【外伝・第1章】
惨劇が残したもの

<PART−12>


華恋、そして杉崎博士


杉崎 華恋…セカンドスタッフ神殿例会で展開されているNWキャンペーン
「綴られゆくもの/もうひとつの物語」に登場するキャラクター。
これは総合GM・翠騎が、他ならぬ華恋のPLであるからこそ可能な荒技である!

華恋:「こんにちは・・・皆さん、お揃いのようですが、何故ここに・・・?」
智律:「・・・・・は、はぅ、華恋さん・・・?」
真琴:「おや、華恋さん・・・」
怜:「華恋ちゃんこそ……一体どうしてここに?」>華恋
尽:「・・・」知り合いのようなので、他に任せよ(笑)

過去に、華恋はグラビア撮影などの仕事の他、
親友の一文字 若葉を訪ねて何度か横須賀に来ており、
尽を除く一同とは、その時に面識があったのである。

尽:うーむ、尽はグラビアアイドルとか、いかにも知らなさそうだしな〜(笑)
智律:「あぅぅぅ・・・?」(混乱中・ぉ)
怜:「俺達は……杉崎一郎って人を探して、ここにたどり着いた」正直に言おう>華恋
真琴:「・・・もしかして・・・華恋さんのお父さんって・・・杉崎博士ですか?」>華恋
華恋:「博士は・・・私の後見人でしたから・・・。」
智律:「あ、あぅぅ・・。華恋さんと杉崎博士とはお知り合いだったんですか・・・」
怜:「後見人……でした?過去形?もしかして、もう、亡くなっているてこと?」
華恋:「いえ・・・亡くなってはいません。ただ、博士は少し入院中で・・・」
真琴:「あ、そうなんですか・・・」
智律:「よ、よかったです・・・・。」
怜:「入院中……か。失礼(苦笑)」>華恋
華恋:「私も、今は学校の寮におりますので・・・時々こうして、家に新聞を取りに行くのです。博士にお届けするために。」
尽:「・・・」あとで紹介してもらおう、と思いながら、後ろで腕組みして話を聞いています。
怜:「……これから病院に行くところ?」
華恋:「はい・・・新聞を取って、お見舞いに行くところですが・・・」
怜:「……今、博士と面会できる状態?」>華恋
華恋:「多分、大丈夫だと思います・・・」
真琴:「よかった(安堵)」
智律:「あ、あの、・・・・・。僕達も一緒に言ってもいいですか・・・?」>華恋さん
怜:「……突然で悪いんだけど」
真琴:「・・・・」二人に任せよう
怜:内心:もしかしたら、華恋ちゃん傷つける結果になるかもしれない……でも表情には出さず
智律:しかし、天羽はその可能性に気がついていない・・・。
華恋:「ええ・・・私は構いませんよ(^^)」
怜:「ありがとう(きちんと一礼)」
智律:「あ、ありがとうございますです♪」
怜:「頼む……そのままタクシーで向かうなら、付いて行くよ」
華恋:「あ・・・タクシー、待たせちゃってますね」新聞受けに溜まった新聞を、鞄の中に入れてます。
怜:ぼそりと「済まない」
尽:「話は付いたかな? と、俺は『蓮石 尽』 こいつらの兄貴分みてーなもんだ。よろしく。」挨拶はきちんと(笑)>華恋ちゃん
怜:「紹介遅れて済まない……尽さんは、スタントマンやってるんだよ(笑)」尽紹介しつつ>華恋
華恋:「はい・・・私『杉崎 華恋』ともうします。よろしく・・・お願いしますね(にっこり)」>尽さん
尽:「こちらこそ、よろしく(ははっw)」>華恋ちゃん
華恋:「はい・・・(にっこり)」

尽:んじゃ、病院名を一応聞いて、タクシーの後ろ走るのかな。
華恋:「それでは・・・また病院で・・・」と、タクシーに乗り込みます。
真琴:「それでは、行きましょうか」少し考えるけど・・・
怜:無論、最悪の可能性は考えてる……情と目的と、どちらが優先かはそれなりに考えた上で今の言動に至ってる。
尽:俺はバイクでついていく・・・安全運転で(笑)
怜:車で追走……
智律:「あぅぅ・・・・・・。」(そわそわ)
真琴:助手席で「・・・・・あとは、成り行き任せ・・・ですね・・・」

そして、到着…病院特有の匂いが立ち込める中、
華恋に案内されて、いよいよ一同は病室の前へ。

尽:えっと、さりげなく病棟確認します。総合か、それとも特定の科か。<病室
GM:見てみるに、内科のようだね・・・>尽
尽:内科か・・・手術前か、病状安定してないか、長期刑の病気の線だな(PL知識だけど)
怜:同じく、病棟確認……大部屋か個室かを。
GM:杉崎博士は・・・華恋が赴いた先からして、病棟内の個室にいるようだね。
尽:服装直しつつ・・・今日はスーツ(笑)
智律:・・・病院で黒皮コート・・・・・。は目立つから脱いで昔の白ローブで(笑)
怜:呪練制服がスーツだし(笑)
真琴:スーツ姿で「あ、ここですね・・・」
華恋:「はい、ここです・・・」言ってから、扉をノックします。
GM:扉の向こうから、初老の男性の声で「どうぞ・・・」と返ってくるね。そして、華恋は扉を開ける。
華恋:「こんにちは・・・華恋です、博士。それと・・・今日はお客さんがいらしてます・・・」
智律:「お、お邪魔しますです・・・・。」 そろそろと入室
真琴:「失礼いたします・・・」中へ
怜:「失礼いたします」一礼して中へ
尽:「失礼します。大勢で押し掛けて申し訳ありません。」いちばん後で入る。
GM:病室のベッドの上に、初老の男性が横たわっている。その顔は・・・年老いてはいるものの、柳沢家で見た杉崎博士の面影をとどめている。
真琴:「はじめまして・・・」ぺこり
怜:「初めまして……突然の訪問申し訳ありません」>杉崎博士
杉崎博士:「・・・・・・・」明らかに様子を伺っているような感じ
華恋:「博士・・・最近の新聞、こちらにおいておきますね。」ベッドの傍らにおいてます。
杉崎博士:「ああ。いつも済まんな、華恋・・・」
華恋:「いえ・・・」
怜:挨拶しつつ杉崎博士のベッドの周囲にある計器を確認……ごつい計器はあります?
尽:計器じゃなくて、診療器具でしょう(苦笑)
怜:そうだな(苦笑)<診療器具
GM:ありますねぇ・・・そのあたりは予想通りだ(爆)
怜:あと、博士が鼻にチューブ通していますか? もしくは点滴……
GM:チューブは今は通してないけど、点滴はあるようだ。
怜:あちゃ……これは……
真琴:それはだいぶ弱ってますね(苦笑)
智律:うい、それを思っているのですが・・・。アプローチを変えようかな・・・? 時間制限がありそうだ。
尽:あまり時間は取らせられないな・・・と判断。
杉崎博士:「それで・・・何の用かな? 見ての通り・・・私はもう、開発どころか論文ひとつ書けんのだが・・・」
怜:「はい、確かに数年前から学会誌にも研究論文もお名前を見かけなかったのですが……」
杉崎博士:「ああ・・・全部やめたからね。論文、か・・・そんなものを書いていた事もあったな・・・」>怜
智律:「あ、あのぅ、お体は大丈夫ですか・・・?」
杉崎博士:「大丈夫・・・かどうかなら、見ての通りだね」>智律
尽:「おい、怜・・・名乗ってからにしないか?」
怜:「名も名乗らず失礼致しました……横須賀港北大学2年の火狩と申します」>杉崎博士
真琴:「申し遅れました。私は涼夜、と申します」
智律:「あ・・。僕は天羽智律と言います・・・。」>杉崎博士
尽:「俺は、蓮石と言います。」
怜:一応大学の名は出す……「自分は理工系専攻ですので、お名前は見かけました」
杉崎博士:「ふむ・・・私は杉崎一郎、今はただの病人だ・・・」
華恋:その間に・・・いろいろと動いています。古新聞をまとめたり、花を新しいものに換えたり。
杉崎博士:「そして、これは・・・私が世話をしていた華恋。もっとも、今ではすっかり私の方が世話になっている始末だが・・・」
怜:「華恋さんとは……まあ、この場の全員友人みたいなものです」
杉崎博士:「そうか・・・それはよかった・・・あれはずっと1人でいたのでな・・・」
怜:「……あと、自分は臥龍学園の、卒業生です。天羽が……今在学中ですが」
智律:「あ、あ、あのぅ……。杉崎…、さんは、僕に、あったことないでしょうか…? あ、あぅ・・・。いきなり変なことを聞いてスイマセン…。」>杉崎博士
怜:「……」恐らく言うだろうなとは思っていたので(PLもPCも)ここで黙ろう。任せる(笑)
真琴:あ、そうか。智君は沙弥ちゃんと・・・
杉崎博士:「臥龍学園・・・か。まだ・・・終わってないのだな・・・(ここで、改めて智律を認めて)・・・・・・・君は・・・!」
智律:「・・・・・・・。(じっと、杉崎博士を見つめて)
尽:「・・・・」やはり・・・
智律:「…僕の事、何か知ってるのですか…? …お願いです、何でもいいですから教えてくださいです…!」
杉崎博士:「そうか・・・もしかしたらと思ったが・・・あの連中、この私をどうあっても苦しめようと言うのか・・・!」
尽:「!・・・待ってください。俺達は敵じゃありませんよ。」>杉崎博士
真琴:「少なくとも、害意があるわけではありません・・・・」すこしだけ、声色を変えて
華恋:「博士、おちついて・・・お体に障りますから・・・」
怜:「済まない、華恋ちゃん……」
華恋:「いえ・・・(困惑しているかのように微笑む)」
杉崎博士:「わかっている、わかっている・・・君たちは悪くない。悪いのはそう、私たちなのだ・・・」
怜:「……済みません……ある程度のことは……伺っています」>杉崎博士
智律:「僕、自分のことが何もわからないんです…。だから、だからお願いです・・・。」
杉崎博士:「・・・沙弥は死んだ・・・私たちが殺したようなものだ。なのに・・・同じ顔が、幽霊のように付き纏う・・・これも、この私への罰という事なのか・・・?」
智律:「僕は、僕は沙弥さんじゃ、ないんですよぅ!僕は天羽智律なんです…。僕は、沙弥さんじゃないんですよぅ・・・。(そして顔を上げ…。)」
怜:「……杉崎さん。……自分たちは……貴方の過去を責めに来たのはありません」
尽:「怜・・・ちょっと黙ってろ・・・」
怜:「わりい……」
真琴:「・・・・・」今は見守るのみ
尽:暴走したときだけ止めればいいと思って待機中。
怜:で、この間に華恋をそっと呼びましょう>華恋
華恋:「はい・・・?」>怜さん
怜:@小声「……何があっても、落ち着いて聞いていて欲しい」
華恋:「・・・ええ、わかっています。いずれこうなるであろう事も・・・わかってましたし」
智律:「はぅぅ…。皆が、沙弥さんの事ばかりで…。 じゃあ、じゃあ、僕はいったい何なんですかぁ・・・・・・・。(ぐしぐし…)」
杉崎博士:「そうだ、君は少なくとも・・・沙弥ではない。いや・・・(言葉を濁す)」>智律
智律:「・・・は、はぅ・・・・・・?い、いったい何なんですか・・・・・・?(恐る恐る)」>杉崎博士
杉崎博士:「ひとつ・・・聞いて・・・おきたい・・・。」>智律
智律:「は、はぅ・・・? なんです、か・・・?(ぐいぐいと顔を拭いて)」
杉崎博士:「君は・・・いくつだ・・・?」
智律:「ぼ、僕、ですか・・・? え、ええっと、その…、多分…、十六歳です…。」
杉崎博士:「多分? ・・・ということは、はっきりとは・・・わからないのだな・・・?」
智律:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はいです。 僕、ごく、最近…。怜お兄ちゃんや、尽お兄さんや、真琴さんや、霊華さんや、やよいお義母さんとであった最近のことしかわからないんです・・・。」
杉崎博士:「そうか、やはりな・・・やはりあの連中の差し金か・・・」
智律:「は、はぅ・・・・・・・・?」
尽:「あの連中・・・?」
真琴:「あの連中・・・?」
杉崎博士:「これから・・・話す事は、君のために・・・ならんかも知れない。それでも・・・いいか?」>智律
智律:「・・・・・・・はいです。お願いしますです・・。(はっきりと、言う)」>杉崎博士
尽:「・・・・・・」一応こっちも覚悟して置いた方が良いな、と真琴君に目で合図を。怜は取り込んでるみたいだから置いておこう(笑)
真琴:「・・・・・(こくん)」頷く>尽さん


PREVIOUS CHAPTER NEXT CHAPTER

インデックスに戻る