【第21夜】
深淵の門

<PART−13>



炎嵐の対決…そらの異変
〜炎の回廊(3)〜



かくして一同は、そらの案内で弓と合流した。

そら >「ただいま、弓ちゃんっ(ぎぅ)」
弓 >そらりんなでこなでこ
司 >「お疲れ様」そう言って肩に手を置いてプラーナ譲渡〜>弓
弓 >「……んっ…ごめん…ありがとう。」(ぼそぼそ)
翔真 >「弓ちゃんもご苦労様(フッ)状況は?」説明を受けよう
アドノレ >「ご苦労」
弓 >「…とりあえず、あっちは鍵かかってるわ。…たぶん、他に罠はないと思うけど……」
巴 >「なるほど、これは無理して突破しなくて正解でしたね・・・」右の攻性防壁を見ながら。
翔真 >「入って見ない事には何とも言えん。とにかく鍵は開けてみよう……念の為全員少し下がっていてくれ。」

翔真は鍵を難なく開く。
その先の小部屋には…石の台座に乗った「龍の頭」があった。

巴 >「あ、龍の頭ですよ?」
アドノレ >「三頭目か」
翔真 >「3つ目………だな。」
そら >「(弓ちゃんぎぅしつつ)・・・ふみゅう?」
弓 >「…これがハズレ?……先にもう1つの扉あけとく?」
司 >「・・・たしかにもっともらしいところにありますね」
翔真 >「そうだな………鍵があまりにもチャチだった事も気に掛かる。」
巴 >「そ、そうだったんですか??」
翔真 >「今までに有った他の鍵に比べて、では有るがな。」
アドノレ >「無駄だとしても少し気にならんかね」

アドノレが調べたところ、この「龍の頭」は、他の「龍の頭」を元の位置に戻し、
開かれていた炎の壁を閉じるためのものだった。

アドノレ >「リセットスイッチだな。他の頭で止めた仕掛けを再起動させるようだ」
翔真 >「………弓ちゃんの言うとおり、もう片方の扉を先に開けてみるか。」
そら >「そうだね・・・エミュレイターはこの先に、いるよ」左の扉の前で
翔真 >「この階層のガーディアンが居るとなれば、先に進む階段も有ると………行かねばならんな(苦笑)各自準備を整えてくれ、完了次第入るとする。」
弓 >「了解……」
巴 >「あ、はいっ・・・只今っ(とっとっとっ)」
司 >「触らないようにね」>巴
巴 >「わ、わかってますよっ(’’;」
アドノレ >コキコキと関節を鳴らしてる
そら >「じゃあ、開けるよ・・・?」
翔真 >「済まん、ちょっとだけ待ってくれ(苦笑)」
そら >「ふみゅん^^」

一同は、改めて回復に取り掛かる。司はヒーリングウィンドで消耗した翔真を回復、
弓も魔石R2を使用して、ここまでに消耗したプラーナの回復を図るが…。

弓 >このR2くさってるー!Σ( ̄□ ̄;
アドノレ >他人に使うのって有りなら弓にU1使おうか
翔真 >自分も弓ちゃんにU1使っておきましょうか(^^;
そら >わたしもU1を1個、弓ちゃんにつかうね( ^-^)ノ(pq)
弓 >消費15点まで回復。愛が溢れてくるよう><
アドノレ >左手に魔石。右手でもみぢつける勢いでバチンと背中を(笑)
そら >わたしは魔石を口に含んで、ちゅっ・・・でいいのかな?(ぇー
翔真 >そんな羨まし(爆死)
アドノレ >そんな貴女にアドビタンD>そら
弓 >普通でいいから!普通で!!(笑)
巴 >「さて、こちらは式神を出しておきますね」

かくして一同は突入する…最後のタイルへと。

V−3 X−6 Y−3
T−3
(START)
W−3 U−6
V−5 T−6 W−1
(現在位置)

その場は大広間。壁はすべて渦巻く炎であり、そして・・・辺りには強風が吹き荒れている。
更に、一同が入ると周囲の炎の勢いが強まり・・・すべての通路が塞がれた。

司 >「なかなか壮観な舞台を用意してくれてますね」
そら >「・・・気をつけて。レンジ2に大型エミュレイター、レンジ1にクリーチャー複数っ」
弓 >「…………了解…。」
翔真 >「…………」天津大鋼を構えます
GM >広間の床もまた一面炎で覆われていて・・・一同の立っている周辺だけ、石床が露出している。
翔真 >床が燃えて無いなら降りておかないと(苦笑)

そして、その炎の中から・・・咆哮と共に、巨大な影が浮かび上がる。
巨大な翼・・・長い首と尻尾。そして、炎に照らされて白っぽく輝く鱗。

弓 >「虚仮脅しにしては凝った演出だこと。」
アドノレ >「だんじょん&どらごんず。古典であるな」
翔真 >「どうやら舞台に恥じない相手の様だ………」
巴 >「・・・あっ、後ろにも!!」

そう。閉ざされた退路の前には、竜巻のようなクリーチャーが3体ほど姿を現していた。

そら >「空間転移…囲まれたよっ」
翔真 >「………龍の側まで飛んで行けば風に煽られながら戦わなくてはならんと………」
弓 >やっかいだのー><

竜巻(3) 真行寺 巴(+式神) 龍
後衛 前衛

翔真 >龍相手に余力を残したまま戦えるとは自惚れられない、対抗で『封印されし力』を使用します。
巴 >こちらも本気を出すとしましょう。対抗で式神に「強化式符」を使用します!
そら >超対抗でオトナになっておきます。「インフィナイト=スタートアップ・・・っ・・・!?」
翔真 >「複数相手なら俺の方が向いている、手間取ってなど居られん………行くぞ、抜剣!『天津翔真鋼』!」
そら >「(伝達系が・・・身体が、うまく・・・動かない!?・・・)」
弓 >「…………(そら……?)」

かくして、戦いは始まる…先手を打った翔真は、いきなり竜巻の群れに一閃…すべてをなぎ倒した。
もはや、どっちが竜巻かわかったものではない(爆)

「………また湧いて来るかも知れんが、とりあえずは良しとする。」

その時、竜は巨大な顎を開き…質量のある突風を吐き出す。
それはウィザード達の中を荒れ狂ったが…幸いにして、ダメージを受けたものはいなかった。

GM >まずは軽〜くジャブ代わりって事で(爆)
翔真 >ドラゴンブレスがジャブなものか〜!?(苦笑)
アドノレ >一日3回で戦闘開始と同時にブレスはお約束(謎
GM >…でも命中ファンブルだし(笑)
司 >舌噛んだ?(笑)
そら >「この、くらいっ(すてーん、ころころ・・・がばっ)」でも回避(笑)
司 >「来たれ、盾よ!」かきーん
巴 >「あぁあ、あぶないあぶないっ!?今のダメージ、直撃されてたらどうなってたか・・・」幸福の宝石ぱりーん(ぁ
翔真 >ノーダメとは………若●指令が居る(爆)
アドノレ >見えてないと不便だし、龍のアナライズ…げふっ
弓 >んー、炎以外になんかあるとイヤなので、ちょっと慎重に。トラップチェック〜

アドノレのアナライズは不調に終わったが、弓のトラップチェックは成功。
周囲に燃えているのは、通常の2倍ダメージ値を持つ「燃え盛る炎」だと判明する。

弓 >うは・・・それは燃える(笑)
翔真 >転倒して落ちたり飛べないと偉い目に遭うと(−−;
司 >3Rも戦う可能性は低いですからねぇ(笑)
GM >というか、実際問題飛行してれば関係ないトラップだからね(笑)
弓 >飛んでるよ〜。途中で飛行禁止があったらヤだなぁ、と思って(笑)
司 >なるほど(・・
翔真 >「(さっきのが続くと真行寺嬢が拙いか)………打って出る。陣内、頼む。」

司のエアダンスを得て、翔真は一気に龍へと肉薄、一撃を放つ。
これをまともにくらった竜は、お返しとばかりに眷属を召喚しつつ、
先ほどのブレスを吐き続ける…。

巴 >きゃーっ!?ぴったり命中とか言われた><
そら >「このくらいはっ・・・ステルスシェード、アンド…Evo−Dっ!!」巴さんの回避に+3です!
翔真 >ナイスフォロー(^^b
アドノレ >斥力なきゃ回避できんところだ(^^;
司 >式神、レイシールドかけても逝くかな?
巴 >せっかく強化したんだし、そうはさせません!(笑)式神にマジックシェル!
司 >では、一応レイシールドで(笑)

かくして、再び一同はブレスをやり過ごした。被害たるや…式神が転倒した程度である。
巴は、なにやら符を使用しつつ、自分は月衣から日本刀を出し…
起き上がりざまにやっこへと変化した式神が、その刀を受け取った。
これぞ新兵器・式神霊符三式「トモヱ」…式神に武装させることが出来る簡易術式である。
…もちろん、巴がその名のモデルではないのだが(笑)

巴 >「これぞとっておき、式神二段強化です!次で、増幅結界術式を仕掛けます…!」
弓 >「…ウィングバインダー展開…」
そら >「・・・っ、いくよ・・・!!」

そらの周囲は翠色に輝き、領域が形成されていく。
司は魔石U1でプラーナの回復を図り、弓は竜へと肉薄する。
その間にも翔真が、振り向きざまに竜へと斬り付けるのだが…風の結界に阻まれ、狙いをそらされた!

翔真 >「くっ……」ファンぶったー!?調子悪い………(><;
アドノレ >なんかまだもってそうだし、アナライズリトライしとくかね

アドノレ二度目のトライは、見事成功した!!

「邪風竜」ガストドラゴン
L20(風)
命中38 回避27 攻撃119 防御76 魔導66 抗魔48 行動20
移動 >3(飛行)
魔法(風)6・試練の翼風・災禍の暴風・絶対属性防御(風)・
属性防御(火)・コンビネーション・眷属召喚(風の邪精)・
ガストディザスター(災禍の火炎相当/風属性。ダメージ通れば転倒)

アドノレ >回避は諦めて魔導あげんと歯が立たないな
弓 >おぶおぶおぶ(笑)
GM >という訳で、同一Sqにいる弓はどっかに飛ばされる(笑)
弓 >「うわっ…きゃああっ!!!」 すかーとおさえつつ、くるくるー
翔真 >「っ………大丈夫か?」可能ならばフォローするです(笑)
弓 >「……………問題ない…ちょっと飛ばされただけ。」
アドノレ >昔の弓は押さえなかった。これも成長というやつなのだろうか(笑)

そして、続く第2ラウンド…仕掛けたのは、再び翔真。
今度は見事にガストドラゴンの死点を捉え…一気に振りぬかれる巨刃!!

「やらせん………一閃真伝、大絶刃!」

どす黒い体液をぶち撒きつつも、そこはさすがに竜属!
ガストドラゴンは、なお戦う構えのようである。
実際…この時、ガストドラゴンは全体のほぼ半分のHPを持っていかれていた。
その間にも、巴が呪符結界と大呪符をセットで展開。アドノレはヘッシュを展開する。
そして、後方へと飛ばされた弓は、ガストドラゴンに連射するが当たらず、
式神もまた後方の竜巻を攻撃するが、通じない…。

巴 >「ええっ!?式神の攻撃が通じない・・・!?」
司 >「やはりあちらの竜巻も風属性は無効か」
弓 >「ちっ…風がやっかいすぎる…!」竜巻撃ってようかな、次から(しくしくいぢいぢ
翔真 >勘弁してー(苦笑)
そら >「だいじょうぶ・・・まだ、わたしがついてるから・・・^^」

ガストドラゴンは、翔真に向けてサイクロンカッターの詠唱を開始する…
そこに司が飛び込み、短刀を振るって斬撃!
…ヴォイドアタックに退魔をつぎ込んだ一撃は、予想通りの効果を挙げていた。
その一撃を前に、ガストドラゴンは詠唱を中断せざるを得なかったからである。

「そらさん、そちらは任せます…!」
「ん・・・Evolution−W!」

そらから飛んだ翠色の燐光が、式神の刃に宿る!

だが、安心してはいられない…竜巻の群れは式神やそらを攻撃しつつ、
巴とアドノレのところにまで肉薄する。

巴 >「プラーナが残り少ない…このままでは、ディヴァインコロナが使えませんっ!」
司 >「竜を足止めします。俺のことは、気にしなくても大丈夫です!」
巴 >「そんなっ・・・私には今、ジャッジメントレイしかないんですよ!?陣内さんを巻き込んでしまいます!」
司 >「この身は盾となるべく鍛え上げてきた物。そう簡単に倒れはしません!」1歩下がって聖結界と同時に、対抗で神鎧発動っと
巴 >「しかし・・・っ!!」
弓 >「………今度はブチ抜く……ッ…!…≪砲呪文≫、スペルブースト!」

巴の現在の間合いでは、気息奄々のガストドラゴンだけでなく、司を巻き込んでしまう。
巴が葛藤するその間にも、そらとアドノレは眷属と交戦状態に入っていく。
一方、弓の魔力水晶弾が、翔真の天津大鋼が…次々と、その技と共に繰り出される…
ガストドラゴンはブレッシングを唱えようとするも、かなわず次々と直撃!

弓 >「………ちっ……1発避けたか…」
GM >だが、これでガストドラゴンは重傷値突破だ・・・全部喰らってたら終わってたやも(笑)
巴 >「そ、それじゃあごめんなさい!」と、多重発動ジャッジメントレイ!(爆)

ふたつの光芒が、ガストドラゴンと司を覆い尽くす…
ガストドラゴンに止めを刺すには至らなかったが、この巨竜は既に障害物と成り下がっていた。
もちろん、司が無傷である事は今更言うまでもない(爆)

司 >「破っ!!」自分の周囲のジャッジメントレイをレジスト…あろうことか、1つファンブルしてくらってた(^^;
翔真 >不沈艦がいらっしゃる(爆)
巴 >「・・・さ、さすがに竜だけあってタフな・・・司さんもですけど(^^;」
司 >「いくつかの術式を併せて起動してますからね。これくらいしても止めきれない相手も多々いますが」

だが、第3ラウンド…竜巻を攻撃し続けるそらに、異変が起こっていた。
彼女の視覚に同調する同軸光線砲「アークライン」…そのはずが、異様に命中率が低下している。
かつて一撃で敵を倒していたのに比べ、3連射で竜巻ひとつを消すのが精一杯という有様である。
なんとか竜巻を撃退せんとするアドノレの攻撃も、竜巻のエアシフトであっさり弾かれる…。

アドノレ >ぬぅっ、隠し玉があったか
GM >防御でCしないと発動できない魔法だからなぁ、これ(^^;
翔真 >しかもダメージ計上してからだから基本的に阻害し難いですしね(^^;
弓 >ちっ(笑)
そら >「・・・・・・・・く・・・っ」それでも戦闘の構えをとって、式神が戦ってるSqに支援射撃します。

しかし、発射した「アークライン」は…あろうことか、届かない…
そして、もはや死に体のガストドラゴンに対して、弓がとどめの一撃を放つ。

「……ハラワタをブチ撒けて…死ねッ!」


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