【外伝・序章】
事実と護るべきもの

<PART−15>



そして、あかされたもの



ジェットドライブ弐式を使用したためか、一同は既に鎌倉上空に達していた。

VESP:「八幡宮が見えてきました・・・間もなく到着です。」
リカルド:「・・・適当なところに降りてくれ」>VESP
VESP:「分かりました。しかし、皆さんの肉体的精神的疲労を考えれば、適度な休息が望ましいですね」>リカルド
ジョナサン:スーツを解除しつつ、物思いに耽る
響:「・・・・・」
和輝:「・・・・・・・また・・・人を・・・・守れなかった・・・・・。」小声
明雷:「・・・・・・」無言で居よう。
杏音:「……」変身は解かれて気絶しながら涙をながしてます(笑)
明雷:「・・・ごくろうさま・・・」杏音さんの涙を指で拭いて
志信:「さて、適当なところで怜さん。DVDに隠されていたデーターの解析お願いします」
怜:「それは目的地に着いてからだ……それで良いな、御門?」<解析>志信
志信:「出来たら今のうちに。」
リカルド:「ああ、そのDVDは 渡さないからだな 怜、やってくれ」>怜
志信:「これをネタに交渉すれば、彼女の体を融通してくれるかもしれませんよ…まあ、あくまで理想でしかないですけどね」
リカルド:うお 更に上をいかれた・・・かっこいい 志信
響:かっこいいなぁ>志信さん
志信:「まあ、問題は…その体が彼女のデータと適応するかどうかがちょっと運試しっぽいところですけどね」
和輝:「・・・・適応するといいですね・・・・。」悲しげに言います。
響:「ありがとう…。」>all
リカルド:「・・・そうだな、じゃ、安全に休息できるようなコースで頼む・・・」>VESP
怜:「……わかった」>志信  「VESP、目的地までオートで頼む」
VESP:「わかりました。湾岸道路に着地します…八幡宮への想定到着時間は7分12秒です」
リカルド:「・・・・・・・」安全かどうか以前にどこだかわからないという(笑)
怜:ということで、ピグマリオン中の解析途中だったデータの解析やります。表情は変えずに。
微:「……怜さん、これを」 フロッピー手渡します。
怜:「……」無言で受け取ります>微
微:「……後ろから、別の組織も迫っているでしょう……あまり、時間は、ありません」 書いた物を読み上げているような平板な声で >皆さん
怜:では、フロッピー挿入して……確かファイルの解凍してたはずだから、アナライズ続行。一応ウィルスや他のやばいプログラムのチェックはしますけど
微:後ろから怜さんの手元覗き込み……
和輝:「怜さん、結果を見てもいいですか・・・・。」
怜:「……見るなら、見ておけ」全員が見やすい位置にピグマリオンもって行きましょう。
ジョナサン:自分も見てみます
響:一応、映像は確認しておこう
杏音:寝てるから見れない〜(笑)
リカルド:かなり落ち込んではおりますが、気をなんとか取り直してというか無理矢理映像を見てます
明雷:明雷は見ません。 見る気にならないとも言う(苦笑)

圧縮ファイルに収められたその映像は・・・米軍基地内の監視カメラの映像だった。
共通するのは・・・米兵達を排除しつつ基地の奥へと進む、緑の髪の少女。
そして・・・最後の映像は・・・航空母艦「キティホーク」を前に立つ、問題の少女の姿。
・・・と、突如その姿が分かれ・・・小さな白い髪の少女が、新たに現れる。

怜:「……え?」
響:「え・・・??」
和輝:「・・・・・・白い髪の少女・・・?」
微:「……?」PLはめさめさやな想像が……
リカルド:「分離・・・した?」まめそらりん?(待て)
杏音:「………」気絶中…なんだろ?(笑)
ジョナサン:「だれだ?」>白髪の少女
明雷:「・・・」ごそごそと最後部の座席に移動して画像から出来るだけ離れておこう。
怜:あの、この子、見覚えある外見では無いですか?(汗)
GM:白髪の少女は後姿だけだった・・・カメラからの距離も遠いので、誰とも特定は出来そうになさそうだ。

映像の2人は、倒れ伏す米兵達を意にも介さず空母のタラップを上っていき、
その直後! 300mを越える巨大空母が、おそるべき変貌を始める。
カメラのアングルの問題で全貌はつかめないが、それこそが立ち上がる絶対恐怖・・・
ただひとつにして、世界を血と炎の海に変えた存在・・・

響:「これが・・・15年前の事実・・・」
リカルド:「・・・嘘・・・だろ?」それが事実だと 理性は理解しているのだが、感情が否定している
ジョナサン:「…これが…!! これが『15年前』の始まりだというのか!!」
微:「マリキュレイター……その瞬間……」
杏音:「………」ぷいっと…薄目を開けてたらしい(マテ)
怜:「……マリキュレイター、『第7艦隊』誕生……」
微:「この禍々しさ。誕生、というようなものでは……ありませんね……」>怜さん
怜:「……わからない……何のためなのか……」微の声が聞こえたのか聞こえなかったのかは謎。
和輝:「15年前の・・・・・事実なのですか・・・・。」
GM:これらの資料は・・・おそらくはあまりにも危険であったがために、アメリカ国防総省が封印したのであろう。それが・・・ブライテンシャドウによりあばかれ、そして今、一同の目の前にある・・・。
杏音:「………みるんじゃ…なかった…」ぼそり…(涙)
志信:「で〜。どうするんだ、これ(データ)?」
ジョナサン:そうだ、一応聞きますが…闇導響矢氏からなにか情報は来るのでしょうか?
GM:響矢からの連絡は・・・まだないようだ。そんなに急に話がつくような問題でもないしね。>ジョニー
微:「私が……隠します……知らない振りをしていただければ幸いです」<データ>御門さん&皆さん
志信:「だめです。と、いいたいです」>神代
微:「……お願い、します」 決意の表情で >御門さん
明雷:「隠すくらいなら・・・消して欲しい・・・そんな物のせいで・・・」ぼそ
リカルド:「・・・この段階で、見せたらまずい・・・と俺は思う」
ジョナサン:「…人の命どころか…存在そのものが消去されるような超機密事項だ…」
志信:「確かに。で、これを放置して、果たしていいかどうか」
明雷:「命より・・・ディスク一枚が大事・・・なの?」>ジョニーさん
ジョナサン:「…このディスク一枚で…何人もの人間が死ぬだろう…その用途、目的に関わらず…。これはもうただのディスクじゃない…『凶器』なんだよ…」>明雷
和輝:「・・・・・・・僕も、なくしてしまったほうがいいと思います・・・・・。」
リカルド:「今の段階ではまずい・・・映像だけで この映像が本物だとしても・・・調べないと こうなった原因を」
微:「放置は……しません。でも、まだ、何かあるような……そんな気がしています。責任は私が取ります」>御門さん
和輝:「・・・・・・原因の解明のほうが先ですか・・・・・・。」
怜:「御門」フロッピーとDVD抜いて「これは、お前さんの判断に任せる。御門家のエージェントとしてのね」手渡す。
志信:「いいのか?俺は提出する気でいるぞ、このまま…これがそらの存在抹消に直結していたとしても、だが…」
微:「御門さん、お願いします。そのDVDは……私があずかってよいとおっしゃったではありませんか?当分は、月衣の中に眠らせておきますから……」
明雷:「ならば・・・今僕が壊す。ディスクを渡して。」
微:「まだ……まだ壊せません……壊すとしても、少し待ってください……」>明雷さん
明雷:「待って・・・また誰かが狙われても?」>微さん
杏音:むっくり「なんで…どうして…そんなの…壊しちゃえばいいのに…なんで…なんで残そうとするの!?」えぐえぐ>微さん
リカルド:しばし考えた後「・・・壊したいなら別にいいぜ? それでお前らの気がすむんだったらな」と呟きましょう
明雷:「気が済む。だけの話じゃないんだけどね。 『抹消した』という情報でも流れないと響さんはまだ狙われるよ。」
ジョナサン:「今ここで壊しても、被害の規模が減るだけで、根本的には何も変わりはしないよ…無情だけどね…」
怜:「もう、始まっちまっているんだ……ここで壊しても隠しても……どこかで連鎖する……」
リカルド:「そーいうこと」ついでにちらりと怜の顔を見る<連鎖
ジョナサン:「怜の言うとおりだ…。続いていくだろう…」>連鎖
杏音:小声「…壊しても…壊さなくても…危なくって…うぅ…わかんないわかんないよぉ…」えぐえぐ
微:「……このDVDは、今のところ、『糸』なんです……まだ、この糸は、切れません」>明雷さん&杏音さん
和輝:「・・・・・人が亡くなるようなら・・・そのときは全力で対処します・・・・。」
微:「私が持っている、と言う事を知る人がいれば狙われるかもしれませんが……誰も、こんなDVDのことは知らないのではありませんか?」
志信:奪い取るなら今のうちだな
微:なら、奪います!(すみません・汗)>御門さん
志信:「まあ、エミュレイターが襲撃、戦闘中に奪取され、機密保持のために範囲魔法で敵ごと破壊、とか考えてたんですけどねぇ・・・・・・いかんせん、報告できることがない・・・」
明雷:「・・・ほのかおねえちゃんがそこまで言うのなら・・・でも、1つだけ・・・僕にも手伝わせて。 こんなことは二度と僕の目の前では起こしたくないから。」>微さん
和輝:「・・・・・・・・・・僕にも手伝わせてください。それを所有するなら・・・・・・」>微さん
微:「……私の護衛、と言うのでしたらかまいませんけど……DVDなんて、なかった事になるんですよ?」無理に笑顔を作って
和輝:「別にそれでもいいですけどね・・・・・また・・・・・人を失いたくはないんですよ・・・・・。」
微:「それは、私も同じです……」>犬神さん
杏音:「…ぐすっぐすっ……杏音も…もう…大切なひと…奪われたくないから…ぐすっ…」
明雷:「杏音ちゃん・・・・・僕が守るよ・・・みんなを」手を握って(爆)>杏音さん
杏音:「ぐすっ…うん…杏音も手伝うよ……絶対…こんどこそ…護るんだから…えぐっ」(笑)>明雷さん&微さん
微:「(頷き)私は……無力ですから。その時は、お願いします」
和輝:手を出して「僕も、その時は護衛を勤めさせていただきます。」握手します。
微:「よろしくお願いします」握手して>犬神さん
杏音:「ぐすっ……うん♪杏音に…おまかせ☆」(にっこり)>微さん
微:「杏音さんも、よろしくお願いしますね」
明雷:「明家八神掌当代として。 ほのかおねえちゃん。杏音ちゃん。僕が二人の盾になります」
杏音:「えへへ♪うん。ヨロシクね…ほのおねーちゃん。明雷くん」ぶぃ(笑)
微:「明雷さんも、無理しない程度にお願いします」 表現が微妙に違う(笑)
明雷:「よろしく(にっこり)」どう違うのか(笑)>微さん
和輝:「僕も入るけど二人ともよろしくお願いします。」>明雷さん&杏音さ
志信:とりあえず、マスターDVDは破壊。データーは分割して所持ってのは?
微:今は破壊したくないんですよね……(苦笑)
明雷:DVDは偉いさんの目の前で破壊するのが良いような。
志信:俺が無事ではすまんやろ、それ
怜:それは確実に止められると思った方がいい(−−;
リカルド:とめられますね 絶対に
杏音:止められるでしょうねぇ
明雷:ならば明雷に持たせて雷竜でデータだけ破壊して提出とか。
怜:それはもっと不味い(汗)
リカルド:どちらにせよ志信がやばいでしょ、それは。データ壊すような子供に持たせていたという判断力不足が絶対問われる
微:というか、明雷さんを雇っていた微が責任取らされますが(笑)
明雷:うぐ、それは(汗)

そうこうするうちに、VESPは鶴岡八幡宮に到着していた。

VESP:「・・・鶴岡八幡宮、御門家出張所に到着です。おそらく先方が待ちくたびれていることが予想されますが」
リカルド:「OK なら、微お嬢さん 月衣の中にしまっちゃってくださいな で、降りようぜ 皆」>ALL
微:ではリカルドさんに頷いて、DVDしまいます。
志信:「で、DVDの事は…俺が戦闘中に、機密保持のために破壊したとでも報告しておこうか?」
微:「お願いします……」>御門さん
明雷:「それを信じて貰えるのなら」>機密保持のため破壊
怜:「ピグマリオンと一緒に爆破してしまいました、それでいいだろ?」
ジョナサン:「…間違いなく疑われるが…それがベターかもな…。もっとも、疑り深い狸どもはそんなのは関係ないだろうがな(苦笑)」
微:「(苦笑)ええ……しばらくは、尾行ぐらいは覚悟したほうがいいかもしれませんね」
ジョナサン:「そうだな…。(ここから小声)…知ることの代償か…」>微
微:@小声「……本来、マリキュレイターですら、極秘なのですから……」>ジョナサンさん
和輝:「必要になったときは呼んでください・・・。その時は護衛として・・・。」<微さん
怜:「(隠されてたファイルはおやっさんには見せるべきだな……尽も大丈夫だろう)」
微:「(まだ……まだ、この糸は切れない。この映像の事を知っている、B・Sに繋がる、この糸は……!)」
響:BS・・・ベールゼファーか・・・(苦笑)
志信:何でよ。それじゃあ澪をわざわざスパイさせる意味ないやん
リカルド:スペルがちがいますがな
微:そう、BS=ベールゼファーって、繋がらないんですよ。だから謎。>御門さん
怜:一応、志信と微には「MonAmiの常田さんにはこれ(DVDの隠されてたファイル)を見せたいけど、良いか?」ってことの許可の確認します。
志信:「おやっさんなら大丈夫でしょう。むしろ知ってもらったほうが心強い。気休め程度だけど」
微:@小声「私は、かまいません。……後日MonAmiをお尋ねします。ただし、私は条件もあります……それは後日に」
怜:「……感謝」>志信、微
リカルド:「おーい 決まったらさっさと行こうぜ〜 きっと待ってるだろーからな〜」保護用の布を杖に巻きなおす

一同が報告を済ませた後、御門家のエージェントによって、
響が得てきた情報は全てが回収された・・・ただひとつ、B.SのDVDを除いて。
響だけは澪の件もあり、なお数日の間事情徴収を受けなければならなかったが、
それ以外の面々は横須賀へ戻り、所定の報酬をそれぞれの依頼主から受け取る事になる。
そして、微と怜は後日、MonAmiで顔をあわせることになる…。

響:とりあえず、隠れ家から、自宅へ戻ろう・・・
微:微は報酬神社に返します……まず、修行のし直しですね……無力さを痛感したはずなので(苦笑)
杏音:杏音も魔法の修行でしょうねぇ〜…近場で支援系の先生をさがそう(ニヤソ)
リカルド:あ、リカルド報酬いりません 完璧に護りきれなかったので…じゃなかったら 報酬は澪の身体作るための費用にあてたいと思います
志信:おれの任務の過酷さが増すような気がして怖いです…漠然とした明日に対する不安と恐怖に狩られたりする志信でした
GM:御門家としては・・・マリキュレイター対策に追われる事になるのかな(笑)
志信:志信はその筆頭、いや使い捨てゴマかΣ( ̄□ ̄;)
明雷:明雷は煌春鹿に色々と報告しに香港へ行こうかと。あ〜、鬼神買い直さないと(笑)また説教受けそうだけど(爆)
リカルド:ああ、鬼神についてお説教数時間ね(笑)
明雷:正座で?(笑)
リカルド:いいや、抱きしめながらの方が効果ありそうなので 抱きしめながら(笑)
明雷:げふっ(吐血)
リカルド:できなかったことはできなかったこと 1日かけて反省した後、自分の出来ることを探して動き始めます(尚、現時点ではリカルドは一人で調べようとしとります 無謀だね・笑)
志信:響の二の舞になるまえにHELPはだしてくださいね
リカルド:とりあえず この後 リカルドがやることをばまず、オカジマの伸一のほうに電話して人造人間のボディを発注 皆と別れてから 臥龍学園のほうに電話して・・・今後のことについてちょっと話し合いたいことがあるので、できれば代表者とお会いして色々と話しを伺いたいと申し込みましょう

リカルドがまずはじめたのは…オカジマ技研社長・岡島伸一へのコネクションを利用し、
澪の新しいボディを作製するための手配であった。
幸い、澪の人格チップは「Iris」に準拠したものであり、箒に実装することも可能であるという。

響:なるほど・・・(苦笑)
ジョナサン:やっぱり(笑)
志信:いつでも一緒だね>響

そして、リカルドと臥龍学園との件は…また別の話になる。

リカルド:「はい・・・すみませんが よろしくお願いします ・・・はい、失礼します」皆が居ないところで電話して ぷちっとレイフォン切ったシーン
ジョナサン:「(…この星で…何が始まって…何が続いているんだろう…)」
怜:「……(第7艦隊、マリキュレイター、そら……多すぎるな……)」空を見上げて
微:「(……一条家がエミュレイターと結んでいる事ははっきりした……まだ、終わりじゃ、ない……少なくとも、この事は)」
杏音:「(…もう…だれも哀しませない…もっともっと…強くならなきゃ…)」ぐっと拳を握りしめ(笑)
明雷:「(ほっとくわけには行かない・・・ねえ? 師匠?)」微さんを見て
和輝:「(なにかを犠牲にして手にいれる平和なんかいらない・・・・誰かを守れるように強くならなくちゃいけないな・・・。)」
志信:「そらよ空よ、大地の殻よ・・・・・(たばこすいながらぶつぶつ)」
和輝:「そこで・・・・・、タバコを吸いますか・・・(くす)」>志信さん
志信:「精神安定剤と魔力強化剤の代わりみたいなものだからな」<タバコ>犬神
怜:(小声で)「……まだまだ、帰れねえな……」空を見上げたままポツリと

そして…その頃。一同が澪と死闘を繰り広げた空域の真下で。
ひとつの影が、葉山の山中…地面に落ちた赤いクリスタルの傍に佇んでいた。

「斎の莫迦がしくじらなければ、もう少し楽に済ませられたのだがな…まあ、良いか」

男は、そのクリスタルを拾い上げる…黄金色の仮面に覆われたその表情は、口許以外は窺い知れず。
そして、その口許は苦笑に歪んでいた。

「……M−0010…貴様からの情報、確かに受け取ったぞ…」

男は、その場から姿を消した。
それは…新たなる、より厳しき運命への前兆であろうか…?

…戦いは、なおも続くッ!!


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