【第23夜】
白と黒と翠と紅

<PART−10>



大魔王、あらわる



アイシャ >「・・・ともかく、これで戦いは終わったという訳か。長かった、実に・・・これで我らが前世の世界も報われよう」
弓 >「……そうね。……はぁ、やっと戻れるわ。」
翔真 >「少なくとも一つの局面において、と言う事ではカタがついた。因縁に関してはそれが有った者の胸の内でどう言う結果になるかは任せるしか無い(フッ)」
アドノレ >「前世に拘るも良いが、今を楽しむがよいぞ」
アイシャ >「無論、これからやらねばならぬ事は山積みだ。シュヴァイは滅んだが、その影響にあてられたものどもの活動は今しばらく続くだろう…暫くは席温まる暇もないな(苦笑)」
司 >「千秋にも後でちゃんと説明しておかないといけないし…」
アドノレ >「ため息の出る話ばかりでなくもうちっと景気の良い話が出てこんものかね」
翔真 >「宝玉の欠片を持って行けば、恐らくアンゼロットに報酬を貰えるだろう(苦笑)」
アドノレ >「引渡しを約束してたのは一つだから、もう一つは別枠ということだな」
弓 >「まぁ…任務だから、べつにいいわ。」
翔真 >「とりあえず一度戻ろう、長老にも報告せねばならん。」
そら >「そうだね・・・フレースヴェルグ、自動制御・・・」
アイシャ >「長老への報告ならば、案ずるには及ばぬ。この私から直接しておくとも」
翔真 >「そうして貰えると助かる、まだ傷も癒して無いのだから無理はしないようにな。」
アイシャ >「うむ。それに、この場の後始末はあちらにお任せした方がよかろうからな」と、絶滅社・銀十字に属する後詰めのウィザード達がやってくる方向を示す。
シェノン >「皆さんお疲れ様ですっ…ご安心くださいっ!アンゼロット様のほうには、既に私から報告をしておきましたっ!」
翔真 >「ご苦労様、アンゼロットから何か言って来た事等は有ったか?」
シェノン >「はいー・・・まずは宝玉の欠片を全部持ってきていただけないかというお話を。それと、アイシャさんのスカウトのお話も持ってきたんですけどー…こちらはどうも無理っぽいですねー(^^;」
アドノレ >「内情を知る者は勧めないだろうな(柊とか柊とか柊とか)」
アイシャ >「シュヴァイとの戦いこそ終わったが、まだ私には傍に立って護らねばならぬ民がいる…守護者殿には、お気遣い感謝とお伝えいただけぬだろうか」
翔真 >「了解した、引継ぎもある様だし撤収準備が整い次第向かうとしよう……アイシャ殿、長老達に宜しく伝えてくれ(フッ)」
アイシャ >「うむ。貴殿らには、深く感謝する・・・では、我らはこれにて(一礼)」
アドノレ >「さらばだ」

アイシャ一行は、「アラムート」に乗って去って行った…
戦場跡に残っているのは、一同とナイトメアである。

ナイトメア >「さて、俺はここで途中下車だな…周囲の後始末の指揮を取らねばならん。一部始終はこのドリームアイで見ていたから心配するな」
アドノレ >「まぶしくなかったか?」(ぼそっ)
弓 >「いいの?まだ怪我が残ってるんじゃ?」
ナイトメア >「シュヴァイが消えた今、この地にもはやさしたる脅威もなし…細かい事は気にするな」
司 >「…無理はなさらないでくださいね」
弓 >「ま、戦力は気にしてないけど…それじゃあ、気をつけて。報告よろしくね。」
ナイトメア >「ああ。正直諸君には遠く及ばんが、後詰めの連中もなかなか出来るのが揃っているからな」
弓 >「ふぅん…じゃあ、私もそろそろ廃棄かしら?(くす)」
そら >「・・・弓ちゃん(むー)」
司 >「(軽くコンっと)困る人が多すぎるので却下です」>弓
弓 >「………冗談よ(たぶん、ね)」
翔真 >「……つまり弓ちゃんは表向き廃棄処分とされ、その後特定の個人へ支給されるのが希望なのだな?(ニヤ)」
アドノレ >「争奪戦が激しそうだ」
ナイトメア >「・・・どこかで聞いたような話だな、それは(フッ)」
翔真 >「ほぅ?実際似た様な話でも有ったのか?………羨ましい話だ(フッ)」
弓 >「…………………ま……それも悪くないかも、ね。……」
ナイトメア >「さあ、行くがいい…アンゼロットが首を長くして待っているだろうからな」
翔真 >「解った、落ち着いたらそちらも養生してくれ。」
ナイトメア >「ああ。適度に済ませたらすぐに帰ることにするさ…今日は家族サービスの日だからな」
そら >「フレースヴェルグの発進準備、OKだよ?」
翔真 >「有難うそら、では頼む(^^」
そら >「はぁい。では、皆さんお早目のご乗船を・・・でいいのかな(くす)」
翔真 >そらの案内に従って乗船します(笑)
エヴィ >「はいっ、ではアンゼロット城までよろしくお願いいたしますっ!」
弓 >「……ついたら起こしてね…(とててとて)」
シェノン >「あ、千秋さんなら私とエヴィくんで、フレースヴェルグまでお運びしておきましたのでっ^^」
司 >「ありがとう。いろいろ助かったよ(にっこり)」
シェノン >「いえいえー・・・あんまりお役に立てませんでしたけどねっ(^^;」
司 >「そんなことはないよ。後ろに安心して任せられる人がいるからこそ、やらなくちゃならないことに専念できるんだからね」
翔真 >「陣内の言うとおりだ、色々と世話になっている。役に立っていないなど勘違いも良い所だぞ(苦笑)」
アドノレ >「得手不得手はあるものだ」
シェノン >「・・・・・・と、とりあえずお城に戻りましょうっ。きっとアンゼロット様がお待ちですっ(><;)」

かくて、場にナイトメアを残して、一同はアンゼロット城への移動を開始する…。

GM >千秋はアメニティユニットの室内でぐっすり寝ている。まあ、そのうち起きるだろう…シーン終了くらいには(笑)
弓 >何気に直接会うのは初めてか?(笑)
司 >学校が同じだから、すれ違ったことくらいはありそうだが(笑)
弓 >「……………」寝床がない……?(笑)
GM >ちゃんと人数分あるってー(笑)
弓 >では、こてんきゅー
GM >でもって、アンゼロット城には・・・シェノンの連絡でゲートが開かれるので、その待ち時間さえ過ぎればすぐに到着だ。
エヴィ >「はぁー…やっと帰れましたぁ。今回は無事に帰れてよかったですー><」
翔真 >「……今回”も”にしておいた方が良いと思うぞ、まぁ小さな事だが(苦笑)」
シェノン >「では、謁見の間に参りますよー^^」
翔真 >弓ちゃんを起こす役目はぐっと我慢してそらにお願いします(ぁ
そら >「弓ちゃん、ついたよ^^(ちゅっ)」
弓 >「ん……着替えていく…」
アドノレ >「ひげとかにくとか書かなくて良かったのか?」>そら
そら >「やらないよー>< じゃあ、わたしは千秋ちゃんを見てるからねっ☆」フォームもどしもどし(。。)
司 >「頼むよ」>そら
弓 >「……彼女をよろしくね」
翔真 >「宜しく頼む、そら」(^^っなでなで
そら >「うん、まかせてっ^^」
翔真 >弓ちゃんの準備が出来たら案内に従って謁見の間に向かいましょう。
GM >では、謁見の間…アンゼロットの前だ。「シェノン、エヴィ・・・それに皆さんも、このたびはお疲れ様でした♪(にっこり)」
アドノレ >「んむ」
弓 >「…………」
アンゼロット >「皆さんならば、必ずやあの古代神を打ち滅ぼせると信じておりました。これでまた、節制の宝玉の欠片がこちら側に揃った事になりますね」
翔真 >「アイシャ殿を初め手助けが多かったおかげで何とかなった、出来ればこの一件の後にでも復興の援助をしてやって欲しい。」
司 >「無事に後片付けを済ませられたのも、彼女たちのおかげですから」
アンゼロット >「ええ。それはそれとして、宝玉の欠片の方をお渡しいただけますね?」
翔真 >「………」陣内君の方に目を向けます
弓 >「………任せるわ、どうするか。」
司 >「すみません。少々気が立ってるようです(苦笑)」
アドノレ >「一応確認しておくと約束したのは1つであるな」
アンゼロット >「最初に断っておきますが、おかしな事は考えない方がいいと思いますよ(くす)」
翔真 >「………(欠片一つで抑えられるとは確かに思い難い。しかし……妙に癇に障る物言いだな?(苦笑))」
弓 >「……悪いんだけど、ちょっと前まではとても仲良くしましょう、って雰囲気じゃなかったからね。 ……」
シェノン >「あうっ・・・どうか皆様、穏便にっ・・・(^^;」
アドノレ >「自分で使おうと思わんが危険手当の割り増し分くらいは考慮の余地があると思うぞ」
司 >「今後、どうするのか位は聞かせていただけますか?」
アンゼロット >「当然ではありますけれど、欠片の全てを揃えて節制の宝玉を完成させなければ、今回の一連の事件は全て解決した事にはなりません」
翔真 >「………さて、どうしたものかな?(苦笑)」
アンゼロット >皆さん程の優れたウィザードなら、あの裏界のファッキン魔王たちに宝玉を完成される事がどれだけ危険かは、これまでの経緯からも容易にお分かり戴ける事かと思います…あら。私とした事が乱暴な物言いを(くす)

司 >「まぁ、ね。」
弓 >「………魔王に渡す気はカケラもないけどね、アンタに渡すのも危険じゃないかと思うんだけどね?」
アドノレ >「大義のお題目の元で、こちらに銃口を向けないと云う約定でもあれば少しはマシになるのと違うか?」
アンゼロット >「皆さんにも思うところはありましょうが、今この時、この世界の守護者は他でもないこの私です。それとも…まさか皆さんはその宝玉の欠片をパチろうとか、考えておいでですか?」
翔真 >「俺個人としてはそんな気は毛頭無いが………世界の守護者が宝玉を占有する理由も特に思い付かないのが正直な所だ。」
弓 >「……まず、ちゃんと話しなさいよね。 これを使って、どうするつもりなのか…今更、こんなもの集める理由とか。」
司 >「だからこそ、この後にどうするかを聞きたかったんですけどね(苦笑)」
弓 >「……こっちの身内…イノセントが一人巻き込まれてる。 私が思いついたくらいだもの、アンタが私と同じ「最悪の手段」を考えてなかったはずはないわ。 …………話を聞く権利くらいあるんじゃないかしら?」
アンゼロット >「…なるほど。そういえば、宝玉を手に入れなければならない理由についてはまだ正式にはお話してませんでしたね。そういう事でしたら、説明するにやぶさかではありません…皆さんも既にこの件に深く関わっておいでですからね」

「(コホン)ご存知のように、この世界は既に長い事、裏界からの侵略に晒されてきました・・・
世界結界はあちらこちらで傷つき、ウィザードの力で辛くも水際にて守り抜いているような、そんな状況です」

翔真 >「(だからと言ってディーの言っている様な短絡的な手段もどうかと思うが……まぁ今は話に集中しよう)」

「…しかし、先日その問題を一気に解消できる、そんなアイテムの存在が明らかになりました。
それが七つの『徳』を象徴する宝玉…そのうちのひとつが、皆さんも関わっている『節制の宝玉』なのです」

司 >「(解消・・・か。いったいどんな手を使うことやら)」

「伝承によれば、これら『7つの宝玉』を揃える事によって、いかなる願いをかなえる事も可能との事。
当然、裏界魔王達もこれを狙って動き始めました」

弓 >「………ほうほう(きらりん)」

「既に『希望』『賢明』『信頼』の各宝玉については、別ルートで探索が進んでいますが…
その他の宝玉に関しては、いまだ消息がわかっていません」

翔真 >「……(まだ一つも抑えていないから焦っているのだろうか?)」

「もし、これらの宝玉のひとつでも裏界の手に渡ったなら、
世界は未曾有の危機に直面する事となるでしょう…
ですので万難を排してでも、すべての宝玉を我々の側で手に入れなければならないのです」

アンゼロット >「…そして今、そのうちのひとつの欠片の帰趨について皆さんとお話しているのが現状です」
アドノレ >「敵の手に渡る危険について述べただけで、自分が何に使うかについては触れてないな」
翔真 >「あぁ、その『いかなる願いを』と言うものをどうする気なのか。俺としてはとても気になる。」
アンゼロット >「相変わらず勘繰りがお好きなようですが・・・宝玉の力をこの世界の防衛のために使う事、それ以外の何が考えられますか?」
弓 >「………防衛、ね。……今のいい方だと、「専守」って言う風には聞こえなかったわね? ………攻撃は最大の防御、とか考えてるでしょ?」
アンゼロット >「…専守防衛が最善の手段でない事は、世界結界の現状をご覧になればお分かりと思います。それとも…今この瞬間にも迫る世界の危機を前に、あくまで私利私欲に拘りますか?」
翔真 >「アンタの場合『自らに施された守護者としての枷を取り払う』でも十分”世界の防衛の為”と言う御題目を満たせる。その上でアンタがこの世界で好きな様にする事もな。」
アドノレ >「敵を根絶やしにせずとも完全隔離という形では終わらぬか?」
アンゼロット >「あなた方がどう考えているかは、この際問題ではありません。裏界からの侵略も世界の危機も、そしてそれに伴う数多の悲劇も…これ以上、繰り返してはならないのです」
翔真 >「気を悪くしたのなら詫びよう、アンタの対応に酷い目に逢った事も有るのでね。多少警戒したくなるのは当然の事だ(フッ)」
アドノレ >「もっとも俺様のはそうしたいのではなく、『これしかない』と決め付けてる場合ろくな事にならんという経験則に過ぎんのだがな」
アンゼロット > 「さて…これからするお願いに、はいかYESでお答えください。宝玉の欠片・・・お渡しいただけますね?」
弓 >「…………………………だが断る、って言いたくなるわねー(くすくす)………ま、いいわ。………私は。」
司 >「・・・何かをするにしても声のひとつくらいはかけていただけるなら、今は渡すのにやぶさかではないですね(苦笑)」
翔真 >「そうだな………結果に不満が有った場合、相応の対処をする。それだけの事だ。」
弓 >「そういうことね。 利害が対立することはあっても、基本的に、司令官としては適切な判断をしてるとは思うし。」
司 >「ま、断る理由はありませんし。今後のことも少しは聞けましたしね」
アドノレ >「重要性に見合った価値をつけてもらおうかね」
アンゼロット > 「あなたは、ここがどこかであるかをもうちょっとだけ、理解した方がよろしいのですね?」
アドノレ >「勇者の元締めのやさであろう。ちゃんと理解しておるぞ」柊収容所。広域(ピ〜)アンゼ組組長宅。風雲アンゼ城。謎のアンゼ城。アンゼ教総本山。アンゼ’sブートキャンプ。
弓 >「……ふふふふっ……確かに貴女のレベルは∞、回りはロンギヌス精鋭、でしょ? でも、世の中ギブアンドテイク、例え相手が世界の守護者でも、神様でも、悪魔でも。 いいんじゃないの? モノでカタがつくなら、後腐れなくて。」
翔真 >「報酬は貰う。先に事情の説明を希望した時に今言っていた事を話さなかったのはそちらの責任だからな。」
シェノン >「あの、それでしたらー…皆さんが月匣内で手に入れた物品を、全部皆さんにお渡しするという事でいかがでしょうかっ…それなら、万事丸く収まる気がするのですけど(。。;)」
アドノレ >どうするという目で見渡す
翔真 >「……………良いだろう、シェノン嬢に免じて俺は先の条件で構わんとする。」
弓 >「ま…私は別にどっちでもいいんだけどねー。 このヒトから何かもらうと、逆に後が怖そうだわ(くすくす)」
アンゼロット > 「では、先ほどのアイシャさんの件…あちらの復興に、世界魔術協会の方から援助を出すという形でいかがでしょう。今回は相互不干渉という事で、援助をする予定はなかったのですけど」
アドノレ >「その辺がおとしどころか」
翔真 >「俺は不満は無い、後は陣内次第だ。」
司 >「別にいいですよ。ひとつあるとすれば……宝玉を使って何かをするときは声をかけてほしいくらいですね。知らないところで終わってました、というのは趣味でないもので」
GM >シェノンとエヴィは、ほっとした表情をしている。まあ、アンゼロットの命令があればいつでも他のロンギヌス達と共に戦えるよう2人とも覚悟はしていたけど、そうならなくて良かった…という感じだ(笑)
アンゼロット > 「考慮に入れておきます。では、宝玉の欠片を」 という訳で、欠片2つを受け取ります。
司 >まぁ、宝玉云々は信頼できるコネには情報を流しておいて、そっちでアンゼの動きを掴んだら連絡してもらって首を突っ込む気だけど(笑)
翔真 >流石陣内君(笑)
アンゼロット > 「これで、確認できたものは全部ですね。魔王達も欠片を手に入れた可能性は否定できませんが、この調子でいけば遠からず全て揃う事でしょう…あぁ、悔しがってるベール=ゼファーの顔が目に浮かぶようですわ。うふふふふ…」
翔真 >「…………守護者殿、発言が聊か不穏当の様だが(苦笑)」
GM >・・・だが、その時。事態はまさに新しい方向に展開する。それは・・・
モニタースクリーンに割り込んで現れた、顔ひとつ。


『・・・誰が悔しがってる、ですって?^^』

弓 >Σ( ̄□ ̄;
司 >「(ベール=ゼファーか…)」
エヴィ >「そんなっ・・・アンゼロット城のセキュリティを突破して通信を入れるなどっ!?」
シェノン >「リオン=グンタあたりの力を借りましたかっ・・・(><;」
アドノレ >「高笑いはしないのか」
アンゼロット >「出ましたわね、蝿の小娘っ!」
ベール=ゼファー >『ふっふっふ・・・』

映像の中で、不敵に笑う蝿の女王。その手にあるものを見て、アンゼロットの顔が引きつった。
なぜなら、映像の中で…ベール=ゼファーは4つの宝玉の欠片を持っていたから。

アンゼロット >「・・・が、ガッデームッ!!」
翔真 >「(逆に悔しがる羽目になるとは……(苦笑))」
弓 >「………んー、いいもの見れた…(ぽそ)」
アドノレ >情報の差か配下の差か・・・
司 >とはいえ、全部そろってなければ意味がなさそうだからなぁ
翔真 >……今更気が付いた事だけど持っているのは”宝玉の欠片”であって”宝玉”ではない?
GM >その通り。今ここにあるのは「宝玉の欠片」だからね。全部揃わないと、完全なものにはならないね。
アンゼロット >「(拳ぷるぷる)・・・それで、本題は何ですか?とっとと喋りなさいこの怪奇蝿女」
ベール=ゼファー >『そうね、別に喋らなくても良かったんだけど…それじゃこっちの目的も果たせない事だし、ちょっとそのあたり何とかしようと、ね…だいたい“宝玉の欠片を全部引き渡しなさい”って言ったところで、素直に従うかしら?(くすくす)』
翔真 >「……有り得んだろ(苦笑しつつ頭を振る)」
GM >アンゼロットは当然、といった面持ちでいる。ベルもそうだがこっちも後には引かない、そんな感じだ。
アドノレ >「互いの手持ち全てを賭けて勝負だ…とか、熱血漫画みたいなオチでも用意するのか?」
ベール=ゼファー >『あら、察しがいいじゃない…まあ、月並みだけど解り易くて面白いし、それでいきましょ。お互いの欠片全部を賭けたゲームよ』
弓 >「……えー、面倒くさいー…(ぼそ)」
翔真 >「………だそうだが?」アンゼロットを伺う
アンゼロット >「…いちおうルールを聞いておこうかしら?(こめかみぴくぴく)」
ベール=ゼファー >『…(コンパクトを取り出し)そろそろ、いい頃ね』
GM >その瞬間・・・オペレーションルームから入電!『アンゼロット様・・・た、大変です!と、東京湾に・・・巨大な魔力反応がっ!!』
アンゼロット >「スクリーンに映しなさい」

スクリーンに映されていたのは…紅月の浮かぶ空の下、東京湾の様子である。
…いや、ただひとつ違うのは…天高くそそり立つ、巨大な塔がある事か!

土木作業員な女性@スクリーン内 >『これでいいのかい、ベール=ゼファー?』
ベール=ゼファー >『ご苦労様、ヴィネア=リオン…という訳で、今回のゲームのステージはここ』
弓 >Σ( ̄□ ̄;…うちのこかー
司 >「これはまた・・・」
翔真 >「(苦笑)………派手な舞台を用意したな。」
アドノレ >「これを用意してる間に気づかなかったのか」(アンゼロットの方を見る)
アンゼロット >「いきなり裏界から転送しやがりましたわね・・・」
ベール=ゼファー >『よくできました♪詳しくは、こっちにやってきたら説明するわ』
アドノレ >「3つの僕でも出てこんかね」
翔真 >「いや、出て来て貰っても困るぞ(^^;」
司 >「あれは砂の海ですし」(待て
弓 >「………ま……相手は4個、こっちは3個…。 場所の選択権くらい譲らないと、つりあわない、か」
ベール=ゼファー >『あ、ちなみにこの塔・・・周りの地域の人間どもからプラーナを吸収してるから。それじゃ、待ってるわ(コンパクトぱたん)』
GM >ベルがステキコンパクトを閉めると共に、画像が消滅し・・・『通信、ロストしました!』
アンゼロット >「ナメた事をほざきましたわね、小娘…こうなったら、もう遠慮はいりません。皆さんの力で、あのたかるしか能のない銀蝿に生まれてきた事を百万回後悔させてやるのです!」
弓 >「………えー…」(爆)
シェノン >「あ、アンゼロット様・・・(^^;」
翔真 >「……ここからは先の一件とは別任務になる。無論その上でと言う事か?(ニヤリ)」
アンゼロット >「大丈夫です、問題ありません。要は勝てばいいだけの事…(拳ぷるぷる)」
アドノレ >「挑戦状叩き付けられてそのまま部外者に渡すか」
アンゼロット >「わたくしは皆さんに期待しているのです・・・これから柊さんを呼びつけるなり、ロンギヌスを差し向けるなりしてもいいのですが、これまでに数多く世界を救ってきた皆さんの実績に賭けたいと思います」
弓 >「………ま、やるけどね。…知り合いもいるし、あの辺りは。」
司 >「まぁ、聞き捨てならないことを言ってくれましたからね」
アンゼロット >「現場上空へのゲートは開いておきますので、準備が出来次第向かってください」
翔真 >「………現状このまま行けと言うのは”死にに行け”と言われているのも同じなんだが……時間が無いのも確かだ。」
弓 >「………(ま、墓石にはもったいなすぎるくらいね)」
アンゼロット >「7つ揃えば、節制の宝玉は復活します…こうなれば勝ったも同然です。では、よろしくお願いしますね」
弓 >「いっそマジカルボムでも欲しい所ね…」
アドノレ >「失敗したら塔ごと吹き飛ばされるとかいうオチがあるとおもうぞ」
翔真 >「借りの有る柊に恨まれるのは本意ではないしな………全力は尽くそう(フッ)」
GM >それに、もうひとつ問題があるね。そう、千秋をどうするのか・・・
司 >まだ目を覚まさないんですよね・・・。ナイトメアに起こし方を聞くのを忘れてた(^^;
翔真 >下手に覚醒したりしない様に眠らせておいているのかも知れませんが、後で記憶措置やら色々必要になるよりは眠らせたままでやり過ごしたほうが楽では有るかもですし。
司 >ですねぇ…。あそこに連れて行くよりは、とりあえずアンゼロット城で預かってもらって、終わってからゆっくりと起こしましょう
翔真 >まぁ……夢使いの能力とかで干渉されたりするかも知れない危険性が有る以上アンゼロット城に居て貰うのが安全なのではないかと。
弓 >まぁ、ここに預けたほうがいいでしょうね
GM >了解〜。では、ポートでエヴィとシェノンが千秋を預かります。
司 >ということで、シェノンには引き続き深海の蒼珠やらゾーンジェネレイターやらを化しておくので、預かっておいてくれ〜
シェノン >「皆さんっ・・・どうかご無事でっ><」戻ってきた時に返します(笑)
翔真 >「有難う。そちらも千秋嬢の事、宜しく頼む(^^」


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