【外伝・第2章】
罪業の所在

<PART−04>


集められた、数々の鍵


怜と智律がそれぞれの会話をしていた間、真琴と尽は…
楠ヶ浦学園の地下秘密研究所から回収した、わら半紙の冊子に目を通していた。

真琴:わら半紙みて考える・・・この中にSナンバーで12と13は含まれてます?
GM:うむ、S−12およびS−13も、どちらも記載はあるね。>真琴
真琴:なるなる・・・それぞれの実験の内容、日程はわかります?
GM:それも問題はないね〜。インフィナイト自体は既に開発が終わってて、制御実験が長期間行われていたようだ。ちなみにD=G炉心の実験は・・・2週間に1回くらいの割合でなされてたようだね。>真琴
真琴:「・・・ふぅむ・・・・・・・そうすると・・・・・・・・・斜線が入ってるって事はこのDrコスっていうのとDrエルツフェルズっていうのは・・・・途中で抜けたんでしょうか・・・?(ふむ)」わら半紙片手に・・・
尽:「そういや、斜線入ってたな・・・」<コス、エルツフェルズ
真琴:「あー、もう・・・わからない〜(む〜)」(頭かきかき:笑)ふと思った・・・プロフェッサーコスって誰だ?
尽:「片端から調べるにしても・・・どっからやるべきかな〜」半分なげやり〜
真琴:「手に届く範囲から調べていくしかありませんが・・・・(ふむ)」
怜:「終わったぜ……色々でかい情報が得られた。解説開始していいか?」
尽:「おっけ〜 まとめてくれるか?」>怜
真琴:「ええ、お願いします」頷く
おやっさん:「私も聞こう・・・」

怜は一同に、アルベールおよびモルセール、
そしてプロフェッサー=コスについての、松土からの情報をそのまま伝えた。

智律:「…あぅ…。」>クローン成功
真琴:「つまり、このプロフェッサー=コスが沙弥ちゃんのクローニングをした、と・・・(ふむ)」
智律:「…僕のこともしってるかも、です。」>プロフェッサー=コス
怜:「そしてもう一つ……アンブラのドクトル=エルツフェルズの現在について。彼はまだアンブラにいて……今、絶滅社横須賀支社に出向しているとのことだった」
尽:「げふっ・・・横須賀ぁ?」怜と同じようにイスがたーん(笑)
真琴:「・・・・目と鼻の先じゃありませんか・・・」思わずすべりそうになる(笑)
怜:「わかるだろ?度々叫んでた理由?(苦笑)」>尽
尽:「あーわかったよ、イヤと言うほどなー(笑)」<叫ぶ理由>怜
おやっさん:「ああ・・・・・・それはおそらく弓君の絡みだろう。彼女も絶滅社からアンブラに出向していると、知り合いから聞いている」
怜:「蒼魔が……?」そらの友達とはは知っているけど、高校の後輩と聞いていたはずなのであえて苗字で呼びます
智律:「……弓さん、ですか!?」弓さんとはイベント起こしてるから(笑)
尽:「弓ちゃん・・・つーと、そらちゃんの友達の?」前に温泉であってる(笑)
真琴:「弓さん・・・あの娘ですか・・・・」
尽:実は全員面識有るのか(笑)<弓ちゃん
おやっさん:「ああ。アンブラに出向している弓君・・・そしてアンブラからここに来ているドクトル=エルツフェルズ。符合する点があるとは思わないか?」
智律:「……。」
怜:「つまり、蒼魔が何らかの実験の被験体の可能性があって、エルツフェルズ博士がその担当である……」
真琴:「その可能性は否定できませんね・・・(頷き)」<被検体
智律:「・・・はぅ・・・。」
怜:「おやっさん……その知人の方に会わせて頂くことは出来ますか?」
おやっさん:「会うだけなら問題はなかろうな・・・杉崎博士は既に面識があり、マスター=ジェスターは消息不明・・・となれば、当たるべき相手は限られてくるな」
怜:「……エルツフェルズ博士ですね」
おやっさん:「ただ怜君の話を聞く限り、ドクトル=エルツフェルズは今回の件ではシロなのではないかな?」

怜:「ええ、あのビデオでの実験ではいませんでしたからね」
尽:「シロかどうかはともかく・・・接触できるものなら、しておきたいですが」
真琴:「近くにいるのなら接触してみる価値はあるでしょう・・・」
智律:「…はいですね…。」
怜:「ただ問題は……どうやって話を切り出すか……(苦笑)」
尽:「だな。あの絶滅社だしなぁ(苦笑)」
怜:「何の理由もないのに会っても仕方ないからな……それに……今更昔のこと調べているって言ったら、逆に警戒されかねないし」
真琴:「傭兵が大挙してこられたら目も当てられませんから(苦笑)」
怜:「用心に越したことはないし(苦笑)」 (とか行って危ないパス一杯持っているけど:笑)
尽: ま、そらちゃん絡みだとわかれば・・すぐなんだがw<話
怜: そらの現状についての情報が入ってこない以上その選択肢は厳しい(苦笑)
智律:「…でも、頑張るしかないです…。」
怜:「……アンブラ経由だったら……ああでもあの人がエルツフェルズ博士知らんとも限らないし……」
おやっさん:「そのあたりは君たちに任せよう・・・」
尽:「何とかしますよ(ははっ)」
智律:「はいです!」
真琴:「やるしかないわけですから(くす)」
尽:「あとは、海外か消息不明ですしね…ここで何か掴んどかないと。」
おやっさん:「とりあえず・・・接触はしてみよう。ただし、あまり期待しないようにな」

おやっさんが連絡を取ったのは、絶滅社における弓の上司、メジャー=浦戸である。
おやっさんと浦戸の間にも、ただならぬ因縁があるのだが…それは、また別の話となろう。

怜:「なるたけ何処にも危険が及ばない方法……俺単独なら何とかなるかもしれないけど……でも……(ぶつぶつ)」
真琴:「・・・あんまり妙な事考えるんじゃ有りませんよ?(くす)」>怜
智律:「無茶はだめですよぅ・・・。」
尽:「個人的な話に出来れば良いんだが・・・企業が絡むと厄介だからな(笑)」<危険小
怜:「個人の話のネタが何処にあるかってので悩んでいるんだよ(苦笑)企業は出来るなら……波風立てたくねえや……」
尽:「ぶっちゃけるしかねーんじゃねぇ?小細工しても良くなるとは思えねーがなぁ(笑)」
怜:「あちこちに無理矢理頼み込んで新人研究員の振り位ならできるかと思ったんだよ(苦笑)」
おやっさん:「・・・・・・(通話終了)・・・渡りは付いたよ。日時指定があるが、それは問題ないね?」
智律:「あ、僕は問題ないと思うです…。」

怜:「日時空く方がありがたいですよ」
真琴:「ええ、問題ありません」
尽:「日時はいいっすけど・・・全員で押し掛けて大丈夫スか?」>おやっさん
おやっさん:「ああ、そのあたりは既に話を通しておいたよ。」
智律:「お義母さんやお義父さんに迷惑をかけるようなことはしないですよ。」
おやっさん:「まあ、君たちならまず心配はないと思うが・・・くれぐれも気をつけるんだぞ」


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