【外伝・第3章】
悲劇の源流
<PART−15>
それぞれの『問題』
〜または『血の導き』〜
その頃、智律は…ロクシーと共に、大学図書館にいた。
智律:「本がいっぱいです〜。」とりあえず、隕石関連を探してみる。
ロクシー:「・・・智律、私に手伝えることはない?」
智律:「……はぅ〜、そうですね。……じゃあ、僕の近くに居てくださいです♪」
ロクシー:「・・・わかった(くす)」そして静かに見守る・・・
智律:PCは心底から悪気なし、PLは血涙の選択だ(笑)
尽:つか、イノセントは守れよ?(笑)>ともくん
智律:もちろん、だから近くに居てっていったのですよ(笑)
智律は、天体関連の知識を記した本を探してみたが…もっと奥に行かないとないようであった。
そうして、ロクシーと2人足を踏み入れていく。灯りも乏しい図書館の奥へと…
ロクシー:「ねえ、智律・・・ひとつ聞いていいかしら?」
智律:「…なんですか〜?」周囲警戒を続行しつつ、奥に移動〜。
ロクシー:「・・・・・・あの、言いにくいことかもしれないけど・・・どう思う?」
智律:「…はわわ? 何の事ですか?」
ロクシー:「・・・・・・・・(小声で、困ったように)私の事・・・」
智律:「…………………………。」
尽:うーん、ともくん男気テストされてる(笑)
ジョニー:アドバイス不能(苦笑)
智律:「…………ロクシーさんは、僕にとって大切な人です。……でも…。」
ロクシー:「・・・・・・でも?(上目遣いで続きを聞く)」
智律:「……僕には、もっと大切な…、人が居るです。」
ロクシー:「・・・そう・・・ちょっと悔しいわね(くす)」
智律:「それに…、僕はロクシーさんに嘘をついています。……そんな僕は…、ロクシーさんからそんな事を言ってもらえる者じゃあ、…無いんです。」しっかりとロクシーさんの目を見据えて
尽:ともくんが地雷蒔いてる気がする(笑)
ロクシー:「・・・・・・どんな嘘かしら?」
智律:「…今はまだ…、いえないです。卑怯な言い方かもしれないですけど…、話すことが出来る時が来たのならば…、すべてを話すです…。」
ロクシー:「・・・・・・見た目に寄らず、意地悪なのね・・・でも、そういう子は嫌いじゃない・・・(くす)」
智律:「…。」
ロクシー:「・・・(智律に身体を密着)・・・それに、私・・・口先だけは嫌。確証がほしいの・・・(智律の背中に手を回す)」
智律:「……………今の僕には…、これだけしか出来ないです。」ぎゅっと抱きしめる
ロクシー:「・・・・・・私は、あなたが好き・・・一目惚れ、かしらね」
ロクシーは智律に唇を重ね、舌を絡める…恋人同士がする、大人のキスを。
暗闇の中…二人を見咎めるものは、ない。
尽:うーん、超美形とは女(男)難の相のことか?(笑)
ジョニー:(-人-)
智律:「むっ…………。っはぁ…。……僕は怖いんです。」 顔を離して
ロクシー:「・・・・・・何が怖いの? もしかして・・・」「初めて?」と、ここまではいわない(笑)
智律:「…僕のせいで誰かが傷つく事が…。」じっと、ロクシーさんの目を見る
ロクシー:「綺麗な目・・・こう見えてもね、私・・・傷つくのには慣れてるのよ・・・(ゆっくりと、優しく背筋を撫でる)」
智律:「いいえ…、違うんです。 もちろん…、誰かが傷つくのは嫌です…。 でも…、それ以上に僕の知ってる人が傷ついたらそれ以上に僕の心が痛むんです…。」
ロクシー:「・・・・・・愛されるのが怖いの・・・?」
智律:「…自己防衛の……卑怯な、手段です。」
ロクシー:「・・・大丈夫。怖がらなくてもいい・・・拒まないで・・・(再度唇を重ね、舌を滑り込ませる)」
智律:「………っ!? ロクシーさん…?(引き離した)」 ふむ?…瞳が霞がかってるとか…、ロクシーさんに何か以上は見受けられます?
ロクシー:「怖がってたら、何も進まないのよ・・・」いや全然。それにこの暗闇の中じゃあねぇ(笑)
智律:「卑怯だって言う事は知っています…。だから、…、今は僕を信じてください。(逆にキスの逆襲・笑)」
智律、火に油を注ぐ(笑)
ロクシー:「・・・・・・だめ。あなたが意地悪をするから・・・私も、いじわるになる(逆に押し倒し、身体を密着させて)」
智律:「は、はぅぅぅ…。(ど、どうしよう……。)」 いかん、マジで天羽では万策尽きたか?(笑)
尽:おいおい…智律君はこのままストロベリー?(爆)
ジョニー:1時間は帰ってこな(殴打撲殺
尽:それを言うならご休憩2時間(ぉ
智律:「だ、駄目ですっ! 本当に、駄目なんですから…。」 …沼にはまった気分だ(笑)
ロクシー:「・・・ここで別れたら、二度と会えなくなるかもしれないから・・・だから、私は嫌・・・(少年を優しく刺激し始める・・・)」
智律:「絶対に…、また会えるです。…僕は、約束は必ず守るですから…。(抱き返し」
ロクシー:「そんなの、解らないわよ・・・(何度も唇にキスをしながら)」
智律:「…何があっても…、僕はロクシーさんを助けにいくです。 どんな運命があってもそれを切り開き、如何なる宿命があってもそれを踏み越えるです……僕は、そう誓ったですから…。」
ロクシー:「・・・口先だけじゃ信用できないわ・・・だから、離さない・・・離してあげない(ゆっくりと指を滑らせる)」
智律:「あぅぅ…、だからそれは駄目なんです〜…。」
ロクシー:「大丈夫・・・時間は一杯あるから、ちゃんと教えてあげる・・・そうすれば、怖くなくなる・・・から(そのまま、優しく導く←謎)」
一方、星間物質研究室に戻ってきた尽&ジョニー。
状況は先と変わらず、人気もない・・・
尽:では、慎重に「ツングースカの遺物」に近付きます。展示ケースとか、固定状況とか気になります(笑)が、どういった展示状況でしょうか?
GM:問題の遺物は、1m四方の特殊ガラスのケースに収められているね。
尽:ケースごとが早いか、こじ開けるか・・・
ジョニー:そこはかとなく、警備態勢や機器の状態を探ります
GM:ガラスケースの周囲は、ロープが張られていて・・・しかし、ジョニーはセンサーそして監視カメラがあるのを発見する。
ジョニー:カメラの死角やセンサーの種類は解るでしょうか?
GM:うむ、もちろん(笑)カメラは、意図的にツングースカの遺物を監視するようになっているね。
尽:重点警備はしてるか・・・しかし、何故公開しているのか? 罠かなぁ?
ジョニー:ある意味、目玉扱いだな・・・次元潜行装置で、カメラを騙せるかなあ?
GM:カメラは通常型だから、超常的なものに対する備えはなさそうだ・・・
ジョニー:なるほど。問題はセンサーの方だなあ・・・それはどうなのでしょうか?
GM:うむ、センサーも通常のものだね・・・電器屋で見かけるようなのだ。
ジョニー:・・・なんだ・・・この例え様の無い気味悪さは・・・
尽:
えーい、ここは使い時だ! データバンク発動! センサーと警備カメラをじっと見る・・・そしてあらゆるデータを検索して、その警備状況を看破する!
GM:うむ・・・カメラ・センサー類は、入り口の管理室にて一元管理しているね。だから、そこさえ何とかすれば・・・
尽:「・・・ぐうぅ・・・」イタタタタ。顔しかめつつ考える。
ジョニー:「また? 大丈夫か?」>尽
尽:「ははっ・・・力の代償って奴でね・・・まだ大丈夫さ…(ここからジョニーさんにしか聞こえないように小声で)・・・ここの警備状況は、全くイノセントのモノだ・・・入り口管理室のカメラデータを何とかして、次元潜行で何とかなる筈だ。」 ちょっと苦しそうに。
ジョニー:小声「…なるほど…だが…それなら、セキュリティを切る→GET!→セキュリティを切った記録を改竄 のほうが良くないか?」>尽 根本的ってこれ?(爆
尽:「そうだな・・・ただ、俺達がその時、その場にいた証拠も消さないと意味がないが・・・」 根本的って合ってるんだろうか?すっかり泥棒さんの会話だ(笑)
ジョニー:小声「・・・確かにそうだな・・・失念(苦笑)」猫目石(違
GM:では、ここで技術者ジョニーにヒント・・・センサーもカメラも、電気製品ですよね?(笑)
ジョニー:・・・停電?
GM:うむ、不幸な事故(笑)
ジョニー:・・・この施設の配電盤は?(爆)
GM:うむ、尽が突き止めてるけど・・・施設の裏手だ(笑)
尽:おー、すごいぞデータバンク(笑)では停電+次元潜行で行きますかな? 幸い二人とも持ってるし〜(笑)
ジョニー:あ、この部屋って窓有ります?
GM:窓は・・・小さいものならいくつか(笑)
ジョニー:じゃあ、自分はテレポートで逃げましょうか?(爆)
尽:詠唱時間があるでしょうに(笑)怪しまれないように跡を残さないのがいいと思います。
ジョニー:了解しました。では、自分は配電盤ですね?
尽:一旦退散して、再度アタックかな…裏手は任せるとしかないので、中は俺がやりましょう。
GM:うむ、作戦はまとまったようですね(笑)
尽:ですね〜 っと、その前に・・・智律君にこの事伝えるかどうかが問題です(笑)あちらの事情を知らない二人だと・・・少なくとも0−Phone位はするかと(笑)
ジョニー:なるなる・・・図書館まで行くというのもあるなあ(爆)
だが、その智律は…今なお図書館の奥深くで、ロクシーと抱き合っていた。
いつになく情熱的で激しい、ロクシーの仕草…典型的アングロサクソンの魅惑的な身体が、
ひたすらに目の前の少年を求める…。
少年は、生物の本能に従いかけて…ふと、理性を取り戻した。
智律:「…ロクシーさん、今日は…強引過ぎます…。 僕は…、そんなロクシーさんは嫌いです…。」見た目以上の筋力でロクシーさんを引き離して
GM:引き離されたロクシーは、その勢いで床に引き倒される・・・「・・・ぅあっ!?」
尽:智律君って筋力8有るんだよなぁ(笑)
智律:「あ…、大丈夫…、ですか?」
ロクシー:「・・・・・・・・・・・(その場にくずおれたまま)」
図書館を包む沈黙の闇・・・やがて、ロクシーの啜り泣きが聞こえてくる・・・
智律:「ど、どこかうったんですか…? 怪我とかはしてないですか…?」
ロクシー:「心が痛いの・・・・・・また、棄てられるって思ったから・・・」
智律:「……………………ごめんなさいです。……でも、僕がロクシーさんの事をすきなのは…、本当ですから…(ぎゅっとロクシーさんを抱きしめる)…僕は、そんな事をしませんよ。」
ジョニー:女泣かせ(爆
尽:んーむ、智律君、助け船出せなくてごめんなぁ・・・
智律:いえいえ、これも宿命というのであればすべて踏み越えてゆくだけです(笑)
ロクシー:「・・・・・・前に私を抱いた男も、そう言ってた・・・だから、それ以来・・・口約束だけの男は信じない事にしたの。二度と欺かれたくないから・・・」
智律:「…なら…、どうしたら、僕の言う事を信じてくれますか?」
ロクシー:「どうもこうもないのよ、智律・・・あなたには、そういう人間になって欲しくない。そういう嘘をつける人間になって欲しくない・・・」
智律:(ゆっくりと頭を振って)「……僕はうそつきです。……でも、自分がした約束はどんな事があっても守り通します」
ロクシー:「・・・矛盾ね・・・そんなの、信じられるわけないじゃない・・・」いや、語るに落ちてるんですが(笑)
智律:「…そうですね。…でも、僕はそうとしか言えないんです…。」
ロクシー:「・・・・・・やっぱり私って、男を見る目がないのね・・・(寂しく笑って)」
智律:「…ロクシーさんには、僕よりも、もっといい人がきっといますよ…。」さわさわと、髪を撫でてて
GM:智律の手を振り払う、ロクシーの手・・・それは決定的な瞬間。
智律:「…。」振り払われます
ロクシー「・・・・・・慰めなんていらない・・・何を言われても、結果は同じなんだから」
智律:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(仕方が無い…、事なんです)」寂微笑を浮かべて
ロクシー:「・・・・・・・・・・・・もう二度と連絡してこないで・・・」上ずった声でやっとそれだけ言って、そして足早にその場を立ち去る・・・
ジョニー:コメントしづらい(苦笑)
尽:人それぞれが選ぶことだから、何も言わないよ。
智律:「………」黙って見送ります。それから、しばらくして…
「………もう…、誰も悲しい思いはさせないと誓ったのに…。」
「…結局、僕はロクシーさんを悲しませて………。」
「……なんて、無力な…。」
尽:あうー、ここで0−Phone入れちゃえ(爆)>智律君
智律:「…はいです。」 ここで呼び出しに気がつく(笑)
尽:「ああ、智律か? 尽だけど・・・(これまでのことと計画のあらましを説明)・・・それで、ロクシーさんは今どうしてる?」
智律:「…わかりましたです。 ……こっちは…、ロクシーさんに嫌われちゃったです。 ……そうですよね、こんな…、僕みたいな男なんて…。でも、きっと、これでよかったと思うです…。」
尽:「・・・・・・・俺は智律を信じてるよ。 時にどうしようもないこともあるからな。 ・・・じゃあ、 また後で連絡する。」 で、通話終了。
◆ ◆ ◆
GM:では・・・傷心のともくんはそっとしておいて、計画実行ですか?(笑)
尽:時計合わせてレッツゴー(笑)もっと気の利いたことが言いたかったが・・・ これからの課題としよう。
ジョニー:「?? BOY(智くん)はどうしたんだ? ・・・いや、後でいいか・・・」
尽:人目のないところで箒装備>次元潜行開始!
ジョニー:大人げも無くプラーナをつぎ込む〜(爆)
そして、2人は行動を開始する…ジョニーが裏手でブレーカーを落とし、
その間に尽が次元潜行装置をONにした箒で、例の石を奪おうというのである。
GM:・・・で。ジャッジの結果が2人とも完全に同一なのは、何かの運命ですか?(笑)
ジョニー:シンクロニティ(爆)
尽:シンクロ技が発動しているのです!(笑)
GM:って訳で、その同一数字ゆえにボーナスを・・・尽はタイミングよく、破片の奪取に成功。その脱出にタイミングを合わせ、ジョニーは再びブレーカーを入れる!
ジョニー:有りがたや〜(笑)
尽:何という偶然!何という僥倖!(笑)
ジョニー:そしてTokyoへ(爆)
尽:「奪取成功・・・このまま離脱する。」0−Phoneにて連絡。
ジョニー:「OK こっちも現場を離れる」
GM:で、余禄(笑)・・・脱出した直後、尽は眼下に見た・・・ぶらぶらと寂しげに歩く、ロクシーの後ろ姿を。
尽:「・・・(God Breath you)」 せめて心の中で彼女の幸せを祈る。
かくして、その場を離れた2人は智律と合流し、日本へと帰国する事になる…
その手に「ツングースカの石」を携えて。
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