【第33夜】
救世計画、動く
<PART−18>
進む事態
かくて、ここからは再び分割行動とあいなったウィザード達…。
GM >では…ここで、凪は幸運度、サクラは敏捷度、弓は精神力でジャッジしていただくとしよう。これらの結果はのちのちに関わってくるので念のため(笑)
凪 >アイテムやPは有りかしら
サクラ >箒でOKですか?!
弓 >せい……しん……?
GM >うん。だって、ファルファルロウを追尾しながらリオンの居場所を調べるのでしょう。マルチタスクじゃーん(笑)
弓 >じゅ、じゅうはあった。京ちゃんに回復してもらったし、P使えるなら使いたいですね
GM >うん、全部OK問題なし。だって、世界結界の外だもんね!(笑)
アメジスト >了解です
凪 >では、嫌な予感するので容赦なくP22突っ込んで、38っと……
サクラ >ヒャッハァ!(笑)……惜しい、43で
弓 >ぐるっとぐるぐる。2C45!(笑)
サクラ >ワァオ!(笑)
翔真 >素晴らしい、御見事です(^^
アメジスト >ここぞというところで^^
GM >了解(笑)まずは、薬剤と錬金アイテムの店「フラメル=ハウス」……メイオ襲来戦時の損壊は完全に修復され、店は現在営業中だ。
翔真 >了解、久しぶりだな(^^
GM >そして、その表には思わぬ人物がいたりする。輝明学園制服姿にPOYOPOYOエプロン。そして額に白いハチマキを締めた、その人物とは……
アメジスト >……思わぬ人物?
「いらっしゃいませー!フラメル=ハウスにようこそ!!」
サクラ >ぶっふ!?(笑)
凪 >ズコー
アメジスト >なんですと!?
ウー=バル >「やぁ。あれは勇者魔王じゃないか」
ムツミ=アマミ >「あ、ウー=バル。久しぶり、戻ってたんだ?」
ウー=バル >「まぁ、そんなとこかな」
アドノレ >「なんだ。ついにアルバイトまで始めおったのか。もしくはタダ働きかね」
ムツミ=アマミ >「アルバイト?…まあ、そうなるかな! でも、ちゃんとお給金も魔石で貰ってるから、タダ働きじゃないよ!」
アメジスト >「な、何故、あなたが……?」
ムツミ=アマミ >「何故って?やー、テスラちゃんとこの親父さんとは付き合いがなかった訳でも無し、ほっとくのはアタシ的に寝覚めが悪くってね。悪い?」
アメジスト >「いえ、悪くはないですけど……それにしてもその服装は……(絶句)」
翔真 >「いや、寧ろ顔を出してくれる事で不埒な輩を牽制する事にも繋がっているのだろうから、礼を言わせて貰いたい位だ(苦笑)」
ムツミ=アマミ >「ふふっ。ま、そういう事で入ってよ。テスラちゃんもスルガさんも、中にいるよ!」と、引っ張り込むようにして案内する(笑)
そら >「ふみゅぅ〜ん☆」おいしそうなにおいが するよ!
弓 >だめ(笑)
翔真 >ムツミさんは食べちゃダメです(^^;
そら >(´・ω・`) ふみゅんぬ
凪 >我慢しなさい、後で美味しいもの作ってあげるから(苦笑)
ムツミ=アマミ >アタシはともだち、怖くないよ!(ぇー
ともあれ、一同は店内へ。
「やあ、しばらくぶりです(店のレジから出迎え)」
「………いらっしゃい(くまのぬいぐるみの後ろから)」
アメジスト >「あ、はい。えーと……こんにちは。ご無沙汰しています」
アドノレ >「邪魔するぞ」
ウー=バル >「へぇ、こんな店があったなんてね…?ボクは全然知らなかったよ」
翔真 >「スルガにテスラ嬢も、久し振りだが壮健そうで何よりだ(^^」
スルガ >「いきなり驚かせたかもしれませんね。今のところムツミ=アマミにはいろいろ世話になっていますよ……特に看板娘的意味で」(ぁ
アメジスト >「看板娘……ですか。ま、まあ、気さくな方ですしね(苦笑」
翔真 >「まぁ多少驚いたのは確かだ(苦笑)ただ上手くやれて居るので有ればそれは喜ばしい事でも有る(フッ)」
スルガ >「…実際、僕とテスラだけでは店を構えるのも難しかったと思います(とおいめ)」
GM >……なんでも、祖父ニコラ=テスラの居宅にていざ店を構えたはいいものの、いかんせんお子ちゃまテスラとロンギヌス=スルガだけでは、所謂「武士の商法」状態だったそうな。
翔真 >まぁ勝手が違うのは仕方が無いからなぁ(^^;
アメジスト >ましてスルガ自身はアイテム製作に関しては門外漢もいいところだしね
GM >で、あまりの有様に見かねたムツミが、過去の縁を持ち出して手伝いを持ち掛けた後から「魔王も来る魔法雑貨店」として、シティの住人たちに認知されるようになっていったのだとか。
サクラ >なるほど……(^^;
GM >今ではアイテム製作のテスラ(+ホムンクルスたち)、営業のムツミ、そして雑務全般のスルガという形で、ひとまずはうまく回っているそうな。
アメジスト >なるほど、看板娘だ(笑)「いずれにしても、お二人ともお元気そうで何よりです。こんにちは、テスラちゃん^^」
テスラ >「(こくこく)」
翔真 >「と、旧交を暖めたい所だが、今回は別に用向きが有って来た。魔王トリッシュ=シーズから発注されている品の受け取りと運搬を頼まれている。」
ムツミ=アマミ >「はーい!あれだよね、テスラちゃん」
テスラ >「……依頼の品、出来てる……あれ…」と、店の奥に置かれた仰々しい風呂敷包みを指差して。
スルガ >「ちょっと重たいので気をつけてくださいね」具体的には重量10(ぁ
翔真 >「感謝する、代金に関しては聞いて無いのだがこのまま受け取って良いのか?」
テスラ >「代金は…先払いして、ある……魔石とレア素材が、いっぱい……さすが、魔王」
アメジスト >「確認させてもらっていい? あなたたちを疑うつもりはないけど、頼まれごとだから万に一つも間違いはないようにしたいの」
テスラ >「うん…具体的には、魔力増幅器……」
翔真 >おぉ、そう言うものまで作れるようになったか。順調と言うか凄い成長しているな、なんと言う“テスラのアトリエ”状態(ぁ
GM >テスラはもともとルー=サイファーの器になるはずだった存在だし、才能のキャパシティはあるのだ。今ではウィザードじゃなくなったけど、裁定者の位置づけだね(笑)
アメジスト >だろうなぁ。ジャッジしなかったし(笑)
GM >まあでも、もし唐草模様の風呂敷包みを解いて中を見てみたところで 無数の配管がくっついたジェットエンジンのおばけにしか 見えない(笑)
アメジスト >「……うん、間違いないみたいね。ありがとう」
テスラ >「スルガも言ったけど……重いから、落とさないように気をつけて」
アメジスト >「わかったわ。ありがとう(くすっ)」
翔真 >「では確かに預かった、改めて感謝を(礼)」
アドノレ >「折角だからここで情報収集と宝あさりをさせてもらうぞ」
凪 >宝って(笑)
アドノレ >魔王の街なればこそ、普通じゃ手に入らん代物があってもおかしくも何ともないのだ
ムツミ=アマミ >「しっかし、さすがのアタシも正直驚いた! あのトリッシュ=シーズが、ってねぇ……っていうか、キミたちとウー=バルが一緒ってのも驚くポイントだけどさ。いったいどういう風の吹き回しなのかな?」
ウー=バル >「まぁ話せば長くなるけど、ボクにもいろいろあったもんでね……」
翔真 >「ところでアマミ卿、シティの治安維持に動いている筈のマルコに連絡は取れるか?大公の森近辺で戦闘行為を行なっている者達が居るらしいと聞いたのだが、無理にとは言わんが迅速な連絡が出来るなら頼みたい。」
ムツミ=アマミ >「え、また何か騒ぎ?最近多いねぇ……やっぱりあの『魔王戦争』の絡みなのかなぁ?ま、アタシにゃ関係ないけどさ」
サクラ >おや
弓 >すっかり忘却の彼方だったけど、そういえばそんなのも(笑)
凪 >そういえばあったな、そんなの……
アメジスト >「……また? それに多いと実感するくらい騒ぎが増えてるんですか?」
ムツミ=アマミ >「うん。新参のナイトロードってのが、最近派手にやってるみたいでねぇ。アタシもこないだ初めて見たんだけど、これがなんとモッガディートにクリソツでさ」
最近になって、魔王戦争に突如参戦した謎の魔王・ナイトロード。
その正体は夜見 トオル、すなわち“外見だけなら”モッガディートその人である。
詳細は公式リプレイ「たったひとつの冴えたやり方」を参照の事。
ウー=バル >「……モッガディート?死んだとは聞いたけど、改めてその名前を聞くとほんと懐かしいなぁ」
ムツミ=アマミ >「What……?(怪訝気)」
ウー=バル >「……ああ、いや、気にしなくて結構さ(爽)」アムの時みたくかくしかをやるには、それなりに時間が必要だし(笑)
ムツミ=アマミ >「……あ、おぉっとゴメンね(我に返る)。マルコだったらすぐ連絡は取れると思うけど、大公の森は治外法権だから、介入してもらうのはちょっと難しいかなぁ」
翔真 >「そうか、なら出来れば近傍を巡回していて貰えれば事が済んだ後で引渡しの要請が有るかも知れんとだけ伝えて貰えれば十分だ。」
ムツミ=アマミ >「あ、うん。仕事の手があいたらね!」
翔真 >「俺達が言うのも何だが、大変だな(苦笑)」
ムツミ=アマミ >「シティに住むからには自分の食い扶持くらいは自分で稼げ、ただし合法的に…って、こないだルーに言われちゃってね(てへ)」
翔真 >「言って居る事は至極真っ当で納得出来るのだが、言って居るのがルーだと言うのが今一つ飲み込み辛いこの事実………(^^;」
弓 >いちおう脳筋系じゃない方の魔王だけはあるか(笑)
GM >領地も館も眷属もない事実上ぼっち魔王なんだぞ、ムツミ(笑)
サクラ >(ほろり)
翔真 >いや、魔王になったであろう経緯と普段の行動からすれば眷族も領地も得ようとしていない事が伺えるから(^^;
アメジスト >「世知辛いわね……。ああ、そうそう。可能性レベルでいいんだけど、リオン=グンタが良く顔を出すところとか、知らないかしら?」
ムツミ=アマミ >「リオン?…“図書館”じゃないかな。ほら、ここの輝明学園の……実際は、あいつの館扱いだけど」
アメジスト >「ありがとう。彼女に聞いてみたいことがあってね、探してたのよ」
ムツミ=アマミ >「そっか。役に立てて嬉しいよ(ニコッ)」
アメジスト >「……あともう一つだけ。私がいうようなことじゃないんだろうけど……二人のことありがとう。今後もよろしくお願いします(ふかぶか)」
ムツミ=アマミ >「なぁーに。世の中助け合い、どうって事ないって!(あっはっは)」
テスラ >「ところで、足りないものは…ある?魔導具、ひと通りなら…置いてある、けど」
翔真 >お、何か補充しておく物有ったかな?こっちはぷち石も幸福の魔石も有るので取り敢えずは大丈夫の筈。
アメジスト >「じゃあせっかくだから補充させてもらおうかな。ん〜と……ぷち勝利の石と勝利の石を一つずつ、それと結界鉄筋を一組もらえるかしら?」
テスラ >「うん…ウィザードは、ヴァルコ払いで問題ない、から…」
ムツミ=アマミ >「人界裏界を問わず、お客さんには等しく対応するのが、フラメル=ハウスのモットーだよ!」
アメジスト >2,135,000v.……GCつかっても1,067,500v. ……今回出費が洒落にならないことに(^^;
翔真 >そりゃ200万vもする勝利の石を買えば大出費は避けられないかと(^^;
GM >翔真もアドノレも、フレースヴェルグになくてこの先必要と考えられる魔導具がもしあるなら ここで買ってっていいからね。微へのお土産とか(笑)
アドノレ >んむ。新たな悪の野望に使えそうな品を探すのだ(笑)
翔真 >………何時も貰ってばかりだし、エリクサーの1本でも用意しておくか?裏界銘菓『赤の月』はフラメル=ハウスでも売っているのだろうか(ぁ……って、あれ?フラメル=ハウスやここの二人とコネ持ってなかった(苦笑)
GM >あ。コネ買うのもOKよ?(笑)
翔真 >基本プライズ以外でコネを増やさないのがスタイルですが、これは流れ的に買っても良いかな。フラメル=ハウスとテスラ嬢のコネを買っておこうか(笑)
アメジスト >! 先生、テスラ嬢のコネ買えますか? 要相談になってますが?
GM >ああ、それは第27夜当時の状況も踏まえてだったからね。今となっては霊華相当(1万v.)で充分だ。
アメジスト >ありがとうございます(礼 これで今回の出費の総計が1,077,500v.になりました
翔真 >フラメル=ハウスはラビリンスシティ分も含めるから242万、テスラ嬢のコネを購入しても良いなら1万加算で総計243万v.、と……スルガのコネはロンギヌス分も払わないといけないので買えぬ(苦笑)
弓 >共通や魔石から出しちゃってOKすよー?
GM >あ。第27夜で既に共闘経験あるし、シティの分とロンギヌスの分は必要ないからね〜
アドノレ >さて、発掘品(掘り出し物)が有ったのか無かったのか…?
GM >じゃあ、アドには幸運度ジャッジを振っていただこう。もしかしたら目的にかなうのがあるかもしれぬ(笑)
アドノレ >あら…ポチッとな(《運命改変》で出目+1)…1C33。本日の目玉〜
GM >ふむむ。希望するカテゴリーの品にもよるけど、だいたい200〜500万v.くらいのものが1品手に入る感じだ……流石に魔法雑貨店で扱えないような(私有地など)のはないけどね!
アドノレ >目的にかなうが現在の状況に必要(あると便利)って意味かと思った
GM >アイテムが膨大だからね。あと、希望の品に希望が特になかったのでざっくりと裁定した(笑)
アドノレ >らじゃったのだ。ベル用芋ジャージじゃない衣装
GM >って、よりにもよってそっちか!?(笑)
凪 >ぶは(笑)
アドノレ >冗談はさておき何か必要だったらご一報を>ALL
翔真 >エリクサーは、流石に厳しそうですね。なら近い所を狙うべきでしょうか。
アメジスト >消費アイテムなら最高額レベルのものが買えますけど、かといって魔道具買うには微妙ですしね
アドノレ >菠薐草の缶詰とかバットステータスを全無視(一行動)というあたり隠し玉として持っててもいいかも(人数分調達)
翔真 >ふむ、では『菠薐草の缶詰』を10個希望しておきましょうか。
GM >ああ、そのくらい安いのなら人数分あってもいいな(笑)
アドノレ >半分ネタなら近々あるだろう祝い事(アム贈答)用にバロメッツなんて選択肢も
アメジスト >ぐはっ。そ、それは喜んでいいのか悪いのか(苦笑)
翔真 >真面目にネタ枠かつ実用性コミなら『魔王印の温泉の素(50万v.)』を狙うのだけれど(笑)
GM >それはサクラか弓に頼めば一発かも知れぬのぅ。クロウ=セイル的意味で(笑)
翔真 >なるほど、了解(笑)プラーナの大幅回復が望めますし2個ほど有ればベルとウー=バル辺りに使えば少しはマシかなと思って(苦笑)
GM >なるほどなるほど。あとは買っておきたい物、ある?
翔真 >後はベルの所へお邪魔する手土産に『赤の月』を。場所的に『バロメッツ』は手に入れ易いですし良いかも知れませんね。
◆ ◆ ◆
一方その頃。ベル邸に向かっていた凪は…
GM >ベル邸の周辺は先にサクラが訪れた時同様、しんと静まり返っている。とはいえクロノスやベルの居場所はサクラから教えてもらえてるだろうし、まず迷う事はないだろうね……問題は「どっちに向かうか?」だけど(笑)
凪 >とりあえず、Dr.の所に向かいますか。ベルの所は……腹筋がしめやかに爆発四散しない服が見つかるまでそっとしておこう(ぁ
サクラ >(Die爆笑)
GM >なるなる(笑)ではクロノスの部屋に到着するのだが…扉の前に先客がいるぞ。
凪 >?
サクラ >お……?
「……」
扉の向こうを窺っていたのは誰あろう、
この館の主であるはずの“蝿の女王”ベール=ゼファーその人であった。
凪 >避けて通ろうとした結果がこれだよ!!(爆) ……いもジャージですか? (y/n)
GM >いいや?スケスケベビードール1枚だけ、しかもオーバーサイズでぶかぶか。そんな状態で、現在扉の前にて大絶惨行こか戻ろか音頭の真っ最中だ(ぁ
ベル >「(ぶつぶつぶつぶつ…)」
凪 >「(アカン)」
サクラ >(腹筋崩壊)
翔真 >何してはるんですかベルさん(^^;
凪 >声をかける ピッ[>そっとしておこう(ぁ
GM >そっとしておくのかよ!!(笑)ちなみに、ベルはまだ凪に気付いてないようだ(ぁ
凪 >……と、これでは護衛に来た意味がないので、気付きやすいようにあえて大きめの足音を立てて接近を試みます。さも「何も知らずに今来たばかりです」的な感じで(笑)
GM >おっと、そうくるか。では……凪の気配に気付いた瞬間、ベルは思わず振り返り…そして!
ベル >「アイエェェェェッ!?ウィザード!ウィザードナンデ!?(←思わずムンク状態)」
凪 >「ドーモ、ベール=ゼファーサン……って何を言わせるんですか」
ベル >「そ、それはこっちの台詞よ!来たんだったら玄関でノックくらいしなさいってーのっ!!(//へ//;)´´´」
GM >しかし、ノックしたところでベル本人が気付けたかどうかは 甚だ疑わしいとも説明しておかねばなるまい(爆)
凪 >「……一応したんだけどなぁ。しばらく待っても誰も出てこなかったから、とりあえずDr.の所に行こうとしたらこの事態だったわけで……」
ベル >「そ、そう?そ、そりゃ悪かったわね!……こ、こ、これからあたし、く、クロノスに大事な用があるとこなのよ!……け、警備に来たんだったら、どこの部屋でも適当に使えばいいんじゃない!?(そわそわ)」
凪 >「了解、そこいらでしばらく警備にあたる事にしますか……UMAに蹴られて死ぬのは御免だし」(こら
ベル >「な、なんの話だかわかんないわよそれっ!?……じ、じゃあねっ!」強引に部屋の扉開けて入っちゃう。ばたむ☆(ぁ
GM >…………かくして、館の騒がしい(いちおう)主が去った後、廊下は再び静寂の世界に戻る(笑)
凪 >「(いもジャージでなくて良かった……)」超聴覚で中の夫婦漫才が聞こえてきやしないだろうか(ぉ
GM >聞き耳を立ててみますか?(笑)
凪 >同じ妻帯者としてされると嫌な事は人にしない(笑) 来たからにはちゃんと警備しますヨー。しばらく待ってからノックはするけど
GM >了解。ぶっちゃけるとクロノスもベルも、しばらく部屋からは出てこないからね……そういえば、「同じ妻帯者」と言うワードにかかってくるけど、新婚初夜はどうだったか?と ふと思ったかもしれないなぁ(笑)
凪 >……もそっとドアから距離とっておこう(ぁ
弓 >盗聴器、カメラ……
サクラ >ぶ(笑)
そう。この時ベール=ゼファーは、ある決断を胸にクロノスのもとを訪れていたのだった。
Dr.クロノス >「(端末に向かったまま)声は聞こえていたよ。護衛が到着したようだな」
ベル >「そうね(扉をロックして、クロノスに近付く)ねぇDr.、折り入って話が……ってこっち向けコラァ!?(Dr.の椅子を回す)」
Dr.クロノス >「うぉう!?一体どう……(ベルを凝視)……いう、風の吹き回し…だね?ベール=ゼファー」
ベル >「………大事な、話よ……ええ、大事な話…(逡巡しつつ)…アンタ、あたしと“契約”しなさい」
Dr.クロノス >「契約?……その格好と、何か関係が……あるのかね」
ベル >「ええ、大ありよ………(クロノスの上に座りながら)」
「魔王の館」には、普通主たる魔王が存在を維持し傷を癒すために、
ある程度のプラーナが備蓄されている。
しかし、普段この館を使いもしなかったベルの場合、それは望むべくもない話である。
そして、度重なる戦ですっかり衰えた自分自身を維持し、
あわよくば再生をはかるために……不本意ながら、あえてクロノスと“契約”する。
これが、彼と行動を共にするようになった彼女の真意であった。
Dr.クロノス >「なるほど、な……しかし妙なものだ。お前さんとは、これが初めてとは思えん……」
ベル >「んなことっ……ある訳、ないじゃ…ないっ…(//ヘ//)」
今となっては、当のクロノス自身がすっかり忘却している事だが、
かつて彼が存在していた世界線におけるベール=ゼファーは「妻」であった。
詳細は公式リプレイ「ファイナルカウントダウン」を参照。
クロノスはその時の事を、漠然とした既視感として思い起こしたのだ。
そしてもちろん、眼前のベルにとってはそのような記憶など、あろう筈もない。
男にとっての薄れた過去と、魔王にとっての損得計算。
その二つと共に、二人のシルエットが、いま重なろうとしていた……。
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