【第38夜】
人と魔の間に
<PART−02>
ねらわれた「Rupes」…?
さて、Rupesに向かった翔真&アドノレたちは……
そら >ねこねこねこねこねこねこ…(駆動音)
アメジスト >その駆動音定着したの?(^^;
翔真 >だから事実化しようとするんじゃない(苦笑)
そら >ねこー(※よじのぼれない)
GM >と、それはさておき(笑)道のりについては以前も行った事があるだけに、正直勝手知ったる何とやらというヤツだ。いずれにしてもフレースヴェルグの船足ならば、到着までさして時間は掛からないだろう。
翔真 >んむ。
そら >らじゃりました にゃんここ☆(o'ヮ')ゞ
GM >と言う訳で、さっくり到着。そこは何時もの佇まい……では、もちろんない。建物のあちこちに、襲撃の形跡が色濃く残っている。
翔真 >状況的に不意打ちも有り得る、全力で警戒していこう。俺達は次元潜行装備を起動して箒で降下して、Rupes(跡地?)に調査に入る事を提案。そらは念のためにフレースヴェルグで上空待機でも。
京香 >あ!ちなみに、わたしも同行してていいのでしょうかー?
翔真 >この状況なら同行して貰った方が良いかな。
アドノレ >だな。情報「交換」が必要な局面もあろうし、いた方が良いと思うぞ
京香 >やったー!翔真さんもアドさんも話せるぅ〜(笑)
翔真 >………まぁ京香嬢には、前回お楽しみだった焼きそばを食べる直前で呼び出してしまった借りが有るし(目逸らし)
アメジスト >たしかに(^^;
GM >そして、何よりも。そこには、先客がいたりする……
翔真 >………む?先客と?
GM >しかもその姿、君達には見覚えがあるね……そう、Rupesといえばマティニヨン。マティニヨンといえば、救世旅団である。
アドノレ >初動が早いのは良い事だ
GM >当然これだけの事件なので警察沙汰になってはいるのだが、その警官達に混じって一般人払いがてら現場検証を行ってると、そういうお話だ。
翔真 >ふむ、既に調査に入っているなら下手に上から強襲じみた事はしない方が良いか。降り立つのには次元潜行しても現場には普通に徒歩で近寄っていった方が下手な誤解を与えずに良さそうだ。
GM >店舗の随所にロープが張られ、「ああ、ちょっと困りますね、ここから先は今現場検証中で立ち入り禁止なんですよ」と、警官が一般人の野次馬?を堰き止めてると言う感じ。
アメジスト >まぁ事件現場にはありがちな姿よね。そこに救世旅団が加わってる訳か。事がウィザード絡みと知れてるだけに
GM >そういう事。現時点で、接触自体はまだしてないけどね。
アドノレ >まぁ少し離れた所に降りて、近づくと
翔真 >ですね。抜剣しておきたかったが、状況的に致し方なし。
GM >OK、じゃあちょっと2人とも幸運度ジャッジいってみませうか!
アドノレ >幸運度なら……くるくるくる。2回回って43
翔真 >18です。って、さすがアドノレさんやでぇ(笑)
アドノレ >大勢に関係無い所でよく回ります
GM >おおー(笑)では……店舗に近付くと当然警官は気付かないんだけど、ウィザードたる旅団員は気付く訳だ。
アドノレ >ちょっとだけ協力してやろう。「無関係の者は少し離れてるように」を《カリスマ!》込みで
GM >でもって幸運な事に、それが知った顔だったりするとまたそういう事になる(笑)
アドノレ >モーゼの如く人混みを割ったらそこに知ってる顔
翔真 >まぁ出来るだろうなあ(苦笑)いずれにしても手間が省けてありがたいけれど(^^;
旅団員の声 >「おや?こりゃ随分とまた、久し振りな顔を見たじゃあないか」
翔真 >この面子で救世旅団関係者で見知った顔………あぁ(ポム)
大柄な旅団員 >「でも、全然無関係って訳にもいかないんだよなあ。こっちも仕事だからさ……って訳で久し振りだな2人とも。俺だよ、俺」
アドノレ >「をぉ。随分と久しいな」
翔真 >「尽さん?随分と御無沙汰してます(礼)」 ってあれ?予想外(苦笑)
GM >誰だと思ったんだ(笑)
翔真 >確か、女性キャラで誰か居たような気がしまして。顔は何となく覚えが有る気がするのだが、名前が出てこなくて(苦笑)
尽 >「ああ。こっちもこっちでいろいろあったが、見ての通りだ。今回は状況が状況って事で、いきなり呼び出されてな(ははっ)」
GM >まあ、白昼堂々首都に襲撃者、それもスカルアイズなんぞが侵入すればこうもなろうというお話である。
アメジスト >普通の町でテロ絡みの銃撃戦があったようなものですものね……
GM >ましてや首都なんだから、それこそ国家の沽券に関わるでしょう(爆)
京香 >では後ろから「どうも尽さん、ご無沙汰してます〜」
尽 >「おや、お前さんもいたのか。なんだか同窓会みたいだなあ(ははっ)」
アドノレ >「して、詳しい話は聞けるのかな?」
尽 >「ああ、こっちは現場検証が今始まったばかりでな。今までに分かった限りながら、情報の共有くらいは出来ると思うぜ」
翔真 >「こっちも色々有ったが大分特殊な事情でここの事件を知った口でね、ユニオンの方に報告を挙げつつこちらで現場調査をするべく急いで赴いた次第と言う訳なんだが、情報を共有してもらえると言うならありがたく。お願いします(礼)」
尽 >「そうか、そっちから連絡はしてあったのか。じゃあ、こっちで情報統制しても意味なかった訳だな(ははっ)」なおも忙しく動き回る警察官達を見ながら。
翔真 >「まぁ普通は有り得ないと言うレベルの特殊な状況で知ったから、其方に落ち度が有った訳じゃ無いとだけは言わせて貰います(苦笑)」
アドノレ >「ではお願いしよう」普通の人に聞かせるもので無いから中に入るのかな
GM >そうだね……路上で立ち話もなんだけど、今のところ関係者以外を店内に入れてしまう訳にもいかないので、向かいのカフェにでも。
翔真 >カフェで話して大丈夫なのだろうかとは思うが、尽さんに先導されたら仕方ない(ぁ
GM >こっちで言う「エトワール」みたいなものだ。流石にMonAmiほどではないけど、あそこと比較してはいけない(笑)テラス席からなら店の状況もわかるし、差し支えもないだろうと言う判断ね。
翔真 >なるほど、了解です。
アメジスト >判りやすいなぁ
GM >と言う事で、テラス席。野次馬はロープで仕切られた店の周囲に集まってて、こっちを注目する事などない感じだ。で、軽くケーキセットなど注文しつつ。
尽 >「よし。じゃあ、そちらさんの話を聞こうじゃあないか」
京香 >「はい。実はですね……」って訳で、2人にした話を尽さんにも安直魔法かくかくしかじか〜(笑)
尽 >「最近は皆その魔法で通すんだな(ははっ)……しかし、話を通したのが俺でよかったな。普通の団員相手だったら、事情聴取で時間を取られるところだ」
アメジスト >ああー。一歩間違えば重要参考人扱いされかねんのか(汗)
京香 >「面目次第もございません(^^;」
アドノレ >「まぁ悪運が有ったということだろう」
GM >そう、ここが幸運度ジャッジの結果たる所以である。失敗だったらイノセントの警官、普通の成功だったら事情を知らない団員、Cだったら顔見知りという(笑)
京香 >「まったくです(^^;」
翔真 >「まぁ尽さんだったから素直に話を通させて貰ったと言うのは有りますよ(苦笑)」
尽 >「おいおい。他のヤツしかいなかったら、どうするつもりだったんだ?」
翔真 >「(アドノレに(《カリスマ!》で)ゴリ押して貰ったかも知れないとは言い出せません(苦笑))」
アドノレ >「蛇の道は蛇という事で」
尽 >「やっぱり俺がいてよかったんじゃあないか(ははっ) ……と、冗談はさておき。今京香ちゃんから貰った話も突き合わせると……いろいろ見えてきそうな感じだな」
翔真 >「そうですか、現場検証の結果も併せて何か指針が見えて来ると良いのですが………」
尽 >「まず、店舗からは金目のものがあらかた奪われていた。しかも今回はティリア店長たちも拉致されたときたもんだ、しばらくの間営業は無理だろう……」
翔真 >「保険が効く範囲でも準備にしばらくは取られそうですね。」
アドノレ >「判ってて襲撃してるだろうから、金はついでかカモフラージュだろうな」
アメジスト >襲撃当時、店内にいたのは店番シスターズと店長のみ?
尽 >「単に巻き込まれたという京香ちゃんは除くとしても、店長たち3人以外に店の実情が分かる人間が、悉く出払ってる状況だったからな」
アメジスト >そしてこっちにはまだシーラたちの件の情報そのものが行ってない、と。了解でござる。
翔真 >「それ程詳しい訳では有りませんが、Rupes関連の人材はかなりの数が居た様に記憶していますが、当時は3人以外悉く居なかったと?」
尽 >「ああ。どうやら別の仕事を引き受けてたようだ」シーラとサティアの事である。
翔真 >「………店の事情に大分詳しい気配を感じますね。」
尽 >「いや、どうだろうな……俺に言わせれば、あそこの警備態勢はその重要性を考えるにまだまだ手温かった。というか、俺らがいた頃の横須賀が異常だったってだけなんだけどな(ははっ)」
翔真 >「まぁあの頃の横須賀は、色々な意味でおかしい状況が続いていましたし(苦笑)」
京香 >「……ひていできなーい(^^;」
アメジスト >あー、言われてみれば。裁定者がいる割には、ザルといってもいいくらいだよねぇ
翔真 >本当にザルだったかは定かでは無いが、“あの”和泉さんがデザイナーなのだから、隠し玉の一つや二つ有ってもおかしくは無い(ぁ
アドノレ >「横須賀が異常なのは否定しないとして、すべての場所に十分なだけの戦力を置くとウィザードが足りない処の話では無くなると思うがな」
尽 >「……確かに雑魚魔王クラスの相手と戦うなら、あのお嬢ちゃん達だけで充分過ぎるくらいだ。だが、俺達が普段相手してるような手合いともなると、話は変わってくる。正直、京香ちゃんが無事だったのが奇跡ってくらいだな」
GM >というか、京香を足したとしても純粋にGL10ウィザード2名では、スカルアイズ相手だとぶっちゃけ相性悪いって状態だったのは確かなのだ。現に負けたし(爆)
翔真 >「しかし商品はともかく、何より店長達の身柄を急いで救出しなくてはと思いますが。」
まさか同時多発的に店舗関係者が襲われているとは露知らず(ぁ
アメジスト >しかも店舗襲撃の件とシーラたちが拉致された件は、同根別口の可能性もないとは言えないし
尽 >「おっと、商品の方も大事だぜ(ははっ) 兎に角、ここの状況確認が済み次第協会に連絡を入れようという判断だったんだが……早い話、君達が来てくれたお陰で手間が省けたって格好だ」
アドノレ >「そいつは何よりだがそれはさて置き、さしあたり今後の行動指針が無いとな」
尽 >「ああ。まずRupes実店舗の警備関係なんだが、事が収まるまで当面の間、旅団の名前で俺がする事になった」
翔真 >「尽さんがここの警備に当たるとなれば二次被害は防げそうですね。」
尽 >「これ以上盗むようなものが今の状況であるかどうかは分からんが、いずれにつけこれ以上勝手はさせんよ(ははっ)」
京香 >「相手はスカルアイズ、って事はどう考えてもこの世界の“外側”ですよねー……尽さんとこでは、どこまで手を出せるんですか?」
尽 >「それが問題でな。救世旅団は本来マティニヨン及び要人……ぶっちゃけ
GM >これが、横須賀を離れた後の尽が出てこなくなった最大の理由。救世旅団最強級ともなれば是非もない話だね(^^;
翔真 >「………ユニオンを通して依頼を出して貰えれば、俺達が受け持つ事が出来るかも知れません。基本対魔王戦チームですがスカルアイズとは前回の一件で交戦していますのでその関連からの調査・対応を依頼して貰えれば名目は十分立つかと。」
アドノレ >「行き先が判っていれば大概の場所には出張可能だからな」
尽 >「そうか……俺が横須賀を離れてからこっち、おやっさんから時々話には聞いてたが、ほんとにいろいろやるようになったんだなあ(ははっ)」
京香 >「って事はですね。尽さんたちに代わって私達で、くれはさんに連絡をすればいいって事になりますかねえ?」
アドノレ >「んむ。それで、スカルアイズの動向で向こう側が何か掴んでると助かる所だが」
京香 >「それですよねー、うん。で、情報は尽さんとも共有する……っと」
翔真 >「京香嬢の言うとおり、くれは嬢に連絡するのは俺達からも行うべきかも知れんな。依頼に関しては救世旅団側からして貰う方が対外的にも面倒にはならないと思う。余り内々にやり取りすると下手に勘繰る輩も出て来かねない」
尽 >「あんな状況(店の方を見やりつつ)を、いつまでも隠し通せる道理もないしな……兎も角、そういう事なら頼んで任せた方が良さそうだ。頼めるか?」
翔真 >「微力では有りますが、全力を尽くします。Rupesには俺も大分世話になっていますし。」
アドノレ >「まぁ泥船に乗ったつもりで安心するがいい」
尽 >「よし。俺の判断でそういう事にしよう。上には俺から話しておく……というか、この状況で変にゴネるような理由も見当たらないしな(ははっ)」
翔真 >「こちらも無理強いをする所では有りませんし(苦笑)」
GM >普通の旅団員だったら必要な届出がどーのとか、その程度のレベルでわちゃわちゃするところであった(笑)
京香 >「あ、そっか……じゃあせっかくだし、連絡の時に尽さんに一緒にいてもらうって言うのはどうでしょ?」
尽 >「俺なら異存はないぜ」
翔真 >「ならそれでお願いしましょう(^^)」
京香 >「おっけー。じゃあ、善は急げってやつですねえ(端末広げ)」
翔真 >「巧緻より拙速を尊ぶと言う奴だな(違)」
GM >ともあれ京香は、ここからくれはに連絡を取ろうとする……時系列的に見れば、くれははアムを送り出した後って事になるね。
アメジスト >色々と錯綜してて大変なのです(^^;
GM >だねー。という訳で京香、幸運度ジャッジ(笑)
京香 >なにぃー!?……って、やらない道理もないかぁ(笑)それじゃあ……16っ。普通だなぁ
GM >ああ、それならくれはとの連絡はとれる。『はわっ。どうも〜みんな元気にしてるかな?』
翔真 >「そろそろ連絡が行っているかも知れないが、忙しい所申し訳ない。少しだけ良いだろうか?」
京香 >「実は、あんまりいい状況じゃないんですけどね」
くれは >『ん、なになに?見た感じ、そっちは横須賀じゃないみたいだけど』
尽 >「あたり。正解はマティニヨンです、代表殿(ははっ)」
翔真 >「済まないが京香嬢と尽さん、簡潔にお願いする。」当事者から話をさせるべき、常識的に考えてそうするべき。まぁ普通にカクシカになるだろうが、決して丸投げじゃないと主張させて頂く。断固として(ぁ
尽 >しょうがないなあ(ははっ) まあ、仕事は仕事だ。しかるべく報告と、要請をさせていただこうか。
京香 >りょーかいです。襲撃時の事情については、わたしから話すってことで!
GM >そう。既に協会に連絡が行っていたとしても、この時点でくれはに直接繋がってるかどうかは……なのだ。ね、アム?(爆)
アメジスト >あははははは(汗)
くれは >『は わ (; ロ ) ・ ・』
GM >尽と京香から報告を受けたくれはは……文字通り、言葉を失っていた。
アメジスト >そりゃ裁定者が拉致されたんだし、こっちの絡みから言っても絶句するわな(^^;
くれは >『(……はわっ!)いけないいけない。あまりの事に、一瞬魂飛んでたよ〜』
アドノレ >赤羽くれは殺人事件。犯人はスカルアイズ?
くれは >はわ!?人を勝手に殺すなぁ〜(笑)
翔真 >熱い風評被害(違)
尽 >「おいおい、頼むよ」
翔真 >「気持ちは解かるがかなりの重大事だ、人名が複数掛かっている事も有り早急な対応が必要と目される。情報の共有や当事者からの関係性等から出来ればこの一件、俺達MASTERSに関わらせて欲しい。」
くれは >『兎に角要請の件は了解。尽さんを救世旅団代表と見込んで頼むけど、出来る範囲で……ああ、もうMASTERS案件でいいのかなこれ。とにかく翔真さんたちを支援する方向でお願いね』
翔真 >「了解した、感謝する。」(^^ゝ
アドノレ >「世話になる」
京香 >「りょーかいです!」
尽 >「OK、請け合おう。上にも否は言わせんさ」 で、『よかったな』って視線を3人に送ろう。
翔真 >口元引き上げて頷いて返します(笑)
くれは >『それにしても、参ったなあ……そういう事だと、今Rupes関係者ほとんど全員が行方不明って事になるのかぁ』
翔真 >「殆ど全員?まさか、店に居なかった者達にも何かあったと?」
くれは >『うん、別任務の途中で行方不明。現状、そっちはアムちゃんに追ってもらってるんだけどね』
翔真 >「明らかに組織立った計画的犯行の線が濃くなってきましたな。」
アドノレ >「どんだけ手が広いんだか」
京香 >「ねー('A`)」
くれは >『だね……状況次第でもあるけど、アムちゃんとも連絡取ってもらった方がいいのかも』
翔真 >「ええ。この後で一度連絡を取ってみようかと思います。」
くれは >『うん、よろしくね。あと、お店関係といえば……あ。そういや最近、見習いの子が1人増えたとかって聞いたよ』
尽 >「そうなのか?」
翔真 >「余りにも狙い過ぎのタイミングですね、調べてみた方が良さそうだ。」
尽 >「……って、ああ。そういや資料として回収した店員名簿がここにあったな(ぱらぱら)」
アドノレ >「身元の確認は済んでるか?」
尽 >「今やってるところだが……ああ、あった。サユリ=フジエダ、襲撃当時は休暇中か」
京香 >「さゆり?……あぁ、みずはっち、もといちひろんの妹さんの、友達の!」
尽 >「知り合いか?」 横須賀を離れて何年もたつし、最近の顔ぶれはあまりよく知らなくてな(ははっ)
京香 >「学園中等部の卒業生で、マティニヨンの魔術学校に進学しながらここを手伝ってるって、そういや聞いた事があります」
アメジスト >ここで小百合ちゃんの名前が出たかぁ……休暇中って事は、パリにでも行ってるのかな?
翔真 >「経歴はマトモだな、勘繰り過ぎだろうか?」
尽 >「へぇ。なら、その子に戻って来てもらえば、もしかしたら店を限定的に復帰できるかも分からんな」
アドノレ >「むしろそっち(ちひろ)に聞いてみた方が早いかもな」
くれは >『え、ちひろん?あちゃー。今出払ってるんだ……マユリんと一緒に別任務』
京香 >「え゛」
くれは >『で、シーラちゃんたちの件はアムちゃんに任せたんだけど、そういやあっちも定期連絡がないんだよね……』
アメジスト >むむむ。色々と不安が加速しそうな話になってきたぞ(汗)
アドノレ >「タイミング悪いどころでは無いな。どこまで相手の関知するところなんだか」
翔真 >「…………明らかに不穏な気配を感じるな、狙い過ぎと言われても仕方ないタイミングに思えるが。」
くれは >『大丈夫だろうとは思うけど、いちおう連絡とってみるか。こりゃあアムちゃんにも、重ねて気を付けるようこっちから伝えた方がいいのかな』
翔真 >「是非そうして頂きたい(−−;」
くれは >『はわ、了解だよ。でもって、さしあたりその“サユリちゃん”を探し出してRupesに戻ってもらえば、お店の方は当面心配なくなるんじゃないかと思う』
翔真 >「まずはそこからか、了解した。」
尽 >「警備には俺がつくしな。この際だから、旅団の方にも正式に話を通しておこうと思う。店長の手前、今まで旅団側からは話を切り出せなかったって部分もあったようだがな」
翔真 >「尽さんには、旅団側への対応を改めてお願いします(礼)」
尽 >「ああ。任せとけ」
京香 >「でもって。手がかりをあたるとすれば、魔術学校の方って事になるかな…」
アドノレ >「そっちにコネなり紹介状なりは……」
尽 >とりあえず俺的には『持ってない』という事で、首を横に振ろう(笑)
GM >そう、魔術学校関係者のコネはアムが持っているんだ(笑)
アメジスト >はーい、シセリアのコネを持ってまーす(笑)
翔真 >デスヨネー(笑)
京香 >「じゃ、どっちみちアムさんに連絡とらなきゃですねぇ」
くれは >『あ、そっちでやっちゃう?なら、悪いけどお願いするね。今話した件も含めて』
翔真 >「了解だ。」
京香 >「りょーかいでーす」
アメジスト >ところで。レベルとかの問題はもちろんあるんだろうけど、Rupesの紛う事なき家族なのに、プリムラの名前はまったく出てこないなー。
翔真 >気になる所だね。
サクラ >ルチア姫のおつきの仕事があるからとか?
GM >今回に関してはそれと言う事で。ぶっちゃけ事件には既に尽が対応してるし、そもそもスカルアイズ相手だと魔法主体のプリムラじゃ不利だ(爆)
◆ ◆ ◆
世界魔術協会事務課。アンゼロット城内部の一角で、協会の書類仕事全般を一手に引き受けている部署である。
当然ながら世界中の侵魔・冥魔情報、ウィザードの活動記録などが集約されるという訳で、職員達が忙しく働いている。
GM >さて、渦中のアムなのだが……今、その事務課の窓口前まで来ているところだ。
アメジスト >「失礼。ちょっと調べたい情報があるんですけど、資料番号を教えていただけますか?」と、とりあえず窓口の人にそう声をかけよう。
GM >おー。窓口係を捕まえるのね。なら、幸運度でちょいっとジャッジをどうぞ!ボーナスは窓口係指定って事で、+3で。
アメジスト >うっぷす 幸運+3で……つかーん。16です。
翔真 >補正が乗って、ギリギリ何とかなる感じか……?
GM >運次第では窓口が混み合ってる可能性っていうのもあったんだけどそんな事もなく、窓口係が応対してくれる。「かしこまりました。照会内容をお願い致します」と、慣れた手付きで端末を操作し、届出に必要な書類を出してくるね。
翔真 >………むぅ。
アメジスト >「任務中のウィザードが消息不明になった後、発見されたっていう事件。何件かあるって聞いたんだけど」
職員 >「承りました(端末操作)……少々お待ちください」 席を立ち、奥に控える上役に何事かを話しかけている。
アメジスト >上司の顔と、出来れば名前を覚えておきましょう
翔真 >ニンジャなら上司に話している時の唇を読むとかありそうだが(苦笑)
GM >おーらい、知力ジャッジを承認。ただし、今端末広げるかどうかは任せます(ぁ
アメジスト >端末は広げない。お役所同様名札でもあればと思って……んむぅ、ずれたか。20です
GM >うん、顔は覚えた。コンラッド=ホーウッド。課長クラスだ。
アメジスト >ありがとうございます。それで、その後はどうなりましたか?
GM >しばらくすると、受付職員は記録媒体(メモリースティック)を携えて戻ってくる。「お待たせしました、こちらが記録になります」と、当然閲覧希望になるのでしかるべく届出が必要になるんだけどね。
アメジスト >ちゃんと届け出ますよ。で、「それにしても怖い事件ですよね。仕事柄一人で行動する事も多い身としては、やっぱり自意識過剰だと思っても、ねえ(苦笑)」等と言いつつ記憶媒体を受け取ります
GM >職員は「ウィザードである以上、任務にある程度のリスクは仕方ない話ですから…」って感じで。兎も角記録を借り受ける事には成功した。返却期限は1週間ね(笑)
そら >まるでとしょかんみたいーo('ヮ'o)
翔真 >まんが版の偉人伝とか子供の頃よく借りて読んでいた記憶がある(^^)
そら >まんが みとこうもん …?(o'ヮ'o)
翔真 >あったかもしれないが、ベートーベンとか、エジソンとかよく読んだ記憶がある(笑)
京香 >翔真さんに意外な一面が(笑)
翔真 >と、それはさておき資料は早めに返しておくべき、俺達異界に出たら帰って来たら3ヵ月後だったとかザラだから(汗)
アメジスト >そうですね。とりあえずは自分の研究室に戻って新規のピグマリオンを1台購入して、それで情報を確認します。
翔真 >まぁ普通に疑うよな、あの流れだと(苦笑)
GM >おーらい。では…器用度・知力・知覚力・幸運度のうちどれか2つを選び、その合計値を基準としてのジャッジ(アイテム類等使用可能)になるけど……研究室って事は、ルシファーズ=サンの?
アメジスト >いえいえ、城内で以前使ってた部屋で。ルシファーズ=サンの方が機密という意味ではいいんだろうけど、仕事にならなくなりそうで(笑)
ウー=バル >チクショー!!(某ハリスインパクト的反応/笑)
アメジスト >知力14+幸運9=合計23+ハンカチ1からで、33です
GM >ふむふむ。ではっと……データには、これまで類似ケースに遭遇したウィザードの名前がリストアップされているね。
アメジスト >資料に目を通して事件概要等からパターン別に共通点や類似点などを見つけようと試みます
GM >了解。たとえば一時期、武藤製薬や憂世騎士団がクローンウィザード作成目的で一定の資質を持ったウィザードを誘拐していた事がある。厳神
つかさ、天導 るみな、羽村 夜凪、水瀬 菜波、樹里亜=相承院=フランチェスカ……などなど。多くの場合、そうしたウィザード達は邪悪なクローンを作られている。
翔真 >一時期苦労した記憶がある。
アメジスト >「…………今回はこのパターンとはちょっと違う…………のかな? 決め付けはよくないけど…………」
GM >また、魔王絡みな案件も存在するね。ちひろなんか最たる例だけど、あれは数少ない例外ともいう(ぁ
アメジスト >「ちひろさんも数奇なんて言葉じゃすまないような経験してるなぁ…………元気でやってるかな」
GM >そうやって調べてると……まず気になるのは、全体的な女性率の高さだ。もちろんクローニング目的である以上蓋然性が高いとも言えるんだけど、それ以前に当人がレアスキル持ちであるというケースが非常に多いね。
アメジスト >普段使いしているピグマリオンを立ち上げて、洗い出して出てきた内容をまとめて入力中。
GM >そして、それらを突き詰めていくと……その一部に、実は微妙に共通する特徴が見出される訳だ。
アメジスト >「…………ん? これってさっき…………こっちも…………これもだ」
GM >行方不明事件の当該ウィザードは、事前になって「本来その任務にあたるはずだったウィザードに代わって」任務に充当されている、と言う事だね。ただし、サティアとシーラは知っての通り、くれはから直接頼まれているからここには含まない。
アメジスト >「…………まるで狙い撃ちしたかのように代役の人が被害にあってる…………」
あくまで一部の例に関する共通点ですからね
GM >いずれにせよこのような変更処理は、本来任務を受けるはずだったウィザードまたは最終的に任務を受けたウィザードからの何らかの届出がなければ、承認されないはずのものだね。たとえば病欠とか、当人のたっての希望とか。
翔真 >明らかに“何者か”の意図が働いているな。
アドノレ >“当人のたっての希望”とか、あからさま過ぎてもう
GM >かつてアンゼロット時代には「はいかYESでお答えください」な事例が多かったけど、彼女が直接それ言いに行くのは(柊の例にも見るように)事実上“お気に入り”に限定されていたから、それ以外の人選は当然協会の方で行っていた訳だ。
アメジスト >つまり、レアスキル持ちなどを人員選出時点で狙い撃ちにできる…………
GM >うむ。もちろん巻き込まれてホットスタートってな場合は除くけど、今回の事例に関してそれはまず「ありえない」ね。
アメジスト >「となると…………やっぱり事務手続き関係か…………そうならサティアさまとかも調査で顔出してる可能性は高いし」
GM >という訳で、「行方不明になった事のあるウィザード」または「本来その件を受けるはずだったウィザード」に聞き込む、という選択肢も浮上したね。もちろん、ダイレクトに事務手続き関係を叩いてみるか(笑)
アメジスト >ダイレクトアタックはまだ早い、というか、ピンでどうにか出来ると考えるほど自信過剰にはなれない。やるなら手詰まりになってからかな
GM >ふむふむ。ではさしあたり、どうする?
アメジスト >とりあえず、現時点で共通点に該当する案件をピックアップ。発生時期を改めて確認しておきます
GM >すると…先も説明したように、ケース自体はアンゼロット時代から続いてたんだけど、くれはに交代してから件数が目に見えて増えているんだ。
アメジスト >一般論の範囲でですが、人員配置って組織内部で隠すようなことではないですよね?
GM >うん、少なくとも通常業務に携わっている人員の場合、隠す必要がないからね。もちろん秘密任務に従事しなきゃなんない場合は別だけど、協会でそこまでやるならもうそれこそロンギヌスエージェントの出番でしょ、って感じか(笑)
翔真 >ですな。業務引継ぎ等に関する事も有るだろうから、むしろ知らせる位でも普通。
GM >で、メンバー振り替え履歴も当然ながら事件記録に残されてるっていうかないとおかしいから、そこから「交代前のウィザード」も割り出す事が可能だね。
アメジスト >では聞き取り対象と仕手関係ウィザードの名前と連絡先をピックアップして記録しておきます……あ、もちろん関係している事件と引き合わせができるようにして、保存先は本来の自分の端末で。
GM >了解。先に記載したウィザードの名前を主にピックアップできるけど、接触したい人がいる場合は考えておいてね〜。
アメジスト >了解しました。それと場内の一般端末から各部署の人員配置データにアクセス、事件発生時の当該時期の各部署の人員配置を調べてこれも保存しておきます
GM >お。じゃあ、ちょっと器用度+知力+幸運度を基準値に振ってみてくだされ〜
アメジスト >器用+知力+幸運度? 総計29、ハンカチ足せれば30からで……Cはしてんないけど、そこそこかな。39でした
GM >らーじゃー。データベースのセキュリティには引っかからなかったけど……なんか侵入されそうになったねえ。ファイアウォール段階で阻止できたけど(ぁ
アメジスト >わぁお…………(汗)
アドノレ >アクセスする処を見張られているようで
GM >そんな感じですな(爆)
アメジスト >科学魔導士なら間違いなく追跡にかかるんだろうけど…………
翔真 >時間を掛けると逆探で居場所を悟られるな、調べるなら迅速に行いつつ移動する事をお勧めする。
GM >で、ちょうどそのリストアップが終わった頃に……マティニヨン組からの通信が入る訳だ。『はろー、アムにゃーん。お元気してますかー?』
アメジスト >「ああ、京香さん。こんにちは。ええ、おかげさまで。どうされました?」
京香 >『あ、良かった良かった。しょーまさーん、アドさーん。アムにゃん、まだ無事ですー』
アドノレ >『まだ、と言う所が意味深で良いな』
京香 >『だって……ねえ?(^^;』
翔真 >『何にせよ無事で居てくれたか、それは僥倖だ。』
アメジスト >「…………はい? 無事って…………。それに翔真さんにアドノレさん?」
京香 >『ああ。今ちょっとマティニヨンにいまして、お二人も一緒なんですよ』
アメジスト >「マティニヨン? マティニヨンで何かありましたか?」
京香 >『実は、Rupesが襲われて店長達が……丁度わたしもいたんですけど、脱出させてもらえたのが精一杯で』
アメジスト >「っ、…………Rupesが!? なんてこと…………それにしても京香さん、よくご無事で」
京香 >『うん、それはせめてもの幸いなんだけど……困ったことに、今Rupesのお店を任せられる人がいない状態なんですよ。で、ただ1人見習いの子が魔術学校にいるらしいんで、紹介があると嬉しいかなあって』
アメジスト >「見習いの人? ああ、サユリのことね。紹介…………か。知り合いがいるにはいるけど…………」
京香 >『そそ……あ、マティニヨンのね?私たちだと、接触できる方法が現状ないから(^^;』
アメジスト >「ええ、マティニヨンの魔術学校は、流石に少ないけど、いるにはいるわ。連絡してみましょうか? 出てくれるか判らないけど」
翔真 >『忙しいであろう所に済まないとは思う(−−;』 京香嬢の話しぶりからそこはかとなく察しつつ
京香 >「おねがいしまーすっ。あと、さっきくれはさんとも話したんだけど……そういう訳でRupesの関係者全体が狙われてる可能性があるから、そっちも気をつけるようにって事で」
アメジスト >「ありがとう。そっか、代表と話しての上でってことは、私が今何をしてるのか知ってるんですね」 苦笑いして
京香 >「それはもう(^^; なので、紹介してくれるだけでOKですー」
アメジスト >「はいはい、了解。ちょっと待っててくださいね」 (ああ、全部聞いてるわけじゃないんだ)と概ね当たりをつけつつ、代表執務室に移動しながらシセリアに連絡を取ってみます。
翔真 >………なるほど。アクセスした場所から離れつつ、くれは嬢の近くならセキュリティも基本的に固い。悪くないムーブかと……無論、くれは嬢の忙しさは更に死ぬレベルになるのだろうが(ぁ
GM >ほいさ。では、幸運度ジャッジでGO!
アメジスト >あんまり幸運ジャッジにPは使いたくないんだけど、しくじれないので「出てください」と念を込めつつ、P11入れて……相変わらず大切なところで出目がショボイ。25でした
GM >25なら…ぎりぎりOKかな。シセリアと連絡が付くよ。
翔真 >割と珍しい名前の子だなぁ(’’)
アメジスト >あぶねぇ…………シセリアは本読み始めるとまず出てくれなそうなところあるから、捕まえるの難しいのよね(汗)
シセリア=サラディナーサ。アムにとっては、ダンガルド時代の旧知の人物。
現在ではマティニヨン魔術学校非常任講師であり、ルチア王女の教育役も勤めている。
シセリア >『久し振りですね、アメジストさん。何か、ご用ですか』
アメジスト >「お忙しいところ申し訳ありません。Rupesの件お聞き及びでしょうか」
シセリア >『はい。先程救世旅団の方から。それで……?』
アメジスト >「その件に関して、仕事仲間から魔術学校につなぎが取れないかとの依頼を受けまして、ご迷惑かとは思いましたが連絡した次第です。私もマティニヨンの魔術学校となると、他にあてはありませんでしたから」
シセリア >『成程……となりますと、学校に対しての要請でしょうか。あるいは、校内の誰かと話をしたい……という事でしょうか』
アメジスト >「Rupesの見習いをしているサユリ=フジエダのことで聞きたいことがあるとか。店員不在の状態だとのことですので、彼女に連絡を取りたいと」
シセリア >『……なるほど、わかりました。そのように取り計らいますので、その仕事仲間の方について教えていただけますか』
アドノレ >ひ魔神(^^)/
翔真 >……………妙では無いが、何となく変な感じがするな。何かを危惧している?
GM >そりゃあ近場でそんな事件が起きたと知ったら、ね?(笑)
アメジスト >「判りました。依頼をしてきたのは(翔真さん、アドノレさん、京香さんについて簡潔に説明)」 その上で、シセリアの端末に三人のデータを送ります
シセリア >『分かりました。さしあたり問題はなさそうですね』
GM >という訳で、京香から頼まれた件はひとまずクリアーだ。あと、やっておきたい事はあるかな?
アメジスト >えー…………とりあえず、くれはの執務室に向かったのはもうひとつ意味がありまして。
GM >ふむふむ〜?
アメジスト >わずかな情報とはいえ、先ほど見つけた情報をデータを送るのではない形で目視しておいてもらおうと。目視したデータは改竄のしようがありませんからね。…………記憶の書き換えでもしない限り
GM >なるなる。ではくれはと再び接触をとるという事ですね〜?
アメジスト >はい。それに、そうする事で自分に何かあった時、何を調べようとしていたのか判るようにしておきたいなと。もし自分も被害にあったなら、目指してる方向が間違ってないって証明になる訳だし(苦笑)
GM >了解です〜。という訳でひとまず京香には報告だね。
アメジスト >そうですね、お願いします(^^;
京香 >「どうもお手数おかけしましたー(^^;」って訳で、アムにゃんから連絡受けたらかくかくしかじかしますよ(笑)
翔真 >「了解した、これでマティニヨンの魔術学校に向かっても問題無さそうだな。」
◆ ◆ ◆
GM >一方再びサクラのシーン、Dアースは神王ジークの宮殿……流石に警備は厳重だが、サクラ程の立場ともなれば顔パスで通過する事など造作もない。
サクラ >では、警護兵に挨拶しつつすいすいと
GM >んむ。あっという間に最深部まで移動する事が出来る……そして、そこには。
サクラ >そこには?
ジーク >「……やあ、サクラ」
サクラ >「……お久しぶり、なのです。ジーク君」 あえて君づけで呼ぶ
ジーク >「うん、そうだね……ん?」目の前のサクラをまじまじと見つめて。
サクラ >「どうしましたのです?(あ、やっぱり制服じゃアウトだったかなぁ……)」
ジーク >「……去年、ボクがキミに贈ったドレスはどうしたのかな」
サクラ >「え、あー……………それは、その(ものっそい顔真っ赤にして)……わ、笑わないでくれますか?」
翔真 >流石にそれは察してやらないとな、男として(苦笑)
ジーク >「……ああ、すまない。また新しく仕立てさせるよ」 と、皆まで言わせない(笑)
サクラ >「は、はわわ〜っ、恥ずかしいのですぅぅ〜〜っ」 流石ジーク君、察しが良い
GM >ちなみにロンギヌス制服はなぜ大丈夫なのかと言うと、それこそ「支給品の強み」としか言いようがない(笑)
サクラ >はっはっはっは(笑)
ジーク >「さて。せっかくのディナーなのだから、席に着こうじゃないか。いつまでも立ち話も、なんだろう」
サクラ >「は、はいっ。呼んでくれて、有難うございます……なのです♪」
GM >かくて着席した2人のもとに、次々と豪華な料理が運ばれてくる。少し前のDアースでは食べられなかったであろうものばかりだが、その理由については前話でも触れた通りだね。
サクラ >やっぱ第一次産業は大事よねー……とか感じつつも、食○のソーマ並みのリアクションが出ちゃうような(笑)
アメジスト >つまりジーク君の前でおはだけ希望と?(笑)
翔真 >アカン(笑)あれは犯罪レベルのモノが混じっているので気をつけるべし、だな(ぁ
GM >ジークは穏やかに微笑みながら、そんなサクラを見つめている。
サクラ >「こんな風にお食事するのも、久しぶりなのです(ふふっ)」
ジーク >「そうだね。お互いに忙しかったから仕方ない、と言ってしまえばそれまでだけれども」
サクラ >「けど、こうやってお話できて嬉しい。ジーク君もそう思ってくれてるなら……もっと嬉しい、かな(えへへ)」
ジーク >「そうだね。僕は感情を露にする事はそう得意ではないけれど、キミと一緒にいるこの時は間違いなく充実したものだ、と感じているよ」
サクラ >「そっか。そっかぁ……(ほにゃ)」
優雅なオーケストラの演奏をバックに、ジークとサクラの間には穏やかなひと時が流れ続けている。
それは、今世界の周辺で起きている事などまるで感じさせない。
この時が、永遠のものであればいいのに……とは、誰の言葉であっただろうか。
ジーク >「ところで、サクラ……この機会にひとつ、話しておきたい事があるんだ」
サクラ >「は、話しておきたいことって?(え、ちょ、ヤダ、まだ心の準備が〜〜!?)」
ジーク >「……それは今回、キミと2人でこの席を設けた理由でもあるのだけど、まずは落ち着いて聞いて欲しい」
サクラ >「う、うん……(ごくっ)」
アメジスト >いかん。ニヨニヨがとまらない(笑)
翔真 >サクラの反応が可愛いが………さてどうなる事やら。
ジーク >「実を言えば、この件はアンジェリアと一緒にずっと考えていたのだけどね。というのも……」
サクラ >「というのも………?(どきどき)」
GM >と、ここまでジークが言いかけた所で。親衛隊の兵士が、ひどく慌てた様子で飛び込んでくる。「陛下!ご歓談中のところ、失礼いたします!」
サクラ >「!?」 誰だか知らないけど空気読めよぉ!?
ジーク >「(……ふぅ)ああ。何の報告かな」
親衛隊員 >「はい、恐れながら申し上げます!管理界域外縁部に、不審船1隻の侵入を確認しました」
サクラ >「不審船……?」 うぅむ、前回のガイマと言い、ちょっと引っかかるワードだなぁ
ジーク >「……ふむ。進路は?」
親衛隊員 >「警備艦の警告を無視し直進、このままですと約1時間後に本土に到達します」
サクラ >「大胆…なのです」
ジーク >「……警備隊に、不審船に向け航路変更を要請するよう再度伝えてくれ。最悪の場合は撃沈処分も許可する、と添えてね」
親衛隊員 >「かしこまりました!」と、一礼して退出する。
翔真 >こう来たか………しかし、ジークの言い回しが気になるな。
GM >おお?
翔真 >あぁ、単純に話題の振り方としてもその言い回しで、ちょっと気になる点が有っただけです(苦笑)アレからどう言う話題を持ち出してくるのかなぁと(^^;
アメジスト >直接的なプロポーズ云々ではないにせよ、冷静さを失う可能性があるような内容で、しかもアンジェリアも関わってる事か……
サクラ >…ハーレム宣言?(^^; まぁまじめに考えると何かしら相談事があるのかな、とは思ったけど
アメジスト >あくまでも深読みの類であるとは思うのですけどね(^^;
サクラ >「私も出ます……か?」
ジーク >「……いや、まだいい。まずは様子を見よう」
GM >ジークが指を鳴らすと、メイドさんが端末を携えてくる。言うまでもなく、最新状況を把握するためだ。
ジーク >「まさかとは思うけれどね……それが何であれ、この世界にとって脅威であるなら、祓わなければならない。こうしてせっかく取り戻した平和なのだから」
サクラ >あやや、ゆっくりご飯という雰囲気でも無くなっちゃったか……
ジーク >「すまないね、サクラ……なんだか間の悪い事になってしまったようだ」
サクラ >「しょうがないのです。こればっかりは……ね?」
ジーク >「ああ。続きは、この騒ぎが落ち着いたら……だね」
GM >ジークは慣れた手付きで端末を操作すると、いくつもの情報画面が空中に表示される。
サクラ >一応、確認しておきましょうかねー
GM >うむ。では、それを見た時……サクラ、今度は知覚力でどうぞ!
サクラ >惜しい、ニアピン。15でしたー
GM >ああ、その数値なら問題ない。……その画面に映った不審船の姿を見て、サクラは瞬時に思い出したものがある。
サクラ >ほうほう
GM >というのも、先日見たばかりなのだから間違いない。それは「スカルアイズ」の所属艦……いくらか小さいので駆逐艦、といったところか。
ジーク >「これが不審船、か……」
サクラ >「スカルアイズの駆逐艦…かな」 わぁい、いやな予感が当たったー
ジーク >「スカルアイズ?……ああ。先般君が報告してくれた、界賊団の事だね」
サクラ >「えぇ、先日やりあった界賊船にそっくり」
ジーク >「しかし、妙だな……それなら何故、直線航路のまま何もして来ない……?」
GM >ジークが訝るのも無理はない。スカルアイズの駆逐艦は、Dアースの警備艇へと発砲するでもなく、ひたすらに直進コースをとり続けているのだ。
サクラ >「言われて見れば……」
GM >……そして、次の瞬間。
駆逐艦は、爆発した。
サクラ >「……なっ!?」
ジーク >「……!」
GM >船体は本来のコースを外れ、Dアースの月へと向けて落下。ほどなく、大きな砂柱を立てる。
翔真 >爆ぜたタイミング的に、越界の為に利用された気配が濃厚と推測。
サクラ >バイオハザード的展開も否定できない……
ジーク >「……(ふむ)サクラ、どう思う?」
サクラ >「いくら何でも怪しすぎるのです。早急に調査するべきかと」
GM >さて、ここでひとつ選択肢が発生する。自ら出向くか、それとも「ファイアフライ」に出動要請するか。
サクラ >いやまぁ、一人じゃ出来る事も限られますし。ファイアフライの皆に収集掛けて出動しますよー
アメジスト >実にサクラらしい(苦笑)
翔真 >ああ、正しい判断だな(苦笑)
アドノレ >敵戦力不明なら最大戦力で……というより、そもそもサクラが陣頭指揮派だったな
サクラ >という訳で 「了解なのです。早速向かいます(敬礼)」
GM >うむ。ここにきてドレス姿でなかったのは、果たして幸運だったのかそうでなかったのか(笑)いずれにせよ、退出するサクラを見送ったジークはこう呟く。「……すまないアンジェリア。せっかく気を遣ってくれたのにね……」
アメジスト >うわぁ……ますます意味深な(−−;
翔真 >あー………うん、何となく予測の一つに当て嵌まる発言だな。
サクラ >うーん、発言の意図が気になる。とはいえ、後ろ髪を引かれながらさくにゃんは調査に向かったのであった。まる
アドノレ >忙しい恋人同士の間に浮上する謎の女の影(違)
その頃、弓は怜と連れ立って、絶滅社の北海道事務所がある千歳空港近傍に赴いていた。
サクラ >この間中の人が飛行機乗ったとこだ(笑)
弓 >「(きょろきょろ)」 珍しいので
怜 >「別に普通の事務所と変わらんべ?ま、大型箒の離着陸をそこの空港で出来るのは大きいけどな」
弓 >「基本、研究所と本部くらいしか往復したことなかったのよ……」
怜 >「しっかし……揃って顔出すなんて、それこそいつぶりだったべさ」
弓 >「案外初めてかも?」
怜 >「……そうだったっけか(笑)」
GM >なんて会話を交わしながらも、事務室に姿を現す2人。そこには係員達と共に、室長のメジャー=浦戸の姿があった。どうやら横須賀からこちらに異動になったらしい。
翔真 >北海道支部へ異動ってそれってさせ………(ブツッ ツーツー)(ぁ
GM >横須賀の事象がひと段落したからこそ、より脅威度の高い方面に回ったのよ(笑)おやっさんがラビリンスシティに移ったのと同じようにね。
翔真 >成程納得。
弓 >「リリス、出頭しました(敬礼)」
怜 >「配偶者同伴で…なんてな(笑)」
浦戸 >「…2人とも、久し振りだな」
弓 >「私はこっちの所属じゃないですからね……」
浦戸 >「そろそろ休暇に飽きた頃ではないかと思っていた」
怜 >「まぁ中間報告?なんか興味深い仕事でもあればいいんですがね。弓が退屈しない程度の」
浦戸 >「ふむ……」画面を切り替え、今度は全体業務状況のチェックに移る。
怜 >「や、悪い。お手数おかけします」
この時点で、「Rupes襲撃事件」の情報は、まだ絶滅社側には伝わっていない。
弓 >「……特に問題なければ、私は一度本部へ戻るけど……」
怜 >「エリスが心配になったか?(笑)」
弓 >「エリスやノーチェも心配だけど……所属というか管轄的に、私がここの任務受けるのはまずいかなって。 命令あればかまわないけど」
浦戸 >「同じ絶滅社だ、この地域限定の仕事でもなければ問題はなかろうが……ふむ。君達が出るまでもないような性質の任務かも知れんが、ひとつそれらしいものはあるな」
怜 >「ん、どれです?」
浦戸 >「見ておくか?もし受けないという事なら、ナイトメアあたりに持っていくところだが」
怜 >「ドリームマンに話を持っていくって事は、相当厄介な案件なんじゃないかと思うんですがね……一応、聞いておくか?」
弓 >「ん、きいとく」
浦戸 >「了解だ。……実はだな、社が協会の要請で派遣したエージェント達からの定時連絡が、長らく途絶えている。その消息を突き止め、状況次第では救出任務に移行する……という内容でな」
怜 >「なるほど。調査が含まれるからドリームマンに……って訳か」
弓 >「それ、普通に緊急事態……レベルにもよる、けど」
浦戸 >「ああ。言うまでもなく、これは本部から掛けられた募集なのだが、なにせ君達は休暇中だったからな(苦笑)それに、レベル15という事もあってな」
弓 >ああー。15だと、弓ちゃん出張るにはコスパ悪いだろうし、調査に15〜25台を投入するなら、カバーできる人間が必要だろーし……という判断になるかと!(笑)
浦戸 >「現場はアメリカからコロンビアまでの上空、行方不明になったエージェントは2人……協会から派遣された分を含めれば、4人になる」
怜 >「顔ぶれ見せていただけますか」
浦戸 >「ああ、構わんとも」
翔真 >人数的にも確かに懸念されるレベル、今回は現場も判明しているのが強みだが、果てさてどうなるやら。
GM >という訳で情報開示。行方不明になったのはエージェント・バーンズならびにクロフォード。2人ともGL15の強化人間で、今回の任務には協会側の2人を護衛するという役割が課せられていた。
翔真 >極めて順当な判断ですな(’’)
弓 >「(のぞき込みつつ)なら、一通り情報を確認したら、一度本部へ戻るわぁ。 正式に出動がかかるか微妙なラインだし、調査に人員を割くなら、それはそれで、不測の事態に備えるのも私の役目だしぃ」
GM >そのミッション内容は“コロンビア界隈で特殊な麻薬が密造されているため、米軍と共同でこれを摘発する”というもの。言うまでもなく、ただのソレならウィザードの出番はないはずだ。
サクラ >どう聞いても薬もとい厄ネタじゃないですかやだー!?
弓 >大統領と言えば、この世界の大統領はエルフマンから誰かを経てトランプマンに変わったのかな?(笑)
翔真 >別のトランプマン思い出してしまうじゃないですか(苦笑)
サクラ >しーっ(笑)
アメジスト >最近、衝撃映像系の番組に時々出てますしねぇ……
GM >サウス●゜ークにすら匙を投げられた人はさておき、流石に大統領は替わっただろうなあ(笑)
浦戸 >「問題はこの協会側の2人だ……」と、提示した名簿にあった名前が、ちひろとマユリ。
翔真 >ガチ後衛術師じゃないか(苦笑)
サクラ >……巨乳魔術師二人かー
怜 >「うげぇ……ああ、失敬(−−;」
弓 >「ウィザード、しかも外国の、が介入すると、確かに五月蠅そうね。……世界規模で傭兵稼業してる絶滅社と、協会派遣のこの二人なら納得」
浦戸 >「もともとがメイガスブレード経由だったからな。それで関係性の深い我々と協会、それに米軍もバックアップについていた訳だが」
弓 >「………とはいえ、ちひろんとマユリが遅れをとるとは、少し考えにくいけど……。 二人が絡むなら、なおさら一度本部に行って、ノーチェたちを動員する(  ̄ω ̄)=3」
翔真 >怜に念波を送っておこう(ぁ 『ドリームマンがあまり忙しいと家族サービス等もする時間が失われてしまう、出来れば手伝ってやってくれ』と(みょんみょん)(ぁ
浦戸 >「そうか。引き受けるという事なら、こちらからも本部に申し添えて置こうと思う」
怜 >「しかし、いいのか?ノーチェたち、今回別件抱えてるだろ?」
翔真 >その点が確かにちょっと懸念が残るか。
弓 >「ん。 へーき。 ……二人が絡んでるなら、しょーまとアドが間違いなく動く。 サクラは……今、こっちにいないかな? でも、マユリが絡んでるなら、戻ってくるかもだし、アメジストも動くでしょうから」
アドノレ >動きが読まれてる?(笑)
GM >長い事一緒してるから……ねえ?(笑)
アドノレ >運の悪さというか引きの良さ(悪さ)というか事件の傍に居合わせる確率が悪いからでないかな。“運が悪ければまた会おう”は伊達ぢゃないと
翔真 >確かに。ある種の信頼と言うべきか、それとも別の何かか(苦笑)
弓 >少なくとも、ちひろん絡みだと、しょーまくん動くし、そうすると連鎖的にひ魔人アドが動くという、確信(笑)
翔真 >まぁ元教え子だしな、動かない理由は無い(苦笑)
弓 >「ノーチェ、エリスたちは、状況を見て、交代人員確保できそうなら、引っ張るわぁ」
怜 >「そうか。なんだったら俺が
弓 >「ん、そのときは、おねがいするわぁ♪」
浦戸 >「そうか、ではそのあたりは任せよう。まだMASTERS案件とやらにはなっていないようだがね」 ……現時点では、まだね!(笑)
弓 >「時間の問題、だと思うわぁ」
サクラ >ほんとにね……(笑)
浦戸 >「了解した」
怜 >「オッケー。じゃあ、俺はこっちで連絡を待つよ。しかし、またしばらく寂しくなるな」顔は笑ってるけど、眼差しでは本気で心配している、という感じ。
弓 >「大丈夫。 これから、飽きるほど時間、あるから(にこ)」
怜 >「そうだな。……それでも、一応言わせてもらう。気を付けてな」
GM >なにしろ弓はウィザードとしては兎も角、夜の一族としては“なりたて”なのである。“親”として、心配しない道理がない。
アドノレ >夜の一族関係なく戦闘スタイルが……とも言えるな
弓 >「ん(こくん)……怜も。 (背伸びして、首に手を回して、首筋に唇を滑らせて、牙を少し出して一滴だけ血をすすり、それを唇にルージュのように舌で塗ってから、キスして)……ん♪」 ながれるよーに(笑)
怜 >「おう(微笑みながら……ちゅっ)」
サクラ >ヒューヒュー(笑)
そら >ひゅーひゅー?(o^'ヮ')o
弓 >サクラさん、冷やかしてますが………あなたが目指さなきゃいけないのはこの領域デスヨ?(笑)
サクラ >ウワァン!?(笑)
アドノレ >人を呪わば穴二つ(笑)
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