【外伝・第2章】
罪業の所在
<PART−10>
師匠と弟子
何はともあれ、一同はまずおやっさんがかつて在籍していたヒーローチーム「FAA」の本部に向かう。
ガードマンは見当たらず、普通の建物に見える…1階は、コミックスミュージアム風になっていた。
真琴:「意外と普通な外見ですね・・・(ふむ)」
智律:「・・・なんだか、変わった建物のような気がしていたんですが・・・・。」
怜:「後楽園ホールのプロレス記念館じゃないんだべ^^;」>智律
尽:「ま、こんなもんさ(ははっ)」
GM:カウンターでおやっさんの名前を出せば、リーダーのマスター=フラッグに会うことも可能だろうね。
尽:ここはいっちょおやっさんの名前出して、おやっさんの謎にも迫りたいと思うのだが?(笑) どうだろ?>ALL
真琴:むぅ、会ってみたい気はしますね(笑)
怜:協力得たいところなのでOK(笑)
尽:みんながよく知ってそうで、実はよく知らない人物、おやっさん・・・・・その正体に迫る(笑)
智律:「あのぅ、お義父さんの…、常田治雄さんの御紹介で来たんですが・・・。」 フライング(笑)
真琴:おおぅ(笑)<フライング
尽:智君らしい(笑)
真琴:確かに智君らしい(笑)
智律:いや、天羽だったら絶対にそういうと思いましたので(爆)
ホールで少々待たされた後・・・背広姿の金髪の男性が、一同の前に姿を現す。
男性:「はじめまして。あなたがたですか・・・先代リーダーの紹介でいらしたというのは。」
智律:「・・・はわ、先代のリーダーさんってだれなんですか?(ぽやや〜ん)」
怜:「常田さん−−;」@小声<先代リーダー>智律
智律:「・・・・・はわ、そうだったんですか!?…あ、はじめましてです。」>金髪背広(なにげに失礼な言い方(笑)
怜:「お初にお目にかかります」(一礼) てーか大学生なのにリーマンしてるなこいつ−−;
尽:「こんにちわ、はじめまして。 俺は蓮石 尽と言います。 おやっさ…常田さんにはお世話になってます。」>男性
真琴:「はじめまして、こんにちは。涼夜真琴と申します」一礼して
智律:「あ、僕は天羽智律っていいますです。 お義父さんに此処の事を紹介してもらったです。」
怜:「火狩怜、大学生です。常田治雄氏には日頃お世話になっております」>男性
真琴:「私も、常田さんにはいつもお世話になっています」
男性:「先代リーダーの紹介ということは、正体を隠さずともいい訳ですね・・・私はマット=マスターソン。FAAリーダー…マスター=フラッグです」
尽:「常田さんの依頼で、こちら(アメリカ)にやってきたんです。よろしく。」>マスターソン
マスターソン:「まずは、よろしく…そうですか、あなた方が先代リーダーの…師匠の現在のお弟子さんですか…」
怜:「弟子というよりかは……(苦笑)」前衛じゃないし中衛というか遊撃兵型だし〜^^;
尽:「不肖の弟子ですがね(笑)」
真琴:「弟子、というには少々力不足ですが(苦笑)」肉体派じゃないし^^;
智律:天羽は・・・・、あ、確かに弟子だ(爆)>師匠扱いのコネがあったり
怜:「ということはミスター・マスターソン、貴方はわれわれの兄弟子?(・・;)」
マスターソン:「・・・そういう事になるんでしょうか(苦笑)・・・実は、皆さんが来る前に師匠がここまで来ましてね。皆さんのことをお話しして行ったんですよ。」
怜:「常田さんが、いらしていたのですか?」>マスターソン
真琴:「それはまた・・・あの方も神出鬼没ですね(くす)」
尽:おやっさん・・・いつのまに、と思うが言葉に出さず(笑)
智律:「はわ〜。お義父さんはやっぱりすごいです♪」
マスターソン:「ええ。かつて・・・現役時代の師匠にとっては、飛行機よりも早く飛ぶなど造作もない事でしたが・・・まさに往年通りでしたよ(苦笑)」
怜:「……(唖然)」<飛行機よりも速い
尽:←驚かない(笑) 現役の時知ってそうだし(笑)
真琴:「流石・・・というべきですね(くす)」内心汗(笑)<飛行機よりも
智律:「は、はわわわわ・・・・・。すごいんですねぇ、お義父さんは・・・。」
マスターソン:「そう、師匠は昔世界中で活躍してましてね・・・子供の頃、コミックでその有様を読んでは、あこがれていたものです。それが現実とは知らずにね・・・」
GM:そうしているうちに、秘書がアメリカンコーヒーを一同にいれてくれる・・・
智律:「あ、ありがとうございますです。」
真琴:「ありがとうございます(くす)」
怜:「ありがとうございます(軽くお辞儀)」
マスターソン:「そして・・・この世界の真実を知り、力に目覚めた私は・・・真っ先に言ったものです。『あなたと一緒に戦わせてください』と・・・その時、師匠は『それなら横にいて、出来る限り技を盗め』と・・・」
尽:「おやっさんらしい・・・(笑)」ぼそっ
真琴:「どの世界でも、そういうものなんでしょうね・・・師匠というのは・・・・(くす)」
怜:@小声「天宮さんも同じようなこと言ってたな……」
マスターソン:「さて・・・師匠からも若干聞いているのですが、イシマールに向かわれるそうですね。」
怜:「はい」神妙な面持ちで>マスターソン
智律:「・・・そうです。」
真琴:「ええ、その通りです」頷く
尽:「15年前の横須賀の件で。」
マスターソン:「なるほど・・・それで、おそらく皆さんがお会いになるであろうプロフェッサー=コスですが、実は私どもの方で情報を入手していまして・・・彼は、トリニティと手を組んでいます。」
怜:「何……トリニティとですか!?」焦るぞ〜PCは知らないんで
尽:「それは・・・」
真琴:「・・・なんと・・・」
智律:「・・・はわ・・・う〜、でもそれは困った事になりましたよねぇ・・・。」
怜:「トリニティは、エミュレイターと手を組んだって噂が流れているのですが……すみません、この辺りの事実はご存知でしょうか?」確認するように
マスターソン:「それは、むしろシン=マックビー個人についての噂ですね・・・トリニティは、前からプロフェッサーの技術に目をつけていました。当然といえば当然の成り行きでしょうが・・・」
尽:「シン=マックビー?」誰だろ?
マスターソン:「軍産複合体・トリニティの代表ですよ」
怜:「オーナー個人のことですか……企業そのものでなくて」
尽:「で、博士がそれに乗った、と。」あ、オーナーか(笑)
マスターソン:「プロフェッサー=コスは、学会を離れた後イシマールに身を寄せましたが・・・研究開発費用を確保するために、トリニティに近づいたんですよ」
怜:「企業が背後にいれば、研究内容によっては莫大な研究費が出ますからね」
真琴:「科学者は科学者でも、マッドが付くタイプの方のようですし・・・」
怜:「特に、プロフェッサーコスの専門は……軍需産業側からしたら……」以下小声「……倫理的問題を含むことではあるだろうけど、そのリスクを除いても魅力有り余るもののはず……」
真琴:「クローン技術、そしてその高速育成技術は・・・喉から手が出るほどほしいでしょうね・・・・・死の商人にとっては」手を握り締める・・・
尽:「己の研究の為なら何でもするタイプだとすると・・・危険か・・・」
智律:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」>その話題にはあえて振れず>クローン
怜:「……今までの情報からして、何でもするタイプだろうさ」
マスターソン:「・・・その見返りとして、コスはトリニティに自らの研究成果を提供している・・・・となる訳です。」
怜:「やはり……(苦笑)」
尽:「なるほど。」<代表 「で、全体がエミュレイターの影響下にあるかどうかは、わからないんですね?」>マスターソン
マスターソン:「そこまでは・・・私達は諜報機関じゃないですからね(苦笑)」>尽
尽:「ああ、すみません(苦笑)」
真琴:「ま、会長が手を結んでいるのなら、中で何をしていようとお咎めなしでしょうし・・・例えばエミュレイターが入り込んでいようとも、ね・・・」
智律:「うー・・・、でもそれがわかっても正面からだとどうしようもないです・・・・。」
マスターソン:「そう、それにこれらの情報だけでは物証が弱すぎましてね・・・。」
尽:「噂の域を出ない、と?」<物証弱い
マスターソン:「そう・・・証拠の抹消には、トリニティの息が掛かった有力者がかかってますからね。強力な証拠でもない限り、プロフェッサー=コスを犯罪者として断罪するのは難しいでしょう。」
智律:「…そういう情報は中々あつまらないものですから…。」
怜:「……トリニティに乗り込むのは俺は反対するけど」
尽:「無理だって、そもそもどうやって乗り込む気だよ(苦笑)」
怜:「乗り込みたいって誰か言い出すのがいそうな気がしたから」しれっと>尽
智律:…正面突破?(ぉ
真琴:きっと追い返されて闇夜に^^;
尽:「アホ、先ずはイシマールだろが(笑)」>怜
怜:「イシマールの後にさ」これもしれっと>尽
尽:「・・・・・それは否定できねーな(はははっ)」
真琴:「はいはい、人前で張り合うのはおよしなさいな(くす)」
怜:「お前さんが二番目に俺は危険だと思ってたんだけどな(苦笑)」@小声>真琴
真琴:「失敬な、私はそこまで無謀じゃありませんよ。彼我戦力の計算くらいは、ね(くす)それに、流石に今の段階で乗り込むのは自殺行為ですよ。私も反対ですね」
智律:「僕もそれは反対です。……今までのことが無意味となってしまうです・・。」
尽:「了解ー(ははっ)」真面目に戻ろう(笑)
マスターソン:「・・・・・・師匠が心配する理由が、分かった気がしましたよ(苦笑)」
怜:「……となると、イシマール大学内で直接評判聞く方が手っ取り早いってことになるか……」
マスターソン:「少なくとも、イシマール大学は公的施設。トリニティといえど、直接行動に出ることはないでしょう」
尽:「そうだと良いんですが・・・」
怜:「……イシマールでも何があるかわからないしね(苦笑)」
智律:「…言い換えれば、実験が暴走、とでもなんとでも言いつくろえるのがイシマール大学なんですけどね(苦笑)」
マスターソン:「だからこそ、各機関がかぎまわっているんですよ」
怜:「……でも、掴みきれていないのが現状……なんですよね?」<イシマール>マスターソン
マスターソン:「そうですね・・・だから、誰もが直接手を出さないんですよ」
尽:「なるほど・・・」
真琴:「ある意味、公共機関だからこそ他の組織を装う可能性も捨てきれませんね・・・」
怜:「……となると……プロフェッサーコスに会うことはリスクが高すぎるということになるか……イシマールの中の、更に要注意人物になるだろうからな……今までの彼にまつわる話から推測すると」
尽:「あまり、表だってかぎ回らない方が良いかも知れねーな。ヤブヘビになるかもしれねー・・・」
智律:「はわ〜・・・。」
マスターソン:「師匠が言いたかったのは、そのことではないでしょうかね・・・決定的証拠があれば、何とかなるかもしれませんけどね」
尽:「直接じゃなく、とりあえず、これまでの博士の研究について調べてみるか?」
怜:「ある程度はもう日本で調べてきたけどさ……ここ最近の研究は確か表に出てないはずだよ」
真琴:「ふむ・・・つまり、イシマールに残るプロフェッサーコスの研究結果を調べてみるのですね?」
智律:「うー、残っていないかもしれないですけど、それしかないですよね・・・。」
怜:「そういう人物が公に出かねない学内の研究誌には論文出さない気はするんだけどな……」
マスターソン:「確かに、ここ数年は隠棲傾向でしたね・・・」<プロフェッサー=コス
怜:「それに……あの人の研究は学会では無視されたものになっているよ……倫理的側面の問題で」
真琴:「研究には助手を使うものですよ(くす)」
怜:「そういう人の助手は簡単に口割らないだろ(苦笑)」
真琴:「普通は、ね(くす)」
怜:「(今までの悪戯歴思い出した)……あまり目立つことはするなよ(苦笑)」>真琴
真琴:「もちろん、お任せあれ(くす)」こういう時の偽りの記憶(笑)
怜:てーか相手がもっと強いウィザードだったらってことも考えてね〜ってこと^^;>真琴
真琴:まあ、ウィズ相手だと少々きついけど・・・精神力だけなら何とかなるかな、と(苦笑)
尽:「いやいや、倫理観についていけなくて、元を去った人とかいるかも知れねーし(笑)」
怜:「……消されてなければ良いけどな(苦笑)」
尽:「そう暗く考えるな・・・行って見なきゃわからねーしさ(笑)」>怜
怜:「今までは上手くいき過ぎだって考えているから、俺は」こういう時は研究者モードじゃ、すまん>尽
尽:「ま、何か知ってる関係者にでも出会えれば見つけモノさ(ははっ)」知ってるからこそ、場を明るくしようとするのじゃ(笑)
怜:「だからせめて大学内の図書館で少しでも調べられたらまし……とは思っている」
尽:「ぬー、ああいえばこう言うー(笑) 全く口のへらねー・・・」ぼそっ(笑)
怜:「うるせー、最悪の事態回避するための方法考えながらなんだよこっちは」小声で反撃(笑)>尽
尽:「ケセラセラ・・・って事もあるんだ。あんま根つめんなよ・・・・」ぼそ>怜
真琴:「少しでも関わった人を見つけられればいいんですが・・・」
智律:「断片だけでも発見できれば、何かにつなげると思うです・・・。」
怜:「……智律、大学に知人いるって言ってたよな?」
智律:「あ、はいです。この前、インターネットでお知り合いになったです。」
尽:「ん? 公的施設ならある程度自由に入れるんじゃねーの?」
怜:「大学内の見学に許可が必要だったら困るだろうに(苦笑)」
尽:「そーゆーもんかね(苦笑)」←大学とか行ってないからよく知らない(笑)「じゃ、当面の情報収集については、それで良いか?」
マスターソン:「では、こちらは・・・・学内の様子を見ておきましょう。師匠に頼まれた、皆さんをフォローする仕事です。」
智律:「あ・・・、ありがとうございますです・・・。」
真琴:「ありがとうございます」一礼
怜:「すみません(お辞儀して)」
尽:「そちらはよろしくお願いします。」
マスターソン:「いえ・・・こちらも、師匠のたっての頼みですから(笑)」
智律:(うー・・・・・・。やっぱり、お義父さんはすごいです・・・。)
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