武藤自動兵
 全般的にこちらを参照。今回登場したのは、改良武藤戦闘兵(白兵型/狙撃型)、新型の武藤戦闘兵(汎用型L2)、更にこれらを束ねる武甕槌(武藤強襲兵)、そして恐らくはルーラーの迦具土(特・武藤強襲兵)から構成された一大戦闘集団であり、本来の武藤自動兵の運用のあり方といっていい。
 おそらく新型箒「ブルームナイト」のデータ入手もしくは奪取を目的に、黒羽インダストリアル「バタフライワークス」の開発施設を襲撃。駆け付けて来た本編PC達と交戦する事になる。

歪みし戦闘兵
レベル 25 属性 サイズ
形状/知能 ロボット/機械的 出現数 特殊 知名度 30
HP 280(−) MP 50 敏捷度/
移動
23/4(飛)
命中 40 回避 30 攻撃 100 防御 25
魔導 25 抗魔 30 行動 35 魔石 R1(3)
《特殊装備/基本》
 武藤自動兵の共通装備。冒頭を参照。
《変形システム》
 SDM(P94)掲載。「箒型⇔人型」に限定され、その扱いは《特殊装備/基本》に準じる。
《幻想舞踏》《ニゲレイター》《ディフレクション》《ワイド・スイング》
《イレイズ1》《ヒップホップ》《ストライダー》《聖印》

《侵食(冥魔)》《苦痛なき者(冥魔)》
 武藤戦闘兵強化型(コードネーム:コトムケ)が、エビルパラサイト(タイニー)に融合されて冥魔となった姿。
 かつての指揮系統は、既に受け付けていない。

Evo.シャンブルマウンド
レベル 14 属性 サイズ
形状/知能 不定/なし 出現数 知名度 28
HP 300(−) MP 110 敏捷度/
移動
8/2(陸)
命中 33 回避 21 攻撃 75 防御 50
魔導 23 抗魔 35 行動 23 魔石 R1(3)
《Ev.:変幻自在》
 ラウンド開始時に対抗タイミングで指定できる。いずれかの戦闘能力値を+9できる。
 この効果はラウンド中変更できず、そのままラウンド終了まで持続する。
《丸呑み》
 攻撃の際、ダメージを与える代わりに対象を内部に取り込む。取り込まれた対象は「転倒」状態と同様に扱われ、1ラウンドごとにHPを(2d6+9)失う。これはジャッジとして扱う上、《侵食(冥魔)》を適用できる。
 この時、魔導具(または魔器・遺産)でない武器・防具を所持していた場合は即座に失われてしまう。この状態からの脱出には、このクリーチャーを戦闘不能とするか、飲み込まれた者が自分の戦闘行動を消費して筋力ジャッジで18以上(修正に注意)を出さなければならない。
《メガ=エヴォリューション》
 倒されても、ただちにその場でHPとMPを10回復する。一度だけ有効。
《範囲攻撃2》《侵食(冥魔)》《苦痛なき者(冥魔)》《移動阻害》
《無意識》《不定形》《無視聴覚》《再生/HP》
 人間を丸呑みできる程に巨大な、スライムの冥魔…のちょっとだけ強いバージョン。エビルパラサイト(タイニー)を標準搭載している。
 本来はもっと強い冥魔だったはずだが、どうやらゲートの中から出てくるところを、翔真にそのゲートごと真っ二つにされたショックで、構造が不安定化したらしい(笑)

グリーンティー隊員
 データはロンギヌス隊員(L10天/火)と同じ。ただし、以下の点で異なる。
《専用装備》
 色はすべて緑。
《幻想舞踏》《シュアショット》
 《幻想舞踏》は1回のみ、《シュアショット》は3回のみ使用できる。
《箒》
 テンペストを装備。飛行中は回避−1、行動−2、「敏捷度/移動」は「26/3」となる。
 言わずとしれた赤羽くれは直属部隊のウィザードたち。もちろんエミュレイターではないが、処理の都合上クリーチャーデータとしての扱いになっている。
 データとしてはロンギヌス隊員と同じである。ブルームフェスタのシーン中、その場にいないサクラ・いぶきの各PLが担当。それぞれ「ロンギヌス=リュウガ」「ロンギヌス=ゲッカ」と名乗った。

マリオネット田坂
レベル 20 属性 天/虚 サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 知名度 24
HP 230(46) MP 200 敏捷度/
移動
5/2(飛)
命中 35 回避 38 攻撃 70 防御 41
魔導 51 抗魔 53 行動 48 魔石 R1(7)
《操り人形》
 このクリーチャーは常に、「身代わりくん」を複数体従えている。また通常タイミングの使用もしくはラウンド終了毎に「身代わりくん」を1d6体召喚できる。
《傀儡糸+》
 このクリーチャーの視界内にいるキャラクター1体を指定する。対象は難易度32の精神力ジャッジを行う事。
 これに失敗した場合、そのキャラクターの次の行動はGMに決定される。その後、キャラクターは行動1回毎に精神力ジャッジを試す事が出来る。
《魔法》
 天/虚属性、L6までの魔法を扱う事が出来る。ただし、消費カウントは現在戦場にいる「身代わりくん」1体につき−1できる。
《Ev.:冥醒めの刻》
 HPが重傷値以下になった場合、ただちにHP200とMP100を回復し、各戦闘能力値にエヴォリューション=コア(冥魔)の修正を加える(各+10/攻撃力のみ+20)。
 なおかつ
《侵食(冥魔)》《苦痛なき者(冥魔)》を獲得する。この状態を『ハイパー・マリオネット田坂』と認定呼称する。
《霧散》《ぐるくる》《ヒップホップ》《偽りの記憶》《コンビネーション》《指令5》
 自称・オクタヘドロンの魔道具セールスマン。人々の心の隙につけこみ、それを満たす魔道具を与える事でその者を堕落させていく侵魔で、かつてアンゼロット城にて「赤羽くれはが多すぎる」事件を起こした張本人。
 その際確かに倒された(ちなみにNWOSでは、当時ロンギヌスで修行していたサクラによって倒された…と言う設定)はずなのだが、残されていた「身代わりくん」のひとつを媒介に、セオキルスの手でエヴォリューションコアを埋め込まれ蘇生、その手先となっていた。

身代わりくん
レベル 10 属性 サイズ 1(モブ)
形状/知能 人型/機械的 出現数 どんどん増える 知名度 16
HP 150(−) MP 50 敏捷度/
移動
5/3(陸)
命中 20 回避 19 攻撃 75 防御 28
魔導 14 抗魔 24 行動 25 魔石 R2(1)
《擬態》
 戦闘行動を使用して、同一Sqに存在する指定した対象1名をコピーする。戦闘能力まではコピーできないが、攻撃時にこのクリーチャーを見分けるためには、知覚力ジャッジで20以上を振らなくてはならない。
 失敗した場合、攻撃対象はランダムとなる。
《トラップ設置》
 戦闘行動を使用して、トラップ「ボム」または「マインドボム」をこのキャラクターのいるSqに設置する。
 どちらも絶対命中/攻撃力90(範囲1Sq)で、「ボム」の場合は火属性物理ダメージ、「マインドボム」の場合は冥属性魔法/MPダメージ。
 なお、この爆弾は即座に爆発し(クリーチャーデータに幸運度はない!)、設置したキャラクター自身をも巻き込む。
《自爆A》《擬似餌》
《モブ1》《移動阻害》《痛覚遮断》《隙間攻撃》《重傷状態無効》
 マリオネット田坂が販売している人造人間。指定した対象そっくりの姿を取る事が可能で、かつて「赤羽くれはが多過ぎる」事件において、くれはに擬態した本クリーチャーが大量に出現している。
 なお、当初その多くはロンギヌスポリス(LP)達に擬態していたが、翔真や弓に擬態したものもいた。

クロクロタコラ Mk−2
レベル 12 属性 サイズ
形状/知能 不定/なし 出現数 知名度 28
HP 350(−) MP 90 敏捷度/
移動
5/2(飛)
命中 33 回避 22 攻撃 68 防御 46
魔導 21 抗魔 33 行動 27 魔石 R1(2)
《Ev.:究極の軟体》
 このクリーチャーに与えられる物理/魔法ダメージは1/3(端数切捨)となる。
 ただし、例外もある。以下本文を参照。
《プラーナ欲しがるクロクロタコラ》
 このクリーチャーが攻撃する際、対象の全身を絡め取り、自分のSqへと引き寄せる。
 対象は「転倒」状態と同様に扱われ、このクリーチャーが行動する毎にプラーナを(2d6+12)失う。これはジャッジとして扱い、更にその分このクリーチャーのHPが回復する。
 この状態からの脱出には、このクリーチャーを戦闘不能とするか、絡まれた者が自分の戦闘行動を消費して筋力ジャッジで18以上(修正に注意)を出さなければならない。
《無力なる虜囚》
 このクリーチャーによって戦闘不能になった対象を、捕虜として内部に取り込む。内部は範囲1Sqの月匣ひとつ、ルーラーはこのクリーチャー自身として扱う。捕虜は個別目標として指定できず、そのHPは回復されない限り「重傷値−1」を維持される。
 もし捕虜を内包したままこのクリーチャーのHPが0以下になった場合、余剰ダメージは捕虜に、防御・抗魔点無効にて与えられる(複数いる場合は分配される)。
 なお、内部からこのクリーチャーを攻撃する事も可能である(対象は「床」となる)。その場合、このクリーチャーの防御/抗魔は0として扱われ、更に《究極の軟体》も無効となる。
《コンビネーション》《範囲攻撃3》《長射程攻撃4》《リジェネレイト》《侵食(冥魔)》《苦痛なき者(冥魔)》
《移動阻害》《無意識》《不定形》《擬似餌》《アウトレンジカバー1》《無視聴覚》《再生/HP》
 「ブルームメイデン」で登場した冥魔「クロクロタコラ」のモデルチェンジ型。
 ブルームレイドに参加中のサクラ&いぶきを捕らえるため、セオキルスが用意したもの。

セオキルス
レベル 30 属性 なし サイズ
形状/知能 さまざま/「天才」 出現数 知名度 40(30)
HP 900(−) MP 250 敏捷度/
移動
16/3(飛)
命中 36 回避 37 攻撃 72 防御 54
魔導 62 抗魔 58 行動 38 魔石 S(2)
《Ev.:パーフェクトコピー》
 タイミング「通常」。次にこの能力を使用するまでの間、相手1人の外見・特殊能力・攻撃範囲・魔法をすべてコピーする。戦闘能力値はこのキャラクターのものをベースとして、装備修正は加えずに使用する事。
 同じキャラクター&擬態との混在となった際、見分けるにはアナライズ前に目標値30の幸運度ジャッジを要する。
 ただし、冥魔及びそれに相応・凌駕するもの由来の能力、そしてプラーナは一切コピーできない。
《だが、それも計算済みだ!》
 タイミング「常時」。攻撃の際、または自らが攻撃対象にされた際、自らの魔導力と相手の抗魔力で対抗ジャッジをさせる。
 これに勝利する事で、このキャラクターは無条件に命中値/回避値を+30する事が出来る。
 ただしこの能力を使用すると、そのカウント中の防御力/抗魔力が−30される。
《禁術領域1》
 使徒の特殊能力。まあ、メイオの使いみたいなもんですし(笑)
《侵食(冥魔)》《苦痛なき者(冥魔)》《指令10》《集団統率5》
 メイオルティス四天王の1人で、サクラ&いぶきの宿敵。「パーフェクトコピー」を使って様々な姿に変化する事が出来るが、本来の姿は右目に眼帯を填めた美少年。
 どちらかといえば策を弄する知将タイプであるため、冥魔将としての戦闘能力そのものは少々心許ない他、突発的な事態にも脆い。
 本エピソードではマリオネット田坂を蘇生させ、赤羽くれはに擬態してブルームフェスタを混乱させる一方で、クロクロタコラMk−Uとエビルスポーンズを使って、サクラ&いぶきの身柄拘束を狙う。
 PC達の介入で彼の計画そのものは阻止できたのだが、【そら】がメガ=エヴォリューションする前に決着を付けてしまったため、結果的に(とどめを刺した)アムのデータ及び転倒戦術を学習される事になってしまった。

アルティメットブルーム
レベル 32 属性 サイズ
形状/知能 箒?/機械 出現数 知名度 34
HP 1500(−) MP 150 敏捷度/
移動
16/2(飛)
※移動しない
命中 55 回避 24(+23) 攻撃 本文 防御 45(+12)
魔導 抗魔 45(+12) 行動 43 魔石 S(2)
《融合状態》
 アンゼロット城級箒の中枢部に融合しているため、このキャラクターは移動が出来ない代わりに転倒もしない。
《装備瞬間変更》

 対抗タイミングで、射撃武器と白兵武器を切り替えて攻撃を行う事が出来る。エンジェルシードの能力を解析したもの。武器装備であるため、《シャープイレイズ》の適用が可能。
  
【白兵攻撃】命中−3/攻撃140物・射程0〜1 【射撃攻撃】命中±0/攻撃110物・射程1〜5
《分散回避》
 《霧散》相当。VG−02の能力を解析したもの。
《CRAWバリアシステム》
 対抗タイミング。1戦闘中3回まで、同カウント中に与えられた物理及び魔法ダメージを半減する。
 ファイヤーレオの能力を解析したもの。
《コンバットルーン》
 通常行動で宣言すると、そのシーン中使用者自身を中心に、3Sq以内にいる任意のキャラクターの移動力を半減(切捨)出来る。外部から侵入した場合は、残る移動力が半減して適用される。
 また、この状態で超々対抗タイミングを用いつつ、MP30点をコストとして使用することで、シーン内で発生したクリティカル/ファンブルを任意に打ち消す事が出来る。これは1戦闘中最大3回まで同時に累積可能(ただし、その分のMPを消費の事)。
 ヴァルキューレ08ジークルーネの能力を解析したもの。
《マジカルアブソーバ》
 魔法攻撃を受け回避成功するごとに、攻撃力を+5できる。最大+30まで。
 レイズガンナー「紅霊」の能力を解析したもの。
《流体金属再構成》
 人造人間の特殊能力《クローン1》に準じる。
 ただし、発動後は「アルティメットブルーム(第2形態)」となる。
《自己防衛システム》
 「防衛多脚砲台」を1d3体召喚する。召喚された「防衛多脚砲台」は、そのまま行動する。
《超☆反射衛星砲》
 「防衛多脚砲台」および「防衛多脚要塞」の持つ《反射衛星》の使用回数を使用して行う射撃攻撃。中継点として1つ使用するごとに射撃攻撃の射程を+5し、相手の回避に−18する。
《キングストン弁》
 HPが1以上151以下になった後、通常タイミングで未成アンゼロット級巨大戦艦箒のキングストン弁を開放、ただちに自爆させる事が出来る。
 この能力を使用すると、取り込んでいた試作箒はすべて失われる。
《シャープイレイズ5》《コンビネーション》《痛覚遮断》《無意識》《聖印》《指令6》
 悪夢の鬼才・ミッシェル=ヴァルガの手になる流体金属製試作箒。搭乗者を必要とせず、ヴァルガ自身の思考パターンをコピーした完全自律型オリジナルAI「アルティモーグ」を用いている。
 完成後、工廠世界にあった未成アンゼロット級巨大戦艦箒を襲撃。さすがにそのもののコピーは(質量的問題で)出来ていないものの、管制システムを掌握する事で事実上これを制御しており、数多くの試作箒(「彼」にとっては有用なデータの集合体である)が集まるブルームフェスタ会場へと向かおうとする。
 箒メジャー各社から強奪された試作箒を運用、そのシステムデータをコピーして自己改良を続けた果てに「究極の箒」となる事を行動理念としており、コピーした各箒システムからの恩恵で高い自衛(戦闘)能力を備える。
 弓の奮戦によって、一度は撃退されたが…?

防衛多脚砲台
レベル 24 属性 サイズ
形状/知能 自走砲台/機械 出現数 増加:1d3 知名度 20
HP 150(−) MP 30 敏捷度/
移動
16/4(陸)
命中 53 回避 24 攻撃 115 防御 23
魔導 抗魔 18 行動 35 魔石 R1
《連装魔導砲》
 攻撃力85/魔法ダメージ、射程1〜7の射撃武器。
 武器装備であるため、《シャープイレイズ》の適用が可能。
《反射衛星》
 《連装魔導砲》を使用する時、相手の回避ジャッジを−14する、もしくは射線が通っていなくても対象にする事が出来る。
 対抗タイミングで、1ラウンド1回のみ使用可能。
《バリアシステム》
 対抗タイミング。1戦闘中1回まで、物理/魔法ダメージを半減する。
《取り込まれる》
 通常行動を使用してアルティメットブルームに取り込まれることで、アルティメットブルームのHPを「このキャラクターのHP」だけ回復する。ジャッジは発生しない。

《シャープイレイズ1》《痛覚遮断》《無意識》《聖印》《すり抜け》
 世界魔術協会所属の未成アンゼロット級巨大戦艦箒にて、自動防衛システムを成す多脚砲台。連装魔導砲と、遠隔操縦で限定的に使用可能な反射衛星のワンセットで、床だけでなく壁や天井に貼り付いての機動も可能である。
 本級箒が敵に直接攻撃される可能性を考えて、この種の防衛システムが構築されていたのだが、今回は管制部分からまるごと掌握された事で、防衛システム全体を逆手に取られてしまった形になる。

防衛多脚要塞
レベル 24 属性 サイズ
形状/知能 自走砲台/機械 出現数 (特殊) 知名度 20
HP 750(−) MP 150 敏捷度/
移動
16/3(陸)
命中 53 回避 19 攻撃 120 防御 33
魔導 10 抗魔 28 行動 35 魔石 R1(5)
《合体ユニット》
 このキャラクターは、「防衛多脚砲台」5体が同一Sqにて行動を使用し「合体」を宣言する事で完成する。
 この時、合体に使われた「防衛多脚砲台」をただちに削除し、代わりにこのキャラクターを1体配置する事。

《連装魔導砲》
 攻撃力85/魔法ダメージ、射程1〜7の射撃武器。
 武器装備であるため、《シャープイレイズ》の適用が可能。
《反射衛星》
 《連装魔導砲》を使用する時、相手の回避ジャッジを−14する、もしくは射線が通っていなくても対象にする事が出来る。
 対抗タイミングで、1ラウンド5回まで使用可能。
《バリアシステム》
 対抗タイミング。1戦闘中5回まで、物理/魔法ダメージを半減する。

《シャープイレイズ5》《痛覚遮断》《無意識》《聖印》
 防衛多脚砲台5体が合体した機動防衛拠点。かつての「ロンギヌスG」の技術がアレンジされており、フレキシブルな合体運用が可能になった。
 なお、この状態はアンゼロット城級巨大戦艦箒の移動艦砲として運用する事が出来るよう設計されている。

ヒューグレル
レベル 35 属性 なし サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 知名度 28
HP 800(−) MP 敏捷度/
移動
8/3(飛)
命中 40 回避 30 攻撃 125 防御 48
魔導 56 抗魔 50 行動 45 魔石 X(1)
《Ev.電子干渉》
 このキャラクターのいるシーンにおいて、ピグマリオン系電子機器はこのキャラクターの任意に操られ、または操作できなくなる。
 ただし、《メガ=エヴォリューション》の影響を受けているキャラクターの保有する電子機器は、この限りではない。

《浮遊機雷設置》
 通常行動にて、キャラクターやオブジェクトのいない位置に「テラ・ボンバリアン」を1d6体召喚する。
 召喚されたテラ・ボンバリアンは、そのまま行動する。

《衝撃爆弾》
 射程5、範囲1Sqにて通常の物理攻撃(天属性)を行う。
 この攻撃でダメージが1点でも抜ける(ただし《侵食》の分を除く)と、その相手にバッドステータス「麻痺」を続く18カウントの間(ラウンドの残りカウントが18以下なら、ラウンド終了まで)与える。

《全方位爆破》
 《範囲攻撃3》相当だが、火属性の武器(爆弾)による攻撃として扱う。
 ダメージを受けた相手は、ヒューグレルのいない方向に1Sq押し返される。
《冥魔憑依》
 ヒューグレル自身は冥魔だが、エヴィ=アンの身体に憑依している。HPを理論上の重傷値(160)以下に落とすとエヴィの身体を操れなくなり、全戦闘能力値が16低下する代わりに《霊体》を得る。また、《浮遊機雷設置》は2d6体に増加する。
《侵食(冥魔)》《苦痛なき者(冥魔)》《コンビネーション》《最期の一撃》
 ブルームフェスタ及びブルームレイドにて、爆弾騒ぎを起こしていた元侵魔のはぐれ冥魔。イベント全体の爆破を画策している理由は「面白半分」だが、爆破そのものに対しては独特のこだわりを持っている様子。
 元ネタはNW2ソースブック「ファー・ジ・アース」の付属シナリオに登場した冥魔。そのシナリオでは別の人物の身体を乗っ取っているが、NWOSではエヴィ=アンの身体を乗っ取っている。
 なお、電子干渉能力はNWOSオリジナル。

エンディルス
レベル 36 属性 なし サイズ
形状/知能 人間/人間なみ 出現数 知名度 32
HP 1300(−) MP 200 敏捷度/
移動
28/3(陸)
命中 58 回避 36→56 攻撃 112 防御 53
魔導 70 抗魔 55 行動 58 魔石 S(2)
《Ev.:忍び盗む騎士》
 物理攻撃を命中させた対象のアイテムひとつを盗む。盗む対象は武器・防具・箒・消費アイテムなど何でもよい。
 PCから盗まれたアイテムに関しては、このキャラクターがダメージを受ける事によって落とすため、その落とされた位置で本来の持ち主が通常行動を使用する事で、回収する事が出来る。

《ムーンゲート開放》
 HPを消費する事で、任意の冥魔(Lvは、消費したHPの数。最大20)を召喚できる。召喚された冥魔の数はそれぞれのデータを参照。
 また、召喚された冥魔はただちに行動できる。
《クロスェンド》
 その場で2回攻撃を行う。この時、相手の回避に−17する事が出来る。
《イリュージョンブラスター》
 射程3の射撃。指定された着弾地点のSqにいるすべてのキャラクターが攻撃対象となる。
《エンドレスディメンジョン》
 《Ev.:ムーンゲート開放》で召喚した冥魔(最大5体までの任意数)を消去し、自らの命中値及び攻撃力に+「消去した冥魔のLv合計」する。
 その特質から、自ら冥魔を召喚していない時は使用できない。1シナリオ1回のみ使用可能。
《分身》《潜入》
 忍者の特殊能力。CL18とする。
 《分身》により、対抗タイミングで回避ジャッジに+19され、クリティカル時に絶対回避となるが、ファンブル時は絶対命中となる。
《侵食(冥魔)》《苦痛なき者(冥魔)》《ストライダー》《指令1》《集団統率5》
 冥魔王ディガイディスの配下・三魔将のひとりで「忍び盗む騎士」と呼ばれる男性格の冥魔将。気障でドライな性格だが自らの欲望にはとても忠実で、盗む行為そのものに喜びを見出している愉快犯。
 今回はミッシェル=ヴァルガと接触。「世界最強の箒」を手に入れようと画策しており、アルティメットブルーム作成のために箒メジャー各社から試作箒を盗み出し、なおかつ武藤製薬やヒューグレル、冥刻四天王の画策・活動をも(結果的にではあるが)利用している。戦闘時には銃付きのサーベルを使用し、召喚した冥魔すら糧とする残忍な面も。
 ちなみに、ライフパスは「初めての恋」である。

アルティメットブルーム(Ver2.0)
レベル 32 属性 サイズ
形状/知能 人型/機械 出現数 知名度 34
HP 500(−) MP 150 敏捷度/
移動
16/5(飛)
命中 71 回避 40(+39) 攻撃 本文 防御 40(+28)
魔導 21 抗魔 40(+28) 行動 59 魔石
《装備瞬間変更》
 第1形態と同じ能力だが、攻撃力が変更されている。
  
【白兵攻撃】命中−3/攻撃156物・射程0  【射撃攻撃】命中±0/攻撃126物・射程1〜5
《分散回避》《CRAWバリアシステム》《コンバットルーン》《マジカルアブソーバ》
 第1形態と同じ能力。ただし《マジカルアブソーバ》に関しては、受けなくても使用できるようになった。
《反射衛星》
 射撃攻撃の際に、相手の回避ジャッジを−18する、もしくは射線が通っていなくても対象にする事が出来る。
 対抗タイミングで、1ラウンド5回まで使用可能。
《超ロングレンジライフル》
 命中42、攻撃力282(天・魔、射程5000km)。射撃攻撃だが《反射衛星》は適用できない。
 1シーン(事実上1戦闘)1回のみ使用可能。
《自爆B》《シャープイレイズ5》《コンビネーション》《痛覚遮断》《無意識》《聖印》《指令6》
 再生復活したアルティメットブルームの第2形態。弓との戦闘を通じて強奪された試作箒全てのシステムを習得し、更に獲得した戦闘データを用いているため、第1形態よりも総合戦闘能力が上がっている。
 ただし、前の戦いで取り込んでいた試作箒は全て奪還されており、更に流体金属の総質量も低下したため、相対的に打たれ弱くなった。

Evo.邪術王
レベル 20 属性 なし サイズ
形状/知能 影/高い 出現数 知名度 28
HP ?(−) MP 290 敏捷度/
移動
10/2(飛)
命中 41 回避 39 攻撃 101 防御 53
魔導 92 抗魔 72 行動 39 魔石 R1(5)
《Ev.:大魔法》
 全属性L6までの魔法を使用可能とする。
 その命中値・攻撃力には+21し、魔法レベルを+1する事。
《メガ=エヴォリューション》
 エヴォリューション=コア(タイニー)参照。一度だけ、倒されてもただちにその場でHPとMPを10回復する事が出来る。
《魔貫殺》《ブレス/魔法》《侵食(冥魔)》《苦痛なき者(冥魔)》《魔法ダメージ半減》
 エンディルスの手でエビルパラサイト・タイニーを付与される事によって、各種能力が強化された邪術王。
 最終戦において、他の冥魔達と共に現れた。

冥魔たち
ロストフォーム(L9)
 出現数:8。いずれも魔人の《口から○○を吐く》を使用。
ジャイアントエビル(L10)

 出現数:2
エビルスポーンズ(L15)
 出現数:12
リフレクションクリスタル(L10)
 出現数:4
邪術王(L15)
 出現数:3
デストロイヤー(L20)
 出現数:2
《共通条件:増援》
 彼らの数が(各冥魔単位で)0の状態でイニシアティブを迎えた場合、既定数の増援が出現する。
 敵(アルティメットブルームを除く)を全滅させない限り、この能力は持続する。
 最終戦において、本編PCたちと戦う事になる冥魔たち。すべてエンディルスの眷属である(赤字の冥魔は、エンディルス登場時邪術王Evoと共に、あるいはエンディルスが召喚した増援として出現)。
 ヒューグレルとは直接関係がないようだが、いちおう同じ冥魔相手という事で、同士討ちまではしないようだ。
 戦闘前に提示された特殊条件を達する事が出来なかったブルームレーサー達は、こいつらによって悉く戦闘不能にさせられており、残ったレーサー達は駆け付けたロンギヌス艦隊ともどもこいつらと戦っていたため、ともにエンディルスの登場を阻止する事は出来なかった。

エンディルス=アルティメット
レベル 36 属性 なし サイズ
形状/知能 人間/人間なみ 出現数 知名度 32
HP 1800(−) MP 350 敏捷度/
移動
28/
命中 66 回避 36→56
(受+39)
攻撃 下記 防御 53
(受+28)
魔導 70 抗魔 55
(受+28)
行動 58 魔石 S(2)
※赤文字はアルティメットブルームを入手したため習得・強化された能力。
《Ev.:忍び盗む騎士》

 物理攻撃を命中させた対象のアイテムひとつを盗む。盗む対象は武器・防具・箒・消費アイテムなど何でもよい。
 PCから盗まれたアイテムに関しては、このキャラクターがダメージを受ける事によって落とすため、その落とされた位置で本来の持ち主が通常行動を使用する事で、回収する事が出来る。

《ムーンゲート開放》
 HPを消費する事で、任意の冥魔(Lvは、消費したHPの数。最大20)を召喚できる。召喚された冥魔の数はそれぞれのデータを参照。
 また、召喚された冥魔はただちに行動できる。
《クロスェンド》
 その場で攻撃156(物)の格闘攻撃を2回行う。この時、相手の回避に−20する事が出来る。
《イリュージョンブラスター》
 攻撃126(物)/射程1〜5の射撃攻撃。指定された着弾地点のSqにいるすべてのキャラクターが攻撃対象となる。
《エンドレスディメンジョン》
 《Ev.:ムーンゲート開放》で召喚した冥魔(最大5体までの任意数)を消去し、自らの命中値及び攻撃力に+「消去した冥魔のLv合計」する。
 その特質から、自ら冥魔を召喚していない時は使用できない。1シナリオ1回のみ使用可能。
《分身》《潜入》
 忍者の特殊能力。CL18とする。
 《分身》により、対抗タイミングで回避ジャッジに+19され、クリティカル時に絶対回避となるが、ファンブル時は絶対命中となる。

《CRAWバリアシステム》
 対抗タイミング。1戦闘中3回まで、同カウント中に与えられた物理及び魔法ダメージを半減する。
《コンバットルーン》
 通常行動で宣言すると、そのシーン中使用者自身を中心に、3Sq以内にいる任意のキャラクターの移動力を半減(切捨)出来る。外部から侵入した場合は、残る移動力が半減して適用される。
 また、この状態で超々対抗タイミングを用いつつ、MP30点をコストとして使用することで、シーン内で発生したクリティカル/ファンブルを任意に打ち消す事が出来る。これは1戦闘中最大3回まで同時に累積可能(ただし、その分のMPを消費の事)。
《マジカルアブソーバ》
 魔法攻撃を受け回避成功するごとに、攻撃力を+5できる。最大+30まで。
《反射衛星》
 射撃攻撃の際に、相手の回避ジャッジを−18する、もしくは射線が通っていなくても対象にする事が出来る。
 対抗タイミングで、1ラウンド5回まで使用可能。
《超ロングレンジライフル》
 命中42、攻撃力282(天・魔、射程5000km)。射撃攻撃だが《反射衛星》は適用できない。
 1シーン(事実上1戦闘)1回のみ使用可能。
《スケープゴート》
 このキャラクターのHPが0以下になった場合、身代わりにアルティメットブルームを破壊する事でシーンから逃亡できる。エヴォリューションコアの消耗はしない。
《侵食(冥魔)》《苦痛なき者(冥魔)》《ストライダー》《指令7》《霧散》《集団統率5》
 冥魔将エンディルスとアルティメットブルームが合体した姿。劇中には登場していない。
 ちなみに、このパワーアップによってディガイディスを倒し冥魔王となるのが、エンディルスの真の目的だったようである。

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