【外伝・第1章】
惨劇が残したもの
<PART−03>
追うべき存在を求めて
怜と尽が微笑ましいやりとりをしている間にも、柿崎は次なるファイルを取り出している。
柿崎:「・・・と。あと、このファイルの中に隠されてたDVDに関しては・・・先日常田の旦那に渡した通りだよ」
怜:「見ましたよ(苦笑)」<DVD>柿崎
柿崎:「しかし、これだけの技術者が動いてる割に・・・ディメンジョン=ガジェットが何なのかがまったく解らない、ってあたりが謎だねぇ」
怜:「極秘プロジェクトだった……そりゃ、当然か」
真琴:「極秘にしたって異常ですよ。どんなものでも情報は漏れるものですから・・・」
智律:「概要だけでもつたわるのが普通なんですけど・・・・。」
怜:「第7艦隊と共に消えた……なら、こうしてここに資料があるはずがない」
柿崎:「おそらく、どっかから漏れた・・・のかねぇ」
真琴:「それに、そんなに大掛かりなものを作るための予算、場所、時間、どれをとっても秘密にして置けるものでは無い・・・」少し考え込む
柿崎:「ただ、少なくともそのディメンジョン=ガジェットとかが、当時横須賀にあったらしいというのは事実のようだね」
真琴:「なるほど・・・しかし、わざわざディメンジョン=ガジェットを横須賀に持ってきた意図が読めない・・・・・」
智律:「・・・・横須賀にそんな研究ができる場所なんて…?」
怜:「横須賀になら幾つかあるさ……一つは、ここ。もう一つは米軍横須賀基地。もう一つは学校組織」
智律:「・・・はぅ、そういえばそうですよね。」
柿崎:「ま、この資料によると・・・『これまでの常識を覆す、究極の対エミュレイター用戦闘ツール』との事なんだけど・・・常識外れって言ったら、大戦の時の『第7艦隊』くらいだよ、私が知ってるのは」
尽:「戦闘ツール・・・か。」何かまだ考えてる。
真琴:「それで第七艦隊ごとエミュレイターにのっとられれば世話はありませんよ・・・・偶然にしては・・できすぎですね(くす)」
智律:「・・・・・・・ディメンジョン=ガジェットが、第七艦隊のエミュレイター化を招いた・・・・。ううん、そんなわけはないか・・。」
怜:「オヤジ……少しいいか?個人的なことだけど……」一回言葉切って
柿崎:「んっ、何かな?」>怜
怜:「……俺の、実の親父が関わってたってことは、あります?」(真顔で)>柿崎
そして、怜は柿崎に、微妙に小さな声で言う。
怜:「……貴方の上司だった、火狩仁……」
尽:「ジン・・・・?」ぼそ
柿崎:「うんにゃ。それはないなぁ・・・なんでまた?」>怜
怜:「……ごめんなさい。15年前って聞いて少し過敏になってたのかもしれません。何もわからない状態が続いてて、少し苛立ってたんで(苦笑)」>柿崎
柿崎:「・・・・・・・・お前さんの親父さんが関わってたのは、15年前の横須賀・・・私が彼を見たのは、それが最後だったよ」
怜:「そうですか……それ以上はわからないままですか」
柿崎:「当時の、横須賀基地の防衛隊が『第7艦隊』に最後の戦いを挑んだとき・・・それが、最後だったさ」
真琴:「・・・まさか、通常兵器で、ですか?」
柿崎:「他に何かあったら、ぜひ欲しかったものだよ(苦笑)」>真琴
真琴:「それは・・・・そうですね・・失礼(ぺこり)」>柿崎
怜:「オヤジが急に北部部隊から異動になったのは、ぼんやり覚えています……これだけは、教えてくれ。何故親父が横須賀に行かなければならなかったのか?」
柿崎:「そいつは・・・大戦の直前だったと、私は覚えてるよ。そして・・・その異動の直後にあの『大戦』が起きた・・・って訳だ」>怜
怜:「……何故、北部部隊の人間が、急遽横須賀に移動されなければならなかったのか……柿崎さん……それはわかりませんか?」
(すまん今回は駄々っ子だ・苦笑)
柿崎:「・・・・・・つまり、それだけの事態が考えられたって事じゃないかな。現に、そうなったんだし・・・」>怜
怜:「母さんも確か、親父と同時に横須賀に入っているはず。俺は現場を見てないから……どうこう言えないんですが……」
しばらく考えた怜は、ここで顔を上げ、柿崎に己の抱いた疑問をぶつけてみる。
怜:「柿崎さん……もしかして、親父は……ウィザードだったんですか?」
柿崎:「・・・・・・・・・・ああ。少なくとも、私が見た限り初めてのウィザードだったよ・・・」>怜
怜:「初めての、ウィザード!?」大声に>柿崎
智律:「・・・!?」
尽:「・・・・・」冷静に見てる、止めない。
柿崎:「・・・・・・・・どうしたのかな、そんな大声を出して?(笑)」
怜:「い……え……すみません。もしかしたらと思ったら、まさか本当だったとは思わなかったから(苦笑)」>柿崎
真琴:「・・・柿崎さんが初めて会ったウィザード、と言うことでしょうか?」幾分、冷静に
怜:(一つ息をついて)「それとも・・・国土防衛隊の、ということですか?」
柿崎:「あぁ、そういう事ね・・・私が初めて会った方さ・・・それまでは、まったく知らなかったよ」>真琴、怜
怜:「そうですか……(頷いて)」>柿崎
真琴:「それは、ごもっともですね・・・・(くす)」>柿崎
柿崎:「・・・っと。どうしてもあの『第7艦隊』の事を思い出してしまうなぁ・・・やれやれ」
怜:「仕方ないですよ。全ては第7艦隊に繋がっていると思いますから……俺の主観ですけどね」>柿崎
柿崎:「あれは・・・(珍しく沈欝に)・・・映像なんかじゃだめだ。実際見ないとあの恐ろしさは、到底理解できんよ(真顔)」>怜
尽:「皆・・・そう言いますね。」<実際見ないと
柿崎:「ああ・・・私もいたんだけどねぇ。ありゃあ、完全に一方的な戦いだった・・・蟻が象に喧嘩を売るような・・・いや、そんなもんじゃすまされないなぁ・・・(渋面)」
真琴:「・・・それほどまでに、と言うことですか・・・・・」<実際に
智律:「・・・・・・・・・・・・・・。」
柿崎:「まぁ、その通りだね・・・少なくとも、人型になったF/A−18戦闘機とサシで戦うなんて、普通の人間にとっちゃ正気の沙汰じゃないだろう?」>真琴
智律:「・・・・・・・・・・・ひ、ひとがたのほーねっと、ですか・・・。しかもそれとごかくなんて…。(呆然と)」>柿崎さん
怜:「ムチャクチャすぎるな……」
尽:「人間業じゃ・・・ないですね(苦笑)」
柿崎:「人間業じゃないのは君たちもだろう?・・・まぁそんな訳で、私もその時はっきり知ったわけだ。この世界で、何が起きているのかをね」
柿崎は、ここで両腕を組み言葉を切り、そして…ややあって、言葉を続ける。
柿崎:「でもねぇ・・・相手は余裕で300機越えててねぇ・・・そのせいであっという間に視界を遮られて、それっきり・・・さ」
怜:「300機……かよ(苦笑)」
真琴:「少なくとも、戦いたくないですね・・・数質共に・・・」
柿崎:「仕方ないさ。やっこさん(『第7艦隊』)は・・・空母キティ=ホークが中心だったんだから。」<300機
真琴:「米軍が誇る7隻の空母のうちの一隻、ですか・・・」
尽:「空母相手じゃ・・・どうにもなりませんね(苦笑)」
怜:「もしかして、空母基点にして無限生産状態だったんですか?」
柿崎:「多分、ね…カタログの3倍はいたんじゃないかな、あの時は…」
智律:「それに無数の護衛艦・・・・・。イージス艦を中心とした圧倒的戦力・・・。」>第七艦隊
柿崎:「ついでに、防衛隊の護衛艦も全部喰われたよ・・・」>智律
智律:「・・・・・『きりしま』たちまで・・・・。無理です…、近づくことすらできないです…。」>第七艦隊(+海上防衛隊)
柿崎:「そ。原子力じゃなかったのは僥倖だったよ・・・とでも考えた方が、まだ救いはあると思うけどね。非核三原則さまさまだ(苦笑)」>真琴
真琴:「それだと、本気で洒落になりませんよ・・・最終的に核もうちこんだのでしょう?」>柿崎
柿崎:「ああ・・・ありゃあ多分、核だと思う。堕ちた所が消えてなくなったからなぁ・・・」>真琴
怜:「じゃあ、最後はどうやって片付いたんですか…『第7艦隊』を倒したのは何だったんです?」>柿崎
柿崎:「最後の戦いに関しては・・・常田の旦那の方が詳しいんじゃないかな?」
怜:「常田さんですか……わかりました」
柿崎:「で、私はといえば結局FAAに助けてもらって、どうにかこうにか生き残ったって訳だ(右手ひらひら)」
真琴:「なるほどね、そのつながりですか・・・おやっさんとは(くす)」
尽:「そう言う事ッスか(笑)」
怜:「そういうことだったんですね(笑)」やっと笑った<FAA>柿崎
智律:「そのことについてですけど…。お義父さんたちも何があったかわからなかったそうです…。」
柿崎:「そうかぁ。まぁ、あの時は誰もが混乱してたからねぇ・・・でも、戦わなくっちゃいけなかった。なにしろ命がかかってたからねぇ。」
怜:「ですね……しかし、親父の職業(クラス)は何だったんだろう……」
柿崎:「・・・ま、柄にもなく昔話をしてしまったよ(笑)」
怜:「……俺の個人的なことが入って済まなかった」>柿崎、尽、真琴、智律
柿崎:「いいっていいって(笑)」
智律:「そんなことはないですよ。怜お兄ちゃんのお父さんの事がわかって、よかったです♪」
真琴:「ご両親のことが気になるのは、仕方の無いことでしょう(くす)」>怜
柿崎:「で、この資料なんだけど・・・こいつを私が持っているのもなんだしね。君たちに譲ってもいいんだけど、どうだろうかねぇ?」
真琴:「頂けるのなら(くす)」
怜:「下さい」>柿崎
柿崎:「ああ(ほいっと、こともなげにファイルを渡す)」>怜
怜:「ありがとうございます」ファイル受け取って月衣にしまう
柿崎:「お前さんの親父さんのことは・・・引き続き調べてみるよ。クラス・・・ってやつまでできるかどうかは、わからないけどねぇ」>怜
怜:「……済みません度々。お願いします」(一礼)
柿崎:「やれるだけの事は、やってみるさぁね(笑)」
怜:「……また今度、教えてくれ。こっちもわかったら連絡するからさ」>柿崎
柿崎:「わかった・・・厄介事押し付けて悪いねぇ」
怜:「気にすんなよオヤジ……そのために俺を上京させたんだろ(微笑)」>柿崎
柿崎:「まぁね(笑)」
深刻な事態を前にしてもなお、微笑みながら別れの挨拶…手を取り合う、怜と柿崎。
かくして一同は、久里浜駐屯地を離れた…。
尽:さてっと、資料はもらったし、これからどうする?>ALL
GM:調べるべきラインは・・・いくつか出てきたね。5人の技術者、おやっさん・・・そして、ディメンジョン=ガジェットの謎と、怜の親についての謎。
怜:技術者関連は自分の担当かな?親の事は完全に個人的なことだし。
智律:一応、ハジメ君ラインからも洗ってみます。
真琴:ではディメンジョン=ガジェットについて・・・とあるルートで調べてみます(笑)
怜:まず最初に、おやっさんを当たるのが良いでしょうな。
尽:じゃ、まずはMonAmiに帰還かな?
真琴:らじゃ
智律:そうですね。
怜:そうしましょう
GM:では・・・Mon Amiに到着だね。おやっさん達はいつもどおり、店を切り盛りしているよ。
智律:「ただいまです」
おやっさん:「おぅ、早かったな・・・どうだった?」
尽:「うい〜無事帰りました〜(ははっ)」
おやっさん:「どうしたね・・・?揃いも揃って、なんだか顔色がすぐれないようだが?」
尽:理由はそれぞれだけど(苦笑)
怜:「ただいま……参りましたね……思っていたよりも大事ですよ」>おやっさん
おやっさん:「そうか・・・で、何かヒントは掴めたかね?」
智律:「はいです・・・。」>お義父さん
怜:「ヒントというか……何と言うか(苦笑)」
尽:「収穫は多かったッスね・・・」
真琴:「いろいろと、重要なことがありましたね(くす)」>おやっさん
おやっさん:「そうか・・・まずは何事もなくてよかった。事が事だけに、何かあったらえらい事だからね・・・。」
尽:「警戒しなきゃならないのは、これからッスよ・・・」@小声で>おやっさん
おやっさん:「・・・やはり、か」>尽君
真琴:「これだけの資料が外を出歩いてるんですから・・・これから忙しくなりそうですよ(くす)」
怜:「……色んな組織が絡んでて、背後に何がいるかわからないって状態ですから(苦笑)」
智律:「言い換えれば…。これだけ資料があるのに正体がまったくわからないです…。」
おやっさん:「そうではないかと思っていたよ・・・実際、例の爆発にしても数多くの利害が絡んでいたと言う話があるからね・・・」
怜:内心:さて……何処から潰さなきゃならないか……(既に考え事モード突入)
尽:「まあ、思った以上に大事みたいッスね(苦笑)」
おやっさん:「そうか・・・で、さしあたりどうする?」
尽:「端から当たってみるしかないッスねぇ・・・雲を掴むようなもんですよ(苦笑)」
真琴:「まさにしらみつぶしに当たるしか、ありませんかね(くす)」
おやっさん:「少なくとも…状況が交錯している事は間違いないな、落ち着いて取り掛かることだ。それで、問題の資料というのは…?」
怜:「ああ、これです」月衣からファイル取り出しておやっさんに渡しましょう
おやっさん:「どれ・・・ふむ・・・」
GM:やよいさんも、隣から覗き込み(笑)
智律:「とりあえず僕は、ハジメ君と薬袋さんからお話を聞いてみますけど…、皆さんはどうします…?」
怜:「……研究者関係は、俺が調べる」>ALL
真琴:「少しばかり、詳しそうな知り合いに聞いてみますかね(くす)」
尽:「俺は・・・・(実は思い当たる事はあるけど) どこか行くなら護衛くらいだな(ははっ)」
怜:「あと、一部の企業だったらつながりが無くもない」内心:オカジマとアンブラの担当にそれと無く聞いてみるか?
尽:俺は誰の護衛に付くかな? 行き先聞いて決めよ〜
◆ ◆ ◆
GM:では・・・まず、真琴からいってみようかな(笑)
真琴:私からですか(笑)
GM:そう、真琴から・・・情報ではないんだけど、この時届けものがあったりするんだ(笑)
真琴:「・・・?これは・・・・・・」見覚えはありますか?
GM:うむー、小さな包みだね。縦18cm横12cm、厚さは10cmくらいかな。
真琴:差出人は?
GM:差出人は・・・「パトリシア=フォルツァ」となっている(笑)>真琴
真琴:「(パトリシア様から・・・)」表面上あまり変化無いけど、驚いてる(笑)
智律:わぉ(笑)
尽:むう(笑)<差出人 気付いて良いのかな?
GM:気付きたい人は知覚力で・・・真琴は隠したいなら、器用度でジャッジを(笑)
真琴:「(この場は流石に…:汗)」ひょいっとな隠す。差出人だけね(笑)
尽:ふ、真琴君が本気ならファンブル以外無理だ(笑)
GM:うむ・・・どうやら真琴は差出人については隠しおおせたようだ(笑)でもって・・・開けてみる?
真琴:まあ、とんでもないものは入っていない・・・と思うので(笑)
GM:了解。では中を見ると・・・どうやら、トランプがひと揃いのようだ。それも・・・銀色の縁取りがなされている。
真琴:「・・・・・これは・・・」一枚とってよくよく見て見ます。表にしたり裏にしたりしながら
GM:トランプ自体は・・・裏には世界魔術教会の紋章が、巧みにあしらわれているね。
智律:「・・・はわ〜、綺麗なトランプです♪」
GM:で、トランプと一緒に、折りたたまれた手紙も入っているね。
真琴:手紙をトランプと見比べながら読んでみます
GM:そして、手紙には・・・「世界魔術教会からの技術提供品です 有効にお使いください」とあって、取り扱い説明がついている(笑)
真琴:「・・・・・ウィザード専用って・・・ことですか・・・・」指二本でくるくるとトランプを回しながら取り説見てます(笑)
◆ ◆ ◆
GM:次は・・・智律で〜。ハジメに連絡を取るのだったね・・・? なら、比較的簡単に連絡は取れる。さすが親友(笑)
智律:了解です・・・あ、後、薬袋さんにも連絡をとります。
GM:了解〜。では、どっちを先にする?
智律:「こんにちわです、ハジメ君♪」
GM:あ、ハジメが先ね(笑)「あれ、智律君・・・今日はどうしたんだい?」
智律:「今日はハジメ君に聞きたい事があるです。」
ハジメ:「うん、まぁいいけど・・・手短に頼むね。今新しい開発の真っ最中なんだ」>智律
智律:「あ、ごめんです…。」と、いうことで、件の五人の科学者の名前をあげます。「この人達の事を、ハジメ君は何か知らないですか?」
ハジメ:「うーん・・・僕が知ってるのはドクトル=エルツフェルズ、それに杉崎博士だね・・・。」
智律:「あ、知ってるですか♪ できたら、その人達の事を教えてくれないですか?」
ハジメ:「ドクトル=エルツフェルズは、『エルツフェルズ機関』っていう、反重力制御システムを開発した科学者さ」
智律:「あ、あのすごい発明ですね♪」 知力14は伊達ではないらしい(笑)
ハジメ:「で、杉崎博士は・・・僕が知ってる限りだと、臥龍学園の客員教授だったよ・・・もっとも、もう退職してるけど」
智律:「はう〜、臥龍学園の先生さんでしたか。」
ハジメ:「ドクター=アルベールはエネルギー工学、モルセール教授は大脳生理学の権威だったけど、僕は会ったことはないね」
智律:「あのぅ、それから、一応聞くんですけど…。ハジメ君は、その人たちが今何処にいるかとは知らないですよね・・・?」
ハジメ:「うーん。どちらも,今は付き合いがないからね・・・実際、ドクトル=エルツフェルズとはメールでやり取りしたくらいだし」
GM:マスター=ジェスターにいたっては「誰だい、それは?」で終わってしまう(笑)
智律:「はぅ〜、ありがとうです。あのぅ…。それから、ディメンジョン=ガジェットっていう単語に聞き覚えはないですか?」
ハジメ:「ディメンジョン=ガジェット!!(驚愕)・・・いや、知ってるけど・・・あれは僕の理解の範疇を越える・・・そんなこと、あってはならないはずなんだけど・・・ッ」
智律:「は、はぅ〜。驚かせちゃいました…?」
ハジメ:「いや、いいんだ・・・あれは僕が理解できなかった数少ないシロモノだよ・・・今は,そうとしか言えないね」
智律:「はぅ〜、実はさっき言った五人の人達ですけど、その…、ハジメ君が理解できなかったものに関わっていたらしいです。それで、ちょっと僕達がそれを調べることになったです。」
ハジメ:「そうか・・・君の口からそんな大科学者たちの名前が出るのは変だと思ってたけど、そういう事か・・・」
智律:「また、何かわかったら、ハジメ君に相談していいですか?」
ハジメ:「ああ。できればもっと、ヒマなときにしてもらいたいけどね」
智律:「はぅ、頑張るです。」>ハジメ君
ハジメ:「頑張る、ね。まあ、いいや・・・それじゃあ」>智律
智律:「ありがとうです♪」>ハジメ君
尽:以外と素直だなハジメ君・・・
真琴:子供同士だから(笑)<素直
智律:・・・言い換えれば、天羽とハジメの精神年齢は同じですかっ!(笑)
尽:おもむろに納得がいくなぁ(笑)
怜:うむうむ(笑)
GM:で、あとは・・・薬袋だね。「・・・もしもし、私だ」
智律:「薬袋さん、今日和です。僕、天羽です。」
薬袋:「ああ、天羽か・・・何かあったのか」
智律:「あのぅ、いきなりですけど薬袋さんは、ディメンジョン=ガジェットっていう言葉を聴いた事があるですか?」
薬袋:「ディメンジョン・・・? いや、知らないな・・・で、この平和なひとときに電話の音で騒がせたのは、そのことが理由かね?」
智律:「は、はぅ〜、ごめんなさいです…。でも、今、ほんとに困っていたです…。薬袋さんみたいに、物知りな人に色々お話を聞いておきたかったです…。」
薬袋:「まあ、今度入荷したら教えてやってもいい」しないけど(笑)
智律:「また、お店に遊びにいくです♪」>薬袋さん
薬袋:「出来れば、買っていってもらえるとありがたいんだがね」
智律:「おこずかいをもらった、前から言っていたあれを買うです♪」
薬袋:「ああ。好きにするといい」
◆ ◆ ◆
GM:では・・・尽(笑)
尽:俺ができる範囲って・・・狭いからなぁ、何だろ?(苦笑)
GM:何か心当たりがあるなら、動いてみてもOKだろうね・・・。
尽:思い当たる節はありますけど…予感に近い物なので、今は動けません。旅団でそれとなく話を聞くぐらい、ですね(笑)
GM:救世旅団のほうでは、特に情報は入っていないようだね・・・ルチア姫の、いつものわがまま勅命が出ているくらいだ(笑)
怜:……尽さん連れてこうか?(笑)
尽:じゃ、怜と同行します(笑)
GM:では・・・まずは、どこへ向かう?
怜:大学行って、研究者名簿で調べるのが一つ。オカジマとアンブラには、後ほど個人的に探りいれます…それから、まだ研究室は所属してないかな?
真琴:2年ではまだでしょう
GM:そうだねぇ・・・大学ならふつう3年からかな(笑)
怜:物理・生物・化学・機械関係の授業の担当教授がいるなら、研究者の名前を聞いて回ります。あと研究者名簿と論文あるならそれも調べてみましょう。
GM:では・・・幸運度でジャッジをどうぞ!>怜
怜:…31です♪
尽:すげ(笑)
琴:すごい運だ(笑)
智律:グレイト!
怜:プラーナ10つぎ込んだからなあ(苦笑)
GM:出目がいいなぁ(笑)すると・・・マスター=ジェスターを除く4人の論文がまず見つかって・・・あと、随分前に杉崎博士が客員教授で在籍していたことを突き止めるよ。
怜:了解〜。「待たせたな尽さん……あったぜ……論文が」>尽
尽:「結構残ってるもんだなぁ。」何もしてないけど(笑)
怜:無理矢理手伝わせてたと思う(笑)>尽
GM:論文の内容は・・・それぞれの科学者の専門は、先に智律がハジメから聞いた通りなので割愛(笑)
怜:尽さんにはかくしかで説明(笑)
GM:当時の名簿によると・・・10年ほど前まで在籍していたようで、当時のものだけど名簿には住所もあるね。
尽:「とりあえず、杉崎博士宅から行ってみるか?」
怜:ところで、杉崎教授の住所は何処でしたか?
GM:ちなみに杉崎博士宅は・・・金沢八景にあるようだ。
怜:了解。「10年前の住所だから微妙だけど、行ってみよう」
尽:「よし。」
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