【第21夜】
深淵の門
<PART−02>
来客、次々と
翔真 >「ところで華恋嬢と言えば、怪我の具合はどうなっているのでしょう?」
やよいさん >「……あの子は『時空移動』を自分自身に使って、行動力を飛躍的に高めたのですわ。わたくしを救うために・・・」技術的には『小さな奇跡』で行動回数を+1回した(爆
翔真 >「………これ以上無理をしないで回復に専念して貰いたい所ですね。」
やよいさん >「あの子はそもそも時間を外れた存在・・・大きな力を使えばそれだけ負担が大きくなりますの」
その時、キッチンからいい香りが漂ってくる。それは…
そら >「ぺぺろんちーの、できあがり・・・食べたい人から、どうぞ^^」
微 >「あ、ありがと、そら」 一応声はかける……けど食欲はさすがにないかな(^^;)
アドノレ >「皆脱力してるから俺様が」
尽 >「あ、俺も俺も」
そら >「味はほしょーつきだよ^^」実際パスタだけはうまくつくれます(笑)
翔真 >「有難う、もう少ししてから頂かせてもらう(^^」
怜 >「…………天属性といえば、そらちゃんは対象と違うのか?」
弓 >「……あー…そらは未経験じゃないからね。……もっとも、さやと融合したあと、どうなってるかは確かめてないけど。」
そら >「・・・?^^」
怜 >「(どうやって確かめたんだ、と思いつつ)……過去よりも、今の方が重要かな」
弓 >「……………あと1人、これ以上ないくらい適任と思われる候補がいるけど、私は本人に処女かどーか聞く勇気はないからパス」
司 >「一応お名前を伺ってもいいですか?」
弓 >「アンゼロット」
微 >「……………………」
アドノレ >顔を引きつらせて笑ってる
怜 >「……イイエガヲで存在そのもの抹殺されそうだな」(ぁ
凪 >「・・・・・・・なるほど。確かに確認するには相当な度胸がいる」
司 >「すいません。俺も聞く勇気はありません」(笑)
凪 >「・・・・・・あいつ以外だったら聞くのな・・・?(ぼそ)」
怜 >「(ぼそ)俺”も”って言ったな、司」
みさき >「え?ねーねー、なぎー・・・何を聞くって?」
凪 >「うんだからその健全な青少年にはちっとばかし言いづらいことをだね・・・(汗)」
みさき >「そ〜なんだぁ!・・・・・・って、これで二度目だね〜(笑)」なぎゅなぎゅ♪
凪 >「うんそうなんだけどあんまし背中に押し付けないように頼むから(汗)」
おやっさん >「サイモン=マーガスなら、聞き出せたかも分からんがな(苦笑)」
弓 >スーティが知ってそうな気はするけど、口は割らないだろうなぁ(笑)
翔真 >「……………ガイアの方には流石に俺も聞けんが、こっちの方ならさして気は咎めんがね(苦笑)」
弓 >「………いまさら5レベルに戻りたい?…もう一度高校生したい?(くす)」
翔真 >「…………それは勘弁願いたい(苦笑)」
弓 >あとは弓の知ってる範囲だと、ルチアも天だけど、ウィザードではないので外しました(笑)
GM >ちなみに、尽・・・主筋だから分かるんだけど、今回消滅を免れた人物にこんな人がいるんだ・・・ルチア姫&じいや(笑)
尽 >・・・・・・理由はわかりますけど(笑) マティニヨンで騒ぎ起こしてなきゃ良いが(笑)
おやっさん >「他に可能性があるウィザードには、世界魔術協会経由で警戒するよう呼びかけなければならんな」
微 >「属性は不明のままですが、風祭鈴音さんは注意していただくようお願いしてあります」
翔真 >「過去でベルをアナライズした時には確か虚=天属性だった筈だが、万が一と言う事も有り得るので助かる(礼)」
微 >「いえ、バックアップは出来る限りしておきたいですから……ただ、やはり確実な情報が欲しいところですね」
やよいさん >「マーリン師にも、わたくしからお伝えしておきましょう^^」
司 >「俺のツテでも情報を流して 注意を促すようにしますね……少々説明しずらいのが困り者ですが(苦笑)」
微 >「魔王に狙われているらしい、でも注意を喚起するには十分ですよ(苦笑)。……でも、網を広げすぎては薄くなるのも道理ですしね」
アドノレ >「待ち伏せするにはまだ絞込みがたらんなぁ」
おやっさん >「だからこそ、世界魔術協会や支援組織を介して各地のユニオンに連絡するのだよ」
アドノレ >ユニオンより柊へ秘密指令。アンゼロットへの質問をして、情報を持ち帰れ。なお、君、もしくは君のメンバーが捕らえられ、あるいは殺されても当局は一切関知しないからそのつもりで。健闘を祈る(笑)
微 >「要注意としてはディー、マンモン、魔王陣営の動き……それと、杞憂かもしれませんが、マンモンが動いている以上プロフェッサー・コスも警戒したいところです」
怜 >「マンモン&コスに、ディーか…………両方とも厄介だな(苦笑)」
やよいさん >「マンモンは今回の件で撃退されましたけれど、コスの存在は確認されていませんからね…」
微 >「個人的意見ですが、アルベールかモルセールに一度は連絡を入れそうな気がします。その辺を見張ってみてはいかがでしょう?」
怜 >「コスか…………」
尽 >「奴等もどうにかしねーといけないんですが・・・」
怜 >「……俺のルートで聞き出せないこともないかな」会社関係のコネクション使ってコスの動向など聞き出せませぬか?
GM >コスは本編での事件以来、行方をくらましているようだ・・・
怜 >「……コスはいまだに消息不明のままだ」
弓 >「生きてるのか、死んでるのか……」
微 >「だからと言って油断できる相手でもないですしね。コスも警戒しておきます」
司 >「話を聞くに、そう簡単に死ぬようなたまではないですしね」
アドノレ >「しぶといのは悪の特権だからな」
おやっさん >「そういえば、君たちはコスのクローンプラントを見たのだったな・・・」
翔真 >「えぇ、絶滅社の施設内でしたからもうとっくに調査等も終了していると思いますが………。」
アドノレ >「見た所で素人がどうこうできるようなもんでは無かったがな」
怜 >「……来るとしたら、横須賀の可能性が高いだろうな……十分注意しておいてくれ」
微 >「はい、気をつけます……ディーといい、しばらく警戒態勢を維持する必要がありそうですね」
弓 >「…………………うん。」
翔真 >「出来るのならこの手で引導を……いや、存在を消してやりたいものだ(ニヤリ)」
アドノレ >「俺様の前に顔出したら、確実に後悔させてやるとしよう」
尽 >「その時は是非俺も呼んでくれよ(ははっ)」
弓 >「…遺伝子ひとつ残さないわよ(冷笑)」
凪 >「なんかきな臭い会話が飛び交ってるんすけど・・・相応の事をやってるんすな・・・」
やよいさん >「・・・あら、お客様ですわ・・・」
その時、やよいさんがドアへと向かった。
やよいさん >「・・・いらっしゃい^^」
椎果 >「こんにちは……なんだかにぎやかですね(苦笑)」
尽 >「お、椎果ちゃん、ひさしぶりっ(ははっ)」
凪 >「よ。そっちも災難だったみたいだな(苦笑)」
怜 >「通信で失礼……ご無沙汰です露木さん」
弓 >「…………………(キャラ……ていうか、服装かぶってる…む〜…)」(笑)
怜 >表情で察するなそれ(笑) こっそり携帯メールで 「そんな深く気にしなくて良い……弓と椎果さんでは全然違うし、それに俺は弓を愛している」
弓 >0−Phoneに着信 → 見る → 紅くなってそっぽ向く、で(笑)
椎果 >「?」 <赤くなってそっぽむいた弓さん(笑)
尽 >・・・(また怜が何かしたかな?)
司 >「露木さん、おひさしぶりです。露木さんの方も大変だったみたいですね」
椎果 >「お久しぶりです。大変だったのは私より華恋ちゃんだし(苦笑)…初対面の人もいるかな? 露木椎果です。初めまして」
アドノレ >「うむ。アドノレだ」(ぽーぢんぐ)
弓 >「……蒼魔 弓。」
HAL−9000 >「コスモガード連盟所属、HAL−9000です。こちらはレオン=クロイツ博士」
翔真 >「相羽 翔真だ………宜しく。」
椎果 >「お久しぶりの人もお久しぶり……ところで、何か重要なミーティングですか?」
司 >「双月と横須賀への大規模襲撃の件で、情報の確認とこれからの方針を決めてたんですよ」
おやっさん >「一連の事件の後始末と、今後の対策についてね」
椎果 >「今後と言うと、やっぱりマンモンですか?」
おやっさん >「マンモンだけならまだいいんだがね…悪く言えば問題山積み、良く言えばやりがいあり、といったところか(苦笑)」
怜 >「俺は北海道WUからの連絡と事後報告だが」
凪 >「こっちも会津の方の事後報告っすわ・・・(苦笑)」
椎果 >「どちらも大変だったみたいですね……お疲れ様です」
怜 >「まともに動けるのが二人だけだったんでね(苦笑)」
椎果 >「この状況でそれは大変ですね……あんまり根詰めると白髪増えますから、ご注意を(くすっ)」
怜 >「こういう状況には慣れているから大丈夫だ」
椎果 >「さすがと言うか……でもたまには慌てる火狩さんもちょっと見てみたいかも(くすっ)」
アドノレ >「言いたい事ポンポン言う奴だな。気に入ったぞ」
椎果 >「サンクス♪ 私も個性的な人は好きだよ(くすくす)」
みさき >「あれ?…あ!露木椎果だー!!」
椎果 >「ふーん、その子が恋人さん?(くす)」 みさきちゃん初対面(笑) >凪さん
凪 >「ははは・・・ま、そういうことっす(苦笑)」しかし修羅場とかモタコンにならない分状況はまだマシであった(爆)
みさき >「はじめましてっ、なぎのコンヤクシャでーす^^」
凪 >「・・・・・(0w0;≡;0w0)」
椎果 >「初めまして。噂は聞いてますよ……惚気と言うべきかな?」(ぁ)
みさき >「うんっ!コンヤクユビワはそのうちつくりまーす^^」
椎果 >「どうせならいい奴を凪君に貰うといいよ(くすくす)」
凪 >「(ばたっ)」
アドノレ >(トドメヲササレタナ)>凪
凪 >「・・・・・給料の三か月分のウィザード基準について誰か今度ご教授願いたく(ぐったり)」
司 >「内調の給料基準でいいのなら、後ででも」(ぁ
凪 >「内調はわりと高給取りって聞いたんだが・・・(汗)」
司 >「半分以上が危険手当ですしね」(ぁ
凪 >「・・・・・・・・そ、そうか・・・(汗)」
怜 >「アンブラと国立大学の助教授の初年度給料でなら換算できるが?(何)」
弓 >「100%危険手当のウチを基準にしてみる?」
みさき >「ボクのアルバイト基準とか?」
凪 >「・・・・MonAmi基準でひとつ_| ̄|○ill」
怜 > 「凪、それはおやっさんに後でこっそり直接聞け(きっぱり)」
凪 >「了解(苦笑)」
椎果 >「あんまり役に立たないかもしれませんが、お手伝いできる事があれば言ってくださいね? とりあえず一条やイシマールには多少顔効きますから」
弓 >よし、翔真くん、司、許す。…ごー(笑) …司は微の許可もらってね(笑)
司 >まてやこら(笑)
翔真 >なにをっ!?って言うかナニをっ!?(爆死)
怜 >そのままだよ(ひでえ)
尽 >一番手っ取り早くはある(爆)
弓 >≪アトリビュート・チェッカー≫買って、しーぽんの属性チェックしたいなぁ、くそ(笑)
だが、来客はなおも続く。
やよいさん >「・・・あら、レオン博士。それにHALさんも・・・どうぞ、どうぞ^^」
レオン博士 >「おぅおぅ、やっちょるのぉ!」
HAL−9000 >「・・・こんにちわ(ぺこり)」
アドノレ >「うむ」ぽーじんぐ
怜 >「こんにちは……通信にて失礼致します」
尽 >「あ、レオン博士、はるちゃん、こんちわー(ははっ) この前は世話になりました。」
翔真 >「どうも、この間からお世話になりっぱなしで申し訳無い(礼)」
司 >「レオン博士にHALさん、おつかれさまです」
凪 >「お久しぶりです(一礼)」>博士
微 >「?? こ、こんにちは……」←初対面
弓 >「…この前お世話になった、レオン博士と助手のHALよ。」
凪 >「なるほど」
怜 >「横須賀の関係者がお世話になりました(一礼)」
レオン博士 >「おおぅ、美味そうなイタ蕎麦じゃな!ちょっと失敬するぞい(喰ってない人のペペロンチーノ奪取(笑))」
微 >「い、いたそば?????(^^;;;)」
翔真 >「………蟻塚の分もツッコんでおくべきなのだろうか?(−−;」
アドノレ >「そっちもまだ忙しいのか?」
レオン博士 >「やー(づるづる)、施設の片づけが終わったから(づるづる)、その報告にの(づるづるづるづる)。」
微 >「それは……お世話になりました(ふかぶか)」
HAL−9000 >「こちらこそ、博士に代わりお礼申し上げます(ぺこり)」
レオン博士 >「(づづるづづるづづー・・・)んー!このツヤ!このコシ!まさに天国ぢゃ・・・(満悦)・・・というわけでの、そら君のバイタルチェックレポートもここに出しておくわい」
凪 >「お疲れ様でした・・・(汗)」<づるづる
微 >「ど、どういうわけですか」
怜 >「書類提出よりも空腹が勝ったんだろう……(−−;」冷静に分析
尽 >博士の勢い見て、「そらちゃん、ペペロンチーノまだあったかな?(笑)」
そら >「はぁい^^ぺぺろんちーの、追加でまいりまーす^^」
椎果 >「ありがとー、お腹すいてたんだ。」
翔真 >「関連性が全く見えんが………ありがたく頂いておく(^^;」
レオン博士 >「(追加の皿を受け取って)ほれ、マリキュレイター問題がひとまず解決したとはいえ、まだまだ予断が許されん状況じゃろ?(づるづる)こんな事もあろうかとチェックしておいたのじゃ」
HAL−9000 >「博士。ものを食べながら書類を扱わないでください」
レオン博士 >「とりあえず、そら君の体についてじゃがのぉ(づるづる)・・・新品同然に再構成されておったわい」
弓 >「…………新品同様……てことは……(−−;」
凪 >「・・・・・・条件適合っすか・・・・?(汗)」
翔真 >「……………(先程より更に複雑な表情)」
微 >「…………」 言語的には正しいんだろうけど……(’’;)
怜 >「まあ、博士の視点からならそういう表現になるのは致し方ないですけど……(やや苦笑)」
HAL−9000 >「技術的には、『無限の心臓』を構成している材質が、現状に対してより適した状態に変形・再構成されています」
微 >「無限の心臓が、再構成?」
翔真 >「本体も進化・適応していくと………むしろ本領発揮と言うのが正しいのか?」
レオン博士 >「まあ、そのなんじゃ・・・今のそら君は、『杉崎沙弥』だった人物を再現しておるんじゃ。文字通りにの」
微 >「…………ええと、つまり、『杉崎沙弥』そのものと考えていいのでしょうか?」
怜 >「あるいは『杉崎沙弥』であり同時にそらでもある……って捉えて良いのでしょうか?」
レオン博士 >「物理的にはそういう事になる。もっとも属性やら何やらは、ああなる以前のままじゃがな」
微 >「……人間一人を、再構築している、と?」 そんな事が、とびっくり
レオン博士 >「うむ・・・どうも彼女は、彼女自身の意思で『沙弥』くんの再構成を助けておるようでな・・・理由は良く分からんが、そういう事らしいんじゃ」
怜 >「最初の”トモダチ”であることが関わっているのかもしれません、推測になりますが」
微 >「……私達に解らないつながりもあると思います。二人は……ずっと、十数年、一緒だったんですし」
レオン博士 >「・・・うむ、そうかも知れんのぅ」
弓 >「………あまり…私が望んでた形ではないけど…仕方ないか…」
尽 >「ベストとはいわねーけどな・・・やるだけやったんだ。仕方ねーさ・・・」ぼそ
翔真 >「沙弥嬢が回復するまでの応急処置であるから、その間にまた必要なものを揃えつつ、回復次第分離を行うつもりだがね(嘆息)」
怜 >「目の前でできることで……そらと沙弥さん、二人を救うためには致し方なかったのかも……な(ぼそ)」
レオン博士 >「いずれにせよ、定期的にチェックしたほうがよいのぅ」
弓 >「………………………お願いします(ふかぶか)」
HAL−9000 >「これは推算ですが、マリキュレイターであった存在が分離した事で、何らかの変化が生じた可能性があります」
凪 >「・・・・・・・・・・・・・」マリキュレイターと聞いて真顔に戻る
翔真 >「力を抑える事に振り向けていた部分が丸ごと浮く事になったからな………それがどう言う使われ方をしているのやら。」
椎果 >「マリキュレイターって、あの時のアレですよね? ある程度解決したんですか?」>尽さん
尽 >「そう、あの”マリキュレイター”はもう、いない。別のものに昇華されたのさ(ははっ)」
椎果 >「それなら良かった、かな……華恋ちゃんのためにもね」
尽 >「そうだな・・・あの時、華恋ちゃんと共に戦った”彼”が、”マリキュレイター”を救ったんだからね。」
椎果 >「……(くすくす)……ちゃんと周囲も心配してるんですね、蓮石さん」
尽 >「・・・まあね(ははっ)」
おやっさん >「…さて。既に知っている者もいると思うが…マリキュレイターであった存在はそら君から分離され、今この世界に脅威を及ぼすことはなくなっている」
アドノレ >「鋼地を生贄にして島流しとか言ってはいかんぞ」
微 >「……(^^;;)」
アドノレ >「当人達は幸せ…筈、いや予定、でも無くてと信じようではないか・・・と結んでおく」
おやっさん >「つまり…『関東異界大戦の戦後処理』は、おおむね終了した事になる」
微 >「おおむね、ですか」(ぼそっ)
尽 >「ようやく、ですがね(ははっ)」 ・・・残るはコス。
怜 >「そうなりますね(事務モードに戻る)但し、コスにディーにマンモンと大戦の遺産が残っているのが現状ですね」
椎果 >「コス……プロフェッサーね……」 (考え込み)
司 >「まだ完全に終わったわけではない…」司からしても、まだマキには色々思うところがあるからねぇ…
おやっさん >「ゆえに、今のうちに話しておこう。最終的措置はまだいくつか残っているが、それが終わり次第・・・私は横須賀WU総評の職務から、正式に退こうと思う」
弓 >「え!?Σ( ̄□ ̄;」
凪 >「な・・・?!」
微 >「え!?」
司 >「それは?!」
怜 >「……本気ですか?」
翔真 >「……………」
尽 >「ようやく、ですか(ははっ)」 尽だけ反応が違う。
おやっさん >「そもそも私が総評職に就任したのは、大戦の戦後処理のためだった。当時、ウィザードの有力者はほとんどが死亡、もしくは動けない状態だったからね」
微 >「だ、だからと言って……実際、常田さんですからWUがこう、機動的に動けてきたのも事実ですし」
怜 >「落ち着け、今すぐの話じゃないんだから」
微 >「そ、それはそうなんですけど……」やっぱりちょっと驚きですよ、と顔に(笑)
司 >「・・・事件後の措置、ひょっとしてそのためですか?」
おやっさん >「うむ。神代家も立派な跡取りが出来、臥龍学園も大きく成長した。そして何より、この地のウィザード達は強くなった…この20年の間に、飛躍的にね」
凪 >「なるほど・・・」
翔真 >「………そしてようやく、おやっさんはやよいさんだけの一人のウィザードに戻れる、と(フッ)」(小さく)
アドノレ >「するとご隠居を名乗って、印籠を持って全国のユニオンを行脚するのか。この地の縁が深くなる前なら助さんでも格さんでもやったのだが。はちべぇは他に適任が居るからパスである」
弓 >「でも、総評なんて責任ある役職…誰が後を?(??)」
おやっさん >「既に後任は決めてある…いずれ発表する事になると思うがね(笑)」
尽 >おやっさんの顔をちらっと見て「そう来ますか」という顔をする。ったく、含み持った言い方が好きな人だよ(ははっ)
弓 >「確かに、ウィザードの質はあがってるし、徐々に量も増えてるけど………発言力とか…影響力を考えると………うーん……誰なんだろう…」
微 >「…………」 ←後任できる人なんかいるのかなぁ、と言う顔
アドノレ >「しいて言うなら話の判る後任に来て欲しいものだ」
弓 >「…それは同意ね。」
おやっさん >「まあ、今日明日の話ではないから、心の奥にとどめる程度にしてもらえるとありがたいが(笑)」
その時、怜の0−Phoneにメールが着信する・・・
怜 >電話とる前に 「……何となく予想は付きましたが」
GM >その内容は・・・水尾要からだ。要約すると『ピョートルから連絡、ピュセル=ポセルを北極で発見した。敵は月匣を展開中・・・』
怜 >「要さん……?……ピュセル=ポセル……北極!?」
凪 >「・・・事件っすか?」
怜 >「……北極にて”地精”ピョートル=ニコラエフが魔王ピュセル=ポセルを発見・交戦中との連絡」
微 >「ピョートルさんが……!」
翔真 >「ピョートルか、相変わらず頑張ってくれている様だな………無茶しなければ良いが。」
尽 >「ふん、ようやくヤサが割れたか・・・手助けはいるか?」
怜 >「……飛べるなら来て欲しい。北海道でまともに動けるウィザードがいない」
弓 >「……………………………」
司 >「…言うまでもない事かもしれませんが、お気をつけて。必要であれば、声をかけてください」
怜 >「……すみません、横須賀の方がまだ落ち着いていないときに……北海道WU総評代行としてとしてピュセル=ポセルへの対処に関し、横須賀WUへの支援要請を、正式に行います」
おやっさん >「・・・北海道も大変なようだな・・・承知した。支援に飛べる者は準備しても構わんよ」
怜 >「ありがとうございます」
翔真 >「了解です。」
アドノレ >「行って来い。ぬかるなよ」
凪 >「・・・距離的には俺の方が近いか・・・?(むぅ)」
弓 >「(新装備の“ならし”ついでに…散歩にいくのもわるくないわね…)」
微 >「……一度に多人数が行くわけにもいきませんから、私はそらの傍に残ります……すみません」
怜 >「そうしてくれ……そら……沙弥に近い位置にいる人間が、彼女の護衛に当たっていて欲しい」
微 >「……はい、承りました。怜さんもお気をつけて……司さんも、余裕がありましたら怜さんのお手伝いに向かってください。その間に動けるように情報収集をします」
司 >「行くメンバーを見繕ってから決めます。横須賀にも手が必要ですから」
椎果 >「貧乏暇なし。ウィザードと魔王とどっちが貧乏なのかしら(苦笑)」
アドノレ >「一部魔王だと思うぞ…たぶん」
椎果 >「貯金で魔王に勝っても自慢にはならないかもね(くすっ)」
翔真 >「………どっちもに一票(苦笑)」
椎果 >「心だけはいつでもお金持ちでいたいわね(ウィンク♪)」
司 >「貧乏、というよりは欲張りなのが理由ではないかと。皆、いろいろな物を求めてますから」
椎果 >「求めるのは勝手だけど周囲の迷惑ぐらいは考えて欲しいわね(苦笑)」
翔真 >「そうだな、心は常に豊かで余裕を持っていなくてはな(フッ)」
そら >「・・・パスタたべてってね・・・ラップするから・・・^^」
微 >一部の人大変そう(笑)。北極まで行って駆け戻ることに(笑)
凪 >北海道土産を頼まれて出発します(ぁ
という訳で、ウィザード達は……ある者は北極での魔王との戦いに、
またある者はやがて来る運命の日に備えていく…
◆ ◆ ◆
その頃、アンゼロット城では…アンゼロットが、信じがたい報告を受けていた。
「何ですって…D=セイヴァーが失踪、ですって?」
平伏する配下に、アンゼロットは怒気を孕んだ表情でそう口にした。
ウィザードの力を無効化する双月現象…その問題解決のためとはいえ、
一時的にアンゼロット城の力がほとんど消えてしまったため、
(公式リプレイ「合わせ鏡の神子」参照)
「D=セイヴァーを眠らせていた装置」までが、停止してしまったのだ。
そして、もとより「マリキュレイターを倒すために造られた」D=セイヴァーに、
双月現象は効果をまったく及ぼさなかった…
結果、解放されたD=セイヴァーは、いずこへかと姿を消してしまったのである。
これを受けたアンゼロットは、ひとまずロンギヌスに対し、
D=セイヴァーの捜索と回収を指示するのだった。
…そう。この「事件」は、まだ終わっていない。
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