【外伝・第1章】
惨劇が残したもの

<PART−15>


がんばれトモくん・パート1


それから、数日後…先輩のウィザード達と一緒にうみかぜ公園に来ていた智律の前に、
不意に姿を現した少女が1人…【そら】である。

智律:「あ…、そら…さん…?」
そら:「――――――――――――――。」
翔真:「……………………?(訝しげに観察:笑)」>そら
アドノレ:「おぉ、ひさしぶりだな」>そら
真琴:「お久しぶりです・・・」>そら
そら:「・・・・・・・・・また・・・・あえました、ね・・・(一同を見回し・・・にこ、と微笑む)」
翔真:「あぁ、そうだな(苦笑)」
遥:「おひさしぶりですわ(’’」
そら:「・・・・・・・・・・・・・・・・・(空と海の間。長い髪が風に舞う)・・・・・・・♪(静かに歌い始める)」
翔真:学級唱歌?(爆)
そら:(歌っているのは・・・・・・『赤とんぼ』:笑)
アドノレ:一時期禁止されていたというやつだな<赤とんぼ
ジョナサン:「???」(全く聞いたことがない曲なので疑問顔)>赤とんぼ
遥:微妙に季節が・・・(笑)
怜:……何となく「我は海の子」かと思った(爆)
翔真:黙って聞いていましょう(笑)<赤とんぼ
真琴:「・・・・・・」聞いてる(笑)
そら:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・でも・・・・・・今は、飛んでいない・・・(きょろきょろ)」
翔真:「自分でオチを付けなくても良いだろう(苦笑)」<今は飛んでいない
智律:「…何か、探し物ですか……?」>そらさん
そら:「・・・・・・・・・・赤とんぼ・・・・」<探し物>智律さん
ジョナサン:「Dragon fly?」
そら:「・・・・・・・・・・わたしは、今年、赤とんぼを・・・みたことが、ありません・・・」
智律:「…赤とんぼさんは…、今はまだいないと思うです…。」>そらさん
真琴:「まだ後の季節ですからね(苦笑)」
そら:「去年の・・・秋には・・・見られたのに・・・今年は、いない・・・のです。きっと・・・みなさんの、言うとおり・・・なの、ですね」
翔真:「………まだ初夏だから、仕方ない(苦笑)」
怜:「今は……梅雨真っ最中だべ(苦笑)」>そら
遥:「・・・たとえその時期になったとしても、今の時勢見れる場所も限定されますが・・・」
ジョナサン:.。oO(とんぼって、体長が1mもある昆虫の事なのかなあ…?)(笑)
智律:「大丈夫です。秋になったら、たくさん見れますよ♪」>そらさん
怜:「内地だと……あと2〜3か月後だべ」<赤とんぼ>そら
そら:「・・・・・・・・2、3ヶ月・・・あと・・・わかり、ました・・・(ちょっと、しょんぼりしたような感じで微笑む)」
翔真:「………(フッ)」皆が言うだろうから黙ってよ(笑)<しょんぼり〜
智律:「生き物は巡り廻り行くものですから…。でも、また必ず見ることが出来ますよ♪」>そらさん
そら:「・・・・・・・・・(にっこり)」>智律さん
アドノレ:「なにか思い入れでもあったか?」
そら:「・・・・・・・そこの学校で、歌って・・・ました・・・ので、聞いて・・・ました」<赤とんぼ
真琴:「・・・・(そう言えば、私も見たことありませんね・・・赤とんぼ)」

そして、【そら】は懐から・・・駄菓子袋を取り出す。

智律:「あ、五月堂のお菓子ですね♪」>そらさん

その瞬間、飛来した鳶が…駄菓子袋を奪って上空へ舞い上がっていく…。

遥:とんびΣ( ̄■ ̄;)
翔真:何故鳶に(苦笑)
真琴:強いな、都会の鳶は(笑)
智律:「は、はぅ〜、何をするですか〜〜・・・・。」>鳶さん
ジョナサン:「凶悪なことをする…」(笑)>鳶
怜:「内地のトンビは強いべさ……」線目モードで(笑)
そら:「食べたかった・・・のかも、しれません・・・ね・・・」<鳶
智律:「あぅぅ・・・。良かったんですか・・・?」>そらさん
そら:「・・・・・・・・(こく)・・・・まだ、あります・・・から(にこ)」
アドノレ:「要望があるならちょっと散らすが」<鳶
そら:「いえ・・・だいじょうぶ、です・・・あの子達を・・・責めないで、あげて・・・(にこ)」
翔真:「………(苦笑)」
智律:「そらさんがいいのならわかったです。」
そら:「・・・・・・・・はい・・・・(10円チョコ)」>智律さん
智律:「あ・・・。僕にくれるですか・・・?」>そらさん
そら:「他にも・・・まだ、いろいろ・・・(ごそごそごそごそ)」
智律:「はわ〜、いっぱいあるです…。」
そら:「これ・・・(各員にひとつひとつ、駄菓子を手渡す)」
智律:「ありがとうございますです♪」
アドノレ:「裏路地の穴場を心得てるようだな」(貰う)
遥:「あ、ありがとうございますわ(、、」
怜:「……ありがとう」受け取って
琴:「ありがとうございます(くす)」受け取りつつ
翔真:「有りがたく、頂こう(フッ)」>そら
そら:「・・・・・・んっ・・・(ころん、と芝生に横になる)」
ジョナサン:「まあ、あの鳥も一生懸命に生きようとしているんだしな…。こんなコンクリートのジャングルの中で…」
アドノレ:「喰うか喰われるかのサバイバルなのだ」
翔真:「こんななんて言ってくれるな、俺はこのジャングルが結構気に入っているんでな。解っていると思うが……結構悪くない所だと思うぞ(苦笑)」>ジョナサン
ジョナサン:「すまんすまん、気に障る言い方だったな…十分解ってるさ。自分みたいな流れ者だって受け入れてくれるいい町だよ…(無煙タバコを吸いながら)」>翔真
翔真:「いや、気に触った訳じゃない。解って貰えているなら構わんさ……俺の詰まらない繰言だ、済まなかった(苦笑)」>ジョナサン
怜:「確かに……居て飽きない街だべ」>翔真
翔真:「……そうだな(フッ)」>火狩
真琴:「・・・楽しい街ですよ・・・・・ここは・・・。退屈してる暇が無い(くす)」
ジョナサン:「その「つまらないこと」が重要さ。生きていくためにはな…」>翔真
翔真:「そう言うものか…。」チラッと横目で寝転がるそらを見ながら

その【そら】の横には…

智律:「はぅ〜。」 そらさんの横でころんと寝転ぶ
怜:「……」風下に移動してタバコ吸い始める
アドノレ:「う〜む。黄昏てるのぉ」
そら:「おひるね・・・です、か・・・?」>智律さん
智律:「なんとなく…。こうしたかったです。」>そらさん
真琴:「・・・ここは日差しがきつく無くていい・・・・・・」座って目を閉じてます
ジョナサン:「しっかし…こうして並ぶと、ボーイとそらはTwinsみたいだな(ジョナサンは外伝の展開知らない)」>そら&智律
そら:「ついんず・・・?(きょとん)」>ジョナサンさん
ジョナサン:「双子って意味の英語さ」>そら
智律:「は、はぅ…。そうです、か…?」>ジョニーさん
翔真:「………(苦笑)」
そら:「ふたご・・・ふたご、ふたご・・・(智律さんを見ながら、にこにこ)」
遥:(Σ(´▽`*)(ちょっと萌え(爆
ジョナサン:きゃぱええ!!
智律:「あ、あぅ…。(真っ赤)」>そらさん
真琴:「・・・・(くす)」微笑ましそうに目を細めて見てる(笑)<智律君&そら
怜:「……弟と妹を見守る目だべ(微笑)」タバコは持ったまま(爆)>真琴
真琴:「えっ?そ、そんな事はありませんよ」少しばかり焦ったように(笑)>怜
ジョナサン:「まあ、この世には自分のドッペルゲンガーが三人はいるっていうしな(微妙に間違った知識・笑)」
真琴:「ドッペルゲンガー、ね・・・・(人事では有りませんからね)(くす)」
怜:「ドッペルゲンガー……ねえ(苦笑)」俺のドッペルがいたら非常にやばいそと思っている(笑)
アドノレ:(俺様はもっといるぞ)
翔真:「確かに、それは言えるかも知れんな(苦笑)」
智律:「僕…。やっぱり………………。」
そら:「ドッペルゲンガー・・・エミュレイターでしょうか・・・?」
翔真:「そう言う奴も居た様な気はするが…?(苦笑)」<エミュレイターでしょうか?
そら:「・・・・・・では・・・智律さんは、わたしのドッペルゲンガーです・・・か? それともわたしが、智律さんのドッペルゲンガー・・・ですか?」
ジョナサン:いかん!! 間違った知識を与えてしまった(汗)
智律:「え、ええと…。多分、どちらでも、どちらでもないと思うです…。」>そらさん
翔真:「その発想の出所が理解に苦しむ…(困惑:笑)」
智律:「だって・・・。そうじゃなかったら…。悲しすぎます・・・・。(ポツリ、と)」
そら:「でも、ドッペルゲンガー・・・ドッペルゲンガー・・・(困&きょろきょろ)」
智律:「・・・どうかしたですか・・?」>そらさん
アドノレ:「ドッペルの実例を探しておるんだろ」>智律
そら:「ドッペルゲンガーを・・・さがして、います・・・でも、見つかりません・・・。」>智律さん
智律:「ドッペルゲンガーは、中々いないと思うです…。」
翔真:「物の例えだ、実際お前や天羽がクリーチャーだと言う根拠があるのか?(嘆息)」>そら
そら:「智律さんは・・・クリーチャー、では・・・ありません・・・」
翔真:「ならそう言う事だ。あまり気にするな(苦笑)」>そら
智律:「そらさんもクリーチャーなんかじゃないですよ。」
遥:「ドッペルゲンガーに出会うとどちらか片方が死なねばならないという話もありますし、見つからないほうが良いですわ(’’;」>そらさん
そら:「わたし、は・・・・・・・・・・(数分の間)・・・・・・・・・・・・・・・わかりません」
智律:「そんな事は無いですよぅ・・・。(悲しそうに)」>そらさん
そら:「・・・・でも、ほんとうに・・・わからない・・・のです・・・(くすんだ微笑)」>智律さん
智律:「あぅぅぅ・・・。そんな事を言っちゃだめですよぅ・・・・。」>そらさん
そら:「でも・・・他に、どう・・・言えば、いい・・・のですか・・・?」>智律さん
智律:「はっきりと、自分はクリーチャーなんかじゃないって言えばいいと思いますよ♪」>そらさん
遥:「たとえクリーチャーやエミュレイターでも人々からプラーナを搾取していなければ問題ありませんわ・・人類から見れば私だって敵になり得ますし」とちょっと遠い目
怜:「……遥さん?」今のは聞き逃しませぬぞ>遥
そら:「敵・・・!? では・・・あなた、は・・・?(反応:笑)」>遥さん
アドノレ:「大丈夫。同志は結構いるもんだ。俺様も、一日一悪を欠かさず実行しておる」<人類の敵
怜:「……俺も似たようなもんだよ(微笑)」>遥、アドノレ
翔真:「…………」
真琴:「・・・・(うずうず)」真琴の悪戯回路がうずうずと(爆)<ドッペルきょろきょろ
怜:「真琴、何か企んでいるべな?( ̄ー ̄)ニヤリ」タバコ吸って煙ふーっと吐き出して>真琴
真琴:「そんな事は・・・ありませんよ(くすくす)」でもうずうずしてる(笑)>怜
ジョナサン:「…(自分の発言がいらぬ騒動を起こしているのではないかと不安になってきた)」
そら:「・・・どう、しました・・・か?」>ジョナサンさん
ジョナサン:「!? いやいや、なんでもない。なんでもないよ、そらちゃん(首ぶんぶん)」>そら
そら:「でも・・・そうは、見えなかった・・・です、から(にこ)」
ジョナサン:「こっちの都合の考え事だよ。気にしなくていいよ(ニコ ただし、暑苦しい・笑)」
真琴:うう、化けたい・・・(笑)
怜:「……」ジョニーの肩ぽむっと叩いて 「まあ、落ち着いてくれ(苦笑)」タバコ差し出しつつ>ジョニー
ジョナサン:「ああ、有難う…(小声)自分の説明、もしかして間違っていたのか?」>怜
真琴:そして何時の間にかに消えている真琴(笑)
怜:@小声「そらちゃんの厄介な特性でねえ……言われたことそのまーんま実行したり探そうとするのがあるんだべ(苦笑)で、今多分双子=ドッペルゲンガーって覚えちゃったんだと……」>ジョニー
ジョナサン:「なるほどなあ…。何でも真似したがる子供と同じか…」


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