【外伝・第4章】
ホロボスベキモノ
<PART−02>
次なる一手<2>
おやっさん:「・・・で、さしあたりどうするね?」
怜:「……ロシア、もう一度行ってきます」
おやっさん:「・・・ロシアにかね・・・?(意外そうな表情)」
怜:「……冬将軍のことを調べなおしたいことと……もう一度サーシャ絡みの事の追加確認と、それと報告があるので……一人で大丈夫ですから」
尽:「まあ、待て怜。 結論を出すのは気がはえーぞ(笑)」
怜:「……仕事で行くついでだし……それに、エルツフェルズに突っ込むなら……一人でも行きますよ、俺は」
智律:「だめですよぅ! それに…、これは僕たちの問題でもあるんですから。」>怜さん
ジョニー:「そうだぞ・・・独りで出来る事の限界は・・・意外に小さいものだぞ(苦笑」>怜
尽:「まあ、一人で焦るなって(ははっ)」
怜:「……わかった」>智律、ジョナサン (聞こえんように小声で)「まあいい、俺のやりたいことはこの調査内で進められることだ……焦らなくてもいい」
おやっさん:「いや・・・これ以上の単独行動は、避けたほうがいい」
怜:「……報告忘れていました。神聖護世騎士団のエージェントになったので」
智律:「………え…? そ、それだと、怜お兄ちゃんは、何かお仕事が色々とあるんじゃ…?」
怜:「……だから、ロシアの方は”エージェントとしての報告任務”で行くことだから許して欲しかったんだけどなあ」こっちはわざとはっきり言う(笑)
尽:「わざとらしい(ぼそ)」小声で(笑)
ジョニー:「?? 俺達がアメリカに行っている間に・・・なにがあったんだ?」
おやっさん:「それなら0−Phoneで片が付くだろう(苦笑)」
怜:「現地でないとわからないものがあるから、ですよ」微笑して
おやっさん:「行動するのも結構だが、まずは、だ・・・アルベール、モルセール、コス、エルツフェルズ、ロシア、デミウルゴス・・・この中から順に絞りこまないとな」
怜:「……速攻でとっかかれるのはエルツフェルズとロシアですね」
智律:「う〜ん、その中だと…。エルツフェルズさんからでしょうか…。」
尽:「Dr.エルツフェルズで構わないんじゃねぇかな・・・・」
ジョニー:「こっちもスピーディにした方がいいだろう・・・。Boy(智くん)と同じ意見だな・・・」
おやっさん:「エルツフェルズ博士関連なら・・・注意深く行動せねばな。」
ジョニー:「今までの話からすると・・・先回りそうですからねえ・・・」
怜:「……その前に、報告したいことがあるけど……」
智律:「あ、はい。なんですか…?」
怜:「……後回し希望?それとも先に調査する?」
尽:「報告は先でいいんじゃないのか?」>怜
怜:「調査優先なら調査優先って決めてくれ……俺はどっちでもいいから」
尽:「なんだ・・・報告ってロシアのことか? なら、エルツフェルズを優先したいところだな。俺は。」
怜:「……サーシャのことだけど……重要じゃないと思ったら後回し希望って言ってくれ」
智律:「…僕は、聞きたいです。」
ジョニー:「・・・俺もだな・・・」
尽:「だが、同時って訳にはいかねーんだから、順番にやらないとな・・・」
おやっさん:「話があるなら聞こう・・・そこから思わぬ真実が浮かび上がるかもしれないからね。」
怜は、ルーマニアで知るに至った真実を一同に語った…
怜:「……俺の上に一体何人の兄と姉がいるのか……と正直思いましたけどね」全部話しますよ、自分がサーシャの父違いの弟であることも含めて。
おやっさん:「そうか・・・・・・すると、智律君はすごい事になってくるな?(苦笑)」
ジョニー:「・・・・・・・・・・・・・・・」智くんと怜を交互に見よう(爆)
智律:「………あ、えっと…、あの…、その…?(恐る恐る怜さんの顔を見上げて)」
尽:「ふむー・・・」まあ、智君はそっとしておこう(笑)
智律:「……おにい、ちゃん……?」>怜さん
怜:「……兄と言うよりは、甥だと思うが」さらりという(笑)
智律:「………は、はわ…。(泣き笑いのような微妙な笑みを浮かべて)」
怜:「違う……俺、大叔父」至って極めて冷静に
おやっさん:「いってみれば、智律君は怜君の姉・サーシャ=クラスヴィンカヤの・・・孫にあたるとそうなる訳か(苦笑)」
ジョニー:「長大な寿命を持つ種族ほど、子孫を作らない理由が分かる気がする・・・(苦笑)」
智律:「えっと…。ああ、そうだ、そうですね。僕もレオンハルトさんにご挨拶しないと(ちょっと魂が抜け気味)
怜:「……俺私人としてはレオンハルトよりも……師匠に会って欲しい気はするがな」>智律
智律:「わかりましたです…。 必ず、お二人にお会いするです。……あ…。えっと…。怜大叔父様」
怜:「……今まで通りに呼べ……殆ど孫というのも唐突過ぎて実感がわかない。俺は今まで通りの兄と弟でいい」
智律:「……はい、です! 怜お兄ちゃん♪」
怜:「……それでいい」頭ぽむぽむっと…その手が冷たい気がした。
智律:「(にこにこ…) ………………? 怜、お兄ちゃん?」
怜:「……どうした?」
智律:「……えっと…。何でも、ないです。うん、ちょっと驚いただけです。」
ジョニー:「・・・(難儀だなあ)」吸血鬼化が進んでいる?
怜:進んでいますがばっちり(爆)
おやっさん:「そして、更に君は北の帝王の血をも受け継いでいる・・・とそうなる訳だ。」
智律:「………。 ……そう、ですね。 少し・・・、ほっとしたです。 僕のルーツが…、有り得ざるものではないという事がわかって…。」
おやっさん:「それで・・・サーシャ=クラスヴィンカヤの消息はつかめたのかな?」
怜:「……アメリカに亡命した……ところで切れています、ロシアとルーマニアで調べられたことは」
おやっさん:「・・・ああ。そのあたりは私も聞いているとも。しかし、少なくとも解っている事があるとするなら・・・その後、彼女はアメリカを去っているよ」
怜:「……恐らく、ソフィアの記憶喪失とサーシャの亡命も何らかの関連があるはず」
おやっさん:「ああ・・・サーシャはツングースカの件にも深く関与していた、のだったな?」
怜:「……はい」
おやっさん:「・・・・・・・・ふむ。となると、むしろサーシャ=クラスヴィンカヤも調査の選択肢に入れた方がよいかも知れんな・・・」
ジョニー:「全ての真相を知っている可能性がありますからね・・・」
怜:「…………サーシャの方はある程度なら情報掴んでいそうなあてはありますが……今問い合わせてみますね」
おやっさん:「・・・了解だ」
怜は、レオンハルトから更なる情報を得ようとしたが…
怜:背教者会議のネットワークでも行き先調査は出来ていないと考えていいのでしょうか?
尽:世界中から人一人捜すとなると・・・
ジョニー:難しいですねえ・・・
GM:レオンハルトの解答は、素晴らしいくらいにもってまわったものだった・・・ただ一言「知らないな(ニヤリ)」と言うだけでいいのに(笑)
ジョニー:ヤなお子さ(殴打
怜:「伯父上……俺をからかっていますね。」苦笑してこう切り返す>レオンハルト
レオンハルト:「からかってなどいないさ・・・ただ、熱心に聴きまわるものだと感心しているところさ」
怜:「……色々と、ありましてね……サーシャに関わる事項が」
尽:要するに知らないらしいなっ(笑)
怜:「そうそう……紹介したい人物がいるので、折を見て当人連れて伺いますのでその時はよろしく」最後にこう言います(笑)
レオンハルト:「・・・好きにしたまえ」という訳で、そのあたりは問題なさげだが(笑)
◆ ◆ ◆
尽:さて、とっとと何から調べるか決めて動きましょう(笑)
怜:手っ取り早いのはエルツフェルズだと思いますねい。
尽:てっとり早いことより、エルツフェルズがどちら側の人物なのか早くハッキリさせたい。
智律:同じくエルツフェルズに一票
ジョニー:自分もエルツフェルズ博士で
おやっさん:「・・・どうやら、まとまったようだね・・・」
智律:あ、天羽には一つやる事が。「お義父さん…。 僕、学校をやめるつもりです。」
おやっさん:「・・・・・・何だって?」
ジョニー:「!? おい・・・」>智くん
怜:「……やめてどうする気だ?」>智律
智律:「…これから…、きっと世界中を回ることになるです。学校にいけない日も多くなりますし……。 それ以上に、僕の知ってる誰かが…、もしかしたら僕のせいで危険な目にあうかもしれないです。」
尽:「・・・突然どうしたんだ?」>智律
智律:「……ロクシーさんの事で、考える事があったです。」
おやっさん:「・・・?」ロクシーの話は報告されていないので(笑)
尽:「・・・ロクシーさん”に”何かあったのか?」 ”と”ではないことに注意(笑)
智律:「僕は…、僕には、誰かを守る為に、それを切り捨てる覚悟が…。足りていません。」
怜:「?……ロクシーさんがお前絡みで危険な目にあったのか?」
ジョニー:「・・・図書館で何があった?」>智くん
智律:「……大事な…、守りたい人です。 …でも、だからこそ真実を言えず、傷つけてしまった。」
怜:「……それと、学校辞める理由が繋がらないんだが」>智律
ジョニー:(・・・・・・・・・)内心、リカさんと同じ事言っていると思っています>理由
おやっさん:「学校を辞めたくらいで、解決するような問題かね・・・(苦笑)君が学校を辞めて、その人が喜ぶとでも思うかね? そうでなくとも、誰かが危険から遠ざかると・・・?」
智律:「それは、そうですけど…! ……今の僕には、それぐらいしか…。」
怜:「………………………………………莫迦?」>智律
ジョニー:「・・・人と繋がるのが怖いのかい? Boy・・・?」>智くん
智律:「…う…、そうは…、思いませんけど……。 って、怜お兄ちゃん、そこまで言わなくても…。」
GM:おやっさんはしばし沈黙し、一同の言葉を聴く・・・
尽:「何かしたからと言って、覚悟が出来る訳じゃねーけどさぁ・・・ 智律が決めたんなら俺は何もいわねー。」>智律
怜:「……………………もっと簡単な方法、教えてやろうか?」
智律:「………?」>怜さん
尽:←二人の結論は見えてる。だからフォローしない(笑)
怜:「……その問題、ウィザード辞めたら楽になれると思うってことだ」冷淡に言い放つ
智律:「っ…! でも、それはっ…………(尻すぼみに小さくなり) ……そう、ですよね…。 それが、波風が立たない一番平和な方法でしょう。」
怜:「…………危険に巻き込みたくない、だから人と関わりたくない、人の多い学校去れば……って考えか?」いつもと違う、ぞっとするほど冷たい口調で>智律
智律:「……ええ。(正面から目を合わせて)」>怜さん
ジョニー:「全ての光景に目を瞑り・・・全ての言葉に耳を塞ぎ・・・全ての事から閉じこもる・・・か・・・」
おやっさん・常田の脳裏には…先日戦線を去った1人のウィザードの姿が思い浮かんでいた。
並外れたウィザードの力を持ちながら、その意味を理解し得ず、
世界で起きている現実から目を背け、結局「逃げ出して」しまった者を…。
智律:「でも…。それだけは出来ないです。 …だから、僕で出来る、何か別のことをやらなきゃならないんです」
怜:「…………逃げたいんなら逃げたいからだって言ってくれ……これ以上綺麗事聞き続けていると何するかわからない」>智律
おやっさん:「(やれやれ、といった雰囲気でコーヒーを入れ始める)」
尽:ちゃっかり、おやっさんの珈琲をもらえる位置に移動(笑)
ジョニー:無煙タバコをまた吸い始める
おやっさん:「(ジョニー君に目配せ・笑)」
ジョニー:あわてて消しましょう(苦笑)
GM:(こっちでコーヒー飲むか?という合図です:笑)
ジョニー:V[o¥o ]V ((((((((((((
智律:「今更、僕が逃げるような性格だと思われていたんですか…? それに奇麗事を言って何が悪いんです…!」
怜:「…………その方法とったら、誰のことも護れない……一生、ね」
智律:「…どうして、ですか?(わずかに動揺する)」
怜:「……関わり減らせば犠牲も減るって……有り得ない…………智律が学校辞めたことでクラスメイトが、友人がどう感じるか……考えてそう決断したならこれ以上何も言わない」
智律:「……それ、は…。(僅かに顔を伏せ)」
怜:「…………そこまで考えなかったら、綺麗事って名前の自己満足にしかならねえ」
尽:あー、珈琲美味しいなぁ・・・とか思っているかも知れない兄(笑) 凄く安心してみていられる(笑)
ジョニー:いつか通った道だと思いながら見ていよう(爆)
智律:「……………………あぅぅぅ…。(がっくりと肩を落とす)」
怜:「…………人が関わることなんざ100%相手の希望に添えない事の方が殆ど。だから……”傷つけあう”ことが起こる……だけど」
智律:「…だけど?」
怜:「…………傷つくことを回避するより、傷ついても乗り越えることの方が重要……それに、”傷つく”、”傷ついた”なんて、自己申告で他人が決めることじゃない」
智律:「………はぅぅ……」
怜:「…………偉そうに言っているけど……俺もそういう経験しているから」
智律:「…………怜…、お兄ちゃんも…?」
怜:頷いて「……札幌の時に、だけどな……」
ジョニー:「俺だって・・・自分の力がまったく及ばなかったせいで…大切な人を守れなかった事もあるさ・・・」ぽつりと
尽:「自分が大事な人達がどこにいようと、護りたいと思う気持ちは同じ。 どこにいたってリスクはそう変わるもんじゃねーよ(ははっ)」 尽の意見も一応
怜:「……まあ、決めるのはお前だからな……智律」
智律:「…………………………………う〜……。 ……お義父さん…。」
おやっさん:「・・・・・・・・・・・・・何かね?(背中で語る)」>智律君
智律:「……ごめんなさいです、さっき言った事は……、もう少し考えさせてくださいです……(深く頭を下げる)それに……、怜、お兄ちゃん。 …ありがとうございますです……(また、一礼する)」
怜:「流石に口が過ぎたな…………これ以上は言わないが……後は自分で考えて決めてくれ」背を向けますここは(笑)で、つかつかと喫煙席に向かって行ってタバコ一服。
おやっさん:「・・・・・・何か勘違いしているようだから、先に話しておこう・・・ジョニー君は知っていると思うが、学園には通信学科というものがある。どうしても必要があるなら、学科を変更するという手もあるぞ・・・」
ジョニー:「あの子達(せりあ&まりな)と同じ方法ですね」それでも進級ピンチなのがいるけど(笑)
GM:ヤツはサボってるせいです(笑)
怜:「忙しくなるから……なら納得したんですけどね」>おやっさん
おやっさん:「これは1人で決め付ける前に、方法はいくらでもある・・・という話さ(笑)」
怜:「……忙しくなるからって理由だけだったら、やめなくてもいい方法はあるって言うつもりだったんですよ」苦笑して
おやっさん:「まさにその通り(笑)」
怜:「……済みません、カチンと来てしまったので」苦笑して
尽:「ま、俺に言わせりゃ学校辞めるなんてもったいねー と思うがねぇ・・・智律が決めるこった(笑)」 尽は学校に通ったことがない。
おやっさん:「まあ、最大の問題は・・・その前にひとつ、確認しておきたい。智律君・・・真剣に誰かを愛した事はあるかね?」
智律:「……え? …も、もちろんですよ! 僕はそらさんが大好きです。」(唐突な言葉に少し戸惑いながら)
尽:「・・・(苦笑)」しつつ、珈琲啜る(笑)
おやっさん:「・・・・・・では、そら君とは何者かね?」
智律:「…………作られた存在。 曖昧とも言うべき…、でも、僕が守りたいという意思の持ち主です。」
おやっさん:「それは・・・思うに、『愛の対象』ではないな。先の話も参考にすると、母を求める子の心理に近い・・・。」
智律:「……え…?」
おやっさん:「本当に愛しているのなら、先のような態度で相手を幸せにする事は出来ないと、すぐに気づいたはずだ。だが・・・実際はどうだったね?」
智律:「…あ……、ぅ……。」
おやっさん:「無意識に、心のどこかで・・・君は彼女に、君の言う『愛情』とは別のものを感じていたのではないのかな?」
ジョニー:「”好き”と”愛している”は・・・似ているようで・・・違うんだぞ・・・(苦笑)」
怜:「……優しさと、愛も別物。自分に優しいから自分だけ見ているわけでもない」
尽:「また、えらく解ってるようだなぁ・・・ジョニーさん(ははっ)」
ジョニー:「〜〜」ちょい照れている(笑)
怜:「……」(  ̄ー ̄)←こんな笑みを浮かべてジョニーを見つめている怜がいた(笑)
尽:「まあ、多くは聞かないさ。 気が向いたら話してくれりゃいい(ははっ)」
ジョニー:「あ・・・ああ・・・(苦笑)」ちなみに、怜の視線には気付いていない(笑)
智律:「…わ、わからないです。そんな…、そんな事を言われても……。」
尽:「まあ、急に言われてもわからねーよな。 けど、自分の気持ち、もう一度考えてみる時期かもな。」
おやっさん:「君はこれまでに、多くの事を知った。今のそら君が、杉崎沙弥・・・君の母にあたる存在を取り込んでいる事も知ったはずだ・・・。」>智律君
智律:「あ…、あぅぅ…。」
おやっさん:「君は言っていたね。自分が何者か、真相を知りたいと・・・見たまえ。既に多くの事が解っている。その上で・・・君は、どんな道を選ぶ・・・? これは、君が一人前の『男』になるための、最大の関門だ」
怜:「…………そうか、お前18になるんだもんな」>智律
智律:「………………………。」
おやっさん:「私が君をこのミッションに選んだのは・・・君に歳相応な『一人前の男』になってもらいたいと願ったためだ。そして、今ならば解るはずだ・・・何をしなければならないか。問題は、そこに踏み出すための勇気を持っているかどうか・・・」>智律君
怜:「……自分の内面と向き合うのはきついぞ。だけど、乗り越えろ」>智律
智律:「…はい。…………僕は、逃げません。」
怜:「……具体的に、どうしたい?」
智律:「……僕は…、本当にそらさんを愛しているのか…。 それを自分自身に問いかけます。」
尽:「ん。それで良いんじゃねーかな。」 (俺の結論はでてる。智律も決めなきゃならない時期だろうし・・・)
智律:「……正直…、まだ混乱している部分が多いですけど…。」
おやっさん:「その混乱こそ、君が『一人前』になるのを阻んでいる『恐れ』そのものだよ(笑)」
智律:「……だって…、色々な事がありすぎて……。」
おやっさん:「それを整理する時間も、今までにはあったはずだ・・・違うかな?」
智律:「……………。…はい。」
おやっさん:「・・・だから、今出来る事をやってみるんだ・・・そこに答えがきっとある」
ジョニー:「やれる事を精一杯しないと・・・後で後悔するものさ・・・覚悟を見せ付けるんだぞ」
怜:「……決めるのは智律だからな」>智律
智律:「…はい。」
おやっさん:「・・・・・・・・・まあ、そう小さくなるな。誰もが通る道だ・・・な?(周囲に、同意を求めるかのように顔を向ける)」>智律君
怜:無言で頷く
尽:笑って頷く。
ジョニー:自分も頷いて「君はまだ人生の半分も生きちゃあいないんだ・・・ゆっくり答えを出してもいいだろ?(笑顔)」>智くん
おやっさん:「(小声)この先本当に辛ければ、言ってくれ・・・楽にしてやるからな」>智律君
智律:「いいえ……。 迷いの悉くは自らどうにか何とかしなければならないですから…。 これ以上、お義父さんにご迷惑はかけません。」
おやっさん:「わかっているさ・・・どうしても、の場合だけだ(ニヤリ)」
智律:「(微笑で返す)」
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