【外伝・第2章】
罪業の所在

<PART−15>


裁かれし者、購われし者


かくして、一同は行動を開始した。

GM:さて、目的地は当然アルベールの研究室として・・・時間はいつにするかな?
真琴:夕暮れ時、人気が無い時がよろしいですにゃ(笑)
智律:薄暗いところであればベスト(笑)
尽:二人の行動時は、次元潜行箒にて上空から警護を・・・何かあったら困る。
怜:尽、後ろ乗せて(笑)自分は現場証拠写真撮ります、いいよね?
尽:で、タンデムもOK(笑) 写真頼むわ(笑)
怜:警戒は任す(笑) 写真はたっぷり撮るがな( ̄ー ̄)
GM:各自了解〜。アルベールは、今のところ研究室から出てきていないね・・・。
真琴:研究室周りにカメラなんかは無いですよね?
GM:うむ、特にカメラなどはなさそうだね・・・そのあたりも事前調査で判明している、としよう。
真琴:あるならそこに行くまでにもずっと道に迷った演技を(笑)
律:真琴さんの服の袖を掴んでうつむいてます(爆)
GM:研究室の窓のカーテンは閉ざされ、中では明かりがついているようだ。アルベールが出てくる気配はなさそうだけど・・・さぁ、どうする?
真琴:おそるおそる、といった様子でノックを(笑)
智律:「……。」服のすそを掴んで黙っている(笑)
アルベール@室内:「・・・・・・・誰だね?」ドアは開けないで、中から声が聞こえただけだ(笑)
真琴:「(びくっ)あ、あの・・・道に迷って・・・明かりが見えたから・・・その・・・」つっかえながら(笑)>アルベール
アルベール@室内:「・・・・・・・うむっ!?・・・あ、ああ(動揺的ニュアンス)・・・入りたまえ」
真琴:声帯模写の特技、今こそ(笑)
GM:ドアの鍵は掛かっていないね・・・部屋に入ることは可能だ。
真琴:「はっ、はい。よかったぁ・・・いい人がいて・・・」とドアを開けて入る。大変心にも無い事を(笑)
智律:「…。」視線を合わして恐る恐るあけましょう(笑)
GM:アルベールは、2人を見て『ほぅ・・・』という顔を一瞬するけど、すぐに普通に戻って「まぁ、適当にかけたまえ。今何か出そう・・・」
尽:名演技だなぁ・・・と思いつつ、研究所のすぐ側へ移動(笑)
怜:流石うちの演劇部一の俳優だなと思いながらも写真準備開始。
智律:「は、はわ…、あ、あのぅ、ありがとうございます…。(消え入りそうな声で)」
真琴:「あ、はい・・・ありがとうございます(にこり)」緊張の後の安堵・・・のように
智律:「…おねえちゃん…。(ぎゅっと真琴さんの服のすそを掴む)」
真琴:「ん、大丈夫、もう安心だから・・・ね」頭を撫でながら
アルベール:「気にしなくとも構わんよ・・・それにしても、君達のような娘さん達が、何故このような場所に迷い込んだのかね?良かったら、私が家まで送ってあげても構わんのだが・・・?」
真琴:「えっ・・・でも・・・・・ご迷惑になるんじゃ・・・・・」でも、送ってもらいたい・・・という葛藤を滲ませて
智律: 「…おねえちゃん…、おなか、すいたよ…。」
GM:アルベールは言いながら、機を見てはなめるような目つきで2人を見ている・・・。
真琴:妹を心配してもちろん気が付かない・・・ふりw<なめるような目つき
智律:うつむき加減なので気が付く筈も無く(爆)
怜:その目つき写真に収めたれ(笑)
尽:ぬー、二人とも大事無ければいいが・・・とちょっと心配してみたり(笑)<なめるような目つき
怜:「……我慢して」と小声で>尽
アルベール:「構わんよ・・・まあ、タダという訳には行かないのだがね。」
智律:「………?」ここで初めて顔を上げて
真琴:「?あの・・・私たちお金は・・・」少し俯いて
アルベール:「よく言うだろう・・・ギブ&テイクと。行為にはそれ相応の代価というものが必要なのだよ」
智律:「……おじさん、怖い…。(後ずさり)」(笑)
真琴:「え・・・と・・・・」少し怯えたように目をそらす
智律:「お姉ちゃん…。(ぎゅっと真琴さんにつかまる)」
怜:この台詞での表情は?<相応の代価>アルベール
アルベール:「まあ・・・なんだ、少し寒くなってきたから、暖かいものでも出そうかね。」あくまで笑顔・・・ただし内幕を知るものには、どことなく邪悪にも見える・・・。
怜:写真取るわい( ̄ー ̄)
尽:@PL:二人とも名演だなぁ(笑)
真琴:ちなみに、ポーチに録音用MDウォークマンが(爆)
GM:アルベールは、簡易台所に足を運ぶ・・・室内の2人、彼の動きを追っているなら知覚力ジャッジ(笑)
尽:周囲警戒がメインにだから、ジャッジはしないでおこう(笑)
怜:動きは箒から観察(笑)
智律:もちろん追いますな(笑)
真琴:もちろん顕正符付きで。使うところは気が付かせないけど…クリット…またクリット(笑)
GM:では真琴・・・アルベールは確かに、3人分の紅茶を入れている。しかし、うち2つのカップにあやしい薬を入れた瞬間を、見逃しはしなかった!(笑)
智律:流石だ(笑)
怜:ああ〜この写真撮りたい!(苦笑)
真琴:「飲んだふりをして・・・薬入り・・・」落ち着かせるように頭を抱きながら・・・絶対に聞こえないように囁く
智律:「……。」
GM:アルベールは戻ってきて「さぁ・・・どうぞ」と、2人に(薬入りの)カップを差し出す。
智律:「……ありがとうございます…。」恐る恐るといった様子でカップに口を近づける
真琴:「ありがとう、ございます・・・・・」ゆっくりと手を伸ばして・・・一口飲んだふりを・・・
GM:アルベールは、穏やかな笑みを浮かべながら2人を見ている・・・。
智律:「あ…。」真琴さんを見て、天羽は一口飲んでますが。(滅)
真琴:なにぃ(笑)
智律:だって、気が付いてないし(笑)
怜:促してるってば!(汗)<薬入り>智律
真琴:だから囁いたのに(笑)
智律:…あらん?
怜:催淫剤だったら・・・・・・とか思ったのは内緒です(爆)
尽:おいおいっ(苦笑)

瞬時にプラーナを全開にして、薬の影響から身を守る智律…その身体には気だるさが残った。
そう、入っていたのは…睡眠薬。

GM:2人が「飲んだ」のを見て、アルベールも(普通の紅茶入りの)カップで一口飲む。
智律:「……あ、あれぇ…? お姉ちゃん、…私…、眠いよ……。」
アルベール:「おぉ・・・(態勢崩した智律見て)・・・大丈夫かね?」
真琴:「・・・えっ・・・わたしもなん・・だ・・・・か・・・・・」くたり・・・
智律:「はぅ…。(わざとぐらつく)」
GM:アルベールは、2人が眠りにつくところでは慌てた態度を取っているね。
真琴:「こんなとこ・・・ろ・・・・・で・・・ねちゃ・・・・・」ぐったり・・・と
智律:「おねえ…、ちゃ…ん……。 すぅ・・・。」 寝息もつかる
真琴:智君に覆い被さって寝たふり・・・
智律:「ふにゃ…。」ちょっとだるい感じがするけどねたふり
怜:自分はカメラ持って……そうですね、表情を観察してましょう。
真琴:「・・・・・すー・・・・・・すー・・・・・」
GM:2人がその場に倒れたのを見て、アルベールは介抱するかのように様子を見ている・・・そして2人が動かないのを確かめると、ここで初めて、ニヤリと邪悪な笑みを浮かべる。
尽:内心:我慢我慢我慢・・・と自分に言い聞かせて「動いたな・・・チャンスを逃すなよ?」小声で>怜
怜:「こっちは任せろ……何かあったらすぐ動けるように頼むわ」小声で>尽
尽:「了解・・・ギリギリまでは粘るがな。」目的上仕方ない〜きー(笑)
怜:「我慢しているのは同じ……」懐に拳銃忍ばせてる(爆)
GM:外の2人が我慢している間にも、アルベールは研究室の扉に鍵をかけ・・・ゆっくりと2人に近づく。
怜:その瞬間の表情は逃がさん、鍵かけた瞬間も写真撮ったるわい(爆)
GM:そして・・・かぶさってる真琴の身体に手を添えてゆっくりと起こし・・・その肌の感触を愉しむように、そろりそろりと撫で回すように。
真琴:抵抗はしない・・・ただぐったりしてる・・・・・
智律:「はや………?」 寝ぼけ眼
怜:撮りまくりタイム、開始……瞬間全部取ってやる〜( ̄ー ̄)
GM:その後、アルベールは2人を並べて横たえ、今度は智律に手を伸ばし・・・ゆっくりと震える手つきで、ボタンに手をかける。
智律:「………………?」 わかっていない…、ふり(笑)
GM:ひとつ、またひとつ・・・ゆっくりとボタンが外されていく・・・既にエネルギー工学の権威としての顔ではなく・・・欲望に歪んだ醜怪な笑みを浮かべながら。(爆)
怜:その表情もきっちり写真とっておくわい( ̄ー ̄)
GM:抵抗がないのを良いことに、その行動は更にエスカレート・・・胸の間に顔をうずめて、頬ですりすりしておこう(滅)
智律:「…………。(うぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞっと、総毛だってる(笑)
怜:大スクープ!ばっちり撮ってやるわ(大爆笑)
真琴:「・・・・・・(た、耐えて・・・)」<頬ですりすり
怜:「本物の変態だな……」小声で
尽:「・・・・・・・」コメント無し、我慢中(笑)
智律:…じゃあ、決定的瞬間を収めたら…、『小さな奇跡』発動!(笑)
GM:む、何をするかな?(笑)
智律:決定的瞬間を収めた後に、何故か小さな地震があり、直後アルベールの脳天に重量物(分厚い辞書等々)が落下(笑)
GM:OK!では・・・それは書棚にあった、分厚いアルバムとしておこう(笑)
智律:…素敵な予感だ(苦笑)
真琴:ものすごく素敵な予感がする(笑)
GM:で、アルバムとその中にあった写真類がどさどさどさーと、アルベール&智律を覆う(爆)
怜:うむ、PLも物凄い素敵な予感がする(笑)
尽:同じく(笑)
智律:「はわ〜〜!?」 流石に驚く(笑)
GM:うむ、そのステキな予感どおり・・・それはアルベールが数十年取り貯めた、所謂その手の写真だったりするわけだ(爆)
智律:…やっぱり…天罰てきめーん!ですな(遠い眼)
怜:問答無用で撮ってやるわ(大爆笑)
尽:「・・・(汗) 怜、撮りまくっとけー(笑)」<その手の写真
怜:「……」既に背後では連続でシャッター切る音が(笑)「これは……大スクープだぜ( ̄ー ̄)」>尽
尽:「だな(苦笑)」<大スクープ
智律:「はぅ…、はぅぅぅぅ…。気持ち悪かったです…。」
真琴:では・・・アルベールが気絶しているのを確かめてから・・・写真とった後に手袋はめて作業開始(笑)
GM:アルベールは完全に気絶しているので、その間に一気に仕上げを(笑)
怜:では真琴の携帯にメール「可能ならその写真に埋もれて幸せそうな表情のアルベールっての作ってくれ、写真撮るから(爆)」
真琴:(ぴっ)「了解(くす)」ちなみに、MDは停止させておきます(笑)
尽:さてと、報道関係への連絡を準備しておこう(笑)
GM:とりあえず・・・床に散乱してるのはその手の写真ばかりだ。よくもまあここまで貯めたものだと、心の底から戦慄を感じてしまうところだね・・・(爆)
智律:「あぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・。」でも情報収集はするぞ(笑)
尽:研究資料漁りも忘れずによろしく(笑)<情報収集
智律:とりあえず研究資料をあさって見ませうか
怜:全身黒い服着て(笑)
真琴:流石にからだの大きさ縮めてるのでここで着替えられない(笑)
尽:怜は下ろして、尽は周囲警戒〜 まだ、誰か来たらマズい(笑)
智律:ふ〜む、…15〜6年前あたりの古い資料は無いかな?
GM:うむ、D=Gの炉心の設計図なら、探せば見つかるよ〜。
怜:それは回収。ちなみに手袋ははめておきますよ^^;
真琴:「『今・・・あなたはとても幸せな夢を見ている・・・全てが上手くいき・・・・・何者も邪魔する事の無い世界だ・・・』」という夢を偽りの記憶で送り込むかな(笑)
GM:では、真琴の誘導で恍惚の笑みを浮かべたアルベールの顔が出来上がる(笑)
真琴:「激写激写っと(くす)」写真に埋もれた笑顔のアルベールを(笑)
怜:ばっちり写真に収めて……関係者各位にまとめて送りつけます(爆)
GM:コレクションの中には・・・D=G炉心で撮影したと思われる、沙弥当人の写真も含まれている・・・。
怜:それも回収。
智律:当然ですな。
GM:写真に収められた彼女は・・・逆らうことは出来ずとも、強い意志をもってカメラの方を見据えていた。たとえ人としての尊厳を完膚なきまでに破壊されても・・・それでもなお屈せず立ち向かおうという意思が・・・憔悴したその風貌からは感じられる・・・。
真琴:さて、あとは・・・ナンバー9関連の資料なども探しましょう
GM:沙弥クローンに関しては、どういう訳か(笑)詳細な資料が残っている…ナンバー9に関しては、D=Gの実験中に死亡したクローンを検査するという名目で瀕死の彼女を騙し取り、いろいろな蛮行に及んでいたようだね。
尽:ふむ、一口にクローンといっても・・・かなり性格などは異なっているようだなぁ。沙弥本人、ナンバー9、智律、(つばさはまだわからないけど)、各々、かなりの部分異なった性格を持っているなぁと思いまして。(PL感想)
GM:なるなる(笑)で、結局ナンバー9は間もなく死亡・廃棄されたようだ。
真琴:「・・・くっ・・・・・・」
尽:くっ・・・そうですか・・・。
智律:あ、コスについての資料を〜
GM:コスに関しては・・・個人的な写真もかなりあるようだね。
智律:……写真、ですか…
GM:うむ、コスやモルセールと一緒に写った普通の写真は、非常に多い・・・中でもD=G施設完成の記念写真などは最たるものだろうね。
真琴:それらの写真もゲットしましょう(笑)
尽:おっと、あと、アルベールの他の犠牲者の手がかりも調べておいて〜 俺は外から離れられない(笑)>ALL
真琴:はいな〜。というかこれらの写真はこれまでの被害者達の写真なんじゃ・・・
GM:うむ、ではそれらの確証も・・・この写真の山から裏付けられるよ。>尽
尽:知りたいのは被害者のその後・・・生きていればいいけど。失踪者について・・・僅かでもわかれば・・・
GM:ほとんどの者が・・・アルベールに弄ばれ壊された末に殺されたようだね。死んだ瞬間の写真まで、御丁寧に残っている・・・。
智律:ぐっ……。
真琴:むぅ・・・・・極刑で
怜:写真は……手をつけなくてもいいかな?公的機関に引き渡してしまう?
尽:・・・その資料は残しておいて。公的に裁いてもらった方がいいだろう。
怜:では写真は手をつけずに……
真琴:あ、PCのパスを聞き出します
GM:PCのパスワードかな?
真琴:ですです。そこからメールアドレスを拾い出して、コス宛のアドレスが無いかさがします
怜:PCのハッキングはやるよ(笑)
真琴:怜に任せよう
GM:では・・・ハッキングの結果。アルベールは、単に趣味だけのために少女達を手にかけていた訳ではなかった事が分かる。
真琴:ほぅ?
怜:どんなデータがあるんでしょ?
智律:ふむ? 生体エネルギーとかかな?
GM:いやいや。死んだ後の少女達をどこに引き渡しているか、という事なのだけど・・・イシマールの医学部に、解剖用の素体として提供されていたようだ。
智律:…ほほーう(笑)
怜:医学部に献体……それ証拠隠滅には最適じゃな(苦笑)
尽:って、それ・・・大学ぐるみだったって事?(汗)
怜:医学部の一部の教授と繋がってた……とは考えられるけどね〜
GM:医学部としてはどうだかは知らないけど、結局結果的には大学ぐるみって事になるかな。そして・・・その細胞片などが、サンプルとして送られているのは・・・そう、プロフェッサー=コスだ。
尽:まあ、コスは予想してたけど・・・医学部まで絡んでたとはなぁ。
怜:遺伝子工学専門なら医学部所属は考えうるね^^;
真琴:こうなると・・・イシマール大学存亡の危機を(笑)
智律:ふーむ、コスから言えば善意の第三者を主張するだろうから…。
怜:コスは関係あるっしょ^^;
GM:コスからすれば、医学部からの遺伝子データを善意で受け取っているだけ、という事にはなるね。それは智律の懸念する通り(笑)
真琴:さて、そろそろ引き上げ時かな?全部終ったら言って〜
尽:先におやっさんに報告。そして、マスターソン氏にも連絡入れましょう。頃合いを見て。
怜:電脳遊網園と、神聖護世騎士団と、あと企業と研究者と……あ、とった写真というかデジカメそのものを尽に預けるね。壊すなよとは言っておくけど(笑)>尽
尽:デジカメ了解。外で人待ち装って警戒しつつ、報道関係に連絡準備。重要な資料は根こそぎ集めてやれ(笑)
怜:無論( ̄ー ̄)
尽:内の調査が終わり次第(皆が出てき次第)全箇所に送信します。
真琴:「最後の仕上げを・・・・・・これで、この男も終わりです・・・『あなたが目覚めた時・・・この30分ほどの記憶は全て消えている・・・何も思い出すことは無い』」
怜:あ、真琴お願い。目を覚ますタイミング、警察官に起こされるように暗示かけて(笑)
真琴:了解(笑)では「『誰かに起こされるまで・・・目覚める事はない・・・幸せな夢の中で』・・・・・最後のね(くす)」
尽:TV局などには匿名で、マスターソン氏他、調査協力者には身元秘匿を特に依頼しておく。
怜:身元秘匿は無論依頼しておきますけどね^^;
尽:退却前には通報を。教授には地獄を。
GM:では・・・一同が立ち去る際、絶命した直後の「9番目の杉崎沙弥」の顔写真が視界に入る・・・
智律:「……遅くなって…、ごめんなさいです…。」>ナイン
尽:少し悲しそうな顔で、「ごめんな、助けてあげられなくて。」と小さく呟いて去ろう。>9
怜:小声で「貴女に安らかな眠りが訪れるように」>ナイン
真琴:「・・・・・あなたの弟と妹は・・・元気にやっていますよ・・・・・・安心して眠ってください・・・・(微笑)」呟いて去る
GM:心なしか、その表情は・・・皆に感謝をしているかのようだった。16年前の、自らの犠牲を購ってくれた行為に対して。そして智律には、特にその意思が感じられる・・・

『私たちの分まで・・・生きて・・・生き抜いて』と。

智律:「…僕は死にません。…皆さんの悲しみを終わらせるまでは…。」
怜:内心は「魂が救われれば……それでいい……死んだ生命が帰ってくることは無いんだから」と言い聞かせて。

そして…その夜、通報によってアルベール研究室に踏み入ったFBIによって、
イシマール大学を覆っていた闇の一端がついに明らかとなった。
同時に、その情報は世界中を駆け抜けた。あたかも、予め用意されていたかのように…。
エネルギー工学の権威はその仮面を剥ぎ取られ、児童犯罪者として塀の中へと送られた。
おそらく、その命あるうちに自由を見る事はないだろう。
また、アルベールに協力していた州警察の幹部も、巻き込まれる形で総入れ替えの憂き目を見た。

その被害にあった少女達の遺族は、悲しみに包まれながらも…なお、その日その日を生きていく。(

怜:遺族の方には……ロシア正教関係者がいるなら神聖護世騎士団の方にフォロー頼みますね……
真琴:旧教関連は、お任せあれ・・・そろそろ元に戻る
尽:こちらも救世旅団経由で出来るだけの事を・・・

しかし、プロフェッサー=コスは…智律の予想通り「善意の第三者」としての立場を主張、
とりあえず追及を逃れることには成功していた。

怜:まあ、そうなるでしょう(苦笑)
尽:次はあんただと考えつつも、予想された事でもある。
真琴:暫くは・・・見逃してあげましょう・・・・などと考えつつ
智律:今度は逃しません…!
尽:しかし、この資料をいつまでも手元に持っとくのも危険だし・・・一旦は帰国かな?
怜:それが無難でしょう・・・報告するべき人間が何人かいるんで。
真琴:ですね〜。しかし・・・危険な資料増えてきましたね^^;
智律:うう、公的機関に納めておきたい(笑)
怜:一番安全なのはある意味松土研究室かもしれない^^;
尽:怜が本編の情報持ってくる事になりますし、そらちゃんともちょっとあったし(笑)
真琴:マリキュレイター関連の情報まで伝えとかないと^^;
怜:本編の情報はアドノレから貰える約束した(笑)
GM:という事は・・・今度はコスがターゲットかな(笑)
智律:それ以外に何があると?(苦笑)
尽:今度はコスだろうけど・・・その前に日本はMonAmiで情報統合大会を!

皮肉な事に、この後…怜は、響が絡む事件でとんでもない事実を知ることになるのだが…。

そして…帰りの機内で眠る一同は、不思議な事に同じ夢を見た。
現れたのは、アルベールの手で非業の死を遂げた…『杉崎沙弥』と同じ顔をした少女。
彼女は、暖かな光に包まれて…こう言った。

『ありがとう・・・私はやっと、救われたよ・・・』

尽:・・・今回、俺等がやった事は・・・全て遅すぎた事かも知れねーけど・・・彼女がそういうなら、まあ善しとしよう。<No.9
真琴:過去を清算できただけでも・・・良しとしましょう・・・
GM:うむうむ。何はともあれ、これにてアクメツ完了(笑)
尽:アクメツ完了は嬉しい(笑)


解明された謎、そしてなお生まれる謎…かつて「沙弥」たちを実験体として弄んだ、
イシマール大のドクター=アルベールを断罪し、悲劇の過去をいくばくか清算した一同であったが、
謎と憎悪の螺旋は果てる事無く、なおも続く。
モルセール教授、そしてプロフェッサー=コス…
彼らの断罪は、果たして真実の解明への糸口となるのか。それとも…
更に、その『沙弥たち』のルーツ…『サーシャ=クラスヴィンカヤ』とは何者なのか。
そして、怜が響達から知らされた『第7艦隊』のルーツとは…
倒すべきもの、手を組むべきもの…数多くの勢力が入り混じりゆく中を、
それに囚われながら、抗いながら、若者達は突き進む。

…真実は、見えるか…?


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