑)
司 >「見るからに、直接攻撃においては脅威のようですね」
翔真 >「(チッ)障害を速やかに排除して援護に向かう。」
鋼地 >「了解です。」
翔真 >「幾ら神条とソルト嬢とは言え、二人で魔王二柱とクリーチャーの群では………聊か手に余ろう。急いで支援せねばな。」
弓 >「はっ…ガキを助けに行くなんて、趣味じゃないけど………… あの魔王をブチ殺すのは趣味ね(くすくすくす…) …」
アドノレ >「足長お姉さんのお友達なのにか」ポムポムと肩を叩く>弓
弓 >「キコエナーイ」
翔真 >「…この調子のまま行く先々で魔王とやりあうなんて事にならなければ良いのだが……。」
司 >「早々に片付けましょう」
GM >すると、魔王たちの気を浴びたのか、動物達にも変化が・・・元はヘルハウンドか何かだったのが、サイズがふた回りくらい大きくなり、人間大かつ二本足の兎しかもマッチョという、目を覆わんばかりの姿に。
アドノレ >首から下だけ人間で頭だけ兎とか
GM >というか・・・ウサギの着ぐるみを着たマッチョ?(ぁ
鋼地 >ビジュアルが嫌……(笑)
司 >変な風に混ざってる・・・(笑)
弓 >・・・・・・・・・あれだ、私の脳裏をいまとある同人サークルの絵柄が横切っていったのはナイショだ(笑)
アドノレ >お嬢の●室とか?
弓 >げほげほげほげほん(笑)>アド
翔真 >知人二人がピンチで無ければ激しく気が萎えそうだ(苦笑)
アドノレ >『マロムでございます』『ピロムでございます』とか言い出すとD伯爵の部下に
翔真 >何処のライカンスロープ二人組(笑)
ケイン >「うぬぅ!イコ=スーよ、兎の姿は取り消すのだ・・・実に美しくない」
イコ >「ここは兎の方がかわいいのです。むしろ過度の筋肉こそが全体の妨げになってヤなのです」
翔真 >「………群は多いのだから半々に分けて影響を及ぼせば良いだろうに(ボソ)」
アドノレ >「兎の姿を真似た所で無駄な事。兎にはニクキュウが無いのだ」
ケイン >「ぬぅ・・・まあよい、目的を果たせるならばこの場はあえて目をつぶろう・・・という訳で、改めて覚悟するが良い」
皇子 >「くっ・・・きりがないな・・・!」
アドノレ >PCは未確認状態なのか、無視されてるのかどっちでせう?
GM >とりあえず、魔王たちからは未確認状態のようだ。ただ、ここは月匣内だから確認してないふりをしているのかもしれない。
アドノレ >正々堂々したい方は名乗りをあげる?
弓 >魔王相手に正々堂々しなーい(笑)
司 >魔王相手に余裕を見せるような趣味はなーい(笑)
翔真 >注意を引いておくためならやっても良いけれど………弓ちゃんに怒られそうだし今回はやめておこうか(笑)
アドノレ >こそこそと歩いて背後を取るとか(笑)
弓 >たしかに大きく迂回して背後に出たいところではあるが(笑)まぁ、普通に全身してソルトらの上空で
司 >上見たら蹴られそうだなぁ(笑)
弓 >別に〜?きにしないお(笑)
翔真 >蹴られるくらいで済むのなら見る価値はあr(死)
アドノレ >皇子の背後を取るのだ。振り向けば直ぐ後ろでぽーぢんぐ(笑)
皇子 >「…どうやら間に合ってくれたようだな」
ソルト >「皇子・・・来ますっ」光の矢をつがえつつ。
ケイン >「では改めて・・・蹂躙せよ、わが下僕ウルトラマッスル・・・」
イコ >「ぼーぱるうさちゃんなのです」

ケイン >「うぬぅ!我輩の台詞に妙なものを混ぜるでないわ。とにかくゆけい、ものども!」

一同は、魔王たちが動く直前、対峙する両陣営へと割り込む…
ここに、戦いの火蓋は切って落とされた!


動物(4) 動物(4) ケイン=アルローウ動物(4) イコ=スー
味方後衛 味方前衛 敵陣営

先手を取ったのは《現の夢》で行動力を底上げしたイコ=スー。
彼女がレイバリアを展開した直後、マッチョ兎たちが一斉に動き出す…

翔真 >マッチョウサギになったとたんコレか………嫌な感じだ(^^;
鋼地 >兄貴に負けた……(何)

第一波攻撃は弓に殺到した…が、それを予測していた彼女は軽く身をかわす。

弓 >くるくるっ(笑)これに当てられるのはアム□とか、シoアだ!
司 >残像が見えそうだ・・・(笑)
翔真 >何かが”見えないと”当てられないと(笑)
鋼地 >この子が『何か』をこの身に降ろせば……?(無理)
弓 >「…………筋肉つきすぎて動きが鈍いわね。…」  ドラゴンボールを読んだことがないのか!(笑)

アドノレはぽーぢんぐを始めると、その全身から湯気が立ち始める…ヘッシュの構えである。
そこに、イコ=スーが《紐ほどき》で介入しにかかるが…魔導力に《現の夢》を振り分けなかったためか、
クリティカルまでしたアドノレの前には、僅かに及ばない。

イコ >「なるほど、なかなかやるのですね。でもまだすべては始まったばかりなのです」
アドノレ >歯を光らせてニカッと笑うてあげやう
弓 >うーん…ケインとこまでつっこんでいい?
鋼地 >よいのでは〜?
翔真 >支援が厳しくなるしどんな隠し玉が有るか解らないですが………イコにもプレッシャーを掛けないと拙そうですからねぇ(^^;
アドノレ >善きに計らえ(笑)
司 >がんば(笑)
弓 >「あんまり時間がないから、速攻でいくわよッ…」 ばしゅーと上空とんで、問題なくケインの上まで(笑)
翔真 >こちらは了解、皇子と連携して先に雑魚を削ります。
ケイン >「ほほう、命知らずが来おったな・・・良かろう、我輩と勝負するがよい!」

ケインはいきなり構えるや、その輝かしき肉体を誇示するかのごとくポージング。
その周囲からいやな色のオーラが立ち上り…その全身がなお輝きを増す。
そして、そのオーラで空間に描かれる「男」の一文字。
これぞ《コンビネーション》…《ビルドアップ》そして《男祭り》であった!!

弓 >「うっわ、汗くさっ!!!!!!」
翔真 >「…………弓ちゃん、別の意味で大丈夫だろうか……?(汗)」
弓 >「………アンタ、よくこんなのと一緒で耐えられるわね…」>イコ=スー
イコ >「イコはここから先には立ち入らないのです」
弓 >(にやり)「………じゃあ、私もそっちにいこうかしらね。」
イコ >「あなたはそこのケインと戯れるのが良いのです」
鋼地 >アポートして無理矢理同一Sqに……?(ぁ

その間にも、ケインに触発されたマッチョ兎立ちは次々と《ビルドアップ》!
更に、その剛拳がアドノレへとうなりをあげて飛ぶ…

翔真 >同属嫌悪か!?それとも拳の語り合いなのか!?(ぁ
鋼地 >……やっぱ対抗しないと駄目なのかなぁ(待)
アドノレ >ヘッシュが間に合って良かったといふべきだろうな。回避は無理そうなんで受け…おんや?成功(笑)
司 >「金剛よ、阻め!」アースシールドです。
アドノレ >支援のお陰で見事に偽前衛なのに耐えられた(ぽーぢんぐのまま耐える)
司 >凄い光景が見える・・・(笑)
鋼地 >では……アナザーアイでイコと動物をアナライズ〜&自Sqの動物にネクサスアタック〜……Fった(泣)

おかげでイコ=スーのデータは不明だったが、マッチョ兎の方は無事判明した。

マッスルバニー
L15(火)
命中26 回避10(15)
攻撃60 防御47(62)
魔導10 抗魔32(47) 行動10
ビルドアップL7(使用済み)
ポージング 死点撃ち 重傷無効
仲間を呼ぶ(残り1匹で発動、1d3)

鋼地 >「『NRIS』フル・コンタクト! ランサーストライク発射!!」
GM >抗魔F…●●直撃!!(ぇー
鋼地 > 却下っ!!(爆)
司 >(−人−)
翔真 >なーむー(ぁ
GM >なんか抑えて跳ね回ってますがそれはさておき(ぉぃ
鋼地 >ただでさえ鋼地君の悲壮感が上書きされてるのにっ(笑) これ以上私をぶっ潰すなっ!(爆) 私が嫌いか!?(待)
アドノレ >兄貴の道は茨道(笑)
鋼地 >うわあぁぁぁぁぁぁん、アナライズと啓示終ったら脱いでやるうぅぅぅぅ(待)
イコ >「これからヤなことが起きるのです」(ぉぃ
鋼地 >皆大っ嫌いだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(被害妄想です/笑)
アドノレ >一日一悪(笑)

…いや、そもそもGMは●●の中身を書いていない訳だが(爆)
その間に翔真は、《大斬覇》を自陣に潜り込んだマッスルバニーに叩き込む。
普通ならば味方を巻き込んでもおかしくないところだが、この時の翔真の技量は、
既に「乱戦の中、敵のみを目標とする」事を可能としていた。

GM >・・・・・・・・・再び直撃を食らったマッチョバニーA群に(−人−)前かg・・・のめりに倒れる!
翔真 >「……脂ぎっているからよく燃えそうだ(苦笑)」
司 >「援護、お願いします」ヴォイドアタック使用で。当たったらエンフレください(笑)
アドノレ >口からしゅご〜っと火を吹いてエンチャント

イコ=スーが詠唱に入った直後…司は弓に矢をつがえ、魔王に向けて射る…
アドノレの炎を纏った矢はイコ=スーに直撃するが…

イコ >「あいたたた・・・でも、まだまだなのです。ヴォーテックススフィアなのです」
リネット >「では、いきます・・・(前進)・・・エナージョンウィング」
皇子 >「悪いけど、僕は下がっておくよ…あんなの(マッチョバニー)の攻撃を受けたくはないんだ」
ソルト >「分かりました、それじゃあ支援しますね!」
アドノレ >「もう少し体を鍛える必要が有りそうだな」>皇子
翔真 >「……気持ちは解る(苦笑)」
弓 >1歩進んで、様子見にイコをぶんにゃぐる(笑) 女の子攻撃できそうにない面子ばっかりだから(笑)
翔真 >(目線逸らし)
司 >今、容赦なく撃ったぞ(笑)

前進するリネットと入れ替わりに、皇子とソルトが後方に下がる。
そして、弓が《捨て身》と《ヴォイドアタック》でイコ=スーに猛襲を仕掛ける…が、
魔王はすべての攻撃を魔法ダメージに変換、今張ったばかりの障壁に当てることでしのぎきった!
もっとも、弓の二撃目のダメージがファンブルだった事もあったのだが…

イコ >「うきゃあ・・・あぶないあぶない、なのです。この事態を予測して障壁を張ったのが功を奏したのです」
弓 >「……ふうん、なるほど。それがあなたの防御コンボってわけね……」
翔真 >弓さんのファンブルは結構珍しい気が(苦笑)
皇子 >「・・・これは最大の一撃で行くしかないか・・・」
アドノレ >対抗打つ為に待てば、通常魔法は無理。後ろにヘッシュ掛けるか、リラックス掛ける為に前進と3択くらいになるが
翔真 >ソルトはともかく皇子はHP低そうなので安全策を採りたいですが………このパーティーだと攻めた方が良さそうかと(笑)
司 >守りに入らなくとも…マ兎は次の翔真さんの攻撃で落ちると思います
鋼地 >マ兎はどっちも後一発くらいな気がしますしね〜
アドノレ >皇子が何かするともりだからリラックス掛けに行くか
翔真 >現状で危惧しているのはケインよりもイコ、もし『光子光線』を持って居たらタイミング次第では一撃で沈められかねない(^^;

アドノレがイコ=スーの展開した障壁を解除すべく前進し、リラックスをかけようとする間…
ケイン=アルローウは弓に向けて気弾…《男弾》を撃ち出していた。

アドノレ >目の前で詠唱中(ぽーぢんぐして水を貯めてます)が
ケイン >「我輩を無視していくなど言語道断なのである!フゥン・・・ハァ!(発射)」…ファンブル(笑)
弓 >「…悪いけど、ブ男は目に入らない仕様なのよね。」対抗が使えないから、当たる可能性あったんだけどなぁ(笑)
ケイン >「・・・・・・・・・・・・・・・・ぬふぅ!!(怒)」
鋼地 >……今回いつも以上に兄貴呪われてない?(笑)
アドノレ >ファンブル祭り(笑)
翔真 >美味し過ぎる(爆笑)
イコ >「…まったく、これだから筋肉莫迦のサポートは疲れるのです」

言いながら、イコ=スーはアドノレの魔力を《紐ほどき》にかかる…
先ほどの教訓を忘れる魔王ではなく、きっちり抗魔力に《現の夢》を振り分けての行動であった。

アドノレ >よくよく考えたら偉く不利だ。紐ほどき越えても対抗可だから2回勝てないと効かない
司 >では、その紐ほどきはホーリーワードで消しましょう
翔真 >それでも1回は回らないと勝てそうにないのも辛い(−−;
アドノレ >そして回すには微妙に目が足りない

司の《ホーリーワード》で《紐ほどき》は消されたものの、
翔真の懸念どおり抗魔力だけでリラックスの魔力を弾くイコ=スー。
更に、マッスルバニー軍団が翔真とリネットに襲い掛かるが…

リネット >「・・・わたしのフレームは現在の技術で改良されています。この程度なら当たりません^^」
翔真 >「俺でもこれ位は………っ」回避しました。

そして、返す刀と繰り出された翔真の《大斬覇》によって、
マッスルバニー軍団はなす術もなく全滅した。

翔真 >「お気に召さない輩は掃除しておいた、援護宜しくな(フッ)」>皇子
皇子 >「・・・・・・前より威力が上がっていないか?」
翔真 >「俺も無為に過ごして来た訳じゃない、それなりに修練は積んでいる(苦笑)」
皇子 >「なるほどな・・・」
ソルト >「そうですねぇ・・・でも、油断はできませんよ!」
皇子 >「わかってるさ、摩耶・・・あれだけの相手なんだ、僕も遠慮はしない」闘気全部魔導に振り分け。

その直後、弓はイコ=スーの周囲に無数のカードが浮かび上がるのを見た。
《現の夢》で命中精度の高まったカードは変幻自在の軌道を描いて
弓の退路を断ち、その全身を切り刻んでいく…
これぞ《ナイトメア》と《幻実死》の《コンビネーション》であった!!

弓 >「くっ………………身体は、なんとも、ないのに…イメージが…」
イコ >「さすがにこの程度ではこたえなかったのです。次はもっと強力な攻撃が必要なのです」
弓 >「………………………ちぃっ…この似非手品師が…」
鋼地 >「『イサーク』データリンク! 『イシュマエル』……アナライズ!!」

鋼地は、今度はしくじらなかった。

『魔王女』イコ=スー
L35夢使い/魔王(冥/地)
『輝ける筋肉』ケイン=アルローウ
L35兄貴/魔王(火/火)
命中17→41 回避11 攻撃9 防御50
魔導44 抗魔46 行動28
命中25 回避7(47) 攻撃61
防御57(97) 魔導30 抗魔42(82)
行動12(ビルドアップ後)
現の夢 ブックオブドリームL14 偽りの記憶
傀儡糸 夢語り 光子光線 幻実死
紐ほどき ナイトメア 幻夢の色彩 幻視
コンビネーション 月の加護 霧散 呪法耐性
聖印 ヒップホップ 時戻し ぐるくる 朧月
魔法 >冥/地L6
「兄貴」の全特殊能力 コンビネーション
(ビルドアップL15 男の中の男L5
怒髪天L1 艶姿男一匹L1 男祭りL3)
魔法 >エンチャントフレイム、フェニックスライブス、
ブラストフレア

鋼地 >……しょっぱい(苦笑)
弓 >基本は夢使いオンリーか。
翔真 >むむ、夢語りを持っているなら行動不能にしておかないと後で横槍入れられるかも知れないな(・・;
司 >イコ、呪法耐性持ってるのか…、魔法ダメージは通らないな(^^;
翔真 >ケインも厄介だな、当ると洒落にならない。
弓 >てきがややこしー…ひー、つっこんだのちょっと後悔ちゅ(笑)
司 >だめだ。自分の攻撃は通らん(^^;。射撃キャンセル、エアダンスで移動力増やして弓の元に移動。ハイパーヒーリングプログラムで…全回復(笑)>弓
弓 >「…っ…む…司か…」 素直にお礼の言えない今日この頃(笑)
司 >礼はいい…。宝石持ってないから、F出たら殺してたし(ぁ
アドノレ >野良泉の精ってしってます?
GM >そんなのもあったねぇ(笑)


PREVIOUS CHAPTER NEXT CHAPTER

インデックスに戻る