【第20夜】
横須賀の最も長い夜
<PART−21>
インナースペース再び
かくして、一同はレオン博士の臨時ラボへ・・・
レオン博士 >「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こりゃまた随分頭数が増えたのぉ」
鋼地 >「……」
アドノレ >「物好きというのは探せばけっこうでてくるもんだ」
HAL−9000 >「・・・・・・・・(ぺこり)」
皇子 >「・・・意外と早かったね」
瑠那 >「遅い遅いっ!まったくどこほっつき歩いてたのよっ!!」
翔真 >「異世界」
瑠那 >「・・・・・はぁ?」
翔真 >「事実だ」
ジョニー >「…実も蓋も無い言い方を(笑」
弓 >「…キャンキャン五月蝿いわね…(ぼそ)」
摩耶 >「まやふぅはぁ〜、ひとねむりしちゃったよぉ〜^^」
鋼地 >「…………」(自分の視線は唯一つ……大好きな人のみ……)
レオン博士 >「それで、目的は果たせたんかい?」
翔真 >「……とりあえずは何とか、と言う所か。」
司 >「はたしてなければ、こうゆっくりとはしていません(苦笑)」
ジョニー >「ま、手荒い事にもならなくて良かった」
尽 >「まあ、一応は。」
レン >「えーと・・・ボクがその目的、って事でいいんだよね?」
アドノレ >「雁首揃えてナンパにいってたわけだ」
レオン博士 >「うむ、それならそれでノープロブレムぢゃ。さて、これからぢゃが…まず、まず、レンくんの『柊力』を皇子くんと瑠那くんが集約し、彼女の内面にいる『憎悪』の力を、なるべく下げる。その後・・・諸君が瑠那くんの力で彼女の『意識』へと入っていって、彼女から『彼女達』を分離するんじゃ」
HAL−9000 >「そのために、お三方の協力が不可欠だったのです」
レオン博士 >「本来はユグドラシル使いの2人も呼んであるべきなのじゃが…華恋くんの到着はもう少し先、常田夫人に至っては連絡がない状況じゃ」
司 >「(お二人も無事だといいんですが…)」
翔真 >「………手順は了解した、ユグドラシル使いが居ないのが残念だが……現状では仕方有るまい。」
HAL−9000 >「・・・華恋さまからの連絡では、魔王マンモンの襲撃がありましたが、撃退したとの事です」
ジョニー >「…なんと…!」
尽 >「・・・流石だな。」
司 >・・・レイフォンにメール入ってたかも(ぁ
レオン博士 >「そして、諸君が外の敵からここを守ってくれたおかげで…こうして、『器』も完成した」
翔真 >『器』にもチラッと目を向けてみる
GM >『器』となるべき少女『杉崎沙弥』は・・・今、培養液の中で胎児のようにして眠りについている。
アドノレ >「どこも気を抜けないのは判るが、次の難関はどの辺りになる」
ディー >「次の障害は、新帝国となるだろう・・・連中もまた『天意虚空』へのアクセス方法を知っている」
翔真 >前回と同じ手段か〜(−−;
本編第18夜参照。
弓 >「…………ち…」
司 >「それは知っていますよ。対処するためにも、手早く用意をすべきですね」
アドノレ >「物理封鎖が効かないのがネックということか」
ジョニー >「ラストバタリアン…だったかな? 彼らの言葉で」
鋼地 >「……俺ん中での最大の障害は『マリキュレイター』と対面したときだな。少なくとも俺は……あいつの全てを知らない。」
レオン博士 >「突入する面子は選んでもらうとして、他の者には引き続きここの警護を頼みたいのじゃ。新帝国の介入があるなら、対処の必要もあるでのぅ」
尽 >「了解、留守番は慣れてますから、俺は残りますよ(ははっ)」 多分、ここの警備について一番知ってるし
ジョニー >自分も尽と一緒にここで警護かな?
翔真 >「(見回して)……………リネットは?まだ三笠に居るのか?」>皇子他
皇子 >「・・・上で戦っているはずだ」
司 >「リカルドさんもですか?」
HAL−9000 >「リカルドさまも、地上のエミュレイターを撃退しに向かわれました。遥さまも一緒です」
尽 >「二人でね・・・ま、あの二人なら大丈夫だと信じてるよ(ははっ)」
翔真 >「そうか、済まない。」
レオン博士 >「それでは、各自準備を整えてくれたまえよ・・・これから乾坤一擲の大作戦を開始するでの」アロハシャツ姿の天才科学者は、きたるべき一大作戦を前に準備を整え始める。
翔真 >「………良い響きだ、気に入った(フッ)」
アドノレ >「あちこちから引き釣り出してきて、首謀者がこけたら格好がつかんからな」
弓 >「……………………(じ、と右腕を見て)………どこまで、行けるか…(……………何か、手段があればいいのだけど)」
00 >「わたしも・・・随行する」
翔真 >「(頷く)人数的に行ける余裕が有るなら、そうしてくれるとありがたい。」
00 >「・・・了承」
ディー >「・・・・・・・・・・・・。」
尽 >「・・・貴方は、どうする?」
ディー >「今は何もする気はない・・・今はな」
尽 >「OK それもありだ。貴方の望みは、先にあるんだしな。」
司 >「修道士に気をつけていてくださいね」(小声)>尽さん&ジョニーさん
尽 >「了解。忠告サンキュ(小声)」
ジョニー >究極奥義「秘密の花園」(爆)
司 >ちーがーう(笑)
ジョニー >移動投げ扱いだからガード不能なんだぞ!(笑)
ともあれ、一同は準備に取り掛かる…その間に、
尽・ジョニー・智律は施設内警備に入るのだった。
ちなみに同じ頃、柊蓮司たちは双月現象を食い止めるべく、宇宙に向かっている…このあたりは公式「合わせ鏡の神子」を参照されたい。
弓 >なんとかリソースを回復させねば…幸福の宝石っと。あとは金にあかせて弾丸買い揃えるか…?(^^;
翔真 >魔力水晶弾を山ほど?(違)
弓 >それかのう(笑)
司 >ハイパーMPヒーリング、もう一個買っておこう(^^;
弓 >あー、プログラムの買い足しは重要だ(笑)
鋼地 >買い物は特になし〜
アドノレ >買い物しようか少し考えてたが、やはりしておくか…壁に向かってブツブツ言ってる(アイテム買い出し)
GM >皆のもとには…どっからともなく小人さんがやってきて、購入したアイテムをのし付けて渡す(笑)
弓 >ここまでで、準備の準備なんだよね(苦笑)
GM >1エピソードで様々な事が起こりすぎたのじゃよ(笑)
翔真 >リネットに幸福の宝石返したかった(^^;
GM >まあ、リネット自身がいないので(笑)
翔真 >済まんー無事で居てくれ〜(^^;
HAL−9000 >「・・・皆様、準備はよろしいでしょうか?」
鋼地 >「……問題ねぇよ。俺はな。」
皇子 >「・・・僕なら、いつでもいいよ」
摩耶 >「まやふぅはぁ〜、みこにゃふをいつでも見てるにゃふぅ^^」
翔真 >「……こっちも済んだ、行ける。」
レン >「ボクもだ・・・いつでもいける!」
アドノレ >クルリと振り返りポーヂング「いつでも来るがいい」
瑠那 >「こっちは準備OKよ・・・まさかコイツと関わるとは思ってなかったけどさ」
弓 >(嫌ならカエレ、と言いたいけど、ぐっと我慢(笑))>るなぴー
瑠那 >「あー?あによその目。やろってのぉ?」>弓
弓 >「なんでもないわよ。…こっちも準備…OK…よ。(珍しくちょっと歯切れ悪く)」
司 >「準備はできました」
レオン博士 >「うむ。では…まずは道を開くぞい。瑠那くん、まずは【夢歩き】じゃ」
瑠那 >「ふぅ〜ん・・・あ、おっけおっけ。いくわよぉ〜?」夢歩き発動。
翔真 >「………(これで”実は『夢歩き』を使えなかった”なんてオチが無くて良かった)」密かに安堵
レオン博士 >「…今じゃ、皇子くん、レンくん!」
博士の合図に応え、レンが開かれた回廊の向こうに向けて
「柊力」を解放し…皇子が「小さな奇跡」でその焦点をあわせる。
GM >ひとしきり力を放射し終え…レンが、傍らの椅子にぐらりと腰掛ける。「・・・これでいいと思うけど・・・」
皇子 >「充分だよ…理論的にはね。問題は、これからだと思うけれど」
レオン博士 >「マリキュレイターが【柊力】に耐性を付けないうちがチャンスじゃ…ささ皆の衆、はよぉ」
翔真 >「(頷く)」
鋼地 >「……(……すっと天井を見て……一つ、ゆっくりと深呼吸……)……行くか。」
司 >「お疲れ様。それでは行って来ます」
アドノレ >「土産を待つが良いぞ」
瑠那 >「いってらっさあ〜い。いちおー気をつけてね、約一名除いて♪」
弓 >「誰かは聞かないわよ、この色ボケ夢使い。……いちおう、礼をはいっとく。」
瑠那 >「あぁらぁ?聞いてほしかったのぉ?それに礼なら…」
摩耶 >「(にわかにソルト化)そこで言い争ってたら、自爆しちゃいますよ?^^」
瑠那 >「…うぐぅ(−−;」
鋼地 >「……はぁ(溜息)……まぁ、いい。悪くねぇ流れかも知れんしな。」
HAL−9000 >「・・・フォースがともにあらんことを・・・?・・・おかしなファイルをダウンロードしてしまいました」
鋼地 >「俺たちジェ○イじゃねぇぞ!?」(思わずツッコミ)
翔真 >「美女達の見送りは嬉しいね……行って来る(フッ)」
司 >「あなた達も気をつけてくださいね」>残ってるメンバー
かくして、再びインナースペースへと突入した一同。
その目の前には・・・第18夜でも見た「あの空間」が広がっている。
GM >相変わらず、内部は銀と黒で構成された空間・・・溝のような構造体は、例によって無数の分岐を見せている。
弓 >「もう何度目かしらね、ここに来るのも…」あるとねりこ(笑)
GM >この壁面には・・・相変わらず、とてつもない量の情報が流れているのだろう。
鋼地 >「……さて……今回はどっちへ行けばいいんだかな……」(周囲観察)
すると…ゆっくりとだが、一同のいる場所そのものが動いているように感じられた。
鋼地 >「……ん?……導かれてんのか……?」
翔真 >「今回は、前の時の様に強い意志を以って転移……では無い様だな。」
アドノレ >周囲に満ちる柊力を辿って(。。)☆\
GM >うむ、それは微弱な引力に過ぎないが・・・レンと皇子が注ぎ込んだ力が、道標となっているようだ。さながら万有引力のように・・・。
翔真 >恋の万有引力(違)
アドノレ >ダイス目がファンブルに引かれていくように
鋼地 >それ、見方によってはその方向に落っこちてるんだが(爆)
GM >いやなに、元を辿れば柊力だし(ぁ
弓 >ああ、それは落ちるわけだ(笑)
アドノレ >「だが、今回も招かれざる客が居ないか気を研ぎ澄ましておかんとな」
翔真 >「あぁ、警戒を怠らない様に。後は流れに沿って目的地へ辿り着ければ良いのだが……」
鋼地 >「……正直、俺は先の事で他に気が向けきれねぇ。先に謝っておく。すまねぇ。」
導かれるように、いざなわれるように進むウィザードたち…
その果てからは、強烈な『意思』の気配が感じられた。
善意、あるいは悪意…様々な想念と共に。
翔真 >「この感じは……何だ?」
アドノレ >「何かが待ち構えておるな」
弓 >(ズキン、ズキン、ズキン…チリッ…チリチリッ…) 「く……相変わらずここは、雑多な感情が多すぎるわ…」
00 >「この空間には…記憶がある…」
司 >「ふむ・・・一体どこで見たかわかりますか?」
00 >「……『第7艦隊』内部…あるいは『ザ=マリキュレイター』」
翔真 >「っ!………まさか、あの時か……?」アドノレの方を見る
アドノレ >「断定は危険だが、これだけの威圧感を出せるモノは少ないと思うぞ」
司 >「これが、あのときの風景・・・」軽く銀髪部分を押さえつつ
鋼地 >こ、この流れだととても嫌な予感が……(笑)
GM >そして鋼地・・・それらを感じ取ると同時に、おもむろに・・・かつての記憶がフラッシュバックする。夕暮れの教室に佇む少女・・・いや、先頃のガイアでの事ではない。ずっと、昔。
鋼地 >ヤッパキタァァァァ!!図らずしてセンターフォワードに立ってしまった(爆)
司 >さすがだなぁ・・・(笑)
鋼地 >「……くっ……これ……は…………(片手で顔を覆うように)……夕日……教室…………そして……ぅぁ…………」
GM >その記憶の夕日の中で。少女は鋼地・・・いや『間宮 満照』にこう言った。
『・・・だいすきだよ、おにいちゃん』
鋼地 >……心当たりが『あの時』しかないんだが……(何)
GM >なお、これらは翔真・弓の両名も、おぼろげな声として聞き取ることが可能だ。
鋼地 >「……さ……や…………沙弥…………」
GM >すると、周囲が急激に加速を始める。その方向に向かっているのだが・・・同時に、押し戻されるようなプレッシャーも感じる。
鋼地 >「……来るぞ……いや……着くぞ…………」
GM >まるで「その場所」へと誘いつつ拒絶するような、矛盾した意思の存在を誰もが感じ取る・・・それと同時に伝わるのは、濃縮された周囲の空間密度。いまや回廊を彩る銀と黒は、シャワーのような閃光となって周囲を流れている。
アドノレ >アドノレの気配がチラチラと揺れる。だが、周囲の揺らぎがソレを知覚することを困難にしてる
そして、空間が開ける・・・そこは、あの「心臓」の間。
司 >「ここは・・・」周囲を見つつ
アドノレ >「とりあえず到着・・・したのか?」
鋼地 >「……………………」(無言で周囲観察)
00 >「あの時、ここを見る事ができたのは・・・4人だけ」
GM >そこは、第18夜で見たのと同じ、無数の骸積み重なる上の世界。
00 >「わたし・・・沙弥・・・0X・・・そして」
GM >しかし、その中心に聳え立っているのは「大樹」ではなく・・・・・・
『第7艦隊』だった。
00 >「・・・・・・・・・・・『ザ=マリキュレイター』」臨戦態勢に。
司 >「まだです」肩をつかんで止めます>00
弓 >「ゼロ…まだ、早い。 これは過去のビジョンが、ザッピングしてる…………」
鋼地 >「…………『19年ぶり』……か……」
翔真 >「その様だが……まさかあの大樹の内側が既に出てきてしまったとでも言うのか?」
鋼地 >相手はどんな感じか聞けます?
GM >『第七艦隊』は、しかし・・・その場から、朽木のように動かない。ただただ・・・何かを周囲に放出し続けている。
00 >「……警報。レンジ3にエネルギー体を察知。正体および数量不明…レンジ2に接近」
翔真 >「状況がはっきりしないが手を拱いている暇は無い、危険だがとにかく傍に行ってみよう。」
アドノレ >「まずは識る事だ。その後何をするにしてもな」
00 >「……警告。エネルギー体、レンジ1に侵入」
GM >00が言うように・・・前方から接近する無数の光球は、もうそこにまで来ている・・・
弓 >世界樹のヤドリギである私の右腕だいじょぶなんだろか(笑)
GM >うむ・・・・・・弓の「右腕」だが、接近するにつれてその出力が、勝手に上がり始めている。
弓 >「……ちょっと待った…。 なんかヤバそうよ。前に行くのは大賛成だけど…突破してからのほうがいいみたいね。」
00 >「これ以上の現状維持は、インフィナイト運用基礎法則『生命の保護』に抵触のおそれがある」
司 >「・・・あれに対するには、おそらく・・・」
GM >さて、この「無数の光球」に対してどう動くか。回避するか、打ち落とすか、それとも無視するか(ぁ
鋼地 >「……もう一度謝る。すまねぇ。俺は前に行く。」>ALL
弓 >こーぢぽんには申し訳ないけど、全弾回避のつもりでとっつにゅー(笑)
翔真 >自分も回避の方向で。
GM >インフィナイト00も回避の方向で・・・
司 >「・・・」迎撃するのではなく、あくまでも受け止めるつもり。こそっと闘気は防御に全部突っ込んでおきますが(ぁ
鋼地 >司さんに同じ……拒絶の意思を見せないような感じでしょうか。
アドノレ >同じく受け止める。対ショック防御…という名のぽーぢんぐ
光球を回避した弓と00の目の前で、仲間達が光球に飲まれて次々と消滅する。
回避しようとした翔真もまた及ばず、他の仲間達と同様、構造分解と共に姿を消した。
翔真 >ディスインテグレートの様だ(ぁ
弓 >「………消えた?……取り込まれたの!?」 よりによってなんでこの2人が残るんだよ!!!
鋼地 >こーなるとは予測つかなかった(汗)
司 >ぬう・・・翔真さんは残ると思ったから安心してたのに(笑)
翔真 >済まんです(−−;
00 >「生命反応・・・消失。広域サーチ開始・・・」
弓 >「……ちっ…司…! …アド、翔真、蟻塚…ッ!…」 無駄としりつつ0−Phoneを叩いてみたり(笑)
GM >0−Phoneの反応はない・・・
鋼地 >そして名前呼んでもらえて小躍りするPL(ぉ
00 >「広域サーチ結果、ネガティブ。フラグメントレスポンス・・・ネガティブ」
弓 >「……ゼロ、そっちも反応なし?… だったら…とりあえず、アレに近づくしかないわね。前は、あんなふうになってなかった…。」
00 >「アラートレベル最大。全武装の開放を、強く推奨する」
弓 >「攻撃かどうか、判断がつかない。 右腕の調子もおかしいし… (ぎゅ、と右腕を抑えて) とにかく、近寄ってみるから、フラグメントの反応を探り続けて。近寄れば、反応があるかもしれない。」
00 >「了承・・・ただし、危険と判断すればわたしは運用原則に基づき行動する」
弓 >「おっけ、それで構わない…………。」
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