【第22夜】
シタガウモノ、アラガウモノ

<PART−26>



その後に続くもの



そらの身体から立ち昇っていた「気配」は、徐々に消え…周囲に静寂が戻った。

そら >「・・・・・・・・・・・・終わった、みたいだね^^」
翔真 >「あぁ、そらもご苦労様だ(^^」
GM >そうこうするうちに、銀十字騎士修道会の南米管轄部隊が到着の運びだ・・・いよいよ本格的な検分が始まる様子。
グィード >「ご苦労。では状況を……」 と銀十字の人間達に状況の説明をしておこう
GM >うむ。状況を説明されると、部隊は散開して・・・まずは付近地域の隔離と、その他逃亡者の捜索に掛かるね。
グィード >では銀十字の人間と優美に任せて合流するとしよう
GM >うむ。あとは優美とヴァルキリーズ、それに銀十字がよろしくやってくれるだろう(笑)
アドノレ >縄張り争い?(違)
ノーチェ >「・・・さぁて、銀十字も到着したとなると、わたくしらの仕事もどうやらひと段落っぽいでありますなぁ・・・」
グィード >「うむ、後は彼等に任せればよいだろう」 何故かノーチェの背後を取りつつ
ノーチェ >「な、なぜ後ろに立ちやがるでありますかっ(@△@;」
グィード >「ん〜〜?いぃ〜みは無いぞぉ〜?」わきわき
アドノレ >さりげな〜く逃げ道を封鎖するような位置にたってあげやう
ノーチェ >「ちょ!?か、勘弁するでありますよぉ〜!?(@△@;;;;」
グィード >「ふははは、何、シリアスに疲れただけだ。気にするな」
アドノレ >「これもまたひとつの愛の形か」
弓 >「………とりあえず、大西洋経由で帰りましょうか。ノーチェとグィードを送っていかないとだし。」
翔真 >「ああ、そのルートで帰るとしよう。二人ともじゃれてないで行くぞ(苦笑)」
グィード >「うむ、承知。ほぅれ行くぞ」
ノーチェ >「了解であります・・・(。▽。;)」
そら >「じゃあ、フレースヴェルグに乗ってね。発進だよ」
弓 >「了解、と」
司 >途中でマティニヨンによるべきか?(笑)
そら >マティニヨンでルチアちゃんに会って、フラグメントを書き換えるんだよ〜♪
グィード >ルートは任せよう。マティニヨンに寄っていくなのならば、今回の件の協力を取り付けるのもありだ
アドノレ >しまった土産が…
GM >おっと、土産を所望なら途中でベレンに寄って行く手もありだ。パウロに報告してもいいだろうし(笑)
アドノレ >謎の商人はとっくに雲隠れして追加情報も買えぬだろうが、寄ってもらって見つかるならば追加情報の買い付けもしておこう

フレースヴェルグに乗ってテーブルマウンテンを離れた一同は、再度ベレンに戻った。
謎の商人――実はアンゼロットの命令で南米に潜入してた霊華――の姿は、既になかった。
ここで報告(と、一部の者は土産物の収集)をすませてから、一同は大西洋を越えて地中海へ飛ぶ。

そして、マティニヨンではアドノレの野望「そらとルチア姫にドラゴンドレスを着せる」が
炸裂する事になるのだが…これには某エージェントがたいそう乗り気だったらしい(笑)

アドノレ >タイミングがバッチリで自ら動ける。一日一悪(笑)
翔真 >………竜のレオタード?(違)
GM >ルチア姫はそらと旧交を温める・・・もちろん嬉々としておそろいのドラゴンドレスを着ていた事はいうまでもない(笑)
アドノレ >エミュレイターに対応した防具をつけて姫君の無茶はさらに磨きが掛かりましたとさ
そら >じゃあ、水着からドラゴンドレスに着替え着替え〜かな?どっちにしてもたゆんたゆん(爆)
翔真 >ぐはっ(笑)だが目の保養はしっかりとしておこう(ぁ

1日の歓待を受けた後、一同はイタリアの水の都・ヴェネツィアへと向かった。

アドノレ >戦う観光バス(笑)
グィード >ふむ、送ってくれるのであればマイスィートに直接会って報告するのもありだな
GM >という訳で、ヴェネツィアの波止場…ノーチェとは、ここでお別れだ。
ノーチェ >「・・・という訳で、皆様にはお世話になったでありますよ(^△^)」
翔真 >「こちらこそ本当に世話になった、何か力になれる事が有ったら遠慮なく声を掛けてくれ。元気でな(フッ)」
司 >「こちらこそ。日本で何かあったときは力になりますので」住む場所とか(笑)
翔真 >食事は任せとけ(笑)
弓 >「…また遊びにいらっしゃい。 今回は助かったわ、ありがとね。」
ノーチェ >「とんでもねぇであります!もし何かあったら声を掛けていただければ、真っ先に駆けつけるでありますよ!・・・・・・旅費はねぇでありますが(^△^;」
グィード >「では銀十字から依頼を持っていこうか」にやぁり
ノーチェ >「はぅっ…(^△^;」
グィード >「真面目な話だが、イタリアで今回の件の事、何か掴んだのであれば情報提供を頼むぞ」
ノーチェ >「・・・次から追い回していぢらねぇでいただければ、考えなくもないでありますよ(^△^;」
グィード >「情報提供の代金は出す。最近いぢり倒せる人物が居ないからなぁ(にたり)」
ノーチェ >「じょ、冗談は柊蓮司だけにして欲しいであります・・・個人的には(。▽。;)」
グィード >「真面目な話に戻るが、今回の件どうもきな臭いのでな。調査の範囲は広く深く行きたいのだ。期待しておるぞ」柊はアンゼロット殿に持っていかれたのでグィード寂しいの(ぉ
弓 >「……ああ、思い出した。 はい、これ(ざらざら…とR1魔石を4つほど)」
ノーチェ >「・・・はぉうっ!?これは貴重な魔石R1っっ!!い、いいのでありますかっ!?(@△@;」
アドノレ >「働いた分受け取るのは別段問題なかろう」
弓 >「……4つもあれば、捨て値で売っても100万くらいにはなるでしょ? とりあえず、社のほうに貴女の報酬申請はしておくけど、時間かかるだろうからね。 当座のお礼ってことで。 あ、別に報酬出たら返せとか言わないから(笑)」
ノーチェ >「へへぇーっ!!(平伏)ではありがたくいただくであります!!(>△<)」ノーチェは弓になついた!(笑)
弓 >にやり( ̄ー ̄)
アドノレ >「おっと、暫く色々と報告書やらなんやらで忙しいと思うので徹夜の友を授けよう」(アドD1本)
ノーチェ >「これはこれは、ご丁寧に感謝でありますよ(^△^)」
アドノレ >「魂(プラーナ)が抜けるほど旨いぞ」いぢられキャラの本領を発揮できれば次にあう時までにきっとファンブルで使ってくれるはず
ノーチェ >「それでは、お名残惜しくはありますが・・・これにてとりあえずのおさらばでありますっ!(^△^)」
グィード >「うむ、ではまた」にやり
翔真 >「あぁ、息災でな。」
司 >「それではまた(にっこり)」
アドノレ >「さらばぢゃ。運が悪ければまた会おう」
そら >「・・・・・・また、きっと会えるよ(にっこり)」
ノーチェ >「・・・そうでありますなぁ。何故かはわからねぇでありますが、そんな気がするのでありますよ(^△^)ノ」

ノーチェは、途中で何度も振り返っては手を振りつつも、その場を去っていく。

弓 >「………さて、と……先に帰っててもらおうかしら。 ちょっと寄り道していくわ。」
そら >「弓ちゃん・・・?(’’)」
司 >「ドイツ…ですか?」
弓 >「…うん、第3帝国の手がかり探しついでに。 だから、そらは先に帰ってて。」
そら >「・・・・・・うん・・・弓ちゃん、気を付けてね?」
グィード >「気をつけて、と言うのも変な話だが…な」
弓 >「……わかってる。 無茶はしない。 支社まわって情報集めてみるだけだから。」
司 >「迷子にならないでくださいね(くすっ)」
弓 >「…ついでに、今回はお気に入り4着も台無しにしちゃったから……ミラノとかパリも寄っていこうかなって。 このコの慣らしもかねて。」
アドノレ >「後程ファッションショーすると」(。。)φ
翔真 >「サイズが解ってれば贈るのも吝かではないのだが(フッ)」
そら >「・・・いいなぁ・・・(’’)」
翔真 >「……解った、万が一何か有ったら連絡をくれ。」
アドノレ >「天気予報を無茶苦茶にせんようにな」(所により血の雨がふるでしょう)
弓 >「ま、すぐおいつくわよ」ちゃんと自重する(笑)

そして、ほぼ同時に。グィードの元にも、聖王から連絡が入った…

グィード >「はぁい☆グィードでぇす♪ ……やぁ、マイスウィート」
聖王 >「私だ・・・こちらには着いたか、マイハニー?
グィード >「今はヴェネツィアだが。何か問題ごとでも起こったのかね?」
聖王 >「実は、南エーゲ海にある古代神シュヴァイの封印近くで不穏な動きが見られてな。念のため騎士団1個小隊を派遣したが、もし可能であればその指揮をとって欲しいのだ」
グィード >「ふむ、承知。マイスィートの頼みであれば私は何処へでも往こう!」
聖王 >「南米から戻ったばかりだというのにすまぬな。今回の謝礼はあちらへ送っておこう・・・」
グィード >「何、気にするな。今回の件は少しきな臭い、出来れば調査を誰かに引き継いでもらいたいのだが」
聖王 >「承知した。既に現地からも報告を受けているし、そのあたりは適切な人選を行う事を約束しよう」
アドノレ >対魔王チームの呼称変更の報告もいつのまにか届いてたりするのだろう
グィード >「感謝する。では早速私はエーゲ海へ飛ぶとしよう」
聖王 >「頼んだぞ、マイハニー・・・我らが父なる神のご加護があらん事を(通話終了)」
グィード >「うむ。我らが父なる神のご加護があらん事を(通話終了)…と、言う事だ。私も此処でお別れだな」
そら >「グィードさんも、旅立ちなんだね・・・^^」
アドノレ >「さらばだ。運が悪ければまた会おう」
グィード >「ぐはははは、心配するな私には神のご加護がある!」
翔真 >「アンタにも色々世話になった。ロクに休む暇も無く大変な様だが……息災でな。」
グィード >「うむ、貴殿等も息災でな。また会おうではないか!」
そら >「うん、またね・・・^^」
司 >「それではまた。何かあればよろしくお願いしますね」
グィード >「貴殿等に神のご加護があらんことを……さらば!」それでは私も箒で旅立つとしようか!
翔真 >「あぁ、またな。」
アドノレ >「俺様のは魔王様の加護だ」

かくして、一同はそれぞれの途につくのである…。
なお、聖王が言っていた「適切な人選」については…その後、
銀十字騎士修道会に所属する臥龍学園のあるウィザードに勅命が下される事になるのだが、これはまた別のお話。

◆ ◆ ◆

さて、敗れたバロン=シュワルツは…北極上空で、「詐術長官」カミーユ=カイムンと会っていた。

カミーユ >「やあ、シュワルツ。この度は…(会釈)」
バロン >「…カミーユか。まあ、あのバケモノどもを相手に、こうして無事で戻れただけでも何よりだ。さて、此度はいかな用件かな?」
カミーユ >「ベール=ゼファーがまた動き出したよ。今度は【節制の宝玉】を探しての事さ。ボクはちょっと手を出してみるつもりだが…キミはどうする?」
バロン >「今回私は様子見とするよ…こちらの計画が具体化すれば、七つの宝玉はただの石コロに過ぎなくなるだろうからな」
カミーユ >「……なるほどね。じゃあそちらはお任せしておくとしようか。そちらはそちらで重要な事だからね」
バロン >「ああ……やはり、ベール=ゼファーの足元を掬うおつもりかね、冷徹軍師どの?」
カミーユ >「…いっそ、それも面白いかもね。でも、もしかしたらほっといても面白い事になるかもしれない」
バロン >「……ほう?」
カミーユ「……いや、気にしなくて構わないさ。キミはキミのするべき事をしていればいい」
バロン >「ああ、そうさせてもらおうか…」

2人の魔王は、そのまま別れた。それぞれの謀略を秘めて。
カミーユ=カイムンはこの後ベルと合流し、行動を共にする事になる。
これは、他の裏界魔王たちを少なからず驚かせる事になるのだが、
果たしてその胸中に、いかなる展望と権謀術数が渦巻いているのか…
それはおそらく、ベール=ゼファーにすら分かるまい。

一方、バロン=シュワルツの手には金色に輝く石があった。
…R・メイデンの交戦データを封じた、ブラックボックスである…

◆ ◆ ◆

そして、世界のある一角で、これまた独自の思惑をもって動く男がいた。


「…キサマの手を借りたい」

黒衣の男・ディーは、2メートルを越える体躯を誇る目の前の男に、そう声を掛ける。
かつて世界魔術協会で最強の一角を担いながら、その後ベール=ゼファーの魔王四天王となり、
更にその後ベル陣営からも離反し、それ故双方の陣営に追われる身の男…
両者の間に、一瞬緊迫した空気が流れ…相手が、口を開いた。


「…いいぜ。テメェとなら、面白い事が出来そうだ」

◆ ◆ ◆

そして、それらの進展が…やがて大きなうねりとなって、世界を襲う事になる。
それをひしひしとその身に感じ取りつつも、「大いなる観察者」ザ=ゲイザーは、
次に起こる事件の渦中に落ちるであろう、ただひとりの少女の身を案じ続けていた…。

GM >という訳で次回、第23夜では「アレ」を元ネタにする予定です(笑)
弓 >おーばーないとか(笑)


相変わらずもそらを狙い続ける、諸勢力の思惑!
裏界帝国、『ディー』、D=セイヴァーとなった守薙…
そして、一夜にして世界が大きく変わるというその夜は、刻一刻と迫りつつある!
その時…世界は、裏界は、人類は、侵魔は、横須賀は…
そして、ウィザードたちはいかなる時の成り行きを見るのか!?

…戦いは、なおも続くっ!!


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