【第24夜】
選び取られる道

<PART−29>



記憶の欠片
〜グレート・ランナウェイ〜



かくして、ウィザード達はフレースヴェルグで地球へ。
エリスの手に残っているのは、「あしながおじさん」の本と、
栞のように挟まった「おじさま」からの手紙・・・

エリス >「(おじさま…… わたし、どうしたらいいんでしょうか)」 取り出した本と手紙に目を落としながら
そら >「・・・現在位置は火星・アステロイドベルト宙域。ここからなら、1回のジャンプで地球に到達可能です」
翔真 >「アステロイド帯の中から飛べるのは何よりだ、追手も追跡し辛いだろう。準備出来次第ジャンプを行ってくれ。」
そら >「うん、わかった^^」
アドノレ >操縦も砲術も人任せだしさるを抱えてメールをちまちまと打ってます
弓 >「アンゼロットの所、なかなか良い仕事してるわね…操作系のレスポンスが向上してる。私のほうの修理も、短時間にしては上出来だし。」(自分の右腕をふりふりして)
エリス >「はぁ……」(o_ _)o(くて
キリヒト >「大丈夫かい、エリス・・・?」
エリス >「あはは。 やっぱり、ちょっと疲れちゃいました」(^^;
翔真 >「地球に戻ったらまた暫くは動く事になるだろう、時間は少ないが今のうちに休んでおくと良い(フッ)」
キリヒト >「ああ。アンゼロットの事だ、追っ手は確実に掛かっているだろうね・・・正直、これから先はひと息つけるかどうかも怪しいかな」
エリス >「うん」(少し沈みがちに
そら >「それで、なんだけど・・・地球に着いたら、どこに行こうか?」
翔真 >「考えては見たのだが………連絡や追手が掛かっている事を差し引いても横須賀に戻るべきかと思う。
キリヒト >「それで、横須賀に行ってから先はどうするつもりだい?おそらくアンゼロットは、世界じゅうのウィザードに命令を下しているはずだ…エリス、いや『シャイマールを倒せ』とね」
翔真 >「得られた情報次第だな。何も無かった場合の前提としてなら………志宝嬢の来歴を遡ろうかと思う。」
弓 >「……結局、なんだかんだあってもシャイマールはその宝玉で封印されてたんでしょ?…てことは、封印した手段と、実行した人があるはずよね。…それを探すのがベスト、かしら。」
翔真 >「そうだな、俺もそれがベストだと思う。神代嬢に頼んでおいた調査結果が出ていれば、アイン・ソフ・オウルやシャイマールに対する何らかの手段が見付かるかもしれない。もしくは志宝嬢に関する何かが解っている可能性も有る。」
弓 >「…あそこはアンゼロットも手出ししづらいエリアではあるけど………あんまり神代に負担かけたくないしね。…こっちでも探せるようなら、封印か何かの方法をさがしましょ。」
翔真 >「封印方法を探すとなるとまずシャイマールの事と宝玉の事を知らなければならないな。その二つの事の記録が残っていそうなツテは、アンゼロットからの要請を受けていそうだが、回ってみる他有るまい。」
司 >「では、横須賀の方は俺が微さんに直接伝えてきますよ」
アドノレ >「ふむ。直接いくか。メールでも出しておこうかとおもったのだが」
司 >「0−Phoneを使うと、あちらに察知されそうですし」
翔真 >「(頷く)頼む、地球圏に入ったら単独で降下してもらう事になるだろう、気をつけてくれ。」
司 >「任せておいてください。俺が留守の間、エリスさんをお願いします」
弓 >「………(こくん)」さっさといって、いちゃいちゃしてくるがいいさ!!(笑)
アドノレ >テキストファイルを預けよう「重要情報他を纏めておいた。折角だから直接渡しにして貰おう」
司 >「あんまり変な物を入れないでくださいね(苦笑)」
アドノレ >「ウィルスならもっとスマートに渡すわぃ」
エリス >「(やっぱり……いろいろ迷惑かけてるなぁ)」(o_ _)o
アドノレ >「おぬし何やら余計な事考えておらぬか」頭をなでるようにシェイク>エリス
エリス >「あうあうわ」(@@
キリヒト >「…思っている事は、正直に言うといい」
弓 >「………(じ、とキリヒトを見て)…そーいうアンタの所属も気になるんだけどね?」
キリヒト >「ボクはフリーランスだ…そして少なくとも、ボクはアンゼロットのやり方には賛同していない」
弓 >「……ま、いいわ。とりあえずは信用しといてアゲル(くすっ)」
翔真 >「………何か気になる事か、心当たりでも有るのか?」>志宝嬢
エリス >「えと、なんだかまだよくわかっていないんですけど…… すごく、迷惑かけてるんじゃないかな、って思って」(、、
翔真 >「?………その発想今一つ理解出来んが、不安に思うなら言っておこう。俺は欠片ほども迷惑だとは思ってはいない。」
エリス >「え?」(’’;
アドノレ >「アンゼロットにソレっぽい大儀を付けて喧嘩売る機会なんて早々無いぞ。俺様の悪運も極まれりだな」
弓 >「いっつも売ってるじゃないのよ(くすくす)」
アドノレ >「きこえんなぁぁ」(耳ピクピク)
そら >「大丈夫だよ、えりちゃん。ここにいるのは…世界を何度も救ったウィザード達なんだから^^」
アドノレ >「知らぬなら覚えておけ。俺様は正義の味方ではなく悪の使徒であると」
弓 >「… さて、とりあえず、古い魔王、裏界、封印あたりに詳しい人ってーと…」
キリヒト >「一番確実なのは、シャイマールの下にいた魔王どもという事になるけど、これは運次第というしかないな。少なくとも、ベール=ゼファーは知らなかったのだろう?」
弓 >「たぶん、それもアテになんないわね。 …あの根暗預言書魔王の様子を見ると。…」 メガラニカの遺跡なんだけどねー、一番は
GM >それはきっと司が持ち帰ってくれるさ!(笑)
弓 >「……エリス、宝玉のチカラは…使わないほうがいいか…ていうか、使えない、かな?」
翔真 >「そう言えば………アイン・ソフ・オウルと宝玉は今どうなって居るんだ?」
エリス >「アインソフオウルは……」 といって相羽さんに見せます。
GM >ブレスレットを見ると・・・「7つの宝玉」は、いずれも赤黒く染まっているね。
翔真 >「ブレスレットに変化は無い様だが………明らかに宝玉は何らかの影響を受けて居るようだな。弓ちゃんの言ったとおり宝玉の力は今制御出来るのか?」
エリス >「力は…… そういえばアンゼロット城で使った後の記憶が、ないような……」(、、;
そら >「・・・アンゼロット城での最初の爆発の時も、土星の時と同じ事が起きたと考えていいのかな」
キリヒト >「すまない。2発目以降はボクだ」ぜんぜんすまなくなさそうな感じで(笑)
エリス >「力を使うとよくないことがおこりそうなんです。 すみません」(><; >相羽さん
翔真 >「いや、そう言う直感は大事だ。納得は行くので謝る必要は無い、俺達も下手に宝玉の力を使わせない様に気をつける。」口元を緩めて
エリス >「よろしくお願いします」(><;
弓 >「…賢明の宝玉がダメとなると…同じような機能を持つのは… (ちらり、とそらを見る)」
そら >「・・・うん。わたしなら、調べられる^^」
弓 >「…でも、今のそらには、『心臓』しかないんだよね?…Dのやつに接触しないとダメか…」
翔真 >「大丈夫なのか?件の断片はディーのヤツが奪って行ったきりだが………」
弓 >「…それを狙ってくるかもしれない。 …とはいえ、アイツもシャイマールによる世界の崩壊は望むところじゃないはず…。…私もいく、か…」
そら >「だいじょうぶ。やれるだけは、やってみるよ^^」
アドノレ >「影響を受けないとも限らん。気をつけるのだぞ」
翔真 >「あの断片は確かに外部からの接触手段が有るのは証明済みだが………十分気をつけてくれ。」
そら >「うん。じゃあ、いってくる^^」デジャヴをつかいますー。瞑想開始っ☆
キリヒト >「もしかしたら、なんだけど…エリスの出自を突き止めれば、おのずと道が開けてくるんじゃないかな?」
エリス >「わたしの、出自?」(・・
キリヒト >「そう、キミの出自だよ・・・人間としてのね」
弓 >「…そうねー…確かに大きな儀式や魔法的な家系が絡むことはなくはないけど…そうじゃないケースも多いしねぇ…」
エリス >「うーん) はい。わたしの出生が参考になるのなら、喜んで。といっても…… 学園にくる前、孤児院に入ってからのことしか覚えていないんですけどね」(^^;
翔真 >「生まれは選べない。志宝嬢がシャイマールの転生体であるのは自身で望んだ事ではない、己が出自のみが理由で殺されるなど俺は納得出来ん。」
そら >「わたしたちは、えりちゃんを見捨てたりはしないよ。柊さんたちもだけど、みんなえりちゃんを心配してるんだから^^」
翔真 >「………ま、美人が命を狙われて困っていると言うだけでも俺としては護るに十分な理由だが(フッ)」
エリス >「あはは…… ありがとう、ございます」(^^
弓 >「ま…まずはアナタがしっかり気を持つことね。生きて正気を保ってりゃ、恩返しの方法なんか後からいくらでも考えれるでしょ(ぽふぺふ)」>えりす
エリス >「えへへ。 はい」(^^

その時、そらが瞳を開いた。

そら >「・・・7つの宝玉は、シャイマールの封印である7徳を封じたもので、アイン=ソフ=オウルは封印の台座なの。でも、宝玉が揃ってる今、シャイマールは力を振るえる状態にあるから・・・抑える事が出来るのは、えりちゃんの心の強さだけ」
エリス >「わたし、の?」
弓 >「…難しいわね…。 エリスがこの先一瞬一秒も気が抜けないなんてことは無理だし…なるほどね、それでアンゼロットはエリスが寝てるあいだに始末しようとしたわけ、か」
そら >「うん。だから、えりちゃん。宝玉の力・・・アイン=ソフ=オウルは、これ以上使っちゃダメ。それを使えば使うほど、シャイマールの力を増す事になるから」
エリス >「うなずいて) うん。わかった」
翔真 >「消耗戦を強いられるのは厳しい………早急に打開策が必要だ。何かその辺りに関する事は解らなかったか?」
弓 >「…宝玉を台座…アインソフオウルから引っぺがす方法、か…」
アドノレ >「宝玉が染まる前の状態に戻せば封印の力は強化されぬかね」
そら >「最良の手段は触媒の破壊だけど、その場合えりちゃんの安全が保障できないの。だから最善の手段は、アンゼロットさんたちにえりちゃんへの攻撃をやめさせる事・・・かな」
弓 >「でも、この先何かの拍子に、エリスが狙われたり、うっかりチカラをつかったり…弱気になったりしたらダメってことよね?…」
そら >「うん。だから、えりちゃんを完全に護れるような場所を持っておく必要があるの」
翔真 >「己が命を護るのは生命の本質の一つでもある、それを止める事は出来ん………と、アドノレみたいな物言いかな(苦笑)
アドノレ >「んむんむ」
弓 >「無理ね。今後一生エリスを核シェルターに閉じ込めたって不可能だわ。…となると…できる限り安全な方法で、アインソフオウルを破壊するか……」
そら >「・・・それと、もうひとつ方法がある、と思う」
翔真 >「はっきりしないのか?解る分だけでも教えてくれ。」
そら >「知ってるかな・・・・・・・・・・・・転生者、は・・・だいたい、ひとりだけじゃないって」
弓 >「…あー…ええっと、そのまま一人に魂を押し込めて封印するとチカラが強すぎるから、バラバラにして、ってやつ?」
エリス >「ひとりじゃない、っていうことは、他にも転生したひとがいる?」(首をひねり
そら >「うん。みんなも、同じような話を何度か聞いた事があると思うの」
キリヒト >「…そういえば、ゲイボルグの転生者が30人も現れた…なんて話を、以前聞いた事があるね」
弓 >「でも、エリスのケースは、それとは少し違うみたいだけ…ど…(あれ?…シャイマールほどの存在が…エリス一人に転生する?…そんなヤワな封印だったわけ?…何か、ひっかかる…)」
そら >「うん。他に同じ力を持った人がいれば、その人と力をあわせて・・・シャイマールを、封印する事が出来るかもしれないの」
翔真 >「………同じ元の転生者が同じ時代に二人以上居るのも珍しい様な気もしたが、なるほど。居ないとは限らんか。」
弓 >「…シャイマールと同系統の転生者か…望みは薄いけど…」
翔真 >「未覚醒の者だった場合それこそ探すのは至難の業だが………現実的な対処法として挙げられたのは朗報だな。」
弓 >「賭けね。居ない可能性もあるし…逆に取り込まれる可能性もある、か」
アドノレ >「同調したり呼び合ったりしたら楽なのだが」
翔真 >「可能性は無くも無いだろう、実際志宝嬢に干渉しているシャイマールは活動を明らかにしている。封印関連を担っている者が居れば何らかの反応を示している可能性も考えられるだろう。」
そら >「だから、これからは・・・えりちゃんにとって、より大事な事の連続になると思う」
エリス >「……うん(まだ、大丈夫。 おじさま、見ていてください。 わたし、きっとなんとかしてみせます)」
キリヒト >「すると、当面はエリスの出自と、シャイマールの転生者をそれぞれ探すって事かな。しかも、アンゼロットに追われながら…か」
弓 >「そうね…まぁ、もしかしたらエリスの知らない兄弟姉妹がいる可能性はあるし、それなら同じ転生体である可能性は高いか」
エリス >「兄弟かぁ〜」(’’ (ちょっと想像しているらしい
翔真 >「ともあれ、そろそろ移動を始めよう。志宝嬢も休ませねばならんし……神代嬢にアンゼロットからの下手な横槍が入る前に陣内を接触させたい。」
弓 >「や、いちおー操縦しながら話してるけど」 足で(笑)
翔真 >「………フットペダルのみではない様に思うが(苦笑)」スカートでそれは危険だっ、いくら長いとは言え翔真の視線が引っ張られかねない(爆死)
弓 >もちろん太ももまで露出してますが(笑)「(でも、今までのケースでは…同じ時代に転生体が複数集まるのは、魔王なんかの陰謀が多かった…アンゼロットの台詞も気になる…)」
エリス >「(む〜)」
そら >「それじゃあ、魔導エンジンの出力を120%に上げるね・・・地球まで一気にジャンプするから、皆適当なところに掴まってて」
アドノレ >一升瓶を進呈して、着替えてないのでステータス「おやぢ+1」
そら >えりちゃんをぎゅ、と抱きしめてから・・・コアシートに座って、ジャンプしますっ!
エリス >「わわっ」(>< (ぎゅっ
弓 >(くそ…何かがひっかかるのに、答えがでない…) がん!と蹴ると…そらりんが痛がるのでしない。いらいらいらいら(笑)
GM >目の前の星空が、中央奥から手前周囲に放射線状に流れる・・・せっかくだから、青白いエフェクトも入れてあげよう(笑)
アドノレ >地球が見えたら『波動砲で撃て』とか
エリス >Σ(−△−
そら >「座標近似軸到達っ・・・ジャンプドライブ、ブレーキ!」

一同の目前には、地球があった。

アドノレ >「何もかもみな懐かしい…と一応いっておくか」
弓 >「…惑星間航行もありがたみがないわねぇ(苦笑)」
翔真 >「慣れてしまえばそう言うものさ、飛行機や船の類と変わらん(苦笑)」
エリス >「ちょっと離れてただけなのに…… なんだか懐かしくなります」(^^
アドノレ >「では特別に俺様がステキな言葉を教えてやろう」
エリス >「?」(・・
アドノレ >「ジークジ○ン。来歴は…ゆっくり調べるが良い」(。。)☆\
エリス >「ぢ、ぢー○ぢおん?」(・・;
アドノレ >「重力から解放された民の言葉だ」
エリス >「えと、はい。 覚えておきます」(、、; (あせっ
キリヒト >「・・・もっとも、帰るべき地球は歓迎してくれそうにないけどね」地球を見つめながら。
翔真 >「志宝嬢の事を考えるならもう少し言葉か表現を選んでくれ(^^;」>キリヒト
エリス >「あははは……」(^^;
キリヒト >「婉曲に表現したところで、現実が変わる訳でもないのだけどね」
翔真 >「ならあえて言わないのも一つの選択だ、志宝嬢の不安を煽って良い事等無いだろう。」
キリヒト >「なら、これ以上エリスを不安がらせないように、キミらが死んでも彼女を護ればいい。簡単な事じゃないかな」
エリス >「だ、ダメだよキリヒトくん、そんなこと言っちゃ」(><;
キリヒト >「すまない。少し、言い過ぎたみたいだね(微笑)」
アドノレ >「悪の滅びた試し無し。死ねば死んだだけエリスの精神負担が増えるだけだろうが俺様はしぶといぞ」
エリス >「あ、相羽さん、大丈夫です。 まだ全部は把握できてませんけど、大変だってことはわかりますから」(、、
翔真 >「(苦笑)済まん、気を遣わせてしまったな………いい加減アドノレの発言にツッコもうかどうかと悩んでしまっていたし(−−;」
アドノレ >「俺様は誰の挑戦でも受ける」
そら >「左舷後方6000宇宙キロに、大型箒反応20〜30・・・識別コードからみて、コスモガードのものかな」
キリヒト >「…(ほら見ろ言わんこっちゃない、という顔)」
弓 >「ステルスシェードでやりすごせるかしら…」
そら >「うん、やれるよ・・・大気圏を抜けたら、司さんに出てもらうね」
弓 >「…やばそうなら私が囮で出るわ。…いくわよ」 慎重に箒を進めましょう

幸い、コスモガード艦隊に察知される事なく、一同は大気圏を抜ける事が出来た…。

そら >「日本上空に到着したよ^^」
翔真 >「了解だ。では陣内、宜しく頼む。」
司 >「はい。それでは、行ってきますね」
そら >「…でも、これからどうする?」
翔真 >「………転生者を探すのに何の指標も無い現状なら出自を追う方がまだ簡単か。」
GM >養護施設の場所はエリスが知っているので、その場所をそらに教えればOKだね。
エリス >了解です。 じゃあ、そらちゃんに養護施設の住所を。
そら >「うん、了解・・・」
翔真 >「………そう言えば、志宝嬢にあのマンションを提供した”おじさま”とやらは、志宝嬢の事を何処まで知っていたのだろう……?」
エリス >「〜 ?) おじさまが、どうかしたんですか?」(・・
翔真 >「ん?あぁ、志宝嬢のその”おじさま”が志宝嬢の事を何処まで知っていたのかと思ってな。」

エリス >「それは…… わたしも会ったことがないので、わからないです。 でも…… そっか。おじさまなら、何か知ってるかもしれません」(o'▽')o
キリヒト >「・・・なるほど。それで、施設の先生に聞いてみるというわけだね」
エリス >「うん。 そうすれば、きっと色々わかるかも。 なんで最初に気づかなかったんだろう」(^^;

やがて眼下には、コの字構造をした中央部に、
鐘楼然とした塔状の構造物を持つ洋風の建物が、
うっそうとした林の中に見えてくる。
言うまでもなく、エリスにとっては懐かしい場所だ・・・

そら >「到着、だよ。レンジ1〜3、広域スキャン・・・エミュレイターの反応、なし」
翔真 >「了解、ご苦労様(^^」
エリス >「とと。 ありがとう」(^-^
アドノレ >「さて待ち伏せの有無は」
弓 >(ねこみみねこみみ)…「…ない、と思うけど…」
翔真 >「念の為、アンゼロットの報を受けた何処かの組織が張っている可能性も十分有り得る。気をつけてくれ。」
エリス >窓からしばらく眺めています(、、
そら >「わたしのスキャナはエミュレイターには有効だけど、人には通じないから・・・ごめんね」
アドノレ >「なに万能などというものは無い。足りないものは互いに補うのが定石」
翔真 >「準備完了次第降りよう。」
エリス >「っは!) あ、えと、じゃあわたしは行きますね」(///;
キリヒト >「・・・なら、一緒に行こうか?一人だけでは危ないからね」
弓 >「ていうか…翔真、お願いできるかな?…私達じゃあきらかに不審者だからね…(苦笑)」
翔真 >「………了解した。」
弓 >ふふふ、別に、これで原作柊の立場に翔真くんを追い込もうなんて、これぽっちもおもってませんヨー
エリス >Σ(−△−!?
翔真 >は、謀ったな!?シャ○!?(違)
アドノレ >「無粋な訪問者より顔見知りのが話を聞きだせるだろう。上空で姿を隠したまま警戒に当たるのもありだな」どぜうすくいせっとはぬぎぬぎ
弓 >「…私も、外で待機しておくわ。」 ねこみみせんさー
翔真 >「0−Phoneでの連絡手段は危険が伴うようだから、緊急時にはそれ以外の手段で知らせてくれ。」
そら >「・・・・・わたしには、これがあるから^^」ぽぅ、と胸元が光ったり。
キリヒト >「・・・ところで、この船はどうするんだい?」
そら >「フレースヴェルグは、わたしがいればコントロールできるから大丈夫^^」
アドノレ >上空に次元潜行の箒乗り。傍待機で擬似餌なんてのもあるぞ

翔真とエリス、そしてキリヒトは、中庭にある大木の前に降り立つ。
エリスにとってはすべてが、ここを後にした時のままだ…
…それは、この場所では平穏に時が流れていた事の証左。

翔真 >「ここが志宝嬢が居た孤児院か………」(降りたら戦闘装備は仕舞います。
GM >この大木には、幹をまたいではしごが掛かっていて、その上に木を組んだ足場がある。子供が木登り遊びをしやすいようになっているんだね。
エリス >「わぁ……」 ちょっと木に近づいてみます。
GM >エリスはもちろんだけど、翔真はその木に何かが刻まれているのを見る事が出来る。一面に刻まれた、人の名前。
翔真 >「これは……?」
エリス >「あ。これ…… みんながここを出て行くときに、この木に名前を彫っていくんです」(^^
翔真 >「卒園の証、みたいなものか……(フッ)」
エリス >「はい♪」(^^
GM >で、上空の監視組・・・この施設周辺には、おかしな気配はない感じだ。強いて言えば、ちょうど中庭にシスターと数人の子供達が姿を見せたという事くらいか。ただ、弓は・・・なんだか妙に、嫌な予感がするね。周囲に敵はいない、はずなんだけども。
弓 >(案の定ね…くすくす…) 「…アド…気配は感じないけど…さっきから、どうもイライラする…っていうか…何か、ひっかかって…いやな予感がぬぐえない。」
アドノレ >「巻き添え覚悟か」
そら >「うん・・・フレースヴェルグが察知される事はないと思うけれど・・・」
弓 >「……警戒を怠らないで…」
そら >「・・・OK^^」
GM >そして、そのシスターが翔真とエリス、キリヒトの背後から声をかけてくる。「あらまぁ、エリスちゃん・・・!」
エリス >「あ。 先生!それに、みんなも」(^^
翔真 >向き直って会釈をします。
キリヒト >「(穏やかに微笑んでいる)」
シスター >「しばらくですね。元気にしていましたか?」
エリス >「はい。お久しぶりです」(^^
子供達 >「おねーちゃぁーん!♪」遠慮なくエリスの周囲にまとわりついている(笑)

翔真 >「人気者の様だな、皆の良い姉だったのだろう(^^」
エリス >「みんなも、元気にしてた?」(、、
子供達 >「うん!」「元気だったよ〜!」
弓→子供 >「このおにーちゃんたち、だーれー?エリスおねーちゃんのこいびとー?」
エリス >「え、ええっ!? え、えと、そうじゃないよっ!?」(//□/;
シスター >「これこれ(微笑)さあ、立ち話もなんですし、中にどうぞ(微笑)」
翔真 >「突然の訪問なのに申し訳有りません、御邪魔します(礼)」
エリス >「ありがとうございます」(^^ ちらっとキリヒトくんのほうを振り向いてみよう。 (・/|チラッ
キリヒト >「・・・・・・(慈しむような視線。行けばいい、という感じ)」

という訳で、3人は応接間に通される・・・

翔真 >「志宝嬢、用事はこちらで済ませておく。子供達の相手をしてやると良い(^^」
エリス >「あ、ええと…… すみません、お願いします」(///;
キリヒト >「そうだね・・・室内とはいえ、油断は禁物だ。少し、中を見て回ってくるよ」
翔真 >「解った、頼む。」むぅ、断る理由が無い(−−;
GM >ここでお茶を勧められるけど、ティーカップもお茶も、アンゼロット城とは比べ物にならないくらい素朴だ。エリスにとっては、それすら懐かしい。
翔真 >「頂きます」と言ってから一口飲みます(笑)
エリス >「みんな、いい子にしてた?」(^^
子供達 >「「「はーい!!」」」
シスター >「エリスちゃんがここを出てから、しばらくこの子達も落ち着かなくて・・・」
エリス >「こら。 先生のいうことちゃんと聞かなきゃダメでしょ?」(、、(めっ
子供達 >「「「はーい><」」」
翔真 >「面倒見の良い娘ですからね、寂しくなったのは仕方ないでしょう。」
子供達 >「アヤちゃんなんて、おねーちゃんがいなくなってから3日間ずーっと何も食べられなかったんだよー」「うそうそ!1日だよぉ」「そうだっけ?」
エリス >「よしよし」ヾ(^^
シスター >「でも、こうしてまた来てくれて嬉しいです(微笑)」
翔真 >「それで……突然申し訳有りませんが、今日は志宝嬢について幾つか伺いたい事が有って来ました。」
シスター >「エリスちゃんについて、ですか・・・いいですよ。どのような事でしょう?」
翔真 >「率直に、彼女をここに預けた親類縁者………それと彼女に東京での生活場所を提供した”おじさま”と呼ばれる方の事を伺いたいのです。」
シスター >「まあ、あの方についてですか・・・実は、あの方は常に代理人を通してしか連絡を下さらないのです」
翔真 >聞きながら確認しますが、シスターはウィザードですか?違うとは思いますけど一応。
GM >まったくのイノセントだね。
翔真 >「代理人、ですか………出来ればその方の連絡先を教えて貰えると助かるのですが。」
シスター >「ええ、実は電話などではなく、あちらから手紙を出してくるだけで・・・銀十字騎士修道会の方らしいのですけれど、それもはっきりとは」
翔真 >「銀十字?………(また意外な所の名前が……となると華恋嬢辺りから調べて貰えるか?)」
シスター >「そうそう。エリスちゃんが来てからのお写真でしたら、あちらにございますよ」本棚には十数冊のアルバムが。
翔真 >「それも見せて頂ければありがたいです。」何か解る事でも有ればと。
シスター >「どうぞ、どうぞ(微笑)」
エリス >「ぴくっ) あ。 わわわたしが出しますっ」(///; たぶんきっと、見られたくない写真とかも混じってるに違いない(o_ _)o~~~
GM >ああ、もしかしてその、潮干狩り中にエリスが海に落ちたシーンの事かな?(笑)
エリス >ほかにも、乙女には知られちゃいけないことがたくさんあるんです(/-;っ(ずびしっ
GM >寝室で枕投げとか、お風呂でコンバットとか(笑)
エリス >(ぐぅの音も出ない)(o_ _)o
翔真 >「検閲が入ったか、まぁ致し方なし(フッ)」残念(ぁ
GM >子供達の間から「おねーちゃんはあたりやすいからー(笑)」なんて不穏な会話が!(ぁ
エリス >「ああ、そ、それは、それは言っちゃダメ〜っ!?」Σ(>△<
翔真 >それはニブかったりトロかったりするからなのか、それとも凹凸が激しくて当たる所が多いからか(爆死)
エリス >ご、ご想像にお任せします(*ノノ)(何
翔真 >「………なるほど(フッ)」


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