【第23夜】
白と黒と翠と紅

<PART−02>



あちらこちらで事件発生



その頃、臥龍学園。夜闇に包まれた学園は、また不思議な静寂にも包まれていた。
そんな中、高等部W学科2年生の1クラスを担任として受け持つ新任教師・相羽翔真は、
職員室で書類を整理しつつ、宿直教師の戻りを待っていた。
京香の件は翔真も既に聞き及んでいたが、生徒会長・櫻小路ちひろの報告を重視して、
彼女の所属クラス、3年B組のウィザード達に事を託している…。

翔真 >「……巡回にでも出ているのか。まぁ何か有れば連絡が来るだろうが……」
GM >その時。突如、背後の空間が激しく光った。そして何かが『すてーん!』と転がり出てくる。
翔真 >「っ!……何だ?」振り返って警戒します、何か見えないか探して……って何!?
GM >「黒い何か」は床をごろごろと転がり・・・机のひとつに激突して停止する。
翔真 >「………大丈夫か?」一応警戒しながら近寄ってみましょう、観察はしますが。

「あいたたたたたー…」
良く見ると、黒いのはその身に纏ったローブ。その下には赤いコスチュームに、銀色の髪。
少々小柄で内気そうな、見るからに中学生の少女…である。

弓 >おお、かわいいー?
少女 >「はぁい、大丈夫ですー・・・と、ところでここはどこでしょうー・・・?」
翔真 >「ここは横須賀、臥龍学園高等部職員室。俺は高等部教員の相羽 翔真と言う……そちらは何処の誰か伺っても構わないか?」
少女 >「あ、はい。私は・・・ユーリエ=マイエンフェルト、ですー。その・・・世界魔術協会のウィザード、ですー」
弓 >偽名Verか(笑)
GM >とりあえずウソはついてないぞー(笑)
翔真 >「ふむ……とりあえず片付けてから何が有ったか聞かせて貰おうか。一応後でこちらも上やユニオンに連絡しておかなくてはならないしな。」
GM >ユーリエと名乗る少女は、散らかしてしまった室内をたどたどしく片付け始める。といっても、どこに何があったか知らないので適当になるのは否めないが(笑)
翔真 >俺も解る分だけでも出来るだけ元通りに片付けます(^^;
ユーリエ >「すみません、すみません・・・ごめんなさいー(あわあわ)」
翔真 >「(苦笑)不慮の事故だ、あまり気にしなくて良い。」軽くフードの上から頭にぽんと手を乗せます(笑)
ユーリエ >「実はー、任務の実行中に、問題が発生しましてー・・・どうやら、仲間とはぐれてしまったようなのですー(///)」
翔真 >「連絡は付かないのか?0−Phoneが使えなくなったのなら貸してやるが……」
ユーリエ >「・・・いえー、そのー・・・はぐれたのは今一瞬前の事でしてー・・・(おろおろ)」
翔真 >「なら連絡を取って見ると良い、安否や状況を確認した上で速やかに合流するべきだろう。」
ユーリエ >「あ、わ、わかりましたー・・・(懐から鳴り響く『スターウォーズ/帝国のマーチ』に0−Phoneをとって)・・・はいっ!?もしもし、アンゼロット様でしたかー・・・」
翔真 >渋過ぎ(爆笑)って言うかどう言う趣味だ!?……アンゼの差し金か!?
ユーリエ >「・・・あぁ、はいー、私は無事ですけどー、しかし他の皆さんがー・・・実は今、横須賀にいましてー・・・」

翔真 >「っ………(アンゼロットから直接か……装飾の施された制服らしい装いといい……世界魔術協会所属と言うのも嘘ではないだろうが、まさかな)」
ユーリエ >「それで、相羽さんという方に助けていただいてー・・・えっ!?はい、わ、わかりましたかわりますー・・・(あわあわと0−Phoneを翔真に差し出す)」
翔真 >「ん?俺にか?……(0−Phone受け取って)代わりました、相羽です。」
アンゼ@通話 >「相羽さん、お久しぶりです。この度は・・・ユーリエがご迷惑をおかけしまして」
翔真 >「いや……そちらこそ息災で何より。彼女はひょっとしてロンギヌスの?」
アンゼ@通話 >「・・・隠す必要がないって素晴らしいですわね(くす)・・・ええ、お察しの通り彼女はロンギヌスメンバーでして、この度他の者たちと一緒に『七つの宝玉』のひとつ『節制の宝玉』を、あの忌々しい蝿から守る任務についてもらったのですが・・・」

「・・・ベール=ゼファーとの戦いの余波で宝玉が砕け、破片が各地に飛び散ってしまったのです」

翔真 >「また難儀そうな話だ(嘆息)……それで?彼女を送って来いと言う位なら別に構わんが。」
アンゼ@通話 >「ええ、実は・・・せっかくですので、彼女と協力して宝玉の欠片を回収していただきたいのです」
翔真 >「どう言う繋がりで”せっかくですので”なんて言う流れが出て来るんだ世界の守護者様(イイエガヲ)。」見えないけどね(笑)
アンゼ@通話 >「ひとつは、例の欠片を魔王たちが求めている事・・・もうひとつは現時点において、出撃したメンバーで唯一無事が確認されたのが、彼女だけだからです」
翔真 >「………(嘆息)解った。前回の件で一応アンタには借りが有る、但しこちらも休む旨を伝えてからにさせてもらおう、それくらいは譲歩してくれ。」
アンゼ@通話 >「そのあたりは、私から学園に掛け合います・・・それほどまでに重要な任務ですから」
翔真 >「ではそれについては頼もう、ただ何処ぞの魔剣使いの様に扱わないでくれ。」
アンゼ@通話 >「・・・柊さんはあくまで柊さんですから(笑)さて、問題の欠片ですが…7つ確認された中の4つまでが、あの蝿どもの手に渡っていると言う状況です」
翔真 >「後の3つについての情報は?」
アンゼ@通話 >「ひとつは南エーゲ海に、残りの2つは・・・目下、城の技術スタッフが不眠不休でその行き先を解明しているところですが、おそらく衝撃で時空を越えたものと思われます」
翔真 >「……ガイアみたいな異世界に飛んだなんて言われるのは勘弁して欲しいが……まぁ善処する。追加情報が出たらその折連絡を彼女の方にでもくれ。」
アンゼ@通話 >「わかりました、続報が入り次第お知らせしましょう。それに絡み、今回の任務にはユーリエをあなたにおつけします」
ユーリエ >「・・・ええっ!?(//▽//;」
翔真 >「よろしく頼む。それと魔王が出て来ていると言うのならこっちのチームで動いて構わないな?」付けられた、ちょっと予想外(笑)
アンゼ@通話 >「ええ、構いません。確か『MASTERS』でしたね」
翔真 >「耳が早いな(フッ)では代わるぞ。」

ユーリエは0−Phoneを返してもらうと、アンゼロットといくらか話し・・・そして、通話を終わる。

翔真 >「アンゼロットから聞いての通りだ、済まないが暫く同行を頼む。」
ユーリエ >「他のメンバーも心配ですけどー・・・ここは、とにかく任務を重視しましょうー・・・あ、それと改めましてー。シェノン=ヤンディ、ロンギヌスに所属していますー」
翔真 >「相羽 翔真だ。改めて宜しく、ヤンディ嬢(フッ)」握手(ぁ

さて、その頃…神代京香拉致の報告を受けた杉崎そらは、横須賀郊外の廃倉庫を訪れていた。
脅迫状のひとつに記された文面に「杉崎そら単独で来る事」とあったからである。

周囲を確認して…「それら」の存在を確かめる。
先日争ったのと良く似た黒服を纏った男達が、十数人。
それらを率いる男の脇には、縛り上げられた巫女服姿の少女…神代京香。
その目には目隠しがされ、口には猿轡。どうやら意識を失っているようである。

男 >「よくやって来たな、杉崎そら…まずは『ようこそ』と言っておこう」
そら >「きょーちゃんを返してください。要求ってなんですか?」
男 >「まあ、慌てるな。では早速第一の指示をしよう…装備を全て解除したまえ。全てだ」
そら >「………」

そらは周辺地域をスキャンする。だが、反応はネガティブ…
アナライザーを警戒して、妨害物質を周囲に散布しているのだろう。

男 >「さあ…早くしたまえ?害意のない事を証明しないと、彼女の安全は保障できない」
そら >「………ん…わかったよ」

そらは黒服どもの視線を浴びつつも、ゆっくりと着衣に手をかけ…
ひそやかに、内蔵コンピュータ「クロックワーク」の通信機能を発動させた。

◆ ◆ ◆

その頃。ヨーロッパに留まっていた弓は、絶滅社の依頼で南エーゲ海へと向かっていた。
その内容は「『殲滅神』シュヴァイの封印に不穏な動きが見られる。
銀十字騎士修道会と共同で対処し、場合によっては殲滅されたし。
なお、別途募集したメンバーも順次急行中」との事である…。

弓 >「……せっかくいいのが見つかったのに……もう2〜3着オーダーしておこうかしらね……。」 ノーヘルゴスロリで1200ccクラスのバイクで、目的地まで疾走しながら
GM >その面子というのはナイトメア、真白、ノーチェなんだけどね(笑)
弓 >せめてあかりんをー(笑)
GM >あかりんは別任務についててのぅ(笑)で、目的地に向けて走り続ける弓なんだけど・・・その時、そらから連絡が入る。
そら >『弓ちゃん・・・ちょっとごめんね?今、いいかな』
弓 >じゃあ、ぱっとハンドルから手を放して(笑) オートに任せつつ、0−Phoneを。 「……このナンバー…そらね。 ……どうしたの?」
そら >『弓ちゃん、遠くの場所も撃てたよね・・・今ちょっとだけ、力を貸して欲しいの』
弓 >「…いいわよ。 システムBALOR、バージョン2起動…… 座標と目標は?」
そら >『・・・わたしの20m先、黒服の男がいるの・・・傍に女の子がいるから気を付けて』
弓 >「……おだやかじゃないわね、貴女らしくない(くすっ)……」 ここで、シーンが宇宙に切り替わります(ぁ

絶滅社の戦略衛星がブースターを吹かして、座標を修正。
同時に超々望遠レンズで現地を捉えてズームアップし、
弓のウィザーズブレインに直接映像を送信する…
そこには京香を人質に取られ、黒服に命じられるままなす術もないそらの姿があった。

(※この時点で既にぱんつ1枚)

そら >「武装は、これで全部…」
男 >「まだあるだろう…全部、と言ったはずだがね?」
翔真 >そらを脱がしとるコノヤロウは何処のどいつだ、死点ぶち抜いてくれる(ぁ
弓 >それは全力で撃てってことだね!(笑)「……大気圏気圧誤差修正、リーフ・オブ・イグドラシル4番、5番、座標固定完了………そら、13秒後に着弾するわ。」
そら >『ん・・・同調して反撃するね』
弓 >ここで、シーンが地上の弓に戻って… 砲撃モードの右腕を、まっすぐ上に向けて「………≪刺し貫く死棘の小枝≫ッ!!!」右腕から大口径レーザーが真上に発射! そして、反射衛星でまっが〜れ(笑) 13秒後…大気圏の雲を貫いて、男の真上からレーザーが降り注ぐ(笑)
GM >では・・・天空より落ちた光束が、その男を直撃。その男は一瞬だけ悪魔の正体を現すと・・・粉微塵に粉砕される!
弓 >バ○ルの光
翔真 >何処のネオアトランティスの人ですか(笑)
弓 >「……翔真か司にはこっちから連絡いれとくから。 ごめんね、ちょっと急行するには距離があるから……」
そら >『ありがとう、弓ちゃん・・・奇襲成功、あとはこっちで頑張るねっ』
GM >その言葉が終わるのと、行く手にある…弓の目的地の方角から、禍々しい輝きの柱が立ち昇るのが一緒だ。
弓 >「………きをつけて…!」 翔真と司とアドにメールいれておく〜><
司 >まずはそらりんの方の対応だな〜。アンゼは少々待たせてしまえ(ぁ
翔真 >そうですねぇ……弓ちゃんからのメールが来たならまずそらの方を優先しますかね。
司 >ん〜。急務なのはそらりんだと判断して、今どこにいるかを確認したいんですが……戦闘中だと反応できなさそうだな(^^;
GM >うむ。そらは戦闘中だが・・・弓からの連絡で座標が指定されていれば、その場所へ向かう事で解決できそうだ。
司 >ということで……弓に「座標を教えろ」とメールを(笑)
翔真 >陣内君にもメールが着いているのは解っているからこっちにも回してください(笑)

弓 >ああ、画像と一緒に添付しておく(笑)
翔真 >ヤンディ嬢には「合流予定の面子が戦闘に入っているらしい、救援に行った上で合流する。」と説明します。
シェノン >「は、はい。わかりましたー…」

翔真とシェノン、それに司はそれぞれ移動を開始。
連絡を終えた弓は、全速力で合流地点…南エーゲ海の小島へと向かう。

弓 >「……………嫌な予感しかしないわねっ!」

◆ ◆ ◆

さて、同じ頃…アドノレの状況を見ておこう。
「スラムの帝王」の1日は忙しい。一日一悪をモットーに、今日もご町内に悪事の種をばら撒いていた。
…いや、その行動をして「いいひと」と呼ばれると、
身震いするほど腹が立ったりもするのだが…それはそれとして。

アドノレ >ぶらぢる土産もとい賄賂もあちこち配り終わった頃合か
GM >うむ。でもって、寝ぐらでいつもの夕餉の支度に取り掛かった頃・・・中里愛美がやってくる。しかし、今日異様だったのはその格好だ…アユミリーアの姿のままで、しかも妙にあっちこっちボロっちくなっている(爆)
アドノレ >「ん。どうしたこんな時分にっと、そのいでたちは何事」
愛美 >「はぅうう・・・アドノレさまぁああぁ〜〜〜〜〜><」
アドノレ >「むぅ、まずは落ち着け」
GM >と、駆け寄ったその足がもつれて大回転三段稲妻重力落とし。豪快に壁にぶつかり、なんとも名状しがたい格好で停止する(ぁ
アドノレ >「・・・生きておるか?」
愛美 >「いぎでまずぅ・・・いだぁいでずぅぅ・・・(><)」←逆さま
アドノレ >手を引いて起こす
愛美 >「あうぅ、ごめんなさぁいい・・・><」

起こされた愛美だが、妙に生傷が多い。どこかでエミュレイターと一戦やらかしたのだろうか。
…いや、以前ならいざ知らず、愛美も既に第一線級のウィザードへと成長している。
先日こそ不覚を取ったものの、あれは状況的にやむを得なかった事例のはずである…。

アドノレ >「で、緊急を要する事態なのか」
愛美 >「・・・ぅー・・・ぢつはアドノレさまぁ・・・わたしぃ・・・・・・・力、消えちゃったみたいなんですぅぅぅ><」
アドノレ >月衣の様子を探れますか?
GM >愛美の月衣は消滅している・・・というか、いまや完全な一般ピープルだ。
愛美 >「昨日の夜・・・あやしい人たちと戦ってる最中にこうなって・・・なんとか逃げたんですけど、それから妙に悪い事ばかりが立て続けに起きましてぇ・・・」
アドノレ >「ふむ。本格的に調べないといかんか。医者に行くから着替えるのだ」
GM >愛美は素直に、アドノレの前で着替える・・・ただ、月衣がないので制服とかも(落として)持って来れず、その場のありあわせになるな(爆)
愛美 >「あうぅ・・・いったいわたしに何がおきているのでしょぉ・・・?」
アドノレ >「まだ判らんが俺様がどうにかするから安心せい」
愛美 >「あぅ・・・アドノレさまぁぁぁ><」ぎぅ〜〜〜〜〜っと(爆)
アドノレ >「あ〜、これこれ」と着替えさせてる間にユニオンに同じような話が届いてないのか連絡してみる
GM >…と、連絡をとろうとした矢先に弓からのメールが届くのだ(笑)
アドノレ >「んぬ。他所でもトラブってるようだな」
GM >愛美は着替えを終わったけれど・・・何事か考え込んでいるようだ。
アドノレ >「これ、着替え終わったら移動するぞ」
愛美 >「・・・もしかして、お仕事・・・ですか?」着てるのはだぼだぼの古着(笑)
アドノレ >「察しが早いのは助かるぞ」

だがその時、アドノレはふと気づいた…愛美の背中に、小さな黒い痣がある事に。
それは制服や水着などで隠れる程度の大きさだったが、今の格好でははっきり露出していた。
しかも、心なしか何らかの文様に見えなくもない…。

アドノレ >「ちょいと傷になっておらんか?見せてみろ」とシッカリ確認
愛美 >「はぅ・・・だ、だいじょぉぶですよぅ、もうどこも痛くありませんですぅ(///)」
アドノレ >「俺様が気になるから見せるのだ。抵抗しても剥く」後で調査が利く様に写真とっておく。どうもタイミングが怪しいので
愛美 >「そ、そーいう事は・・・せめてもーちょっと後で・・・いくらでもぉ・・・っていうか、お仕事じゃあなかったんですか・・・?(あせあせ真っ赤)」
アドノレ >「妙な男共と揉めたと言ったが、先に手を出したのはどっちだ?」
愛美 >「それは〜…(かくかくしかじかと安直魔法発動)」
アドノレ >「(攫われた連中に再び手を出したわけではないか)下手すると同時進行で他の連中も厄介ごとになってるかもしれぬ。力が消えた件と謎の男についてはユニオンに報告しておくように」
愛美 >「あ、はぃ・・・(。。)」
アドノレ >クドラクに預けて、調査依頼。ついでに紋様らしきモノについても話しておきます。
GM >クドラクの居場所は…おそらくは、神田のクドラク医院だね。預けるならば向かってみるといいだろう。
アドノレ >久々出勤ブラックスワン(笑)

◆ ◆ ◆

さて、エーゲ海の小島に到着した弓・・・そこには、信じられない光景が広がっていた。

弓 >バイクしまって、全速飛行(笑)「………これは?……」
GM >弓の目の前に広がっていたのは・・・大殺戮の後の光景。この地に派遣されていたはずの銀十字騎士団は、ほぼ壊滅していた・・・「うわーもうだめだー」って感じで(ぉ
弓 >「……ちっ……いったいどこの勢力が…まさか、復活済みとか?……」 とりあえず、生きてそうなのを探してみよー
GM >うむ・・・そうすると、辛うじて立っているグィード=ボルジアを発見できる。「ぬぐぐ・・・ヤツの力がこれほどとはな・・・」
弓 >「……生きてたか。 ……何があったの?」
グィード >「・・・古代神シュヴァイの封印が破られたのだ。空から落ちてきた流星によってな・・・我々も応戦したが、シュヴァイひとりにここまでやられてしまった」
弓 >「……ヤツはどこへ?」
グィード >「・・・ヤツは破壊を求める性質だから発見は容易だろうが・・・もし戦うならば、相応の実力者を集めねばならぬ。中央アジア方面に、長年シュヴァイの勢力と戦っている一派があると聞く。彼らの協力をあおぐ事が出来れば、あるいは・・・」
弓 >「………任務了解…。 …とりあえず、救援くらいは呼んであげるわ。」
グィード >「すまぬ。先日の激戦に続いてこの有様だ。さしもの私も、しばし休まねばな…」
GM >まあ、先ほど言及した面々も後からここに駆けつけるから、救援を任せるって手もあるね(笑)
弓 >んー、そうね。 ここは、ノーチェとましろに任せて、ナイトメアと戻るのがいーかな

かくて、移動を開始する弓とナイトメア。
一方、彼女達が追う「殲滅神」シュヴァイの本体は…裏界の奥深くで、人知れず蠢き続けていた。
「節制の宝玉」の欠片によって、力を取り戻しつつあったかの古代神もまた、
強固な封印に阻まれて、いまだその本体を完全に現界させるには至っていなかった。
そう…今地上に存在するのは、彼自身の分体であり、
その力たるや到底「真の実力」とは呼べないものであった。だが…

「ハッハー!ついに見つけた…あの『力』!あれさえ手に入れれば…!!」


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