【第39夜】
深淵の果て
〜スクールメイズ・完結篇〜
<PART−15>
荒砥山PT救出作戦
〜第84→74階層〜
GM >では、第83階層はこれにてクリアーと言う事で……進捗の幸運度ジャッジ、どうぞ!!
サクラ >17!
アメジスト >18でした
そら >……う、うなぁ!?……なんだか身体がうまく動かないのです(>_<) 《運命改変》+1、24っ
翔真 >臼本嬢………(^^; こちらは1C31です。
弓 >あ、ごめん、こっちもへるぷー(、、)
アドノレ >
GM >おお、弓もファンブったのか(^^;
弓 >なかったことに(笑)
アドノレ >そして自分はくるくるくるっと、2C38
アメジスト >あ、アドノレさん……(^^;
弓 >ところでですよ。私のFは3、しかし出目+1してもらうと4で、4はCなのですがこの場合どうなるのでしょ?
アドノレ >それはまた紙一重な(笑)
GM >あー、それはクリティカル発生ですな(笑)振り足しどうぞ!
弓 >なんだろう、この“転んだけど、転んだ先に美少女がいる”的なアレに近いものを感じる(笑)……結果、1C30で
アメジスト >これでアドノレさん2回に翔真さんの1回、弓さんが1回になって都合4クリティカルですの
サクラ >なんかすごいことに(笑)
GM >はいさー。ではっと……第83階層制覇中の状況進捗。まずマユリ、それから回復を終えたちひろ達が、相次いで第81階層のフレースヴェルグに到着したという知らせが京香から舞い込んできた。
翔真 >迅速な合流で何より(^^)
アメジスト >無事でよかったわぁ
GM >それと、もうひとつ……“第3の勇者”荒戸 夏姫の足取りが掴めたね。
サクラ >ほうほう!
GM >彼女は荒砥山WUチームと共に行動している……という話は知っての通りなんだけど、その彼らから緊急連絡が十文字傭兵団に寄せられた訳だ。つまり、この情報は十文字傭兵団……舞なり、冴絵なりからという事になる。
アメジスト >……お?
GM >問題のその通報があったのは、第74階層。「敵に包囲され苦戦している」との事で、十文字傭兵団はその役目通り救援に向かうという事だ。
サクラ >おわわわ……
翔真 >む、宜しくないな。
アドノレ >倒れる前に連絡が来たならまだ良しとしよう
弓 >「ん、どうする?」 というかものすごく変な事を聞くと、第74階層は射程範囲かな?(笑)
GM >ああ、現在の攻略状況を見てみると……この時点で第74階層は「未踏破」。つまり射程外となるね。
そら >「うな。こっちから応援をお願いしなくても大丈夫なのでしょうか……それともいっそ、こちらから応援に行くという事になるのでしょうか」
アドノレ >「倒れると致命的な事にならんかね?」
アメジスト >「なりますね。今回の事を抜きにしても勇者の損失は大きいですし、荒砥山ユニオンの戦力が大きく減じることになります」
弓 >「……駄目ね、地形がわからないと、さすがにここから援護射撃もできないわぁ」
翔真 >「こちらからの話を聞いて、宣言したとおり十文字傭兵団は勇者の救助に向かってくれたと伺える。なら俺達も要請を出した以上責任は取るべきだと考える。」
そら >「うな。第73階層までは、攻略済みという情報なのです……」
翔真 >「ありがとう(^^) それで、俺個人としては救助に向かうべきだと考えるが、皆の意見を聞きたい。」
サクラ >「異存なしなのです!」
アメジスト >「異議はありません。個人的にも荒砥山ユニオンには思い入れがありますしね」
翔真 >「臼本嬢の言う通りであるなら、救助に赴くのも最低限の労力で済みそうだ。アドノレと弓ちゃんの意見次第では第84階層に降りた後、すぐに一度エントランスに戻り、その後一気に第74階層へ救助に向かうと言うプランを挙げるがどうだ?」
アドノレ >「虫の知らせがあったのなら戻るとしよう」 回ったからこそ知る事が出来たのならそれがダイスの意思なのである(笑)
弓 >「ん………正直、学生に任せるべき、という気もするのだけど……」
翔真 >「根拠は?」
弓 >「ん、救助にいくなら構わないのよぉ?……ただ、ね、いちおう、私達が依頼したカタチにもなってるから、そこで彼女達が出たのなら、それは彼女達が“いける”と判断したから」
サクラ >あ、そういえばちひろさんチームの助力はまだ使用してませんでしたね
アメジスト >キングベヒーモスを倒してもらったじゃない?正確には「引き受けてもらった」なんだけどね(^^;
クラ >っと、そうだったか(^^;
弓 >「だから、そこで私達が助けにいっちゃうと、プライドとかメンツとかね。彼女らの評判にも関わっちゃうからぁ……」
アメジスト >うーむ。反論するとしてもせいぜい「勇者の安否が関わってるから」くらいですしねぇ
サクラ >個人的に、荒砥山チームとも情報交換はしておきたいんですよね。主にナイトロードとかナイトロードのこととかナイトロードのこととか!(ぁ
翔真 >「成程、一理有る。正直俺は心配性なので気にし過ぎと言われれば反論の余地は無いが………」
弓 >「ごめんなさいねぇ。ウィザードとしては助け合いが大事ってのもわかるのよ?……でも、いちおう絶滅社で傭兵してるからねぇ……どうしてもそこらへん大事なのよぉ」
翔真 >「いや謝られるほどの理由は無い、むしろその辺りの配慮が欠けていたと責められても仕方が無いと思える内容だ。」
アドノレ >「通常時なら兎も角、緊急時の救援要請は、近場の者が総掛かりというのは有りうる事態だと思うが」
弓 >「だから、任せるわぁ。判断を預けます」
アメジスト >「私たちが直接関わると面子が立たなくなるのなら、フレースヴェルグで待機してもらっている方々に、私たちの名前を出さないで協力していただくのならどうでしょう?」
そら >「えーと…………こういう事はそらセンパイの言う事じゃないと思うのですけど、この力で《四騎士》を倒すっていうお話でしたよね。だとしたら、弓センパイがおっしゃるように、レスキューはお任せして、わたし達は更に奥へ進むという選択肢も……あ、すみませんのです(、、)」
翔真 >「………《乗り手》達に備えて集まって貰った者達に、追加案件を頼むのは個人的にはどうかと思う。」
弓 >「緊急要請なんだから、行っちゃっていいとは思うわよ?(苦笑) 私の方が気にし過ぎなんだから」
サクラ >「うーむ……」
そら >「うな……大人の世界を見てる気分なのです……」
翔真 >「本当に今優先したいのはそらを助ける事だが、その為に助けられる誰かを放っておいたら、それこそそらに会わせる顔が無い。だから俺は救助に向かおうと考える。」
弓 >「なら、迷ってる時間がもったいないわねぇ、いきましょ?」
翔真 >「ああ。もし戦力過多になったら……その時は俺が詫びて責任を負おう(苦笑)」
GM > 詫びて責任を取ってあんこう踊り、またはエイサイハラマスコイ踊り(いちじるしい あやまり)
サクラ >ちょ(笑)
翔真 > この一件が終わったら覚悟しよう(ぁ
アメジスト >「先にもお話ししたように、異存はありません」 いずれにせよ未踏破階層ですからねぇ
サクラ >「なのでーす!」
アドノレ >「決まったな」
こうして、ウィザード達は第84階層に足をつけてから
一旦エントランスに戻り、その後第74階層へ向かう事になる。
ちなみに、第84階層の規模はこちら。
軸→ ↓列 |
A | B | C | D | E | F | |||||
X | ? | ? | ? | ? | |||||||
Y | ▲ | ? | ? | ? | ? | ▼ | |||||
Z | ? | ? | ? | ? | |||||||
GM >あ、そうそう。第74階層に入る前にいったんエントランスに戻るので、HP/MP/プラーナの全回復と、あれば消耗品の補充をしておいてね。今回はフレースヴェルグじゃないので、消耗品については購入になるけれど(^^;
サクラ >い、今のところは大丈夫……のはず
翔真 >こちらも大丈夫です。
アメジスト >おーけーです。消耗品のほうは回避できたのでありません(^^)
弓 >こっちもおけーい
アドノレ >ぷち意思は10万か。そんくらいなら良しで買ってきます
光明 >まいどおおきにー♪
そして、第74階層に入った時。ウィザード達を出迎えたのは……
紅い月の輝く下、豪奢な城砦が広がるといった風景であった。
軸→ ↓列 |
A | B | C | D | |||
X | ? | ? | |||||
Y | ▲ | ? | ? | ▼ | |||
Z | ? | ? | |||||
サクラ >意外と狭いなぁ
アドノレ >その狭いところで追い詰められたというのだから……
翔真 >直ぐに辿り着けると良いけれど(汗)
GM >という訳で、現在位置は言うまでもなくスタートタイル。コリドーは全部通常扱いだけど、問題はその途中のフロアだ。ぶっちゃけどこへ行っても敵にぶち当たりそうなんだな、これが(爆)
アメジスト >よもやと思ったけど全部戦闘かー!?
サクラ >アイエエエ!? 侵魔=サン曰く「ご来店ありがとうございます死ね!」みたいな?(白目
弓 >1タイル=1シーンならもう、遭う敵遭う敵全部ロングレンジして行きたい……
GM >ただ、もしかしたら先に向かっている十文字傭兵団や、既にこの階層にいるという荒砥山WUチームと落ち合える、かもしれないね。
アメジスト >「……念のためにきてみて正解だったかも……」
そら >「……うな。これ、月匣による侵食が起きてるぽいのです」
サクラ >「やはり魔王クラス…?」……って、あ。まさか、また《四騎士》ー!?(吐血)
GM >ふっふっふ。そういえば似たような状況、前にも目にしてたやねぇ(笑)
そら >「うな(こくり)」
アドノレ >「すごい引きだな」
翔真 >「確かに来て正解だったかも知れん、結果論だが……」
そら >「……というか、侵魔があっちこっちにうじゃうじゃしてるのです」
アメジスト >「うじゃうじゃって……初ちゃん、一番強い反応はどこかわかる?」
そら >「もちろん、一番奥なのです!」
弓 >「おh……」
アメジスト >「……そりゃそうか。とにかく行くしかないみたいですね」
翔真 >「幸いこのフロアはそれほど広くない、迅速に進んで間に合えば良いのだが。」
サクラ >「い、急ぎましょう。嫌な予感がするのです……!」
翔真 >「最短距離で急いで突破しよう(提案)」
アメジスト >「それしかないですかね。案外そのほうが十文字傭兵団とは遭遇しやすいかも……」
弓 >「全員一度ここまで撤退させたほうがいいかしらぁ……」
そら >「見た目以上に入り組んでそうなのです……お城だけに……」
アドノレ >「行き止まりがあるならこの銅のつるはしで破壊して直進だな」(違)
GM >とりあえず、向かえるタイルは「B−X」「B−Y」「B−Z」の3ルート。さて、どこへ行ったものか?
翔真 >個人的には一応見かけ上の最短距離である「B−Y」に1票。
アドノレ >ど真ん中一択?
サクラ >他に手がかりもありませんしねぇ。賛成です
アメジスト >賛成です
GM >では、タイル「B−Y」。そこは言うまでもなく、城砦の表層部なのだが……おや。そこでは戦いが繰り広げられているぞ。
そら >「侵魔がいっぱい……あっ」
アメジスト >「あれは……!」
「とりゃーっ!うん、いっちょあがりぃ!!」
「舞、突出し過ぎ……おっと」
「油断は禁物ですなあ、ご両人っ」
「……でも、どうしたものかしらね。このままじゃ、先に進むのは……」
「そいつが問題ね、さしあたっては……あら」
GM >という訳で、押し寄せる侵魔たちと戦っているのは、『十文字傭兵団』の面々だ。おそらく第74階層に突入して、早々に迎撃されたのだろうね。
アメジスト >ああ、うん。やっぱりいた(^^;
翔真 >やはりか、ある意味正解だった。
弓 >「……まあ、真っ正面にいくわよね、性格的に」
アメジスト >「……ですよね(苦笑)」
翔真 >「そう来るか、だが致し方ない。」
サクラ >「加勢します!一気に突破しましょうっ」 >十文字傭兵団
冴絵 >「その声は、MASTERS……いや、待った!それなら、そっちが向かった方が早い!」
アメジスト >「多分当たらずとも遠からず……いい勘してますね」 簡易魔法を起動しつつ。
冴絵 >「こう見えても、それなり場数は踏んでてね」レジェンドは伊達じゃない(笑)
翔真 >うむ(笑)
サクラ >ああ、そんな風に言われてたっけ……
弓 >絶滅社のリビングレジェンド(衛生兵(笑))
冴絵 >「あたしらで直接行く分には、よしおの刀が一番確実なんだけど……ちょっとばかり雑魚が多いからね」
アドノレ >「やはり戦いは数だな」
サクラ >あー、魔王殺しでしたっけね。コイツでトドメさせば問答無用で消滅っていう……正直かなりバランスブレイカーでは?(ぁ
菖子 >「あ。あー……言われてみればそうでありました。対魔王案件なぞ随分前っきりでしたからなぁ」
アメジスト >「……荒砥山WUのメンバーが進んだルート、わかりますか?」
冴絵 >「あっち(C−X)ね。でも、ルーラーの方角じゃないのが引っかかる……」
弓 >「んーーー……なら、いったん私はこっちの援護しましょうか」
冴絵 >「大丈夫。この程度の敵なら……百合子っていうか、“彼女”だけで充分よ」
アメジスト >だそうですが、荒砥山メンバーは彼女たちにゆだねて我々は直進しますか? ルーラーを仕留めれば、月匣も維持できないだろうし
翔真 >荒砥山メンバーが遭遇したのが四騎士でなければそれでも良いと思うのだが、万が一の可能性を考えると正直悩む。
菖子 >「でも、団長どの。この先はMASTERSの衆にお任せするにしても、我らの方には何か、秘策があるですか?」
冴絵 >「あるわよ。……百合子、悪いけどアレをお願いするわ」
百合子 >「……ああ、やっぱりね(ふぅ)この分は団長への貸しにしておくから、それはよろしく」
冴絵 >「はいはい(苦笑)……団員全員、フォーメーションAZ!!」
舞・美景・菖子 >「「「了解!!」」でござる!」
仲間達に守られた百合子が、詠唱を始める……魔法のそれとは根本的に異なる、特殊な術式を。
そう、彼女こそは魔王召喚術を操る者。そして、その契約魔王こそ。
百合子 >「きたれ、《荒廃の魔王》アゼル=イヴリス!」
GM >百合子が虚空に描いた魔法陣から、かの魔王が姿を現す……そこに雑魚の一群が踊りかかるや、成す術もなく消滅!その原因、もはや言うまでもなし!!
サクラ >「これが、侵魔召喚術…実際に見るのは初めてなのですっ」
アメジスト >「なんて無茶なことを……」
アゼル >「喚ばれたのは、久し振り……今回は、手加減なしでいいのね」
百合子 >「“私達”以外はね。……(一同に向けて、小声で)ほら、早く行って」
翔真 >「了解した、感謝する。」
アメジスト >「感謝します」
アドノレ >「後は任せた」
弓 >「無理しないのよぉ?」
サクラ >「どうか御武運を!」
そら >「うな。では、お先に行きますのです!」
冴絵 >「そちらこそ、健闘を!」
かくてその場を『十文字傭兵団』とアゼルに任せ、タイル「C−X」へ向かうウィザードたち。
そこは既に城内。後方からは、派手な悲鳴とも怒号ともつかぬ物音が、地響きのように伝わってきた。
サクラ >サービスシーン。ただし目視できる距離に居ると死ぬ(無慈悲)
アメジスト >枯渇庭園(違)がー
GM >そして、紅き月光さすその城内回廊にもまた、侵魔の群れが犇いている訳だが……ここでもまた、別の戦いが繰り広げられていた。
「あと少しだ、“ザ・シャイニング”!!こいつらを片付ければ……!!」
「数は多くても問題ないわ。全員アンハッピーバースデーにするだけだから」
「ふふっ。いつも通りですわねぇ〜」
「はぅあっ!でも、このままだと……あっ!」
サクラ >よしよし、まだ無事か!
GM >うむ。慎太郎率いる荒砥山WU選抜チームが、包囲の輪を縮めてくる侵魔の群れを相手に奮闘しているところだ。
サクラ >……そうだよ、確か凱君のクラス勇者だったね!?
GM >現クラスは陰陽師だけどな!(笑)で、その凱が「お、お久し振りですーっ!」と声を掛けてくる訳で。
サクラ >「お久しぶりなのです!助けにきましたっ」
弓 >「サクラ〜、せめてそこは“援護します”くらいにしておきなさいなぁ」
サクラ >「お、おーっと。失礼しました(^^;」言いながらも、周辺警戒〜
絢姫 >「あら。その節は世話になったわね」
アメジスト >「……どうやら間に合ったみたいね」
翔真 >「何とかまだ無事の様だな、状況は?」一応周囲を確認。
結依 >「……それがぁ、ちょっとマズい事になってましてぇ〜」
アドノレ >「言ってみるがいい」
慎太郎 >「そうなんだ。実は、俺達がこの階層の攻略を始めた時、夏姫さんだけが引き離されてしまって……」
サクラ >おうっふ……ピュア勇者だけ引き離されてるって、凄く嫌な予感がするんですががが
GM >うん。似たような状況……これも前にあったはずだね?(笑)
アメジスト >綾辻の人が同じ状況にされてましたね(^^;
サクラ >デースーヨーネー(白目)
凱 >「僕達だけではこの通り、撃退する事は出来るんですけど、荒戸さんの所までは難しそうな感じでしてっ」
アメジスト >「っ! それはつまり……夏姫さんに、自分の天敵に気づいてるってことね……」
ではここで、敵戦力を確認します
GM >ああ、大体表と同じ感じ。実力的には御堂姉妹+凱、そして慎太郎自身で随時反撃・撃退出来るレベルではあるが、かと言って彼らだけで前に進むのも明らかに困難な様子だね。
絢姫 >「実力的には何とかなる相手だわ。でも、この通り数が多い。だから、迷宮のレスキュー隊を呼んだのだけど……まさか、あなた達が来るとはね」
結依 >「それにしてもわからないのは〜…どうして夏姫ちゃんだけなのでしょう〜?」
アメジスト >おぅ、当人たちにも伝わってない。それとも判明以降にエントランスに戻ってないのか
慎太郎 >「そんなのは俺にもさっぱりだ!だが、これだけは言える……夏姫さんは明らかに、危険な状態にある!となれば、急いで辿り着かなきゃいけないんだ!」
絢姫 >「といっても、いちいちこいつらを相手していては、間に合わなくなる可能性もある……か」
翔真 >「………そこはかとなく心当たりは有る、なので迅速に突破を試みよう。」
サクラ >「なら、飛ばしていきましょう!今なら、まだ間に合う筈ッ」
慎太郎 >「そうだな、違いない。……“ザ・シャイニング”!!」
慎太郎が吼えるや、その名の通りの閃光が迸り……包囲の輪に、僅かな空白が出来た。
今ならば、パーティー1単位程度だけなら先に進む事が出来そうな気配である。
GM >さて。ここで二択……即ち君たちが進むか、それとも荒砥山PTに進んでもらうか。君たちが進む場合、荒砥山PTはここで押し寄せる敵を食い止める戦いに移行する事になるし、その逆もありえる。
サクラ >んー、個人的には自分等が進むに一票。芋づる式に凱くんまで囚われるor殺害されるのは避けたい
アメジスト >「翔真さん、先に進みましょう。おそらくですが何者が先にいるか分かっている我々のほうが対処はしやすいはずです!」
翔真 >本来なら荒砥山面子に進んで貰うのが筋だが、サクラの言う事には一理ある。なので「……已むを得んか。」と。
慎太郎 >「この先にいるのが何か、知ってるんですか……!?」
サクラ >「“知っている”というより、“そうなる可能性が高い”ってレベルですけどね(^^;」
翔真 >「サクラの言う通りだ、だから済まないがここを頼む。」
アメジスト >「……似たような状況に一度遭遇していますから。細かな話は、この状況を切り抜けてからにさせてもらえますか?」
慎太郎 >「そうか……分かりました。夏姫さんを、お願いします」
弓 >「ん、よく決断した、少年」
慎太郎 >「俺だって、あの日から特訓と実戦を重ねてきたんです。“世界最初の異能”の力……ヤツらに思い知らせてやりますよ」
アメジスト >「分かりました。皆さんもご無事で。また後ほどお会いしましょう」
アドノレ >「ならばまた後程」
凱 >「お気をつけてー!!」
サクラ >「それでは、こちらの戦線はお願いするのです!」 タイミング見計らって《チャージング》。行きがけの駄賃に一発くれてやるわ
GM >どーん。演出ゆえ雑魚は吹っ飛びます(笑)これで、荒砥山PTが後方を塞いで侵魔たちの侵攻を防ぐ格好になる。さあ、先に進むなら今だ!!
結依 >「さぁてぇ、ここからは持久戦ですねぇ〜。……あれぇ?すると、救助隊の人は他には〜……」
アメジスト >「このすぐそばまで来ています。まもなく合流も可能なはずです!」
絢姫 >「来るも来ないも関係ないわ。ここを守り抜けばいいのだから」
慎太郎 >「そうか……なら、俺達はまだジリ貧じゃないって事だ。よし、ここは持ち堪えるぞ!」
こうして、城砦の最奥部に向かうウィザード達を背に、陣を固める荒砥山PT。
押し寄せる敵は多かれど、既に十文字傭兵団がここに向かいつつある。遠からず、彼らとの合流もできるだろう。
翔真 >両方のPTに一度接触出来たのは無駄ではないと思いたいが………何だろう、妙に勘の部分が警告をして止まない。
弓 >「さて、大見得きった以上、私達もかっこ悪いところは見せられないわねぇ」
サクラ >「なのです!」
翔真 >「だな(フッ)」
アメジスト >「ですね」
アドノレ >「んむ」
そら >「はいです!!」
GM >という訳で辿り着いた城砦最奥部。そこは、明らかに「謁見の間」めいた場所だった……最奥は玉座のように数段高くなっており、そこに白亜のドレスを纏った少女が、黄金色に輝く弓を携え佇む。その周囲は守衛によって守られ……そして、手前まで敷かれたカーペットの上にも、なにやら人影が。
翔真 >武装展開、警戒しつつ人影を確認します。
「―――ここまで抵抗を見せるとは。正直、感服しましたわ。
もっとも、近付く事が出来なければ、もとより意味などないのですけれども」
GM >人影は、君達から見て後ろ向き…つまり、壇上の少女の方を向いたまま、その場にくずおれている。それも、無数の矢を浴びて。
アメジスト >お、おう、絶体絶命ですね……
玉座の少女 >「もう一度問いましょう。……わたくしと手を組みませんこと?
さすればその一命は助け、のみならずわたくしの右腕にしてさしあげます。どうかしら、悪い取引ではない筈ですわ……“勇者”荒戸
夏姫?」
くずおれた影→夏姫 >「……何度も、同じ事を言わせないで欲しいわ……(よろよろと立ち上がりつつ)」
「……断じて“ノゥ”よ!!」
玉座の少女 >「……そう。ならばそのまま、我が軍の放つ矢の的として散りなさい。この
翔真 >行かねば(使命感)急いで駆け上がりましょう。イベントシーンっぽいけれど流石に見入っている訳にもいかん。
サクラ >同じく!相手はアーチャー、ならばランサーの私が有利!!(錯乱)
アメジスト >くぉら(笑)
GM >と、そんな会話をしている間に登場OKです!
弓 >ふっふっふ。演出《疑似餌》よりも、演出《スカルメール》の方がずっと速い!(違うそうじゃない/笑)
アメジスト >あ、寸前でアポートしようと思ってたのに!?(笑)
弓 >それでもこっちのが速いでしょう。前に回り込むのはしょーまくんとサクラに任せつつ、ひとまず矢を演出スカメで撃ち落とします(笑)
GM >うん、じゃあせっかくだから、撃ち落とすのは魔王の一矢と言う事で(笑)
サクラ >「ちょーっと待ったぁ!!」 シュヴェルトライテの《チャージング》で、どっかーんと登場!
GM >じゃあ、魔王としては「……何奴!?」って言うのが礼儀ってもんだな!!(笑)
弓 >「んふふ、よく言ったわぁ♪ さすが勇者ねぇ」
夏姫 >「……っ、あなた達……は」
サクラ >……どなたか、■ケット団の口上一緒にやりません?(こら
そら >……それ、長くありません?(^^;
翔真 >うむ(苦笑)
アドノレ >「呼ばれず飛び出てジャジャジャジャーン♪という訳で俺様参上である」
翔真 >「問われれば応えよう。横須賀WU所属、対魔王戦チーム“MASTERS”。」
ブラン >「……“俺様”?“MASTERS”?知りませんわね(きっぱり)」
サクラ >あー、ずっと封印されっぱだったもんね(察し)
翔真 >途中端折り過ぎた、一応絶滅社預かりだから、それも明言しておくべきだったか(苦笑)
そら >それ入れるのも長いと思います、せんせー(^^;
弓 >「貴方たち、せめてネタくらい揃えなさいなぁ」
サクラ >「いやぁ(てへぺろ☆)」
アメジスト >ではその間に夏姫嬢を確保しに走りましょう(^^)
GM >おっと、では周辺の衛兵からの矢襖でひとまず妨害演出(笑)
アメジスト >わーお ってかご勘弁願いたい(汗) 「っと! さすがに傍までは行けないか……」
夏姫 >「どう、して……ここに……?」
アドノレ >「どうしてかと言われれば、運が悪かったからだな。誰のとは言わぬが」
弓 >「少年が、“なんでもしますから夏姫さんを助けてください”って言うから来たのよぉ?(によによ)」
そら >「言ってませんです(^^;」
翔真 >「救援要請が有ったのとこちらも事情がな、詳しい事は後で説明する。」
サクラ >「なのです!とりあえずは……
ブラン「汝らが何であろうが、関係ありませんわ。我が宿敵たる勇者を滅ぼせば、もはやわたくしを止められる者は存在しないのだから」
アドノレ >「誰しも一度はそう思うものだ」(うむうむ)
アメジスト >「まるっきり厨二病の全能感扱いよね、あれ(苦笑)」
アドノレ >「魔王やその眷属のお約束である」
アメジスト >「納得」
弓 >「ちょっと二人とも? それ以上は油断と慢心が過ぎるわよぉ?」
アメジスト >「了解。気を入れなおしていきます!」
アドノレ >「油断と慢心というよりは、嘗ての我が身を見るかのような……」
翔真 >「(苦笑)」
弓 >「……さて、と、魔王様ほったらかしも悪いわねぇ。
ブラン >「それも関係ありませんわね。元々わたくしは、この荒戸 夏姫にのみ興味がありましたの。アンゼロットならばいざ知らず、それ以外の有象無象に興味など……そして、かの者が今わたくしの誘いを断った以上、結末は定まりましたのよ。その非礼の代価を血で払う、という形に」
サクラ >「ならばその代金、踏み倒させて貰うのです!是非もなし!!」
弓 >「(まあ、そのアンゼロットを足蹴にしたんだけどねぇ、私)……仕方ないわねぇ。二度目を聞くのは一度殴り合った後、ねぇ」
GM >そしてその間に、夏姫は《闘気瞬間操作》からのフェニックスライブス……クリティカル!19点回復した(笑)
ブラン >「……なれば教えて差し上げますわ。“支配”を権能とするこの
翔真 >「結果論だが俺達がここまで来て良かったと言う所だな、まだやり様が有る。」
夏姫 >「なら、荒戸家のウィザードとして……抗ってみせるわ!」
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