【第31夜】
野望・絶望・そして希望
<PART−10>
GA−M180
〜別世界のマユリ=ヴァンスタイン〜
かくして、GA−M180ことマユリの備え付けモニターが、
「コミュニケーション機能」の活性化を報告する。
弓 >「…………」
GA−M180の機械音声 >『……誰、ですか?』
翔真 >「(この世界のマユリ=ヴァンスタイン………オクトの”母親”………)」
アメジスト >「……GA…いえ、マユリ、聞こえてる? 私たちは異世界の住人よ」
オクト >「報告します。ユニット名WF3−P008X…帰還しました」
サクラ >「マユリ、さん………マユリおねえちゃん。サクラ………ごめん、貴方はきっと私の事しらないですよね。…異世界のロンギヌス隊員、なのです」
機械音声 >『………私の昔の名前を覚えてる人なんて、もういないと思っていましたが…少し、驚きました。いかにも、私はマユリ=ヴァンスタインです。今はGA−M180と呼ばれてて、ここの中枢をやらされてますけどね』
サクラ >……あー、うん。御免なさい、ちょっとリアルに胸がつまっちゃって。上手く台詞考えれないです(陳謝)
アメジスト >お気になさらずー。私も同じよー(^^;
機械音声 >『私がWF3−P008Xに託したメッセージが届いたみたいで、良かったです。あの敗北以来、何年もかけて計画を練ってきた甲斐がありました……』
アメジスト >「いい子ね、あなたの娘は。この子に連れられてここまで来たわ」
オクト >「第一任務・異世界のウィザードに助力を求める…を、完遂しました。当ユニットは第二任務の伝達を要求します」
機械音声 >『……はい。それでは改めて、私の計画を皆さんにお話しようと思います』
サクラ >「(震えそうな声をぐっと我慢しつつ)…わかり、ました」
アメジスト >「ええ、お願い」
機械音声 >『この計画というのはですね、マーリン先生のお話を元にしているんですけど……皆さんは、ゲイザーという存在についてご存知でしょうか?』
サクラ >「ゲイザー……えぇと、名前だけなら。“世界の観察者”、でしたっけ(、、」
翔真 >「あぁ、俺達の世界ではリバーサーと言うモノになったが。」間違ってないよね?(汗)
GM >うん、それもゲイザーの1人ですね。ちなみに我々の世界においてはTISも含めて複数存在し「ウォッチメン」という組織になっているけど、これは余談。
アメジスト >「ゲイザー……面識はありませんが、名前は何度か」 先日はひどい目にあいそうになりましたし、とは口にせず(^^;
弓 >「忘却世界……とは違うか、ここは。どっちかってぇと平行世界みたいなものだから、ゲイザーの存在があっても不思議じゃないか」
翔真 >「(弓ちゃんの喋りが微妙にオヤジっぽい………火狩の影響か?)」(ぁ
弓 >ヒドッΣ( ̄□ ̄;
翔真 >スマンです、イヤ何となくそう思っただけなので(^^;
機械音声 >『リバーサー?……って、何の事かは存じませんけど、それはそれとして。新帝国は、どうもそのゲイザーもしくはそれに近しい者の力を利用しているようなんです』
アメジスト >「ゲイザーに近しいもの……ですか?」
弓 >「なんだっけ……えーと、キリヒトとかTISとか、そういうのかしら?」
サクラ >「ゲイザーの力を、利用…?」
機械音声 >『あ、TISという単語もマーリン先生から聞いた事がありますね。ええ。で、どうもそれで新帝国は世界結界に排除されずにいるようなんですよ』
オクト >「当ユニットの偽装に使用された『獣の欠片』も、本来侵魔側のもの……でしたね」
アメジスト >「つまり、それがなければ、新帝国は異分子として世界に排斥される、とつまりそういうこと?」
翔真 >「そいつを何とかすれば、世界結界の機能が回復して新帝国の勢力を減退させる事が出来るのか?」
機械音声 >『理論上はそうなります。私も直接戦ってますけど、新帝国の機械化兵からは侵魔の反応が感じられましたから』
アメジスト >「侵魔の反応……ね」
サクラ >んー、PL発言ですが。つまり、ゲイザー(幻夢神)の力を使って、自分たちを「世界結界の常識内」に無理矢理入れてるって感じでしょうか?
GM >うん、概ねそんな感じだね。だから翔真やアムの指摘したとおり、そこを抑えてしまえば後は何とかなる、という事だ。
弓 >まーマジカルウォーフェア以降、FTEの世界結界はガッタガタですからわりとその辺可能だろうけど、こっちの世界だと相当入念にやらんといかんかったんでしょうなー
サクラ >なるほど……
アドノレ >「個人の意識でどうにかなるなら、逆に我らが排除される危険も無いか?」
機械音声 >『…実は、そのあたりが急を要した理由でして。皆さんは、こちらの世界でイノセントを見ましたか?』
翔真 >「一応、見たと言えると思うが。」
アメジスト >「え? ええ、見た、と思うけど?」
サクラ >「えぇ、新帝国に隷属を強要されてるんですよね…」
弓 >「チェックはしてなかったけどねぇ」
機械音声 >『問題はそこなんです。……皆さんはウィザードですから、世界結界の原理がどういうものかは、もうお解りとは思いますけど』
翔真 >「基礎知識として教えられる程度の事は把握して居るつもりだが。」
サクラ >「……! あ、新帝国は“非常識の存在”の筈なのに、段々この世界のイノセント達がそれを当たり前に受け入れ始めてる…っ?」
機械音声 >『ええ、その通りです。このままですと、“新帝国に支配された世界”…という事が、過程はともかくこの世界の“常識”になってしまいます。もちろん、負けた私達の責任は大きいんですけどね』
弓 >「そりゃまあ、世代が進めばそうなるでしょ」
サクラ >「……でもそれって物凄く不味い事態になってるんじゃ(はわわ…っ)」
アメジスト >「つまり、今が新帝国を異物として排除できるぎりぎりのタイミングだと」
機械音声 >『はい。プラントとしてここに設置されてから、彼らの技術を何とか覚えて操るのに相当の時間が掛かってしまいました』
サクラ >うむぅ、マユリさんの艱難辛苦。いかばかりか…(、、)
アメジスト >「(設置か……。現実であるとはいえ、それを受け入れてるんだね、マユリ……)」
機械音声 >『アンゼロット様さえ健在だったら、ゲイザーの位置を見出すのはおそらく造作もなかったのですけど…』
弓 >「どっちかってぇと、この世界のアンゼロットはなにやってたのよってレベルだと想うけど(ーー;」
機械音声 >『灯さんの話によれば、“ハルマゲドン”の際に……』
アメジスト >「健在……? 名前が出ないなとは思ってたけど……そう……」
サクラ >「…そうだったですか(、、」 あー、つまり。こっちの世界でいう“大戦”の影響で、と
翔真 >「ゲイザーの側から切られたか………上位者相手にはさしものアンゼロットも分が悪かったのだろう(嘆息)」
機械音声 >『そのあたりの事情は、私にも分かりません。すみません』
アドノレ >「チャンスは1回切りぐらいの話ならそう珍しくもあるまい」
弓 >「ダメのダメダメね……」(cv.明坂さん)
アメジスト >「キ、キビシイですね、弓さん……(汗)」
機械音声 >『否定は出来ません…』
GM >ただ、もしアンゼロットが身を挺さなかったら、ディストピアースは東アジア地域だけといわず、全部丸ごと一撃で消し飛ばされていただろう…とも言うけどね。
弓 >(なお、この「ダメのダメダメ(cv明坂さん)」は、ミルキィのアルセーヌの台詞であり、明坂さんはマユリの声優でもある、という…小ネタであった!
サクラ >弓さんったら?!(笑)
アメジスト >ふ、深い……(^^;
弓 >深いというか、どーでもいいネタである(笑)
機械音声 >『…あ、でも。私なりにいろいろ手を尽くして、“ゲイザー”を探し出す魔導プログラムを作り出す事には成功しました』
サクラ >「おぉ、凄いのです!流石マユリおねぇちゃん!」
機械音声 >『皆さんがオクトと呼ぶ、WF3−P008X…彼女に託したのが、その魔導プログラムです』
GM >マユリは明言していないが、これは裁定者デュナメスの作った術式を元にしている。こちらの世界では懐かしのLGNにて、鹿島はるみに使われていたものだ。
オクト >「パーソナルプログラム、プロテクト解除を確認。第二任務、受理しました」
アメジスト >「はー……なるほど。ここでこうして話をすることでプロテクトが解除されると、そういう仕掛けなわけか」
オクト >「はい。当ユニットは現時点より“幻夢神”の魔力波長を探索・発見するミッションに従事します」
サクラ >…なるほど、だから彼女が“最後の希望”なのね…
翔真 >「………話がここに及んで聞くのも今更だが、良いのか?」
機械音声 >『…何がですか?』
翔真 >「………”常識”を復活させればお前もタダではいられないだろう?”生体コンピュータ”なんて明らかに『常識外』の産物だろうが。」
サクラ >「……!」
機械音声 >『……(やや、長い沈黙の後)……新帝国との最後の戦いに負け、戦犯として公開処刑される時に覚悟しました』
サクラ >「そんな……っ」 うぅん、平行世界の別人とは言え。……どうにか、こちらのマユリさんの体を取り戻せないものか(、、
アメジスト >「……っ、あんたって子は……」
翔真 >「確かに覚悟の上、と言えばお前達としてはそれまでだろうが………オクトにそのプログラムを持たせていたと言うのが問題だ。間接的とは言え『親殺し』を背負わせる、どう表現を変えても本質的にはそうなる。」
機械音声 >『………他に、私にはとれる方法がなかったんです。ごめんなさい』
サクラ >とゆーか、“公開処刑”の後に、“生体コンピュータ”に改造……? 想像するだけでリアルにダメージがデカイorz
翔真 >「いや、俺に謝る必要は無い………こちらこそ済まんな、言うべきではなかったのかも試練が、オクトの事を思うと口を吐いて出てしまった。思慮が浅かった事を詫びさせてくれ。」
アドノレ >「老兵は死なず。ただ消え去るのみ。勝っても負けても世代交代は避けられん」
機械音声 >『そういう事です。私達はこれ以上“死ぬ”事は恐れません。ただ…それでもこの世界に生きる人々を守りたいんです。……ウィザードだったものとして……多分、私と一緒に戦い、そして同じ目に遭わされた全員が、同じ事を考えていると思います』
サクラ >「…どうにか、マユリおねえちゃんや同じ目にあっているウィザードを助ける方法は無いんですかっ?!」 半泣きになりながら
弓 >「……サクラ、落ち着きなさい」
サクラ >「…ご、ごめんなさい」
アメジスト >「きっと散々考えてあがいた挙句の結論なんだろうけどさ。泣き言ぐらい聞いてあげるから、嘆くぐらいしなさいよ。物分りのいい振りなんてしてないでさ……どこの世界でも、いざとなると変に物分かりがいいんだから……」
機械音声 >『………新帝国に“身体”を奪われた時、流せる涙もなくなりました。今は……目的を、果たさなくては』
弓 >「いちお、聞くわ……見届けてから、死にたい? 今すぐ、殺して欲しい?」
サクラ >「弓さん……!?」
オクト >「潜入時の段階で、目立つのは不味いという話をしていませんでしたか…?」
機械音声 >『……もうすぐ帝国兵の巡回があります。具体的には1分20秒後…隠れるなら、今のうちです』
サクラ >と、マユリさんの厚意を無駄にするわけにはいかないのです。手近な場所に隠れましょう
アドノレ >「そいつはいかん」隠れ場所探し
翔真 >「あぁ、今は急いで隠れてやり過ごす。」急ぎますー
アメジスト >「ふぅ……」 ため息一つついて隠れます
GM >巨大なプラントだけに、幸いにして隠れる場所はいくらでもある。しかし念のため、素の敏捷度ジャッジをいってみようか。
サクラ >ウィンドシェルも足して……24でした
翔真 >23です。
オクト >「指示を受理しました」敏捷度は素の方が高いのです……22。
アメジスト >ぎゃ(汗) 敏捷……ウィンドシェル足して…………あぶなぁ、Fそば。21です
弓 >「…………考えて、おきなさい」 21〜
アドノレ >18
オクト >対抗枠が空いていますので、ミスター・アドノレにコールチャンス+3を。
アドノレ >それで21だな。助かるぞ
GM >ともあれ、全員隠れる事が出来た…直後に扉が開き、4人の帝国兵が入ってくる。
帝国兵たちは無表情のまま、慣れた手つきで“マユリ”のコンソールを弄り、
プラントのカバーを開いた。そこには液体の満たされたガラス管があり、
その液体の中では大勢の胎児らしきものが浮かんでいる…
サクラ >あぁ、見たくない見たくないでも見ちゃうぅ?!
弓 >いやまあ、さすがに年齢的に、サクラの目を隠すよ(笑)
サクラ >「(ひゃ!?)」
GM >帝国兵達はそれらを台車に載せ…台車に乗っていた空のガラス管を、外した場所にセットする。するとガラス管に液体が満たされ、プラント内部にがしゃり、と収納された。
アメジスト >感情のない目でその様子を見届けます。
弓 >サクラの両目を、ゴスロリのたっぷりとした袖で覆い隠し「(想像はつくかもしれないけど……アンタが見るにはちょっと早いわ)」
サクラ >「(……わかり、ました)」
GM >そして帝国兵達は、胎児らしきもので満たされたガラス管を台車に載せて…去っていく。
翔真 >「(………解ってはいても、やり切れん)」
アメジスト >「……はぁ(おかげで容赦をする気が失せたわ)」
サクラ >まぁ実際、サクラはまだ中一になったばかりの子供だしなぁ……。リアルにトラウマになりかねない(^^; 弓さんの配慮に感謝><
GM >プラントに、静寂が戻ってくる。
機械音声 >『……もう大丈夫ですよ。具体的には6時間後までですけど』
翔真 >「世話を掛けた、感謝する(礼)」
サクラ >「ありがとうございます、なのです……」
アメジスト >「ありがと、マユリ」
アドノレ >「それでも急いだ方がよかろうて」
オクト >「…自動兵全般、生体ユニットの生産工程です。GA−M180の発言は、次の生産完了までに6時間が必要となる……という意味でしょう」
機械音声 >『やっぱり見ました…よね…』
アメジスト >「そりゃまあ、ね。この距離なら裸眼でも十分に見えるもの」
翔真 >「………部屋から出て行くのも確認しないといけなかったからな(嘆息)」
オクト >「……当ユニットも、当初はあのように、“手”と“足”があったのですね……」
機械音声 >『……ここにいる私は、“生産機能に必要な部位”だけを残されているんです。でも、出来れば……見られたく、なかったなあ』
アメジスト >「私だって、できれば見たくなかったわ。世界が異なるとはいえ、親友のあんな姿……」 ポツリとつぶやき
翔真 >「いかんな、どうも今日の俺はデリカシーに欠けて居る様だ、重ね重ね済まんな。」
弓 >「サクラには見せてないわ(こそ)」
機械音声 >『ありがとうございます。正直……この中を見られるのは“恥ずかしい”事ですから』
サクラ >「マユリ……おねぇ、ちゃん………ッ」 プラントに縋りつき、声を殺してすすり泣く
オクト >「……先ほどのGA−M180への質問ですが、もしGA−M180を破壊する事になれば、新帝国の注意を引く結果が予測できます」
弓 >(なでなで)「そうね、オクト。賢いわ。 ……でもね、それでも、よ。 私はこの子が望むなら、この場で殺してあげるわ」
機械音声 >『泣かないで……今は、するべき事があるはずです』
サクラ >「……うん。…うん(ごしごしと涙を拭い)」
機械音声 >『……どのみち今の私は、もう“生きている”とはいえません。WF3−P008X…いえ、オクトの言う通り、皆さんの安全が最優先だと思います』
弓 >(ま、だが断るって言う気まんまんだったけどね)「……じゃ、そこで見てなさい。 新帝国が滅び行く様を。 ……ま、時間があったら、アナタ達を助ける方法も探してあげるわ」
機械音声 >『ありがとうございます。でも、本当に私達の事は気にしないでくださいね?』
翔真 >今のマユリの”泣かないで〜”が沁みた。気合入り直した、やれるだけの事をやってこよう。
サクラ >ですね!(リアルで涙拭いつつ)
翔真 >「一応”解った”と応えておく、だからお前達も、”最期まで希望を捨てるな” ウィザードとはそう言うものだろう?(フッ)」
サクラ >とゆーか御免なさい、今リアルにPLの涙が止まりません
翔真 >だが良し!プレロールドとは言えそこまで入り込めるのも見事と言う他無い(^^v
機械音声 >『そうでした。私達はウィザード……いけないいけない。今のプラント扱いが長過ぎて、危うく忘れてしまう所でした』
アメジスト >「そんな簡単に割り切れたらね、悩みなんかしないのよ。いい、勝手にあきらめて悟ってないでよね? …………私はね、そんなあきらめのいい奴を親友に持った覚えはないんだから」
機械音声 >『…えへへ。今泣けるものなら、とっくに泣いてますってば』
弓 >「サクラ(ぽむ、なでなで) ……アタシの手じゃ、役不足かもしれないけど……今はこれで我慢しなさい(微笑)」
サクラ >「弓さん……。…私、頑張ります。オクトさんと、皆と一緒に…ゲイザーを探します。だから、待ってて…マユリおねぇちゃんっ」と、言ってから弓さんにぎゅっと抱きつきますよ(笑)
弓 >「ん。だけど気負いすぎてもダメよ? そうね……頭に血が上ったら深呼吸して、氏名と所属、階級、作戦目的を言ってごらんなさい。 そうすれば、自分の足下がしっかり見えてくるわ」
サクラ >「…はいっ!」
オクト >「……“ゲイザー”の位置の割り出しには、私を媒体として広域調査をかける必要があります。ここの施設では、充分とは言えません」
翔真 >「(口元を少し緩めつつ)良し、ではオクトに広域探査が出来る場所を捜そう。」
サクラ >「了解、なのです!」
機械音声 >『オクトを、お願いします……あ、そうだ。これは本当に余計な事なんですけど』
サクラ >なんだろう?
機械音声 >『……皆さんの世界の“私”は、元気にしてますか?』
翔真 >「………教えてあげると良い(フッ)」今更羨む様な事は思うまい、マユリはそう言う子だと思う。
サクラ >「…いつも元気に、おむすび片手に飛び回ってるのです」 精一杯の笑顔で
アメジスト >「……ええ、元気よ。おかげさまでね。会うたびにおむすびを勧められるわ(くすっ)」
マユリ@こちら側inダンガルド >「(へーちょ!)……うぅ、今日はくしゃみが止まらないのです。私ともあろう者が、まさか花粉症なのでしょうか……」
アメジスト >そのくしゃみは……(爆笑中)
サクラ >でもお姉ちゃんらしいのです!
機械音声 >『良かった……それを聞いて、安心しました』
弓 >「全てが終わったら、会いにいらっしゃい、でもいいわね(微笑)」
翔真 >「そうだな、それを目標にするのは悪くない、非常にやる気が漲って来そうだ(フッ)」
機械音声 >『…そうと決まれば、私も戦う準備を整えます。元の身体と力は使えなくとも、別のやりようがまだありますから』
翔真 >「解った、宜しく頼む。ともかくギリギリまで気付かれない事が重要だ、お互いソコを重視して行こう。」
機械音声 >『…はい、もちろん新帝国に気付かれないようにですね』
サクラ >「分かりました。それじゃ、私たちは……!(オクトさんと視線が合い、頷く)」
オクト >「…はい」
アメジスト >「……そう。それじゃあいくわね。また会いましょう、マユリ」
サクラ > 「…マユリお姉ちゃんが大好きな、えびの天むす、いっぱいいっぱい準備するから……待っててね!それじゃ……いってきますっ!!」
機械音声 >『はい、楽しみにしてますね…生きて再び、皆さんにお会いできる事を』
翔真 >「ではマユリ嬢、“また”な(フッ)」コメカミをピッと二本指で擦る騎兵隊式敬礼を(笑)
GM >GA−M180…ディストピアースのマユリは、その場から動く事はない。しかし、皆の意思は充分に伝わったと見るべきだろう。
弓 >「じゃ、出ましょーか。 (だいぶ、落ち着いてきたわね。オクトも慣れてきてるし) ……翔真とサクラ、先に出てルートを。オクトはその補助。間にアメジストとアドね。私はいつもどーり殿で」
翔真 >「了解だ。」
サクラ >「了解!」
オクト >「指示を受理しました……この場を、離脱します」
アドノレ >「んむ」
アメジスト >「解りました」うむぅ、感情の抑制に必死で周りに働きかける余裕がまるでない。困ったもんだ(汗)
弓 >「さて…………すぅ……はぁ……絶滅社所属MASTERS出向……血塗れリリス・蒼魔弓……目的は…………皆殺しでいいわよねぇ……(ボソッ」しずかーに、れいせーに、おこっていたのでした(笑)
サクラ >うん、きっとそんな反応だろうなぁ、とは(笑)
アメジスト >背後から漂ってくるめっぽう冷たいような熱いような気配に身の毛のよだつ思いをしていたりするのだな(^^;
アドノレ >少し離れた所から人の在り様等を眺めておりました。命の弄繰り回し方が癇にさわってたりするけど
◆ ◆ ◆
GM >さて。離脱するにしても、どうやって?という問題がまだ残ってるね。まあ、もちろんあのあったま悪そうなギガンティシュライムにまさか警報機能がある等とは、到底考えづらいけどね!(笑)
翔真 >消耗必至の戦闘か、嬉しくないが、まだ塞いで居るならそれも覚悟しないといけないのか。
オクト >「脱出経路は、往路を用いますか?それとも、別のルートを使いますか?」
サクラ >「さっきの路は……まだあのスライムのお化けがふさいでそうなのです。別の経路を探してみるです?」
翔真 >「個人的には別ルートを使うべきだと思う、しかし内部のマップデータも無いとなれば往路を使うのも考えないとな。可能な限り気取られない方法を率先して用いるべきだろう。」
オクト >「地上には、先に見たのと同様の警備兵が巡回しています。普通に行動すれば、ほぼ確実に発見されます」
アメジスト >ホストコンピュータに直結してそうなのあるし、検索してみます?
アドノレ >それは有りだな
翔真 >発見されるリスクは有るが、現状の状況を考えれば取り得る手段としては割と上策かも知れない。宜しくお願いします。
サクラ >なるほど、お願いしますね。その間は周囲警戒してます。
翔真 >同じく、自分も周囲を警戒してます。
GM >うん。『マユリ』によれば、あと5時間以上は定期巡回の警備兵は来ないはずだけど、念には念を入れるのは間違いではないね。それじゃあアムには、知力ジャッジを承認しよう。
アメジスト >知力ジャッジに《博物学》とブレインメモリを使って…………おうふ。石割って70です(汗)
翔真 >気合入りまくって居るなぁ(^^;
アドノレ >メンテナンス通路から排気ダクトまで(笑)
アメジスト >どうやら感情抑制に失敗して力みすぎた模様(苦笑)バックファイアーは……いたたたた。Fの分込みで15ダメージ(^^;
サクラ >(アムさんなでなで)
GM >おぅふ。ではっと……どちらも発見される事を前提にすればノージャッジでいいけれど、発見されないためには敏捷度・幸運度の両方ジャッジが必要になる。
アメジスト >「…………検索完了。多少の障害はありそうですが、何とか見張りに見つからずにいけそうな道がありますね」
GM >地上の場合、敏捷度35・幸運度25以上。地下の従来ルートでは敏捷度20・幸運度20以上。新ルートでは敏捷度20・幸運度25以上となる。
サクラ >ふみゅん(、、;←幸運死んでる人
翔真 >20でもサクラには幸運度ジャッジが厳しいな(^^;
アドノレ >新ルートの利点は何かある?
GM >旧ルートでは既に2体のギガンティシュライムに遭遇しているけど、それらと一斉に鉢合わせる危険性がある。一方新ルートだと、余程の失敗がない限り1体で済む、としておこう。
アドノレ >増えるスライム。切ると増えるが無いからマシなのか
アメジスト >ちなみに、地上はまあ置いておくとして、新ルートでの使用プラーナ上限はいかほどでしょう?
GM >既に挙げたとおり、GL÷3までだね。もちろん、C/Fの有無によって展開は変わってくる。
サクラ >……7点が限度、か。どのルートでもちょっと幸運が厳しい(^^;
翔真 >可能なら新ルートだけれど、サクラが厳し過ぎる(−−;
弓 >できれば新ルートを使いたいけど、幸運が厳しいねぇ
サクラ >次のLVアップでは是非とも幸運を上げたひorz
アドノレ >視認距離に誰も居なくても、プラーナセンサーみたいなのあるのかな?
GM >地上なら兎も角、地下ならギガンティシュライムがその役を半ば果たしているはずだ。先の動きを見る限り、手近にある生物は全部飲み込む原則だから(ぁ
サクラ >まぁ、成功率はどこも殆ど変わらないですし。私はどのルートでも問題ないのです(^^;
アドノレ >同じスライムなら弱点見えてるし、地下旧ルートか。色違い注意
アメジスト >成功率で見るなら地下ルートですな。ぷち石とコールチャンスを足せば、プラーナ込みで幸運18まではいく計算ですし
弓 >うちも地味に石割ってるからなあ……地下旧かなー
翔真 >むぅ、俺もなんだよな…シュライムの脅威は有るが旧ルートかなこれは(−−;
アメジスト >同じく(^^;
サクラ >うぅ、ご迷惑お掛けします(o_ _)o
オクト >万一の際には、このシーン中残り1回の《運命改変》が使えます…
GM >了解。では、地下の従来ルートって事で…各自、敏捷度からジャッジをどうぞ!箒やアイテムは使用可能!
オクト >敏捷度、補正込み……19。ぷち勝利の石を使って、22です。
サクラ >箒敏捷で、Fでも成功……40でした
弓 >箒おーけいならF以外…くりちかる。44(笑)
アドノレ >敏捷+P5で……ぷち石入れて22
アメジスト >自前箒で行きましょう。P4使って…クリティカル。P返せ〜…37。
翔真 >同じくクリティカル。43です。
GM >ふむ。ではっと……遠くにギガンティシュライムを見かけたが、悉くやりすごした。その数は、3人なので3匹ね(ぁ
サクラ >…これがプライズなら旗が出るのに(笑)
GM >なんだろうねこの出目のよさ(笑)では続いて幸運度ジャッジ、どうぞ!
アメジスト >幸運28ですので、どちらもクリアー
翔真 >26、無事クリアー(^^)
アドノレ >幸運度にもP5足して……21。数字がきわどいが両方クリア
サクラ >幸運+P7、可能ならぷち石も入れて……ここでクリティカルとか(^^; 33です。
GM >ああ、サクラ。ぷち石は差し戻しておくね(^^;
サクラ >なら30ですー。ちくせう、これだったら新ルートでも大丈夫だったじゃないか(しくしく)
オクト >幸運度+P5より……ファンブルです。
弓 >幸運+P5点……おうふうう。ふぁんぶる、ごめんしあ(つДT
サクラ >な、なぬぅー?!
GM >すると、弓とオクトがFってる反面、サクラがCしてるんだよね……サクラがどっちかをフォローする形で、1つは相殺できるか。
サクラ >ふむ、ではオクトさんをカバー。で、《運命改変》が弓さんに出れば問題なさげ?
オクト >受理しました。《運命改変》…使用します。
翔真 >そうですな、ここで切るしか無いでしょう。マユリの頑張りを無駄にする訳には行かない。
弓 >(土下座)なんかもうオクトに助けられっぱなしです(つДT
GM >では、サクラは弓とオクト(そういえば同乗してたっけ!)の上に落ちてきたグロ物質を払いのける事が出来た。
オクト >「……回避、します…!…」
サクラ >「二人とも、危ないっ!」 騎兵槍でずばーっ
弓 >……ちょっと美味しかったかm(ry
サクラ >その後、月衣からポケットティッシュ取り出してふきふき(笑)
GM >その物質…今にして思えばクローン生成の余剰物こそ、ギガンティシュライムを引き付ける餌の役割を果たしている訳で。
アドノレ >勢い付けてしまったか(笑)
オクト >「後方より、ギガンティシュライムが接近……」
アメジスト >「ちょ、待ちなさい! くるんじゃないってのっ!?」
サクラ >NOOO!?(笑)「て、撤収!なのです?!」
弓 >「ご、ごめんなさいっ!?」
翔真 >「迅速にな。」
GM >(げげよげよげよ…)激しく波打ちながら追ってくるギガンティシュライム。しかし、このままのペースを堅持すれば脱出は不可能ではない。
アメジスト >「だ、だから、私はおいしくなんてないってば!」 基本敏捷度が低い分、シュライムの波をかろうじてかわしながら(笑)
オクト >「前方、出口を発見……」
サクラ >「で、出口が見えてきたのですっ 急ぎましょうっ!」
GM >こうして君達が排水口から脱出した、まさにその直後。ギガンティシュライムはその出口の鉄格子に詰まった(ぁ
(きゅっぽん☆)
翔真 >トコロテンー!?(笑)
サクラ >「……き、危機一髪。だったのです(はふぅ)」
アメジスト >「はぁ……。追いつかれるかと思った……本気で移動用箒買おう……orz」
弓 >「今日は調子悪いわぁ……(−−;」
アドノレ >「ま、頭に血が上った状態だと足元をすくわれるということだな」
弓 >「やれやれねー……格好良く諭したつもりだけど、自分が冷静になりきれてなかったわぁ」
GM >鉄格子に挟まった巨大な不定形の姿は、見てるとなんだかマヌケである(ぁ
弓 >「それにしても、なんではみ出さないのかしら……結界?」
オクト >「往路でも見ましたが、鉄格子からは出られないようですね」
サクラ >状況が状況じゃなかったら、写メにとって保存してるところですね!(ぁ
GM >イノセントにはないしょだよ!(笑)
サクラ >…え、いいの?撮っても?(笑)
アメジスト >一気に精神的余裕できたのね、サクラってば(^^;
サクラ >切り替えは早いんです!(ぇー てゆーかクヨクヨしてちゃマユリさんもオクトさんも助けられません!(ふんがー!)←ただの空元気、ともいう
GM >まあ、実際撮るか撮らないか、そのあたりは任せるけど…(笑)
サクラ >では、お言葉に甘えてマナーモードでパシャリ(笑)
GM >後日、その画像を見たいぶきからはたいそうな不評をいただいたのだが、それはそれとして(笑)
アドノレ >「鉄格子揺さぶってたらよけいなのが見に来るかもしれん。さっさと移動しよう」
GM >うむ、アドノレの言う通り。ひとまずはヴェズルフォルニルまで移動かな?
アメジスト >ですねー。時間的な余裕もないし…
翔真 >ですね、一度戻りましょうか。
弓 >あらほらさっさー
サクラ >そしてそそくさと逃げる(次元潜行起動)てっしゅー、てっしゅー
GM >うむ。次元潜行を使えば、イノセントからの発見の危険はない。ただし、新帝国の自動兵はその限りではない訳で…そこでもう一発、幸運度ジャッジいってみよう!
サクラ >Oops。P5消費で…またまわったー。27なのです
アメジスト >P7使用、25です
オクト >P5使用で24でした。コールチャンス、使えます。
弓 >幸運+P5点……22〜
翔真 >20です。
アドノレ >15。ファンぶっちゃないけど一人低めなのでコールください
オクト >受理しました。ミスター・アドノレ、コールチャンスで+3です。
GM >すると、サクラ…幸運にも、前方に飛行する軍用機の編隊をいちはやく察知した。
サクラ >「(ハンドサイン >前方に軍用機複数あり、各自潜伏されたし)」
GM >数は……おぅふ。3機か、この少なさはまさか偵察編隊か(笑)しかし、このままだとアドノレが発見される恐れがある。ここは、アドノレだけ敏捷度ジャッジをどうぞ…−2で!
オクト >今度はコールチャンスが出せませんので、ご注意ください…
アドノレ >敏捷−2+P9で……27
GM >では…いちはやく、発見される前に一同は森の中に隠れた。そしてその頭上を、3機のジェット機が通過していく…
サクラ >「(…いったか、な?)」 警戒中
GM >…ジェット音が、遠くに去った。
オクト >「確認、新帝国空軍ジェット機…偵察任務と推定します」
アメジスト >「……偶然であってほしいわね」
オクト >「…何が、でしょうか」
アメジスト >「偵察に来た理由が、よ。出会ったのがたまたまであって欲しいなって事」
サクラ >「あまりにもタイミングが良すぎる、って事ではないでしょうか(、、」
オクト >「…これは推定になりますが、新帝国に対する抵抗活動を想定しての事かと」
サクラ >「レジスタンス、ですね(、、」
アメジスト >「それはあるかもね。プラントがあるから偵察ルートとしてはごく自然なんだけど、あまりにもタイミングがよかったものだから、どこかで見つかっていたか、あるいはマユリの動きが察知されたかとか、色々考えちゃってね」
オクト >「その可能性は否定しません。現に、当ユニットも既に攻撃を受けていますから」
アドノレ >「そういえば、これから使う予定の広域サーチは逆探の危険があるのか?」
オクト >「…原理的には、霊子戦装備を使用するのと同様になります。標準装備のジャミングユニットに搭載された霊ドームを使用しますが、その場合当ユニットは器材そのものを担当しますので、誰かがモニターを行う必要が生じます」
GM >つまり、霊ドームを装備したオクトを使った知覚力ジャッジを、誰かにしてもらう事になるね。
翔真 >なるほど。
サクラ >…で、ジャッジに使うのはあくまでも「オクトさんの」能力値ですよね?
GM >ああ、具体的には「オクトの知覚力(8)」と「霊ドームの修正(+5)」を、オペレーターが行う知覚力ジャッジの達成値にプラスするという感じだ。そして、霊ドームを使えるジャミングユニットは…今、ヴェズルフォルニルに装備されてるのだった(笑)
サクラ >では、取り外して使いましょう(笑)
アドノレ >「こっちの既存技術と同類なら新帝国に対抗手段が有る可能性は十分だな。要警戒という事だ」
GM >それと、アドノレの懸念も尤もなお話。ここでは、件の知覚力ジャッジで一括して行う解釈としておこう……具体的には、Fが出たらまず間違いなく見つかりますよって感じ。Cだと更に情報を得られる可能性がある。
弓 >ふんふん
アメジスト >なるほど。じゃあオペレータの基礎値も重要と言うことですね
サクラ >なるほど、そういう事ですかー。
翔真 >「何にせよ、ここまで来たら早く戻って移動するまでだ。」
弓 >「そうね、さくさくと」
サクラ >「なのです(、、」
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