【外伝・第2章】
罪業の所在

<PART−02>


見出された生命の行き先


そして、1時間後…常田が、クドラク医院に到着する。

怜:おやっさん呼び出したのは俺だ……だから出迎えます。「済みません、わざわざ呼び出してしまって」
智律:もちろん天羽も付いていきます。
怜:電話かけた時は1人だったし大丈夫ですよう^^;>智律
智律:む〜、了解です
尽:俺はつばさんとこで待ってる(笑)
真琴:つばさちゃんのとこにいます〜
おやっさん:「今到着したよ・・・では、早速本題に入ろうか」
怜:「はい、中に入ってから説明します」一応人目を気にしているので、単刀直入ですがつばさのところに案内しますね(笑)
おやっさん:「ああ。まずはそうだな・・・」怜君に伴い入室。
怜:「おやっさん……常田さん到着しました」クドラクいるので苗字で呼びますにゃ
智律:「あ、お義父さん…。」
真琴:「あ、おやっさん・・・」軽く一礼
尽:「あ、おやっさん。わざわざすみません。」
おやっさん:「皆揃っているようだな・・・」
尽:「当然ッスよ・・・この子の重大事ですから(ははっ)」
怜:「ドクター、こちらが常田治雄さんです。おや……常田さん、こちらがドクタークドラクです」一応紹介します、面識あるかもですが(笑)
クドラク:「あぁ、あなたは・・・以前アメリカに行った時以来ですな」>常田
おやっさん:「今はお互い、日本暮らしというわけですな(笑)」
尽:「知り合いッスか・・・流石おやっさん(笑)」 物凄いコネだ(笑)
真琴:面識があるらしい(笑)「お知りあいでしたか・・・(くす)」
怜:「面識があったんですか、失礼しました(苦笑)」
智律:「はわ〜、お義父さんは、色々な人とお知り合いなんですね…。」
おやっさん:「いやいや(苦笑)それで、私を呼び出した用事というのが・・・そこの子かね?」
尽:「そうです。」ちと真剣に。
怜:「ええ……この子がこの前見つけたカプセルの中の子なんですが、最大の問題が……」
おやっさん:「念のために聞いておこうか(苦笑)」<最大の問題
真琴:「この子を誰が育てるか・・・ですね・・・」
怜:「親権をどうするのかって問題が生じまして(苦笑)」>おやっさん

尽:「俺等じゃ、ちょっと親には不向きなもんで(苦笑)」怜の後について言う
智律:「はぅ…。」
真琴:「まあ、相談に乗っていただきたくて」
おやっさん:「それで、この私に預かれと言うのかな?(苦笑)」
智律:「そうなんです……。」>お義父さん
尽:「ぶっちゃけ、迷惑でなければですけどね(笑)」
怜:「日常生活が不規則かつ不安定であることと……自分と尽さんのところは赤ちゃんの生育環境としてはかなり問題がありますので(苦笑)」>おやっさん
おやっさん:「すると、君たちは・・・自分達で育てられるという確証もなしに、その子を連れ帰ったという事にならないかね?」(
智律:「あ、あぅぅぅぅぅぅぅぅぅ…。そ、そうなんですけど…。」>お義父さん
怜:「短時間面倒見ることであれば問題ないんですが、一日中ついているとなると……流石に無理なので(苦笑)」
おやっさん:「諸君・・・新しい生命とは、そんな簡単に扱ってよいものではない。こと、我々の社会に面して生きるものであるなら尚更の事だ。」
尽:「まあ、そういわれても仕方有りませんが・・・」
怜:「そこそこ安全で安定した環境ならあるんですが……札幌なんで(苦笑)」
智律:「は、はぅ…。(しゅん…。)」
真琴:「・・・・・・・・(思案)」少し考えている・・・
おやっさん:「私はてっきり、君たちがそこまで考えてその子を保護したものと思っていたが・・・」
怜:「俺の師匠のところなら……安全でしょうけど、その時は……俺が責任とります」ぽつりと
尽:「あの場にそのまま置いておくことも、この子をカプセルの中で大きく成長させることもできなかった・・・それはわかってください。」>おやっさん
智律:「あぅぅぅぅ・・・・・。」恒例となったおろおろモード(爆)
真琴:「・・・一応・・・・安全で安定した場所は・・・無くはないです・・・」静かに
怜:「真琴?あるのか?」>真琴
尽:「真琴君が何かあるなら・・・」聞きモードに移行。
真琴:「ええ・・・、すぐ近くに・・・(頷き)」>怜
尽:「と、言うと?」<すぐ近く
怜:「……お前さんの家か?」>真琴
真琴:「ええ。私の家、です・・・」
怜:「確かに、任せられそうな人もいるにはいるからな……」>真琴
真琴:「うちは『家』自体が月匣ですし・・・私を手伝ってくれる人もいますから・・・」
尽:「なるほど・・・しかし、執事の鳳さんは構わないのかな?」
怜:「許可はすぐに得られるのか?」>真琴
真琴:「ええ、あの人なら大丈夫です(こく)」
尽:「なら、いいけどさ・・・」でも、ちょっと思案する・・・。
真琴:「まあ、あの人は・・・孫までいる方ですから(くす)」
おやっさん:「・・・・・・・・・・それでよいのだね?(全員を見回すように)」
智律:「ぼ、僕はつばさちゃんが幸せに暮らしてくれたらそれでいいですから…。」
怜:「真琴のところか札幌の二択なら真琴のところが良いと思いますね……連れて来た以上無責任なことはしたくないので」>おやっさん
尽:「真琴君と鳳さんが問題ないなら。」
怜:「……真琴、出来ればすぐ鳳さんに連絡とって確認してもらえないか?(苦笑)」周囲の様子見て>真琴
智律:「お願いしますです…。」>真琴さん
真琴:「ええ、では少し失礼します」少し離れて電話を
尽:「しかし・・・真琴君と鳳さんにばかり負担をかけるのも・・・」ぶつぶつ(笑)
怜:「……(尽の頭ごすっ)…空いた時間に面倒見りゃ良いことだろ?それが嫌だったらおめーが引き取って全部付きっ切りで面倒見れ(苦笑)」
尽:「おっ・・・何だよ怜(笑)そういう訳には行かないから、ちょっと考えてんだろ!」
怜:「出来る限りのことすりゃ良いんだよ……バカ(苦笑)」
尽:「だーかーらー何が出来っか考えてんだろーがー・・・莫迦はお互い様だ(笑)」>怜
怜:「別に……多少は慣れているから……4年前まではちびの面倒見てたし」>尽
智律:「あぅあぅ…。」(おろおろ)

◆ ◆ ◆

真琴:「・・・もしもし、私ですが・・・」>鳳
鳳:「真琴様ですか・・・いかがなさいましたか?」
真琴:「・・・赤ん坊を一人預かる事になりました・・・準備をお願いします・・」少し照れくさそうに・・・>鳳
鳳:「かしこまりました・・・では、60分で済ませましょう。他には何か?」>真琴
真琴:「・・・(指で携帯をこつこつ叩いてモールス信号で・・・『休学届を出して』と)・・・・以上です。ありがとうございます(にこ)」
鳳:「いいえ・・・では、すべてぬかりなく執り行いましょう」
真琴:「それでは、また後で(くす)」電話を切ります

◆ ◆ ◆

尽:「怜は大学もあるだろうが(苦笑)」
怜:「真剣に面倒みろってなら大学休んでも良いけど、その時はウィザードも休業するつもりだけどさ?」>尽
尽:「そこまで一人に負担かけさせる気はねーって(苦笑)」<休学
怜:「子育てってそれだけ覚悟必要なんだよ(苦笑)」
尽:「・・・まあ、そうなんだろうな。」
怜:「事情があって親と生き別れた子とも、親に捨てられた子とも……一緒に育ったし面倒見たからな……どっちか選ばなきゃならないんだよ」小声でポツリと
智律:「…あぅ…。」
真琴:戻ってきて「そういう覚悟なら、言い出したときから既に(くす)」
尽:「…ま、莫迦言ってる内にあっちはOKみたいだな♪」
真琴:「了解が取れました、準備しておく、だそうです(くす)」
おやっさん:「すると、答えは出たようだな・・・ならば、私がここまで出てきた甲斐もあったというものかな?」
智律:「はぅ…。良かったです…。 あ、で、でも、真琴さんにはご迷惑をおかけしてしまうです…本当にありがとうです…。」
真琴:「いえ、私が言い出したことですし、子供は・・・嫌いじゃ有りませんから(くす)」>智律君 (注意:というか子供好きです)
尽:「んじゃまあ・・・基本的には真琴君と鳳さん頼りだな。頼む(深々と一礼)」>真琴君
おやっさん:「実を言えば、私はこうなるのではないかと思っていたがね(苦笑)では真琴君・・・改めて、よろしく頼むよ。」
怜:「あとで、ベビー服とかおしめとか買って届けるさ。鳳さんにも改めて挨拶にいくし」
真琴:「ええ、お願いします。幾らあっても足りないでしょうから」頷く
怜:「阿呆……それより以前にちゃんとお前さんの家には入れるようにしておいてくれ(苦笑)」
真琴:「ええ、基本的に一度認めた人なら入れるようにして有りますよ。ご安心を(くす)」
怜:「なら良いんだけどさ……ま、時間見て世話しに行くよ。これでも慣れているからさ」
真琴:「ええ、お願いします・・・こき使って差し上げましょう(くす)」
怜:「アホ……伊達に10年近く施設で育ってないさ(笑)」
真琴:「それは、お互い様です・・・(くす)」
智律:「えと、えと…。僕ができる事ならなんでもするです…。」
尽:「俺も出来る限りのことはする。」
真琴:「それじゃあ、つばさちゃんに会いに来てくださいな(くす)」
尽:「当然!ダメって言われても行くぞ(ははっ)」←おそらく散歩とか遊び相手とかしかできないっぽい(笑)
智律:「えと…、僕、何が出来るでしょうか…?(考え中)」目一杯遊び相手以外の何者でもなさそう(笑)
GM:ちがうっ、智律は・・・おにいちゃんだ(笑)
智律:…じゃあ、天羽からみた真琴さんは…。お母さん(爆)

◆ ◆ ◆

クドラク:「・・・戸籍上こちらで必要になる事を済ませておいた。後は、しかるべき場所に届け出れば問題あるまい」
GM:ちなみにクドラクの事なので、書類は当然偽造(笑)親が書かなきゃいけない部分は空白だ(笑)
怜:「で、誰が親になるんだ?(苦笑)」>ALL
おやっさん:「少なくとも、私ではないな(苦笑)」<誰が親に?
尽:「親・・・うーん(悩)」
真琴:「ふむ・・・一番の問題ですね・・・・」
智律:「はぅぅぅ〜…。(きょろきょろと皆の顔を順番に見回す・笑)
おやっさん:「順当に行けば、引き取った真琴君が親・・・ということになるのかな?」
真琴:「私は・・・・構いませんけど・・・」
尽:「・・・いいのかい?」>真琴君
怜:「本当に良いのか?」流石に親権のことは真面目に>真琴
真琴:「ええ・・・大丈夫でよ。まあ、未婚の母・・・と言う事になりますけど、対外的には『男』で通してありますから(微笑)」
尽:「・・・・・無理しなくていいんだぜ? 俺とかでもいいんだしさ。」
怜:「……俺も何とかならないことはないけどさ……ただし手続きに札幌まで行かなきゃならないけどな(苦笑)」
真琴:「私が無理しているように見えます?(くす)」何時も通りの笑顔で
怜:「(じーっと顔を覗き込むように見て)……本当に良いんだな?」>真琴
真琴:「・・・ええ、もちろん」真剣に頷く>怜
尽:「(じっと見て)見えないな・・・じゃあ、任せる。」真琴君見られまくり(笑)>真琴君
真琴:うにゃ〜(笑)
怜:「よし、俺も出来る限りの協力はする。その代わり、投げ出したら覚悟しておけ」>真琴
尽:「心にもないこと言うもんじゃねー、莫迦」軽くツッコミチョップと共に(笑)>怜
怜:「……本気だから言ってんだよバーカ」足踏んづけて(笑)>尽
おやっさん「・・・願わくば、少し静かにしてくれないかね。このような場所で漫才でもあるまい」>怜、尽
尽:「あ、すんません(へこへこ)」(笑)
真琴:「肝に命じておきましょう。・・・この身に何か起こらない限りは、投げ出す事はありません」>怜
怜:「なら良し……こっちも覚悟決めた(微笑して)」
智律:「あぅあぅ・・・。」>真琴さん
真琴:「ん?どうしました?」
智律:「え、えと…。僕、結局何も出来ないな、と思って…。」
真琴:「それは、今だけで決まる事ではありませんよ(くす)」
怜:「いきなり出来るもんじゃないし、わからない事があったら教えるけど……俺は厳しいからな(にっこり)」>智律
智律:「…お願いしますです…。」>怜お兄ちゃん
怜:「……で、養子って形にするんか?それとも実子?」>真琴

真琴:「実子、と言う事にしておきましょう。その方がいざと言う時に疑われる事が少ないですし(微笑)」
尽:「では、そういうことでお願いします。ドクター。おやっさん。」
クドラク:「よろしい。では・・・この子の名前はたった今から『涼夜 つばさ』だ・・・これでよいかね?」
智律:「…はい、です!」
尽:「了解ですよ、ドクター。」
怜:「問題ありませんよ」
真琴:「ええ・・・」頷いて・・・つばさを見つめる
GM:つばさは、今は眠っているようだ・・・クドラクから皆に、そのつばさが改めて引き渡されるね。
智律:「はわ…。本当に小さいです・・・・。」
尽:「これから育つ命・・・か。守ってやんなきゃなー。」
真琴:「・・・・ええ・・・これから大きく・・・なっていくんです・・・」優しい目で
GM:それと、智律には・・・カプセルに付いていたチップが手渡される。技術者のツテを辿れば、解析も可能だろうね。
智律:「……これ、が…。」>チップ
怜:「智律……そのチップ、まず俺に貸して貰えないか?安全なところで解析した方が良いから……無論お前も連れてく」>智律
智律:「…わかりましたです。」>怜お兄ちゃん
尽:「それはいいが無茶するなよ・・・護衛が要れば言え(笑)」
真琴:「そうですよ、そのチップに危険が無いとは言い切れないんですから(くす)」>怜、智律
怜:「あ、出来れば全員来てくれ……護衛云々よりも直に見てもらった方が早いだろうし」
尽:「OK(ははっ)」
真琴:「ええ、判りました(くす)」
智律:「えと…。こういう事をしてくれそうな人なら、十塔君がいるですけど…。やっぱり、十塔君に迷惑がかかってしまうでしょうか…?」>怜お兄ちゃん
怜:「彼が口外しないって確証があるなら問題ない。ちょっとでも口外するようなら……多分ここにいる全員に危険が及ぶことになるから」
智律:「…それは十塔君もわかってくれると思うです…。」
怜:「迷惑云々よりも、機密守ってくれるかどうか……もしばらしたら、彼の身も危ない。この辺だけ伝えてくれれば、俺は問題ない」
智律:「…わかっているです。 十塔君は僕の大切な友達だから…。だから、僕のせいで危険な目にはあわせられないです…。」(寂笑)>怜お兄ちゃん
怜:「脅しで言っているんでなくて、守るための方法の一つだから、それだけはわかってくれ」少し、哀しく微笑んで>智律
真琴:「・・・まったく、言いようって物が有るでしょうに(苦笑)」>怜
尽:「ま、怜だからな(ははっ・苦笑)」
怜:「悪いな……こういう言い方しか出来ないんでね(苦笑)」>真琴
真琴:「それでもまあ、好き好んで友人を危機に陥れる事も無いでしょうし、任せてみてもいいんじゃないかと思いますが」<十塔
怜:「……確実なのは視点の違う二人に見てもらうことだろうけど……無論十塔君先で……」
智律:「…そう、ですね…。じゃあ、僕、十塔君の所に連絡をとるですけど…。いいですか?」
尽:「任せるよ。・・・ただし慎重にな(笑)」>智律君
真琴:「とにかく、情報の拡散を防ぐ事が第一ですから(くす)」>智律君
怜:「頼む」>智律
智律:「…はいです。」
おやっさん:「その前に、だ・・・まずは横須賀に戻るとしようか。」
智律:「・・・・・・・・はい、です。」>お義父さん


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