【第41夜】
シンイトウライ
〜超魔導黙示録・T〜
<PART−16>
死闘の終幕
――【
本来とるべき必殺の軌道を、弓によって逸らされた光帯は、周囲の壁を、天井を悉く暴れ狂ってはなぎ倒し、
そして天空に浮かんでいた紅い月に、風穴を開けるに至ったのだ。
翔真 >…………へ?“赤い月”に風穴を開ける?ムーンゲートそのものに干渉したのか?
GM >ああ、元々これマンモンが構築した月匣だったからね。要は演出、演出(笑)
翔真 >“紅月”そのもののシステムに干渉したかと思いました、焦った(^^;
初 >ヴァッシュ・ザ・スタンピード(違)「……やっ……た?」
ベルトラン >「…………その、ようだ」
GM >そう。そこは、かつて城の大広間だったであろうただの廃墟だった。破壊の限りを尽くされたその場には、キミ達以外立っている者は誰一人いない。
アドノレ >「兵どもが夢の跡ってな感じかの」
サクラ >「やっと、終わった……」 ディーさんの反応が気になるな
D=ガイディス >「……何故、阻んだ」 冥魔王となったその顔からは窺い知れないが、全身からは憤怒のごとく紫色の波動を迸らせている。
翔真 >「先程の勇者や魔王達からの情報提供で、そのままアンタやそらに倒させると、俺達にもこの世界にとっても良くない事になると判断したからだ。」
D=ガイディス >「間違いだ。――それも、決定的な間違いだ。何故なら“ヤツ”を喰らえば……俺は、この世界をきたるべき破滅から必ず救い得る存在へと進化するはずだったのだ」
弓 >「アレ見て取り込める可能性が1%……いえ、0.000000001%でもあると思えて? 勇気で補える範疇超えてたでしょぉ」
サクラ >「終焉の魔神…――そんなモノ、取り込んでしまえば、ディーさんだってただでは済まないのです!」
弓 >「今回は私達もかなり情報不足だったから偉そうなことは言えないんだけどねぇ……気になってるのよ。D、あなたその情報、どこから……いえ、誰から得たの?」
D=ガイディス >「俺の“記憶《デジャ=ヴュ》”……元々は
そら >「……わたし?」
D=ガイディス >「とぼけるな。“きたるべき世界の終わり……それを防ぐは、人の意志”。ならば、この俺をおいて他に、誰がそれを担い得る?」
弓 >「こっちのそらの記憶も怪しかったのよ……ていうか、その救済がむしろやばかったのよぉ」
そら >「それは、ごめんね……今まで、誰も何も聞かなかったから、何も言えなかった」
翔真 >「一人で担う必要が何処に有る?世界結界だって、前は一人に背負わせていたが今は皆でその負担を分け合っている、なら同じ様に出来ない理由が無い。」
サクラ >「その、うまく言えませんが…もっと、頼ってほしいです!ディーさんだけじゃなくて、色んな人を、ウィザードを頼ってほしいです!」
D=ガイディス >「……それは出来ん。俺が“体”を失った時、俺のもとから逃げ去った者たちもまた人間、それもウィザードだったからな」
サクラ >「……!」
弓 >「それこそお互い様でしょーが、あんた」
翔真 >「むしろ無い訳無いだろうが?そう言うお前こそ、誰かに頼んだ事が有るのか?“助けて欲しい”と。何も言わずに、何も表さずに助けて貰えるとでも思っているのか?」
D=ガイディス >「……そんな事はとっくの昔にしたさ。アメリカの科学者連中に改造され、“超人兵士デミウルゴス”などと呼ばれていた昔にな」
サクラ >……これさー、個人的感想なんだけど。ディーさんの根底には、“不信”があるような気がする
翔真 >「本当に伝わるようにしたのか?それでおやっさんとやよいさんが何もしなかったとはとても思えんぞ?」
D=ガイディス >「……ならば言う。確かに常田は世界有数のウィザードだった。だが、あいつは既に闘いの場を退いた。そうして得た人の幸せを、俺ひとりの都合ごときで壊せるか」
翔真 >「そう言う気遣いが出来るのに、どうして肝心な所でもう少し上手くやれんのか。本当に解らんよアンタは………(苦笑)」
サクラ >……嗚呼、この人は優しすぎたのだなぁ
翔真 >俺が個人的に嫌いになれんのはこの人のこう言う所なんだよねぇ(苦笑)
D=ガイディス >「そう。元々は、超人兵士となった俺をモルモット扱いした、あのくだらない連中を見返すためだった。無論それは、この手で存分に思い知らせてやったさ」
ベルトラン >「……殺ったのか」
D=ガイディス >「ああ。連中だけはどうしても許せなかったからな……だがその後、ウィザードとして侵魔どもと戦い続ける中で、俺は疑問を持った。そもそも“人界と裏界の争いの根源”とは何だ?」
初 >「う、うな……」 そういえば 考えた事も ありませんでした(o_ _)o
D=ガイディス >「……元を辿れば、幻夢神をはじめ“この世界”に後から入ってきた、主八界の神々の身勝手な都合ではないか。だから俺は、この世界の本来の主――【天意虚空】を頼ったのだ」
サクラ >ん、あれ?【天意虚空】は世界の外側から来た神性と思ってたけど、違ったの?
D=ガイディス >「俺の目的は、【天意虚空】の力でこの世界を、人類の手に委ねる事だ。幻夢神も裏界も世界結界も必要のない、本当の意味で人間の世界にする事だ。それこそがこの、無益な争いに終始する寝ぼけた世界には必要な事なのだ」
弓 >「だから、あの【アポクリフィス】を取り込もうとしたのね。……“5度目”を自分で起こすために」
D=ガイディス >「違う、その逆だ。すべては、防ぐためだったのだ」
翔真 >「(そこに行き着いた経緯がどうにも怪しいな、何かの、誰かの入れ知恵が有ったのだろうが………)」
そら >「そういう事、だったんだね」 たぶん、このヒトは……わたしの“断片”を取り込んでいる間に、そうした知識を得たんじゃないかな(、、)
D=ガイディス >「……そして、キサマらに阻まれた。あの時も、そして今回もだ」
翔真 >「“人界を護る”と言うアンタの意思は、確かに悪いものじゃない。だけれど手段を決定的に間違えていると、俺は感じてしまう。」
そら >「……D=ガイディス。あなたの推論は、確かにわたしの“記憶”から読み取ったものだろうけど……あなたはひとつ、大切なところで間違ってる」
D=ガイディス >「……何が間違っているものか。【天意虚空】の無限力、一時とはいえその器となった事もあるこの俺の、どこに間違いがあるものか」
そら >「――あなたは、冥魔王になってしまった。元はわたしの断片とはいえ、反転しそして壊れた断片を。本来ならばわたしに返すべき、それを」
D=ガイディス >「……ならば、他にとれる方法があったとでも言うのか。キサマらに【体】を奪われ、一時はディガイディスに喰われ死にかけすらしたこの俺には……逆にヤツの力を“喰う”以外、なかったのだ」
サクラ >うーん、このままだとディーさんと一戦おっぱじまりかねん……どうにか直接ぶつかるのは避けたいなぁ、心情的には
翔真 >そらの“断片”を手に入れた……というか移植されたのが、この人にとっても引けなくなってしまう要因になったのかと思うと、言葉は悪くなってしまうが………聊か哀れに思える。
D=ガイディス >「……こうなったら。
サクラ >「もう、止めましょう。ディーさんは一人ぼっちで戦おうとしてるのです……見てて、辛いですよ」 槍を仕舞って一歩踏み出し
D=ガイディス >「……何のつもりだ」
サクラ >「もしかしたら、ディーさんの方が正しいのかも知れません。私たちが間違ってるのかも知れません。……だから、一緒に考えてみませんか?」
弓 >「甘い子ねぇ……」
翔真 >周囲警戒は解かない。
そら >「――D=ガイディス。それは“あなた”の、“どちら”の意志?」
D=ガイディス >「……人間か、冥魔王か……か。ならば言おう、“この世界を護る、人間”としてだ。それ以外あるものか」
そら >「……そう」
D=ガイディス >「だが、もう遅い。何もかも遅いのだ……
サクラ >「わかんないです(きぱ)…だけど、“たった一つの冴えたやり方”なんてクソくらえです。いつだって、やれる事と出来る事は何かしらある筈です。いつだって、手元の手札で最善を尽くすのが私たちウィザードです。違い、ますか?」
翔真 >「そう言う事だ(フッ)諦めてしまえば何も出来ん。」
弓 >「んーーーー、いや、今回はホント、私達もねぇ……ロクに下調べ出来てないから、勇者くんやらナイトロードやらの言う事がどこまで本当かってのは確証がないのだけど」
D=ガイディス >「そう、そいつらだ。連中の言葉は、すべて真実だ……この世界は既に4回滅び、そして最初からやり直している……そして今は“5度目”だ」
サクラ >「…!?」 え、何、ループしてんの!?
D=ガイディス >「ひとつはあの【ザ・マリキュレイター】。もうひとつは今キサマらも見てきた【アポクリフィス】……そして、更にもう2回。それは【白】または【黒】に変異した……
そら >「……」
サクラ >あー、黒が見境なくぶっ潰すタイプ。で、白は人の意志が介在しないと暴走するんでしたっけ(==;
D=ガイディス >「だから、
翔真 >「………そら、今の話は事実か?」
そら >「うん。世界が滅ぶたび、わたしは
ベルトラン >「だから、滅ぼした……か」
そら >「――いずれにしても、わたししか残らなかった」
弓 >「うーん……ぶっちゃけて言えば、今のところ【そら】の最悪の可能性は回避したけど、確かにこの世界の“最悪”を回避できた、とはまだ思えないのは確かね」
アドノレ >「んむ」 そして何度も言うように、そういう時には“勇者”が現れるものである
弓 >「でも、それとは別に、
D=ガイディス >「だから俺は、
弓 >「その割には、“灰色”のこと、知らなかったわよね?」
D=ガイディス >「知っていたさ。だから俺は、まずマンモンを潰すためにここに来た。隠れ蓑たるヤツを潰せば、中身の
弓 >「だったら、アレを取り込める可能性がない事くらいわかってるでしょう? だからって諦めないのは美徳かもしれないけど、勇気で補えても無謀じゃ補えなくてよ?」
D=ガイディス >「では、聞こう。もしキサマらが“俺の立場”に立ったなら、どうした。まさか“5度目”が起こらないなどと、言い切れるのか?」
ベルトラン >「……」 腕を組んで思案。何故なら、自分が人の世に“絶望”した過去を持ち、それを今まで引き摺ってきたからこそ。
アドノレ >「100%確定した未来なんぞ存在しない。そんなつまらないモノを望んでるのか」
翔真 >「自分一人の手に余る事が解っているなら助けを求めるだろう。今回みたいに自分一人では手が届かなくても、誰かと一緒なら届くかも知れん。」
弓 >「起きるかもしれないわね。でも……おそらく、前回のループにも、あなたのような存在がいたと思うのよ。でなきゃ、そらの力を分散させてるなんて方法、思い付くはずがないし」
そら >「だから、わからないよ。……この先、わたしが“終焉の魔神”になるのかどうか。それを阻止してまでD=ガイディスが得ようと望む“人の世界”が、ほんとうに正しいのかどうか」
サクラ >「少なくとも私たちは、そらちゃんを“黒の魔神”にも、“白の魔神”にもさせません。それこそ、別の道を探す努力をします」
翔真 >「そうだな。56億7千万年後ならともかく、少なくとも近時で起こさせる様にはしない。そらがそれを望んでないのならな。」
そら >「……たぶん、今のわたしは“白の時”に近い、そう思う。……でも――わたしは、この世界を、滅ぼさない」
D=ガイディス >「何故そう言い切れる。例えばこいつらが死に絶えれば、どうなる」
そら >「それはわたしがさせないし、人の命の尽きる時はどうしようもない。けれど……その頃には、継ぐものが何がしか現れる。さやちゃんやこーぢぽんから、ほのちゃん……そして、ここにいるみんな。その次、そしてその先。心が繋がれば、命も繋がる……」
弓 >「……そらの意思が聞けたのは、初めてかもしれない。……嬉しいわねぇ」
そら >「D=ガイディス。あなたは裏界を“いらない”と言った。でも、あそこにも生きる命がある……繋がる心がある。それを、証しだてた人たちもいる」
翔真 >「裏界も含めて、“この世界”と認識したか。」
そら >「だって、かんたんだよ。“裏”界でしょう?」
翔真 >「だな、俺も実は常々そう思っていた(フッ)」
そら >「ちーちゃんはその事を理解できたからこそ“Idolシステム”を作ったんだし、あむにゃんはあむにゃんで、表と裏の心と……そして命を繋いだんだよ。世界を、支え合うために」
サクラ >……あ、一時離脱をそう設定しますか(笑)
GM >アム本人認可済み(笑)
初 >「うな……」 あの試練の時、ちひろセンパイの記憶を追体験したので おもうところがあります(///)
弓 >「……だから言うわ、ディー。そらは自分の意思で、この世界を滅ぼさない事を選択した。 そして……あなたの言う“幻夢神も裏界も世界結界もない、人間の世界”は、世界をやり直さない限り、実現しない。その矛盾に、なんで気づかないの?」
ベルトラン >「(ふむ)私が言うのもなんだが……勝負あったな」
D=ガイディス >「………」 なお沈黙しているが…
弓 >(もうディーどうでもよくなったので、言い終わったらそらりんなでぎゅー)
GM >今、一度ならず二度までも目的を阻止されるという厳然たる事実を突きつけられた彼が、次にとる行動とは……というところで。一同ちょっと精神力or信仰心の、高い方でジャッジをしてみて欲しい。
弓 >もはや興味なくそらりんとまったりしてるけど振っていいのやら……?(笑)
GM >ああ、任せる。振れるのはキミ達だけ(そら、ほん子、ベルトランは除外)で、補正アイテム・プラーナはOKだけど、ギリギリラプラスのダイスが有効なのでCもFも発生しない事に注意だね。
アドノレ >するとまだ《フラッシュバック》の+14が生きているな
GM >ちなみにD=ガイディスも振るけど、基準は彼の精神力+信仰心、補正は彼の冥魔王レベルとなる。つまり、D=ガイディスとの対抗ジャッジとなる訳だ。
弓 >んー、ラプラスが生きてるということは、対抗枠は使い切ってるな……反射的にPは使うかな?でも、残り19点しかないのである
翔真 >んー………気合入れるか。プライズに残しておこうと思ったがここで突っ込んでおこう、おやっさん達を悲しませたくないし。
GM >という訳で、D=ガイディスの精神力11+信仰心9+レベル45(55)、彼も譲れんのでフルプラ……いやこの次の行動を見越して30入れるよ。結果……あっぶなーい。これラプラス使っといて良かったわな(笑)出目5の90!
アドノレ >プラーナ振る程刮目してなかったっぽいのでそのまま振る。信仰で29
翔真 >精神力で最後のプラーナ33点を入れて、51です。ギリギリ大台届いた(笑)
サクラ >おなじく精神力で、P15入れまーす……合計31でっす
弓 >まぁやってみるか。精神力のP19点使用でごろごろっと、36
GM >すると……精神力合計118の信仰29で総合計147、まぁこれは越えるわな(笑)
D=ガイディス >「……今こそは、予め約束された“破滅の淵”……それを防ぐためには、【終焉の魔神】と同質の力こそが必要不可欠だった。おそらく今ここで
そら >「……」
D=ガイディス >「だから、必ず見つけてみせる。この世界に迫る“5度目の破滅”を食い止め、そして完全なる人の世界と成す、別の“手段”を」
サクラ >「ディーさん……」
D=ガイディス >「……その結果、おそらくは互いに決着を付けねばならんのかも知れんがな」
翔真 >「もし本当に決着を付けなければならなくなった時は、俺も覚悟を決めるが………そう言う結果にならない様に出来ると、俺も諦めるつもりは無い。」
それだけ言い残し、人間の冥魔王は今にも消失しそうな月匣の床を割り、
その向こう側へと姿を消す。
GM >――以上、これが64でのD=ガイディスの戦闘行動でした(爆)なので……5ラウンドにも亘った戦闘終了!
翔真 >ある意味たった5分間の出来事なんだよなぁ(苦笑)
GM >まぁもともと厳密な規定というには程遠いんだけどねアレ(笑)という訳でプライズジャッジだ幸運度!あ、C/Fは復活するけど今回もベルトランだけ除外ね(笑)
ベルトラン >解っている(苦笑)
初 >うな!プライズって事は幸運度素の値、12から………… う な(ちゅどぉーん☆)
GM >ほん子お前ここでFとか……おやくそくははずさないねぇ(笑)
サクラ >了解、では……13っと
弓 >ころころっと、18〜
翔真 >同じく18です。……あれ?俺とサクラと弓ちゃんが出目同じ?Sフラッグ出る?
GM >出ますよ。777ならぬ555で旗確定。オリオン大環状線特急ぢゃないよ(笑)
アドノレ >シーンが切り替わるだろうから最後の《フラッシュバック》適用。32
そら >おしい、1ずれて17でした。
GM >えーと……結果は魔石ZX(1)、X(5)、S(15)、カラドボルグ(遺産)、グラム(遺産)、グレートソード、類稀なる黄色い旗……っと。
サクラ >( ■) ・ ・
GM >あと、ほん子。変身解除即《リアクティブアーマー》発動のおやくそくを進呈しようかね(笑)
初 >「うな、ともかくみなさんおつかれさまなの(変身解除)で…… …… う な (@◇@)」 つるーんぺたーんすこーんorz
アドノレ >なんという効果音(笑)
初 >「うなぁぁぁぁぁぁぁ!?どお゛ぢでごん゛な゛オ゛ヂばがり゛ぃぃぃぃぃっ!?```8(T□T)8´´´」
サクラ >「(なでなでよしよし)」
アドノレ >「さだめよのぉ」
翔真 >「急いで着替えを発注するといい。」目線は逸らしつつ
GM >さて。マンモンの月匣どころか騎士団の結界も壊れたのか、完全に通常空間に戻った訳だが……
そら >「(ぱしゅ)……ふみゅう」
弓 >「脳みそピンクのアホどもからエージェントを救出するだけの簡単なお仕事だったはずなのにねぇ」
GM >で、ちょうどキミ達とほどなく離れた所に現れた一団がある。
翔真 >グィード達か?
GM >まあ、六文銭の羽織姿とその横にモンテスマ仮面、周辺には忍者たちという奇っ怪な一団ではあるのだけど(笑)
幸真 >「おや。どうやらお取り込み中の所に出てきてしまったようです。失敬」
モンテス >「どうやら、美味しい所は全部持っていかれたようだが……って、おい!そこにいるのは“殺人者”ではないか。まさか決着まだ付いてなかったか!?」
初 >「うなっ!?」と反応してベルトランさんの前に立つー……
翔真 >はよ着替えんか(苦笑)
初 >いえそのあのちょうど着替えを探してましたところでーって、うなっ!?これじゃなーい!?(なぜか持ってたミスティックボンデージっ)
ベルトラン >「いや、全て終わった。……ジル達は、皆“旅立った”。そして、私はもう何者でもない……憂世騎士団は潰滅した。これで終わりだ」
幸真 >「……成程。にしては、本拠地結界が破壊される程の損害というのも、何やら不自然かつ不穏な話。ここはひとつ、情報交換と致しませんか。なにしろ我々はホルトマンと戦っていましたので、そちらで何があったかまでは把握できていないのです」
サクラ >「話すと長くなりますが……」
翔真 >「………そうだな、流石に何も話さずにいるのは不義理と言うものだろう。」
幸真 >「お手数ですが、お願いします」
そら >(ねこは うしろで ねこねこしています)
弓 >(ごろごろ)
翔真 >ちょ(笑)
そら >だって はなしてるあいだ きっとたいくつそうなので!
翔真 >「多少長くなるがそこは勘弁してくれ、まずは………」安直魔法カクカクシカジカ〜(ぁ
幸真 >「……(まるまるうまうま)成程」
モンテス >難しい話は六文銭の旦那に丸投げだ(笑)で、ベルトランの方を見ながら「ホントに大丈夫なんだろうな、コイツ?」って顔してる(ぁ
サクラ >「……それで、ホルトマンは?」
モンテス >「ああ、残念ながら取り逃がした。
幸真 >「とりあえず。ジル=ド=レ亡き今、憂世騎士団全体の建て直しを計らねばなりませんね。今度こそ、組織の本来あるべき存在意義に立ち戻って」
サクラ >元は協会の外郭団体でしたもんねぇ……とりあえず、のーみそおピンク団員は全員粛清で(ぁ
モンテス >「面倒な事が山積みっぽいな……」うっげー、って顔(ぁ
弓 >(そらりんなでなでごろごろ)「んー、とりあえず、協会に丸投げー。 行くアテあるなら、別だけど」
幸真 >「組織として既に汚名を受けていますだけに、その返上はなまなかな事ではないとは思いますがね……まず、我ながら厚かましくは思いますが、世界魔術協会とのつなぎをお願いしたく存じます」
翔真 >「そちらの方は承った。ロンギヌスも居るからその辺りの伝には事欠かん。」 サクラの方に視線を向けつつ(ぁ
サクラ >了解なのですー
翔真 >「それと……一度聖王朝の方にも赴く事を勧めるぞ、今回の一件の始末を付ける為にも。綺麗に片付けておけば幾らかの譲歩も引き出せるかも知れん。」
幸真 >「心得ました。正直その件につきましても、協会よりのお力添えあらばより容易くなるという目算はございますが」
モンテス >「……で。さしあたり、
初 >「うな。ベルトランさんは、間違いを認めてくださったのです。もう争う必要はないのです……(///)」
モンテス >「いや、そういう事ではなくてな。これから先、どうするのかという話だ……それと、その格好はどうにかならなかったのか(==)」
初 >「他に着替えがなかったのです……一生の不覚なのですorz」 ぼんでーじっ(ぁ
弓 >「適当に着なさいなぁ」 お着替え在庫シリーズぽいぽいっ☆
初 >「うな。ありがとうございますのです(///)」うけとりうけとり
GM >ゴスロリほん子かー……これはこれでマニアックだな(ぁ
サクラ >「真面目な話、全くのお咎め無しは難しいと思いますが…司法取引の余地はある、と思いたいなー……」
モンテス >「……ふむ、ホルトマンの野郎と違って逃げる気とかはなさそうだし、そこまで言うならこの俺が態々手を下すまでもないか」
ベルトラン >「もとより生存なぞは望んでおらぬ。少なくともジルに与し幹部の一角を担ってきた者として、相応の罰を免れぬであろう事もまた承知している」
翔真 >「冥魔王との戦闘では助力もして貰った、その一件で十分助命嘆願の一筆を書く事は吝かでは無い。それに、うちの生徒も護って貰った恩は返さんとな(フッ)」
モンテス >「そうか……それと、ひとつ突っ込ませろ。そこの魔法少女、ここで生着替えをするな(==)」
初 >「う、うなぁぁぁぁぁぁぁぁ!いわれてみればそうでしたぁ!?」物陰を探して、結局ジャンヌ像の陰に逃げるように駆け込み(笑)
アドノレ >「善きツッコミだ」
モンテス >「……アレを利用するとか考えてたのか、
サクラ >「えー、僭越ですがそれってどういう」
モンテス >「あー、“可能性の魔法少女”な。なんか、ひっ捕まえて首領再臨の道具にしようとか考えてたようだ。無論、お前さんもな」
サクラ >「そっかー(真顔)」
ベルトラン >「……だが、善き娘だ。この私などに、確かな未来への“可能性”を示してくれた…………その意味では、
モンテス >「何があったんだこいつ」って顔してる(笑)
GM >その間にも、ジャンヌ像の陰で「うなっ、うなぁあっ……脱げないぃ……」と悪戦苦闘する初の声がずっと聞こえていた。どうやら着慣れなかった模様(笑)
翔真 >ゴスロリ服って着るのも脱ぐのも難しいと昔何処かで聞いた覚えが微かに(汗)
弓 >あ、昔のはね。でも最近のは全部最初から縫い付けられてるので、そうでもないよ?
GM >地道にアップグレードを重ねる弓にゃんズゴスロリ。しかしほん子にしてみれば、着慣れてないのもまた事実なので相応に苦労するのには変わらないという(笑)
弓 >ぶっちゃけゴスロリは、作るのと描くのがいちばん面倒だと思う(笑)
幸真 >「……さて。さしあたって我々の身の振り方ですが……我々は、皆さんに“降伏”するという形をとろうと思います。ジル一党の独断とはいえ、皆さんとは一応敵対する立場ではありましたから」
翔真 >「了解した。」
サクラ >「えーと、それじゃあ……きりきりあるけー(棒読み)」
モンテス >「なんだと」 ←いまいち冗談が通じない男(笑)
幸真 >「まあまあ(苦笑)」 ←そこそこ冗談がわかる男(ぁ
アドノレ >「自分でやると面倒なので『追って沙汰あるまで』のが良くないか。そしてそれはしたっぱ〜っぽいぞ」
『――では、それは我等が引き受けよう』
と、眼の前の聖堂の扉が開き、銀十字騎士団を引き連れたグィードが姿を現す。
美弥子の姿はないが、おそらくやせてきたので送り返しておいた後方待機なのだろう。
サクラ >「グィードさん!」
アドノレ >「良い所にやってきたな」
グィード >「ふーはーはーはーはー、いかにもいかにも。グィード=ボルジア、只今参上である」
翔真 >「来たか、そしてその台詞を吐くと言う事は大方の事情は把握済みと?」
グィード >「うむ、モチのロン。ついでながら、そこの2人が取り逃したホルトマンだが……安心するがいい。この私とその忠実な部下たちによって、がっちり捕縛済みである」
幸真 >「おやおや。どうやら我等が一番の貧乏籤だったようですね、モンテス」
モンテス >「むぅ」 異教徒なのであんまりいい顔してない(笑)
グィード >「いや、しかし礼は言うぞ。もしヤツに《リミットブレイク》を使われていたら、いかにこの私でも危ない所であった」 メメタァ(笑)
幸真 >「そうでしたか。でしたら、我等の骨折りもあながち無駄ではなかったようですね」
グィード >「という訳で、憂世騎士団の処遇についてだが、さしあたってはホルトマンの首を協会に差し出す方向で手打ちにするつもりだ」
翔真 >「こう言う言い方は良くないかも知れんが、流石に妥当な所と言わざるを得んだろう(苦笑)」
サクラ >「どうやら、八方丸く収まりそうな感じなのです」
弓 >「そうねぇ」
グィード >「その他、今いる残存者達については暫く大人しくしていてもらう。その限りにおいては、このグィードの名に於いて寛大な措置を約束しよう」
幸真 >「もとより異存等ございません。我々は降伏した身ですから」
モンテス >「ふむ。そこまで言うなら俺も異存はないが……」 こいつどうすんの?って顔でベルトランを見る(ぁ
グィード >「捕虜が1名増えたところで、今更どうという事もなかろう(ニヤリ) MASTERSの諸君に異存がなければ、今言ったように取り計らうつもりだ」
サクラ >「こちらは問題なく…なのです」
アドノレ >「よきにはからへ」
弓 >「特に言う事はないわぁ。そらにしてもね」
翔真 >「構わない。先程も言ったが、この3人はここの攻略に協力してくれた。特にベルトランは幹部ながら、冥魔王戦においては協力もしてくれて生徒も護って貰った。悪いようにせず、寛大な処置をお願いする。」
グィード >「承知。さしあたっての収容場所はここになるので、もし何かあったらここに連絡を取ると良いだろう」
GM >という訳で、3人は銀十字の部隊に連れられて眼の前の聖堂に収容される事になるね。
グィード >「では、報告もあるゆえ我等はこれで失礼しよう」
翔真 >「あぁ、お疲れ様だ。詳細の報告は後日提出する。」
ベルトラン >「……行く前にひとつだけ、頼めるだろうか」
翔真 >「何だ?」
ベルトラン >「どうやら、まだ出て来れぬようなのでな……初に伝えて欲しい。万一の時はこの私が、身命を賭して護る用意がある。と」
サクラ >おじいちゃん……
ベルトラン >「それが、老いてなお“可能性を示された者”としての、せめてもの償いだ」
モンテス >「(おいおい)」
幸真 >「(ふむ)」
翔真 >「(頷く)承った。一言一句、違える事無く伝える事を約束する。」
ともあれグィードと銀十字騎士団は、憂世騎士団残党達を“捕虜”として、聖堂へと姿を消した。
初 >と言う訳で、グィードさん達と入れ替わりに「や、やっと着れたのです……ただいまなのですー(、、)」と。
翔真 >「お帰り、憂世騎士団の面子はグィード達が連れて行った。」
初 >「うなー、そうでしたかぁ……改めましておつかれさまなのです(、、;」
そら >「おかえり ほんこにゃん☆(ねこねこ)」
サクラ >「……これでひと段落、でしょうか」
そら >「ふみゅ。フレースヴェルグ よびました!」 というわけで フレースヴェルグが 上空にインします!
翔真 >「それと、ベルトランから臼本嬢に伝言を預かっている。」
初 >「……う、うな?」
翔真 >「『万一の時はこの私が、身命を賭して護る用意がある。』と、一言一句、違える事無く確かに伝えたぞ。」 コピペしたからな、絶対に間違えない(メメタァ
初 >「う、うなー……わたしなんて、なんにもやってませんのです。むしろ、サクラちゃんの方が(てれてれ)」
そら >(まぐまぐ☆)
翔真 >「(にゃんこに肩車しながら)さて、これから慣れない報告書作りだ。これが片付くまで終わったとは言えんからな。」
初 >「うな!アムさんに手伝っていただいて……って、そういえばアムさんはどうしたんでしょう?」
サクラ >「いわれてみれば……」
初 >「月匣がなくなって通信も回復したはずですから、何かありそうなものですけど……」
翔真 >「そう言えば確かに………何か面倒事でも有ったか?」
そら >「あむにゃんはね、ちょっとねてるの」
弓 >「――ヤり過ぎ?」
初 >「ゆ、弓せんぱぁい……(///)」
翔真 >「何故そうなる(汗)………とにかく戻ろう。」
そら >じゃあ、あがったら アメニティルームに ごしょうたーい(o'ヮ')o
翔真 >「何が有った?」
そら >「戻ってもらった時にね、あむにゃん……具合悪いみたいだったから、サーチを掛けたの。そうしたらね――あむにゃんのプラーナ反応 ふたつあったの」
サクラ >「は、はわー……って事は……」
初 >「“表と裏の心と命が、つながった”んですね(、、)」
弓 >「ヤり過ぎ、であってたわね」
翔真 >「………アム嬢を医者に診せんとな、クドラク医院に予約入れておくか。」
そら >「それでね。『対策はしてたんだけど、どうやらしきれなかったみたい。ごめんね』……って」
GM >どうやら魔王はかねてよりの予告通り、アム相手にサタデーオールナイトフィーバーした、その結果……らしい。怪傑黒頭巾ヤブれたり(爆)
サクラ >ぶは(笑) 「は、はわー……了解なのです」
翔真 >「謝る必要等無いだろうに、全く律儀なものだ(苦笑)」 というかウー=バル……奴を一発殴っても誰も文句言わないと思うぞ(笑)
アドノレ >「プラーナ的にウィザード予備軍になるのか?」
そら >「……ベルの時は そうだったね」
翔真 >「…………アム嬢は、出産に耐えられるのか?」
弓 >「ま、それも診てからねぇ」
初 >「う、うな……弓せんぱいの言う通りだと思うです(、、)」
翔真 >「(嘆息)そうだな、済まない。少しばかり気が焦っていた様だ。」
そら >「フレースヴェルグ、とりあえず……秋葉原に向かってはっしーん?」
翔真 >「ああ。フレースヴェルグの操縦、宜しく頼む。」( ^^ノ^^なでなでよしよし
そら >「らじゃ にゃんこ!」 自動制御で 動かせるので やすみたいひとは やすんでください ね!
サクラ >色々と考えさせられる展開に御座った……しかしこー、アムさんとウー=バルかぁ……
そら >o('ヮ'o) ねこ そうじゅうなう
翔真 >←慣れない報告書作りに奮闘中(ぁ
初 >「それにしましても。終わってみれば、ほんとにたいへんなミッションでしたぁー……」
アドノレ >「盗撮乙である」
初 >「う、うな?とーさつ……です?(ちょっと考えて)……あ、あぁーーーー!? わ、忘れてくださいなのです!?」
アドノレ >「正確には盗撮された側であるがまぁ良い。で、あられもないデータはきちんと消されたのか?」
サクラ >「………あ゛」
初 >…………そういえば きおく ない……(@▽@;
アドノレ >お手々の皺と皺を合わせて、な〜む〜(=人=)
初 >「そういえば、あのお子様はっ……」そう。アジトの地下区画にぶっこんだままでしたっけ、ゲンナイ……
弓 >「生きてるのかしらねぇ?」
翔真 >「………後程グィードに一報入れて頼んでおく位しか思い付かん(苦笑)」
サクラ >「……まぁ上手くやってくれると思いたい、です(眼逸らし)」
初 >「もし見つからなかったら、個人的に探しに行ってかたをつけるです(、、;」
GM >さっきからほん子がフラグ立てたりブーメラン喰らってたり(笑)
そら >o('ヮ'o) なごむー なごむぜー なーごーむーねこー♪(そうじゅう なう)
初 >「……あ。ところで相羽せんせー。お手伝い、しましょうか……?」
翔真 >「お前はまず休んで居ろ、その上で時間が有るのなら頼むとする(苦笑)」
初 >「いえ、そのですね……あれだけの事がわかったというのに、みなさんわりとお静かなんだなぁって……」
サクラ >「いや、なんというか……オーバーフローして一周回って冷静になっちゃったというか(たはは)」
翔真 >「慌てようが何しようが“既に起こってしまった事”はどうしようもない。有るがままに受け入れるだけだ。その上で、“何をどうしたいか”は自分で決めるものだからな。特に慌しくなる様な事は無い(フッ)」
初 >「な、なるほどなのです……」
翔真 >「と、それよりも。出来れば、クドラク医院に予約を入れておいてくれないか。そうして貰えると助かる。」
初 >「う、うな。りょうかいなのですっ」
そら >o('ヮ'o) ねこー ねこー ねこー な・ご・みね・こ ふぅー♪(そうじゅう なう)
GM >フレースヴェルグはなおも航行を続ける。ほん子が連絡を取り始めてからは、静かな時間が流れている……そらの妙ちきりんな歌を除いては。
弓 >「こらこら、おちつきなさい。あぶないわよぉ」 まったり
そら >o('〜'o) だいじょぶ ですよ!(てばなしでも もんだいなっしん)
GM >所謂トラックの運ちゃんの鼻歌のようなものなのであろうか(謎)
翔真 >「と言うか、今の内にそらに聞いておかなければならない事は聞いておくべきだろうか?」
そら >o('ヮ'o)「 ……ふみゅん?」
アドノレ >「ほう。何を聞かんとするのだ?」
翔真 >「正直広義過ぎて、何から聞けばいいのか見当が付かないと言うのが俺の正直な所だ。 報告書の製作でリソースが喰われているのも有るが。」(ぁ
そら >「ふみゅ……おはなししたほうが いいながれ?」
翔真 >「【アポクリフィス】の様な存在が他に居ないのか、“白”や“黒”に覚醒した時に最期に戦ったのはどういう相手なのかとか、おそらくは聞いておかなければならない事は色々有ると思うのだが………どういう順序で聞くべきなのか今一つ頭の中が整理し切れん。」
サクラ >「そうですねぇ……」 正直、こっちも翔真さんと似たような状態ですね(^^;
翔真 >「アム嬢のこれからに事についても、ひょっとしたら何か関連する様な事が有るかも知れない、まぁそちらはクドラク医院で診察を受けてその結果を聞かされてからの方が効率的かも知れないが。」
そら >いいかな、とアドっさん&弓にゃの方を見て。
弓 >(^ー^)b
アドノレ >「んむ」
翔真 >「こうやって集まるのもタイミング的に中々難しいからな、出来れば聞いておきたい。“そらが何をどうしたいのか”が一番大事なのは先の弓ちゃんの話でも有った通りだが、俺達も何か出来る事が有るならそらのために何かしてやりたいと思うのは同じだと考えている。」
初 >「うな。わたし達には知る権利があると思うです。ええと、この世界に生きている者として……っていう感じです?」
翔真 >「そう言う言い方より、何か出来る事が有るならやりたいし、助けてやりたい。少なくとも俺はそう言う事さ(フッ)」
初 >「う、うな(、、;」
翔真 >「責めている訳じゃないんだ、そこは誤解しないでくれ(苦笑)」
そら >「……じゃあ、話すね」 口調が変わる。
サクラ >(こくり)
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