【第35夜】
破滅への1minute

<PART−03>



謎めくものたち



かくて、漂着した4人の0レベルウィザードと会見する事になったサクラである。

サクラ >なるべくにこやかに応対してあげないとですね。覚醒したばっかって不安で混乱してるでしょうし(^^;
GM >うん。流石に恐慌状態とまではいかずとも、彼らの顔には不安の色が明らかに浮かんでいる。まあ、D界の灯じゃ愛想のいい対応なんて望むべくもないけど(笑)
D灯 >「…診察結果によれば、クラスは魔術師・魔剣使い・大いなる者・魔物使い……覚醒したてと推察される」
サクラ >「なるほど。…偶然にしてはやけにバランスの取れたPTなのです」 まぁ、メタい事言うと。GMの提示したハンドアウトの推奨クラスでキャラメイクしただけか(笑)
D灯 >「その割に、妙な感じはする……覚醒したてにしても、ウィザードとしての知識がほとんど見られない」
サクラ >「…んー、自分の場合は比較的レアケースなので実感は湧かないのですけど。イノセントから目覚めたのであれば仕方ない事のような気もするのです。兎も角、話を聞いてみましょう」
GM >という訳で、サクラ。聞き込みのために精神力と知力、信仰心で1回ずつジャッジをどうぞ。ただし、Dあかりんが予備調査をしてくれているので各出目に+3してOK!
サクラ >ど、どれも低い(がふ)……ちょ、精神と信仰がクリティカル(笑)ボーナス込みで、精神1C26/知力16/信仰1C23 でしたー!(ふんす)
翔真 >おぉ。お見事(^^)
GM >きっとあれだね。サクラがちっちゃかわいいからこう、少し落ち着いたんだろう(笑)まず、Dあかりんにも説明した彼らの証言から……

「山頂で食事をとっていたところ怪物の襲撃を受け、何人かの犠牲を出しながら抵抗をしていた」らしい。
犠牲者の話になると、誰もが暗い面持ちになり言葉も少なくなった。
彼ら自身は相互に面識がある訳でもなく、怪物(=侵魔)に襲撃された挙げ句、
偶発的にDアースへと空間跳躍した事で、結果的に生き残った顔ぶれであった。

サクラ >「ふむ、なるほど……」
GM >で、ここからがサクラの聞き込みによる成果。実に興味深い事だが、彼らには「襲撃される直前、つまり食事中に不思議な感覚を覚えた」という共通点がある。
サクラ >不思議な感覚……?
GM >うん。「まるで、身体の中から何かこう、すごい力がぶわーっと出てくるような感じ」…1人は、そう証言する。
弓 >ドーピングコンソメスープだ(笑)
サクラ >「もしかして…こんな感じ、ですか?」 演出でちょっとプラーナを放出してみんとす
GM >すると4人は「おぉー!」と驚きながらも、そんな感じだったと同意する。
D灯 >「……それそのものは、自然覚醒型のウィザードに見られる現象だと判断できるけど……(困惑)」
サクラ >「問題は、何故その場にいたこの人達が覚醒したか…なのです。他に、何か思い出した事などはありますか?」
GM >すると、別のひとりが思い出してくれる。「…そういえば。山に登る前に不思議な連中に会ったな」と。
サクラ >「不思議な連中、ですか」
GM >証言によれば「ちょうど山を降りてきてた感じだったから、その時は特におかしいとは思わなかったんだけど……挨拶の後“差し入れです”って、林檎をくれたんだ」との事。
サクラ >「……!?  …その男性は金髪だったりしませんか?」 ノア、かなぁ
翔真 >なんつー事を(−−;
アドノレ >蛇にそそのかされて林檎を食べてしまいましたとさ
GM >サクラのその質問には、首を横に振る。というか『連中』って複数形で言ったし(^^;
D灯 >「……今は初夏。明らかに、林檎の時期じゃない……実物が残っていれば、検証のしようもあったのだけど……」
サクラ >「心当たりが有る様にも思うのですが、私の知る事例と微妙に異なるのが気になるのです」 “林檎で覚醒”という点ではノアっぽくはあるのだけど、彼らが覚醒したのは通常のウィザードクラス。“異能に覚醒していない”のが気になります
GM >まあ、林檎は食べられちゃった後なんでもうその場には残ってない。…あ、あかりんが食べたんじゃないからね!?(笑)
アメジスト >うん、勘違いしかけた(苦笑)
アドノレ >調査中(しゃくしゃく)「味はふつう」
翔真 >(苦笑)
GM >あまりに普通に供述してるんであかりんの予備調査レベルでは分かりにくかったのだ。ピクニックでデザート食べるなんて“当たり前の事”だし……サクラが大回ししたからこそ、自分で言ってて違和感に気付いて思い出してくれた、的な(笑)
サクラ >やったぁ(笑)
GM >ともあれ、彼らが知っている事で共通項があるのはそのくらい、だね。
サクラ >「ありがとうございます、大変参考になりました。それでは、お手数ですが皆さんのお名前とご住所を教えて頂けませんか?」 ほら、FtEに送還するにもただ放り出す訳にもいかんし(笑)
GM >うん、それぞれ教えてもらえる。いきなりの異世界転送でちょっと混乱してたけど、サクラとのやりとりで幾分落ち着いた様子だ。かわいいは正義(笑)
サクラ >あ、メモ帳に忘れないようメモっておきます(笑)
D灯 >「(教えてもらったのをスマホ片手に横で見てて)いずれも、こっちでは古地図での呼称…」
サクラ >「…やはり“私達”の世界から着た人達みたいなのです。早速、ロンギヌスに連絡して帰還の準備を進めて貰いましょう」
D灯 >「了解…(登山客たちに向かって)そういう訳で、心配せずとも元の世界に戻れる…」
サクラ >ひとまず、住所は恐らく横須賀界隈だろうから……ロンギヌス経由で横須賀WUに連絡。引き取り後の身の振り方についてはWUで相談して貰いましょうか
GM >あ、それがね。各々の住所には特に共通点はないんだ。周辺地域って事はそのとおりなんだけど、先にも説明したとおり、彼ら同士は今回が殆ど初対面のようなものだからね。
サクラ >おぅふ(^^;)
D灯 >「……念のために、あちらに戻した後は何らかの監視を付けておいた方がいいかも(小声)」
サクラ >「それも必要かもしれませんね。帰還後はWUか協会に人員を回すよう手配しておくのです」
D灯 >「……(こくり)よろしく」
サクラ >と、言う訳で……まずはロンギヌスに今回の件を報告。彼らが帰還出来るよう手配をしつつ。帰還後、各自の地元WUに経緯を話して暫く監視が必要。と、お願いしておきましょうか。書類仕事がふーえーるー(笑)
GM >あ、それはジークの勅命でやってもらえる。こっち側での事務的な事は専門のスタッフも付いてるから、わざわざサクラが苦労する必要はない(笑)
サクラ >わーい(笑)
GM >で、そのジークからは…「改めて、彼らのFtEへの帰還の護衛と、あちらで何が起きているかの情報収集を頼みたいんだ。似たような事例が、また起きないとも限らないからね」とのことだ。
サクラ >「了解しました。早速、調査に入ります(敬礼)」 さて、早速里帰りか(笑) ……単位、大丈夫よね?!(ぁ
GM >それについてはなんとも(笑)
ジーク >「件の冥魔将については、さしあたりいぶき君に頼んでおくよ。万一の事が起きても対応できるようにね」
サクラ >「はい、そちらもお願いしますのです(^^; ……それはそれとして。お土産のご希望はあるのです?」 オチを着けないと死ぬ病なPL(ぁ
ジーク >「……キミの笑顔をひとつ。ボクにはこれで充分さ」
アンジェリア >「私は、またあちらのお土産話を聞きたいですね」
D灯 >「ないとは思うけど……もしあちらの私に会う事があったら、よろしく……とだけ」
サクラ >「あはは、了解なのです!それじゃ、いってきまーっす」

ともあれ。4人の0レベルウィザードは、サクラの護衛の下、
ロンギヌスの護衛艦でFtEに送還される事になった。

アンジェリア >「(護衛艦を見送りつつ)確認します。ジーク様、また何か起こるのでしょうか」
ジーク >「ああ。まだ確証は持てないけど、多分ね……だからこそ、打てるだけの手を最大限に打っておくのさ」
翔真 >偉い(^^)

◆ ◆ ◆

さてその頃、臥龍学園の翔真は…

GM >職員会議は大抵放課後に行われるものと相場が決まっているし、終わる頃にはもう夕方…ミシェール先生は月光部顧問としての務めに向かい、他の魔法教師たちも担任の学級なり顧問を務める部活なりの庶務に勤しんでいる訳で。
翔真 >まぁ朝と放課後が基本(笑)
GM >ところで、翔真は担当学級とかあったのかどうか?という疑問に行き当たったぞい(笑)

翔真 >あ………そう言えばそうですな。ただ任務が入ると長期間離れる事も有るので担当学級持たせてくれないんじゃ?(^^;
GM >ですのぅ。って事は、教科専門って事かぁ……
翔真 >ですね、出席がレアになる年も有ったりするのだろうか(苦笑)
GM >そうかもしれない(爆)ひとまず今のところは、翌日受け持つ学級の再確認くらいしかする事はなさそうだけど、さてどうしたものか。
翔真 >月光部の方はミシェール先生が顧問として対応してくれるとなると、実質戦闘能力の高めな自分としては侵魔の集中発生・イノセントの消失を警戒して校内や周辺の見回りに出るのがやはり望ましい所ですかな。
GM >おお。確かに学園の規模を考えるに妥当なところだね。

ちなみに月光部においては、臥龍迷宮の最深部についての予備調査が進んでいるとの事。
ちなみに決着はこの時点から1年以上後の話だが、2015年3月現在、セッションとしては既に終了している。
(

サクラ >冥魔王(の首)、獲ったどー!!←後ろの人が参加メンバーの一人
翔真 >「(迷宮の方の探索もそろそろ詰めが見えて来た所か。他の事件と下手に絡んだりしなければ良いが………)」
GM >ともあれ。学園内を巡回しているところなもので……幸運度と知覚力で1回ずつジャッジ、ですな!
翔真 >了解、では幸運度・知覚力の順でジャッジを行います……幸運度は18、知覚力は19ですね。
GM >そうしたらば…校内の状況は今のところ特に異常はみられないようだ。散発的な侵魔事件に関しては月光部で対応できているから、という話もあるけどね。
翔真 >「(まぁ事件等起こらないに越した事は無い、月光部員で対処可能なレベルの事件ならそれはそれでまだ良いが、ミシェール先生や俺が出張らないといけないレベルとなるとそれこそ拙い事になる)」
GM >で、ちょうどそう考えてるあたりで…ユニオンへの報告のためにやってきたアドノレ&ヴェーダと遭遇する訳だ。
アドノレ >重要だけど今からどうこうなる訳でなし、駆け足ではないな。それとも飛んでおくか?
ヴェーダ >うむ、それは任せる。そして挨拶されているぞ(笑)
翔真 >軽く片手を挙げる程度かな、流石に空を飛んでいる相手にあまり目立つ様な真似は出来ん(苦笑)
アドノレ >「おぉ。偶然だな。行方不明者対応ならもっと凄い偶然だぞ」
翔真 >「実際俺はまだ遭遇していないからもっと凄い偶然ではないが、今はそうなる者が出ない様に見回っている最中だ。」
ヴェーダ >「これだけ巨大な学園だから見回りのひとつもあってしかるべきだろうな。ともあれしばらくぶりだ」
翔真 >「あぁ、そちらも息災なようで何よりだが。そちらがアドノレと二人で居る、というのも珍しいシーンに思える。」
ヴェーダ >「うむ、こう見えてもなかなか古い付き合いでな。ツーといえばバイフォー、といった按配だ」
アドノレ >「腐れ縁…なのか?」
ヴェーダ >「概ねそんなところだろう。ところでその行方不明者の件だがな」
アドノレ >「うむ。つい先ほど目の前で消えた。知らぬ振りもできんでユニオンまでな」
翔真 >「そうか………後で俺も確認しておこう。こちらはまだ実際に確たる被害は……。」
ヴェーダ >「正確には大楠山山頂広場での事だがな。で、いちおう報告にやって来た次第だ。必要とあらば我が安直魔法を使うまでだが…(と、アドノレに視線を送りつつ)」
アドノレ >「世界結界が緩くなってるのか、イノセントが集団で目覚めてるのか。どちらにしても面倒な話になってきてるぞ」 安直魔法は頼んだ
ヴェーダ >うむ。メタい事を言えば、既に状況はPLレベルで把握されているだろうからな(笑)
翔真 >了解(笑)「後者の事態が少しづつだが見受けられ始めているらしい話も、つい先程聞いた。俺の手が必要になる事態となれば、遠慮無く呼び出してくれ。可能な限り対応する。」
ヴェーダ >「我等が見た限り、侵入してきた侵魔は雑魚レベルばかり。上級個体は特に見当たらなかったぞ」
アドノレ >「は。目覚めたばかりの勇者とこれ見よがしに雑魚ばかりの敵が増える。PC1の目覚めが近いぞ」(。。)☆\ 「いかん。電波を受信してしまった」
翔真 >「簡単に出て来られても困るがな(苦笑)ともあれ追い払ってくれた事には感謝を(礼)」
ヴェーダ >「礼には及ばん。ウィザードならば当然の事だからな」
アドノレ >「ま、情報が集まってきたらもうちっとマシな話も出てくるだろう」
翔真 >「そうか(フッ)俺はもう少し見回りを続ける。ユニオンへの報告、宜しく頼む。」
ヴェーダ >「うむ、ついでに全国での状況も改めて聞いてくるとしよう。届出は臥龍学園の職員室で良かったな?」
GM >まだレジェンドレベルミッションになると決まった訳ではないので、MonAmiよりも臥龍学園だろうと言うお話なのだった(笑)
サクラ >簡単なミッションになる……筈だった。みたいな(ぉ
翔真 >「ああ。何が目覚めるかはともかく(苦笑)明らかにヤバそうな情報が入ったら速やかにこっちにも送ってくれ。」
ヴェーダ >「承知した」
アドノレ >「んむ。運が悪ければまた後ほど」
翔真 >では二人を玄関(校舎)まで案内して、その後警戒に戻りましょう。
アドノレ >勝手知ったる何とやら。職員室の位置はちゃんとわかる
GM >うむ。そんな訳でアドノレ&ヴェーダと別れ、見回りを再開する翔真だったが…その直後に、妙な気配を感じ取るのであった。
翔真 >妙な気配?
GM >うん、妙な気配。どちらかといえば、毎度お馴染みあの連中的な(ぁ
翔真 >ぇー(><;
GM >といっても、反応的にはそこまで強大なものではない。場合によっては学園生レベルでも充分対処できそうに感じられなくも、ないが……ちなみにその気配の源は、学園の沖合いに浮かぶ、これまたお馴染みの猿島だね。
翔真 >だが感知してしまった以上無視する訳にも行かない。学園とユニオンにも簡単にメールで報告を入れた上で調べに行きましょう。『猿島方面から不穏な気配を感知、現状を鑑み調査に向かう。』と言う内容で。
GM >おうさ、了解なのです! って訳で、翔真が(いまや紅い月が空に浮かんだ)猿島へと向かったところで……
翔真 >……って、浮かんじゃったのか。紅い月(苦笑)
GM >うん。兎にも角にも、ここで選択肢! 単独で向かうか、それとも誰かを呼んでいくか……?
翔真 >呼んで行くべきだろうな、常識的に判断すれば。守りの薄い魔剣使い一人で特攻とか、傍から見たらどう見ても危険過ぎる(苦笑)
GM >そうすると……さっき別れたアドノレ&ヴェーダか、職員室のウィザード達、または月光部……と、選択肢はいろいろあるね。
翔真 >問題はこのタイミングで誰を誘って行くかなんだが………(シーン的に)先程会ったばかりでなければアドノレに渡りを付ける所なんだが、ヴェーダと行動しているのは把握済み。となるとそれ以外なんですよねぇ。
GM >ふむふむ。あえて別の人達を誘っていく感じかな……?
翔真 >いや、アドノレはヴェーダと他の目的で動いているみたいだから単純に威力偵察目的だけなら態々向こうの活動を中止させてまで同行を頼むのは申し訳ない気がして(^^;
GM >なるほどね。では、誰に話を付けるかな?
翔真 >実力的に見て月光部を誘った場合、万が一相手がMASTERS対応レベルだと最悪一瞬で死に兼ねない(多少言い過ぎかも知れんが)。そうなると職員室のウィザードが次点で妥当な所でしょうか。
GM >OK了解。では、誰に出会えるか幸運度ジャッジでいってみよう!
翔真 >了解です。……20です。
GM >……すると、だ。職員室では、ちょうど帰り支度をしている若葉に遭遇だ。「ん、どうした……?」
翔真 >お、ある意味想定通り(笑)「一文字先生、済みません少々宜しいですか?」一応公式の場だしね(笑)
若葉 >「ああ、……って、今更別に構わないのに(笑)」
翔真 >「(小さく)紅月の気配を感じた、先程ミシェール先生達と話していた事も有るので念のため様子を見に行こうと思っている。状況的に月光部で対応が難しそうならそのまま攻略にも移る心算なのだが、万が一の場合を考えて助力頂けるとありがたい。」
若葉 >「なるほど、承知…。実は私は何も感じなかったんだが、そう言う事ならば恐らくそうなんだろうしな」
翔真 >「(頷きつつ)ユニオンとここには、念のために調査に向かうと既に簡単にだが一報入れてある。杞憂で有ってくれれば良いのだが………」
若葉 >「ああ、すぐに行こう。どこであれ、行動は早い方がいい」

こうして翔真は、若葉を連れて猿島へと向かう……!

◆ ◆ ◆

一方、アンゼロット城に向かったアムは…

GM >まずは途中で何かあったかどうか、ちょっと幸運度ジャッジを振ってもらっちゃおうかな!
アメジスト >了解……惜しい、一個ずれた。15です
GM >らじゃり。移動中、とくにこれといった問題は起こらなかったみたいだ……という訳で、問題なくアンゼロット城に到着できるぞよかったね!(笑)
アメジスト >わーい(笑)
翔真 >平和が一番(笑)
GM >城ではくれはやロンギヌス00などの他、クロノス夫妻(笑)とも連絡をとる事が出来る。
ベル >ちょっと待った!その(笑)ってなによ、(笑)って!(ぁ
アメジスト >とりあえず、地上の最近の状況を翔真さんやアドノレさんに確認した方がいいかも?と思いながらも、代表代行のところに報告に向かいます
GM >では、くれはにはすぐ会えるね。「はわわ。どーもー(ぺったんぺったん)」ちなみにこの音はハンコをついている音である。間違っても彼女の(プツッ! ツー・ツー・ツー…)
翔真 >GMぅぅぅぅっ!?(ぁ
サクラ >無茶しやがって……(AA略)

ちなみにBGMは「めうめうぺったんたん!!」でおひとつ。

アメジスト >「お……お忙しそうですね。定例報告と、少々確認したい事がありまして参りました」 報告書提出
くれは >「はわ、これはいつもの事だから、心配しなくていいよ〜(ぺったんぺったんぺったんたん☆) で、確認したい事って何かな〜?」
アメジスト >「報告書にも記載しましたが、侵魔の行動に変化があるようだとの連絡を弓さんからいただきました。システムのログにもその兆候が記されています。」
くれは >「あ、その話ね〜。実は、IDOLシステムが稼動を始めたちょうどその後あたりから、こっちにもちょこちょこ話は来てるんだよ〜」
アメジスト >「やっぱり。弓さんからの連絡を受けた際に、ウー=バルにも確認してみたのですが、彼自身は心当たりはないと」
くれは >「だろうねえ。直接手引きをしてるんなら兎も角、見た感じそんな様子もなさそうなんでしょ?」
アメジスト >「そういう事はなさそうです。そもそも彼は一匹狼で部下を使うことは少なかったようですから」
くれは >「なるほどねぇ。そこは一緒にいる頻度も高いし、アムちゃんの判断を信じるよ。システムについては不備が出てないかどうか、ちょうどさっきDr.クロノスに頼んで調べてもらってるよ」
アメジスト >「Dr.ですか……。そういえばベール=ゼファーは何か言っていましたか?」
くれは >「はわ、ベル?ああ、いつも通りにしてるよ今のところは」
翔真 >エラい不安が煽られる台詞だ(^^;
アメジスト >「まあ、身重の身体では動こうとはしないでしょうからね(苦笑)」
くれは >「そうそう、そんな感じ。でも仮にも魔王?元魔王?だし、知ってる事も多いだろうだから、聞けば答えてはくれるんじゃないかな」
アメジスト >「そうしてみます。あと、念のために翔真さんたちにも確認してみるつもりです。無論現時点でMASTERSが動く訳にはいきませんけど、地上の現状を聞いておきたいので」
くれは >「うん、それがいいと思うよ。もしかしたらって事もあるし、地上に近い方が寧ろいろいろ分かるかもだし」
アメジスト >「これは、結構骨になりそう……。と、それでは、報告は以上です。私はこの件を少し調べてみます。何か新たな情報が入ったら、こちらに連絡をいただけるよう手配をお願いします(礼)」
くれは >「うん、よろしくね〜」
GM >と、くれはとの会見はそんな感じだが……他に聞いておきたい事とかあるかな?
アメジスト >そうなー……。「なにかMASTERS案件になりそうな話は出ているか」とか、「侵魔の動向以外に何か変事の報告はあるのか」とかかなぁ
GM >ふむふむ。すると…まず前者については、少なくともここから視点だと特にこれといって目立った事はないようだ。で、後者の方は……というと。
サクラ >…と、ここで私の報告がアムさんのところに行く。という感じかな(笑)
GM >そう。あと、時を同じくしてアドノレ&ヴェーダからの報告も臥龍学園経由で来る事になるから、そこで裏付けが取れるって事になるね。
くれは >「……って事で、サクラちゃんがこっちに来るみたいだね」
アメジスト >「そのようですね。しかし……こちらで覚醒したばかりのウィザードが姿を消し、なぜかD界で発見された……ですか」
くれは >「そのあたりも、ちょっと気になるんだよね…」
アメジスト >「しかも報告によれば、ノアが関わっている可能性ありと……」
GM >ん?それは初耳であるぞ(笑)
アメジスト >あれ? でも林檎の件は報告されてないの? 確定じゃないから可能性としたんだけど……。
アドノレ >少なくとも名前の確定までは出来ておらんな
サクラ >正確には「ノアとの接触による覚醒と類似点あり」ぐらいかなぁ。微妙に異なってる点がありますし
アメジスト >現状、“林檎=ノア”と断定する程ではないにせよ、連想されてしかるべきだとは思うんだけど…
GM >逆に言えば、それはあくまで裏付けのない連想の範疇だからね。仮にも組織が、証拠もなしに動く訳には行かない(笑)
弓 >まあ、RGB(10,10,10)くらいのグレーですけどね(笑)
GM >それほとんど真っ黒なんですが(笑)
くれは >「(肩すくめ)現状ではまだ分かってない事が多いから、結論を出すのはまだ早いよ」
アメジスト >「そうですね。林檎とノアとを直結させるのはいささか軽率でした。申し訳ありません」
くれは >「ま、確かに城ヶ島での前例とかもあるけどね。そのあたりも含めて、一度(MASTERSの皆に)確認してみてもいいんじゃないかな?」
アメジスト >「はい、そうしてみます」 うん、アドノレさんには飛ばされた人達が発見されたらしいという事も伝えておきたいしね。感覚的には関与を警戒すべし位の感じで(^^;
くれは >「で、手ぶらで行くのもなんだろうからこれも渡しておくよ。ここ1ヶ月での月匣出現とその対処についての記録〜」 っ[SDカード(512GB)] ピカピカピカーン☆
アメジスト >「お預かりします。それでは、失礼いたします(礼)」
GM >さて、アム。くれはの前を辞した後はどうする……?
アメジスト >とりあえず、クロノス夫妻に会いに行ってみようかなと。
アドノレ >(笑)がとれた
アメジスト >素で忘れてた(^^;
サクラ >毎度ながらアムさんが孤立しそうな予感。早く合流の流れを作らねば(^^;
アメジスト >あー……まあ、私のところは、ある程度の安全が確保されてるから。……今のところ(^^;
GM >という訳で、所変わってアンゼロット城の特別区画…ここはクロノスとベルが愛の巣身を寄せている場所である。
翔真 >おい(苦笑)
アメジスト >「申し訳ありません」 ではノックかチャイムかわからないけど、訪問したことを知らせつつ。
Dr.クロノス >「おお、よく来た!早速話を聞こうじゃないか!どんな話かはさっぱりだが!」(ぁ
ベル >「そりゃあ、顔合わせただけで全部分かったら変よ……」(ぁ
アドノレ >まだ話を聞いていないが“こんな事もあろうかと”
アメジスト >「元気そうね。様子見とあなたのご機嫌伺い、というのもあるわね。手土産もなしでの訪問は申し訳ないけれど」
ベル >「すでに各方面から(いやがらせ以外の何物でもないものばかり)貰ってるから、今更いいわよ」
アメジスト >「はは……(苦笑)出来ればあなたにも、意見を伺いたいと思うのだけど。侵魔の行動原理については、あなたの方が間違いなく詳しいでしょうし」
ベル >「あ、そういう事ね?まぁいいわ、あたしに答えられる事なんなら」
アメジスト >「(頷いて)さて、早速ですが本題から。代表代行からお話があったかと思いますが、システム稼動以降の侵魔たちの行動の変化について意見をお聞きしようかと」とりあえず、先ほどのシステムログを提示しつつ。
Dr.クロノス >「うむ。私も稼動以来ずっと各地のレガシーをモニターしている訳だが、システム自体は全体的に見て、順調に稼動しているぞ(自分で出したログとクロスチェックしつつ)……なので問題は、寧ろ世界結界の方だな」
アメジスト >「世界結界の方……?」
Dr.クロノス >「うむ。これらのデータを照合して見る限り、侵魔の集中出現の際には、世界結界が局地的かつ瞬間的に弱体化するという現象が見られている」
アメジスト >「なるほど……。ちょっと失礼」 端末で、先ほど受け取ったデータを確認
Dr.クロノス >「普通の侵魔が“こっち側”に侵入するには、フォートレスコアなりルーラーなりをこさえておく事……それは鉄則だったよな」
アメジスト >「ええ、当然ね」
Dr.クロノス >「だが、これらの月匣には……その両方が存在しない。つまりは侵魔を排除するまで、月匣そのものを解消出来ないと言う事になるが……そうなると一体何が発生原因なのか、このログだけでは相関関係が全くもってわからん」
サクラ >……アイエエエ
Dr.クロノス >「ただ、分かっているのはだ。……この散発的な事件がこれ以上増えて慢性化でもした場合、最悪の可能性を否定できないって事だ」
アメジスト >「最悪…………つまり、世界結界に致命的な綻びが生じると?」
Dr.クロノス >「その通り。確かにルシファーズ=サンは今や世界結界を補強する役割も持っているが、あれはあくまでIDOLシステムを構築した際に出来た副次的なもの。世界結界そのものを代替し得るものではない」
ベル >「補強するべき主体がないなら意味もない、って事よね」
Dr.クロノス >「うむ。……だがこの場合、事態を知らんヤツ程却ってIDOLシステムの所為にするだろうよ」
アメジスト >「まあ、いまだ十分なデータもそろっていない状況ですしね。難癖をつけるには格好の標的でしょう」
サクラ >うん、御免。正直その可能性は考えてた(^^;
翔真 >うむ。事態を知らん上短絡的に考えたい人の常ですなー(−−;
弓 >というか、クロノスがこうも自信満々だと、「実はやっぱりIDOLシステムのせいでした」というオチまであると思ってる子
ベル >「そうねえ。そのあたりやりそうな手合いなら、何人か心当たりはなくもないわ。……それに、計画そのものに賛同してない連中にもね」
アメジスト >「……教えてもらえるかしら?本当なら対価を示して頼むべきなんでしょうけど、今のあなたに提示すべき対価が想像つかないのよね」
ベル >「それこそ、動機はいろいろよ?計画の賛成派が上に立つのが気に食わないとか、それ以前の問題で単に人間が気に食わないとか……でも一番は、システムを経由して配給されるプラーナよりも、自分で直接掠奪するプラーナの方が絶対量を見込めるって事よ」
アメジスト >「それはあるでしょうね。ハイリスクハイリターンを選ぶものは当然いるでしょうし」
ベル >「そ。あたしら魔王は兎も角、下っ端になればなるほど……ね。もちろん、ウィザードの手で殺されるリスクとバーターって事になるけど」

Dr.クロノス >「知っての通りIDOLシステムそのものは、古来からあった人界と裏界の間を結ぶゲートを、今の世界結界にマッチするよう改良したに過ぎんからな…」
アメジスト >「そもそも、世界結界に手を加えるようなものではないということですね」
Dr.クロノス >「そうでもなければ、こんな回りくどいやり方などせんよ」
翔真 >まぁ確かに。IDOLシステムって内容を改めて吟味してみると、物凄い迂遠な手段で望む結果を出している物凄い難儀なシステムだからなぁ(苦笑)
ベル >「ま、とにかく。その雑魚共の背後に誰がいるかについては……実際見てみた方が早いんじゃない?ってアドバイスしておくわよ」
アメジスト >「……あなたの言が正しいんでしょうね。百聞は一見に如かずじゃないけれど」
ベル >「……個人的には“四騎士”の連中じゃない事を願いたいわね」
アメジスト >「四騎士ですか……」 はて?
ベル >「もし、あいつらが仮に動いているとしたら…いや。それはありえない、か」


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