【外伝・第2章】
罪業の所在

<PART−11>


イシマールの闇


・・・かくしてマスター=フラッグと別れ、ニューヨークを後にした一同は、
マサチューセッツはイシマール大学へと移動する・・・。

尽:外見はどんな感じでしょう?
GM:うっそうとした森の中にひっそりと建つ、年代物の建物の数々・・・その壁面は一面蔦で覆われている。その一角には、大量の蔵書を収めた異様な建築様式の図書館が存在し、ひときわ異彩を放っている。
尽:うわ、ほんとーにミスカト二ックだよ(苦笑)
智律:「ちょ、ちょっと不気味な感じですね・・・。」
怜:「(ぼそ)…………吸血鬼出そうだな」外見見て
真琴:「・・・出ても不思議じゃない雰囲気ですけどね(くす)」<吸血鬼
尽:「で、施設利用に許可はいるんだろーか?」まずそれかな
GM:重要な書物の収められた区画以外は、利用は自由らしいね・・・
尽:「なるほど・・・重要書庫以外は自由って事か。」きっと大学案内とか見てる(笑)
真琴:流石にプロフェッサーコスの著書なんてのは無いだろうし・・・
智律:とりあえず、知り合いになった人と接触、かな?…アポってとってましたっけ?
尽:取ってないって(笑)
怜:取っておけ〜!(苦笑)
智律:今回はうっかりが多いなぁ(笑)
真琴:といっても今日くる事を連絡の手段・・・あ、メールでもなんでもいけるか(笑)
怜:メールがあるでしょう^^;
尽:ピグマリオンでメール打つとかすれば?>うっかり智律(笑)
GM:まぁ、相手はイノセントだけど・・・モバイルマシンとか携帯くらいは持ってるぞ(笑)
智律:・・・きっと顔写真とかも交換していたんだろう。そして相手がやはりおねーさまだったんだろう。うん、そうだ、そう決めた(マテ)
尽:そのうち・・・智律君ファンクラブHPとか出来そうな勢いだな・・・世界規模?(笑)
真琴:一大勢力に(笑)
怜:かわいそう同盟もお忘れなく(爆)

問題の学生は、ちょうど大学を出ようとしているところであった。
…まぁ、事前連絡がなかったのだから当然ではあるのだが、
この場合見かける事が出来ただけでも僥倖であろう。

智律:…む、どう接触しよう(苦笑)
GM:このままだと・・・学生は家路についてしまうぞ(笑)>智律
智律:・・・あ、メール今からでもいいですか?
GM:ぜんぜん大丈夫(笑)
智律:じゃあ、メールで「突然ですが、イシマール大学に見学に行く事になったです。お時間があったら御案内していただけませんか?」みたいなメールを送ります
GM:では、返信で「こちらは丁度下校するところだけど、構わない」という文面が来るね。あとは集合場所の指定?(笑)
智律:じゃあ・・・、目印になる処というと、素直に校門あたりですかな?
GM:了解〜。では、校門にいかにも大学生な女性が立っているのが分かるね。
真琴:私たちは一緒でいいのかな?
GM:それはトモくん次第(笑)
尽:俺等は・・・兄って事でよろしく(笑)>智律君
智律:「あ、こんにちわです〜。」ぶんぶんと手を振ってみたり
学生:「ハロー・・・あなたがトモノリ? 私がロクシーよ、よろしく(手を軽く振り)」
GM:相手はいかにもアメリカの女子大生、金髪で大柄、胸もでかい(笑)
智律:「はい、僕が天羽智律です♪ 急なお願いをしてごめんなさいです・・・。」>ロクシーさん
真琴:いるっぽいので一応挨拶して自己紹介(笑)
尽:一応会釈して挨拶。自己紹介もちゃんとします(笑)
怜:自己紹介はしましょう
ロクシー:「こっちに来るなら、もっと前に教えてくれても良かったのに・・・あらま(一同に挨拶)」
尽:今回、うっかり智君だからなぁ・・・(笑)
智律:「あ・・・、それから僕のお兄さん達です。一人だと危ないからって、着いてきてくれたです♪」
ロクシー:「よろしく〜・・・じゃ、どこから行こうかしら?」
智律:「ええと・・・、どうしましょうか・・・。ロクシーさんにお任せするのもいいとおもうですけど・・。」一同を見回して
尽:行き先は・・・ここは智君にお任せしよう(笑)
怜:智律、任せるから(笑)
真琴:頑張れ智君、というわけでお任せ(笑)
ロクシー:「そうねー・・・図書館なんてどう? 蔵書数ならアメリカでもトップクラスだけど・・・」
智律:「じゃあ、ロクシーさんにお任せしますです。・・・まずは図書館ですか。楽しみです♪」

一同は、図書館内に歩を進める…ロクシーの言うように、
そこには臥龍学園にも負けないほどの、膨大な数の蔵書が収められていた。

一般的なものからそうでないもの、読むと危ないもの(笑)まで・・・

尽:「はー・・・これはスゲーなぁ・・・」
智律:「はわ〜・・・・・・・・。いっぱいあるです〜。(圧倒されたり)
真琴:「・・・・・ここまでの蔵書は・・・・」素直に驚いておきます
怜:「……やば……俺ここに泊まりたい(爆)」蔵書見て(笑)
尽:SAN値がっ・・・(笑)
真琴:SANチェックが必要なんだろうか(笑)
怜:SANチェック……いる?(笑)
尽:ごすっとツッコミ入れとこう(笑)<泊まりたい>怜
怜:片手で受け止めよう(笑)
真琴:「はいはい、今日のところはマッドの血を滾らせないように(くす)」じと目で(笑)>怜
怜:「真琴、貴様エセ文系だな…これだけの本を見て読み倒したいと思わないと言うのも罰当たりなことだぞ( ̄ー ̄)」これでも雰囲気和ませようとしてますので(苦笑)>真琴
真琴:「確かに読み倒したい衝動に駆られはしますが・・・つばさの方が優先されるんです(くす)」>怜
ロクシー:「それで、ここで何を調べたいのかな?」
尽:「ちょっと見学して構いませんかね?」とりあえず、ざっと探してみたい(笑)
ロクシー:「ええ、構わないわ・・・でも、あっちから奥は関係者以外立ち入り禁止だから気をつけて」
怜:確か図書館の分類って日本だけじゃなくて世界共通でしたよね?
尽:図書館分類法は世界基準のハズ・・・
GM:まあ、イシマールの学生が読み散らかしてる可能性もあるけどね(笑)
尽:「判りました。」と言ってさがしものへ
怜:(小声で)「おい智律、彼女の専攻聞いてくれ」(笑)>智律
智律:「はわ〜…。 あ、そうだ、ロクシーさんは普段、どんなお勉強をされているんですか?僕、それがよみたいです♪」
ロクシー:「私? 歴史学でエジプト史専攻だけど・・・?」
智律:「はわ〜、じゃあピラミッドの御本とかもあるんですよね〜。(などといいつつ、しばらくロクシーさんを誘導しておきますからその間に調べものを、と目で語る(笑)

かくして、智律を除く面々が、それぞれ調査に乗り出す…

智律:・・・こちらはロクシーさんの案内でエジプト史の本を読んでいるだろうから参加できない(笑)

怜が見つけたのは・・・プロフェッサーがヒトゲノム解析計画に参加したときの論文。
真琴が見つけたのは・・・クローニング実験に関するレポート。ここでは、マウスやラットがメインであった。

尽:ふむふむ・・・
真琴:なるほど・・・
GM:そして、尽がうず高く積もるファイルの山から発見したのは・・・プロフェッサー=コスが過去に実現したという「人間のクローニング」についてのデータだ!
尽:「ごそごそごそ・・・ん、これは・・・?」余程とんでも無いところを掘ってたらしい(笑)
怜:「立ち入り禁止区域まで入るなよって……どうしたさ?」駆け寄ろう>尽
GM:というか、全然関係ないファイルの中から偶然発見した・・・って感じ?(笑)
真琴:「立ち入り禁止区域は・・・と、なにかいい物見つけましたか?」
尽:了解です(笑)「とんでもねーもんだなこりゃ・・・」ぺらぺらとみつつ<人間のクローニング
怜:「どれ……」覗き込もう……「……これが……あの論文か……」流石に驚いたということで(笑)
真琴:「ふむ?」怜の後ろからさらに覗き込む(笑)
怜:ある程度把握しながら読めそうではあるな……松土研究室にあった論文で予習してきていそうだし^^;
GM:そして・・・尽は気付いた。クローニングに使用された素体の外見・・・見覚えがある・・・!
尽:「これはっ・・・!!」
怜:「声抑えて……」一応促すが>尽
尽:「すまん・・・・・」小声で>怜
GM:それらの写真は、ファイルの中にクリップされていたのだけど・・・いくつもの無残な失敗作の中に、確かに存在した。

そこには『サンプルナンバーXC00386/完全クローニングに成功』とあり、
更に殴り書きで『夏、サーキンス研に貸与』とある…写真に収められた、寝台の上の一糸纏わぬ人の姿…
それは間違いなく、『杉崎 沙弥』その人であった!!

真琴:「この・・・写真は・・・・・・」掠れた声で・・・・・
GM:体中にマーキングがなされ、胸の中央にはサンプルナンバーが描かれているけど、見間違おうはずもない・・・!
怜:(小声で)「サーキンス……ってことはこいつは16年以上前の物だな」
尽:「そういう事になるな。」
怜:「……待て……これが本当なら……」
真琴:「・・・つまりこの時のクローニングで・・・・・」感情の無い声で
尽:「・・・・・。」となると・・・・・
GM:ちなみに、XCナンバーでも始めの方を見ると・・・グロいものを見ることが出来ます(爆)
怜:ちゃんと見ましょう<始めの方
尽:当然全部見る。「これ・・・智律に見せるべきだと思うか?」ごく小声で>怜&真琴君
怜:(小声で)「あいつが事実を知りたいと願うなら見せるべきだと思う」この辺は甘やかしません(笑)>尽
真琴:「・・・・・・・・写真だけでも外してあげたいとは思いますが・・・本人の意思にお任せしますよ。知る覚悟があるなら・・・」>尽
GM:そう、細胞のクローニングに失敗し・・・グズグズに崩れ果てた体組織とか、奇妙に捻じ曲がった四肢とか・・・心得がない人お断りという感じだね。
尽:クローニングの問題は細胞分化だからな・・・あと、途中で急激に老化したりとか。
怜:「写真も見せるべきだと思うな……最初のは外しても」
尽:「どうするかな・・・」尽はこの中では一番甘いなぁ・・・(PL苦笑)
怜:「知らせたくないなら、今後一切何も知らせない方がいいと思う……でも、あの映像を見ちまっているなら覚悟は出来ていると俺は思うよ?そこまであいつ弱く無いと思うし」ケツ叩く(笑)>尽
尽:「・・・智律にも真実を知る勇気はある・・・か。 すまんな、怜(はは)」
真琴:「・・・今までを受け入れきった智律君ですから・・・(くす)」
怜:「甘さと弱さは全く別物だから(苦笑)」尽にだけ聞こえるような小声で>尽
尽:「そうだな・・・俺が悪かったよ。」小声で>怜
怜:「……それに、この殴り書きが事実なら……サーキンスの実験台にされていたのは彼女本人じゃない可能性も……ありうる」またしても小声で
GM:ちなみに、完成からサーキンス研への払い下げには1年くらいのタイムスパンが開いているね。つまり・・・目の前の少女はその分若い(笑)
真琴:なるほど(苦笑)
怜:ということは完成が17年前ということですか?
GM:そういうこと〜。
怜:「……サーキンスの実験、もっと詳しく調べる必要が出てきたな」ごくごく小声で呟き
尽:「さあ、そろそろ戻るか?」気を取り直して。>怜、真琴君
怜:「これ、画像に収めたら不味いよな?」小声で
真琴:「・・・ばれなければ犯罪じゃありませんから」しれっと小声で(笑)
尽:「・・・・・いや、俺、持っていっちゃう(盗んじゃう)つもりだったんだが?(爆)」すごく小声で<画像に
怜:「……ど阿呆、ばれたらどうする気だよ?」(苦笑しながら)>尽
尽:「その時はその時っ!」かなり本気(笑)こんなの禁書だー とか尽は言いたいらしく(爆)
真琴:「まあ、これだけ乱雑に積み上げてあれば・・・・無くなっても判らないとは思いますがね(くす)」小声で
尽:というわけで、月衣にファイルを隠します!(笑)…犯罪だけど(爆)
怜:「……勝手にしろ(苦笑)」>尽
真琴:ぽっけないない〜(笑)
怜:図書館司書の人が「ないないの神様、ないないの神様」と祈らないことを祈ろう(笑)
尽:うわー、ないないの神様に泣かれたら返しちゃうかも(笑)
智律:「・・・・・・・・・・?」 ふと、他の人たちのほうを振り返ったりしている
ロクシー:「どうしたの、トモノリ?」
智律:「あ・・、なんでもないです♪」 (・・・・今、何か・・・?)
ロクシー:「そう・・・で、これが第17王朝、セクエンエンラー王のミイラの写真よ・・・(戦いの傷跡も生々しいミイラの写真)」
真琴:えぐそう^^
尽:ロクシーさんはその筋の方らしい(笑)

なんという奇妙なめぐりあわせか、本編面子はそのセクエンエンラー王に会う事になる。
詳しくは、本編第10夜を参照だ!

智律:「はわ〜。この傷はミイラになるまえについたんですよね・・・?」
ロクシー:「ええ・・・当時エジプトを占領していた異民族との戦いで、王が戦死した時についたものなんですって」
智律:「・・・はわわ〜。」 などと話しつつ、その実は皆の事で上の空気味(笑)

そんなこんなで、あっという間に閉館時間となっていた。
調査を終えた一同は、ロクシーと一緒に再び校門へ…。

ロクシー:「あ・・・私は、そろそろ帰らないといけないけど、いいかな?」
尽:「あ、お世話になりました(礼)」
真琴:「どうも、お世話になりました」一礼
怜:「案内していただいてありがとうございました」一礼
智律:「・・・どうもありがとうございましたです。・・・あぅあぅあぅ〜、そういえば何も持ってきてなかったです〜・・・。」
ロクシー:「いいわよ(笑)それじゃあね・・・楽しかったわ」
智律:「あぅー、今度は必ずお礼をするです・・・。」
ロクシー:「それじゃあ、また・・・」
智律:「さようならです・・・。」


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