【外伝・第3章】
悲劇の源流
<PART−13>
おそるべき記録
さて、ニューヨークに降り立った一同・・・だが、むしろ問題はここからであった。
尽:ここからだよ(苦笑)
GM:って訳で、今回の目的確認・・・「彼女」のパーツ探しだったね〜。
尽:他の部分探し、になるんだろうけど、ツテの大部分を持っている怜はまだロシアなんだよなぁ・・・
GM:前回の調査によって、アメリカには胴体、そして両脚があったとされている・・・胴体が現在確認されている通りで正しいとなれば、残るは両脚、かな?
尽:ですね・・・
ジョニー:行くあて有るかな〜?
GM:うむ、今こそコネを総動員するのだ(爆)
尽:尽のツテはマスコミと・・・マスターソン氏に一応聞いてみようか?
智律:マスターソンさんは…、流石に厳しいかなぁ…後は…、イシマールとか。
尽:雲を掴むような話だからね。 エルツフェルズの連絡先とかは怜しかしらねーし・・・
GM:あるいは・・・予定を変更してプロフェッサー=コスに直撃する手も!?(ぇー
尽:ふむー イヤだけど手ではあるな(笑)
智律:それはNo(笑)スローターあたり、妙なうわさを聞いてればいいけど…
ジョニー:コスモガードに聞いても解るだろうか・・・?
GM:むむ、何を聞いてみるかな?
ジョニー:隕石関連の研究や、宇宙由来技術による人造人間技術の研究機関等の所在地や経緯を調べておきたいです。
GM:了解〜。では・・・隕石関係で、NASA直属の研究機関がある事を教えてもらえる。問題は・・・そこがイシマール大学内にあるって事(爆)
ジョニー:むむむむ(苦笑)
智律:…やっぱりか(笑)
GM:ちなみに、人造人間技術研究のほうは・・・コスモガード側の説明によれば、「さる重要な事情」によって説明がもらえなかった・・・
ジョニー:むう・・・自分の役職の権限では無理な内容なのか・・・
GM:この国で「さる重要な事情」とくれば・・・絡んでいるのがどういう相手かの見当はつくだろうね(爆)
ジョニー:トリニティか・・・
GM:まあ、トリニティだけとは限らない・・・それ以外の企業も、絡んでいるかもしれないからね。
尽:やはり、コス〜イシマールの線からが早道か・・・先方に隠したまま調査できるかが問題だな。
ジョニー:それに・・・各国間の勢力分布にも影響しますしね
尽:企業の類に感づかれるのは出来るだけ避けたい・・・と、ジョニーさんに言っておきます(というか、怜が言いそう・笑)
ジョニー:了解しました(苦笑)
GM:まあ、宇宙開発技術はそのまま軍事技術でもあるからねぇ・・・しかし、まだまだ手はあるはずだ・・・。
ジョニー:では、銀河連邦警察機構からでの情報は得られるでしょうか?
GM:うむ(笑)人造人間技術研究に関しては、目下米政府の号令により複数の企業と、その傘下の研究所が従事している。列挙すれば・・・トリニティはもとよりアンブラ、オカジマの現地法人・・・そしてオクタヘドロン。
尽:オクタヘドロンかぁ・・・
ジョニー:その中から、WW2前後から大躍進しているのはどれでしょうか?
GM:やはりトリニティと・・・意外な事に、オカジマの現地法人の名が挙がっているね。
ジョニー:本社ではなく?
GM:うむ。ちなみに、オカジマが米国に進出したのは30年近く前・・・しかも、アンブラとの提携で業績を伸ばしたらしい。
ジョニー:アンブラとトリニティ…どちらも厄介だなあ・・・
智律:そっちのパイプは…、ないですからな。
尽:ふと思う・・・オカジマなら、小林(モータース)のおやっさん何か知らないかな…って。けど、他の手段が無くなったら聞いてみるに留めよう(内心)
GM:ちなみに、オカジマの技術レベルを大きく上げた関係者として・・・故・杉崎博士の名前が挙がっている。
ジョニー:ぐはっ…さすがに故人からは聞けないなあ(苦笑)
尽:杉崎博士はオカジマ系の人だからなぁ・・・あり得ること。けど、今はもうね・・・
GM:確かに、博士本人からは無理かもしれない。が・・・
ジョニー:・・・華恋ちゃん…? 確認をとってみます。
華恋:「もしもし・・・あら、その節はお世話になりました」
ジョニー:「いえいえこちらこそ…。で・・・博士の業績について聞きたいことがあるんだけど・・・いいかな?」
華恋:「ええ、私は構いません・・・やはり、そらさんの事ですか?」
ジョニー:「ああ。30年程前、博士がオカジマに所属していた頃に、そらちゃんのボディの元になった物をアンブラと提携・研究していたらしいという事が解ったんだが・・・。その時期についての博士の業績や研究の資料をしらべられないだろうか?」
華恋:「はい。今、家に居ますけど・・・1時間ください。書庫を調べてみますから」
ジョニー:「お願いするよ・・・。ありがとう」
華恋:「いいえ・・・この程度しかお役に立てなくて、ごめんなさいね。」
◆ ◆ ◆
尽:俺はコネ少ないから、現地の黄金の蛇に、隕石関係のことと、両脚の形のパーツの噂がないか聞き込みしておきます〜
GM:了解〜。では・・・黄金の蛇からの情報によると・・・現在、米国の「黄金の蛇」に残っている遺物は存在しない、との事・・・それらは、すべて持ち出されてしまったからだ。
智律:むぅ?
尽:・・・一体誰が?!
GM:うむ、胴体に関しては、真琴が前回言及した経緯で日本に持ち出され、喪失・・・となっている。両脚に関しては・・・胴体が失われた直後、アンブラに売却の記録が残っているね。
尽:アンブラか! 怜、早く帰ってこーい(笑)
智律:あ…、ちょっと待って。 当時の事って、おやっさんが何かしらないかな? ちょうど現役時代だろうし…連絡してみます。
おやっさん:「・・・智律君か。一体どうしたね?」
智律:「えっとですね…。30年ぐらい前…。 オカジマがアンブラの協力でアメリカに進出した時のことなんですが…何か、妙なうわさとかってしらないですか・・・?」
おやっさん:「ふむ・・・・・・そういえば、私が現役だった頃にひとつ、事件があったな」
智律:「実は、その時期に、そらさんの足らしいものがアンブラに売却されているみたいなんです…。」
おやっさん:「? それは私の知っている事とは少し違うようだが・・・」
智律:「はわわ…? とりあえず、お義父さんのお話をお願いしますです。」
おやっさん:「そうだな(苦笑)それは『黄金の蛇』の幹部が、歴史的遺物を企業に売却した…と問題になったという話だ。」
智律:「はわわ・・・。どんなものかはわかりますか・・・?」
おやっさん:「うむ。問題になった『黄金の蛇』の元幹部は、マフィアと通じててな・・・企業に売却するふりをして、エミュレイターの手の者にその遺物を引き渡そうとした訳でね。」
尽:いつの時代でもその類は存在する、か・・・
智律:「…その遺物って、なんだったんですか?」
おやっさん:「なんでも、古代の人造人間のパーツだったらしい・・・詳しい事は解らんがね」
ジョニー:物凄いオブラートに包んでいる(苦笑)
智律:「……………。」
おやっさん:「事態に気づいた『黄金の蛇』は、FAAに事態の収拾を要請した・・・で、結局遺物は取り返され、本来の取引内容どおりに扱われた訳だよ。」
智律:「…はわ。」
尽:どんどん突っ込め智君! エール送るしかできねー(笑)
おやっさん:「もっとも・・・その企業が、その直後に大事件を引き起こす事になるのだがね」
智律:「いったい何を起こしたんですか・・・?」
おやっさん:「・・・・・・これについては、電話で話すのはやめておこう。君たちのいる場所が場所だ」
智律:「…わかりましたです。…僕達は…、その遺物の事を追います。また…、何かあれば連絡しますです。」
おやっさん:「そうか・・・・・・気をつけたまえ。場合によっては、君たちの身に危機が訪れるかもしれんからね・・・」
◆ ◆ ◆
尽:・・・と、華恋ちゃん待つ間、情報統合してましょうか(笑)
ジョニー:一時間かあ・・・
GM:うむ、それに更に情報を集めることも可能だね〜。
尽:とすると・・・安全地帯確保も兼ねて、FAA本部にマスターソン氏を訪ねた方がよさそうかな?その事件でFAAに依頼があったのなら、本部に資料が残ってるだろうし。
ジョニー:たしかに・・・。
智律:ですね。かなりの独立性があるので、安全性は問題ないでしょう。
尽:それじゃあ、以前訪ねたFAA本部に向かい、マスターソン氏に事情を話して場所を借りましょう(笑)
GM:マスターソンは、当然ながら一同を歓迎してくれる・・・まあ、ジョニーの肩書きも知っているからねぇ(笑)
智律:…うわぁ(笑)
尽:何気に有名人?!(笑)
GM:いやぁ、マスターソン・・・マスター=フラッグはFAAの現リーダー。地球外でも活動しているから当然銀河連邦とも関係が深い、いわば得意先の一つ(笑)
尽:地球のスーパーヒーローはNWOS世界でも、宇宙的に忙しいらしい(笑)
ジョニー:宇宙は広い(笑)
尽:では、時間短縮の為にも、各自、手持ち情報は統合したことにしておきます。
智律:あとは、FAA本部で当時の資料探し、かな?
尽:資料探しなら俺も手伝うぞ(笑)
ジョニー:自分も手伝うぞ〜(笑)
智律:「あの…、ですね。単刀直入にお願いします。30年前の、遺物売却事件の資料を見せていただけませんか?」>マスターソンさん
GM:マスターソンは、智律の質問に首をひねる・・・「はて? その事件は14年位前のことですが・・・?」
尽:「ありゃ? 智律〜聞き間違えたのかぁ?(ははっ)」
智律:「はぅぅぅぅ…。」
ジョニー:「ドンマイドンマイ」>智くん
マスターソン:「それに、何故今その事件の事を聞くのでしょうか? 何か理由があるように思えますが・・・」
尽:「おやっさ・・・いえ、常田さんによると、当時FAAが介入したと言うことですので・・・」
マスターソン:「確かに、あれは師匠・・・ヴァンガードがリーダーだった頃の事件ですけどね。」
尽:「だそうっすね。」
智律:「僕達は…。あるものを追っています。 それが…、その事件で取引された可能性が高いと判断したからです。」
マスターソン:「すると、プロジェクト=デミウルゴスの・・・(言いかけて止める)」
ジョニー:「!!」キュピンと反応
智律:「………。」無言のまま、視線だけを送る。
尽:「・・・貴方も知っておられるようですね・・・。」
マスターソン:「・・・(表情を厳しくして)・・・それなら、ひとつ言っておこう。君達がここに来たのは正解だった、とね。何故なら、その事件の原因である『遺物』こそ・・・プロジェクト=デミウルゴスに使用されたものだから」
ジョニー:「!!」
智律:「……。」
マスターソン:「そして、そのプロジェクト=デミウルゴスこそが・・・師匠が最後に携わった事件であるから」
智律:「…え?」
ジョニー:「最後の!?」
尽:「!?・・・それは、初耳です。」
マスターソン:「そうか、やはり師匠は誰にも話してなかったようだが・・・・・・・・いや、話が些かそれてしまったか。目的は、この件ではなかったね。すまない・・・」
尽:「確かに話はそれていますが・・・俺達にはそれも重要なことです。」
智律:「…できれば…、その事も話していただけませんか?」
ジョニー:「・・・聞かせてもらえれば・・・ありがたい・・・」
尽:「可能ならば・・・お教え願えませんか?」尽は内心、おやっさんには悪いかも知れないと思いつつ・・・。
マスターソン:「・・・(口調を直して)その件について、私から話す事は出来ません・・・どうしてもと仰るなら、師匠に直接お聞きになると良いでしょう。」
ジョニー:「・・・わかりました・・・」
尽:「・・・それが正道ですね。」
智律:「・・・はいです。」
マスターソン:「ともあれ・・・問題は、その遺物の件ですね。では、資料室へご案内します・・・」
マスターソンは、一同をFAA資料室へと案内する。
そこは綺麗に整備されていて・・・壁面一面にコンピュータのユニットが揃っている。
おそらく十塔ハジメが所持しているもの、いやそれ以上のテクノロジーが
使われているであろうことは、想像に難くなかった。
マスターソン:「ここが資料室・・・60年以上にわたるFAAの全活動記録が収められています。」
智律:「はわわ…。」きょろきょろ
ジョニー:「ヒュウ〜」
尽:「凄い・・・・・。 ここは、ピグマリオン検索可能ですか?」
マスターソン:「ピグマリオンなど必要ありませんよ・・・ここの自律型コンピュータが、すべてのデータを管理していますから。(コンピュータに)THINKER・・・ケースファイル閲覧承認。コードネーム『マスター=フラッグ』」
部屋中に響く音声:「承知・・・ケースファイル、展開・・・時期指定を、要求します」
尽:「おおっ…」マスターソン氏が操作してくれているので静かに観賞(笑)
智律:「はわわ〜・・・。」
ジョニー:(…ある意味では、あの子よりも優秀・・・か?)(爆)
マスターソン:「・・・ケースファイルコード、B33Q・・・アーカイブで頼む」
音声:「承知…アーカイブ展開、ケースファイルB33Q…地球外知性体・異質文明関連資料」
GM:ホログラム画面に浮かび上がったファイル数、優に数百・・・その中から、マスターソンは音声入力でファイルを絞り込んでいく。
ジョニー:黒歴史を見るときみたいな感じ?(爆)
尽:・・・とすると、そらちゃんがヒゲ?(爆)
智律:ぎゃー!?・・・あ、いや、むしろばらばら(笑)
いいのか それで(笑)
音声:「該当ファイル・・・3 関連ファイル・・・『シベリア隕石の遺物』」
智律:「!!」
尽:「それです!」思わず
マスターソン:「・・・例の売却事件、デミウルゴス事件・・・それにナチス財宝事件、これは私の知らない事件か・・・どの事件について閲覧しますか?」
尽:ナチが絡んでるって情報は前回もありましたね。
ジョニー:「全部…と言いたいが・・・(悩)」
智律:「すべてが必要です」
尽:「全部見せてもらって構いませんか?出来れば時系列順に。」
マスターソン:「全部ですね・・・いいでしょう。THINKER、すべてのファイルを展開してくれ」
音声:「承知・・・3つのケースファイルを、展開します」
GM:順番としては、ナチス財宝事件(1970年代)>遺物売却事件(14年前)>デミウルゴス事件(12年前)って感じだね。このうち「遺物売却事件」に関しては、智律がおやっさんから聞いたとおりの顛末だ・・・
尽:売却に関わった人物を特定できませんか?
GM:売却に関わったのは、当時「黄金の蛇」アメリカ支部長だった人物で、事件の際に死亡している。そして、結局売却された相手は・・・アンブラのドクトル=エルツフェルズとなっている!
尽:故人か〜了解です。 アンブラ側はどうでしょう? って…ええ?
智律:むぅ……
ジョニー:納oo ]
尽:「Dr.エルツフェルズか・・・これは怜の奴が合流してからの方が良さそうだな。」うぉー 怜、はやくこーい(爆)
GM:で、もうひとつ。「ナチス財宝事件」とは・・・大戦末期にナチスが潜水艦で日本に送り出したとされる秘密兵器を求めて、ソ連・アメリカのスーパーチームが激突した事件だ。
ジョニー:ソ連側のチームっていったい・・・
GM:ソ連側のチームは、KGB所属の・・・要するにウィザード能力所持者達だね。
尽:ピョートルの関係者とか居そうだな〜
GM:ちなみに、ナチス財宝事件で発見された「兵器」とは・・・画像が残されているね。
智律:お、それはみないと。
尽:よく観察してみます。
ジョニー:よく見てかんがえよう・・・
GM:その画像に映っていたのは・・・『何かの右腕』だった!!
智律:「…これ…、クレムリンの地下で見た…。」
ジョニー:「・・・ああ・・・間違いないだろう・・・」>智くん
尽:そっちの事は勿論思い出します…が、画像では共鳴で確かめることは無理(笑)「情報もほぼ一致するね・・・」
GM:ああ、それについては・・・別の画像が、そのヒントを与えてくれる。残されていた画像には・・・同じ部分を写したものが何枚かあったが、明らかに違う形状をとっているのだ。
尽:「この右腕は・・・やはり・・・」 怜から聞いたことにしよう、うん(笑)
GM:画像全てを参照する限り、特殊な信号を与えられた「それ」は・・・様々な形状に変化していた。
尽:この面子だと・・・智律君は見てるはずか・・・
GM:そして、その形状は・・・そう。智律、明らかに見覚えがありすぎる!!
智律:…弓さんの?
GM:ど ん ぴ しゃ (笑)
ジョニー:やっぱり〜〜!!
智律:…そりゃあ、ねぇ(苦笑)
尽:智律君が口に出してくれないと、こちらからは断定できません(笑)
智律:「……弓さんの、『破壊の右腕』…!」
尽:「やっぱりか・・・」
ジョニー:小声「弓?」この時点では、まだ知り合ってないので(笑)
尽:「ん、ああ・・・あとで説明するよ。」<弓?>ジョニーさん まあ、あとでイヤというほど知るんだけど(笑)
ジョニー:「あ、ああ」>尽
そう。ジョニーはこの後、「それ」が何であるかを知る事になる・・・
本編第13夜参照である。
GM:マスターソンは、智律の言葉に怪訝な顔を向ける・・・
尽:マスターソン氏にも一応、「俺達の追っている物件が、予想通りの所に収まっていた。そういうことなんです。」
マスターソン:「なるほど・・・」
GM:結局、回収された「兵器」の争奪戦はFAAの勝利に終わり、問題の物品は米政府所管になったのだけど・・・その時調査を担当したのがアンブラ、そしてオカジマとなる次第なのだ。
尽:「ロシアに始まって、ナチス、日本、米国、そしてまた日本か・・・」ぼそ
GM:そして、プロジェクト=デミウルゴスについては・・・「これについては、先にお伝えしたとおりです・・・」と、展開を中止するね。
智律:「・・・駄目、ですか。」
ジョニー:「・・・知っておきたいですね・・・」
尽:「・・・・・・やはり、見せてはいただけませんか?」
マスターソン:「ええ。今ここに居る私よりも、師匠に近い場所にいらっしゃる皆さんこそが、直接話をするべきだと思います。」
智律:「…そう、ですね。」ふぅっと肩の力を抜いて
ジョニー:「了解しました・・・」
尽:「そうでしたね・・・。”また”、お願いするかも知れませんが、その時はお願いします。」 先ずはおやっさんに話を聞いてからだな。
マスターソン:「いえ・・・お教えできなくて申し訳ない。」
智律:「こちらこそ突然お邪魔して…、本当にありがとうございますです。」
尽:「ふう。情報はこんなものっすね。 わざわざ、ありがとうございました。」礼
ジョニー:「ご協力、感謝します」ぺこり
マスターソン:「いえ・・・師匠によろしくお伝えいただければ幸いです。ともかく、これで・・・何か確証は得られたようですね?」
尽:「確かな事がいくつか、そして新たな謎がいくつか・・・ってところですね(ははっ…)」<確証
智律:「謎が新たな謎を呼ぶ…、ですね。」
ジョニー:「だが、いつかは真実にたどり着く…。絶対にな・・・」
GM:で、ここでジョニーに着信・・・華恋からだ。
ジョニー:「HELLO 何か解ったかい?」>華恋ちゃん
華恋:「HELLO・・・お話のあった件、とりあえず見つかりました・・・」
尽:「華恋ちゃんか・・・」
ジョニー:「見つかったか・・・」
智律:「…何がわかったのでしょう…。」
華恋:「・・・添付ファイルとして、それと思える資料を撮影しましたのでお送りします。詳しくは、横浜の私の家でわかりますよ。」
智律:「はわわ〜?」 とりあえず見れる部分だけでも確認
華恋:「なにぶん膨大な研究資料でして・・・人造人間の関節構造についての調査報告書をもとにしたようです。」
ジョニー:「関節構造・・・。解った、ありがとう。自分のピグマリオンに転送を頼む」で、閲覧していいでしょうか?
尽:関節部かぁ・・・随分限定されているけど、資料の一部なのかなぁ?ジョニーさんのピグマリオンを覗き見するか〜(笑)
智律:…言い換えれば、何かと何かをつなぐ研究?
ジョニー:ある意味、「最初から何を使うのかが解っている」感じの資料だなあ>関節部
GM:その資料は・・・見ると、「腕」の構造を示しているようだ。
尽:関節部・・・というか、腕か。サスペンションやバランサーに関するものなのかも・・・他に読みとれる情報はありませんか? 例えば変形機構とか。
GM:うむ・・・「関節」の駆動構造、人工筋肉らしき積層構造・・・といったところか。華恋から送られてきた資料は断片なので、そのくらいしかわからないけど・・・ちなみに右側だね、ジョニー(笑)
ジョニー:なるほど…
尽:ふむ・・・杉崎博士とDr.エルツフェルズは面識があったはずだから・・・有りうる話だな。むしろ問題は、面識のあった時期かも。
GM:ちなみに、この関節の構造を応用して、オカジマはロボットアームやパワードスーツの開発にて大成功を収める次第・・・なのだけど、この情報自体は0−Phoneで転送したものなのでたかが知れているという事(笑)
尽:話を統合していくと、件の隕石は、NWOS世界全ての技術革新を起こしたモノリスのようなモノってことになりつつあるな・・・
ジョニー:…銀河連邦警察のデータベースで、「何処の星系の種族なのか?」を調べたくもなってきた・・・
智律:エミュレイターの集めた情報も欲しいところです(笑)
ジョニー:「どうする? もっと詳しく調べるには一旦日本に帰国しないと駄目みたいだが・・・」それでも、可能な限り情報を読み取ろうとする
智律:「う〜ん、イシマール大学にも寄ってみないと…。」
尽:「イシマールに行くのは、若干の危険が伴うが・・・行ってみるか?」
智律:「虎穴に入らずんば、虎子を得ず、です。」
ジョニー:「虎穴に入るんば虎子を得ず・・・か・・・」
智律:「はわわ。」
尽:「ははっ、二人して同じことを(笑) じゃ、行ってみるか。」
ジョニー:(・・・JAPANの言葉は難しい)
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