【第24夜】
選び取られる道
<PART−34>
世界巨頭会談
一同はマンションに入り、エリスの住んでいた部屋へ・・・
そこは、以前とはすっかり様子が変わっていた。
むしろ、アンゼロットの趣味で模様替えをしたというべきか・・・?
翔真 >「(部屋の様子を見て)………凝り過ぎだ(嘆息)」
エリス >「(複雑な顔をしながら、きょろきょろ)」
司 >ある意味ひどいな(^^;
弓 >ま、まぁ、エリスの心を無駄に刺激…しない、と、いいな(笑)
アドノレ >「ブルジョアめ」(笑)
そら >入る前に「・・・わたしは、過去の記録で似たような事件がなかったか調べてみるよ」と提案してみます(’’)
弓 >「…そだね、お願い。…(キリヒトの動向も気になる…警戒は怠らないで、ね)」>そら
そして、その奥にはアンゼロットの姿もあった。
彼女はいつものようにティーセットをテーブルに揃え、
左右にはコイズミを始めとするロンギヌス達を待機させていた。
アンゼロット >「あら、皆さん。ようこそいらっしゃいましたわね」
弓 >「お邪魔しまーす」
エリス >「こんにちは」(、、;(ぺこり
アドノレ >「茶飲み話に来たぞ。俺様は特等席で見物だが」
司 >「お招きを受けて参上いたしました」
翔真 >「急遽会見を求めた事に応えて貰ったのは感謝する。」
そら >「・・・(にこ)」
アンゼロット >「いいえ。皆さんの事ですから、取引に応じない…もしくは、城まで仕掛けてくると思っていました(爽)」
弓 >「…」
翔真 >「(そう言えば………あぁそうか、なるほどな。そんな事も言っていたか……)」
司 >場所をそっちで指定、といわれたときには頭をよぎったのは事実ですが(ぁ
アドノレ >「ぬかった。正装に着替えてない」(どぜうすくいセット)
アンゼロット >「さて。早速ですが、これからするわたくしのお願いにはいかYESでお答えください♪」
司 >「……とりあえずは内容を」
アンゼロット >「志宝エリスこと裏界皇帝シャイマールを、ただちに引き渡してください。もはや、彼女の存在は世界の脅威と言っていい状態にあります。世界の守護者として、わたくしはこの状況を看過する事はできません」
弓 >「…ま、いきなりそーいう平行線にいかなくてもいいでしょ?」
アドノレ >「主の癇癪一つだって世界の危機だろうに」
司 >「その前に……この状況を招いた者をどうにかする方が先だと思いますよ……そうでないと、どこまでもそのものの手の平の上で踊る事になるかと」
アンゼロット >「ですが、シャイマールはいまだ完全に復活してはいません・・・すべて穏便に終わらせるには、今行動するしかないのです。これは、警告です」
弓 >「だいたい…(エリスのほっぺをふにーっとしつつ)…こーんな可愛いエリスが世界の脅威なワケないじゃない♪」
エリス >「ひょうれふってはひいってふんでふかっ!」(//□/
アンゼロット >「それでも、シャイマールはシャイマール。墓の外側を綺麗に塗ったところで、その本質は変わりません」
エリス >「……」(黙っている
弓 >「……うん、まあ、確かに、それはそのとーりだと思うけど(頷きつつ、視線はアンゼ)…まぁ…ちょっとこっちの話も聞いてみてよ」
翔真 >「………『木を見て森を見ず』、だ アンゼロット。覚えていないか?お前が昔神条の一件で有る人物、恐らくお前に”七つの宝玉”に関する情報を齎したであろう者からお前が言われた言葉だ。」目を細めて
アンゼロット >「ゲイザー・・・わが神は、この度わたくしに『成すべき事を成せ』とお命じになっておられます。わたくしが今成すべき事、それは世界最悪の脅威たるシャイマールを滅ぼすために全力を尽くす事です」
エリス >深呼吸〜。
そら >「・・・・・・・・・・・・世界最悪の、脅威・・・」かつて同じような事を言われた本人(笑)
アドノレ >「何をしろと明確には告げなかったと」
翔真 >「(否定は無し、と………正直微妙な所だったが、当たって良かった)志宝嬢を倒してもシャイマールは完全には滅びんのは解っているのか?」
アンゼロット >「・・・その点は、メガラニカに派遣した世界魔術教会の調査員から報告を受けています。本来想定していたように、裏界を直接攻撃する事が出来なくなったのは残念ですが、その転生者である彼女を抹殺する事で、シャイマールの脅威をこの世界に及ぼさなくするようには出来るでしょう」
翔真 >「浅墓過ぎだなアンゼロット。異界の住人だった神条を連れて来る位はベルだってやったのだぞ?そのベルを手玉に取った今回の黒幕に、同じ事が出来ない訳が無いだろうに。志宝嬢を滅ぼして残り半分となったにしても、その脅威がこちらに来ない保証は皆無だ。」
司 >「宝玉を集めさせたのもゲイザーだというのなら、そこからしておかしな事だとは思うんですが(苦笑)」
弓 >「……それに、宝玉を揃えさせたのも、そいつの命令でしょ?…アンタだって、本当はそろそろ気づいてるんじゃない?何かおかしいって」
司 >「ゲイザーは、希望という餌をまいてあなたを動かしてきた。俺にはそうとしか見えません」
アンゼロット >「・・・ええ。けれども、それは絶対にありえない話です・・・」
アドノレ >「見たくない情報には目をつぶるのは何処も同じというわけだ」
弓 >「…アンタの立場的に、ソイツを疑えない…疑いづらいのはわかるけどね…」
司 >「やはり気がついていましたか」小細工はないだろうと判断してお茶を飲む(ぁ
そら >「・・・・・・・・・・・・・・ぁ(顔を上げる)」
司 >「?」椅子からいつでも立てるように体制を整える
アドノレ >「ん?」
翔真 >「どうした?」
そら >「・・・ひとつだけあったよ。『魔王以上でありながら魔王でないもの』が引き起こした『世界の守護者が関知してない』事件・・・」
翔真 >「それは?」
そら >「アーカイブファイル、認識コード『WARLOCK WAR』・・・あるいは『The Peace Plan to Save the World』。吉祥寺で起きた事件だよ」
弓 >あー
翔真 >「だそうだ、参照して見るといい。」>アンゼロット
アンゼロット >「…コイズミ?」
ロンギヌス・コイズミ >「はっ(礼&ピグマリオン操作)…それは、偶然魔王なみの力を手に入れたエミュレイターが引き起こした事件ですね。報告では『カテゴリーF』……少なくとも、重要な事件ではあり得ません」
エリス >そういえば照香が聞いたなぁ、そんな話(、、
アンゼロット >「・・・世界の危機はあちらこちらで起きているのです。カテゴリーFの事件など、参考にもなりませんね」
翔真 >「世界の守護者として今の台詞は問題が有ると思うのだが(苦笑)」
弓 >「ところがどっこい、コレが世界を滅ぼしかけてたって…信じる?」
アンゼロット >「それは、エミュレイターですものね。『夢を喰らうもの』の事例もありましたし…油断をすれば、世界の危機にもなりましょう」
弓 >「んー…」
翔真 >「となる真相は報告されていないと言う事になるな………」
司 >「……俺が聞いた話では、エミュレイターどころではなかったんですが」
エリス >あ、そーか。公式発表と違ったのでしたっけ。 だからカテゴリーが低く設定されてるんですね(、、;
アンゼロット >「それに、今はシャイマールの事を話しています。そこにカテゴリーFの事件の話を割り込むなど、馬鹿げています」
弓 >「ま、話すと長くなるんだけど…」
翔真 >「聞けば無視出来んさ、ゲイザーに関しての前提条件が覆る。確実に……陣内、説明してやってくれ。」
司 >「ええ……『観察者』の一柱が原因だったとしてもですか?」
アンゼロット >「それこそありえません・・・『観察者』はこの世界をつかさどる『夢見る神』の分身。いわばこの世界の意思そのもの。それが、世界を危機に陥れるなどという事自体がナンセンスです」
弓 >「…………けど、Only Oneじゃないわね」
そら >「・・・そして、それでも世界は『ナンセンス』に満ちてる」
弓 >「…(こくこく)」
アドノレ >(我が存在こそナンセンスとばかりにポーヂングして筋肉をピクピク)アドノレの存在はナンセンス+世界はナンセンスに満ちている=世界はアドノレに満ちている(。。)☆\
司 >「この世界は『夢見る神』の見る夢・・・とも言われてますよね。なら、この夢の続きを見たくなくなった者がいたとしても不思議はないのでは?」
アンゼロット >「・・・わが神はこれまでもわたくしを導き、世界を守るための術を教えてくださいました。それが、今この重要な時に真逆の事をしようとなどするでしょうか?それこそ、ありえない話です」
翔真 >「………お前は何度その”ありえない”で間違いを繰り返す気だ?(嘆息)近い所でも既に宝玉の一件で”ありえない”事が起こっているだろうに。」
司 >「先ほどいわれた事件も、そのような『観察者』の一柱が原因だったと俺は聞いています………宝玉を集めるとき、彼はなんと言ったんですか?」
アンゼロット >「『七つの宝玉を集め、その力をもって世界を救え』と・・・」
エリス >「でも…… それは世界を救うものでは、なかった」(ぽつり
司 >「……最初から、シャイマールの力を求めてた。そう考えるのに無理はあるでしょうか?」
アドノレ >「滅びによって穢れより救済する。どこぞの神が言いそうだな」
弓 >「…宝玉を集めさせたのも、エリスを殺すように仕向けたのも、エリスを追い詰めたのも、どこのどなただったかしら?」
アンゼロット >「結果的に何者が画策したのであれ、シャイマールの復活はいまや時間の問題です・・・それゆえわたくしは、この世界の全ての人々のために、今存在する危険の芽を摘まなければなりません」
弓 >「…これまでの、どの命令も、間接的とはいえ、世界を滅ぼそうとしてない?…この最後の命令も、そうだとは考えられない?」
司 >「ゲイザーがシャイマールの力を求めているのであれば、弓の言うとおりだと思います」
GM >すると、その時・・・虚空に声が響く。
『ああ、もう・・・まだるっこしい事してないで、とっとと黒幕を引きずり出すよう仕向ければいいじゃない!』
そら >「警告、レンジ2に魔王級エミュレイター。数・・・2。付随戦力ありっ!」
翔真 >「今の口調は………まさか?」
アドノレ >「観客が増えたか」
GM >紅月をバックに、リオン=グンタを従えてベール=ゼファーが現れる。その周囲には、装甲騎士団。
アドノレ >「制服大好きっ娘」(ぼそっ)
アンゼロット >「ベール=ゼファー・・・!」
エリス >「え、ええっ!?」Σ(・□・;
弓 >「あー、やっと来た(−−;」
ベル >「はろー、アンゼロット♪現実が見えてないようだから、力ずくで見せてやる事にしたわ♪」
司 >「ふむ…これで話が進みやすくなりそうですね」
アドノレ >「ベルに対しての解説は要るか?」>エリス
エリス >「ええと、お会いしました、よね? エミュレイターですよね?」(’’;
アドノレ >「あやつこそ世界制服を企むイィ趣味の魔王ベール=ゼファー。通称ベルたんだ」耳打ち
ベル >「・・・その『たん』禁止っっ!!!!!!!!!!」
アドノレ >「俺様に勝るとも劣らぬ地獄耳よ」
翔真 >「正面から解らせてやらないと言質が取れないだろうからな、ここで押し切れれば後々絶対に使えるアドバンテージが取れると奮戦していたのだが(苦笑)」
ベル >「あぁら、簡単よ?真偽を確かめるには、シャイマールが復活する前にそこのエリスちゃんを殺しちゃえばいい。そうすれば、黒幕だってもうその姿を現さざるを得なくなるでしょ?」
弓 >「うわー、私がやろうとして、自重したプランをさらっと口にしやがりましたよ…」
エリス >「え、あ、えと?」(;o'▽')o
翔真 >「だがその論理だと………む?しかし、まさか……?」ようやくキリヒトに思い至るのかこれで(・・;
リオン >「本当は、私達がアンゼロットのもとに乗り込んで、話をするはずだった・・・けれど、手間が省けたから、これはこれでよし」
弓 >「…まぁ…そういうことなら、やんなくても心当たりはあるわよね?…ここにきたがらなかった、約1名…」
翔真 >「それにどちらかと言えば、お前達は六鍵側の方がどうなっているのか調べているのかと思っていたが……」
ベル >「まあ、ともかくエリスちゃん。あたし達のために、死んでくれるわね?(笑)」
リオン >「シャイマールの復活は、この世界だけでなく裏界の破壊をも引き起こす…止めるのは、当然」
アドノレ >「おっと。出世払いのツケがあるのでそれはご遠慮願おう」
翔真 >アドノレが側に居るからそう簡単に死なせる事は無いと思うが………止めたくなるな(^^;
エリス >「そんなしゅ…いえ、お断り、します」
そら >「とにかく・・・アンゼロットさんにも、ベール=ゼファーにも、えりちゃんは殺させはしないの」
アドノレ >「俺様が居る以上楽に死ねると思うな」
翔真 >「この期に及んで断りはすまいがアンゼロット、これからする俺の頼みにはいかYESで応えて貰おう…ゲイザーを呼べ、今直ぐに。」
ベル >「遠慮しなくていいのよ、アンゼロット・・・シャイマール復活の阻止という目的は同じ。あたしは、手を組みに来たんだから」
コイズミ >「アンゼロット様、いかがいたしますか・・・?」
アンゼロット >「・・・・・・いいでしょう。この際です、世界を守るために利用できるものならば、魔王だろうと利用させてもらう事にします」
ベル >「交渉成立ね(くす)それじゃあ、行きましょうか・・・?」
エリス >「わ、わたしはまだ、死ぬわけにはいきませんっ」(汗 >トップのお二方
司 >「せっかちな性分のようですね」エリスをかばうように立つ
翔真 >「下手に動けば戦力の無駄な消耗では済まんぞ?………っと、言ってる側からか(苦笑)」
そら >「・・・わたしの時と、同じ。事が明らかになった今、これは予想の範疇内・・・だから、わたしはえりちゃんを、守れればいい」
弓 >「…フ……」 あえて、動かないまま、腕を組んで、足を机になげだしたまま、座ってる(笑)
ベル >「そんな心配する必要がないように、真っ先に葬ってあげるわ・・・っ!?」
その時。マンションに迫るロンギヌスと裏界の連合軍の一角が、
稲妻と爆炎によって突き崩された!
エリス >「って、なになになんなの〜!?」Σ(@@
GM >そして、その中から響く声…「どりぃ〜む・・・ どりぃ〜〜〜む・・・」
アンゼロット >「何事です、コイズミ!」
コイズミ >「あれは・・・ナイトメア殿!マユリ殿も一緒です!」
エリス >「ぎ く) な、ナイトメア、さん?」(・・;
翔真 >「ナイトメア……?」志宝嬢暗殺に失敗したのはまだ知らない事実(ぁ
エリス >「(そういえば……ああああああまだ話してなかったーっ!?)」Σ(><;
アドノレ >「派手な登場だな」
ナイトメア >「アンゼロットよ…シャイマール復活の危機と聞かされ、一度は従いもしたが…この状況、俺には納得できん!」
翔真 >素晴らしい、流石勇者王(違)
マユリ >「あの後、ナイトメアさんと話し合ったんです…本当に世界を思って、出来る事は何かって!」
翔真 >「………何か有ったのだろうか?」
司 >「……?」気にはしつつも、この場を離れる隙があるかを伺っています
GM >この場を離れるつもりがあるなら、まずコイズミ達と、なによりベール=ゼファーを相手にする必要がありそうだね。
エリス >「え、ええと…… 実は、その、アンゼロットさんのお城で休んでいるときに、一度、あのお二人に襲われたんです」(><; (ぽそぽそ)>相羽さん、陣内さん
翔真 >「(小声)なるほどな。しかしそれならば尚の事、今の二人の言葉と意志はありがたい(^^」>志宝嬢
弓 >(はたしてそうかしらね…)「…ナイトメア、マユリ。…確認するけど、それは本当に貴方達の意思?…誰かに、そう説得された、ってことはない?…例えば、キリヒト…ってウィザードから、とか(じーーー)」
ナイトメア >「そんなヤツの事等知らん!むしろ、柊蓮司くん達に頼まれたと言っておこう!!」
エリス >「柊せんぱいたち、が?」
司 >「柊さんたちも独自に動いてくれているということですか」
マユリ >「ええ!柊さんたちも、すぐに到着します・・・それまで、私達が時間を稼ぎましょう!」
弓 >「……(くす)…そっか、やれやれ…私も、そうとう病んでるわね…」
アンゼロット >「ナイトメア・・・それにマユリさん。よもや、この状況の重要さが理解できないわけではないでしょうに?」
ナイトメア >「ああ、当然理解している。そして、今のところシャイマールは復活していない…そこが、最大の判断基準だ!」
マユリ >「なんだか、“あの時”と同じような状況になっちゃいましたけど…ここは人として、エリスちゃんの力になるべきだって思いました!(○ヮ○;」
司 >「(うむうむ)」
翔真 >「だそうだアンゼロット。歴戦の傭兵と世界を救った事のある面子もこう言っている状況で、まだ御題目に拘るのか?」
アンゼロット >「おろかな事を・・・シャイマールが復活すれば、この世界は滅ぶのですよ?」
ナイトメア >「・・・だが、まだ滅んでいない。そうだろう、諸君?」
アドノレ >「まったくもってその通りだな」(笑)
弓 >「だーかーらー…私らは復活させようなんか、1回もしてないてーの」
翔真 >「あぁ………ナイフや銃を持っているからと言って必ず犯行を起こす訳ではない、それと同じ事だ。」
司 >「最初に言ったはずです。この状況を招いたものをどうにかしないと意味は無い、と」
GM >改めて眼下の状況をよく見てみると、連合軍と交戦しているウィザードたちがいる…おそらくナイトメアが声をかけたのか、見覚えのある顔もちらほら見かけるね。
ベル >「……たいした人望ね、アンゼロット(くす)」
弓 >(まいったな…ベルに乗じて、あわよくばこれでゲイザーを引っ張り出せるかと思ったけど…かえって混乱しちゃったわね…)
アンゼロット >「…それでも、わたくしはこの世界を守護するものですから。いかに非難を受けようとも、それが世界を救う事に繋がるのならば、甘んじて受けましょう」
ベル >「そんな事を言いつつも、どーせ自分じゃ手を出せないんでしょアンタは・・・だから、私がアンタの代わりに戦ってあげる。今だけはね(くす)」>アンゼ
翔真 >「………それでこの世界を“エル=ネイシア”の二の舞にさせるつもりか。」
アンゼロット >「・・・どこでそれを知ったかは知りませんが、世界の敵に与するものは、すべて討伐対象となります。あなた達とて、例外ではありません」
司 >「俺たちのとろうとする手段はあなたが選ばなければならない手段からすると、か細く危なっかしいものかもしれません。ですが……得られるものは『世界を無事』だけではなく、プラスアルファされたもの。こちらもそう簡単にはあきらめません」
翔真 >本当は言いたくなかったが、流石に事ここに及んでしまっては(^^;
弓 >「…まあ、ちょっと落ち着いて整理しましょうよ。 私達の主張は…エリスを絶望させ、シャイマール復活への布石をばらまいたのは、アンゼロットみたいな守護者の上位にあたる存在が画策した、世界崩壊のシナリオってこと。魔王…ベルの主張も、そこまでは同じよね?」
ベル >「ええ、そうよ。でも、シャイマールはあたし達魔王にとっても邪魔な存在…消したくてたまらない存在なのよ」
弓 >「…対するアンゼロットは、“観測者は間違わない、絶対”の一点張り、と…事態の解決の手段は、今度は逆で、あたしたちは“エリスを護って世界も護る”。ベルは“エリスを殺して黒幕を引っ張り出す”。アンゼロットは“とにかくエリスを殺してシャイマール復活を止める”、と」
ベル >「そゆこと♪ま、ホントはそれだけじゃないんだけどね」
弓 >「…ねぇ、アンゼロット。 私達は、あなたが信頼する観測者が、必ずしも絶対ではないと思える根拠を提示したわ。 それでも、考えは変わらない? ベルも、エリスを殺してシャイマールが消滅するのか、下手したらそれがキッカケで復活するか…わからないんでしょ?」
アンゼロット >「ですが何度も言ったように、シャイマールの復活は時間の問題。危険は芽のうちに摘み取っておくべきです。誰が画策したかなどは、この際問題ではないとも言った筈ですよ?」
弓 >「それも全部、観測者の受け売りでしょ? ちょっとは自分で考えてみなさいよ。…まぁ、立場的にし辛いのもわかるけどさ。」
リオン >「私の書物にも、そこまでは記されていない…シャイマールは、私の力を上回るものだから。だからこそ、この世界に顕現する前に出入り口である志宝エリスを潰すのは、もっとも迅速かつ確実な手段であると判断される」
弓 >「…少なくとも私たちは、エリスを殺すだけがシャイマールを封じる方法じゃないってところまでは掴んでる。」
アンゼロット >「…ならば今すぐ、その道を示してみなさい。それが出来ないならば、わたくしやベル達のする事に、これ以上の手出しは許しません」
エリス >「(うーん……とずっと考えて)」プレイヤーもキャラクターも、なんと言っていいのやらで悩んでいます。きのきいた言葉が、おもいつかない(o_ _)o
そら >「えりちゃん・・・感じたままを、言えばいいんだよ」
エリス >「どれが正しくて、どれが間違ってるのかはわからないですけど…… わたし自身が、その封印だったら、シャイマールは『出てきて』しまうんじゃないですか?」(・/| (陣内さんと相羽さんの間から
そら >えりちゃんを後ろから、ぎゅっ・・・と抱きしめています。
翔真 >「そうだな。宝玉の力とブレスレットを調べた結果からも志宝嬢の意志の力がシャイマールの復活を押し留めているとも考え得ると思う。」
弓 >「鍵」の方のこと、話しちゃっていいかなー?>ALL …というか、私が話すことじゃないと思うので、誰かにパスしたい(笑)
アドノレ >どぞ
司 >OKだと思う
翔真 >この状況なら仕方ないかと。
エリス >え、えと、下手に引き継ぐと話が混雑しそうなので、そのまま話を持っていってもらえるとスムーズにいくのではないかと思います(><;
弓 >「…ベル、あなたなら知ってるんじゃない?シャイマールの封印は、宝玉とアイン・ソフ・オウルだけじゃないって…」
ベル >「ええ。だからこそあたし達は、エリスちゃんを殺して宝玉を奪うためにここに来たのよ…」
リオン >「シャイマールを封じた7つの宝玉・・・その力を使えば、同じシャイマールの力を受け継いだ六鍵・裏界六魔将を葬ることも、不可能ではないから」
弓 >「私の推測を言うわね。…たぶん、六鍵…だっけ?そっちの封印はまだ生きてる。だから、現在のエリスはシャイマールにならず、安定している。…じゃあ、ここまでまわりくどい手段で宝玉を揃えさせて、そして今度はエリスを殺してシャイマール復活を止める。」
ナイトメア >「なるほど。そう考えれば、今回の“黒幕”が宝玉の持つ真の目的を伏せていたのも、納得がいく…7つそろえれば願いがかなう、だったな」
弓 >「…アンゼロットやベルの言うことにも一理あるとは思うのよ。現在の状態でも、エリスはシャイマールの封印の半分を担ってるわけだから……でも、それでシャイマール復活させて世界破壊できるんだったら、とっととそーすりゃいいじゃない?」
ベル >「それもそうよね。もし完全復活したら、あたし達全員でも手に負えるかどうか分からないシロモノなんだし」
弓 >「…そうしないのはたぶん、六鍵側の封印は、この黒幕でもどーにもならないんじゃないかしら?だから、扉が半分閉まった状態で、中のモノを出そうと思ったら…扉をブチ壊すか、扉が自分の意思で開くしかない…違う?」
リオン >「・・・器である者の自我は、極限まで純粋にしておく必要があった。だからこそ、5歳で死亡した志宝エリスの存在は最適といえた」
エリス >「っ。 五歳のとき、わたしが死んでいたのは…… 事実、だったんですね」
アドノレ >俺様がいろいろと胡散臭い知識を詰める事で汚したと(。。)☆<純粋であればあるほど
エリス >そ、それはっ(/-Tっ (笑
弓 >「だから、黒幕は…エリスを、シャイマールの封印の半分の状態まで持ってきた上で、エリスの抹殺…あるいは、エリス自身が、怒りとか絶望で、扉を開いちゃうのを期待してるんじゃないかな?……と思うんだけど。 …あくまでも推理ね、ハズれてるかもしんないし。」いちおうコレで説明はつくと思うのだが、PLにも確証はないぞっ(笑)
翔真 >いや、十分納得の行く話の流れかと。ご苦労様です(^^ゝ
エリス >「あれ? でも、あれ? 一度死んだのに、封印は、解けてない、の? ……?」(、、;
リオン >「器が純粋であればある程、感情による幅は大きくなり・・・暴走を引き起こす事も、たやすい。すべて、本に書いてある通り」
弓 >(こくん)
ベル >「なるほどね。お説ごもっともだわ・・・ま、そーゆー事なら。絶望する前に殺しちゃえば、シャイマール復活もありえないんじゃないかしら?」
アンゼロット >「その点に関しては、私もベルと同意見ですね」
弓 >「うん、まぁ、そうかもしんないけど、そーすると、扉が壊れてやっぱりシャイマールが半分くらいしゃしゃり出てくるんじゃない?…や、そこまでは正直わかんないんだけどさー」
翔真 >「だからこそ、それに対する措置も用意してある………公爵クラスの魔王一柱に加えロンギヌスの精鋭を敵に回しながら単独でそれを打破し得る、そんな”守護者”が志宝嬢には存在する。」
弓 >「そうね、そのための安全装置…てことか」
翔真 >「そう考えてもおかしくは無い、と思うがね。現状から察すれば。」
エリス >「……キリヒトくんの、こと、ですか?」(、、; >相羽さん、弓さん
翔真 >「アンゼロット、今言った様な事を単独で成し得るウィザード。本当に心当たりが無いのか?前に調べておくといっていたような気もするが、それにそう言う事が出来るのは本当にただの”ウィザード”か?」
アンゼロット >「ええ。過去に存在した例で強いて言うのでしたら、そこの“世界の破壊者”ザ=マリキュレイターくらいですね」
そら >「そうだね。うん、それもわたしの一部だから・・・でも、その一部が全部じゃない。その事を、わたしはたくさんの人たちに教えられた・・・」
翔真 >「………その理屈で言うなら、お前は今でも『イクスィム』と言う世界を滅ぼす元凶を内包した者になるのだぞ?それこそ世界の安全の為にここで滅ぼされても文句を言える立場ではあるまいに(嘆息)」>アンゼロット
弓 >(男に目がくらんで世界を滅ぼしかけたのはどこの誰だ(笑))
司 >その突っ込みは容赦なさすぎだろ(笑)(お茶吹きかけたPL(笑)
翔真 >それはトドメです(爆笑)
アンゼロット >「それはそれ、これはこれです(つん)」
司 >「…‘秘密公爵’リオン=グンタ、貴方の書物には彼の事はかかれていないんですか?」
リオン >「・・・秘密」
司 >「有無だけでも確認できれば正体に近づけたんですが(苦笑)。やはり何らかの契約をしないとダメですか」
弓 >「…で、まー…アンタに聞きたいんだけど、宝玉をバラけさせて、再封印するような方法、アナタは知らないわけ?…」>アンゼロット
アンゼロット >「そんな事したら、そこの連中が得たりかしこしと回収しに来るじゃないですか。結局、今までと同じ事が繰り返されるだけですよ?」
弓 >「やー、さすがに来ないと思うけど?…寝たまま起きてこないなら、ワザワザ起こそうとは思わないでしょ。」
アンゼロット >「・・・そうだといいのですけど、そこのベール=ゼファーはそう思ってないようですよ?」
ベル >「当然よ。シャイマールを完全に潰すために、宝玉の力はあたし達にも必要だもの。ここで一気に手に入るんだったら、むしろ好都合っていうものよ」
弓 >「…アンタも自重しときなさいよ(−−;」>ベル
ベル >「いやよ(きぱ)」
弓 >「…懲りないわね、ホント。できればそーゆーの、こっちの世界巻き込まないで、裏界のすみっこで将棋でもチェスでも殴り合いでもやって決着つけなさいよね。」
ベル >「なんでこの大魔王ベール=ゼファーが、あんたなんかの指図を受けなきゃいけないのよ。あたしはあたしのやりたいようにやるだけだわ!」
アンゼロット >「わたくしとしては、それも阻止させていただきますけどね。どちらにせよ、シャイマールの始末が先決ですけれど」
翔真 >「…………(これだけは言うまいと思っていたが、止むを得んか)」”後ろで糸を引いているのは『世界の観察者』で間違いありません”との言葉を華恋嬢(TIS)から貰ったのを言ってしまいますか?>ALL
アドノレ >言いたい事は全部言うが良い止めぬぞ(笑)
弓 >まぁ、ここまできたら…「くらえ!」のターン?(笑)
エリス >お、OKです。
翔真 >「………アンゼロット、俺の最期の交渉カードだ。これで駄目なら、全力で抗おう。」
アンゼロット >「何でしょう・・・これまでのような無意味な引き伸ばし工作なら、もう結構ですけれども?」
翔真 >「俺達は、TISから”後ろで糸を引いているのは『世界の観察者』で間違いありません。夢見る神の力を帯びた、この世界の真の守護者たち。そのうちの1人が、この件の背後にいます・・・確実に”と助言を受けた。」
アンゼロット >「TISが?・・・しかし、現時点で起きている状況を考えれば、わたくしとしてはこれ以外に、とるべき方法はありません」
ベル >「第一、観察者がどう考えていようと、このあたしにはまるっきり関係ないし」
翔真 >「ベルは確かにその通りだな(苦笑)…………仕方有るまい、狂信者に付ける薬は無いという事か(嘆息)」
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