【第20夜】
横須賀の最も長い夜
<PART−20>
帰ってきた勇士達!
〜一難去ってまた一難〜
脱出していくウィザードたちの背後で、今まで通ってきた穴が閉じていく。
マユリ >「私達も、世界結界の異常が修復され次第戻れると思います・・・その時まで!」
翔真 >頷いて返すのみ
マサト >「・・・そっちの世界のことは、任せたよ・・・」
アドノレ >「俺様に任せた事を後悔するなよ」(ニヤソ)
鋼地 >「…………」(後ろはもう、振り返らない、今は……前へ)
静 >「さて・・・これからが僕達の正念場ですね」
京介 >「任せとけ!俺のジャスティスにかけて、ここは一歩も通さないぜっ!」
忍者妹(風音) >「って訳で、もうちょっとだけ頑張ってね?お兄ちゃん!」と、傍らの少年に。
幼馴染勇者(つぐみ) >「敵が来たら、つぐみ達が優の事を守ってあげるから♪」
優 >「・・・・・・・・・・・・・・・・・努力する(−−;」
・・・と、そんなやりとりを最後に、世界の壁は閉ざされる。
弓 >「……………なんか、急にどーでもよくなってきた(−−; だいじょぶそうね、アレは。」
GM >そして、周囲がまばゆい輝きに包まれ・・・
司 >「!!」
レン > 「うおっまぶしっ」(違)
鋼地 >誰がオチながら戦ってるんだYO(笑)
GM >・・・次の瞬間。一同が飛び出していたのは、地下施設然とした回廊のど真ん中だった。
レン >「・・・な、なんだっこれ・・・!」
弓 >「……どこかの基地かしら?」
アドノレ >「不法侵入が成功したら、次に来るのはお出迎えであろうか」誰に出会っても良いように即座にぽーぢんぐ
翔真 >「解らん。例の、今そらが居る筈の地下施設にダイレクトに出てきたかも知れんが……」周囲確認
鋼地 >「…………」
GM >ああ、すぐにその場所はわかる・・・旧楠ヶ浦学園地下施設の回廊だ。
ただ問題は・・・現在、周囲が激しくお取り込み中って事くらいだろうか。
司 >「くっ!!」状況の把握を優先。その場にいる人物と位置関係を把握しようとします
GM >まず・・・周囲には、尽とジョニー、智律。更に・・・人影が3つほど。ひとりはアドノレが以前遭遇した、長い髭を蓄えた修道士。もうひとりは、これは見覚えのあるインフィナイト00。そして、もうひとりは・・・
…『ディー』であった。
ディー >「・・・・・・随分増えたな」
尽 >「っと、おかえりっ・・・と言いたいところだが、見ての通り取込中でね(ははっ)」
翔真 >「………何とも、説明が欲しい状況だな……お互いに。」
ジョニー >「普通に考えたら、恐ろしく性質の悪い冗談だな…この状況は」
司 >奥にむかおうとするのがいるなら、止めようとしますけど・・・00かな?(^^;
GM >うむ、構図的には尽たち3人と「ディー」&修道士が向かい合い、インフィナイト00だけが奥に進んでいる状態で、その行く手に一同が現れたとなる(爆)
鋼地 >……広いねここ(笑)
尽 >迷子が出るくらい広いから・・・(笑)
ジョニー >自分のバイクとかも置いてあるよ(笑)
弓 >「…………ここもかぎつけて来たわけ?…しつこいわね、2人して…」
アドノレ >「類は友を呼ぶらしい」
鋼地 >「…………」
ジョニー >「…この状況も世界結界の意思とでも言うのか…」
00 >「障害増加・・・突破におけるリスク上昇。どうする・・・」
尽 >「貴方の聞いた意志と、彼等の聞いた意志・・・今ここで確認しろって事だろう・・・」>ディー
弓 >「………この2人を止めるのは、私の仕事だもの。(今は勝てる気しないけどね…)」
鋼地 >「…………」
ディー >「・・・どうしても、やるというのか?」
尽 >「貴方が諦めてくれなければね・・・ しかし、目標はひとつでも、道はひとつじゃあるまい?」
00 >「・・・『マリキュレイター』の放置は、看過できない・・・わたしは何度破壊されても目的を完遂する」
司 >「勘違いしないでください。誰も放置しようとは思っていません」>00
尽 >「00・・・俺達はマリキュレイターを放置しようって言うんじゃない・・・解放しようというのでもない・・・」
アドノレ >「放置と監視はまた別物だろう」
尽 >「それに、”彼女達”の意志を聞いた者がこれだけ揃ってるんだ・・・それを聞いてから、決めても良いんじゃないか?」
翔真 >「何とか出来る手札をようやく揃えて来たんだ、ここでお前達に”邪魔”される方がよっぽど迷惑なんでね(苦笑)」
弓 >「……………というわけで、悪いけどここから先には行かせないわよ、ディー、ゼロ。…」
ディー >「何度も言うように・・・お前達の選んだ『人形』では、『天意虚空』の主となるにはあまりに不適格だ」
尽 >「・・・その根拠は?」
ディー >「侵魔を滅ぼす操り人形たるインフィナイトとしては、あれで良いかもしれんがな。正直、創世破界の力を操るには役不足もいいところだ」
司 >「そんな力を振るうのに適した‘人間’などいないと思いますがね(溜息)」
弓 >「…『もしかしたら、誰も不幸にならない、めでたしめでたしで終われるかもしれない』……その奇跡のために、ページをめくる手をことはできないわ、ディー。…そこまでいうなら、貴方が選んだ主人公は誰なのかしら?」
翔真 >「………………(嘆息)」
尽 >「まあ、翔真君、弓ちゃんも落ち着け・・・ここで俺等が争っても、笑うのは誰かだかわかるだろう。」
翔真 >「まぁ、そうなんですがね……(苦笑)」
ジョニー >(ミ-_・).。o(一触即発でもあり…停滞しているともいえるし…)
ディー >「ならば安心しろ。そこの3人には言ったが、俺の目的は『裏界とエミュレイターの消去』だ。もっとも、理解してはもらえなかったようだが」
尽 >「『理解』はしてるがね・・・その方法には反対だ。それ以前に、今のそらちゃんを破壊する目的とは、違う話だしな。」
アドノレ >「さてさて、ディーの言う、『天意虚空』の主とやらは危険だと考えないのか?」>00
00 >「『天意虚空』と『ディメンジョン=ガジェット』・・・両者が同一である事は、既に確証が取れている」
尽 >「ああ、やはりね・・・俺には確証はなかったが、君が言うなら間違いは無さそうだな・・・」
レン >「・・・一体、何がどうなっているのかサッパリだなぁ。出来ればわかりやすく説明してもらえると、ありがたいんだけど・・・」
弓 >「………安直魔法かくかくしかじかっ!………………で、ダメ?」>レン
レン >「・・・・・・・・・・・・・なるほど・・・って、そりゃ大変じゃないか!(^^;」
弓 >「………………通じたよ、おひ…Σ( ̄□ ̄;」
ジョニー >「…」(笑)
レン >「そりゃあ、元々この安直魔法の出所は・・・って、そういう話じゃないだろうっ!?」(笑)
アドノレ >「わざわざ世界の壁を超えるだけの事はあるだろう」(不敵な笑い)>レン
鋼地 >柊一族はみんなノリツッコミうまいなぁ(笑)
ディー >「俺はあくまで断片を手に入れようというだけだ・・・その障害が何であれ排除する、それだけの事」
00 >「マリキュレイターの破壊・・・杉崎沙弥の救出は、わたしの目的だ。ディーとはその過程で利害が一致した」
アドノレ >「果たしてそうかな?本来の目的はマリキュレイターの脅威を取り除くであって、その為の手段を破壊しか思いつかないの間違いでは」
翔真 >「そらちゃん、マリキュレイターを破壊しては杉崎沙弥の救出は完遂出来ない。」
司 >「我らも、そのための方法を探していて・・・その目処がたった、と言えば、貴方はどうしますか?」>00
00 >「・・・どういう方法だ」
司 >「そこのお二人がいる状態では話せませんよ。少なくとも、そらさんが無事である事が条件ですから…そらさん自身を害そうとするそこのお二人がいなければ、もっと詳しく説明できますが(にっこり)」
尽 >マリキュレイターは破壊出来ない・・・消すことはできてもね・・・(内心)
司 >「・・・一つ、確認させてください。あなたは、‘人’の命を奪うことはできますか?」>00
00 >「人間の生命に危害を及ぼすことは、インフィナイト基本運用法則に抵触する。ただし、マリキュレイターは人ではない」
ジョニー >(ミ-_・)「『人ではない』ねえ…。確かに難しい永遠の問題だな」 うつーじんですから(笑)
司 >「ですが・・・彼女は、最初は唯の人間ではなかったのですか?」
00 >「わたしはかつて、マリキュレイターと直接交戦した・・・だから、破壊するしかないと結論する」
アドノレ ><ぼそぼそ>「だそうだ。頑張れ若人。破壊以外の選択肢が存在するという主張は歩み寄る余地は存在するぞ」</ぼそぼそ>
00 >「わたしの主・杉崎沙弥と同じ顔を持ちながら、世界の破壊を意図し果たそうとした。それが理由となる」
司 >「顔が同じ・・・同じ遺伝子を持とうとも、同一人物ではないのですから、違う行動を取るのに何の疑問があるというんですか。どのような人であれ、心のうちにある闇によって・・・世界の敵にまわる可能性はあるのですから」
00 >「だから、わたしはマリキュレイターを敵と判断した・・・」
翔真 >「なるほど。そらちゃんは結局もう一人の沙弥をマリキュレイター、敵として判断した。そう言う事か。」
司 >「確かに彼女はあなたの敵でしょう。ですが、それは彼女が人間である事を否定することではない。その理論では・・・」
「あなたが敵として認めたものは、全て人間ではないということになる!」
ジョニー >ナルホドくん(爆
00 >「わたしは『世界の敵』としか戦わない。ディーが世界の敵と判断されたなら、ディーとでも戦う」
翔真 >「………判断して、結果を出すのは結局その本人。彼女が沙弥をそう決めたのならそれは彼女の出した結果。」
アドノレ >弓・司・翔真と見て次に鋼地を見て…つつく(笑)
ジョニー >ぶ(笑)
鋼地 >何でワシだけ追加オプションあるねん(笑)
アドノレ >お立ち台に上った後なのに台詞が少ないから(笑)
尽 >おお、さすがはアドノレ氏じゃ〜(笑)
アドノレ >「お主は青年の主張しないのか?」>鋼地
鋼地 >「…………」
ディー >「勘違いするな。俺は『あれ』から『天意虚空』の断片を取り戻すとは言った・・・だが、『あれ』を破壊するとは言っていない」
弓 >「……っと、そうだったわね。………(くる、とディーにふりかえって)…今まで、同じことを考えた人間がいなかったとでも思うの?…なんでそれは成功してないの?…少し考えれば分かりそうなもんだけど。」
ディー >「そんな程度の連中と一緒にされるとは、甚だ心外だ・・・・・・俺は既に、半ば『天意虚空』となっている。いまさら元には戻せん・・・それはお前が一番よく知っているはずだ」
弓 >「……ええ、良く知ってるわ。………でも、私は戻れたわ。」
尽 >「・・・・・・そうだったなぁ(ははっ)」
ジョニー >「今更戻れない…か。『自分の中の何かが消える』のが怖いのか、はたして?」
弓 >「………だいたいね、オレはあんなヤツらとは違う…って台詞が出る段階で、同じ穴のムジナよ、あんた。………貴方には…恩も借りもあるけど…ここは通せないわね。」
ディー >「・・・あの『人形』・・・俺と同じ『天意虚空』に力をもらって、だろう・・・それで、俺が『あれ』と同じ事をするのは阻もうというわけか?」
弓 >「…別にそういうつもりはないわ。ただ、私は、“そら”が“そら”のままでいて欲しいだけよ。……それから、世界のリセットなんかさせない…この2点で利害がかみ合ってないもの。」
ディー >「・・・俺がやらずとも、どこぞの魔王はそのつもりのようだがな…しかし、どこの魔王が意図したのであれ、俺が潰す。それは約束しよう」
尽 >「まあ、それがどこの魔王でも、俺等も必ず潰す。確実にね。」
弓 >「…尽の言うとおりね。私たちがかわりにやっとくから、あきらめてちょうだい♪(にっこり)」
ディー >「お前達が咎を背負う必要はない・・・これは『天意虚空』の断片でもある、俺の使命だ」
「『天意虚空』は、俺ひとりだけでいい」
尽 >「だってさ・・・弓ちゃんはどう思う? 他の断片として」
弓 >「冗談じゃないわね。…そんなオイシイ役、貴方1人に譲れないわ。…それに、これは私と“そら”と…“さや”と…世界との、約束なんだもの。…」 英霊ですからー
尽 >「ここにいるのは皆、選んで咎を負ったものだ・・・ディー、貴方が一人で負う必要はない。」 英霊もいるし
ジョニー >「人間だからこそ全てを一人で抱え込むことはできない…」
ディー >「ならばお前達は何とするのだ。マリキュレイターをどうにかするのはよいとして・・・その後『あれ』をどうするつもりだというのかね」
アドノレ >「生暖かく見守る。これほど面白い観察対象はそうは居ないぞ」
弓 >「…貴方みたいに、裏界を滅ぼすために使うつもりはないわね。……そうね、さしおり明日はショッピングにでもでかけようかしら?…いいかげん、あのファッションセンスは教育しなおさないとね。」←常にゴスロリのお前がゆーな(笑)
アドノレ >「気が向けばちょっかい出すし」
尽 >「俺は・・・カエサルの物は、カエサルの元に・・・と思うがね。真に悪意あるものが近づけば、邪魔するだろうな(ははっ)」
ディー >「・・・・・・あの力を、世界のために使う気はないというのだな・・・今もなお犠牲が出続けているこの世界の上で、その最大の要因を消し去りもしないと・・・」
アドノレ >「本来生きるという事に大義名分など要らんのよ。そうと気がつかずに世界の修正を担うものが大勢居るようにな」
司 >「たとえ、俺達から見れば不要な物であろうとも、全ての世界の他の部分から見れば必要である可能性もある。それを理解せずに消しては、思わぬところに影響が出る可能性があります」
尽 >「世界ってのは、そこに含まれる全てのものを指すんだよ・・・」
ディー >「ならば、今この地で起きている、あの馬鹿げた状況は何だ。なぜお前達は、あの惨状を放置しておく。あまつさえ、状況を打開せんとする者をなぜ阻む」
尽 >「・・・現状を打開しようとしているのは、皆同じだからさ・・・ 俺等は、現状を変えうる”彼女達”を、守らなきゃならない。」
ジョニー >「何もかも『たった独つ』『たった独り』で解決できるほど俺たちは偉くもないし、世界もお人よしじゃないと思うけどね…」
ディー >「エミュレイターは、この世界にあってはならないものだろう。まさか、エミュレイターを擁護する訳でもあるまい?」
弓 >「誰もが努力し、誰もが生きてる。…私だって、あの状況が良いとは思えないし、エミュレイターはブチ殺す。……………でもね、ディー……………私には、貴方の方法が、“たった一つの冴えたやり方”には思えないのよ。」
ディー >「ならば、お前達はそうだとでも言うのか」
修道士 >「主よ・・・時がそう残っておりませぬ。天空の紅月と蒼月が合わさる前に、おおいなる合一を果たしなさらぬ事には」
ジョニー >(ミ-_・).。o(時間制限があるみたいだな…)
尽 >タイムアウトまで粘るのも手か・・・?
ディー >「(修道士にうなずき)そういう事だ。こうしている間にも、裏界の策謀は進んでいる・・・連中が目的を果たす前に、連中の存在を根底から消し去らねば、消されるのはむしろ人類の方となるだろう」
尽 >「貴方の言う世界は・・・誰の為の世界なのか・・・」
ジョニー >「最期に立っていたのが自分だけだった…。なんて、悲劇にも喜劇にもなりはしないからな…」
弓 >「………………………たぶん、一度、そうなってると思うのよね。(ぼそ)」
アドノレ >「エミュレイターを忌むのと同じレベルで人類を信用してないのだな」(嘆息)
ジョニー >さすが!良い事言うなあ!(笑)
翔真 >「あれだけ話をして、彼女自身も”反対はしないと言った”と口にしたにも拘らずこの有様。これ以上掛けられる言葉を俺は持ち合わせていない。」
ディー >「俺をこの運命へと導いたのは人類だ。それを怨んだ事もなくはない・・・だが、今はその事に感謝している。おかげで世界そのものを救うことが出来るのだから」
弓 >「……どうせ人類は人類で勝手に滅びると思うけどね。………………お互い、自分のやってることが最善だと信じて疑わないのはいい事だわ。…揺ぎ無い信念は時にぶつかり合うけど…それでこそ人間、ってね…(クス、と微笑んで、右腕に力を入れ始める)
翔真 >「………今度はこっちが、右斜め45度で叩いてやらなきゃならんのかも知れん(嘆息)」
尽 >「拳しか語るモノがないのは、理性の敗北って言うんだけどなぁ(ははっ)」←おまえがいうな(笑)
翔真 >「……済みません。」
ディー >「・・・俺に戦いを挑もうというのなら、やめておけ。無意味な殺戮は望む所ではない」
尽 >「戦いはなんて挑まねーよ・・・理由がない(ははっ)」
そのとき、おもむろに柊レンが口を開いた。
レン >「・・・で、ボクはこれからどうすればいいのかな。先に行ってるってのはアリだと思う?」
翔真 >「素直に通してくれるならな、残念ながらそれは難しそうに思えるが。」
アドノレ >「こちらのゴタゴタはこちらの責任で片付けろという事には弁解の余地がない」
尽 >「そー言えば挨拶もまだだったな。ごたごたに巻き込んですまねーなぁ・・・ あとできちんと礼はするよ(ははっ)」>柊
レン >「うん(笑)要するに、すべてを消し去ってそれでいいとするのか、今残された少しの可能性に賭けるか・・・って話でしょ?」
ジョニー >「分の悪い賭けでも、俺は可能性のほうに賭けたいものだね」 翔真くん、先に言ってごめん(笑
翔真 >問題無し〜(^^
レン >「そこの鎧のキミ、気が合うね。ボクも、同じ気持ちだよ^^」
ジョニー >「この姿の時はガルバリオンと呼んでくれ(笑)」>レン このセリフも久し振りだなあ(笑)
レン >「がるばり・・・?変わった名前だね(^^; せっかくだから自己紹介しようかな。ボクは柊レンだ、よろしく!」
ジョニー >「こちらこそ宜しく!」(ミ-_・).。o(柊?)(笑)
尽 >ジョニーさん・・・話聞いてなかったの?(笑)
ジョニー >だってみんなレンって呼んでいるんだもん(笑)
レン >「・・・確かに、エミュレイターはボクの世界でも脅威さ。手が回らなくて、悲劇を止められなかったこともある。でも・・・諦めないことが肝心なんだって、ボクは思う」
ディー >「・・・だから俺は『天意虚空』の完成にすべてを賭ける。それが俺の選択だ」
司 >「その後・・・その力がこの世界に向かわれても困りますからね。あなたの好きにさせるわけにはいきません」言いつつも、00の動きの方に気を配っておきます
尽 >一人でも突破された時点で、ミッション失敗だから・・・よろしくお願いします。
弓 >「……ディー、これは私の推論だけどね…。……たぶん…今のままじゃ、完成しないと思う。…“そら”でも、貴方でも。」
ディー >「・・・ほう?」
弓 >「……人間が果たして完成させ得るものなのか…その保証なんて、あなたにもないでしょう?………あなたのいう“天意虚空”は、誰が作って、どのようにこの世界にもたらされたのか、それすらわからないのよ?」
ディー >「言ったはずだ・・・俺は既に半ば『天意虚空』そのものとなっている、と・・・そして、それらは今のごとく、分断されていてはならない」
弓 >「……かつてその一部で…今はこの世界を護る、世界と契約したモノとして…断言するわ。………それは、“天意虚空”とやらの意思なんかじゃない!貴方の願望よ!」
ディー >「・・・そうかも知れん。だが、少なくとも・・・引き裂かれたすべてをひとつにする事、これは『天意虚空』の意思だ」
レン >「で・・・要するにさ、そのマリキュレイターっていうのをどうにかするっていうのが必要なんだよね?それも、できるだけ早く・・・」
アドノレ >「正確に言うと現存するわけでなく、不発弾のような状況にあるのだがな」
00 >「そうだ。マリキュレイターの破壊はすべてに優先する・・・これ以上の猶予は許されない」
司 >「破壊か・・・。少なくとも、今それをさせるわけには行かない」
翔真 >「………今でなくてもさせるわけには行かないんだが(嘆息)」
レン >「・・・じゃあ、それをなんとかしてあげればいいんじゃないかな。天意虚空とか難しい話は抜きにしてさ・・・そのために、ボクをここに呼んだんじゃなかったのかな?」
弓 >「…そゆことね。…………………ありがとう、柊。…やっぱり、こっちの世界のよりも頼りになるかも……私たちは、別にそらを無理矢理完成させようとしてるわけじゃない。そらがどうしたいかは別だもの。」
レン >「・・・なんか聞いてるとさ、一致しているように見えてばらばらなんだよね。全部並べて順序だてれば、解決するんじゃない?」
弓 >「……私も柊…レンに賛成だわ。」
ジョニー >「整理して考えてみるか」
レン >「じゃあさ、何が一番先だと思う?」
ディー >「・・・俺は世界を救うために『天意虚空』をひとつにまとめる・・・それだけだ」
00 >「わたしはマリキュレイターを排除するのが目的・・・ディーとはその上で利害が一致した。言うのは二度目になる」
司 >「だが、俺達もそのための手段を探して世界を渡り、レンという鍵をそろえてきた。今、ディーだけと利害が一致するわけではないと思うが?」
弓 >「……私は、そらと、中に囚われたままの人たちを解放したい。それだけ。」
翔真 >「………マリキュレイターとなっている沙弥の憎しみを解く事、か。」
鋼地 >「……『ここにいる全員の情報共有』。」
尽 >「今まさに、それをやってるわけだな・・・(ははっ)」
鋼地 >「自分の考え訴えてるだけでこっちがどういう手を持っているかは言ってねぇと想ったんだがなぁ……」
レン >「さっきの安直魔法に全部入ってたよ(笑)」
鋼地 >「……どーやら俺にゃ安直魔法は使いこなせんらしい。」(苦笑)
レン >「まあ、気を落とさないで・・・強く生きるんだ。ね(^^;」
アドノレ >「判らんのはこの言動を聞いても行動を共にするそっちの髭神父か。創世が神の御技とするそなたらの教ゆえに人がそれを為すのは明らかに神意に背くのと違うか?」
修道士 >「我が主の復活・・・これぞ、我が100年待ちわびた事象。それゆえ我は我が主のみもとに従い、ひたすらにお仕えするのみ」
ジョニー >「(…『我が主』?)」
尽 >「目的は同じだというのに・・・どうして聞き入れてくれないかね・・・」
ディー >「時間がないのだ・・・修道士の話によれば、あと少しで紅月と蒼月が合一する。その時、暴走した世界結界がすべてを滅ぼす」
修道士 >「かの策謀は裏界魔王、それも高位に存在するものが意図するもの。これを砕くには、かの魔王をも上回る力をもって臨まなければならない。『守護者』を当てに出来ず、『名もなき古き神(夜ノ森優)』も『異界神(神条皇子)』も手を出さぬとあれば、我が主・・・『天意虚空』のお力にすがるしかあるまい」
ディー >「だから、俺はこうして動いている・・・」
ジョニー >「ナルホドね…」
アドノレ >「守護者を見限ったか」(ニヤソ)
尽 >「不安定要素である天意虚空に頼らなくても、今ここにある力で、魔王の力など越えているんじゃねーか?」
修道士 >「・・・かの策動は、今までのものとは趣を異とするもの。おそらく地上での襲撃も、これに絡んだものかと」
尽 >「急ぐ必要がなければ、天意虚空の合一は、いずれ為されることだ。 ・・・彼女達を救った後であれば、反対するものも少ないと思う。」
司 >「レンさんのもつ力を使えば、沙弥さんを救い、マリキュレイターと化した彼女を救うことができる。そのために…あなたにも手伝ってほしい」>00
00 >「・・・・・・それは確実なのか」
司 >「確実、といえるほど簡単な事ではないでしょう。ですが、ただ破壊するよりも成功率は高いと思いますし…あなたが手伝っていただければ、可能性はまた変わります」・・・で、こそっとレンの傍に移動しておきます。具体的には、いつでもレンをかばえるように
ディー >「・・・成功する保障はあるのか?」
アドノレ >「自分の命を掛け金にする程度には・・・といったところか?」
弓 >「………ゼロ…100%なんて確実性は期待しないでね。この世界にそんなものはどこにもないわ。」
ジョニー >「未来視がないとあらゆることが出来ないじゃあ、生きる事なんて出来ないぜ」
尽 >「成功する。それ以外に、安全確実にマリキュレイターを消滅させることは叶わない。」
弓 >「……何しろ、魔法が絡むだけで、36回に1回は失敗するのよ?…科学と比べられても困るわ。………でも………100%に足りない分は、ええと、なんだっけ?…ユウキとかコンジョーとかで補えるものらしいわよ?(くす)」
00 >「・・・了承。わたしの目的は、それで果たされると推定する」
ディー >「いいだろう。マリキュレイターの排除が出来るのならば好きにするがいい。ただし、その後は俺の好きにさせてもらう」
尽 >「その後はその後だ。今は時間がないのだろう?」
ディー >「原因はお前達だがな。それで、この後どうするのか」
修道士 >「主がおおせならば我は従うまで。ただし、時間は有限にしてそう残されてはおらず・・・いずれにせよ、急ぐがよかろう」
弓 >「………ま、その時握手できるならしましょう。殴りあうしかないなら、拳を握りましょ。………今はとりあえず、奥へ!」
尽 >「そうだな。」
PREVIOUS CHAPTER | NEXT CHAPTER |