【第27夜】
オーヴァー=ケイオス

<PART−22>



「獣の欠片」の真実



かくして一同は、謁見の間に戻ってきた。
くれはの手配で、GT隊員達が一同にお茶を出してくれる…

くれは >「…まあ、休憩施設の方で準備が整うまで、ひとまずゆっくりしていってね」
アメジスト >「ありがとうございます(礼)」
翔真 >「済まない(フッ)さて、その時間まで現状の再確認と行くか。」
マユリ >「そうですねっ…アスモデートは倒されて、城もひとまず無事。命さんはあれでもう大丈夫として、残る問題は…」
翔真 >「緋室嬢の傷の回復や、テスラ嬢とスルガがどうなったか。まずはその辺りからか。場所がここだしな。」
くれは >「うん、じゃああかりんについては…マユリん、メディカルルームに連絡よろしく!」
マユリ >「了解ですっ!(0−Phoneいぢりいぢり)」
くれは >「それと、ロンギヌス00…スルガくんのトレースをお願い。多分、そう遠くへは行ってないと思うけど」
ロンギヌス00 >「御意」
司 >「ああ、それは俺がやりますよ」
くれは >「ああ、司さん。なら、よろしくねっ」

実はこの時、司PLさんがお休みだったので、
司にはNPCとして、ロンギヌス00の支援をして貰っているのであった。

マユリ >「あっもしもし!マユリです…あかりんは、どうなって…えっ、本当ですかっ!はいっ!はいっ…」←少女連絡中
アメジスト >「アスモデートを墓場から呼び戻し操っていた黒幕が、まだ顔を見せてもいないというのも気になりますね」
そら >「……アムさんの疑問には、わたしから答える事が可能です」
アメジスト >「……そらさん? ええと、それってどういう……」
翔真 >「(戻っていなかったのか)………報告と併せて教えてくれるか?」
そら >「はい。アスモデートを復活させる手助けをしたのは、冥魔王です」
アメジスト >「冥魔王……」
くれは >「冥魔王…っていうのは、冥魔にも魔王がいるって事?確かに、ありそうって言えばありそうだけど…」
翔真 >「と言うよりは『冥魔』の『王』と解釈するべきだと思うぞ。」
そら >「(こくり)…どちらとも言えます。通常の侵魔がフラグメントと融合する事で冥魔へと『進化』した事は、これまでにもいくつかの事件で明らかになっています」
アメジスト >「侵魔が冥魔に進化? フラグメント?」
そら >「はい。…詳しい事は横須賀ユニオンの記録にありますが、冥魔王の場合…融合した対象が魔王級・古代神級であった場合に、発生する可能性が出てきます」
弓 >「侵魔のたまたま力の強い個体が魔王なわけで。人間の王だってそうだしね。冥魔のなかの力の強い個体が王と呼ばれる存在であることは、まぁ、あり得るんじゃない?」
翔真 >「ふむ………侵魔から冥魔へ進化、か。アメジスト嬢、フラグメントに関しては『そう言う物が有る』と認識しておいてくれ、今のところは。」
アメジスト >「はぁ……。ええと、とりあえず魔王級の侵魔をも上回る力を持つ冥魔である、ということでいいんでしょうか?」
そら >「力的には、その通りです。多くの場合、フラグメントの影響を受けた冥魔は破壊衝動のみの存在となりますが、魔王級であるならば、理性の制御もある程度は可能でしょう」
くれは >「じゃあ、ハーティ=マナガルムとか、『夜闇よりも冥きもの』とかっていうのは…」
そら >「(くれはに頷いて)全て、フラグメントの影響を受けた個体です」
弓 >「もしかしたら最初から冥魔だった個体とかもいるかもだけどねぇ……あるいはフラグメント以外にも変異する手段があるかもだし。 少なくとも現状の認識では、冥魔王>冥魔≧魔王>侵魔ってところかしらね」
くれは >「そういえば、オメガ=アモーレは元々、裏界魔王のモーレ=アモーレだったもんね…(考え考え)」
弓 >「適応進化の必然かもしれないわね。……古代魚から陸に上がったもの、空を目指したもの……。陸にあがったのが侵魔で、空を目指したのが冥魔って可能性もあるわ。」ベルとか知り合いだったぽいしのう(笑)
翔真 >「そんな所かな、認識としては。」古代神時代の古き盟友、みたいなものですかな?
弓 >ファンブックのニュアンスだと「元は同じ存在」だったぽいですからね。それが侵魔を指すのか、もっと別な古代神レベルのものを指すのかは不明ですしー。少なくとも古代神レベルだったらすぃけど(笑)
GM >まあ、関東異界大戦による大破壊は実のところ無限平行世界というだけでなく、時空間にも関与しているからね。主八界側の解釈としてはああだけど、真相はこうだよ、という事で(笑)
アメジスト >「理性を保ちながら、冥魔をすら上回る力を持つ、か。頭の痛い話ね」
弓 >「人間が……フラグメントの影響を受けると (*'-')a こうなるのかしら……」
そら >「…それは、皆さんも既に経験済みですね。アムさんはまだですけれど」
アメジスト >「え……私、ですか?」
そら >「はい。わたしの認識に拠れば、アムさんが持っているのは……変異したフラグメントですから」
アメジスト >「え、それってつまり、獣の欠片が……」
そら >「はい。魔王の力の影響を受けていますけれど、間違いありません…」
マユリ >「みなさんっ…あかりんが持ち直したそうですっ!」ぱあっと笑顔で。しかし空気を読まない(ぁ
弓 >「それは何よりだわ……」
翔真 >「そうだな。意識が戻ったら真行寺の事も教えてやれば喜ぶだろう(フッ)」
くれは >「よかった…(ほっ、と胸をなでおろす)後で落ち着いたら、お見舞いに行きましょ」
アメジスト >「報告くらいちゃんとした名前でなさい! それと、友達相手の電話じゃないんだから、少し礼儀ってものを考える!」 反射的にピコハンを投げつけて>マユリ
マユリ >「いたっ!?…だって、あかりんはあかりんですしっっ(^^;;;;」戦友だけに、あかりんという呼び方以外ありえなーい(笑)
アドノレ >「随分とピコハンが様になってきたのぉ」じりじりと後ずさり
アメジスト >「ハァ、ハァ……。ごめんなさい、話の腰を折ってしまって。そう……獣の欠片が……。」>そらさん
そら >「はい。その正体は、関東異界大戦の折に攻勢を掛けて来たルー=サイファーを破壊するため、ザ=マリキュレイターが撃ち込んだ破壊衝動のフラグメントです」
翔真 >「その時のフラグメントが幾つもの欠片になって居るのか………」
くれは >「はわ、ちょっと待って?獣の欠片って666個あるんだよね…それが、全部って事?」
翔真 >「一つが砕けたんだろう?恐らくだが。撃ち込まれたのが複数と言う事も有り得るだろうが。」
そら >「いいえ。くれはさんの解釈の通りです。結果としてルー=サイファーは分身のみならず本体にも甚大なダメージを受け、例の双月事件まで動きが取れなくなったという事になります」
アメジスト >「関東異界大戦、か。大まかなあらましは聞いているけど、本当に大きな話になってきたわね……あれ? それじゃあ、弓さんの言っていたそれと反発しあったっていうのは?」
弓 >「端的にいえば『規格が違うから』って事じゃない?」
翔真 >「もしくは電圧が違う、みたいなレベルかもな。」
アメジスト >「ああ、なるほど。そういわれるとわかりやすいですね」
弓 >「どっちかってーと、シェア喰いあってる競合メーカー品? 凶箱とPS3みたいなー」
翔真 >「………一気に表現が俗っぽくなったな(苦笑)」
そら >「666もの破壊衝動を撃ち込まれてもかの魔王が完全に滅びずに済んだ事をこそ、この場合は評価するべきでしょうが…弓ちゃんの持っているフラグメントと、獣の欠片に宿った魔王ルーの力が反発したのが、原因とみられます」
くれは >「つまり、そらちゃんが使うフラグメントと同じものが冥魔のコアでもあり、獣の欠片の正体でもある…と(ん〜)」
翔真 >「業腹だがその影響を受けた力に頼らざるを得ない状況も有り得るのが困る(嘆息)」
そら >「根本的には同一の存在ですが、扱う際に加えられた『意思』が、根本的に違います。それだけなのです」
くれは >「なるほどね…それで、獣の欠片が最近の書物にしか出てこない理由も分かったわ。そもそも昔は存在しなかったものだったって事かぁ…」

まあ、実も蓋もない事を書くなら、
獣の欠片なんてモノ自体、NW2になってからの後付設定な訳ですが(笑)

アメジスト >「でも、そうか。魔王の力に影響されたものを受け入れたら……そりゃ暴走もするってものね」
ベル >『…そういえば、さっきからすごく嫌な予感がするのよね…』
アメジスト >「え? 嫌な予感……?」 >ベル
ベル >『……そう。もし“あいつ”が後ろで糸を引いてるとなれば、すべての事に納得がいくわね…』
アメジスト >「……あいつ? それってルー=サイファーのこと? それとも、ちょっと前にいっていたメイオとか言う『面倒なやつ』のこと?」
ベル >『ルーにはこんな真似は絶対無理よ。だって、柊蓮司にこっぴどくやられてからこっち、ろくろく動けないみたいだもの』
アメジスト >「じゃあ、やっぱり……あなたが言っていた面倒なやつ、が黒幕だと?」
ベル >『可能性としてはあり得るわ…失敗に終わったアスモデートの六柱なんてもので世界結界に穴を開けようだなんて、今更考えるような暇な魔王はいないもの』
アメジスト >「あ、あなた達にとってもアスモデートのやり方は時代遅れというか、的外れなわけね(苦笑)」
ベル >『そもそも、アンゼロット城に直接攻め入るんだったら、このベール=ゼファー並みの力くらいは持ってないと(ふふん)』
アメジスト >「アスモデートじゃ役者不足だった、と(苦笑)」
ベル >『完全な状態ならまだしも、冥魔なんかに頼らなきゃならないくらいズタズタな状態じゃ、ああなるのも当然って事よ』
アメジスト >「なるほどね。……ねえ。別に洗いざらい話せなんて虫のいいことを言うつもりはないけど、あなたは件のメイオとやらのことを知っているんでしょう? どんなヤツなの?」
そら >「…メイオルティス」
アメジスト >「そらさん?」
弓 >(※あたまをひやされる)
ベル >『知ってるは知ってるけど…ちょっ、なんでアイツがメイオの事を知ってるのよ!?』
アメジスト >「私に言わないでよ。ただでさえ話が通じてない部分だってあるんだから」
ベル >『……っとに、不気味なヤツだわ…』
翔真 >「何だ、それは?」
そら >「その、アスモデートを操っていた冥魔王の名前」
翔真 >「………記憶ごと丸ごと食ったってわけか(苦笑)」
アメジスト >「……本当に不思議な人ね、そらさんって」 ポツリと呟き
くれは >「『メイオルティス』?……城のデータベースにあるかしら。ロンギヌス00、調べてみて」
ロンギヌス00 >「御意」
アメジスト >「アーケードでの闘いの後ベルが言っていた『面倒なやつ』の事らしいです」
翔真 >「解る分だけでも教えてくれないか?そのメイオルティスとか言う冥魔王について。」
そら >「アスモデートが知っていたのは、名前だけです。あとは、知っている者から聞き出すのがよいと判断します」
アメジスト >「……ですって。あなたにも色々とあるのだろうけど、教えてもらえないかしら?」>ベル
ベル >『まあ…昔一緒につるんでた腐れ縁ってやつよ。もっとも、あいつはあたしの事を“友達”だとか言ってたもんだけど(苦々しげに)』
弓 >アゼルが嫉妬してそうだ(笑)
アゼル >『・・・・・・・・・・・・・・』(ぁ
アメジスト >「友達、ね……。それでメイオ、か……。そのわりに面倒なやつ扱いなのね?」
ベル >『出来れば二度と、あの顔は見たくないんだけどね……こう、ムカつくのよ。ただ…アイツの力はいろいろと厄介だから気をつけとくことね』
翔真 >同属嫌悪か、それとも自己嫌悪みたいなものか。プルを見るプルツーの様なものか(違)
アメジスト >「そこまでいうなら、その能力とかも教えてくれるとありがたいんだけど……でもまあ、そこらへんが妥協できる線なのかもね。……ありがとう」
ベル >『…ふんっ、感謝されても何もでないわよっ』
アメジスト >「わかってるわ。ただね、あなたの複雑な感情に返せる言葉がこれしか思い当たらなかったのよ。ありがとう、ってね」
ロンギヌス00 >「結果が出ました。スクリーンに出します」と、必死にピグマリったり、本をめくったりしている一般隊員たちをバックに。
翔真 >「ありがたい、結果を見せてもらおう。」

『メイオルティス』…冥刻王の異名をとる元古代神。
限定的な時間操作能力、及び指定対象との存在同化能力を保有。
更にオクタヘドロンの情報に拠れば、世界結界外での冥魔化を確認されている。

GM >カテゴリーは“超☆裏界魔王級脅威”。ただし世界結界を超えて侵攻した事例がみられないため、事実上“対象外”となっている。
アメジスト >誰だ、このデータベース組んだの(笑)
翔真 >……コイズミか!?(爆違)
アドノレ >「その『超☆』は誰がつけたんだ」
マユリ >「ツッコミどころはそこですかぁ(^^;」
アドノレ >「それでは別なネタを振ってやろう。『めいまおうめいおるてぃす』と10回早口でいってみてくらんか」>くれは
くれは >「・・・はわっ、なぜわたし?(^^;」
アドノレ >「見事に噛んでくれそうだからな」
翔真 >「頑張っているシーンを撮って後で柊にでも売りつけるつもりかと思ったが(苦笑)」
くれは >「あははっ、そういうのは翠ちゃんあたりに譲っとくよ(笑)」
翔真 >「……それにしても、聞くだけで厄介と思える能力持ちの様だな(嘆息)」PLは10回言えた(笑)

アメジスト >「どの程度の限定がかかっているかわからないけど、確かに厄介な能力ね」
そら >「…破壊衝動フラグメントによる存在侵食を、どこまで受けているかが鍵であろうと判断します」
アメジスト >「でもそれほどの能力をもっていながら、世界結界をわざわざ壊してから進入しようとしていた……。もちろん何かしら理由があるんでしょうけど……」
翔真 >「………あまりにも強力な力だからな、世界結界内だと大幅に制限を受けるのだろう。それを嫌ったのかも知れん。」
アメジスト >「かもしれませんね。いずれにせよ、対峙するとなったら厄介な相手になるでしょうね」
翔真 >「手駒が目的を果たせずに敗退したからな、遠からず次の手を打って来る事も十分有り得る。覚悟はしておかんとならんな(苦笑)」
アメジスト >「ええ。正直不安もありますけど……でも最後まで片をつけないと納得がいきませんから」
ベル >『…メイオの事だから、どうせこう…しょうもない理由なんだろうけど(−−;』
アメジスト >「……は? いや、なんでそこで『しょうもない理由』なの? なにゆえいきなりそういう評価?(汗)」
ベル >『そーいうヤツなのよ、メイオは。くそめーわくって意味(−−;』
アメジスト >「あー……つまりあれね? あなた自身が被害者だったわけね?(苦笑)」
GM >べるは すっとぼけた!(笑)
弓 >「なんとなく想像はついたわね(笑)」
翔真 >「(流石ぽんこつ大魔王の類友………とか言ったら、死刑執行許可証にサインしたのと同じなのだろうな/苦笑)」
アメジスト >聞いてみたい。力の大小を抜きにして、パール=クールとどっちが迷惑か(笑)
GM >メイオ一択でしょうな(笑)
アメジスト >「なんだかずいぶん複雑な話があるみたいね。……それじゃあ話せって無理強いしたところで話してはもらえないか……」 溜息一つ
アドノレ >「噂の御仁が絡め手と力押しのどちらが好みかその辺りが知りたいが、なんぞ記録に残ってないかね」
ロンギヌス00 >「如何せん、これまでにこの世界に侵攻してきた事実がない相手だからな。これ以上はどうにもならん」
翔真 >「獣の欠片を使って態々随分と前に敗退したアスモデートを態々引っ張り出して来るようなヤツだぞ?絡め手好きと言うより奇策やインパクトの有る手を使うのが好きな者の様に思える(^^;」
弓 >「絡め手で精神的にキた処に力押しと見るわ。ベルの一番苦手なパターン。」
翔真 >「割と堪え性無さそうだからな、ベルは(苦笑)寧ろ婉曲的な手段を一度撃って失敗したなら次はもう少し直接的な手段を執って来そうな、そんな気がする。」
アドノレ >「ベルの方はどうだ?」
アメジスト >「……だそうです。力押しか、搦め手かは別にしても、基本的に思いつきで行動しては被害を周囲に及ぼすタイプみたいですね」
そら >「今までの情報を総合しますと、性質自体はパールと似ていますが、かかる迷惑がより半端ではなくなってるっていう事になりますね」
翔真 >「………傍迷惑なヤツだな、まるで子供だ(嘆息)」
アドノレ >「対処法しか無いということかのぉ」
アメジスト >「ベール=ゼファーが『くそめーわく』なんて表現をするくらいだからね……(苦笑)」
翔真 >「厄介な事だ……テスラ嬢とスルガの事も気になるが。」
司 >「スルガさんの足取りなら、今しがた掴めましたよ」
翔真 >「そうか。今は何処に?」
司 >「彼が持っていた0−PhoneのGPS機能で追いかけていただいた結果ですが、足取りが転送ゲートで途絶えています。おそらくは、テスラさんを追っての結果かと」
翔真 >「外へ出たのか?現状でそんな事をすれば敵に餌を晒すのと変わらんだろうに………しかし年端も行かない少女にそれを言うのも酷か(嘆息)」
アドノレ >「それが青春というやつかのぉ」
弓 >「この忙しい時にどこいってんのよ……」
司 >「転送ゲートの設定は、輝明学園旧秋葉原校…『ラビリンスシティ』だったそうです」
くれは >「はわわ、ラビリンスシティかぁ…また面倒な所に飛んでっちゃったんだね。まあ、ゲートを閉鎖できなかったこっちの手落ちって事になるけど(、、;」
マユリ >「仕方がないですよ、貯蔵庫のアーティファクトに何かあったら事でしたしっ…実際、手が回りきらなかったのは事実でしたけどっ」
翔真 >「優先度の差だな、仕方有るまい。六柱を阻止し損ねた俺が言える事でもないしな。そうなると、急いで後を追わないとならんが、しかしまた面倒な所へ………(−−;」
アメジスト >「今の状態なら、ある程度まで近寄れば居場所を探知することもできると思いますけど……」
司 >「なるほど。獣の欠片の性質を逆に利用する訳ですね」
弓 >「(何が目的でそんなところへ・・・・)」
アメジスト >リオンが複数の欠片をもっていることを知っていて、スルガに使わせることのないように自分で使ってしまうつもり……じゃないよね(^^;
翔真 >微妙にその可能性も考えてた、口にはしなかったが(苦笑)
そら >「フレースヴェルグの航行には問題はありません。ただし、全員のバイタル面を考慮する必要は、依然として存在します」
翔真 >「ともあれ回復を急ぐか、猶予が無いのは良く解った所だし。冥魔王の迎撃にしろテスラ嬢とスルガの追跡にも今は余力が無い。気にはなるが……」
くれは >「ああ、その事なんだけど…皆に、使ってほしいものがあるんだ」
翔真 >「改まって一体何だ?」
司 >「何でしょう?」
くれは >「うん、実は皆が横浜にいる間に話があったんだけど…これから皆に、ちょっとマティニヨンまで行ってほしいんだよ」
アメジスト >「マティニヨンに……?」
弓 >「なんでまた??」
くれは >「うん。Rupesってお店は知ってるかな?そこに、皆のために用意した品を集めてもらったんだ」
翔真 >「………あぁ、何度か利用させて貰った事が有る。大分助かったが、態々俺達の為に、か?」(
アメジスト >「ええ、まあ。店主さんには懇意にしていただいてますけど……」
くれは >「そう。今まで皆には、いろいろな『世界の危機』を救ってもらったお礼っていうのもあるし、それにこれからメイオルティスの件も絡んでくるだろうから、その備えって意味でもね」
アドノレ >「当人が出向く必要が有るというなら調整が必要になるような装備なのかのぉ」
司 >「使わせていただけるならば使わせていただきますが、回復はどうしますか?」
アドノレ >「大穴はルチア姫がそらの顔見たいので適当な理由つけて呼ぼうとしてる線だが」
弓 >「じゃ、あたしそっちに100円」
翔真 >「半分以上は本当にその理由な気がするのが何とも(^^;」
アメジスト >「ティリアさんがそういう公私混同するかしら……。まあ便乗して、という可能性はあるかもしれないけど……(苦笑)」
そら >「・・・わたし?^^」
翔真 >「あぁ、ルチア姫だからな(苦笑)」
そら >「ルチアちゃんか…はい、会えたら嬉しいですね」
アドノレ >「俗に言う『まぶだち』というやつであるな」
アメジスト >「まぶだち……親友、でいいんでしょうか」
翔真 >「だいたいは間違ってない(笑)」
アドノレ >「強敵と書いて友と読むのと一緒で微妙なニュアンスは『考えるな、感じろ』の世界なのだ」
アメジスト >「一国の姫君……といっても今更ですかね(苦笑) 一応ルチア姫の性格については噂に聞いてますし」
GM >で、その間に。くれはは司の疑問に答えるべく人数分の水薬…エリクサーを、GT隊員達に持ってこさせるね。
アメジスト >「エリクサー、ですか。確かにこれなら身体面の問題は解決しますけど……よろしいのですか? こんな貴重な薬を……」
くれは >「うん。今横須賀の郊外に漂着してる『イルメーシュアの森』から、いつもお世話になってるからって事で贈られてきたんだ。常田さんと微さんの手配で、こっちに送ってもらったんだけどね(笑)」
アメジスト >ああ、なるほど、そういう裏話がありましたか……。
翔真 >「これはまた………貴重な物を、おやっさんも神代嬢も無茶をする(苦笑)また後日礼をしないとな。」
くれは >「お礼は森の方に言って欲しいって。どうやって言いに行くかはさておき(笑)」
アドノレ >「貰える物は貰っとくが使う段で怯むのが貧乏性」
弓 >ありがたやありがたや
アメジスト >ええ、ありがたいです。そしてこれ一本あたり勝利の石とほぼ同額(汗)
翔真 >ありがたくて涙が出るぜ。おやっさん、神代嬢、イルメーシュアの森の方々、感謝ですよー(>人<)

◆ ◆ ◆

翔真 >「さて、せっかくのご好意だ。頂いてしっかり回復した後にマティニヨンへ向かおう。その後でテスラ嬢とスルガを追わんとな。」
そら >「では、フレースヴェルグの発進準備に掛かります。コースはマティニヨンから超空洞経由・ラビリンスシティ行きですね」
アドノレ >「んむ」
翔真 >「あぁ、特に何か事態の変更が無ければそれで良い筈だ。」
弓 >「とゆうか、あんたまだ戻れないの?(なでこなでこ)……いやまぁ、真面目で助かるけど(笑)」
そら >「それでは、戻っておきましょうか?^^」
アドノレ >「ま、姫と会うまでにはな」
翔真 >「戻ると言うのもちょっと違うと思うがな(苦笑)今の姿も恐らく間違いなくそらの姿なのだろうし。」
弓 >「まぁ、そうなんだけどねぇ」
翔真 >「それにルチア姫は今の姿での方が会った時間が長かった気もするしな(フッ)」
アメジスト >すでに 「そらさんだからそういうこともあるでしょ」 と、半ば悟りつつあるアムであった(笑)
ベル >『…ったく。どいつもこいつもデタラメよね』
アゼル >『……そうね、ベル…』
弓 >(*'ワ')っ「おまえがいうな」>ベル
アメジスト >「人間の目から見たら、侵魔は存在そのものがでたらめなんだけどね(苦笑)」
そら >「それでは、出発します^^(弓ちゃんをぎぅ〜っとしてから)」
弓 >「はいはい、じゃあいきましょうかみゅぎゅ」
そら >(弓ちゃんなーでなーで、ふーにふーに、ぎぅ♪)
司 >「ほら、そらさん。行きますよ(首根っこつかみずりずり)」
くれは >「くれぐれも気をつけてね。ラビリンスシティにはいちおう協会の支部も出てるから、そっちを頼るといいと思うよ」
翔真 >「了解した、そちらも宜しく頼む。」
マユリ >「あ、皆さん…アムさんを、よろしくお願いしますねっ。あかりんと命さんのことは、こっちで引き受けますから!」
アドノレ >「んむ。後でしっかりとその活躍を報告してやるので楽しみにしてるがいい」
アメジスト >「……あんたに言われるとは……。でもありがと、マユリ。あんたも安心したからって、気を緩めすぎないでよ?」
マユリ >「安心してくださいっ!これでも場数は踏んでますっ!」戦闘経験的には(笑)
アメジスト >イメージ的には、マユリ「研究3、フィールドワーク7」 アム「研究8、フィールドワーク2」くらいのイメージでした(笑)

かくして、一同は回復をはかりつつマティニヨンへと向かう事となるのだが…

アメジスト >ところで、ここまでの会話の途中で回復しちゃっていいのでしょうか? 他所のお宅を訪ねるのに傷だらけって言うのはさすがにどうかと……(^^;
弓 >そうですにゃ。お着替えと回復をば
GM >うん、それなら1回行動の余裕を進呈しよう。その間に回復アイテムを選定しておいてね。>ALL
翔真 >確かに(苦笑)ではせっかく用意して頂いたのでエリクサーを飲んでおきましょうか。
アメジスト >了解しました。じゃあ、前回の最後にいただいたエリクサーを飲んで回復しておきます。
司 >飲ませていただきます。かなーりヘロヘロ(笑)<エリクサー
アドノレ >んむ。エリクサーを味わってみます(笑)
弓 >んー、プラーナ以外は余裕あるけど、飲んでおくか。せっかくだし。
そら >プラーナが減ってるだけなので、Xを1個つかおうと 考えました!
翔真 >弓ちゃんとそらは魔石Xを使うと言う選択肢は有りですかね、確かに。
そら >それじゃあ、食べるね!35かいふく〜(o'ヮ')o
弓 >HPが40くらいか……うーん、まあ味わっておこー。エリクサーは手にいれたら惜しまず使わないと、道具袋のなかでこやしになるからな!(笑)
GM >ああ、味ですが…青汁と維力を混ぜてなおかつぱぅゎあっぷさせたような それはそれは とってもキてるお味 ですな(笑)
アメジスト >「う……(汗」確かに想像しがたい味だけど、維力ってまたえらく懐かしい……(^^;
GM >この後から鼻にくるのは…葱汁っぽい感覚?まあ、普通人ならそうそう大量に飲みたくなるような代物ではない。1シナリオ1回制限も当然というべきか(笑)ちなみに炭酸だったら間違いなく「サスケ」か「スイカソーダ2」あたりを推したと思われます(ぉ
翔真 >後者は飲んだ事無いが前者は………(苦笑)
アメジスト >私も後者は飲んだことないなぁ(^^;
アドノレ >あまりの美味さに中毒になるので回数制限(笑)
GM >いやいや、それは依存症っていうんだ(笑)

アドノレ >「まぁ極上のC魔石に勝てる物はそう無いというものだが、これはこれで」
司 >「………口直しを用意しておくべきでした」 ちょっぴりげんなり
そら >っ【駄菓子】 >つかにぃ
司 >「すいません。1ついただきます」手持ちの所持品で口直しにできそうなのが、大吟醸「龍殺し」しかなかった(笑)
翔真 >「………良薬口に苦し、と言うヤツか(苦笑)」有るだけマシでは、俺なんか何も無いですぞ(苦笑)
そら >「はぁーい。どれでも、どうぞっ☆」スカートばさばさ駄菓子わさわさ(笑)
翔真 >腑菓子を一本貰おうか、任務が終わったら一緒に買いに行こう(^^>そら
そら >(o'ヮ')o いっぱいあるよ!どんどんもってってね!
弓 >「こういうときだけは、味覚がほとんどなくてよかったと思うわ……それでも舌にくるけど」
アメジスト >「これが錬金術師にとっての目標の一つって言うのは……認めたくないなぁ……(−−;」
アドノレ >「怪しいドリンクを作って他人に飲ませる。スバラシイではないか」
アメジスト >「怪しいって言うのは……まあ、錬金術そのものにそういうイメージがあるのは認めますけど……(苦笑)」
アドノレ >「妖しいのが好みならそっちでもかまわんが」
アメジスト >「そう意味じゃありませんっ」
そら >「翔君も言ってました。りょーやくくちににがし、です!」(o'ヮ')b
司 >「味の改善も含んでは?」(ぇ
アメジスト >「……考慮の余地ありですね」 真顔(笑)
アドノレ >破壊力アップ(違


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