【第38夜】
人と魔の間に
<PART−04>
それぞれの行き先
Dアースの月に墜ちた「スカルアイズ」の駆逐艦。
その内部から救出された2人の女性は、古都によって母艦のメディカルルームに収容される。
回収された遺留品をA2と砕が調べている間、まずは十蔵から調査結果が上がってきた。
十蔵 >「とりあえずだなー…あのフネが落ちた原因はハッキリ分かった。スカルアイズに捕まった2人があそこで抵抗を試みた結果、フネ全体のコントロールが損なわれたってとこだな。墜落のショックもあるだろうが、操縦機材が完全にぶっ壊れてたぜ」
サクラ >「……うわぁ(^^;」
十蔵 >「で、その際に発生した不安定機動が界賊連中を浮き足立たせて……うっかり悪い当たり所にパキューン。ドカーン」
アメジスト >無茶するなぁ…………
翔真 >まぁ解からんでも無いが、随分と無茶したものだな(^^;
サクラ >「運が良いのか悪いのか(^^;」 いやホントこれで生きてるのが奇跡だよコレ
アメジスト >それこそ「ウィザードだから」じゃないかなぁ
十蔵 >「ああ。月衣がなかったら死んでたぞ、こりゃ」
サクラ >「意識が戻るまでに、お二人の身元を確認しないといけませんね……」
十蔵 >「そいつなら古都がやってくれてるだろう。出てきたら話を聞こうぜ」
サクラ >「それもそうなのです(^^;」
翔真 >しかしこうなると、スカルアイズの残党がまだ居る可能性も否定出来ないな。下手に遭遇する事にならなければ良いが。
アドノレ >向こう側も救助なり回収なりの人員が来てもおかしくないな
いぶき >隊で最初に調査した範囲では、生存者はあのお2人だけでしたけど……回収人員については、考えておいた方がいいですね。それで、私が警戒に立っています(、、)
GM >で、そうしているうちに砕とA2が報告のために姿を現すね。
砕 >「お待たせ、隊長。遺留品の方、とりあえずまとめたぜ」
サクラ >「おぉ、そちらもお疲れ様なのです。それで、何かわかりました?」
砕 >「女の子の服ばっかりで、いろいろ参ったぜ……ってのはさておき、界賊の装備はみな同じだったからな」
A2 >「基本的には、それ以外の……拉致被害者のものと思われるものをピックアップしました。少なくとも“機剣ワルプルギス”と“士魂太刀”は、明らかにそれであるとA2は推測します」
砕 >「となりゃ、それは持ち主に返すのが妥当なんだろうが……それこそ、古都の調査結果待ちだな」
GM >という訳で、2人の装備が回収される訳だが…それ以外にも。
サクラ >以外にも?
A2 >「それから、実はこのようなものも回収したのですが……」 と、もう1人分の身包みを提出。
サクラ >「むむ?」 他に拉致られた人が居た……? 確認しておきましょう
GM >それは巫女服一式で、しっかりと名前まで書いてある……“神代 京香”と。
サクラ >「……って、京香さんのー!?」
GM >そう、ここで翔真&アドノレの冒頭シーンの、京香の状態に繋がります(笑)
翔真 >ここに有ったのか(苦笑)
いぶき >「だよね……でも、京香さんの姿はどこにも見当たらなかった」
A2 >「(こくり)回収された遺体の中からも、それらしい人物は見出せませんでした」
サクラ >うむ、コネはあるので京香さんに連絡を……って、待てよ。身ぐるみがあるってことは、レイフォンもここにあったり?
GM >超☆大正解(笑)
翔真 >しかし、俺達は京香嬢本人と接触しているからまだマシだが、状況的にサクラの位置だと物凄く不安になるな、京香嬢の状態が(^^;
アドノレ >んむ。捜索願いが来たらすぐに安否が返せるけど
京香 >なんせ私、翔真さん&アドさんとこにいますからねぇ〜(^^;
サクラ >んー。MASTERSに連絡取ってみるか…サクラ視点なら、いの一番に報告して確認取る人たちではあるし
十蔵 >「(ふぅーむ)……こりゃ、代表に一報打っとくべきかねぇ」
サクラ >「承認なのです。こっちは一度MASTERSの皆さんと連絡取ってみます」
十蔵 >「あ、そっか。こういう事態なら、あっちも知ってておかしくないだろうしなぁ」
GM >で、強いて問題を挙げるなら……ここでMASTERSの「誰に」連絡を取るか、になるな(笑)
サクラ >なんですよねー……1d4で決めようか。翔真さん、弓さん、アドさん、アムさん、の順で
GM >これで2だったら大笑いだね(^^;
弓 >というか、今の段階で弓は、Rupesで何が起きているのか、まったく知らされてない(笑)
翔真 >……一応俺は表向き教職員だから、“授業中で出られない”という事があるかも知れないよ?まぁアドノレや弓ちゃんも“表向きは”学生だが(苦笑)
アドノレ >“学生”は“学生”でも、不良だから大丈夫(笑)
サクラ >では運命のダイスロール。てやっ……アムさんと出ました
アメジスト >ごふっ
アドノレ >あらあら
翔真 >ダイス目さんは空気を読んだようです(笑)
サクラ >ではダイヤルコールっと(ピポパ)
GM >では、普通にアムと繋がるね。という訳でアム、どうぞ!
アメジスト >「サクラ? どうしたの、私に直接なんて珍しいじゃない」
サクラ >「あ、アムさん!つながってよかったのですっ(かくしか発動)……という訳で、スカルアイズの駆逐艦でとらわれていた人たちを保護したのですが。京香さんの服が一緒に見つかったのですっ」
アメジスト >「京香さんの服が? …………その保護した人たちって、もしかしてRupesの…………」
サクラ >「FtEに居るMASTERSの皆さんに、京香さんの無事を確認をお願いするのです。それと、こちらが保護した方々の写真なのです」
確かサクラは初対面だったハズなので、こういう伝え方(^^;
GM >でも実はアム自身、ひいてはMASTERS全員が個別行動なのだよね、現状(^^;
サクラ >……あ、しまった。それこそ宛先CCして一斉に送ることも出来たじゃん。今更気付いた(^^;
翔真 >しかし、ここで何とか繋がったかー。良かった(^^;
GM >そして、正確なアナライズ結果はまだ出てなかったね(笑)という訳で、ちょうど古都がその結果を持ってきてくれる。
古都 >「隊長、少しよろしいでしょうか……」と、かくかくしかじか的に。
サクラ >「あぁ、ありがとうなのです。古都は仕事が早くて助かります(ほにゃ)」
翔真 >んむ、GJ(^^b
古都 >「お褒めに預かりまして光栄至極ですわ^^」
GM >で、結論から言えばまさにドンピシャ、アリエシアとオルディアだね。>アム
アメジスト >「(写真見て)っ! …………サクラ。結論だけ先に言うわね。京香さんは無事よ。今翔真さんたちと一緒にいるはず」
サクラ >「!? そ、そうだったのです?!良かった……」
アメジスト >「Rupesに出向いた時一緒に襲われて、その二人が何とか逃がしてくれたらしいわ」
サクラ >「そういう事だったんですか……」
十蔵 >「おやおや。どうやら問題は即座に解決したっぽいか……?」
砕 >「だといいんだが、な……」
翔真 >そう、正に問題はここからだよなぁ……殴っても心が痛まない相手と言うのは良いが、被害が大き過ぎるのが何とも傷ましい限りだ(−−;
アメジスト >「それで、二人の状態を聞かせてくれる?」
サクラ >「それが…なんですが(。。」 あえて口にはすまい。結果だけ淡々と簡易レポートをメール送信
古都 >「あまり口にすべき事ではないと思われますけれど、ひどい状態でしたわ。一命をとりとめたのが、せめてもの幸いですの……ですので、完全に回復するまではみだりに動かさない方がよろしいかと存じますわ」
アメジスト >「そっか…………。ホント命あってのものだね、かな。ありがとう、あなたたちが見つけてくれてよかった。二人のこと頼めるかしら」
GM >アムの言を受けて、古都はサクラに黙って頷く。
サクラ >「解りました。お二人の回復を待って、そちらにお連れしましょう」
アメジスト >「それと、その二人の母親で裁定者のティリア=レヴァリッド=エレナードという人も行方不明になってるの。余裕があるようなら探してもらえるかな」 写真を送ります
サクラ >「それは初めて聞く話ですけど……とりあえずあたるだけ、あたってみます」
アメジスト >「ほんとはね、すぐにでもそっちに飛んでいきたいところなんだけど、今仕事の途中なの。ゴメンね」 感情がごっそり抜け落ちたような声で
サクラ >「おまかせください、なのです!(びしっ)……無茶、しないでくださいね」 お前が言うな、と言われるかもだけど
翔真 >全くだ(苦笑)
アメジスト >「ありがと。気をつけるよ」 で通信終了
十蔵 >「さぁーて……そうなるとこっちも、するべき事が見えてきたぞ、っと」
いぶき >「……そうですね。私達は、おふたりの回復を待ちつつ、スカルアイズが追撃してくる可能性に備えるという形で」
十蔵 >「ああ。でもって、たいちょー()はMASTERS案件発生次第、あっちと合流。な雰囲気で、いいんじゃね?」
A2 >「……A2は全面的に同意します」
サクラ >「そうなりますか。その場合、私が居ない間は砕が頑張って隊をまとめるように」
砕 >「了解だ。隊長があちらへ応援に行くつもりなら、その時は俺がジークフリートで送り出す」
一方。そのアムはアンゼロット城から、平塚へと向かっていた訳だが……
GM >という訳でまずは移動手段なんだけど……ちょうどそこに、アンゼロットの遺産・H砲ってのがですね(ぇ
アメジスト >Hって、もしかして…………(汗)
翔真 >ヤメロォッ!?(汗)
GM >H砲。正式名称・超空間柊蓮司弾頭射出大砲。かつてアンゼロットが柊蓮司を地上へと送り込む時に用いたスーパーウェポン、要するに南斗◎間砲弾である。
アメジスト >無、無茶な話だなー(−−;
GM >なお、当然ながらくれは就任後はまったく用いられておらず、「そろそろ撤去するか」という声が上がり始めているとかいないとか。
サクラ >うーぷす(笑)
翔真 >維持費とかも馬鹿にならないだろうしな(−−;
アメジスト >とはいえ、だ。先んじて情報提供者を襲われでもしたら目も当てられない…………逝くか(笑)
翔真 >逝くなぁぁぁぁぁっ!?(汗)
GM >まぁ「普通にゲートを使う」って手ももちろんあるんだけど、結局どうするね?(笑)
アメジスト >ゲートによる転送の邪魔とかされないかなーとかちょっと不安に思ったり。でもまあ、流石に普通に転送使います。実際に射出されると、地上で誤魔化す側も大変だろうし(笑)
GM >OK。じゃあアム、幸運度でジャッジどぞん(笑)
アメジスト >こんなときじゃあなきゃ一回試してみるかとかちょっと思ったりするのだが……んむう、1つずれた。16です
サクラ >おうふ(笑)
GM >ふむふむ。では…何の問題もなく地上に転送された。
アドノレ >ファンブルすると着弾観測ズレか何かが発生するのか?
翔真 >スポッター仕事しろ案件になると(笑)
GM >それどころか、下手したら敵に先手を打たれた可能性すらあったよ。たとえばしれっと座標変更されたりとか(ぁ
アメジスト >あ、あぶなぁ(汗)では、転送されたら目的地に移動します。しまった、手土産…………ってそういう話題でもないか(^^;
GM >樹里亜=相承院=フランチェスカは、平塚WUのウィザード・土屋 宗達と(事実婚も同然ながら)婚約し、平塚駅南口側の住宅街にある彼の家に住んでいるという。場所は既に判明しているので、別に迷う事もなくすぐ到着できるね。
アメジスト >ではチャイムを鳴らして訪問します
GM >出迎えたのは樹里亜ひとり。宗達はどうやら神社の仕事に出ているようだ。という訳で「はい、ようこそいらっしゃいました……」
アメジスト >「先ほどご連絡を入れさせていただいた、魔術協会のアメジスト=マンスフィールドというものです。今日はお忙しいところお時間をとっていただきまして、申し訳ありません(礼)」
樹里亜 >「ええ、お話はお伺いしております。玄関で立ち話もなんですし、どうぞこちらへ…」
アメジスト >では、失礼してお邪魔します
GM >アムを客間に通すと、樹里亜は(他に誰もいないので)自分でお茶を出す。少しおなかが大きいので、ちょっとひと苦労。
アメジスト >「あ、お構いなく」 とは一応言っておこう
サクラ >あぁ、あの事件の少し後くらいなのかな?
GM >うん。「あの事件」というのは、樹里亜の中の子供に侵魔が憑依して誕生を画策していた……という件だね。幸いにしてその陰謀は事前に露見し、湘南界隈のウィザード達の手によって駆除されている。
樹里亜 >「いいえ。それで、お話と言うのはどのような?」
アメジスト >「……あまり気分のいい話ではないので、申し訳ないのですが…………」 と前置きして、とりあえずカクカクシカジカ。
樹里亜 >「(まるまるうまうま)……その件でしたか」少し、表情が曇る。
樹里亜の場合、情報を「邪神使い」に売られ、結果暫時身柄を拘束されることになったのだという。
アメジスト >「思い出したくないと思われるのは当然です。一刻も早く忘れたい内容であろうとも思います」
樹里亜 >「いえ……ウィザード、それも女であるなら避けては通れない可能性でもありますから(おなかをさすりながら)実は、そもそもの始まりの件……わたしがそうなるよう、予め仕組まれていた節があったとの事です」
翔真 >むぅ、穏やかじゃない(−−
サクラ >いやぁ、あの時は大変だった……(※当時のPL)
GM >で、その「邪神使い」の事件の後、当時樹里亜が所属していた鎌倉WU内部において徹底的に状況の洗い直しがなされた結果、最近になって発覚したのだと言う。
アメジスト >「それで「売られた」ですか……。それにしてもその仕組まれていたというのはどういう経緯で判ったのですか?」
樹里亜 >「友人が、事件関係の書類を整理していた折に、偶然」
実はこれ、仁科 琴理の事である。
余談ながら、彼女が鎌倉WUの書庫で派手にずっこけ、片っ端から書棚をへち倒し書類をぶちまけて
(ついでに記憶もちょいすっ飛んで)完全復旧に3日3晩掛かったとか、そうでなかったとか……
“世界三大ドジッ娘”の面目躍如、というべきところか。
アメジスト >「…………なるほど。そうすると、より詳しく知るためには鎌倉WUに行ってみる必要があるかもしれませんね」
樹里亜 >「いえ。友人達が書類を集めて、纏めて私にくださったので、そこは大丈夫ですよ。それで、最初の事件の折に……結果的には罠になった任務に私を指名するよう、働きかけがあったんです」
GM >というか、湘南グランドユニオン会議の際に鎌倉WU側との接触を繰り返している間で、関連書類を得ていたのだった(笑)ちなみに湘南グランドユニオン構想は現時点ではいまだ実現しておらず、各ユニオン間で折衝が繰り返されている状態である。
翔真 >これは……アプローチの仕方に悩むな。
アメジスト >「働きかけ? それはいったいどういった方面から? それとご迷惑でしょうがその書類、見せていただく訳にはいきませんか?」
樹里亜 >「……その前に、確認させてください。アメジストさんが動いているのは、赤羽
くれは代表のご指示による事でしょうか」
アメジスト >「はい。間違いなく赤羽代表の指示によって動いています」
樹里亜 >「………(ふぅ、と息をつき)それなら、お話しましょう。実は、協会からの指示だったんです」
アメジスト >「協会からの…………」
樹里亜 >「ですから、もしあなたが“敵”の関係者だったなら、この場で即座に斬らなければならない。そう覚悟をしていました」
GM >樹里亜はそこまで言うと、月衣から大きな刀を持ち出し、脇に置く。鬼丸国綱の大太刀、メタく言えば《超巨大武器》である。
サクラ >うひぃ
翔真 >母は強し(^^;
アメジスト >「当然の判断でしょう……お聞きしようとしていた事が事です。いきなり斬りつけられていても、文句を言えるような立場ではありませんから」
樹里亜 >「それはもうよしとしましょう。友人達の見立てでは、“敵”は協会内……それもかなり上層にいる人間ではないかとの事でした」
GM >そうでもなければ、仮にも伝統ある鎌倉WUに態々人選を指定してこようはずなどない、という話である。
翔真 >もうちょっとメタく言えば、アンゼロット城の転送装置に細工出来る程の伝やコネが有るのなら、相応の立場の人物であろう事は明白。
樹里亜 >「それで、私は実戦部隊のウィザードとしてはひとまず身を引いた訳です…………もちろん、別の理由もありますけれどね」
アメジスト >「なるほど…………それで、敵の窓口になっていたものの名前は判っているのでしょうか?」
樹里亜 >「いいえ。しかしその指示は、事務課から出ていたという事ははっきりしています」
アメジスト >「事務課…………やはりそうなるのね…………」
樹里亜 >「それ以上探ってもらうと、逆に友人達が危険な事になる可能性を否定できなかったので、そこまでという事でお願いしましたけどね」
アメジスト >「それはそうでしょうね。鎌倉WUを侮るつもりはありませんが、相手が世界魔術協会の上層部となると、相手があまりにも大きすぎる」
樹里亜 >「友人達もそれぞれ別個に危機を見た事があったばかりなので、あまり無理は言えませんでした」まさに湘南グランドユニオン編の事である(爆)
アメジスト >なるほど……「仕方のない事だと思います。その方たちに危険を冒せとはいえませんからね」
樹里亜 >「ええ。それで、書類の事なのですけど……万一を考えるに、オリジナル自体はお貸しできませんが、コピーは差し上げます」
GM >という訳で、資料(コピー)が手に入った。ただし、いつ誰が情報照会したかとかの記録を抹消してある修正版だけどね!
アメジスト >「ありがとうございます」
翔真 >当時の職員名簿とかでも手に入れば突き合わせで割り出せるだろうし、今はそれで十分かと。
アメジスト >それは入手済みですね。……というか、それでアタック受けたんだし
翔真 >なるほど。すると、後はチェックを掛けるだけだな
アメジスト >貴重な情報をいただけて胸をなでおろしておりまする(^^;
樹里亜 >「気をつけてくださいね。あなた自身も、わたしのようにされる危険性を否定できませんから……」
アメジスト >「…………はい、ありがとうございます。それとこちらに伺うまでも注意をしていたつもりではありますが、樹里亜さんも身辺にはご注意を」
樹里亜 >「はい。もうあんな目に遭わされるのはごめんですからね(ちょっとだけ苦笑)」
◆ ◆ ◆
さて。フレースヴェルグは、難なくパリ上空に到達していた。
翔真 >箒で次元潜行をしつつ降下かな。一応こっちのWUか世界魔術協会関連に断り(フレースヴェルグの宙域滞空)の連絡を入れておこうとも思うが。
京香 >あ、じゃあそれやっときますね。という訳で、引き続きご一緒させていただきますー(^^)
翔真 >あぁ、宜しく頼む(^^)
アドノレ >んむ。任せた
京香 >はぁーい!じゃあ、ぽちぽちっと……
翔真 >むぅ、優秀なオペレーターはありがたい(苦笑)
GM >で、下調べといってもいろいろやり方があるんだけど、どういった感じでいくのかな? なにしろ現時点で雲を掴むような状況なので、大雑把にでOKだけどね。
翔真 >合流予定のルーヴル美術館周辺を探索します。今回は流石に天津大鋼を手にしておきますが。
アドノレ >包囲系の待ち伏せやら設置系の罠やら的な心配を。事前に探りを入れとけば気付けることもあろうかと
京香 >わたしは単独行動はしたくないので、もしお二方がそれぞれ別行動するなら、どっちかについていきます(笑)
アメジスト >そーな。襲われた直後だし、この状況で女性ウィザードの単独行動はちょっとね(^^;
サクラ >確かに(^^;
京香 >そういう事(^^; 流石にこんな所にまで、スカルアイズの手先とかいるはずはないだろうなーとは思いますけどねぇ
翔真 >単純な単独戦闘力なら俺が上だが、護衛&対応力ではアドノレの方が優秀だからなぁ(^^;
アメジスト >京香さんとアドノレさんだと純粋に火力不足になりそうですけどね(^^;
アドノレ >だから耐えてる間にどうにかしてもらう
GM >さて。京香はそんな見解っぽいけど、2人とも別行動なしの一緒でいいのかな?
アドノレ >一緒で構わないと思う
翔真 >現状分割行動するメリットが少ないですし、一緒で良いかと。
GM >はいさー、では2人ともちょっと知覚力ジャッジをば。京香もね(笑)
京香 >はーい。アイテムはありですか?
GM >アイテム有効、通常空間なのでプラーナ・魔法はなしね(笑)
京香 >らじゃです。じゃあ知覚力っ……ずれたー(o_ _)o 15っ
サクラ >(なでなで)
アドノレ >目が走らぬな、14
翔真 >俺もズレたが、21。次元潜行を降下限定とするなら《魔器の声》は使えんか(苦笑)
GM >降りた後も箒乗ってれば問題ないと思うけどね!
翔真 >………………折角フレースヴェルグが隠れているから次元潜行で目立つのも拙いし、ここは降りておきます。
アドノレ >敵が組織で用意周到な感じだしな……ぽちっとするか?数値とは別にボーナス有るかも
翔真 >ちょっと気にはなるが……いや、合流時間近くになってからの判定が有るかもなのでそちらに温存しておいて欲しいかな。
アドノレ >了解。引っ込めとく
翔真 >アドノレの言うとおり(敵が用意周到)だと思うのだけれど、そうなるとやはり時間ギリギリまで気取られない様に動く可能性が有るので現状ではまだ温存の方が良いかと判断した次第であります(><;
GM >はーい、了解。では、まずアドノレ……その雄姿は流石に周囲からの注目の的だ(笑)
翔真 >しまった、俺達は慣れてしまっているがその反応は有り得る(苦笑)
アメジスト >…………パリの街中にアラビアンナイトの住人が一人いたら、たしかに目立つだろうなぁ(^^;
アドノレ >「気にするな。自分の仕事に戻るがよい」とビップ対応して見せる。という形で《カリスマ!》で、じろじろ視線くれる相手だけでも対応しておく
GM >どうも周囲の人々が距離をとってるように感じられるのだけど……そう。今の欧州は世相的にムスリム系の移民問題でたいへん揺れているのである。という事に京香は気付いた(笑)
サクラ >あー(^^;
アメジスト >うわぁ、時事ネタの危険なところにクリティカルヒットか(笑)
翔真 >トラ○プマジック(苦笑)と言う奴か、ブッダシット!(ぁ
アメジスト >いや、一番危ないのは某国による暗さ…………ゲフンゲフン
GM >あー、プレグジット問題なえげれすだったらもっと厄介だっただろうなぁというのはここだけの話として(笑)《カリスマ!》の効果もあってか、流石に敵意を持って掛かってくるような(*命知らず*)は今の所いないようだね。
アドノレ >なるほど(^^;
京香 >「……あー。その可能性を考えておくべきでした(^^;」
翔真 >「慣れとは恐ろしいと言うのを改めて認識した、不覚と言わざるを得ない(−−;」 常識から外れた現象に慣れてしまっているとは………正にウィザード故の不覚(ぇー
アドノレ >「んむ。俺様は逸汎人(神)だったな」
京香 >「そういう問題でもないような……(^^;」
弓 >とはいえ、どっちかといえばアドのはコスプレの類なので、むしろフランスではウケそうだ……(笑)
翔真 >いや、それなら寧ろグレ○ダイザーのコスプレでもさせておくべきだったか………(違)
アメジスト >たしかに「宇宙乃雷(雷鳴の杖)」は撃てるかもしれないけれどっ(^^;
GM >それはそれで目立つ気がするぞ、公共の場だけに……むしろジーニーか?(笑)
サクラ >…ああ、弟さんのサムンゾさんは本場のネズミーランドでリアルジーニーやってたなぁ(笑)
アメジスト >サクラ、一緒に写真とってたもんねー(笑)
GM >で、美術館周辺を重点的に見て回ってた翔真。遠目になんだけど、問題の人物らしい少女を見かけた……ただし、男性連れだ。
翔真 >おぉ。
GM >仕草からして知り合い同士のようだ。交わす言葉は少なめな感じだけどね。ただ、言うまでもなくあちらは館内、こちらは館外だね。
サクラ >わぁお(笑)
翔真 >あぁー………済まん、デート中だったか。事態が事態で無ければセプク案件で御座った(−−;
GM >うむ(笑)PLレベルでは既にバレバーレなんだろうけど、あくまでPCとしては初対面もいいとこなんでね!(笑)
京香 >「……どうしたんですか翔真さん?」
翔真 >「件の人物らしき人を館内に見つけたのだが、男性と一緒に居る。仕草からは知り合い同士の様に見えるが………恐らくデート中だったのではないかと窺えなくも無い(汗)」
京香 >「わぉ☆……だとしたら、時間を遅らせたのも納得、ですね(^^;」
翔真 >「時間を必要とする訳だ、事情が事情で無ければ馬に蹴られても文句は言えん(−−;」
サクラ >HAHAHA(^^;
アドノレ >「相手が素人かそうでないかが問題だろ」
翔真 >窺えますかね?せめてウィザードかそうで無いか位は。
GM >流石に彼我の距離が離れてるもので、今の所はどうとも判別しがたいところだね。
アドノレ >では無警戒か、なにかしら警戒してるかは?
GM >警戒?してない。類推できる目的からして、してる訳ないとも言えそうだ(笑)
アメジスト >ああー。そもそもあちらは、Rupes関係の現状を知らないわけで…………
翔真 >直接接触しようにも、こっちの身元を示せる身分証とか無いんだよなぁ。教職だし……せいぜい有るとすれば、運転免許証位か?(苦笑)
アドノレ >そうなると、自分たち以外の不審者はいなかったという事でいいのかな?
GM >まあ、少なくともそれらしい者は…今の所…見かけなかった感じだね。
翔真 >伏字を否定出来んっOTL
京香 >「ふぅーむ。じゃあ、ひとまず言われた通りに待ちます?」
翔真 >「とりあえず、こちらからは向こうを捕捉しつつ周辺警戒だな、襲撃やその他の接触に注意しつつ時間を待つ。」
京香 >「はーいっ」
◆ ◆ ◆
一方その頃。弓はエリスを伴い、カリブ海上空に到達していた……
GM >という訳で指定された空域なんだけど、なんとそこで出会った者達がいる。
弓 >おぉう……
GM >ガンナーズブルームに乗ったウィザードが5人、そのバレル部分には等しく絶滅社のエンブレムステッカーが付いているね。更にそのうちひとつには、電子戦用霊ドームがついている。
エリス >「先客……みたいですね」
弓 >「連絡の行き違い、かしら?(少し警戒)」
サクラ >むむ……
翔真 >難しい所だな。
GM >そこに、5人のうちのリーダー格が声を掛けてくる。「もしかして、本部からの応援要員でありますか?こちらは、コロンビア上空案件の追跡調査部隊です。該当空域の先行調査のため派遣されました」
翔真 >一応それなりに名目は立っているしそれらしい体裁も整えては居る、と。
アメジスト >表向き筋も通ってるし不自然ではないねぇ
弓 >エリスって、欠片通信つうじるっけ?
エリス >ありますよぉ〜!といいますか、今の遺産がそれ兼ねてます(o'▽')o
弓 >ではそれで、本部への照会と確認をお願いしますね(笑)
エリス >わかりました(笑)では、ぽちぽちと。
サクラ >無事に皆疑心暗鬼に陥ってる(笑)
アメジスト >ことがことだからねー(^^;
弓 >「いちおう、そちらの所属も聞かせてもらえるかしらぁ? こちらは、横須賀所属、本部での登録コード、リリス」
5人 >「アーロンです」「バルトロメです」「カルロスです」「ディエゴです」「エステバンです」「5人揃ってメキシコ絶滅社チームです」
弓 >ふむふむ、ABCDEか(笑)
サクラ >ABCDE……(笑)
翔真 >わかりやすい名前の付け方を(笑)
GM >名前通り全員男性、CL7の強化人間。いかにもモブだけど「モブ」って覆面とか付けてる訳じゃなくて、強いて言えば《モブ5》がついてるくらい(笑)
エリス >「照会結果でました。本社の要請で、メキシコ支部が組織・派遣してきた本件の偵察任務部隊、ですね」
弓 >「ありがと。って事で、こっちは私が個人的に雇ってるアシスタントよぉ。 さて、あなたたちの方が早く着いたようだけど……状況は?」
GM >その質問には、モブ……っていうのもなんだな、総称メキシカンズって事で(笑)代表して隊長のアーロンが「付近空域の歪曲反応は、こちらです」と、空間ディスプレイを表示する。
弓 >モブなのに私より賢そうな台詞を……(笑)
GM >そのための任務部隊だから(笑)メタい事を言えば、ドリームマンがこの任務を受けた時に部下となって働く担当だったのだ(ぁ
アメジスト >なるほど。弓さんがこのルートに来なかった場合の展開ですね
GM >うむ。で、確かに今いる空域の直下に、僅かな痕跡が見て取れる。
弓 >戦闘の痕跡かな? ちひろかマユリなら、なにか手がかりを残してそうだけど
ディエゴ >「情報によれば、ここが間違いなく輸送機が消えたポイント……つまり、月匣が出現した場所でもありますね」
エステバン >「調査は掛けてみましたが、流石に海の上。目立った遺留品などは見当たりませんでした」
カルロス >「この反応を月匣の痕跡と見て、先ほど突入も試みましたが、通常の結界徹甲弾では、もう手ごたえがありませんでした」
エリス >「……通常空間に今しがたまでこうも影響が残ってるという事は、強力な侵魔って可能性がありますね」
弓 >「エリス、月匣の反応はまだある?……私なら、こじあけられそう?」
エリス >「はい、ちょっと待ってくださいね……」知覚力いきます!……15ですね
GM >ふむ、15か……出現当時は結構強力な月匣だったものと思われるが、時間も結構過ぎている以上、その反応も徐々に薄れつつある。ただ、“明らかに普通じゃない方法”ならワンチャンあるかもしれない。といっても、結構運の要素が絡むけどね。
翔真 >開けられたとしても、中での活動時間がどれだけ残っているかが危ぶまれるな(’’;
エリス >では、そのように「(かくかくしかじか)」(o'▽')b
弓 >「今ならまだ終えるかしら……やるしかないわね」
エリス >「あ(察し)……皆さん、念のため下がっててくださいね」
GM >メキシカンズは、エリスの言に戸惑いつつも……女性の言う事は素直に聞くぜ(笑)という訳で、幸運度ジャッジが必要になります。
弓 >まあ、使うのは普通に結界徹甲弾なんですが(笑)その他諸々スキル全部のせでー!
GM >いくらなんでも、外すって事はまずないと思うよ!メキシカンズの時の様に通り抜ける事はあるかもだけど、それはまさに運次第!(笑)
エリス >いざって時はコールチャンスまたは夢の摂理、いけます!
弓 >他に誰もみてないだろうし、GMがおーけーなら、幸運にもプラーナつっこむです
GM >うむ。日没にはまだ時があるけど、流石に誰もいない海の上空だからね。いっこうに問題なしとしておこう(笑)
エリス >ふぁいと、です(o'▽')o
弓 >それじゃ幸運度ジャッジ、P20ほどいっとこう……おりゃーっと回って1C47
翔真 >容赦無くぶっこんだ(笑)
GM >ひゃー(笑)プラーナの篭った結界徹甲弾は、見事にポイントを直撃する。
弓 >一回りしたし、まあ上出来か……?
アドノレ >文字通りこじ開けたか
エリス >「さすが弓さん……!!」
バルトロメ >「そうか!相手はエミュレイター……わざとプラーナの光を使って誘うという手があったのか」
カルロス >「まったく考えてなかった。今後のために、覚えておかなくては……」
翔真 >まぁその後の探索でどれだけ喰うか解からないし、使わなかったのも無理はないがな(^^;
GM >という訳で、何はともあれ月匣の門が切り開かれ…………当然、紅い月が出ますよねー(笑)
サクラ >デスヨネー(笑)
弓 >閉じそうなら、しょうがないので突撃するとして、ひとまず周囲確認を
GM >うむ。一度は平穏を取り戻していたカリブの海だが、今は開かれた月匣の入り口から、生油臭いニオイが漂い始めている。ここから窺えるその内部は、あちこちからコード・パイプ類めいた構造物が飛び出した金属の壁が、赤銀色のぬめるような光を乱反射しながら有機的に胎動しているかのような、そんな感じだ。
アーロン >「月匣が開かれた…本部に報告を」
エステバン >「了解っ」
エリス >「……さて、これからどうしますか?」
弓 >「これは、エリスには少し危険ね……」
エリス >「……そう、でしょうか(、、)」
GM >確かに、そこのメキシカンズくらいのレベルだと荷が重いってところだろうね(爆)
弓 >「さすがにトラップや月匣はね……でも、一人で帰す訳にもいかない、し……」
エリス >「……ひとりで帰るくらいなら、わたし、弓さんと一緒に行きますっ」
弓 >「うん、正直、一人で帰すのも心配だし、ね……」
エリス >「これでも大変な事や辛い事はいっぱい経験してきました……戦う覚悟は、できてますっ^^」
GM >とはいえ、もちろんメキシカンズにエリスを預けるって選択肢もあるけどね!(笑)
弓 >さすがにそれも怖い。信用しない訳ではないけど、実力が(笑)
翔真 >志宝嬢もタダの後衛と侮ると大変な目に会う事請け合い(笑)
GM >まあ、彼らのレベルで事足りるなら「レディを危険な目に逢わせる訳には…」とか言いそうなもんだが、もし彼らが個人データだとしてもその全員のレベルを足した数より、弓のレベルは高いのである(笑)
エリス >ああは言いましたけど、危ないと思ったら遠慮なく言ってください ね(o_
_)o ……あ、もちろん、MASTERSの皆さんに連絡を入れておくって手もありますけど
弓 >「そうね、入るまえに、メールは飛ばしておいてくれるかしら。万が一があっても、救助に来れるだろうし」
エリス >「……わかりました。そらちゃんたちの所に送りますね」
GM >では、とりあえずエリスは随伴として、メキシカンズはこの場で待機……かしら(爆)
弓 >[>はい いいえ
GM >了解。気のいいメキシカンズは「了解。我々はここを固めつつ、本部に応援を要請します」と、女性の頼みを断らず2人を見送る事にする(笑)
弓 >ういうい。エリスには一方的に報告いれてもらっちゃったけど、そういう事で月匣に突入〜
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