【第22夜】
シタガウモノ、アラガウモノ
<PART−03>
リカバリー、そして行動開始
さて、学園のウィザードたちからの熱い視線の先…
『闇黒羊魔騎團』を撃退した一同の所には、ちひろ・京香・愛美が駆けつけていた。
ちひろ >「皆さん・・・解決したみたいですねっ」
弓 >「……終わったわ………」
翔真 >「なんとかな。俺は職員室に連絡を入れておく。」0−Phoneで月匣排除の連絡を入れておきます。
愛美 >「アドノレさま、お怪我はありませんかっ!?><」
アドノレ >「怪我無しに勝てるほど甘くは無かったな」と言いつつ血まみれ
愛美 >「ひ、ひどい怪我・・・><」
弓 >「……私は平気。アドを保健室に運んであげて。」
翔真 >保健室ではリカルドと崎守嬢が大忙しかも知れない(笑)
アドノレ >「自力で歩くくらいの余力は残してあるわ」大量出血を筋肉で無理やり止めてみようの図 (ぽーぢんぐ)
京香 >「とりあえず・・・傷は治しておかないと。どこか適当なところはないかな(’’;」
翔真 >訓練施設かイノセントが入って来ない所を手配出来ますかね?
GM >ああ、教員権限でそこは任意に(笑)
翔真 >「保健室も良いが……先程までのを考えると学生で一杯かも知れん。訓練施設の一つを借りれるのでそこで手当てをしよう。」
司 >ヒーリングウィンドをアドノレさんや翔真さんにかけておこう
アドノレ >レインコールぶちまけるので集まってもらうが、移動のが先かな?
翔真 >6割削れててまだ回復してないでしょう(^^;
司 >う、ばれた(笑)
翔真 >プライズは回収して行きましょう、そらにも事情を聞かないと(^^;
かくして、翔真の手配で一同は学園大アリーナへと移動。
シミュレーションルームのひとつを借りて、回復を始める。
そら >「今日は、ほんとうにたすかったよ・・・ありがとう(*^-^*)」
翔真 >「無事で何より(撫で撫で)……一応何が有ったのか簡単に聞かせてくれないか?」
そら >「うん。あのね・・・放課後のお散歩をしてたら、いきなり月匣に包まれたの〜(>_<)」
翔真 >「ふむ……それで大勢に襲われて掴まったと?」
そら >「うん。そうなの>< みんなを呼んだんだけど・・・なかなか届かなかったみたいなの(>_<)」
翔真 >「月匣内とは言え欠片からの声が伝わり難くなっていたとは………何処か調子が悪い所とかは無いのか?」
そら >「調子はいいの。でも、『欠片』は・・・杉崎博士が後から作ったものだから、今のわたしにはちょっと合ってないのかも・・・」
弓 >「また少しずつ、進化していけばいいじゃない(ぽふぽふ)」
翔真 >「初耳だ……なるほど、可能であれば調整をしておきたいが……」
そら >「うん、わかったよ。それに、司さんにも渡しておかないといけないものね(^-^)」
司 >「……そうなると、MEGA/EVOLUTIONなどは大丈夫なんですか?」
そら >「・・・さっきやろうとしたけど、波長がずれちゃって・・・でも、調整すれば大丈夫のはずだよ(^-^)」
弓 >「……無理はしないでね…。」
そら >「それは大丈夫♪具合だったら、前よりもいいくらいなんだから(ぎぅ)」
GM >とりあえず、HPダメージは京香が回復してくれます(笑)「回復完了・・・っと。これで怪我の方は、心配ないはずだよ♪」
愛美 >「ちょこっと助言をさせていただきました(^^;」
アドノレ >「うむ。苦しゅうないぞ」
翔真 >「おかげで楽になった、感謝する(^^」
京香 >「いえいえー。この間のお礼もありますしっ♪」
ちひろ >「あ、蒼魔さん・・・レッサーデーモンから奪った魔力で、魔法を使えますけど・・・何か入れておきますか?」
弓 >「お♪………そうね、余裕あったら、いつものお願い。」
ちひろ >「だいじょうぶですよ^^」フルドライブSFD2発・・・それでもMP足りるぞ、GL10(ぁ
弓 >「………さんきゅ…♪」
ちひろ >「おそまつさまです^^(ぺこりん)」
司 >「しかし、カミーユはまた何かを起こすつもりみたいですね」
京香 >「まだやるんだ・・・・・・(がくーん)」
弓 >「………あと1000年は復活できないくらいブチ殺しておかないとダメね。」
愛美 >「また、わたし達が狙われちゃうのかな・・・?」
アドノレ >「そうそう簡単に思い通りにはさせん」
司 >「ええ……奴の好きにはさせません」頭にぽふっと手をやってなでなで>京香
京香 >「だよね・・・あんなの、もう二度とゴメンだもの(、、」
弓 >「………アイツの性格からして…同じ作戦に固執するとは思えないけど…」
アドノレ >「場も時も相手の望むままというのが癪だな」
京香 >「とりあえず、そらりんは今回の護衛対象ってところかな?あの魔王の話だと、厄介な連中がまだいるみたいだし・・・」
翔真 >「そうだな、先程も少々気になる話を聴いた(嘆息)」
司 >「と、なると早めのほうがいいですね……。魔王陣営にも俺たちのデータはいろいろ集めているはず。早急にこちらも態勢を整えておかないと」
翔真 >「職員室には連絡しておいた、後は総評代行にも話を通しておくべきだろう。魔王級が3柱も動いているのは流石に気になる(^^;」
司 >「ええ、伝えておきます。あと、俺も伝手を使って調べてみますね」
翔真 >「済まない、頼む。色々と大変な役回りをさせて申し訳無いが(苦笑)」
ちひろ >「では、わたしはマスター(おやっさん)にお話をしておきましょうか・・・?」
翔真 >「一応お願いしておこう、ゆっくりさせられなくて申し訳無いと付け加えておいてくれ(苦笑)」
ちひろ >「わかりましたっ!みなさんのお力になれるなら、嬉しいです^^」
アドノレ >「借りれる手は何でも借りてくとしよう。返済が凄い事になりそうだが」
弓 >「………相手の本拠地がわからないから、こっちからツブしに行けないのがはがゆいわね…」
アドノレ >「同時進行で何やら事件が起こってないか気になるぞ」
翔真 >「それにベルが言っていた事も気になる………敵はともかく”味方にも”と言うのがな……水面下で動いている誰かが居るのだろうか……」
弓 >「…別に、珍しいことじゃないわ……。……ニンゲンなんて、そんなもんでしょ」
翔真 >「………それもそうか(苦笑)」
京香 >「神社だったらお姉ちゃんとか、静香さんがいるから大丈夫だけど・・・問題は帰宅中なのよねぇ。前回もそれで狙われた訳だし」
翔真 >「陣内が調べている間は俺はそらや君達護衛対象の警護に当ろうかと思っているが……」
司 >「今は俺が送り迎えをしてますが……情報収集のために時間が取れなくなるかもしれませんからね」
弓 >「………貴方達2人(きょーかとあゆみん)はまだいいのだけどね…さすがに全員を24時間監視するわけにもいかないでしょう?…だから、早めに元凶をツブしたいのよねぇ……」
アドノレ >「どっかでお泊り会でもするか?」
翔真 >「出来ればその様に一箇所に纏まって貰えると少しは楽だが、カミーユの脅威が無くなるまでとなると難しかろう(苦笑)」
司 >こう……あのメンバーには集まってもらって、神社に泊まってもらうというのを考えたが……ますます肩身が狭くなる(笑)
翔真 >男女比率が凄まじい事になりますな(爆)
愛美 >「ナターシャさんとか、日本にいなさそうな人もいらっしゃいますしねぇ・・・」
そら >「フレースヴェルグなら、動かせるけど・・・(’’)」
翔真 >「陣内が調べている間に関係者を回収して回るのか?………ある意味思い切った手段では有るが(^^;」
そら >「ううん、きょーちゃんとあゆみちゃんに、お泊りしてもらうんだったら・・・使えるんじゃないかなって思ったの☆」
翔真 >「なるほど……本人と関係者達次第だな。」
弓 >「…不可能なことを話してもしょうがないわ。……アヤカの前例もあるし、人数が増えれば、必ずしも安全とは限らないしね。」
京香 >「とりあえず、この3ヶ月間私達が狙われてなかったのは確かなのよね。私については、司さんのおかげだと思うけど」
愛美 >「では、わたしはアドノレさまのおかげということで…(//ー//)」
弓 >「…やっぱりここは、元凶を潰したいところね……」
翔真 >「警護対象に気を配りつつ伝手を辿って情報を集めるしかないか………急がば回れと(フッ)」
弓 >「……極端な話……カミーユが同じ手段でくるなら、全員揃わなければいいんだから、この2人が無事ならよし……違う手段なら、狙いがわからない以上考えてもしょうがない。………さしあたり、そらの周辺には気を配るとして………それくらいじゃないかしら?」
京香 >「そうだね〜・・・今回で言うと、そらりんは狙われたっぽいけど・・・近くにいた私達には全然手を出してこなかったもの」
アドノレ >「囲い込みは短期を念頭に。調査結果が長期戦を示すのならまた別の対応を考えると」
司 >「大人数を送るのなら、自分が車を出してもいいですし」
弓 >いつもどおり2人にはアドと司がついてれば問題なさそうでしょう
アドノレ >単独戦闘で勝てるわけないので時間稼ぎと撤退(笑)
翔真 >「そうだな……その方向で行こう。」
司 >情報収集に関しては……データをいろいろ送ってもらって、他の人にも分析を協力してもらおう(^^;
ともあれ、一同は行動を開始する…。
◆ ◆ ◆
その頃…学園からずっと南、浦賀の船着場。ここに、1機の箒が突き立てられている。
誰かが降り立った…というより、ここに落ちてきたといった方が正しいだろうか。
その傍らに倒れていたのは、ひとりの、銀色の髪の少女であった。
ぼろ布だけを纏った姿だが、その腕には時計が鋭く陽光を反射して輝いている。
そして、その少女の顔は…とある人物に、よく似ていた。
◆ ◆ ◆
そうこうするうち、学園での事件から3日が経過する。
その間、ウィザード達は…
翔真 >そら達の護衛。
弓 >ひとりでふらふら、のんびり(笑)
翔真 >情報収集しているんじゃないのか〜(苦笑)
弓 >まあ絶滅社にいって、ナイトメアに情報ききつつ、おかいものを
司 >一番連絡を取りたいのは、魔王の情報を一番つかんでそうなロンギヌス00なんだけど……
アドノレ >予告どおり、世界の兄貴達聞きながら、世界の魔王達(目撃情報マップ)作ってみたり
翔真 >世界魔術協会か……あわせみこ辺りから見ると「おしえてあんぜろっとー」なんだろうけれど(苦笑)
アドノレ >そう、アンゼロット絡むからコネとるのに消極的だったりした
翔真 >うむ(苦笑)なので自分もまだ取ってない(^^;
弓 >スーティにとると、ワンクッションはさめていいDEATHよ
司 >そういう意味でロンギヌス00もとったんですよね(笑)
翔真 >なるほど、考慮しておきましょう(ぁ
司 >……まぁ、つなぎが取れればよし。ダメだったら内調退魔課とか倉橋 冬葉、天眼大僧正から魔王関係で動きをつかんでないかあたってみるということで
GM >まず、アドノレの魔王目撃談関連から・・・秋あたりにフール=ムールが断続的に現れて、学園生と交戦したとかそういった例外はあるものの、裏界魔王たちの挙動がこのところ沈静化の方向にあるのは確かなようだ。
アドノレ >誰と誰が同盟だの敵対だのといった情報は無いか?
GM >うむ。それに関しては・・・今のところ、信奉者組織が3つの派閥に分かれているらしい事が判明する。
ひとつは、「金色の魔王」ルー=サイファーの陣営。
これは、本来最大派閥であったものの、「あわせみこ」においてルーが倒されたため、
現在かなりのダメージを受け、直属の部下を除き離反が相次いでいる様子である。
もうひとつは、「裏界六魔将」と呼ばれる、ルー以前(シャイマール)の時代に権勢を誇った魔王たちの陣営。
これはルーが倒された後、かつての部下を集めて活動を再開した様子である。
そして最後に、「蝿の女王」ベール=ゼファーの陣営。
旧ルー陣営にも六魔将陣営にも属さず、独自に動いている様子である。
GM >なおカミーユ=カイムンは、この3大勢力の間を巧妙に立ち回っているようだ…という訳で、ルー不在の裏界帝国はまさに群雄割拠状態にある。
翔真 >コミック版ガノレデンの様な最期を遂げてしまへと今は言ってしまいたい(爆)
弓 >そのまま女の子だらけの戦国ラ○スか恋姫○双に!
GM >ケインとかカランバとかも?(笑)
弓 >そりゃもう、若本ボイスはいますから、どこにでも!(笑)
GM >ともあれ、魔王たちの侵攻がこのところ少ないのは、そうした事情があるようだ。
アドノレ >今のうちに足場を固めとけると良いのだが…
GM >うむ。まあ、魔王が少ないとはいえエミュレイターの侵攻自体は相変わらずなので、油断は禁物って所だけどね。でもって、司がロンギヌス00から得た情報は・・・主に、ベール=ゼファーの動静だね。
この時期、ベール=ゼファーはアゼル=イヴリス、リオン=グンタと共に、
人界で独自行動をとっていた…「リーチ=フォー=ザ=スターズ」参照。
司 >確実に動向が知れるのはありがたい。当面、一番警戒するのは、「裏界六魔将」か〜
GM >加えて・・・ロンギヌス00は、気になる情報を教えてくれる。
司 >お?
GM >ロンギヌス00曰く「…これは裏界魔王とは直接関係のない話だが、もしかするとそちらに関わりがある話かもしれないので、ここだけの話として教えておこう」との前振りで・・・
司 >「些細な情報でも、何らかの助けになる可能性もありますから」
ロンギヌス00 >「『双月事件』は覚えているな?実はその件でな…アンゼロット城が一時的に機能不全に陥った際、ある機密兵器が逃亡してしまったのだよ」
アドノレ >ヤメロ、ショッカー!ぶっとばすぞ〜<逃亡
翔真 >可能性が0じゃなく感じるのもアンゼの人徳だろうか……(爆)
司 >「また厄介なことを……」
ロンギヌス00 >「我らも八方手を尽くしているが、手掛かりを得られていない状態だ…もし発見できたら、連絡して欲しい」
司 >「容貌などを教えていただけますか。見つけたら連絡しておきます」
ロンギヌス00 >「機密兵器のコードネームは『D=セイヴァー』…対魔王戦用ウィザード。データはこの通りだ」
その経歴は大部分が消されており不明であったが、
判明したのは男性の強化人間である事、『デスペラード』なる箒を装備している事…。
司 >「この顔、どこかで見たことがあるような……」
ロンギヌス00 >「そうか…私も記憶があるようなないような気がするから、その点は心配しないでいただきたい」
司 >「それでどうやった安心できるというんですか(^^;」
ロンギヌス00 >「すまん。この間のメンテナンスの際に、古い記憶を若干整理したものでね」
司 >「とりあえず仲間にも知らせておきますので、見つかったら連絡入れますよ」
ロンギヌス00 >「そうしてもらえるとありがたい…」
◆ ◆ ◆
GM >でもって、弓のシーンに移動してみよう・・・ナイトメアに話を聞くのだったね〜。
弓 >ういー。ついでに商品うけとり
GM >んむ。では納品書にサインを(笑)・・・でもって、ナイトメアからの情報だが、『新帝国のアジトが発覚した』という話だ。
弓 >「…………♪(さらさら)……あとでAIの設定しないとね…。 …(エンジン確かめつつ)………どこ?」
ナイトメア >「・・・北極だ。永久氷壁の内部に、巧妙に隠蔽された秘密要塞を築き上げているとの事でな」
弓 >「………それって、攻撃したら、世界滅びない?洪水で」
ナイトメア >「南極ほどではないが、そこが厄介なところだな・・・もっとも、それも連中の目論見のうちかも知れん」
弓 >「………(ハンドルのグリップを確かめながら)……対策は?……それがないと、攻撃のしようがないわね…」
ナイトメア >「周囲の物的被害を最低限に抑える事・・・すなわち、確実に敵のみを仕留めるとなるな」
弓 >「………だったら、他をあたってもらうしかないかしら……。……正直、いままでの任務で、戦場がまともに残ったことのほうが少ないもの……(困った様子で)……」
ナイトメア >「もしくは、マルティン=ボルマン、そのバックである魔王バロン=シュワルツに限定した暗殺任務・・・だな」
弓 >「………暗殺ねぇ……一番向いてなさそうだわ……。……正直、あんな時代錯誤な連中無視したいところなんだけど………。」
ナイトメア >「お前たちとの戦いで『血染めの神剣』を失い、春の戦闘で『戦艦ゲルマニア』を失ったとはいえ、新帝国の戦力はいまだ侮りがたい。事実、社としても大規模な攻撃が出来ないのが現状だ」
弓 >「…とりあえず、みんなに伝えておくけど……まぁ、任務なら私に是非はないわ。……殺すだけだもの……他には?」
ナイトメア >「・・・それ以外となると、今のところ他の者で充分間に合う任務ばかりだな。新帝国の件は今すぐにという話でもないから、考えておいてくれ」
弓 >「……了解。………うん、こっちもいい仕上がりだわ。…オカジマもいい仕事するわね…」
ナイトメア >「・・・うむ。それと、これは個人的な見解になるが・・・今まで以上に『あの少女』から目を離さないでおく事だ」
弓 >「………あの少女……そら?…」
ナイトメア >「他に誰がいる?(フッ)…俺の見立てでは、裏界の連中は彼女を直接攻撃する方向に動いているようだからな」
弓 >「……わかった、気をつける。……さっそく、いってくるわ。」ひょい、と移動用に買ったシャドウスラッシュにまたがって(笑)
ナイトメア >「・・・・・・ああ。それではまたいずれ、な」
弓 >とゆうわけでゴスロリのまま、ノーヘルで運転してく外見年齢ちゅーがくさい(笑)
翔真 >やはりゴスロリ&ノーヘルなのか…弓ちゃんとツーリングに行く野望が芽生えそうだ(笑)
GM >ノーヘルって・・・アポロガイストかいっ(笑)
翔真 >香典を知っているのに道路交通法には疎かったらしい(ぁ
アポロガイスト・・・「仮面ライダーX」に登場する悪の組織GODの秘密警察第一室長。
一般には、仮面ライダーシリーズ初のライバルキャラとされているが、
人間態ではノーヘルでバイクを乗り回すという、なかなかのおちゃめさんである。
GM >さて、翔真の現在位置はMonAmiという事で・・・ちなみに、店ではおやっさんに加えて、沙弥が働いている。
ちなみにやよいさんは食材の買い出し中、ちひろはお休みである。
翔真 >「総評を退いたのにいまだご迷惑をお掛けして……申し訳有りません(−−;」
おやっさん >「構わんよ。後進を育成するという意味では、まだまだ現役のようだしな。それで、だ・・・」
翔真 >「はい……。」そらや沙弥嬢の方もチラッと気にしながら聞く体勢に
それは、かつて『裏界そのものを攻撃しようとした計画』が存在したという事についてであった。
10年以上前に計画されたそれは、その名も『エミュレイター掃討作戦』と呼ばれ、
裏界帝国へと続くゲートを構築し、そこに裏界と敵対する超存在を送り込むという計画だった。
しかし、その超存在が逆に人類へと牙をむいてしまい、計画は無残にも失敗に終わったという…。
翔真 >「ディーがやろうとしていた事に似ていますね……」
おやっさん >「・・・そのものずばり、だよ(苦笑)実のところ、この計画の成否自体は問題ではなくてな。むしろ、裏界へと続くゲートを人類サイドで構築できなくもない、という事なんだ」
翔真 >「……その人類に牙を剥いた超存在と言うのも気になりますが」
おやっさん >「教えてあげたいのは山々だが、横須賀WUは『戦後処理』が続いていたから、この件には一切関知していない・・・ただし、当時の関係者に繋ぎを取れなくはないぞ?」
翔真 >「出来ればお願いしたいです。」
おやっさん >「わかった、紹介しておこう…」
その人物とは…夢使い『天罪 芽亜』。
吉祥寺WU総評にして、輝明学園武蔵野校校長である。
GM >という訳で、要請があれば先方にアポを取るという形になるからね。
翔真 >了解です。「済みません、ありがとう御座います(礼)」
おやっさん >「なぁに、礼には及ばんさ(笑)」
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