【外伝・第1章】
惨劇が残したもの

<PART−04>


金沢八景


金沢八景は、15年前の激戦においては奇跡的に壊滅を免れた場所…
その後、漁港と工場地帯を備えた住宅街として整備され、
その象徴は郊外のテーマパーク・八景島シーパラダイスである。

智律:「海の匂いが気持ちいいです〜♪」
尽:シーパラダイスも入るのか…とすると、前の事件も…?
GM:うむ、以前この略称「シーパラ」において、魚人エミュレイターの策動があったのだけど、これは既に過去の話(笑)
尽:横浜市立大に日産工場…このあたりも存在しますか?
GM:日産工場は存在します(笑)死霊博士との初戦は、そのあたりだったのです〜。
尽:了解です。15年前は市立大(医学部)も、大事だったろうなぁ。
GM:余談ながら、市立大を始めとするこのあたりの各病院では…大戦と、最近の「追浜の惨劇」の被害者を収容、救難活動にあたったという経緯があるね。これは、尽は知ってて構わない(笑)
尽:了解♪
GM:…という訳で、皆はディメンジョン=ガジェットにまつわる探索によって…元・開発者の一人である杉崎博士の邸宅を突き止めた訳だ。
怜:事前に訪問する旨は連絡できますか?
GM:電話は通じなかったようだね…。>怜
怜:了解〜
真琴:とりあえず、そのお宅に行ってみましょうかね
GM:記録によれば…杉崎博士の邸宅は、その新興住宅街から少し内陸に入った、古くからある住宅街にあるようだ。

住宅街は…15年前の戦災を免れ、かつ再開発にもあわなかったために、
古くは昭和40年代の住宅から、最近建てられた住宅まで、新旧の邸宅が入り混じっていた。

尽:「…(ここらは戦災に遭ってないからな…平穏なようだが…)」バイクで移動しつつ思う。
真琴:「…住所ではこの辺のはずですが…」メモ見ながらきょろきょろ(笑)
怜:「この辺だよなあ……」多分ナビお願いしてる(笑)>真琴
真琴:「それにしても…新旧混ざって…・・統一されて無い街です(くす)」楽しげに ナビらじゃ(笑)
尽:こちらは、怜のヴィッツの後ろをついて走っております♪(笑)
智律:「僕は面白いと思うです♪」>新旧混ざる  そして一人はしゃいでいます(笑)
真琴:「まったくです…みんな同じ街より…・・ずっといい(くす)」>智津君
怜:「まあ、東京の西の方もこんな感じだったべさ〜」>真琴
GM:どこか、のどかさを感じさせる町並み…そして、怜のヴィッツは尽のバイクとともに、目的地に到達するね。
怜:「ここだな……さて……」服を正して車から降りる
真琴:「…そのようですね……」服装の乱れが無いか確認してでる
GM:杉崎博士の邸宅と伝えられるその場所…そこは、見事に再整備され、2軒の小さな住宅が新造されている。
尽:「ここか…?」怜のヴィッツの横に止めつつ、メット外す。
智律:「う〜ん・・。何か違和感があるです…?」
GM:周囲が昔の面影をとどめているだけに、その2軒だけはどうも浮いて見えるね。
真琴:「何でしょうね…・この妙な違和感は…」
GM:どちらの邸宅も、普通に人が住んでいるようだね。というか普通の住宅(笑)ただ、どちらの表札にも…「杉崎」の名前はないようだ。
尽:「新築だなぁ、ホントにここで合ってるのか?」>ナビの真琴君(笑)
真琴:「まあ、一応この住所ですよ…。今も住んでいるならね(くす)」>尽さん
智律:そして天羽はぱふぱふという音をさせて服の乱れを直していたり(笑)
尽:直さないのは尽だけ(笑) ライダースーツをどうしろと?(笑)
怜:普通の服持って歩け!(笑)
尽:今度買っとくわ(笑)
怜:「電話が通じなかったから気になっているんだけどな……」
真琴:「この住所、15年前の資料なのでしょう?だったら住んでいる人が変わってもおかしくはありませんよ」
尽:「そっか…とすると、直に聞いてみるしかねーなぁ(ははっ)」
怜:「まあ良いや……聞いてくるさ」すたすたとその住宅に向かいます。
智律:「あ、待ってくださいです〜。(とことこ)」>怜お兄ちゃん
尽:聞き込み向いてなさそうだから…車とバイクの番してよう(笑) 道行く人がいれば声掛けても良いけど
真琴:「上手く教えてくれればいいのですが・・」
GM:ちょうど昼間だけに、これは…左側の住人であろう主婦が、洗濯物をベランダで集めているんだけど、君達の方を不思議なものを見るような目で、ちらっと(笑)
怜:しかし、目立つ集団だろうなあ(笑)
真琴:軽く頭を下げておこう(笑)
智律:「こんにちわですっ♪」>主婦さん
怜:「失礼します、こちらに杉崎さんというお宅はありますか?」>主婦の人
主婦:「こんにちは…」>智律 「杉崎…ねぇ。確かそんなえらい先生が、昔住んでたって隣のおばあちゃんが言ってましたけど…?」>怜
尽:古きを知るは、おばあちゃんか〜(笑)
怜:「お隣……ですね。すみません、今お隣の方がご在宅かどうかご存知ですか?」>主婦
主婦:「ええ。もう相当お歳ですけど、よく散歩をしていたりするから…すぐに会えると思いますよ。」>怜
怜:「はい、ありがとうございました」礼儀正しく一礼して営業モードで(笑)
智律:「さようならですっ♪」 あいかわらず怜さんにとことこついていきます

その間、周囲を見張っていた尽だったが…
このあたり、のどかな住宅街ではさすがに人通りもまばらで、
人が歩いていればすぐ気がつくところなのだが、
今のところはそれらしい人影はなさそうである。

GM:時折自転車に乗ったおじいちゃんがす〜っと走っていったりもしてるけど、基本的に日は高くのどかな午後のひととき(笑)
尽:「のどかだねぇ〜」人も通らないので、まったり待っている(笑)
GM:…で、主婦は怜と智律に一礼すると…また洗濯物を取り集めはじめるね。
怜:戻ろう……で、かくしかで説明(笑)>ALL
尽:人造人間用の気管系クリアランスタバコ(もどき)を、ぷか〜っとふかして待っている(笑)
真琴:「礼儀正しいですね(くす)」からかうように(笑)>怜
怜:「怪しまれないようにするための手段さ(笑)」>真琴 (ちなみに今はスーツ(呪練制服)だから社会人に見えなくも無い)
真琴:「では、お隣のおばあさんに話を聞いてみるしか有りませんね(ふむ)」
智律:「僕はお兄ちゃん達についていくです。」
怜:「暫く、待ってみるか?」>ALL
真琴:「まあ、散歩をよくしているらしいから、一応いるかどうかだけでも確かめてから待った方が良くありません?」>怜
怜:「……それもそうだな……聞いてくるよ」そして一人ですたすたと(笑)
真琴:「それじゃ、待っておきますか。大勢で押しかけるわけにもいきませんし(くす)」車にもたれて(笑)
智律:「あ、僕もついていくです〜。」>怜お兄ちゃん 本日二回目(笑)
尽:真琴君が来たのでタバコ?消しつつ、「どうだった? 何かわかりそうかな?」とかとか聞いてみる(笑)
真琴:「まだですよ、今怜と智津君が行ってます。私はお留守番(くす)」>尽
尽:吸い殻?を携帯灰皿に入れつつ「そっか。じゃあ、しばらく待とうか(ははっ)」>真琴君
真琴:「ま、あの二人なら大丈夫でしょうけど(くす)」こちらは口元が寂しいからガムでも(笑)
尽:尽は人前ではタバコ?すわないです(笑) 「ま、そうだな、ははっ」>真琴君
真琴:「私、タバコ大丈夫ですよ?(くす)」
尽:くすっと笑いながら「いや、俺のは普通のじゃないからね。人前ではやらないようにしてるんだ(ははっ)」特殊煙草(笑)>真琴君
真琴:「なるほどね(くす)」
怜:←実は半喫煙者(笑)初喫煙は15歳(をい)
智律:←まったく吸えません(笑)

◆ ◆ ◆

GM:右側の邸宅は…ガレージが空になっているね。で、2軒の住宅の左隣は…「柳沢」と表札に書いてある、青々と生垣の茂ったひときわ古めの邸宅だ。
智律:優雅な生活ですな。
怜:ガレージが空ということは、留守なのだな…では柳沢邸に向かいます。
GM:では、柳沢邸…古めかしい木の門の脇に、これまた色あせて古びた電子チャイムがついている。
怜:思い切って押してみよう。
GM:やけに年代がかった「ぴーん…ぽぉーん…」という音が鳴る…すると邸宅の方から、小柄な何者かが歩いてくる音が聞こえてきて…そして、門が開くね。
老婆:「はいはい、こんにちわ。どちらさんですか…?」
智律:「こんにちわです♪」
怜:「失礼します、この辺りに杉崎博士のお宅があるとお聞きして伺いました、横須賀港北大学2年の火狩と申します」
智律:「僕は、臥龍学園の天羽智律っていいます。」
老婆:「はいはい。こんなところで立ち話もなんです。おあがりなさいな」
智律:「あ・・。入ってもいいですか?」>お婆さん
怜:「すみません、あと二人いるのですが、構いませんか?」>老婆
老婆:「私ゃ人と話すのが好きでねぇ。あ、私ゃ柳沢 セツといいます」
怜:「ありがとうございます」>セツ
智律:「失礼しますです♪」
怜:先に智律に上がってもらおう。自分は尽と真琴呼んでから最後に上がる。
真琴:「おや、呼んでいるようですね(くす)」そちらに向かう〜

尽:「おっ、じゃ、行くとしよう(笑)」
怜:「失礼いたします、お邪魔いたします」と言ってから全員の靴をきちんと揃えて上がります。
尽:「お邪魔しまっす。お世話になります(ははっ)」挨拶はちゃんとする(笑)>セツさん
真琴:「では、お邪魔します(くす)」


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