【第38夜】
人と魔の間に
<PART−03>
錯綜する道
アメジスト >今回は色々とシビアな話になってますので、ミスひとつでどういう影響が出るかが怖いのですよね……
翔真 >じっくり進行で、ミスの無い様に行きたいです(苦笑)
アドノレ >とはいえ危険察知スキルが高いというか、なんだかんだ言って最悪の事態は回避してるからな
サクラ >デスヨネー……(笑)
GM >さて、そんなこんなでマティニヨン魔術学校。表向きは国立大学付属高校として寄宿学校の形式をとっているため、本来なら外部の者が接触を図る場合、しかるべき紹介が必要となる場所である。
アメジスト >多分、それは事務局の方に話が通ってるんじゃないかと
アドノレ >事務所的な所なら、外部からの訪問を考えて入口からそう遠くない場所にあるとは思うが
GM >うん。その点については、先程アムがシセリア相手に頑張ってくれた結果クリアーされているので、移動する事そのものに問題はない。事務局は正門を抜けた先、脇にあるね。
尽 >頑張れよー(ははっ
翔真 >了解です。微力を尽くします(^^;
アドノレ >あいあいさー。ついでながら、暇を見つけて学校の怪談ネタがあるかチェックしておく
翔真 >幾らでも有りそうだがまずそこなのか(苦笑)
GM >そう、敷地内には中世からの建築物が立ち並び、どこか幽玄かつ重厚、荘厳な雰囲気すら漂わせている。確かに怪談ネタには事欠かなさそうだなあ(笑)
翔真 >キチンと申請して許可を取って入りましょう。生徒の1人と面会したい旨を伝えて、どうするべきかを尋ねるのが良いですかね。事情によってはこちらから出向くべき物でしょうが、基本的に構内に部外者を歩き回らせない為に面会相手に呼び出しがされるかも知れませんし。
アドノレ >店番一号の確保(。。)★\
京香 >「いやぁ〜……こういう場所は初めてですなあ(笑)」
翔真 >「随分昔に一度来た覚えが無くも無いが………大分記憶の彼方だな。気をつけよう。」
京香 >「え、そうなんですか?」
翔真 >「そうだった気がするだけだ(苦笑)ともあれ、アム嬢からの連絡が入って通れるなら、早速件の人物と面会する為に動くとしよう。」
GM >うむ。あと、七不思議を調べるつもりなら、知力+幸運度でいってみようか(笑)
アドノレ >知力+幸運で25スタートの34。高過ぎると禁断の知識に触れてしまふ(違)
翔真 >君は知り過ぎてしまったのだよ、と(笑)
GM >うむ。七不思議っぽい有象無象を見てて、今起きてる事象絡みで目を引いたのは「卒業課題をこなすために平行世界に赴いた生徒が、そのまま消えていなくなる」というのだね。
アドノレ >あら。どっかで聞いたようなネタが……?
翔真 >モロに引き当てましたな(^^;
弓 >まあ、ここで「毎年のことですよ、ハハハハ」とか言われてもな……(笑)
翔真 >その場合“マーリン、仕事しろ”と校長室に直談判するまでだ(ぁ
GM >や、それ以前にここはマティニヨンの魔術学校であって、ダンガルドの方じゃないから(笑)
翔真 >あ、イカン。どうやら勘違いしていた模様。申し訳ない(><;
アドノレ >バックが相当にでかい事を伺わせるな
翔真 >奇しくもそうなるな、益々厄介な話になって来た事を伺わせる(汗)
ちなみに小百合がその事案にぶちあたるのは、時系列にして現時点からちょっと後の事。
何を隠そうプライム連作「小百合の卒業課題」で扱われたネタであり、
アメジスト >です。人間関係にもいろいろあって、Rupesにはそれなりに深いご縁が……それにしても(PLが)知ってるのに言えないって、なんかすごくむずむずする!(笑)
GM >ちなみにこの月アタ連作は実時間にしてもう2年も前に開催したものなんで、結構前からの伏線回収なのだ(笑)
翔真 >オゥフ、お疲れ様です(^^;
GM >さて、校内に入る事は出来た。で、問題の「藤枝 小百合」なのだが……目下最高学年、卒業試験を前にして最後の冬休みと言う事で、フランスはパリまで出掛けているそうな(爆)
アメジスト >あ、やっぱり(笑)
GM >行き先まで分かるのは、ちゃんと出掛ける時申請してるからである。寄宿学校は伊達ではない。
翔真 >実家では無いよな?卒業試験では無いとしたら私用か?事由は何か解かります?
GM >ああ、小百合の実家は横須賀・浦賀だからね(笑)当然、「私用」との記録が残っている。ただ、行き先はパリ市内のホテルになっている。いちおう0−Phoneでの連絡もとれるようだけど、届出内容的にね。
翔真 >ちなみに翔真も出生地はフランスだったりする。国籍は(今は違うが)ちゃんと日本だけれど。
アドノレ >何しに行ったかが判れば探しやすくなると思うが、その辺は?
GM >それがね……「私用」という以外、申請内容的にはまったく説明されていない(爆)
弓 >それ以前に、すこし厳しくなったんじゃないですかのう。卒業試験前の最高学年となると、時間の余裕がないはず……Rupesに来てくれますかのぅ?
翔真 >駄目で元々、でも何も手を打たないよりかは随分マシと言う位で考えてはいる(苦笑)
GM >ああ、小百合はこの上の国立大学に進学して、ゆくゆくはRupesにも就職する予定だから、その点は何の不都合もない、はず(笑)
翔真 >連絡先のホテルの名前、その電話番号も控えさせて貰って、その上で頼んでみましょうか。
京香 >「とりあえず空振り、かぁ……でも、行き先は分かりましたね」
アドノレ >「まぁ現地に行くしかないよな」
翔真 >「パリで人探しとなると中々に面倒だ。何か手掛かりが欲しい所だな。」
京香 >「いちおう横須賀WUの関係者って事で、0−Phoneの番号も貰っておきます?」
アドノレ >「可能ならそれも有りだな」
翔真 >「巧緻より拙速、間に合えば後の事は何とでもする。そうしよう。」
京香 >じゃあ、お願いしておきますー☆
という訳でマティニヨンを離れ、フランス方面に向かうフレースヴェルグ。
そら >「とーちゃくまで〜……さーんじゅっぷん〜〜〜〜」
京香 >「とりあえず、先に小百合ちゃんに連絡をとっておきます?それとも、到着してからにします?」
アドノレ >「アポ取った方がよかろう」
翔真 >「アポは大事だ、社会人として。本当に大事なんだ………可能なら出来るだけちゃんと取っておこう(遠い目)」
弓 >まあメールなら問題ないし、ウィザードならその辺は考慮されるでしょう(笑)
アメジスト >翔真さんにいったい何が…………(^^;
翔真 >いや、ホラ以前華恋嬢の所に訪問する時、うっかりアポを取り損ねていたじゃないですか。アレがちょっと(トラウマとまでは言いませんが)申し訳ない事をしたと言う苦い記憶として残っていて(^^;
アメジスト >な、ナルホド了解(^^;
京香 >「じゃ、メール送っときますね。名義は横須賀WU…でいいかなぁ」(←WU職員待遇)
アドノレ >受けた方が驚く名義だな
京香 >や、いきなり個人名で送ったら、それこそ何事かって思うじゃないですかぁ(笑)
アドノレ >んむ。知らない人からだと今度は無視される危険があるからな
翔真 >「とりあえずそれでも構わないだろう、少なくとも嘘には成らん(苦笑)」
京香 >「らじゃりましたーっ。それじゃあ、ぴっぽっぱっと……内容はどうしましょ。“会って話がしたい”はド定番ですけどー…」
スパムとしてもド定番、デスヨネー(笑)
アドノレ >「要件が結構深刻である所はほのめかすようにした方が、応答が早くなるかもしれん」
翔真 >「むぅ……当たり障りの無い表現とも言えるが、こちらとしてはある意味重要な案件だ。出来れば相手の予定を潰さない程度で、こちらへ確実に応対してくれる事を促せるレベルで伝えたいのだが………」ポイント自体は正にアドノレの言うとおり
京香 >「流石に緊急含みの案件との兼ね合いは難しそうな気がしますよ、それ(^^;」
翔真 >「そうだな(嘆息)“Rupesが困った事になっているので助力をお願いしたい”と言う位の表現でどうだろうか……?」
京香 >「そうですねぇ、そこ大事……これなら伝わるでしょう。おそらくですけどね(ぽちぽち)」
GM >と、そんな訳で2人には幸運度ジャッジを振っていただこうと思うのである。あ、京香もね(笑)
京香 >え、私も?……うーぷす。12でした〜
翔真 >むぐ、17ですね。
アドノレ >ほぼ期待値なれど回らず。20
翔真 >3人振って出目の最高値がアドノレの6と言う低調の事実(−−;
そら >あ。じゃあそっと、しょーまくんに“こーるちゃんすえぼるーしょん”で+3しておきます!
翔真 >おぉ?ありがとう、助かる( ^^ノ^^にゃんこなで☆
GM >それがあったか!!(笑)すると翔真がこれで20、3人総計で52か……
アドノレ >ギリギリのラインだったか?50辺りで
翔真 >素の目の段階であと1欲しい所だったな。そらのお陰で何とかなると信じたい(苦笑)
京香 >「あ、返事きましたー……どれどれ」
翔真 >「特に大過無く終わると良いのだが………。」
京香 >「えーっと、今はちょっと手が離せないみたいですね。時間を指定してきましたよ……なんでだろう(^^;」
翔真 >「何時だ?」
京香 >「タイムスタンプから1時間後、ルーヴル美術館前……だそうです」
アドノレ >「事前に到着して下調べするか?」
翔真 >「………場所が場所だけに派手な事は無いと思いたいが、念には念を入れるべきか。」
京香 >「そうですね、それが無難かと……そらりん、またお留守番してもらうことになりそうだけど、ごめんね?」
そら >「だいじょうぶだ もんだいない☆」(←おぼえた)
GM >ちなみに、指定された時間を総合するとだいたい夕刻近くとなってるね。
そら >というか わたしがなかにいないと かくれられないものね(o^'ヮ'^o)
翔真 >ステルスシェードは偉大です(苦笑)
◆ ◆ ◆
GM >さて!くれはの執務室の前まで戻ろうとするアム…幸運度でいっちょいってみようかしら!
アメジスト >はーい。幸運度で……おっとくりてかる。24でした。
GM >おおー。では特に何の問題もなく執務室前に到着っ!くれはもちょうど時間が空いていたようで、すぐ通してもらえるね。
翔真 >中々に綱渡りなヒヤヒヤ感が(^^;
アメジスト >…………職場での移動にハラハラするって(^^;
サクラ >いやん(^^;
アメジスト >「たびたび失礼します。アメジストです」
くれは >「はわぁ〜?おかえり、早かったね〜」
アメジスト >「ええ、Rupesの事を聞いたもので」
くれは >「そっかぁ……で、どうだった?」
アメジスト >「一応、そちらのほうは知り合いの伝を頼ることができましたので。翔真さんたちがうまくやっているかと」
くれは >「はわわ……ああ、うん。それは知ってるって、わたしも直接話したし(^^;」
アメジスト >「それにしても…………(声を潜め)無関係とは思えませんね」
くれは >「うん、それはねぇ……で、そっちの方は何かつかめたのかな」
アメジスト >「一応、事務課で資料を借りて過去の事例を洗いなおしたところです。まだ取っ掛かりですが…………」 いいつつ、気になった点をまとめたものを提示。
くれは >「はわ!?多いってアムちゃん」いきなりビッグデータ提出されるとテンパるよー(笑)
アメジスト >一応、データの中から必要箇所のみを抜粋して自分でまとめたものを、というつもりだったんですが…………(^^;
翔真 >表現によるニュアンスの違いかな(苦笑)まぁよく有ると言えば有る(^^;
GM >それでも、それと疑われる事例を含めた絶対量自体は結構多いからね。くれはがテンパりかかるのも無理はなかったり(^^;
サクラ >(アムさんなでなで)
アメジスト >「それと、先ほど各部署の職員の人員配置の資料を見ていたら、どこからかアタックを受けました」
くれは >「はわ、アタック?そりゃまた穏やかじゃないねー。データベース側のセキュリティが動作したんじゃないのね?」
アメジスト >「いえ。こちらへの侵入を狙ったもののようですし、セキュリティとは別口でしょう」
くれは >「そっかぁ……で、わたしのところに戻ってきたって事は、何かこう頼み事とかあるのかな?」
アメジスト >「いえ。現状について代表の目で確認していていただくべきかと思いまして。先ほどのアタックといい、私も目をつけられた可能性は低くありませんし、どういう方向で動いているのかを知っておいていただいた方が、万が一の時に対処しやすいでしょうから」
GM >くれはの目…アイ…愛…柊?(ぁ
サクラ >ぶは(笑)
翔真 >くれはの式神のこねこまたサンは柊が猫好きだからあぁ言う形になったと言う説が………(ぁ
くれは >「なるほどね。というか、履歴そのものはわかったよ〜。むしろ大事なのは、このデータでもってわたしに何をして欲しいか?って事じゃないかな」
アメジスト >「通信などを通していないデータを代表に見ておいていただくべきかと考えました。記憶は早々は改竄できませんから。あとはこの後過去の事例の被害者に話を聞きに行くということを報告に」
くれは >「はわ、了解。とりあえず量が量だから印刷すればいいんじゃないかって突っ込みはさておいて、人事決定については事務課のホーウッドさんがアンゼロットの頃から長い事上に立ってやってるって事は、はっきりしてる訳だけど……」
アメジスト >「…………どうしても人事関係が怪しく見えてしまいますが、まだ証拠らしい証拠も見出せていませんからね。一応気をつけておいていただくのが限界ではないかと」
くれは >「はわぁ。ちょうどある一件に付いて気になるところがあったんで確認とろうかなと思ってたんだけど、すると今はするべきじゃあないか」
サクラ >おや……?
アドノレ >を?
くれは >「うん。先日ちょっと気になることがあったんで、ウィザードを派遣したんだけど……その後の連絡がいっこうに上がってこないんだよ」
アメジスト >「それは…………時が時ですので気になりますね」
くれは >「なもんで、下手したら同じケースに該当する可能性があってねー…そうじゃないといいんだけどね」
アメジスト >「そうですね。それで、派遣されているのはどなたです?」
くれは >「…………ちひろんとマユリん(−−;」
GM >という訳で実はこれ、翔真&アドの先のシーンと繋がっている(笑)
アメジスト >「はい!? ちひろさんとマユリって…………マユリも心配ですが、ちひろさんはまずいんじゃないですか? 主に私の場合と似た意味で」
くれは >「コロンビア政府の要請で、侵魔絡みと思われる麻薬工場の摘発任務だったんだよね。2人だけじゃ心配だから、絶滅社からウィザード2人を呼んだけど」
アメジスト >「絶滅社からの派遣ウィザードも、ですか…………」
GM >という訳で、ここで弓のシーンとも繋がる。メイガス経由の依頼って事と、米軍もバックアップについてるのは既に言及した通りだね(笑)
弓 >そういえば(笑)
くれは >「うん。アムちゃんの言が確かなら、こりゃ絶滅社に聞いた方が早いかもだね……」
アメジスト >「それはもともとマユリたちに振ることを考えていた案件ですか?」
くれは >「ううん、最初は調べ事が得意な術者1人を指名って事で、ちひろんだけだったんだけど……彼女は立場が立場でしょ?だから、マユリんについててもらったの(、、)」
アメジスト >「…………可能性は否定できませんね。先ほど見ていただいた書類にもあったとおり、臨時で任務に当たったウィザードが被害にあっている傾向があるようですし…………」
翔真 >臨時任命がどうにもタイミング的に怪しく感じてしまう(−−;
くれは >「いちおうこれがその件のデータね」という訳で、人選データだしだし〜
アメジスト >「拝見します」 データ確認。しかし術者一人指名って時点で、相当なんでアレな感じが(^^;
くれは >「で、これも手持ち資料に加えておく?
アメジスト >「データは保存させていただきますが、そちらについてはお任せします」 データを端末に取り込んでおこう。
くれは >「ん、りょーかい。じゃあ、引き続きお願いね」
アメジスト >「了解しました」 て言うか、こっちの方が急迫性は高そうだし、正直こっちに当たりたいくらいなんだけど、一度受けた仕事を放り出す事も出来ないから、無事を祈りつつ断念。
GM >というか既に弓が動いてたりする案件だしね(笑)さしあたり、ここからの行動だけど……
アメジスト >そうですね。後ろ髪引かれつつも、先ほどリストアップした人達のもとに話を聞きに参りましょう。
GM >といっても、それでもケースそのものは結構な数にのぼるから、この限られた時間で聞き込みを行うとしたら、もっと条件を絞り込んでいく必要がある。もちろん、無差別に確認作業をばら撒くって手もあるけどね!(笑)
アメジスト >先のデータ照会で見つけた共通点。それに当てはまる中で、比較的新しいケース。特にくれは就任以降、と条件付けするとどうなります?
GM >先にも説明したとおり、くれは就任からだと件数が格段に増えるから雲を掴むような感じになるけど、比較的最近まで絞り込むなら結構目鼻が付いてきそうだね。
アメジスト >おぅふ。ではその中で新しい方から3件ほどピックアップして、一件ずつアポを取ってみます。
GM >OK、では絞り込み分のボーナスも勘案して、幸運度ジャッジ+3でいってみようか。
アメジスト >了解です。幸運+ボーナス3で……石割って25です(泣)
サクラ >オゥフ……
アメジスト >達成値は悪くないんだ! 石割ったけど(TT)
GM >おぅふ(^^; 連絡が付かないウィザードが何人かいるのはもう仕方ないのだけど、行方不明からの保護経歴のあるウィザードなら1名ヒットしたよ。樹里亜=相承院=フランチェスカ。事件当時は鎌倉WU所属、クラスは魔剣使い。「湘南グランドユニオン構想」においては、移籍先となった平塚WUの全権代表を務めている。
サクラ >また予想外の顔が(^^;
アメジスト >……って、あれ? 鎌倉っていえばもう一人名前挙がってたよね?水瀬菜波さんだったか
GM >ああ、菜波が事件に巻き込まれたのはアンゼロット時代だったから、候補から外れたんだ(笑)
アメジスト >なるほど。そういえば具体的に名前が挙がってましたね、この方。
翔真 >名前(苗字)的にもウィザードとしては知られている可能性の有る人物かも知れませぬし。
GM >その樹里亜が任務中行方不明になった後、「邪神使い」と呼ばれる魔王信奉者のところに囚われてた事に関しては、以前プライム連作でも語られた通りなんだけど、その経緯にやはり不自然な点がある……それこそまさに、アムが調べてた内容そのものだ。
弓 >ふむむ
アメジスト >んむう…………。彼女には申し訳ないけど、話聞かせてもらいたいところだな
GM >うむ。既に樹里亜へのアポそのものはとれているから、平塚まで行けば会えるだろう。
アメジスト >では、手土産持って平塚に移動〜
◆ ◆ ◆
さて、怜と別れて北海道を離れた弓は、横須賀の“我が家”に立ち寄っていた。
エリス >では、当然わたしがお出迎えですよ(^^) 「おかえりなさいませ、弓さんっ☆」
弓 >あ、えりちゃんはこっちにいたっけね(^^;
エリス >はい。先程も言及されてましたけど、わたしだけは連絡役と、弓さんのお宅の世話係として残ってるんです^^
弓 >「ん、留守番ありがとうね。はい、これお土産」
エリス >「わぁ!ありがとうございます……」 おみやげ、何だったんだろう…(笑)
弓 >トランシルヴァニア饅頭?(笑)
GM >あるのか!?(笑)
弓 >まあ、エリスの好きそうなものっていうと、お菓子関係かなー。 レシピ本とか?
エリス >あ、お料理のレパートリーが広がるのは嬉しいですね。ありがたくいただきます^^
GM >さて。弓が不在の間はずっとエリスが管理してたので、当然ながら部屋は綺麗に整理整頓されている。連絡用の端末周りも綺麗に拭かれていて、まるで新品同然だ(笑)
エリス >「お留守の間、しっかりお掃除しておきました(えっへん)」
弓 >「はい、ごめんなさい、せっかく片付けてくれたのでなるべく散らかさないようにします(どげざー)」
エリス >「もう。ここは弓さんの家なんですから、そんなかしこまらないで下さい(^^; それで、新婚旅行はいかがでしたか?」
弓 >「ん。 いつもと変わらないといえば、変わらない……。 でもそうね、少し、いつもより楽しかったわぁ……(くす)」
エリス >「それはよかったです……でも、その怜さんがいらっしゃらないようですけど(’’)」
弓 >「ん、別に、一緒に住むわけではない、し……。 そこら辺も、今までと、変わらない……。 あと、仕事頼んだのよぉ」
エリス >「おしごと、ですか? ノーチェちゃんからの定時連絡によりますと、今の所弓さんが出なきゃいけないような状況にはなかったような……?」
弓 >あんまり弓も事情は把握しきれてないけど、とりあえずメジャーに聞いた範囲の事を、さっくりとエリスにかくかくしかじか!
エリス >では、まるまるうまうまと☆ 「……それで、突然のお帰りだったんですね。どこかに連絡、とりますか?」
弓 >「(こっくり)……状況によっては、ノーチェたちを呼び戻す」
エリス >「ノーチェちゃん達を?でも、イルメーシュアの森からだとそれなりに時間が掛かりそうですね……」
GM >と言いつつも、さすがにエリスは慣れたもので、早速連絡用の端末をスタンバイしている。
翔真 >京香嬢といい志宝嬢といい優秀なスタッフが揃っていてありがたいわぁ………ノーチェの情報処理能力も凄いけれど(^^;
GM >エリスがここにいるのも、実はまさしくこういう状況を見越したドリームマンから薦められての事だったりするんだけど、これは完全に余談(笑)
弓 >「でも、先に、本部の状況を確認するとしましょう。 お願いできる?」
エリス >「はいっ(ぽちぽち)」
GM >という訳で、絶滅社本部と繋がる。事務的な受け答えがいくらかあるけれど、北海道の事務所で聞いた話の確認でOKですね?
弓 >OK。コスパ的に私が出るのはきついかもしれないけど(笑)
GM >では、当然ながら「この任務を受けますか、って聞いてきてますね」……ほら、正式に任務として受けないと、資料も回せないからさ(笑)
サクラ >あー(^^;
弓 >「(思案)北海道支部でも確認したけど、私が出るにはコスパ悪いのではないかしらぁ……。うちの調査担当も一人いないし……」
エリス >「スピードを重視するのでしたら、弓さんとわたしだけで……万全で行くなら皆さんを呼んでから、ですね」
GM >で、ここが選択肢。エリスと2人だけで行くなら戦力的には少なくなるけど行動は早くなるし、イレギュラーズの合流を待つのならその逆になるね。
弓 >「……レベル的にはベテランではないにしても、ひよっこは卒業してる、となると……そうねぇ。直接行くか別の班に振るかは後で考えるとして、可能ならひとまず、私も担当に組み込んで頂戴。現時点では指揮権私じゃなくても構わないから」
エリス >「はいっ。当面弓さんとわたしの2人ってことで申請しますね」
弓 >というか前線調査班がノーチェで、後方調査班がエリスなので、前線に引っ張り出すのは不安はあるのだけど(笑)
翔真 >吸血鬼のノーチェはクラス的な意味も有って耐久力にも優れていますしね(^^;
GM >エリスが申請を終えると、詳細資料が転送されてくる…
エリス >「あ、きました。詳細です」プリントアウト。ちなみにインクと紙もこまめに補充しています^^
弓 >どれどれ(エリスにえらいこなでなでしつつ)
翔真 >優秀過ぎる秘書官ですね(苦笑)
GM >という訳で、北海道で聞いた話の詳細が回ってくる。まずはおやくそく、既知の情報群が改めてひと通り。
弓 >「進展は・・ないみたいねぇ」
GM >で、ここからが新情報。現地の違法組織が生産している問題のブツは“ウィズ・クラッカー”と呼ばれている。魔法を併用して合成されており、イノセント/ウィザード問わず使用した人間に“高揚感を齎す”と共に、イノセントにはウィザードに準じる力を与える、という効果がある。
サクラ >うひぃ
翔真 >名前からして怪しさ爆載(苦笑)
弓 >「……前回といい、今回といい……薬絡みが続くわねぇ」
エリス >「それだけいろいろ問題が噴き出してるって事なんだと思います(、、;」
弓 >「まあ、こっちの薬については、そんなに珍しくはないわぁ」
GM >ルール的に説明すると、投与されたシーンの間、イノセント固有の1/10ルールを撤廃する事ができる。
翔真 >月衣貫通能力を付与するって事か。
アドノレ >バッドステータス解除系の魔法で薬の効果抜けないかと思ったが、戦闘力向上はバッドステータスでは無いといふ事になるかな
GM >……のだけど、そこはやっぱり麻薬。常習性がバリバリに高い上、常用し続けるとどんどん悪影響が出てくる訳だ。具体的には、理性が吹っ飛ぶ。
アメジスト >洒落にならないなんてもんじゃないな、それ(汗)
弓 >そーでもないよ?
翔真 >え?
サクラ >その心は?
弓 >「……だって、“私達”はそうやって”造られた”のだもの。まぁ、厳密にいえば、私の場合はそらの腕と血液だけども」
エリス >「そうでしたね…(、、;」
GM >うん。確かに「イノセントにウィザードの能力を付与する」事だけなら、それこそ絶滅社や白家、アンゼロット城とかでもやってる事でもある。
翔真 >まぁ明らかに、強化人間の製作に真っ当でない薬が使われているのは事実だね(−−;
GM >でも、変なのを使って暴走でもされると困るから、そういう“まっとうな所”での強化人間用薬剤は、厳密にIDまで管理されて生産されている。今回の場合の問題は、そういう薬を碌々管理もしてないであろう違法組織が作っているという事で、普通のものに比べてどうしても劣らざるを得ない品質面を麻薬成分の効果で補っているため、先のような問題が発生するという訳だ。
翔真 >麻薬 ダメ 絶対(汗)
GM >でもって。北海道の事務所では断片的にしか判明しなかった、行方不明時の状況も大雑把にだが判明する。
エリス >「4人は米軍の輸送機でコロンビアに向かう途中、カリブ海上空で輸送機ごと行方不明になってます。……地上レーダーからのレポートによりますと、月匣の出現を確認したとか」
サクラ >わぁい、海賊物語のメッカじゃないですか(汗)
弓 >「……おかしいわね」
エリス >「……どのあたりがでしょうか?」
弓 >「現地で薬を服用したウィザードくずれや、オーバーイノセントに攻撃を受けたっていうのなら分かるのよ」
エリス >「前回の初ちゃんからの話、と似たような感じですね」 正確にはオーバーレベルのクリーチャーでしたけどね(^^;
弓 >「ええ。でも、行方不明になったのは現地に向かう途中。それも“コロンビアに向かう途中の輸送機”って事は、入国前の段階よねぇ……」
エリス >「…ですよね(、、;」
弓 >「どこかにネズミが入り込んでるわねぇ、これ」
エリス >「そう考えるのが、自然だと思います」
弓 >「ちひろとマユリは間違いなくシロ。他にマシな薬があるのに、ウチの人間がわざわざ手を出すとは思いにくいから、ウチのはシロよりのグレーかしらね」
エリス >「そもそも絶滅社所属である以上、理由がないですものね(こくこく)」
弓 >「念のために、ここ最近のバーンズとクロフォードの周辺は洗ってもらうとして……協会の方は調べようがないわねぇ。現地まで行くしか、ないか」
エリス >「わかりました。2人の周辺の確認、移動中にさせていただきますね」エプロン外してハンガーに掛けつつ。
弓 >「まあ、一番ありそうなのは、アメリカ軍だけかしらぁ…… 入国は知らせずに行った方が良さそうかしら。さて、どうやって行こうかしらねぇ……」
エリス >「公海上なら、入国許可までは必要ないですしね(くす)」
翔真 >国境にダイナミックエントリーする場面しか想像出来ない(ぁ
サクラ >ぶは(笑)
GM >その移動手段なんだけど、フレースヴェルグは翔真とアドノレがフランスに持ってってる(けど現時点で弓は知らない)し、ヴェズルフォルニルはイレギュラーズがイルメーシュアの森に持ってってるから、目下の選択肢としては「自力」「バイク箒」の二択だね。
翔真 >エリスもソフ=オウルで飛べなかったっけ?
弓 >え?あれって、次元潜行ついてますっけ?(笑)
エリス >飛ぶだけなら自力でいけますよ!ただ、スロットがありませんから次元潜行とかは出来ませんけど(^^;
翔真 >するとバイク箒一択か(苦笑)
弓 >エリスのガードと移動をどうしようかなぁ。お留守番してもらった方が安心なんだけど(笑)
エリス >え、わたしお留守番ですか?(笑)
弓 >なぜか張り切って付いてくる気満々なので、どーしよう?いや、来てもらった方が、確かにありがたいっちゃありがたいんだけど(笑)
エリス >だって……弓さんおひとりだと、ちりょく問題があるじゃないですか(^^;
弓 >ふふふ、ちりょくよんは昔の話。今の私は2倍、ちりょくはち!……はい、お願いします、来てください(笑)
エリス >はいっ!2人での行動って、実は初めてではないでしょうか…(笑)
弓 >かも知れません(笑)ここは水上スケートで……
エリス >それはそれで楽しいです(^^) では、時々魚が跳ねるのですとか、リゾートヨットの脇をかすめたりとか、そんな光景を弓さんの後ろで楽しみながら、件の2人の件を洗ってみますね。
弓 >ちょっとイベント海域にいかなきゃ(しめいかん)
GM >はっはっは(笑)ではこれから移動という事になるけれど、ここで弓は幸運度、エリスは知力でジャッジをしてみて欲しい。
エリス >器材…は、調達したばかりのピグマリオンで(笑)知力12+3から……出目はまずまず、23でした!
弓 >幸運度ですね。ころころっと、24で
翔真 >どちらも良いダイス目(^^)
GM >うむ。移動途中、特に問題はなく……その間に、エリスの照会結果も出てくる。
エリス >「エージェント=バーンズさんおよびクロフォードさんの確認、とれました」
弓 >「どうだった?」
エリス >「2人とも元々はアメリカ海兵隊員で、絶滅社に移籍する形で除隊。その際、絶滅社側で強化人間になってます」
サクラ >米軍海兵隊かぁ……PLも、米軍海兵隊ウィザード部隊を出した覚えが(笑)
翔真 >まぁ理解出来なくも無い経緯、問題はそうなった理由だな。
エリス >「移籍後は主に米軍絡みの仕事を受けていまして、今回もその経緯だったようです」
弓 >「んー……と、すると、つながり的には黒っぽく見えるけど、経歴的にはシロかしらぁ。わざわざウチにきて強化受けたのに、在野の副作用の強い薬に手を出す意味がないと思うし……まあ、保留ね」
エリス >「米軍が黒くなければ、ですね(^^;」
弓 >「アメちゃんも当然経歴は知ってるだろうし、あえて指名してきた可能性もあるから……そうね」
エリス >「そうですね…ともかく、この件はもうちょっと洗ってみます」
弓 >「まあ、ウチの上層部って事はないわね。それだったら私の出撃は全力で止めるだろうし。……そうね、社の方に連絡して、向こうや協会から問い合わせがあったら、“後任の選定が難航しています”って回答してのらりくらり引き延ばしておいて、って伝えてくれるかしらぁ」
エリス >「はいっ^^」という訳で、弓さんの指示通り連絡〜
翔真 >内偵、しないといけないなぁ………といって絶滅社ルートの方は俺達の出る幕じゃないですが(嘆息)協会ルートのアムさんに期待ですね。
◆ ◆ ◆
……一方その頃、ここは平行世界「Dアース」の月軌道上。
同界駐留ロンギヌス艦隊旗艦、T級空母「ヴァリー・フォージ」のフライトデッキ上に、
サクラ率いる「ファイアフライ」全員が揃っていた。
古都 >「不審船墜落地点の、上空に到達しましたわ」
サクラ >「各自、警戒を密に。何があっても不思議ではありません」 では戦闘装備てんかーい
A2 >「了解。A2は指示に従います」
砕 >「俺も、いつだって飛べるぜ!」
古都 >「はい。それで、生命反応は……今の状況ですと、ちょっと判別できませんわね」
十蔵 >「連中が使ってる妨害物質だな。おおかた墜落の衝撃で飛散したんだろうが、まあ一時的なものだろう」
サクラ >「……とはいえ、遠巻きに見てるだけでは調査にはならないのです」
十蔵 >「そりゃそうだ(笑)」
いぶき >「……サクラ、どうする?」墜落地点を見やりつつ
サクラ >「まずは周辺の飛散した残骸を調べつつ、それが終わったら中に踏み込んで見ましょう」
翔真 >絶対に単独になるなよ、絶対だぞ?(ぁ←前フリ>砕
砕 >「了解。雨宮 砕、ジークフリート……出る!」了解、トランザム!(ぁ
A2 >「あ」
古都 >「あっ…」
十蔵 >「(あちゃー)」
GM >直後に飛び立ったA2と古都によって、砕の飛行コースはからくも修正された。
翔真 >天丼ー!(爆笑)
サクラ >「…(遠い目) サクラ=ヴァンスタイン、シュヴェルトライテ出るのです」
十蔵 >「っしゃ、行くかぁ……ってか、もう誰もコールサイン言わなくなったねえ(笑)」
翔真 >傍受された時用の対策でもあるしな、まぁ味方しか居ないと思われるなら使わないのも解かるんだが(苦笑)
いぶき >ではその横で「ファイアフライ05、グリムゲルデ。行きます」
十蔵 >じゃあ、そんな真面目ないぶきちゃんを横目に「ま、いっか。ファイアフライ04、ギガンティックアームズで行っちゃうよ〜」
サクラ >まぁ、そういう訳で地道に調査開始、なのです
翔真 >機動力が有って小回りも効くから確かに捜索とかは向いているよな、ファイアフライ。母艦が有れば航続距離とか補給等により長期任務も出来る。優秀(うむうむ)
GM >その点今回は母艦があるからね。しかし、“サクラ・いぶき・十蔵”と“砕・古都・A2”という感じに編隊構成されてしまうのは もはや必然だろうか…(笑)
アメジスト >そう分かれるのが実際自然よね。人間関係の都合上(苦笑)
サクラ >公式リプレイでもそんな感じだった(笑)
いぶき >では、サクラの脇に近付いて「……でも、妙だと思う」
サクラ >「うん、私もそう思う」 そら、駆逐艦とは言え軍艦クラスがアレ、だしなぁ
いぶき >「……そもそも、もし
十蔵 >「ま、確かに。少なくとも、艦隊規模は必要だろうぜ。何かの策略か、あるいは……」
事故か、ってのを飲み込み。
サクラ >「……もしかして、さ。“誰もいない”か“誰も動けなかった”から。なんてのも考えられるね」
十蔵 >「案外G兵器みたいなのがいたりしてな(はっはっは)」
サクラ >「バイオハザードとか苦手なのですまじ勘弁してください(涙目)」(ぉ
いぶき >「……冗談で済むと、いいのだけど……」
サクラ >とは言え、冗談ばっか言ってないでお仕事お仕事。先ほどの宣言どおりで!
GM >うむ。という訳で!これより捜索となりますが、知覚力+幸運度を基準値とするジャッジとなります。ただし……
サクラ >ただし?
GM >今回は「ファイアフライ」総出での探索となりますので、1人につき+2……いや、砕チームは1人につき+1か。で、総勢+7のボーナスがつきます。
サクラ >あ、アイテム補正はOKですか?
GM >もちろんOK!
サクラ >了解。では早速チャレンジなのです。知覚力8+4、幸運度7にボーナス7で26から……出目腐るー(ごろ)31なのです
GM >おうーふ。でも、CもFもなしか……という訳で、「ファイアフライ」は総出で、墜落した駆逐艦内を探査する。
翔真 >Fじゃなかっただけマシと思っておこう(苦笑)
砕 >「こいつは酷いな……どこもかしこも死体ばかりだ」
GM >そう、艦内には当然乗員がいた訳で、その死体が随所に転がっている。
A2 >「……?……A2は疑義を提示します」
古都 >「どうしましたの、A2さま……?」
サクラ >「どうしたのです?」
A2 >「明らかに墜落の衝撃以外を死因とする遺体が、散見されます」
サクラ >「……(ふむ)」 ちなみに、どんな様子です?
いぶき >「……言われてみれば。サクラ、これは斬られて出来た傷だよ」
十蔵 >「だな。こっちのは、魔法でやられてるっぽいぞ……」
GM >……そう。よく見ると、艦内でなにやら戦闘があった形跡があるのだ。
サクラ >「仲間割れ……?」 ……そういや、昔見た『Xファイル』で似たようなシチュエーションがあったなぁ(がたがた
砕 >「考えられなくはないと思う……」
サクラ >「……注意しましょう。まだ生き残りがいるかも知れません。まともな状態かは別として」
アドノレ >まともじゃない状態として、エイリアンっぽい何かとか名状しがたきなんちゃらとか……
GM >ああ、紅い月なら昇ってはいないね(笑)
翔真 >そうなると今度は逆に冥魔の可能性も有るからな、警戒するに越した事は無い。
十蔵 >「りょーかい」
GM >と、なお探索を続けた先で。
A2 >「…………。A2はブリッジに生命反応があると報告します」
砕 >「生存者か!古都、治療の用意を。ただ、敵かも知れないから充分に気を付けて行こう」
サクラ >「あー、対BC装備の調達をお願いしたほうが良かったかもー。…ともあれ、いきましょうか」
古都 >「はい、砕さま、隊長」
GM >と、A2の報告したブリッジ近辺へと、警戒しつつ移動する「ファイアフライ」……
そこで一同が見たものは、激しい戦闘の形跡と乗員達の屍。
艦長らしき人物はブリッジの奥で、突き立った箒に串刺しになって絶命していた。
そして、その中心に生命反応の主がいる。
……それも2人、Rupesから行方不明になっていたアリアとオルディアである。
アメジスト >お、おうふ(汗)
サクラ >……え?あらやだどうしよう、予想外すぎてPL大混乱
翔真 >…………これでほぼ確定だな、“誰かが”『意図的にRupesの面子を襲撃している』と。
GM >墜落の衝撃で完全に気を失っているのだろう。更に言えば2人ともひどい暴行を受けた後のようで、その、目のやり場に困る(ぁ
サクラ >「…と、とりあえず保護ー!男子は回れ右ー!?」
十蔵 >「わぁお……ぉっと」 “わぁお”と“おぉっと”を組み合わせたまったく新しいリアクション(ぇ
GM >砕は古都とA2によって「ごきり」(ぁ
アドノレ >曲がってはいけない方向に関節が曲がる音が(笑)
アメジスト >どっちかというとそれ以上ねじれない限界を超えて首がねじれた音のような(笑)
GM >後に砕は述懐する。「その時、俺は天国を見たような気がした」……と(笑)
サクラ >砕ぇ……(笑)
翔真 >砕……今回はお前の落ち度じゃ無いと理解している、が………お大事に(^^;
いぶき >「…2人とも、今は気を失ってるだけ……命に別状はない、けれど」
サクラ >「………その先は言わないでおこう。正直、結構ショッキングだし(。。;」
いぶき >「……(こくり)」
サクラ >いや、まじな話。サクラはあくまで兵隊としてエミュと戦ってきたんで、こういう耐性はあまり無いと思う……
十蔵 >で、ゲスト2人は確保確定として、どこまでやるんだたいちょー()?
サクラ >ともあれ、突き立ってた箒も回収しときましょう。ひとまず……母艦に運んで、身体検査と治療ですね
古都 >メディック仕事します!
A2 >遺留品の回収も、可能な限り行います
翔真 >少なくともお前達二人は後で砕に詫びておく様に(苦笑)
A2 >隊長命令を遵守しただけ……(困惑顔)
アメジスト >なるほど“男性回れ右ー!”か。 …………でもそれって、首だけ回す事じゃないのよ?
古都 >砕さまは治療しておきますので(、、;
十蔵 >ああ、じゃあ砕が復帰するまで遺留品関係は俺やっとくわ。A2と古都は砕の治療と搬送を(ぁ
サクラ >ともあれ、綺麗に身体を拭ってあげてから、船に運ばないとね。勿論、適当な着替えも着せて……ああ、ファイアフライ女性陣のメンタルががりがり削れる(白目)
GM >そのあたりは古都やA2も手伝ってくれるね。一方、遺留品の回収は十蔵が行っている。
サクラ >「あぁ、古都。一応、お二人の容態を確認しておいてほしいのです(=アナライズお願い)」
A2 >「了解しました。しかしA2はアナライズ作業は不得手ですので……」
古都 >「当然、わたくしが引き受けますわ^^」 砕さまを治療してから流れるように引き受けるなど(笑)
GM >なお、復帰した砕は即遺留品というか荷物運びである(笑)
サクラ >まぁ妥当な判断(笑)一連の作業が終わるまでは周辺警戒、かな。本格的な探索はこれから、という事にしておこうなのです
いぶき >私は、サクラを手伝うから……問題なし(にこ)
十蔵 >「まあしかし、こうして見てると……技術者としてはこう、いろいろと興味深いねぇ」
サクラ >「やっぱり、異世界の技術は気になるのです?」
十蔵 >「そりゃ当然。ガイマの件で結構なデータは取れたが、実物を回収できるってチャンスはそうはないからな。なにしろ、対策を練りやすくなる」
サクラ >「あはははっ …しかし、この船で一体何が?」
十蔵 >「そいつを調べるのが、俺の役目だな。よっしゃ、任せろ」
サクラ >「えぇ、期待してますよ。十蔵(くすっ)」
古都 >「……
サクラ >「まぁ無理も無いのです…。母艦の医務室に運びましょう」
A2 >「了解しました」
GM >でもって、遺留品の中には戦闘装備もいくらか含まれているようだ。それも回収しておくのだね?
サクラ >うみ、装備も回収しておきましょう。一度鑑定しておきたいけど、サクラの知力じゃあなぁ(^^;
翔真 >何処まで情報が取れるかだな。
GM >仲間に任せるっていうのもありなのよ?(笑)
サクラ >………んー、いや、ダメ元でやっておくか。後ろの人が、似たようなシチュで痛い目にあった記憶がある
GM >あ、鑑定については遺留品全体が対象になるよ。実際の回収作業担当はファイアフライの面々だし、基本的にサクラがジャッジを行う必要はないけれど、もしあえてジャッジを行うのなら、その達成値に応じて+αの情報が手に入る……と、そんな感じ。
サクラ >ふむふむ。まぁ、そういう事ならお願いしておきましょうか。不安の種は潰しておくに限る(^^;
翔真 >うむ、今回は任せて大丈夫みたいですが、そう言う判断は大事ですよ。やるべき時には苦手分野でもやるべきでしょう。
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